JPH05322203A - 熱交換装置の凝縮水処理構造 - Google Patents
熱交換装置の凝縮水処理構造Info
- Publication number
- JPH05322203A JPH05322203A JP4131293A JP13129392A JPH05322203A JP H05322203 A JPH05322203 A JP H05322203A JP 4131293 A JP4131293 A JP 4131293A JP 13129392 A JP13129392 A JP 13129392A JP H05322203 A JPH05322203 A JP H05322203A
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- JP
- Japan
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- condensed water
- heat exchanger
- air
- exchanger
- cooling
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F17/00—Removing ice or water from heat-exchange apparatus
- F28F17/005—Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通過空気を冷却除湿するフィンチューブ型の
冷却熱交換器を傾斜姿勢に配置した熱交換装置におい
て、ドレンパンの小型化するとともに、凝縮水飛散を防
止する。 【構成】 前記冷却熱交換器3Aの下面側における空気
通過開口の両横縁部に、その横縁部から滴下する凝縮水
wを受け止めて流下を案内する樋状の凝縮水受け9を熱
交換器下面に沿わせる状態に設けてある。
冷却熱交換器を傾斜姿勢に配置した熱交換装置におい
て、ドレンパンの小型化するとともに、凝縮水飛散を防
止する。 【構成】 前記冷却熱交換器3Aの下面側における空気
通過開口の両横縁部に、その横縁部から滴下する凝縮水
wを受け止めて流下を案内する樋状の凝縮水受け9を熱
交換器下面に沿わせる状態に設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配置上の制約等から、
通過空気を冷却除湿するフィンチューブ型の冷却熱交換
器を傾斜姿勢に配置した熱交換装置の凝縮水処理構造に
関する。
通過空気を冷却除湿するフィンチューブ型の冷却熱交換
器を傾斜姿勢に配置した熱交換装置の凝縮水処理構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、傾斜姿勢の冷
却熱交換器3Aから滴下する凝縮水w(ドレン)を受け
止めて処理するのに、冷却熱交換器3Aの平面視投影面
の全体にわたるドレンパン11’を設けていた。
却熱交換器3Aから滴下する凝縮水w(ドレン)を受け
止めて処理するのに、冷却熱交換器3Aの平面視投影面
の全体にわたるドレンパン11’を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受け面積が大
きな大型なドレンパンが必要となって、部品コストが嵩
むとともに、製作行程において組付けが面倒となる問題
があった。
きな大型なドレンパンが必要となって、部品コストが嵩
むとともに、製作行程において組付けが面倒となる問題
があった。
【0004】又、冷却用熱交換器の上端側が空気通過方
向の下流側に位置する傾斜姿勢では、上記の如く大型な
ドレンパンを設けたとしても、ドレンパンに至るまでの
落下途中で滴下凝縮水が空気流により下流側へ吹き飛ば
されてしまい、このため、給送空気中に微細水滴が混じ
って風路(ダクト)や風路中機器の劣化・腐食を早めた
り、又、冷却除湿に続き通過空気を再熱する再熱熱交換
器を下流側に設ける場合、吹き飛ばされた滴下凝縮水が
再熱熱交換器に至って再熱熱交換器での加熱により通過
空気中へ再蒸発し、これが原因で除湿性能の低下を招い
たりする問題があった。
向の下流側に位置する傾斜姿勢では、上記の如く大型な
ドレンパンを設けたとしても、ドレンパンに至るまでの
落下途中で滴下凝縮水が空気流により下流側へ吹き飛ば
されてしまい、このため、給送空気中に微細水滴が混じ
って風路(ダクト)や風路中機器の劣化・腐食を早めた
り、又、冷却除湿に続き通過空気を再熱する再熱熱交換
器を下流側に設ける場合、吹き飛ばされた滴下凝縮水が
再熱熱交換器に至って再熱熱交換器での加熱により通過
空気中へ再蒸発し、これが原因で除湿性能の低下を招い
たりする問題があった。
【0005】本発明の目的は、合理的な改良構造により
上記各問題の解消を図る点にある。
上記各問題の解消を図る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による熱交換装置
の凝縮水処理構造の第1の特徴構成は、通過空気を冷却
除湿するフィンチューブ型の冷却熱交換器を傾斜姿勢に
配置した構成において、前記冷却熱交換器の下面側にお
ける空気通過開口の両横縁部に、その横縁部から滴下す
る凝縮水を受け止めて流下を案内する凝縮水受けを熱交
換器下面に沿わせる状態に設けたことにある。
の凝縮水処理構造の第1の特徴構成は、通過空気を冷却
除湿するフィンチューブ型の冷却熱交換器を傾斜姿勢に
配置した構成において、前記冷却熱交換器の下面側にお
ける空気通過開口の両横縁部に、その横縁部から滴下す
る凝縮水を受け止めて流下を案内する凝縮水受けを熱交
換器下面に沿わせる状態に設けたことにある。
【0007】又、本発明による熱交換装置の凝縮水処理
構造の第2の特徴構成は、冷却除湿に続き通過空気を再
熱する再熱熱交換器を、前記冷却熱交換器と平行な傾斜
姿勢で、かつ、前記冷却熱交換器との間に前記凝縮水受
けを介した状態で、前記冷却熱交換器の下面側に近接配
置したことにある。
構造の第2の特徴構成は、冷却除湿に続き通過空気を再
熱する再熱熱交換器を、前記冷却熱交換器と平行な傾斜
姿勢で、かつ、前記冷却熱交換器との間に前記凝縮水受
けを介した状態で、前記冷却熱交換器の下面側に近接配
置したことにある。
【0008】
【作用】つまり、フィンチューブ型の冷却用熱交換器を
傾斜姿勢に配置した際の凝縮水滴下について研究した結
果、凝縮水滴下は冷却熱交換器の下面側における空気通
過開口の両横縁部で集中的に生じることが判明し、この
現象については(図2参照)、冷却熱交換器3Aにおけ
る空気通過開口の中央部で発生する凝縮水は器内に充填
されたフィンfを伝って流下し滴下することなく熱交換
器下端にまで至るのに対し、空気通過開口の両横縁部で
は、器内に充填されたフィンfのうち両横端のものと熱
交換器の枠体Cとの間に製作上やむを得ない大きな隙間
xが存在するため発生凝縮水の伝わり流下が生じ難い、
といったことが原因と考えられる。
傾斜姿勢に配置した際の凝縮水滴下について研究した結
果、凝縮水滴下は冷却熱交換器の下面側における空気通
過開口の両横縁部で集中的に生じることが判明し、この
現象については(図2参照)、冷却熱交換器3Aにおけ
る空気通過開口の中央部で発生する凝縮水は器内に充填
されたフィンfを伝って流下し滴下することなく熱交換
器下端にまで至るのに対し、空気通過開口の両横縁部で
は、器内に充填されたフィンfのうち両横端のものと熱
交換器の枠体Cとの間に製作上やむを得ない大きな隙間
xが存在するため発生凝縮水の伝わり流下が生じ難い、
といったことが原因と考えられる。
【0009】この現象に対し、上記の第1特徴構成で
は、冷却熱交換器の下面側における空気通過開口の両横
縁部から集中的に滴下する凝縮水を、それら両横縁部に
設けた凝縮水受けにより受け止め、その受け止め凝縮水
を所定の箇所へ案内下で流下させる。
は、冷却熱交換器の下面側における空気通過開口の両横
縁部から集中的に滴下する凝縮水を、それら両横縁部に
設けた凝縮水受けにより受け止め、その受け止め凝縮水
を所定の箇所へ案内下で流下させる。
【0010】又、上記の凝縮水受けを熱交換器下面に沿
わせる状態に設けることにより、滴下凝縮水が凝縮水受
けに至るまでの間に空気流により吹き飛ばされることを
回避して、滴下凝縮水を受け止め捕捉を確実にする。
わせる状態に設けることにより、滴下凝縮水が凝縮水受
けに至るまでの間に空気流により吹き飛ばされることを
回避して、滴下凝縮水を受け止め捕捉を確実にする。
【0011】更に、上記の第2特徴構成によれば、冷却
熱交換器での発生凝縮水が再熱熱交換器に降り掛かるこ
とを、両熱交換器の間に介した上記の凝縮水受けをもっ
て防止しながら、両熱交換器の平行姿勢での近接配置
(すなわち、凝縮水の降り掛かりを回避するための両熱
交換器間における距離確保の不要化)により、必要配置
スペースを小さくできる。
熱交換器での発生凝縮水が再熱熱交換器に降り掛かるこ
とを、両熱交換器の間に介した上記の凝縮水受けをもっ
て防止しながら、両熱交換器の平行姿勢での近接配置
(すなわち、凝縮水の降り掛かりを回避するための両熱
交換器間における距離確保の不要化)により、必要配置
スペースを小さくできる。
【0012】
【発明の効果】従って、本発明の第1特徴構成によれ
ば、冷却熱交換器の平面視投影面の全体にわたらせる従
来の如き受け面積の大きな大型なドレンパンが不要とな
り、部品コストを低減できるとともに、製作を容易にし
得る。
ば、冷却熱交換器の平面視投影面の全体にわたらせる従
来の如き受け面積の大きな大型なドレンパンが不要とな
り、部品コストを低減できるとともに、製作を容易にし
得る。
【0013】又、空気流による滴下凝縮水の吹き飛ばし
に起因する、風路(ダクト)や風路中機器の劣化・腐食
を防止でき、又、再熱熱交換器を設ける場合では、再熱
熱交換器での凝縮水再蒸発を回避して、高い除湿性能を
確保できる。
に起因する、風路(ダクト)や風路中機器の劣化・腐食
を防止でき、又、再熱熱交換器を設ける場合では、再熱
熱交換器での凝縮水再蒸発を回避して、高い除湿性能を
確保できる。
【0014】更に、本発明の第2特徴構成によれば、前
述の如き必要配置スペースを縮小により、再熱熱交換器
を含めた装置全体構成の大巾な小型化を達成できる。
述の如き必要配置スペースを縮小により、再熱熱交換器
を含めた装置全体構成の大巾な小型化を達成できる。
【0015】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0016】図1はパッケージ型空調機を示し、空調対
象域から還気ダクト1を介して戻る還気RAを機内で循
環用還気RAsと排気用還気RAeとに分流し、又、屋
外から外気ダクト2を介して導かれる外気OAを機内に
おいて換気用外気OAsと熱源用外気OAeとに分流す
る。
象域から還気ダクト1を介して戻る還気RAを機内で循
環用還気RAsと排気用還気RAeとに分流し、又、屋
外から外気ダクト2を介して導かれる外気OAを機内に
おいて換気用外気OAsと熱源用外気OAeとに分流す
る。
【0017】そして、循環用換気RAsと換気用外気O
Asとの合流気Msをフィンチューブ型の第1熱交換器
3A、第2熱交換器4A、及び、加湿器Hに対し順次通
過させて温湿度調整し、その調整気を給気SAとして給
気ファン5により空調対象域への給気ダクト6へ送出す
る。
Asとの合流気Msをフィンチューブ型の第1熱交換器
3A、第2熱交換器4A、及び、加湿器Hに対し順次通
過させて温湿度調整し、その調整気を給気SAとして給
気ファン5により空調対象域への給気ダクト6へ送出す
る。
【0018】又、それに並行して、排気用還気RAeと
熱源用外気OAeとの合流気Meを吸放熱対象として同
じくフィンチューブ型の第3熱交換器3B及び第4熱交
換器4Bに対し順次通過させ、その通過後、排気ファン
7により屋外への排気ダクト8へ送出する。
熱源用外気OAeとの合流気Meを吸放熱対象として同
じくフィンチューブ型の第3熱交換器3B及び第4熱交
換器4Bに対し順次通過させ、その通過後、排気ファン
7により屋外への排気ダクト8へ送出する。
【0019】第1及び第3熱交換器3A,3Bは、第1
圧縮機及び第1膨張弁とともに単独のヒートポンプを構
成し、又、第2及び第4熱交換器4A,4Bは第2圧縮
機及び第2膨張弁とともに別の単独ヒートポンプを構成
し、それらヒートポンプの個々について、給気側の熱交
換器3A,3Bを蒸発器として機能させ、かつ、排気側
の熱交換器4A,4Bを凝縮器として機能させる状態
と、逆に、給気側の熱交換器3A,3Bを凝縮器として
機能させ、かつ、排気側の熱交換器4A,4Bを蒸発器
として機能させる状態とに、冷媒循環形態の切り換えを
可能にしてある。
圧縮機及び第1膨張弁とともに単独のヒートポンプを構
成し、又、第2及び第4熱交換器4A,4Bは第2圧縮
機及び第2膨張弁とともに別の単独ヒートポンプを構成
し、それらヒートポンプの個々について、給気側の熱交
換器3A,3Bを蒸発器として機能させ、かつ、排気側
の熱交換器4A,4Bを凝縮器として機能させる状態
と、逆に、給気側の熱交換器3A,3Bを凝縮器として
機能させ、かつ、排気側の熱交換器4A,4Bを蒸発器
として機能させる状態とに、冷媒循環形態の切り換えを
可能にしてある。
【0020】冷房では、第1熱交換器3Aと第2熱交換
器4Aとの両方を蒸発器として空気冷却機能させるか、
あるいは、それらの一方を運転停止した状態で他方のみ
を蒸発器として空気冷却機能させる通常冷房運転と、第
1熱交換器3Aを蒸発器として空気冷却機能させ、か
つ、第2熱交換器4Aを凝縮器として再熱機能させる除
湿冷房運転とを、空調対象域の温湿度負荷状態に応じて
選択する。
器4Aとの両方を蒸発器として空気冷却機能させるか、
あるいは、それらの一方を運転停止した状態で他方のみ
を蒸発器として空気冷却機能させる通常冷房運転と、第
1熱交換器3Aを蒸発器として空気冷却機能させ、か
つ、第2熱交換器4Aを凝縮器として再熱機能させる除
湿冷房運転とを、空調対象域の温湿度負荷状態に応じて
選択する。
【0021】又、暖房では、第1熱交換器3Aと第2熱
交換器4Aとの両方を凝縮器として空気加熱機能させる
か、あるいは、それらの一方を運転停止した状態で他方
のみを凝縮器として空気加熱機能させ、そして、加湿器
Hを運転する。
交換器4Aとの両方を凝縮器として空気加熱機能させる
か、あるいは、それらの一方を運転停止した状態で他方
のみを凝縮器として空気加熱機能させ、そして、加湿器
Hを運転する。
【0022】第1及び第2熱交換器3A,4Aは、縦横
の寸法が限られた機内において極力大きな空気通過開口
面積を確保するために平行な傾斜姿勢で近接配置してあ
り、又、上方からの空気導入に対して通過空気Msを横
側へ導くために、上端側が空気通過方向の下流側に位置
する傾斜姿勢としてある。
の寸法が限られた機内において極力大きな空気通過開口
面積を確保するために平行な傾斜姿勢で近接配置してあ
り、又、上方からの空気導入に対して通過空気Msを横
側へ導くために、上端側が空気通過方向の下流側に位置
する傾斜姿勢としてある。
【0023】そして、傾斜姿勢に配置した第1熱交換器
3Aの下面側における空気通過開口の両横縁部には、図
2に示すように、充填フィンfのうち横端のものと熱交
換器枠体Cとの間にフィンピッチよりも大きな隙間xが
熱交換器製作上形成されることに起因して、第1熱交換
器3Aが蒸発器として空気冷却機能する際の発生凝縮水
wがそれら両横縁部から集中的に滴下することに対し、
この集中滴下凝縮水wを受け止めて流下を案内する樋状
の凝縮水受け9を第1熱交換器3Aの下面に沿わせた状
態で設けてある。
3Aの下面側における空気通過開口の両横縁部には、図
2に示すように、充填フィンfのうち横端のものと熱交
換器枠体Cとの間にフィンピッチよりも大きな隙間xが
熱交換器製作上形成されることに起因して、第1熱交換
器3Aが蒸発器として空気冷却機能する際の発生凝縮水
wがそれら両横縁部から集中的に滴下することに対し、
この集中滴下凝縮水wを受け止めて流下を案内する樋状
の凝縮水受け9を第1熱交換器3Aの下面に沿わせた状
態で設けてある。
【0024】つまり、上記の凝縮水受け9を設けること
により、第1熱交換器3Aの平面視投影面の全面にわた
る大型なドレンパンの装備を不要にし、又、冷房除湿運
転において再熱機能する第2熱交換器4Aへの凝縮水飛
散を回避して再熱過程での凝縮水再蒸発を防止する。
により、第1熱交換器3Aの平面視投影面の全面にわた
る大型なドレンパンの装備を不要にし、又、冷房除湿運
転において再熱機能する第2熱交換器4Aへの凝縮水飛
散を回避して再熱過程での凝縮水再蒸発を防止する。
【0025】尚、第2熱交換器4Aが蒸発器として空気
冷却機能する際の発生凝縮水wについても、同様に、第
2熱交換器4Aの下面側における空気通過開口の両横縁
部に設けた樋状の凝縮水受け10をもって受け止めるよ
うにしてある。
冷却機能する際の発生凝縮水wについても、同様に、第
2熱交換器4Aの下面側における空気通過開口の両横縁
部に設けた樋状の凝縮水受け10をもって受け止めるよ
うにしてある。
【0026】11はドレンパンであり、第1及び第2熱
交換器3A,4Aの夫々における空気通過開口の中央部
で発生してフィンfを伝い熱交換器下端まで流下する凝
縮水w、及び、上記の各凝縮水受け9,10により導か
れる凝縮水wをこのドレンパン11で受け止めて、それ
ら凝縮水wを排水路及びトラップを介し機外へ排出す
る。
交換器3A,4Aの夫々における空気通過開口の中央部
で発生してフィンfを伝い熱交換器下端まで流下する凝
縮水w、及び、上記の各凝縮水受け9,10により導か
れる凝縮水wをこのドレンパン11で受け止めて、それ
ら凝縮水wを排水路及びトラップを介し機外へ排出す
る。
【0027】第1及び第2熱交換器3A,4Aの近接配
置において、第1熱交換器3Aに対する上記の凝縮水受
け9が両熱交換器3A,4Aの間に挟み込まれる状態と
なるのに対し、この凝縮水受け9は熱伝導性の低い材質
で形成してあり、これにより、冷房除湿運転において蒸
発器として空気冷却機能する第1熱交換器3Aと凝縮器
として再熱機能する第2熱交換器4Aとの間での熱伝導
によるエネルギロスを防止する。
置において、第1熱交換器3Aに対する上記の凝縮水受
け9が両熱交換器3A,4Aの間に挟み込まれる状態と
なるのに対し、この凝縮水受け9は熱伝導性の低い材質
で形成してあり、これにより、冷房除湿運転において蒸
発器として空気冷却機能する第1熱交換器3Aと凝縮器
として再熱機能する第2熱交換器4Aとの間での熱伝導
によるエネルギロスを防止する。
【0028】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0029】通過空気Msを冷却除湿する冷却熱交換器
3Aを、その上端側が空気通過方向の上流側に位置する
傾斜姿勢に配置する場合にも、本発明は適用できる。
3Aを、その上端側が空気通過方向の上流側に位置する
傾斜姿勢に配置する場合にも、本発明は適用できる。
【0030】冷却熱交換器3Aに通過させて調整した空
気SAの用途は、一般の対人空調に限定されるものでは
なく、種々の用途に適用できる。
気SAの用途は、一般の対人空調に限定されるものでは
なく、種々の用途に適用できる。
【0031】冷却熱交換器3Aはヒートポンプにおける
蒸発器(すなわち直膨コイル)に限定されるものではな
く、冷水コイルやブラインコイルであってもよい。
蒸発器(すなわち直膨コイル)に限定されるものではな
く、冷水コイルやブラインコイルであってもよい。
【0032】凝縮水受け9の具体的材質・構造は種々の
構成変更が可能である。
構成変更が可能である。
【0033】凝縮水受け9は、熱交換器3Aに対し離間
配置して前記の隙間xにおける空気通過を許容するよう
にしてもよく、又、隙間xにおける通風を遮断する状態
に設けてもよい。
配置して前記の隙間xにおける空気通過を許容するよう
にしてもよく、又、隙間xにおける通風を遮断する状態
に設けてもよい。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】空調機の構造図
【図2】要部の一部切欠き斜視図
【図3】従来例を示す側面図
3A 冷却熱交換器 4A 再熱熱交換器 9 樋状凝縮水受け Ms 通過空気 w 凝縮水
Claims (2)
- 【請求項1】 通過空気(Ms)を冷却除湿するフィン
チューブ型の冷却熱交換器(3A)を傾斜姿勢に配置し
た熱交換装置の凝縮水処理構造であって、 前記冷却熱交換器(3A)の下面側における空気通過開
口の両横縁部に、その横縁部から滴下する凝縮水(w)
を受け止めて流下を案内する凝縮水受け(9)を熱交換
器下面に沿わせる状態に設けた熱交換装置の凝縮水処理
構造。 - 【請求項2】 冷却除湿に続き通過空気(Ms)を再熱
する再熱熱交換器(4A)を、前記冷却熱交換器(3
A)と平行な傾斜姿勢で、かつ、前記冷却熱交換器(3
A)との間に前記凝縮水受け(9)を介した状態で、前
記冷却熱交換器(3A)の下面側に近接配置した請求項
1記載の熱交換装置の凝縮水処理構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4131293A JPH05322203A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 熱交換装置の凝縮水処理構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4131293A JPH05322203A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 熱交換装置の凝縮水処理構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322203A true JPH05322203A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15054583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4131293A Pending JPH05322203A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 熱交換装置の凝縮水処理構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05322203A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135755A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯乾燥機 |
KR20180099261A (ko) * | 2017-02-28 | 2018-09-05 | 주식회사 위닉스 | 제습기 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4131293A patent/JPH05322203A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135755A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯乾燥機 |
KR20180099261A (ko) * | 2017-02-28 | 2018-09-05 | 주식회사 위닉스 | 제습기 |
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