JPH05321857A - 流体圧縮機 - Google Patents

流体圧縮機

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JPH05321857A
JPH05321857A JP12880092A JP12880092A JPH05321857A JP H05321857 A JPH05321857 A JP H05321857A JP 12880092 A JP12880092 A JP 12880092A JP 12880092 A JP12880092 A JP 12880092A JP H05321857 A JPH05321857 A JP H05321857A
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JP
Japan
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cylinder
blade
peripheral surface
rotating body
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP12880092A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Koyama
聡 小山
Noriko Watanabe
規子 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール性及び運転効率の向上を図る。 【構成】 螺旋状のブレード33を有する回転体21と
シリンダ17の相対的な旋回時にシリンダ17の吸込端
側から作動室35に流入した流体を吐出端側の作動室3
5へ順次圧縮しながら移送し外部へ吐出する流体圧縮機
において、前記螺旋状のブレード33の内周面側となる
底面に、連続する切欠き凹部45を設け、この切欠き凹
部45内に、ブレード33の外周面をシリンダ17側へ
向けて常時付勢するコイル状の付勢ばね43を設けたこ
とを特徴とする流体圧縮機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば冷凍サイクル
の冷媒ガスを圧縮するのに適する螺旋方式の流体圧縮機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的な圧縮機として、レシプ
ロ方式、ロータリ方式等のものが知られており、その外
に、シリンダの吸込端側から作動室に流入した冷媒をシ
リンダの吐出端側の作動室へ順次移送させながら圧縮し
ていき外部へ吐出する螺旋方式の流体圧縮機が提供され
ている。
【0003】螺旋方式の圧縮機の概要は、例えば、図1
6に示す如くステータ101及びロータ103から成る
駆動手段によって回転するシリンダ105と、シリンダ
105内にeだけ偏心して配置され、オルダム機構10
7を介してシリンダ105に対し相対的に旋回可能な回
転ロッド109とを備え、回転ロッド109の両端から
突出する両支軸部は左右の軸受部材110,110によ
り回転自在に両端支持されている。回転ロッド109の
外周面にはピッチが徐々に小さくなる螺旋状の溝111
が形成され螺旋状の溝111には、螺旋状のブレード1
13がそれぞれ出没自在に嵌合している。ブレード11
3の外周面はシリンダ105の内周面と密着し合い、ブ
レード113は回転ロッド109と一体的に旋回する。
シリンダ105に対する回転ロッド109は、外周面の
一部をシリンダ105の内周面の一部と線接触しながら
偏心して旋回するため、ブレード113が螺旋状の溝1
11に対して出没することで回転ロッド109とシリン
ダ105との間の空間に複数の作動室115が軸方向に
沿って形成されるようになる。作動室115の容積は、
図17に示す如くブレード113が嵌合される螺旋状の
溝111のピッチPによって決定され、前記ブレード1
19によって形成される作動室113の容積は、吸込部
側となる一側から吐出部側となる他側へ向かって徐々に
小さなるため、吹込パイプ117から吹込孔118を介
して作動室115内に取込まれた冷媒は、順次移送され
る間に圧縮されて吐出パイプ119から外に吐出される
構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如くブレード
113は、その弾性力を利用して螺旋状の溝111内に
出没自在に嵌挿することで冷媒を順次圧縮していく作動
室115を形成するものであるが、吸込領域は、吐出領
域に比べて螺旋状の溝111のピッチが大きいために捩
れ角も大きくなる。
【0005】このために、螺旋状の溝111のピッチが
大きくなる吸込領域のブレード113は、溝壁面と強く
接触し合い出没時の摺動抵抗となる点。また、作動中に
熱の影響を受けて弾性率が低下する等の諸条件によって
ブレード113の外周面が、シリンダ105の内周面に
対して接触圧が弱まり、リークによる圧縮性能の低下を
招来する問題があった。
【0006】そこで、この発明はシール性に優れると共
に運転効率の高い流体圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、密閉ケース内に設けられ吸込端側と吐
出端側とを有するシリンダと、このシリンダの軸方向に
沿って偏心して配置され、前記シリンダの内周面に一部
が接触した状態で前記シリンダと相対的に旋回可能な円
筒状の回転体と、この回転体の外周に設けられ前記シリ
ンダの吸込端側から吐出端側へ向かって順次小さくなる
ピッチで形成された螺旋状の溝と、この溝に出没自在に
嵌合されるとともに前記シリンダの内周面に密着する外
周面を有し前記シリンダの内周面と回転体の外周面との
間を複数の作動室に区画する螺旋状のブレードと、前記
回転体とシリンダとを相対的に旋回させる駆動手段とを
備え、前記回転体とシリンダの相対的な旋回時にシリン
ダの吸込端側から作動室に流入した流体を吐出端側の作
動室へ順次圧縮しながら移送し外部へ吐出する流体圧縮
機において、前記螺旋状のブレードの内周側となる底面
に、連続する切欠き凹部を設け、この切欠き凹部内に、
ブレードの外周面をシリンダ側へ向けて常時付勢するコ
イル状の付勢ばねを設けてある。
【0008】
【作用】かかる流体圧縮機によれば、ブレードの外周面
は、コイル状の付勢ばねによりシリンダの内周面側へ向
けて付勢されるため、摺動抵抗や弾性率の低下等各種条
件に影響されることなく常に所定の接触圧が確保される
ようになる。したがって、作動時のシール漏れは起きず
高い運転効率が得られる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。図1において、1
は冷凍サイクルに使用される密閉型の流体圧縮機3の密
閉ケースを示しており、密閉ケース1の一方には冷凍サ
イクルの吸込パイブ5が、他方には吐出パイプ7がそれ
ぞれ設けられている。密閉ケース1内には駆動手段とし
ての電動要素9および圧縮手段としての圧縮要素11が
それぞれ配置されている。
【0010】電動要素9は、密閉ケース1の内面に固定
されたステータ13と、その内側に設けられた回転可能
なロータ15とを有し、シリンダ17に回転動力を与え
るよう機能する。
【0011】圧縮要素11は両端が開放されたシリンダ
17を有しており、シリンダ17は密閉ケース1の内面
に固定された左右の主軸受19、副軸受20により回転
自在に両端支持されている。各軸受19,20はシリン
ダ17の端部が回転自在に嵌合したボス部19a,20
aと、これらボス部19a,20aよりも大径で前記密
閉ケース1の内面に固定された基部19b,20bとか
らなり、シリンダ17の両端は気密的に閉塞されてい
る。
【0012】シリンダ17の内部には、シリンダ17の
内径よりも小さい円筒状の回転体21がシリンダ17の
軸方向に沿って配設されている。回転体21は鉄系また
は、その他の材料からなり、その中心軸線Aがシリンダ
17の中心軸線Bに対して距離eだけ図1において下方
に偏心して配設され、一部が内周面と線接触している。
【0013】回転体21の両端部にはそれぞれ径の細い
支軸部21a,21bが設けられ、これら支軸部21
a,21bはそれぞれ前記主軸受19、副軸受20のボ
ス部19a,20aに形成された軸受穴19c,20c
に対して回転自在に挿入支持されている。
【0014】一方、回転体21の右側の支軸部21aに
は、図6に示すようにオルダムリング23を介してシリ
ンダ17側からの回転動力が伝達される動力伝達面とし
て機能する断面正方形状の角柱部25が形成されてい
る。この角柱部25は、前記オルダムリング23に形成
された矩形状の長孔26と遊びを有して嵌合し合うと共
に遊びの範囲内において角柱部25のスライドが可能と
なっている。また、オルダムリング23の外周面には、
前記長孔26の長手方向と直交する径方向に一対の伝達
ピン27,27の一端部がそれぞれスライド自在に嵌挿
され、伝達ピン27,27の他端部は、前記シリンダ1
7の周壁に穿設された嵌合孔29に嵌合固定されてい
る。これにより、前記回転体21はシリンダ17に対し
て偏心した位置で無理なく結合状態が確保されると共
に、シリンダ17の回転力はオルダムリング23を介し
て回転体21に伝達されるようになっている。
【0015】従って、電動要素9の作動によりシリンダ
17がロータ15と一体的に回転することで、シリンダ
17に対して回転体21はオルダムリング23を介して
偏心して回転運動する。この時、回転体21の外周面
と、それに対向するシリンダ17の内周面との間には相
対速度が生じ、一部線接触しながらシリンダ17内で内
転し、シリンダ17に対して旋回運動するようになる。
【0016】一方、前記回転体21の外周面には螺旋状
の溝31が設けられており、この螺旋状の溝31は、吸
込端側(図1右側)のピッチPが一番大きく、以下、吐
出端側(図面左側)へ向けてピッチが順次小さくなるよ
う設定されている。
【0017】また、螺旋状の溝31には、螺旋状のブレ
ード33が弾性力を利用して出没自在に嵌め込まれてい
る。これにより、各作動室35が形成されると共に吸込
端側となる作動室35の容積が一番大きくなっている。
以下、吐出端側へ向けて各作動室35の容積が順次小さ
くなるよう設定され、吐出側となる最終の作動室35
は、副軸受20に形成された密閉ケース1内に開放され
た吐出孔37と接続連通している。また、各作動室35
は図6に示す如くブレード33に沿って回転体21とシ
リンダ17の内周面との接触部から次の接触部までのび
たほぼ三日月状の領域となっている。吸込端側の第1番
目の作動室35は、回転体21の軸端部に設けられたメ
イン通路39と、主軸受19に設けられた吸込通路41
とを介して前記冷凍サイクルの吸込パイプ5と接続連通
している。これにより、吸込パイプ5からシンリダ17
内に吸引される冷媒は第1番目の作動室35に途切れる
ことなく確実に導入されるようになっている。
【0018】ブレード33は耐冷媒性、耐熱性、曲げ弾
性率の低い四フッ化エチレン樹脂(以下PTFE樹脂と
称す)から成り、螺旋状となる内周面側の底面には、コ
イル状の付勢ばね43が組付けられた切欠き凹部45が
連続して設けられている。
【0019】切欠き凹部45は、付勢ばね43の径より
径大な深さと巾を有し、下方が開放された断面コ字状の
形状となっている。切欠き凹部45を設ける領域は、図
4に示すようにブレード33の各両端縁の途中まで連続
して設けられている。
【0020】付勢ばね43は、螺旋状の溝31とほぼ同
様にコイル状に形成され、ブレード33の外周面を常時
シリンダ17の内周面へ向けて付勢するよう機能する。
【0021】なお、圧縮要素11の各摺動部及び回転部
には、図1に示すように密閉ケース1内の圧力が上昇す
ることで、前記密閉ケース1の底部に蓄えられた潤滑油
内に吹込口47が臨む油導入管49及び連通路51を介
して潤滑油が供給されるようになっている。
【0022】次に、このように構成された流体圧縮機の
動作について説明する。
【0023】まず、電動要素9に通電するとロータ15
が回転し、このロータ15と一体にシリンダ17も回転
する。シリンダ17が回転すれば、オルダムリング23
を介して回転体21も回転する。シリンダ17に対する
回転体21は、偏心して旋回するため回転体21の外周
面とそれに対向するシリンダ17の内周面との間には相
対速度が生じ一部線接触しながらシリンダ17内で内転
し、シリンダ17に対して回転体21は旋回運動する。
この結果、吸込端側の作動室35に取り込まれた冷媒等
の流体は閉じ込められた状態で回転体21の回転にとも
ない吐出端側の作動室35へ向けて順次送られながら圧
縮され、吐出パイプ7から外へ吐出されるようになる。
【0024】この動作時において、例えば熱の影響等に
より弾性率が低下したり、あるいは、出没時の摺動抵抗
の影響を受けても、付勢ばね43のばね圧によりブレー
ド33の外周面はシリンダ17の内周面に対して確実に
接触し合い良好なシール状態に確保されるため圧縮性能
の低下は起こらず安定した高い運転効率が得られるよう
になる。
【0025】図7は冷媒ガスに「フレオン12」を使用
し、シリンダ17と回転体17と回転体21とに300
0rpmの回転を与え、各種条件を設定して測定した結
果を示したものである。
【0026】図において実施例2は、図8に示すよう
に、付勢ばね43をブレード33の中央から吐出側Aに
渡り配設した例である。
【0027】実施例3は、図9に示すように付勢ばね4
3をブレード33の中央から吸込側Bに渡り配設した例
である。
【0028】比較例1は、付勢ばね43を省略したPT
EF樹脂だけで構成した基本のブレードの例である。
【0029】比較例2は、図12に示すように切欠き凹
部45をブレード33の端部まで貫通させ全領域にわた
って設けた例である。
【0030】比較例3は、図10に示すように切欠き凹
部45が、付勢ばね43の断面径とほぼ同一としたブレ
ード33の例である。
【0031】比較例4は、切欠き凹部45の深さが、付
勢ばね43の断面径より小さいブレード33の例であ
る。
【0032】なお、この実験結果は、比較例1を100
とした相対指数で現わされ実施例1〜3と比較例1〜4
の相対冷凍能力と相対負荷電力、また相対冷凍能力と相
対負荷能力から算出された相対運転効率の結果が対比し
て示されている。(相対冷凍能力/相対負荷電力×10
0=相対運転効率%)すなわち、比較例2の「切欠き凹
部45が吐出側Aと吸込側Bまで連通したブレード3
3」で得られる特性をみると、相対冷凍能力が65%に
低下し、相対運転効率が62%まで低下した。また、比
較例3の「切欠き凹部45の幅が1mmで付勢ばね43
の外径と同一寸法のブレード33」で構成された特性を
みると、相対冷凍能力140%と向上が見られるが、相
対負荷電力が145%と増加し、結果として相対運転効
率が97%と低下した。比較例4の「切欠き凹部45の
深さが0.5mmで付勢ばね43の外径よりも小さいブ
レード33」で構成された特性をみると、比較例2と同
様な傾向を示し、相対冷凍能力が70%に低下し、相対
運転能率が67%まで低下した。
【0033】一方、実施例1で構成されたブレード33
は、比較例3と同様に相対冷凍能力が140%に向上
し、相対負荷電力が109%の増加に止まり、相対運転
能力は128%と向上が見られた。また、実施例2で構
成されたブレード33は、相対冷凍能力が110%と実
施例1に比べその効果は小さく、相対運転能力は107
%であった。これに対し、実施例3で構成されたブレー
ド33は、実施例1と同じ相対冷凍能力140%が得ら
れ、相対負荷電力が106%の最小限の増加に止まり、
結果として最高の相対運転効率132%が得られた。
【0034】つまり、比較例2の運転効率の低下は、切
欠き凹部45が吐出側Aと吸込側Bの端部まで連通して
いるため、高圧の冷媒ガスが切欠き凹部45を通じて低
圧側へリークしたことがわかる。また、比較例4も同様
に切欠き凹部45の深さが付勢ばね43の外径よりも小
さいことから、高圧の冷媒ガスが切欠き凹部45と付勢
ばね43の隙間を通じて低圧側へリークし、運転効率の
低下につながったものと思われる。比較例3のブレード
33で構成したコンプレッサは、付勢ばね43によって
シリンダ17とブレード33の押し付け力が増加し、作
動室35のシール性の向上による相対冷凍能力の増加が
認められるが、ブレード33が螺旋状の溝31を出入り
する際の捩じり変形に対してもコイル状の付勢ばね43
が補強する結果となり、相対負荷電力が大幅に増加し、
相対運転効率を逆に低下させることになったものと思わ
れる。
【0035】その点、実施例1〜3は作動室35のシー
ル性を向上させるばかりか、切欠き凹部45の幅が付勢
ばね43の外径よりも大きいことで、ブレード33が螺
旋状溝31を出没する際の捩じり変形に対し、付勢ばね
43が切欠き凹部45内を回転体21の軸方向にスライ
ドして相対負荷電力の増加を止めることで運転効率の向
上に大きく寄与しているものと思われる。また、ブレー
ド螺旋のピッチが大きい吸込側Aの領域に実施する例に
あっては、特に、相対冷凍能力を向上させる点において
効果的であることが推察できる。
【0036】なお、本実施例の切欠き凹部45の形状
は、図13に示す台形型、図14に示す逆台形型、図1
5に示すT溝型等各種形状のものを採用することも可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
螺旋式のコンプレッサに適した高性能を持つブレードを
得ることができる。
【0038】したがって、組立性を維持しつつ、ブレー
ドのシール性、運転効率を向上させることができ、初期
のコンプレッサの性能を長期に渡って維持できる効果を
もたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した流体圧縮機の切断面図。
【図2】螺旋状の溝内にブレードを装着した回転体の斜
視図。
【図3】切欠き凹部内に付勢ばねが組込まれた一部分の
拡大断面図。
【図4】ブレードの一部分を示す一部分の側面図。
【図5】付勢ばねの斜視図。
【図6】オルダムリングの切断面図。
【図7】各実施例及び各比較例の測定結果図。
【図8】付勢ばねを吐出側に設けた説明図。
【図9】付勢ばねを吸込側に設けた説明図。
【図10】切欠き凹部の変形例を示した図3と同様の拡
大断面図。
【図11】切欠き凹部の変形例を示した図3と同様の拡
大断面図。
【図12】切欠き凹部を端末まで設けたブレードの側面
図。
【図13】切欠き凹部を台形状としたブレードの切断面
図。
【図14】切欠き凹部を逆台形状としたブレードの切断
面図。
【図15】切欠き凹部をT字形状としたブレードの切断
面図。
【図16】従来例を示した図2と同様の斜視図。
【図17】従来例を示した図2と同様の説明図。
【符号の説明】
1 密閉ケース 9 駆動手段 17 シリンダ 21 回転体 31 溝 33 ブレード 35 作動室 43 コイル状の付勢ばね 45 切欠き凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内に設けられ吸込端側と吐出
    端側とを有するシリンダと、このシリンダの軸方向に沿
    って偏心して配置され、前記シリンダの内周面に一部が
    接触した状態で前記シリンダと相対的に旋回可能な円筒
    状の回転体と、この回転体の外周に設けられ前記シリン
    ダの吸込端側から吐出端側へ向かって順次小さくなるピ
    ッチで形成された螺旋状の溝と、この溝に出没自在に嵌
    合されるとともに前記シリンダの内周面に密着する外周
    面を有し前記シリンダの内周面と回転体の外周面との間
    を複数の作動室に区画する螺旋状のブレードと、前記回
    転体とシリンダとを相対的に旋回させる駆動手段とを備
    え、前記回転体とシリンダの相対的な旋回時にシリンダ
    の吸込端側から作動室に流入した流体を吐出端側の作動
    室へ順次圧縮しながら移送し外部へ吐出する流体圧縮機
    において、前記螺旋状のブレードの内周側となる底面
    に、連続する切欠き凹部を設け、この切欠き凹部内に、
    ブレードの外周面をシリンダ側へ向けて常時付勢するコ
    イル状の付勢ばねを設けたことを特徴とする流体圧縮
    機。
JP12880092A 1992-05-21 1992-05-21 流体圧縮機 Pending JPH05321857A (ja)

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