JPH05321963A - ハイドロリックドラムブレーキ - Google Patents

ハイドロリックドラムブレーキ

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JPH05321963A
JPH05321963A JP4155803A JP15580392A JPH05321963A JP H05321963 A JPH05321963 A JP H05321963A JP 4155803 A JP4155803 A JP 4155803A JP 15580392 A JP15580392 A JP 15580392A JP H05321963 A JPH05321963 A JP H05321963A
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JP
Japan
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brake
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brake shoe
abrasion
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Rentarou Oohashi
蓮太郎 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイドロリックドラムブレーキにおいて、ブ
レーキライニングの摩耗がその限度に達したとき、それ
を自動的に検出できるようにする。 【構成】 エアオーバハイドロリックドラムブレーキの
ホイールシリンダ1端部とブレーキシュー4の端部14
との間に、磁性体10、磁石15等からなる非接触式摩
耗検出部16を設置し、ブレーキシュー4のライニング
5の摩耗がその限度に達したとき、ブレーキシュー4の
拡開に伴う磁石15の変位により摩耗検出部16の電気
回路が閉成して警報装置13が作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に用いられるハ
イドロリックドラムブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラック等におけるハイドロリッ
クドラムブレーキでは、ブレーキシューのライニングの
摩耗がその限度に達しているかどうかを目視にて行うよ
うになっているため、その摩耗チェックが大層煩わし
く、このことが上記摩耗チェックの不徹底等の一因とな
って、ブレーキの性能低下や極端な場合にはブレーキの
破損を招き、とくに重量物を搭載するトラック等の走行
時に大きな危険を伴うおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハイドロリ
ックドラムブレーキにおいて、ブレーキシューのライニ
ングの摩耗が限度付近に達したとき、それを自動的に検
出できるようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るハイドロリックドラムブレーキは、ブレーキシューの
端部と固定部分との間に設置され上記ブレーキシューの
ライニングの摩耗がその限度付近に達したときブレーキ
非作動時における上記ブレーキシューの変位に応じて作
動する非接触式摩耗検知部及び同摩耗検知部に接続され
た警報装置を有し、上記摩耗検知部の作動により上記警
報装置が作動するように構成されている。
【0005】
【作用】従って、ブレーキシューのライニングの摩耗が
その限度付近に達したとき、ブレーキ非作動時における
ブレーキシューの変位に応じて非接触式の摩耗検知部が
作動するので、摩耗検知部に接続された警報装置により
ブレーキシューのライニングの摩耗が危険な域に到達し
ていることを自動的、かつ即時に警告することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。トラック等のエアオーバハイドロリッ
クドラムブレーキにおいて、ホイールシリンダ1内のピ
ストン2はブレーキ液圧によりプッシュロッド3を介し
てブレーキシュー4を拡開し、図示しないブレーキドラ
ムにブレーキシュー4のライニング5を押圧してブレー
キをかけるように構成され、ブレーキの作動によるライ
ニング5の摩耗に対しては、ブレーキ非作動時における
上記ブレーキドラムとライニング5との間のクリアラン
スが一定となるように調節されている。
【0007】一方、ホイールシリンダ1の端部に固定さ
れた薄板状非磁性体6上には、ハーネス7に接続された
電導体8が取り付けられ、電導体8上にはハーネス9に
接続された磁性体10が絶縁体11を挟んで取り付けら
れており、両ハーネス7、9はリレー12を通じてキャ
ビン内に設置された警報ブザー及びまたは警報ランプの
警報装置13に接続され、リレー12はブレーキ作動時
には回路を遮断すると共に、適当な時間の遅延回路を内
蔵している。
【0008】また、ブレーキシュー4の端部14には、
非磁性体6と小隙を隔てるように永久磁石15が固定さ
れていて、ライニング5の摩耗に応じてブレーキシュー
4が外方へ拡開すれば、永久磁石15は非磁性体6にほ
ぼ沿って外方へ変位することになり、後記のように、電
導体8、磁性体10等と共に非接触式の摩耗検知部16
を構成している。
【0009】従って、数多くのブレーキ作動によりライ
ニング5が大きく摩耗してその摩耗限度付近に達する
と、ブレーキ非作動時におけるブレーキシュー4の大き
な外方拡開に応じて永久磁石15が外方へ大きく変位す
る結果、図2の2点鎖線に示されているように、永久磁
石15は非磁性体6との対向状態から外れて磁性体10
の先端を弾性的に引きつけることにより、磁性体10が
電導体8に接触して摩耗検知部16の電気回路が閉成さ
れるので、リレー12内の遅延回路によりフラッタリン
グを防止しつつ警報装置13を作動させて、ライニング
5が危険な摩耗域に達していることを乗員に警告し、適
切な処置を迅速に行って車両の走行安全性を確保できる
ようになっている。
【0010】なお、ブレーキシュー端部の磁石により作
動する上記スイッチ機構はバックプレート等の固定部分
に取り付けることもでき、また、上記磁石とスイッチ機
構の取り付け個所を前記実施例と逆に配置することも可
能であり、さらに、ブレーキ作動時にもリレーが作動す
るようにして、ライニングの摩耗が限度に近づいたとき
にはブレーキをかける度に摩耗検知部により警報装置を
作動させ、ライニングの摩耗が進んでいることを予め知
らせることにより、一層の安全性を図るように構成する
こともできるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明にかかるハイドロリックドラムブ
レーキにおいては、ブレーキシューのライニングの摩耗
がその限度付近に達したとき、非接触式摩耗検知部に接
続された警報装置によりブレーキシューのライニングの
摩耗が危険な域に到達していることを自動的、かつ即時
に警告することができるので、ブレーキの信頼性を高め
て車両の安全な走行を常に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における要部の概略配置図。
【図2】図1の一部拡大図。
【符号の説明】
1 ホイールシリンダ 3 プッシュロッド 4 ブレーキシュー 5 ライニング 8 電導体 10 磁性体 12 リレー 13 警報装置 15 永久磁石 16 摩耗検知部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキシューの端部と固定部分との間
    に設置され上記ブレーキシューのライニングの摩耗がそ
    の限度付近に達したときブレーキ非作動時における上記
    ブレーキシューの変位に応じて作動する非接触式摩耗検
    知部及び同摩耗検知部に接続された警報装置を有し、上
    記摩耗検知部の作動により上記警報装置が作動するよう
    に構成されたハイドロリックドラムブレーキ。
JP4155803A 1992-05-22 1992-05-22 ハイドロリックドラムブレーキ Expired - Fee Related JP2795066B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397941B1 (ko) * 2001-07-10 2003-09-19 기아자동차주식회사 자동차의 브레이크 라이닝 마모량 감지장치
US20190225202A1 (en) * 2016-07-29 2019-07-25 Trw Automotive U.S. Llc Brake pad wear sensor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0189640U (ja) * 1987-12-08 1989-06-13

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