JPH05322845A - ゲル充填キャピラリーカラムの調製方法 - Google Patents

ゲル充填キャピラリーカラムの調製方法

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JPH05322845A
JPH05322845A JP3279963A JP27996391A JPH05322845A JP H05322845 A JPH05322845 A JP H05322845A JP 3279963 A JP3279963 A JP 3279963A JP 27996391 A JP27996391 A JP 27996391A JP H05322845 A JPH05322845 A JP H05322845A
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capillary
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tube
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モノマー、架橋剤、及び触媒で予備充填した
キャピラリー管の中へ、荷電した重合開始剤を電気泳動
的に引き入れる。重合開始剤をキャピラリーの一端から
他端へとゆっくりと移動させて、その前面部分で重合を
起こさせる。 【効果】 重合反応に固有の収縮が、移動する開始剤前
面部分前方の液体流動によって補償され、そして従来法
では発生したゲルの不連続が避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲル電気泳動、特にキャ
ピラリー電気泳動用のゲル充填キャピラリーの使用に関
する。
【0002】
【従来の技術】生物学的混合物用の分析技法における最
も重要な最近の発展の一つにキャピラリー電気泳動の技
法がある。キャピラリーは、便利なオンライン分光検出
器を付随して非常に少量の試料を分析することに用いら
れ、且つ高電圧の使用を許容して比較的高速で分離する
ことが可能であるので、小さなペプチド、タンパク質、
及び核酸のような種の分離において明確な利点を提供す
る。
【0003】キャピラリーにおける分離媒体としてゲル
を使用することは、キャピラリー電気泳動の利点と、ゲ
ル電気泳動の周知の性能とを足し合わせることになる。
しかしながら、キャピラリーはその特異な形状のため、
特にキャピラリーのゲル調製において問題を提起する。
やっかいな因子の一つは、キャピラリー全体に均一なゲ
ルのコンシステンシー及び濃度を得ることが困難である
ということである。これらは成分の分離及び再現性を達
成する上で重要であり、それゆえ特に非常に小さな内径
のキャピラリーを用いる技法の最適使用を達成する上で
重要事項である。このことは、キャピラリーにおいてゲ
ルを用いて達成することが困難である。なぜなら、重合
反応固有の結果であるゲルの収縮がゲル中に間隙、特に
一般に顕微鏡的寸法の気泡様空間、を引き起こすからで
あり、このことがゲルの均一性を破壊する。このような
不連続が、電気泳動中に印加した電場勾配の破壊及び電
流低下につながり、続いて分離の効率、信頼性、及び再
現性を低下させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めにいくつかの技法が提唱されてきたが、それらは一般
にキャピラリー、ゲル調製、または電気泳動に関連して
用いられることのない材料、設備、または手順を必要と
し、様々な結果を生じている。本発明は簡単で、効率的
で、再現性のある、そして信頼性のある方法でこの要求
に対処する。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用、及び効果】ゲル形
成処理において通常発生する不連続を有さないゲル充填
キャピラリーが、電場を用いる方法すなわち電気泳動手
順に類似した方法で、荷電した重合開始剤をキャピラリ
ーの一端に導入し、そして前記開始剤をキャピラリーの
長さ方向に連続的に引いてキャピラリー内部全体に浸透
させることによって調製できることを発見した。キャピ
ラリーは、開始剤を除いたすべてのゲル形成材料の液体
溶液で予備充填しておく。管に入った開始剤は、前面に
よって導かれて、遅い、実質的に定常的な軸方向の線速
度でキャピラリー内部を縦方向に移動する。それゆえ、
キャピラリー内の重合はいずれの特定の点においても前
記前面がその点を通過した時点で始まり、そしてそこを
通過して移動する開始剤に常にさらされながら重合が進
行して完結する。
【0006】本明細書における「前面」という語句は、
開始剤が存在するキャピラリー内部と、開始剤が実質的
に存在しないキャピラリー内部とを分割する界面を意味
する。界面はほとんどの場合において完全にくっきりと
した境界にはならないが、界面の広がりまたは不鮮明さ
は、電気泳動分離における場合と同じ常識で泳動条件を
適当に制御することによって最小限にとどめることがで
きる。一般に界面の位置は、重合が開始剤側で起こりそ
してその反対側では起こらないという事実によって決め
られる。
【0007】重合反応の結果として起こるゲル材料の収
縮は、移動している開始剤前面の直後に位置した領域に
完全に限定されないならば、まだ重合していない液体を
一方向的に後方へ実質的に引き込み、そしてゲル含有領
域における応力を、並びにこのように形成したゲル中に
不規則または不連続部分が生じる傾向を効果的に除外す
る。本手順は、キャピラリー内のゲル形成材料が実質的
に電気浸透的な流動を起こさない条件下で行われる。さ
らに、好ましい実施態様では、ゲル形成混合物中の成分
の一種であって開始剤と反対の電荷を持つ成分が、開始
剤導入期間中対イオンとして働き、そして重合進行期間
中にキャピラリー内全体の前記成分濃度を維持する手段
として、他端からキャピラリーに入ってくる。
【0008】本発明のさらなる特徴、特色、及び態様は
以降の記述により明らかになるであろう。
【0009】各種のゲルがゲル電気泳動に用いられてお
り、そして本発明において適用可能である。ゲルの選択
は本発明にとって重要ではない。しかしながら、最も有
利なゲルは、タンパク質及び核酸のような荷電高分子並
びに小さなペプチドの寸法分別への適用可能性が周知で
あるという観点から、ポリアクリルアミドゲルである。
アガロースのような他のゲル材料とポリアクリルアミド
ゲルとの混合物もまた有利である。
【0010】ゲル形成材料は一般に架橋剤を含有する。
各種架橋剤が周知であり、そして本発明において使用す
るのに適している。アクリルアミド重合において使用可
能な架橋剤の例として、N,N′−メチレンビスアクリ
ルアミド、N,N′−(1,2−ジヒドロキシエチレ
ン)ビスアクリルアミド、N,N′−ジアリルタルタル
ジアミド、N,N′−シスタミンビスアクリルアミド、
及びN−アクリロイル−トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタンが挙げられる。好ましい架橋剤はN,N′−
メチレンビスアクリルアミドである。
【0011】ゲルモノマー及び架橋剤の濃度は重要では
なく、そしてかなり変化させることができる。いずれの
特定の場合においても適当なまたは最適な選択は、キャ
ピラリーの寸法及び分離が行われるべき条件と同様に、
完成したゲルによって分離されるべき混合物の組成にも
依存する。たいていの場合、ゲル形成モノマー及び架橋
剤の合計濃度が約0.05〜約20重量%、好ましく約
2〜約8重量%の範囲にあるゲル形成材料の水溶液を使
用すると最良の結果が得られる。同様に、ゲル形成モノ
マー及び架橋剤混合物に対する架橋剤の比率は、通常は
約0.5〜約20重量%、好ましくは約2〜約6重量%
の範囲にある。モノマー及び架橋剤の合計濃度は、文献
において通常「T」と示される変数であり、一方全体に
対する架橋剤の比率は「C」と示される変数である。
【0012】一般に重合は重合触媒の存在において行わ
れ、ポリアクリルアミド形成の場合には塩基性触媒の存
在において行われる。実際に使用される塩基種は重要で
はなく、重合触媒として周知である各種塩基のいずれで
も使用できる。ポリアクリルアミド用塩基の主な例とし
て、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン、β−ジメチルアミノプロピオニトリル、及びトリエ
タノールアミンのようなアミン塩基が挙げられる。これ
らの中でも好ましい塩基は、N,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミン(〔TEMED〕または〔T
MEDA〕)及びトリエタノールアミンである。塩基の
量もまた変化させることが可能であるが、通常は、塩基
は一般に約0.01M〜約1M、好ましくは約0.03
M〜約0.3Mの範囲の濃度で使用される。
【0013】電場の影響で移動することによりキャピラ
リー内へ導入される重合開始剤は、重合反応を開始する
いずれかの荷電種である。開始剤の化学的性質または機
構はどちらも重要ではない。しかしながら、たいていの
場合開始剤はラジカル開始剤である。好ましいラジカル
開始剤はペルオキシド、ペルスルフェート、及びアゾ化
合物である。例として、ベンゾイルペルオキシド、te
rt−ブチルペルオキシド、tert−ブチルヒドロペ
ルオキシド、tert−ブチルペルベンゾエート、クミ
ルペルオキシド、アセチルペルオキシド、ラウロイルペ
ルオキシド、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、
フェニル−アゾ−トリフェニルメタン、並びに過硫酸カ
リウム及び過硫酸アンモニウムのようなペルスルフェー
トが挙げられる。これらの中で特に水系において好まし
いものはペルスルフェート、とりわけ過硫酸アンモニウ
ムである。
【0014】本発明に従って、開始剤は電場の印加前に
はキャピラリー管内のゲル形成材料の成分から除外し、
そして代わりに貯蔵溜内の溶液中に開始剤を保持してお
く。キャピラリーの一開放端及び電極を前記貯蔵溜内に
浸す。対電極及びキャピラリーの他端を第二貯蔵溜内に
浸す。第一貯蔵溜内の開始剤濃度は重要ではなく、そし
て幅広く変化させることができる。とりわけ開始剤がペ
ルスルフェートイオンである通常の用途では、約0.0
3M〜約2.0M、好ましくは約0.1M〜約1.0M
の範囲の濃度において最良の結果が得られる。
【0015】ペルスルフェートイオンのような負に荷電
した開始剤を陰極容器に入れる。従って正に荷電した対
イオンは、反対方向への泳動のために陽極容器に入れ
る。対イオンの性質及び素性は本発明にとって重要では
ないが、好ましい実験態様において対イオンは、キャピ
ラリーを占有するゲル形成溶液中に触媒として含まれる
ものと同じ塩基である。このように、キャピラリー内の
塩基が電場の影響下で開始剤とは反対方向に泳動する
と、消耗する塩基が陽極容器から絶えず導入される塩基
によって置き換えられる。陽極容器内の塩基濃度は、一
般にキャピラリー内に初期に入れておく塩基濃度よりも
高い濃度であるが、実際の濃度は重要ではなく、そして
幅広く変化させることができる。好ましい実施態様にお
いては、陽極容器内の塩基濃度は約0.1M〜約10
M、好ましくは、約0.3M〜約3Mの範囲にある。
【0016】上述のように、ゲル形成手順は、実質的に
電気浸透的流動または駆動力がまったく起こらない条件
下で行われる。このように、キャピラリー自体またはそ
の内部を占有する液体種のどちらかは、動電学的電位が
ほとんどまたは全く存在しないように選択または処理さ
れる。このことは当業者には周知の方法で達成される。
これらの方法は一般に二つの基本的方法の一つに従うも
のである。第一の方法は、中性材料をキャピラリーの内
側表面に化学結合させて表面電荷及び吸着部位を除外す
る方法である。第二の方法は、緩衝液pH及びイオン強
度を調整して動電学的効果を低減または除外する方法で
ある。
【0017】本発明に対しては第一の方法が好ましい。
各種の中性材料及び方法を使用して、このような材料を
キャピラリー表面に結合させることが可能である。シリ
カを含有する表面に対しては、例としてグリコール含有
材料の結合、メチルセルロース及び非架橋ポリアクリル
アミドのような線状ポリマーの有機シラン剤を介した結
合、ポリ(ビニルピロリジノン)コーティングの適用
(任意に有機シラン剤をも介する)、及びポリエチレン
グリコールの使用が挙げられる。これらコーティング技
法の多くは文献に記載されており、そして当業者には周
知である。
【0018】キャピラリー自体の化学組成及び構造は重
要ではなく、そして幅広く変化させることができる。好
ましいキャピラリーは、ガラス、溶融シリカ、及び石英
のようなシリカ含有材料のキャピラリーである。溶融シ
リカは、その幅広い利便性及び立証された性能により特
に便利である。
【0019】キャピラリーの寸法もまた幅広く変化させ
ることができる。たいていの場合、キャピラリーの内径
は約5ミクロン〜約250ミクロン、好ましくは約20
ミクロン〜約100ミクロンの範囲である。同様に、キ
ャピラリーの長さは通常は約5cm〜約500cm、好まし
くは約10cm〜約100cmの範囲である。
【0020】従来の技法によってキャピラリーをさしわ
たして電場を印加する。本方法は、電気泳動分離法自体
に用いられているような技法に特によく適合している。
本法は一般に、貯蔵溜内に保持された溶液中にキャピラ
リーの二つの末端を浸すこと、さらに各貯蔵溜が二つの
電極の一つを含有すること、を含む。次いで通常の電源
から電極間に電位を印加する。この配置の例を図1に示
す。図1は、別々の電極貯蔵溜14,15に浸された二
つの開放端12,13を有するキャピラリー管11、及
び前記貯蔵溜に浸された電極16,17を示す。電力は
電源18によって供給される。典型的な例として、陰極
貯蔵溜14はペルスルフェートイオンを含有し、そして
陽極貯蔵溜15はトリエタノールアンモニウムイオンを
含有し、一方電位を印加する前のキャピラリーはアクリ
ルアミド、N,N′−メチレンビスアクリルアミド、及
びトリエタノールアミン塩酸塩の混合物で充填されてい
る。
【0021】電位の大きさは重要ではない。第一に考慮
すべきことは、電流によってキャピラリー内に過剰のジ
ュール熱が発生することを避けることである。ジュール
熱による加熱はキャピラリー壁を通して冷却することに
よって低減することができるが、たいていの場合キャピ
ラリーの外表面を液体冷媒に接触させることは実用的で
はない。従って、ジュール熱による加熱は一般に電圧を
制限することによって制御される。たいていの場合、電
位はキャピラリー長1cm当たり約0.5V〜約20V、
好ましくは約1.0V〜約10Vの範囲内である。
【0022】開始剤濃度ができるだけ鋭く増加する前面
の維持を促進するように、電位は、キャピラリー内部を
開始剤前面がゆっくり且つ定常的に移動するのに十分に
低いものであることもまた重要である。この目的は、重
合が前面の線速度に関して迅速に起こる可能性を最大限
に保証することにより、前面前方の非重合領域に対する
収縮によるすべての流体移動を制限することである。最
適電位及びそれゆえ前面速度は、ゲルモノマー及び架橋
剤の種類並びにそれらの濃度を含む特定の系によって変
化する。たいていの場合、約0.003cm/min 〜約
0.3cm/min 、好ましくは約0.01cm/min 〜約
0.1cm/min の線速度で前面を移動させると最良の結
果が得られる。
【0023】一度び所望の重合度にゲルを形成させる
と、ゲル形成のために使用した開始剤及び触媒のような
すべての非重合成分をゲルから除去することが好まし
い。このことは、電極貯蔵溜内の溶液を、続く電気泳動
分離に用いるべきバックグラウンド電解質で置換するこ
とによって容易に達成される。このことは行うべき分離
に依存して変化するが、この手順は標準的であり且つす
べてのこのような電解質に適用可能である。電圧を印加
してゲル中に電解質を流すことにより開始剤及び触媒を
除去する。再度ここで最も考慮すべきことは、ゲルの分
解を引き起こす可能性のある過剰のジュール熱による加
熱を避けることである。この平衡手順は、UV検出器の
ようなオンライン検出器によって監視することができ、
そして検出器は、一度びすべての移動境界がキャピラリ
ー内を通過すると安定化したベースラインを示す。
【0024】本発明に従い調製したキャピラリーゲル
は、キャピラリー管において以前より行われているもの
及びゲル媒体において行われているものを含む、幅広い
各種分離を行うことにおいて有用である。このような分
離には、タンパク質、ペプチド、オリゴヌクレオチド、
及びオリゴサッカライドの分離が含まれるが、これらに
は限定されない。
【0025】
【実施例】以下の例は例示目的で提供されるものであっ
て、本発明を規定または限定するものではない。
【0026】A.キャピラリーコーティング 40cm長の溶融シリカキャピラリー管(内径50μm 、
外径187μm 、polymicro Technologies,Phoenix,Ari
zona,U.S.A)を、1M NaOHで30分間、続けて蒸
留水で30分間それぞれすすぎ洗いした。そのキャピラ
リーに、6mM酢酸1mL及びγーメタクリルオキシプロピ
ルトリメトキシシラン4μLから調製された溶液を充填
した。少なくとも1時間後、キャピラリーを蒸留水で数
分間すすぎ洗いした後、空にした。次いでそのキャピラ
リーに、0.1%過硫酸アンモニウム及び0.1%N,
N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン(TE
MED)を含有する2.5%アクリルアミドの脱気溶液
を充填した。30分後、そのキャピラリーを蒸留水で5
分間すすぎ洗いした後、空にした。
【0027】B.ゲル形成 コーティングしたキャピラリーに、5.8%アクリルア
ミド(T=6%)、0.18%N,N′−メチレンビス
アクリルアミド(C=3%)、及び100mMトリエタノ
ールアミン塩酸塩を含有する混合物を充填した。そのキ
ャピラリーの一端を、10%過硫酸アンモニウム及び第
一白金線電極を含むバイアルに入れた。キャピラリーの
他端を、25%トリエタノールアミン及び第二白金線電
極を含むバイアルに入れた。各電極は、第一電極を陽極
として且つ第二電極を陰極として低電圧直流電源に接続
し、そして160Vの電位(すなわち、4V/cm)を8
〜15時間印加した。
【0028】次いで陰極及び陽極バイアルは、電気泳動
分離において使用されるべきバックグラウンド緩衝液を
含有するバイアルに置き換えた。前記緩衝液は100mM
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、200mM2
−(N−モルフォリノ)エタンスルホン酸、及び1%ド
デシル硫酸ナトリウムを含有した。次いで高電圧(50
0V)を約5時間印加し、続いてキャピラリー内に発生
するジュール熱が0.5mW/cmを越えないように電圧を
段階的に増加させた。このバックグラウンド緩衝液を用
いた平衡化は、電流が定電圧で安定化し、そして一端か
らおよそ15cmのところに位置し、ポリマーコーティン
グが取り除かれたキャピラリー断面に照準を合わせたオ
ンライン可変波長UV吸収検出器(UVIDEC 100 IV,Jasc
o,Tokyo,Japan)が安定化したベースラインを与えて、す
べての移動する境界が通過したことを示すまで継続し
た。
【0029】C.タンパク質分離におけるゲル充填キャ
ピラリーの使用 未処理のマウス尿試料の電気泳動を、本例Bにて作製し
た35cm長のゲル充填キャピラリーで行った。検出器ま
でのキャピラリー長は20cmであり、そして例Bと同じ
検出器を使用した。バックグラウンド電解質は上述のも
のと同じであり、0.1〜1.0%ドデシル硫酸ナトリ
ウムを含有した。試料は100V/cmで5〜60秒の電
気泳動導入した。結果として得られた検出形跡を図2に
示す。この結果は、同じ源の試料の他の分析結果と一致
した。
【0030】D.オリゴサッカライド分離におけるゲル
充填キャピラリーの使用 類似の方法で調製したキャピラリーを用いてオリゴサッ
カライドを分離した。キャピラリーの内径は100μ
m、長さは27cm(その内19cmが有効長さ)であっ
た。ゲル材料及び重合手順は上述の例A及びBに記載し
たものと同じであり、そして最終ゲルは、T=10%、
C=3%の特性を有した。緩衝液はPH=8.33の
0.1M Tris/0.25Mホウ酸塩/7M尿素で
あった。
【0031】分離した第一試料は、1.グルコース、
2.マルトース、3.マルトトリオース、4.マルトテ
トラオース、5.マルトペンタオース、6.マルトヘキ
サオース、及び7.マルトヘプタオースの混合物から成
るものであった。各種は還元的にアミノ化し、そして分
離に先立ちアミン選択的蛍光試薬を付加して、レーザー
誘導蛍光による検出ができるようにした。注入は3kV、
10秒で行った。分離に対しては18μAで7kV(26
4V/cm)の電圧を印加した。結果として得られた検出
形跡を図3に示す。各ピークは上述の数字に対応する。
【0032】分離した第二試料は、ポリサッカライドの
マルトデキストロース(デキストリン15)の部分加水
分解物から成るものであり、第一試料のオリゴサッカラ
イドと同様の方法でアミノ化され且つ付加されたもので
ある。注入は5kV、30秒で行った。分離は18μAで
7kV(264V/cm)の電圧を印加して行った。結果の
検出形跡を図4に示す。各ピークに数字を付与して観測
されたオリゴマーを表わす。
【0033】E.オリゴヌクレオチド分離におけるゲル
充填キャピラリーの使用 類似の方法で調製した別のキャピラリーを用いて、pd
(A)25-30 及びpd(A)40-60 から成るポリヌクレオ
チド混合物を分離した。キャピラリーの内径は75μ
m、長さは27cm(その内20cmが有効長さ)であっ
た。ゲル材料及び重合手順は上述の例A及びBに記載し
たものと同じであり、そして最終ゲルは、T=10%、
C=5%の特性を有した。緩衝液はpH=8.1の0.
1M Tris−ホウ酸塩/7M尿素であり、印加電圧
は3μAで7.5kVであった。結果を図5に示す。図5
はきれいな分離が達成されたことを示す。
【0034】上述は例示を目的としたものである。本発
明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に開
示した材料及び手順の両方において多くの改変及び代用
が可能であることは、当業者には容易に想像できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す概略図である。
【図2】本発明に従うゲル充填キャピラリーを用いて電
気泳動した未処理マウス尿試料の分離結果を示すクロマ
トグラムである。
【図3】本発明に従うゲル充填キャピラリーを用いて電
気泳動したオリゴサッカライド試料の分離結果を示すク
ロマトグラムである。
【図4】本発明に従うゲル充填キャピラリーを用いて電
気泳動したポリサッカライド部分加水分解物試料の分離
結果を示すクロマトグラムである。
【図5】本発明に従うゲル充填キャピラリーを用いて電
気泳動したオリゴヌクレオチド試料の分離結果を示すク
ロマトグラムである。
【符号の説明】
11…キャピラリー管 12,13…開放端 14…陰極貯蔵溜 15…陽極貯蔵溜 16,17…電極 18…電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラジスラブ ドルニク チェコスロバキア国,ブルノ,ツァプコバ 6 602 00 (72)発明者 ケリー エー.コブ アメリカ合衆国,インディアナ 47408, ブルーミントン,ノース スミス ロード 800,アパートメント 40−ワイ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャピラリー電気泳動用のゲル充填キャ
    ピラリーカラムの調製方法であって、前記方法が以下の
    工程(a)〜(c)、 (a)第一端及び第二端を有するキャピラリー管に、重
    合開始剤と接触して置かれた場合にゲル形成重合反応を
    経ることができるゲル形成材料の溶液を充填する工程; (b)前記重合開始剤が電場を受けた場合に移動しやす
    い形態で溶解されている第一電極溶液中に、前記キャピ
    ラリー管の前記第一端を浸し、そして第二電極溶液中
    に、前記キャピラリー管の前記第二端を浸す工程;及び (c)実質的に電気浸透的流動が存在しない条件下で、
    前記キャピラリー管の前記第一及び第二電極溶液間に電
    位を印加し、前記重合開始剤の前面によって導かれる前
    記重合開始剤の前記キャピラリー管への移動を引き起こ
    し、そして所定の線速度で前記キャピラリー管に沿って
    前記第一端から前記第二端へ移動させることにより前記
    前面に沿って前記重合反応を起こさせる工程、を含んで
    成ることを特徴とする、ゲル充填キャピラリーカラムの
    調製方法。
  2. 【請求項2】 前記重合開始剤がラジカル開始剤である
    ことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ラジカル開始剤がペルスルフェート
    イオンであり、そして前記第一電極溶液中の前記ペルス
    ルフェートイオン濃度が約0.1M〜約1.0Mである
    ことを特徴とする、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ゲル形成材料がアクリルアミドモノ
    マー、架橋剤、及び塩基を含んで成り、そして前記第二
    電極溶液が前記塩基の溶液であることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記キャピラリー管が溶融シリカキャピ
    ラリーであり、そして前記溶融シリカキャピラリーの内
    面が電気浸透抑制材料でコーティングされていることを
    特徴とする、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記キャピラリー管の内径が約20ミク
    ロン〜約100ミクロンであることを特徴とする、請求
    項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記工程(c)の前記電位が、前記キャ
    ピラリー管1cm当たり約1.0〜約10Vであることを
    特徴とする、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記工程(c)の前記所定の線速度が約
    0.01〜約0.1cm/分であることを特徴とする、請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記塩基がアミンであることを特徴とす
    る、請求項4記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記塩基が、N,N,N′,N′−テ
    トラメチルエチレンジアミン、β−ジメチルアミノプロ
    ピオニトリル、及びトリエタノールアミンから成る群よ
    り選択されたアミンであることを特徴とする、請求項4
    記載の方法。
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