JPH0532119Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532119Y2 JPH0532119Y2 JP14731288U JP14731288U JPH0532119Y2 JP H0532119 Y2 JPH0532119 Y2 JP H0532119Y2 JP 14731288 U JP14731288 U JP 14731288U JP 14731288 U JP14731288 U JP 14731288U JP H0532119 Y2 JPH0532119 Y2 JP H0532119Y2
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- Japan
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- liquid
- bag
- storage bag
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- function
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、腐敗しやすい物体などを収納する物
体収納袋に関するものである。
体収納袋に関するものである。
従来の技術
従来、屍体などの腐敗しやすい物体の保存や運
搬などでは、氷やドライアイスなどにより低温度
に維持することが行なわれている。また各種抗菌
剤、消臭剤が開発され、たとえば収納袋の内部に
コーテイングなどの手段により存在させている。
搬などでは、氷やドライアイスなどにより低温度
に維持することが行なわれている。また各種抗菌
剤、消臭剤が開発され、たとえば収納袋の内部に
コーテイングなどの手段により存在させている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、屍体などを低温度に保持する場
合氷やドライアイスだけでは、冷蔵室(庫)、冷
凍室(庫)の大がかりなものを用いない限り、短
時間の効果しか得られず、また抗菌剤、消臭剤で
はコーテイングの場合経時変化で機能低下が避け
られず、特に収納袋の不使用時でも経時変化して
機能低下していくという問題がある。
合氷やドライアイスだけでは、冷蔵室(庫)、冷
凍室(庫)の大がかりなものを用いない限り、短
時間の効果しか得られず、また抗菌剤、消臭剤で
はコーテイングの場合経時変化で機能低下が避け
られず、特に収納袋の不使用時でも経時変化して
機能低下していくという問題がある。
本考案は、上記の問題を解決するもので、屍体
などの腐敗しやすい物体を収納する場合、必要な
ときに殺菌あるいは殺菌と消臭の各機能を発揮さ
せて長期間にわたつて効果を持続しうる物体収納
袋を提供することを目的とするものである。
などの腐敗しやすい物体を収納する場合、必要な
ときに殺菌あるいは殺菌と消臭の各機能を発揮さ
せて長期間にわたつて効果を持続しうる物体収納
袋を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために本考案の物体収納
袋は、殺菌機能と消臭機能のうちの少なくとも殺
菌機能を有する液体を耐液体性袋本体に封入した
液体袋と前記液体を含浸する布帛とを、両者が接
した状態で収納袋本体の内部に具備したことを特
徴とするものである。
袋は、殺菌機能と消臭機能のうちの少なくとも殺
菌機能を有する液体を耐液体性袋本体に封入した
液体袋と前記液体を含浸する布帛とを、両者が接
した状態で収納袋本体の内部に具備したことを特
徴とするものである。
作 用
本考案の物体収納袋において、屍体ような腐敗
しやすい物体を収納して、腐敗のおそれのある場
合、物体収納袋の中で液体袋を適宜の手段で破裂
させて液体を流出させることにより、液体が物体
収納袋外に流出することなく、液体袋に接して収
納している布帛にほとんど全て均等に浸透して含
浸され、そのままあるいは気化して物体収納袋内
で長期にわたつて殺菌機能、消臭機能を発揮す
る。
しやすい物体を収納して、腐敗のおそれのある場
合、物体収納袋の中で液体袋を適宜の手段で破裂
させて液体を流出させることにより、液体が物体
収納袋外に流出することなく、液体袋に接して収
納している布帛にほとんど全て均等に浸透して含
浸され、そのままあるいは気化して物体収納袋内
で長期にわたつて殺菌機能、消臭機能を発揮す
る。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例の物体収納袋を示す
一部切欠き概略斜視図である。第1図において本
考案の実施例の物体収納袋1は、収納袋本体2の
内部の一隅に、適宜折り畳んだ布帛3と殺菌機能
と消臭機能のうち少なくとも殺菌機能を有する液
体を封入した液体袋4とを収納して形成してい
る。収納袋本体2は、180cm×80cmの防水加工を
施したナイロン布製であり、フアスナ1aで密閉
でき、これを開閉して物体を収納しあるいは取出
すことができる。布帛3は大きさ30cm×50cmのレ
ーヨン繊維製の目付200g/m2の不織布を用い、
液体袋4は7cm×12cmのナイロンフイルム製の耐
液体性袋本体4aに約80c.c.の二酸化塩素を主成
分とする液体14bを封入して形成し(第2図)、
この液体袋4は布帛3の折り畳み部分の間の中央
付近に挾み込んでいる。この耐液体性袋本体4a
は、液体14bを流出させるときは圧迫などして
破裂させるが、不使用時などでの取扱いでは破れ
ない程度の強度をもつている。
一部切欠き概略斜視図である。第1図において本
考案の実施例の物体収納袋1は、収納袋本体2の
内部の一隅に、適宜折り畳んだ布帛3と殺菌機能
と消臭機能のうち少なくとも殺菌機能を有する液
体を封入した液体袋4とを収納して形成してい
る。収納袋本体2は、180cm×80cmの防水加工を
施したナイロン布製であり、フアスナ1aで密閉
でき、これを開閉して物体を収納しあるいは取出
すことができる。布帛3は大きさ30cm×50cmのレ
ーヨン繊維製の目付200g/m2の不織布を用い、
液体袋4は7cm×12cmのナイロンフイルム製の耐
液体性袋本体4aに約80c.c.の二酸化塩素を主成
分とする液体14bを封入して形成し(第2図)、
この液体袋4は布帛3の折り畳み部分の間の中央
付近に挾み込んでいる。この耐液体性袋本体4a
は、液体14bを流出させるときは圧迫などして
破裂させるが、不使用時などでの取扱いでは破れ
ない程度の強度をもつている。
上記の物体収納袋1において、屍体などを収納
して腐敗のおそれがあるために、内部で殺菌機能
と消臭機能とを発現させる場合、収納袋本体2の
上から液体袋4を手、足その他適当な道具により
圧迫して袋本体4aを破裂させ、内部の液体4b
を流出させれば、液体4bは収納袋本体2から外
部へ漏れることなくほとんど全て周囲の布帛3に
均等に浸透して含浸され、そのままあるいは気化
して長期にわたつて殺菌機能、消臭機能を発揮す
る。
して腐敗のおそれがあるために、内部で殺菌機能
と消臭機能とを発現させる場合、収納袋本体2の
上から液体袋4を手、足その他適当な道具により
圧迫して袋本体4aを破裂させ、内部の液体4b
を流出させれば、液体4bは収納袋本体2から外
部へ漏れることなくほとんど全て周囲の布帛3に
均等に浸透して含浸され、そのままあるいは気化
して長期にわたつて殺菌機能、消臭機能を発揮す
る。
以上のように上記実施例の物体収納袋1は、内
部に、殺菌機能と消臭機能を有する液体4bをナ
イロンフイルム製の耐液体性袋本体4aに封入し
た液体袋4を布帛3に挾んだ状態で具備している
ので、不使用保管時において液体4bの酸化によ
る劣化や気化による減少が極めて少なく、また必
要なときは耐液体性袋本体4aを破裂させて液体
4bを流出させ、布帛3に含浸させて殺菌機能、
消臭機能を発現させることができ、しかも効果が
長期にわたつて持続し、物体特に腐敗しやすい屍
体などの保存、運搬などに極めて有用である。
部に、殺菌機能と消臭機能を有する液体4bをナ
イロンフイルム製の耐液体性袋本体4aに封入し
た液体袋4を布帛3に挾んだ状態で具備している
ので、不使用保管時において液体4bの酸化によ
る劣化や気化による減少が極めて少なく、また必
要なときは耐液体性袋本体4aを破裂させて液体
4bを流出させ、布帛3に含浸させて殺菌機能、
消臭機能を発現させることができ、しかも効果が
長期にわたつて持続し、物体特に腐敗しやすい屍
体などの保存、運搬などに極めて有用である。
上記実施例では布帛3として30cm×50cmの不織
布を用い、液体として二酸化塩素を主成分とする
ものを封入したが、必要に応じて布帛3の織物、
編物、不織布などの種類、大きさ、液体の種類、
量などを適宜選択すればよい。また耐液体性袋本
体4aとしてはナイロンフイルムなどの合成樹脂
フイルム製のほか、耐液体性の樹脂コーテイング
紙製のものなども用いうる。
布を用い、液体として二酸化塩素を主成分とする
ものを封入したが、必要に応じて布帛3の織物、
編物、不織布などの種類、大きさ、液体の種類、
量などを適宜選択すればよい。また耐液体性袋本
体4aとしてはナイロンフイルムなどの合成樹脂
フイルム製のほか、耐液体性の樹脂コーテイング
紙製のものなども用いうる。
考案の効果
以上のように本考案の物体収納袋においては、
耐液体性袋本体に殺菌機能と消臭機能のうち少な
くとも殺菌機能を有する液体を封入した液体袋と
布帛とを、両者が接した状態で収納袋本体の内部
に具備していることにより、必要なときに耐液体
性袋本体を破裂させて液体を流出させ、かつこれ
を布帛に含浸させて、長期にわたつて殺菌機能あ
るいはさらに消臭機能を発現させることができ、
特に屍体などの腐敗しやすい物体を収納して保
存、運搬する場合などに極めて有用である。
耐液体性袋本体に殺菌機能と消臭機能のうち少な
くとも殺菌機能を有する液体を封入した液体袋と
布帛とを、両者が接した状態で収納袋本体の内部
に具備していることにより、必要なときに耐液体
性袋本体を破裂させて液体を流出させ、かつこれ
を布帛に含浸させて、長期にわたつて殺菌機能あ
るいはさらに消臭機能を発現させることができ、
特に屍体などの腐敗しやすい物体を収納して保
存、運搬する場合などに極めて有用である。
第1図は本考案の一実施例の物体収納袋を示す
一部切欠き概略斜視図、第2図は同物体収納袋の
液体袋を示す概略斜視図である。 2……収納袋本体、3……布帛、4……液体
袋、4a……耐液体性袋本体、4b……液体。
一部切欠き概略斜視図、第2図は同物体収納袋の
液体袋を示す概略斜視図である。 2……収納袋本体、3……布帛、4……液体
袋、4a……耐液体性袋本体、4b……液体。
Claims (1)
- 殺菌機能と消臭機能のうち少なくとも殺菌機能
を有する液体を耐液体性袋本体に封入した液体袋
と前記液体を含浸する布帛とを、両者が接した状
態で収納袋本体の内部に具備したことを特徴とす
る物体収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14731288U JPH0532119Y2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14731288U JPH0532119Y2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265918U JPH0265918U (ja) | 1990-05-17 |
JPH0532119Y2 true JPH0532119Y2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=31417591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14731288U Expired - Lifetime JPH0532119Y2 (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532119Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005261446A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Sanyo Chem Ind Ltd | 被災者用収納袋 |
JP4589814B2 (ja) * | 2005-06-09 | 2010-12-01 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 空気調和機の室内機の殺菌洗浄方法 |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP14731288U patent/JPH0532119Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0265918U (ja) | 1990-05-17 |
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