JPS587146Y2 - ライニング摩耗警報装置 - Google Patents

ライニング摩耗警報装置

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JPS587146Y2
JPS587146Y2 JP1980021494U JP2149480U JPS587146Y2 JP S587146 Y2 JPS587146 Y2 JP S587146Y2 JP 1980021494 U JP1980021494 U JP 1980021494U JP 2149480 U JP2149480 U JP 2149480U JP S587146 Y2 JPS587146 Y2 JP S587146Y2
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JP
Japan
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ratchet
brake
strut
drum
lining
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Application number
JP1980021494U
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English (en)
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JPS55105632U (ja
Inventor
林田吉弘
Original Assignee
トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブレーキ装置におけるライニング摩耗警報装置
に係り、特に自動車等車輌のブレーキ装置におけるライ
ニングが摩粍恨界に達したことを検出端子とは別個のス
イッチを使用することなく検出端子そのもので電気的に
検出して運転者に警報を与える装置を提供することを目
的とする。
近年、自動車の安全性向上に伴ない、運転者が容易に確
認することが出来なく且つ運転の経過に伴って摩耗し制
動力に影響を及ぼすブレーキ装置のライニングの過剰摩
耗を運転者に知らせる所謂ブレーキ装置におけるライニ
ング摩耗警報装置が備えられ始めている。
この種の警報装置は小型で信頼性が高いことが要求され
るが、ブレーキ作動に関連して動作する検出部拐をスイ
ッチ機構で検出する装置においてはリミットスイッチ等
のスイッチ機構を小型且つ高信頼性に構成することは困
難であり、更にはスイッチ機構が高価となる等の問題点
があった。
本考案はリミットスイッチを使用することなくライニン
グ摩耗限界を警報して上記問題点を解決したブレーキ装
置におけるライニング摩耗警報装置を提供するものであ
り、その構成は、1対のブレーキシュー間にストラット
(固定)とライニングの摩耗に応じて変位しライニング
及びドラム間隙調整を行なう導電性ラチェット(可動)
とを設けてなるブレーキ装置におけるライニング摩耗警
報装置において、ストラットに変位自在に設けた導電性
検出部材が上記変位するラチェットの段部と当接解除さ
れて検出部材−ラチェット間を開路するか、又は該段部
と当接して検出部材−ラチェット間を閉路するかするこ
とにより、夫々検出部材、ラチェット更には警報手段を
含む電m路を開路又は閉路させて警報手段を作動せしめ
るものである。
次に、図面と共にそのl実施例につき説明する。
まず、第1図及び第2図と共に本考案になるブレーキ装
置におけるライニング摩耗警報装置が適用されるドラム
ブレーキについて概略的に説明する。
ドラムブレーキ1はブレーキ機構を有し車体側に固定さ
れているバックプレート2と、バックプレート2とは独
立に車輪と共に回転するドラム3とより大略構成されて
いる。
バックプレート2上には略半円弧状をなす一対のブレー
キシュー4及び5が拡開動自在に設けられている。
そして一方のシュー4に一端側が取付けられた板状のス
トラット6と、該ストラットの他端側に軸支されると共
に他方のシューに取付られ、シュー間隙を一定に保持す
るよう一方向にのみ回動可能になされた導電性のラチェ
ット18とにより、ドラム3に対する間隙を自動的に一
定に保持されており、ドラム3の内周面に対向する側に
ライニングT及び8が貼着固定しである。
運転者がブレーキ操作を行なうと、ホイールシリンダ9
が図中左右方向に動作し、ブレーキシュー4及び5が夫
々左右方向に拡開し、ライニングI及び8がドラム3の
内周に圧接してブレーキ作用が行なわれる。
次に上記ドラムブレーキ1に適用し得る本考案になるブ
レーキ装置におけるライニング摩耗警報装置の1実施例
について第3図を併せ参照して説明する。
ブレーキ装置におけるライニング摩耗警報装置10は警
報回路11を含む電気回路が開路又は閉路されることに
より警報回路11を動作せしめ、運転室に設けられてい
る警報ランプ12を点灯させて運転者にライニング7.
8が摩耗許容限度以上に摩耗したことを知らせる様構成
しである。
導電性検出端子13はストラット6にねじ止め固定しで
ある絶縁性ケース14に摺動自在に保持しである。
ギボ−4−f 15は上記ケース14に固定しである絶
縁性ケース16の上部に埋設固定してあり、警報回路1
1に電気的に接続しである。
検出端子13はこれと端子15と(II’Zに介挿しで
ある導電性のコイルスプリング1Tにより図中下方向へ
の変位力を附与されていると共に、スプリング1Tを介
して端子15と電気的に接続されている。
18は導電性のラチェットで、被検出部を構成し、一部
が車体に接地されている。
また、ラチェット18の上面は上段部19と下段部20
とより形成しである。
なお、ラチェット18はブレーキ作動動作に関連して後
述する如くに移動するが、ブレーキ非作動時においては
図示の位置にあり、この上段部19に検出端子13の先
端がコイルスプリング17により圧接している。
従って警報回路11はその一端をギボシ端子15、コイ
ルスプリング17、検出端子13、ラチェット18を介
してアースに閉路されており1.警報ランプ12は消灯
している。
次にブレーキ操作に関連しての警報装置10の動作につ
いて説明するに、まずライニングT及び8の摩耗量が摩
耗許容限度以内である場合における動作について説明す
る。
第1図において、ブレーキ操作により、ブレーキシュー
4及び5はライニングI及び8がドラム3に圧接する位
置まで拡開する。
特にブレーキシュー50回動に伴ない、ストラット6に
回動可能に設けであるラチェット18がこの一部をブレ
ーキシュー5の孔に保持されて第2図中反時計方向に所
定角度回動する。
なお、この時、ラチェット18は第3図中矢印方向に所
定距離り移動し、下段部20が同図中20aで示す位置
まで移動する。
この態様において、検出端子13はなおもラチェット1
8の上段部19に圧接しており、警報回路11はアース
に閉路されており、警報ランプ12は消灯したま〜とさ
れている。
ブレーキ操作述べ回数の増加に伴ないライニング7.8
は漸次摩耗するが、第1図に示すドラムブレーキ1にお
いてはこれに応じて第2図中ラチェット18がその右側
ラチェツト爪部に噛合する爪材により順次−爪ずつ送ら
れて回動することにより非作動時におけるブレーキシュ
ー4,5の位置が徐々に拡開された位置に自動的に移動
して、ライニング7.8とドラム3との間の間隙が一定
値に保持され、ブレーキ操作時におけるブレーキシュー
4,5の拡開方向移動量は常に一定とされる。
従って、ブレーキ操作時、ラチェット18はライニング
1,8の摩耗量の増加に応じて最終回動位置がより反時
計方向に回動した位置に移動し、第3図においては移動
距離りを一定とされたまSその停止位置が右方向に移動
する。
次にライニング7及び8が摩耗許容限度以上摩耗した場
合の警報装置10の動作について説明する。
この場合にブレーキ操作を行なうと、ラチェット18は
ブレーキシュー5の拡開動作に伴ない前記と同様に距離
りの範囲で移動し、その下段部20が制動時20bで示
す位置まで移動する。
ラチェット18の右方向移動により、検出端子13はラ
チェット18の上段部19に対する押圧を解除されて下
段部20に対向する態様となる。
この時、検出端子13はコイルスプリング17により下
方向に移動されるも、フランジ部13aが絶縁性ケース
14に係止される同図中二点鎖線で示す位置で移動を制
限され、この先端部が下段部20に当接せずこれに離間
対向する態様となる。
このため、検出端子13とラチェット18間の電気的接
続が解除され、警報回路11はアース側より開路される
この結果、警報回路11は電源21により動作され、警
報ランプ12が点灯する。
ランプ12のブレーキ操作時の点灯により、運転者にラ
イニング7.8が過度摩耗態様であることが警報される
なお、上記構成のライニング摩耗警報装置において、警
報回路110代わりに警報ランプ12を電源21に直列
に接続し、ラチェット18をその上段部19と下段部2
0とを逆にした形状とした構成とすることも出来ろ。
この場合には、ライニングが許容限度以上摩耗すると、
ブレーキ操作時検出端子13がラチェット18の上段部
19に乗り上げてこれに当接し、電気的には電源21及
びランプ12を含む電気回路が閉路されて、ランプ12
が点灯し、上記の場合と同様に運転者に警報を発する。
上述の如く、本考案になるブレーキ装置におけるライニ
ング摩耗警報装置によれば、ラチェットを導電性部材よ
り形成すると共にストラットに対向する面にカム面を形
成し、該ストラットの該ラチェット取付側面とは反対側
面に絶縁ケースを設けると共に、該絶縁ケースに検出端
子を導電性スプリングに、より該ラチェット方向へ附勢
させ該端子の先端が該ストラットを貫通して該ラチェッ
トのカム面に対応するよう保持せしめ、該導電性スプリ
ング及びラチェットを順次導通する電気回路中に、該検
出端子の先端がライニングの摩耗限界に対応して該カム
面に接触又は離間を行なうことにより警報を発する警報
器を設けてなるため、ライニングの摩耗の程度をリミッ
トスイッチ等を使用せず、しかも検出端子の先端とカム
面とがカム機構を構成すると共にスイッチ機構をも構成
しており、したがって部品点数が少なく小型構成し得、
また調節作業はこの検出端子の先端とカム面との間のみ
を行なえばよ(、他の部分とのタイ□ングをとる必要が
なくて済み、構成も単純化されていることと相俟って信
頼性を向上し得、また安価に製造し得るという特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になるブレーキ装置にお
けるライニング摩耗警報装置を適用しうるドラムブレー
キの正面図及び第1図中m−m5に沿う横断平面図、第
3図は本考案になるブレーキ装置におけるライニング摩
耗警報装置の1実施例の縦断正面図である。 1・・・・・・ドラムブレーキ、3・・・・・・ドラム
、4,5・・・・・・ブレーキシュー 6・・・・・・
ストラット、7,8・・・・・・ライニング、10・・
・・・・ブレーキ装置におけるライニング摩耗警報装置
、11・・・・・・警報回路、12・・・・・・警報ラ
ンプ、13・・・・・・検出端子、14゜16・・・・
・am ケース 1T・・・・・・コイルスプリング、
18・・・・・・ラチェット、19・・・・・・上段部
、20・・・・・・下段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪の駆動により回転するドラムと、夫々ドラム内方に
    配設され、シリンダ等により駆動されて拡開方向へ変位
    されて該ドラム内周に圧接される1対のブレーキシュー
    と、該l対のブレーキシューの一方に一端側が取付けら
    れた板状のストラットと、該ストラットの他端側に軸支
    されると共に他方のブレーキシューに取付けられドラム
    内周及びシュー間の間隙を一定に保持するよう一方向に
    のみ回転可能になされたラチェットとよりなるブレーキ
    装置において、該ラチェットを導電性部材より形成する
    と共に該ストラットに対向する面にカム面を形成し、該
    ストラットの該ラチェット取付側面とは反対側面に絶縁
    ケースを設けると共に、該絶縁ケースに検出端子を、導
    電性スプリングにより該ラチェット方向へ附勢させ該端
    子の先端が該ストラットを貫通して該ラチェットのカム
    面に対応するよう保持せしめ、該導電性スプリング及び
    ラチェットを順次導通する電気回路中に、該検出端子の
    先端がライニングの摩耗限界に対応して該カム面に接触
    又は離間を行なうことにより警報を発する警報器を設け
    てなるブレーキ装置におけるライニング摩耗警報装置。
JP1980021494U 1980-02-21 1980-02-21 ライニング摩耗警報装置 Expired JPS587146Y2 (ja)

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JPS55105632U JPS55105632U (ja) 1980-07-23
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914869A (ja) * 1972-06-03 1974-02-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346473Y2 (ja) * 1972-02-19 1978-11-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914869A (ja) * 1972-06-03 1974-02-08

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JPS55105632U (ja) 1980-07-23

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