JPH0532250A - 飲料容器 - Google Patents

飲料容器

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JPH0532250A
JPH0532250A JP20643191A JP20643191A JPH0532250A JP H0532250 A JPH0532250 A JP H0532250A JP 20643191 A JP20643191 A JP 20643191A JP 20643191 A JP20643191 A JP 20643191A JP H0532250 A JPH0532250 A JP H0532250A
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JP
Japan
Prior art keywords
beverage container
upper lid
sealed
paper
open end
Prior art date
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Pending
Application number
JP20643191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hidaka
和弘 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斬新な形状の容器であっても胴部と上蓋部の
封止を確実にできる。 【構成】 紙製で角型の胴部31の立ち上がり部31a
を形成した開口端を、胴部に一部で連設され他の部分に
立ち上がり部32aを形成した上蓋部32によって、各
立ち上がり部31a,32aを挟圧して封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙を主体とした350
〔ml〕以下程度の比較的小型の飲料容器に関し、特
に、紙を主体にした飲料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙を主体とした容器は、ブリック
パック、ゲーブルパックなどの直方体や屋根型のものが
主流で、外観に斬新さがなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙容器の場合
には、まず、胴部と底部を作製し、器状にしてから内容
物を充填し、上蓋部で封止するのが普通であり、斬新な
形状の容器を作製しようとすると、上蓋部の封止強度が
低下するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、前述の課題を解決し、斬
新な形状の容器であっても、胴部と上蓋部の封止を確実
にできる飲料容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による飲料容器の
第1の解決手段は、胴部の開口端を上蓋部で封止する飲
料容器であって、紙製で直胴型の胴部の開口端を、紙製
の底板をインサートして枠体とプルリングを樹脂によっ
て射出成形した上蓋部で封止するようにした構成として
ある。
【0006】第2の解決手段は、胴部の開口端を上蓋部
で封止する飲料容器であって、紙製で逆円錐台型の胴部
の斜め折り部を形成した開口端を、紙製で外周縁に斜め
折り部を形成した上蓋部によって、前記各斜め折り部を
挟圧して封止するようにした構成としてある。
【0007】第3の解決手段は、胴部の開口端を上蓋部
で封止する飲料容器であって、紙製で角型の胴部の立ち
上がり部を形成した開口端を、前記胴部に一部で連設さ
れ他の部分に立ち上がり部を形成した上蓋部によって、
前記各立ち上がり部を挟圧して封止するようにした構成
としてある。
【0008】第4の解決手段は、前記第3の解決手段に
おいて、前記胴部は、円弧状部分を含むことを特徴とす
ることができる。
【0009】第5の解決手段は、胴部の開口端を上蓋部
で封止する飲料容器であって、紙製で下部が断面多角形
で上部に行くに従って断面円形になるように折り線を入
れた胴部の開口端を、紙製で円形の上蓋部で封止するよ
うにした構成としてある。
【0010】第6の解決手段は、1枚の紙製の胴部を重
ね折りして周囲を封止し、ループ状になる部分に折り線
を入れて底部とし、胴部にストロー孔を設けた構成とし
てある。
【0011】
【作用】本発明によれば、胴部と上蓋部とを挟圧して封
止するなどするので、胴部を斬新な形態にしても、十分
なシール強度が得られる。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例につき、本
発明を詳細に説明する。図1〜図4は、本発明による飲
料容器の第1の実施例を示した図であって、図1は外観
斜視図、図2は底部を示した断面図、図3は平面図、図
4は蓋部の構造を示した断面図である。第1の実施例の
容器10は、円筒状に巻かれた紙製の胴部11と、胴部
11の上部にヒートシールなどで接合された蓋部12
と、胴部11の下部に接合された半球状で紙製の底部1
3(図2)とから構成されている。胴部11,底部13
に使用される紙材は、少なくとも基材を紙として、接着
層を熱溶着性の材質とすれば、特に限定されないが、例
えば、外側から内側に向かってPE/不織布/Ny/A
l/PEの層構成のものなどを使用できる。なお、紙材
にAl(アルミニウム層)を含む場合には、高周波シー
ルによってシールすることも可能である。
【0013】蓋部12は、低密度ポリエチレンなどの枠
部12bにプルリング12cが一体に形成されており、
上底板となる紙製のブランク12aをインサートし、枠
部12bおよびプルリング12cを低密度ポリエチレン
などによりインジェクション成形したものである。この
底部13が半球状をしているのは、密封後の減圧(ホッ
ト充填後の冷却時に生ずる)を吸収するためである。
【0014】この容器10は、胴部11が直胴型(ノー
テーパー)なので、自動販売機による販売が可能であ
る。また、飲料のホット充填が可能である。
【0015】図5,図6は、本発明による飲料容器の第
2の実施例を示した図であって、図5は外観斜視図、図
6は蓋部の構造を示した断面図である。第2の実施例の
容器20は、テーパーを持った逆円錐台状の胴部21の
上部開口端を、紙蓋22で封止したものである。胴部2
1,紙蓋22に使用する紙材は、PE/紙/PEの層構
造のものなどを使用できる(これは、以下に説明する各
実施例についても同様である)。
【0016】胴部21の上部開口端は、従来の容器のよ
うにカールさせておらず、斜め折り部21aを形成して
ある。また、紙製の上蓋22も、上底板22aの外周縁
に斜め折り部22bを形成してあり、斜め折り部21a
と斜め折り部22bとを図6の矢印で示す方向に押圧挟
持してシールしてある。上蓋22の上底板22aには、
ストロー孔又は涙型の飲み口22cが形成されており、
プルタブ22dによって再剥離可能に封止されている。
【0017】この容器20は、胴部21と上蓋22を、
斜め折り部21aと斜め折り部22bでシールしたの
で、シール強度を向上させることができる。また、容器
20はテーパー状でプロポーションがよいうえ、上端の
斜め折り部21aと斜め折り部22bにより、飲み口2
2cが近くなり、飲みやすくなった。
【0018】図7〜図9は、本発明による飲料容器の第
3の実施例を示した図であって、図7は外観斜視図、図
8は図7のA部を示した拡大図、図9は底部を示した斜
視図である。第3の実施例の容器30は、角型の胴部3
1の上部開口端の3辺に、立ち上がり部31aを有し、
残りの1辺に、上蓋部32が連設されている。上蓋部3
2の他の3辺も立ち上がり部32aが形成されており、
角部32bは、図8に示すように、折り込まれている。
胴部31と上蓋部32は、立ち上がり部31aと立ち上
がり部32aをヒートシール等により接合して封止して
いる。上蓋32には、不図示の飲み口が設けられてお
り、プルタブ32cにより封止されている。底部33
は、図9に示すように、ゲーブル型の牛乳若しくはジュ
ース類の底シール形態またはその他の形態であってよ
い。
【0019】この容器30は、立ち上がり部31aと立
ち上がり部32aをヒートシール等により接合するの
で、接合強度が向上する。
【0020】図10は、本発明による飲料容器の第4の
実施例の上部を示した外観斜視図である。第4の実施例
の容器40は、胴部41と上蓋部42とを第3の実施例
の容器30と同様な方法でシールするが、胴部41の水
平断面が半円又は半楕円形状をしている。従って、立ち
上がり部41aと立ち上がり部42aが絞り成形されて
いる。
【0021】図11,図12は、本発明による飲料容器
の第5の実施例を示した図であって、図11は外観斜視
図、図12は上蓋部を示した断面図である。第5の実施
例の容器50は、胴部51の下方が矩形であり、上方に
行くに従って円形となる。胴部51には、下方に3角形
状の折り線51a、上方に上下方向に平行な折り線51
bが形成されている。底部は、図示しないが、第3の実
施例(図9)と同様の形態のものが使用できる。
【0022】まず、底部を作成して、胴部51の矩形の
形状を整えたのち、内容物を充填して、上蓋52をヒー
トシールなどにより接合すれば、胴部51の折り線51
a,51bによって、上方が自然と円筒形の形状とな
る。なお、上蓋52の接合形態は、第4の実施例の円弧
部分と同様にしてシールすればよい。この容器50は、
斬新な外観を容易に作製できる利点がある。
【0023】図13は、本発明による飲料容器の第6の
実施例を示した正面図である。第6の実施例の容器60
は、1枚紙片を重ねて周辺をシールして胴部61とし、
ループ状になる部分に折り線を入れて底部63としたも
のである。
【0024】胴部61の上端には、鍵部64が設けられ
ており、中央のフック孔によって、陳列することができ
る。胴部61の上部には、ストロー孔61aが設けられ
て、プルタブ61bで封止されている。また、胴部61
の背面には、ストロー65が貼着されている。
【0025】この容器60は、60〔ml〕程度の比較
的小さな容器に適し、掌に載せて握りながら、ストロー
で内容物を飲むことができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、胴部を斬新な形態にしても、胴部と上蓋部のシー
ル強度を保てるので、液体状の内容物が漏れる心配はな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飲料容器の第1の実施例を示した
外観斜視図である。
【図2】第1の実施例に係る飲料容器の底部を示した断
面図である。
【図3】第1の実施例に係る飲料容器の平面図である。
【図4】第1の実施例に係る飲料容器の断面図である。
【図5】本発明による飲料容器の第2の実施例を示した
外観斜視図である。
【図6】第2の実施例に係る飲料容器の蓋部の構造を示
した断面図である。
【図7】本発明による飲料容器の第3の実施例を示した
外観斜視図である。
【図8】図7のA部を示した拡大図である。
【図9】第3の実施例に係る飲料容器の底部を示した斜
視図である。
【図10】本発明による飲料容器の第4の実施例の上部
を示した外観斜視図である。
【図11】本発明による飲料容器の第5の実施例を示し
た外観斜視図である。
【図12】第5の実施例に係る飲料容器の上蓋部を示し
た断面図である。
【図13】本発明による飲料容器の第6の実施例を示し
た正面図である。
【符号の説明】
10〜60 容器 11〜61 胴部 12〜62 上蓋部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の開口端を上蓋部で封止する飲料容
    器であって、 紙製で直胴型の胴部の開口端を、紙製の底板をインサー
    トして枠体とプルリングを樹脂によって射出成形した上
    蓋部で封止するようにしたことを特徴とする飲料容器。
  2. 【請求項2】 胴部の開口端を上蓋部で封止する飲料容
    器であって、 紙製で逆円錐台型の胴部の斜め折り部を形成した開口端
    を、紙製で外周縁に斜め折り部を形成した上蓋部によっ
    て、前記各斜め折り部を挟圧して封止するようにしたこ
    とを特徴とする飲料容器。
  3. 【請求項3】 胴部の開口端を上蓋部で封止する飲料容
    器であって、 紙製で角型の胴部の立ち上がり部を形成した開口端を、
    前記胴部に一部で連設され他の部分に立ち上がり部を形
    成した上蓋部によって、前記各立ち上がり部を挟圧して
    封止するようにしたことを特徴とする飲料容器。
  4. 【請求項4】 前記胴部は、円弧状部分を含むことを特
    徴とする請求項3記載の飲料容器。
  5. 【請求項5】 胴部の開口端を上蓋部で封止する飲料容
    器であって、 紙製で下部が断面多角形で上部に行くに従って断面円形
    になるように折り線を入れた胴部の開口端を、紙製で円
    形の上蓋部で封止するようにしたことを特徴とする飲料
    容器。
  6. 【請求項6】 1枚の紙製の胴部を重ね折りして周囲を
    封止し、ループ状になる部分に折り線を入れて底部と
    し、胴部にストロー孔を設けたことを特徴とする飲料容
    器。
JP20643191A 1991-07-23 1991-07-23 飲料容器 Pending JPH0532250A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111196055A (zh) * 2018-11-16 2020-05-26 山田菊夫 纸制盖

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111196055A (zh) * 2018-11-16 2020-05-26 山田菊夫 纸制盖
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