JPH0532110U - 貨物自動車におけるリフト装置 - Google Patents
貨物自動車におけるリフト装置Info
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- JPH0532110U JPH0532110U JP9227491U JP9227491U JPH0532110U JP H0532110 U JPH0532110 U JP H0532110U JP 9227491 U JP9227491 U JP 9227491U JP 9227491 U JP9227491 U JP 9227491U JP H0532110 U JPH0532110 U JP H0532110U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 積載能力の増加および寿命の延長と合わせ
て、装置の小型軽量化および商品バリエーションに対し
ての構成部品の共通化を図る。 【構成】 荷台1に固定した左右のコラム2,3にポス
ト10,9が昇降可能に設けられ、このポスト10,9
にプラットフォーム13のガイド12,11が昇降可能
に設けられる。駆動シリンダ22の作動によって第1の
チェーン4と第2のチェーン6を介してポスト10,9
を昇降させ、そのポスト10,9の昇降によって第3の
チェーン7を介してプラットフォーム13を昇降させ
る。
て、装置の小型軽量化および商品バリエーションに対し
ての構成部品の共通化を図る。 【構成】 荷台1に固定した左右のコラム2,3にポス
ト10,9が昇降可能に設けられ、このポスト10,9
にプラットフォーム13のガイド12,11が昇降可能
に設けられる。駆動シリンダ22の作動によって第1の
チェーン4と第2のチェーン6を介してポスト10,9
を昇降させ、そのポスト10,9の昇降によって第3の
チェーン7を介してプラットフォーム13を昇降させ
る。
Description
【0001】
この考案は、貨物自動車の荷台に装備され、荷物を積載するプラットフォーム を水平状態を保ちながら昇降させることによって荷物の積み卸し作業を行う貨物 自動車におけるリフト装置に関する。
【0002】
貨物自動車におけるリフト装置(単に、リフト装置ともいう)としては、従来 、油圧を駆動源とする駆動シリンダの伸縮作動によって、ワイヤ(ケーブル)を 引っ張ったりあるいは弛めたりすることにより、プラットフォームを昇降させる 構造が一般的である(例えば、同一出願人が先に提案した実開昭64−3434 6号公報参照)。
【0003】
従来のリフト装置では、動力伝達手段としてのワイヤが強度および耐久性に乏 しいため、積載能力(積載荷重)および寿命に不満があった。 また、積載荷重の増加および寿命の延長を図るには、ワイヤを太いものとする ことが考えられる。しかし、太いワイヤを採用しようとすると、プーリを大径の ものにしなければならない他、構成部品の寸法増大を余儀無くされることから、 装置の大型重量化を招くといった問題が生じる。 また、小型軽量化を図る場合には、積載能力別に構成部品、例えばコラム、ビ ーム、ポスト等の主要断面を細かく変える必要があり、商品バリエーションに対 しての構造の共通化が困難といった不具合が生じる。
【0004】 そこでこの考案は、前記した問題点を解決するためになされたものであり、そ の目的は積載能力の増加および寿命の延長と合わせて、装置の小型軽量化および 商品バリエーションに対しての構成部品の共通化を図ることのできる貨物自動車 におけるリフト装置を提供することにある。
【0005】
前記課題を解決するこの考案の貨物自動車におけるリフト装置は、 貨物自動車の荷台に固定され、互いに平行をなす左右のコラムと、 前記各コラムに昇降可能に設けられる左右のポストと、 前記各ポストに昇降可能に設けられる左右のガイドをもつプラットフォームと 、 前記両コラムの間に配置された駆動シリンダと、 前記駆動シリンダの伸縮ロッドに取り付けられた作動ブラケットと、 前記駆動シリンダとそのボトム側に隣接する前記コラムとの間において回転可 能に配置された第1のプーリと、 前記第1のプーリに掛装されるとともにその一端が前記作動ブラケットに連結 されまたその他端が前記第1のプーリに隣接する前記ポストに連結された第1の チェーンと、 前記第1のプーリと同一軸上にオフセット状態で回転可能に設けられた第2の プーリと、 前記作動ブラケットとそれに隣接する前記コラムとの間において回転可能に配 置されたガイドプーリと、 前記第2のプーリに掛装されるとともにその一端が前記作動ブラケットに連結 されまたその他端が前記ガイドプーリに掛装されたのちそのプーリに隣接する前 記ポストに連結され、前記第1のチェーンに対しオフセット状態をなす第2のチ ェーンと、 前記各ポストに回転可能に設けられる第3のプーリと、 前記各第3のプーリに掛装されるとともにその一端が前記各コラムに連結され またその他端が前記ガイドに連結された第3のチェーンと、 を備えている。
【0006】
前記手段によれば、プラットフォームが上昇位置にある状態において、駆動シ リンダが短縮作動されると、第1,第2のチェーンがともに弛められる。これに 伴い、第1のプーリが回転して第1のチェーンが送り出されるとともに、これに 並行して第2のプーリおよびガイドプーリが回転して第2のチェーンが送り出さ れることによって、左右のポストが同時に下降する。さらに前記両ポストの下降 に連動して、左右の第3のプーリが回転して両第3のチェーンが送り出されるこ とによって、プラットフォームが前記ポストの下降速度の2倍の速さでもって下 降する。 また、前記プラットフォームが下降位置にある状態において、駆動シリンダが 伸長作動されると、第1,第2のチェーンがともに引っ張られる。これに伴い、 第1のプーリが回転して第1のチェーンが引き込まれるとともに、これに並行し て第2のプーリおよびガイドプーリが回転して第2のチェーンが引き込まれるこ とによって、左右のポストが同時に上昇する。さらに、前記両ポストの上昇に連 動して、左右の第3のプーリが回転して両第3のチェーンが引き込まれることに よって、プラットフォームが前記ポストの上昇速度の2倍の速さでもって上昇す る。
【0007】
この考案の一実施例を図面にしたがって説明する。なお説明の都合上、リフト 装置の前後左右の位置関係は車両を前方から見た前後左右を基準とする。 リフト装置は、図1に示されるように、貨物自動車の荷台1の後部に左右平行 して固定される左右のコラム2,3と、この各コラム2,3に昇降可能に設けら れる左右のポスト10,9と、この各ポスト10,9に昇降可能に設けられる左 右のガイド12,11をもつプラットフォーム13と、前記両コラム2,3の間 に配置された駆動シリンダ22と、前記各ポスト10,9を吊り下げた第1,第 2のチェーン4,6と、前記プラットフォーム13を吊り下げた第3のチェーン 7とを主要構成部品として構成されている。なお駆動シリンダ22には、油圧を 駆動源として伸縮作動する油圧シリンダが採用されている。
【0008】 以下、前記主要構成部品とともに細部について順次説明する。 前記両コラム2,3は、図1および図2に示されるようにビーム5の両端部に 略H字状をなすように溶接によって固着されている。なお図2において図(a) は右側面図、図(b)は背面図、図(c)は平面図がそれぞれ示されている。 両コラム2,3及びビーム5はそれぞれ略チャンネル型断面をなしており、そ の開放面が車両後方に指向されている。両コラム2,3は、ビーム5とともに前 記荷台1の後端に固定される。詳しくは、図1および図9に示されるように、両 コラム2,3は荷台1の左右のサイドゲート25にそのほぼ下半部を荷台フロア 26よりも下方に突出させた状態でそれぞれ固定され、またビーム5は荷台フロ ア26にそのフロア面とほぼ同一面をなした状態で固定されている。なお図9に おいて、図(a)はプラットフォームの上昇状態の右側面図、図(b)はプラッ トフォームの下降状態の右側面図がそれぞれ示されている。
【0009】 各コラム2,3において左右の内壁には、図2に示されるように左右一対をな す上下2組の計4個の合成樹脂製ガイドローラ30がそれぞれ軸31を介して回 転可能に設けられている。またコラム2,3の両内壁には、上側の両ガイドロー ラ30および下側のビーム側ガイドローラ30のそれぞれ下方に隣接する円形の ポストガイド33がそれぞれ固定されている。上側の対向する両ポストガイド3 3は、互いに前後方向に僅かに偏心して配置されている。前記ガイドローラ30 は当該ポスト10,9を車両前後方向に関して支え、またポストガイド33は当 該ポスト10,9を車両左右方向に関して支え、その協動によって当該ポスト1 0,9を垂直状態に保ちながらその昇降動作を案内する。 また前記コラム2,3の中央内壁の下端部には、円筒形状のチェーンブラケッ ト48が溶接によって固着されている。
【0010】 前記ビーム5内には、図1および図3に示されるように、左右のプーリブラケ ット19,20がボルト等によって固定されている。 右側のプーリブラケット20は、図4に示されるように左右開口状の箱形をな していて、その前後壁に略U字状をしたピン脱着用切欠溝28,29がそれぞれ 形成されている。なお図4において、図(a)は背面図、図(b)は図(a)の 4b−4b線断面図、図(c)は図(a)の4c−4c線断面図がそれぞれ示さ れている。 そして右側(図(a)において左側)の切欠溝29には支持ピン36が嵌め込 みによって支持されている。このピン36には、カラー37,38によって軸方 向の位置決めがなされたベアリング50,51を介して第1,第2のプーリ34 ,35がそれぞれ回転可能に支持されている。すなわち第2のプーリ35は、第 1のプーリ34と同一軸上にて後方にオフセット状態で配置されている。また左 側の切欠溝28には、前記駆動シリンダ22の本体側に設けた取付ピン52が嵌 め込みによって支持されている。
【0011】 また左側のプーリブラケット19は、図5に示されるように左右開口状の箱形 をなしていて、その前後壁に略U字状をしたピン脱着用切欠溝32が形成されて いる。なお図5において、図(a)は背面図、図(b)は図(a)の側断面図が それぞれ示されている。 そして前記切欠溝32には支持ピン40が嵌め込みによって支持されている。 このピン40には、カラー41,42によって軸方向の位置決めがなされたベア リング53を介してガイドプーリ39が回転可能に支持されている。またガイド プーリ39は前記第2のプーリ35と対応して位置している。
【0012】 また前記ビーム5内には、図1および図3に示されるように、前記駆動シリン ダ22と左側のプーリブラケット19との間に位置して、作動ブラケット21が 左右方向に移動可能に設けられている。作動ブラケット21は、図6に示される ように前後壁54,55とその両壁をつなぐ側壁56と底壁57とを有している 。なお図6において、図(a)は背面図、図(b)は図(a)の側断面図がそれ ぞれ示されている。 前記側壁57には、前記駆動シリンダ22の軸線上に位置するロッド取付穴2 1bと、側壁57の略対角線上に位置する第1,第2のチェーン取付穴21a, 21cが形成されている。前記ロッド取付穴21bには、前記駆動シリンダ22 の伸縮ロッド22aの先端部が取り付けられている(図示省略)。 上側に位置する第1のチェーン取付穴21aは、前記第1のプーリ34に掛装 される第1のチェーン4の上側直線部分の軸線上にほぼ位置している。また、第 2のチェーン取付穴21cは、前記第2のプーリ35に掛装される第2のチェー ン6の下側直線部分の軸線上にほぼ位置している。 また前記側壁56には、前記第2のチェーン6の上側直線部分の軸線上にほぼ 位置して開口する切欠凹部58が形成されているとともに、前記各チェーン取付 穴21a,21cに隣接するチェーン回転防止用プレート47が溶接によって取 り付けられている。
【0013】 前記コラム2,3の開口部に昇降可能に配置される左右のポスト10,9は、 図1,図3および図7に示されるように、略S字状断面をなす二枚のプレート材 60を所定間隔をもって背合わせ状に結合し、その前部両側に外溝61がまたそ の後部両側に内溝62が左右対称状に形成されている。なお図7において、図( a)は右側面図、図(b)は右側ポストの平断面図、図(c)は左側ポストの平 断面図がそれぞれ示されている。 各ポスト10,9の両外溝61は、前記コラム2,3のガイドローラ30にそ の転動により昇降可能に嵌められている。 また各ポスト10,9の上端部には略U字状をしたピン脱着用切欠溝49が形 成され、この切欠溝49に支持ピン44が嵌め込みによって支持されている。こ のピン44には、カラー45によって軸方向の位置決めがなされたボールベアリ ング63を介して第3のプーリ43が回転可能に支持されている。
【0014】 両ポスト10,9の対向する側面の下端部には、それぞれ後端に円筒形のチェ ーン取付部23a,24aをもつ左右のチェーンブラケット23,24がボルト によって取り付けられている。左側のチェーンブラケット23のチェーン取付部 23aは、右側のチェーンブラケット24のチェーン取付部24aに対し寸法X (図7中、(b)および(c)参照)をもって車両後方へオフセットした位置に あり、この両チェーン取付部23a,24aは前記第1,第2のチェーン4,6 が垂れ下がる垂直直線部分の軸線上にほぼ位置する。なお前記両チェーンブラケ ット23,24は、小型車に対する架装性を考慮して各ポスト10,9にコンパ クトに設けられている。
【0015】 前記ポスト10,9に昇降可能に配置されるプラットフォーム13において、 その前部には左右のガイド12,11が組付けられている。詳しくは、図1およ び図8に示されるように、ガイド12,11の下端に突出した二股状のヒンジ部 15がプラットフォーム13の左右の取付片14にヒンジピン27を介して水平 位置と起立位置とに回動可能に取り付けられている。なお図8において、図(a )は右側のガイドの右側面図、図(b)はその背面図、図(c)はその平面図が それぞれ示されている。 各ガイド12,11には、左右一対をなす上下2組の計4個の合成樹脂製ガイ ドローラ16が2個ずつ上下の軸17を介して回転可能に設けられている。この ガイドローラ16は、図3に示されるように前記各ポスト10,9の両内溝62 に転動可能に嵌められている。
【0016】 また図8に示されるように、各ガイド12,11には円筒形状のチェーンブラ ケット46が固着されている。 また、ガイド12,11の下端部にはストッパボルト8が上向きでねじ付けら れている。ストッパボルト8にはプラットフォーム13の水平位置において前記 取付片14の先端が当接し、またそのボルト8のねじ締めあるいは弛めによって プラットフォーム13の水平度の調整が可能である。 またヒンジ部15とプラットフォーム13の間には、プラットフォーム13の 回動の助勢作用をなすように周知のトーションバー18が設けられている。
【0017】 前記第1〜第3のチェーン4,6,7は、その両端にいずれも連結ボルト65 を備えている。そして第1のチェーン4は、前記第1のプーリ34に掛装される とともにその一端の連結ボルト65が前記作動ブラケット21の第1のチェーン 取付穴21aにナット66により締結(図3参照)され、またその他端の連結ボ ルトが右側のポスト9のチェーンブラケット24のチェーン取付部24aにナッ トにより締結されている。なお連結ボルト65のナット66による締結構造は、 全チェーン4,6,7とも同一構造であるので、その他の部位についての図示は 省略されている。 また第2のチェーン6は、前記第2のプーリ35に掛装されるとともにその一 端の連結ボルトが前記作動ブラケット21の第2のチェーン取付穴21aにナッ トにより締結され、またその他端が前記作動ブラケット21の切欠凹部58を通 して前記ガイドプーリ39に掛装されたのち、その連結ボルトが左側のポスト1 0のチェーンブラケット23のチェーン取付部23aにナットにより締結されて いる。このため、第2のチェーン6は、前記第1のチェーン4に対し車両後方へ オフセット状態をなしている。 前記第1,第2のチェーン4,6の連結ボルト65は、その頭部の側面がチェ ーン回転防止用プレート47に面接触することにより回り止めされる(図6中、 (b)参照)。
【0018】 また第3のチェーン7は、前記左右の第3のプーリ43に逆U字状にそれぞれ 掛装されるとともにその一端の連結ボルトが前記各コラム2,3のチェーンブラ ケット48にそれぞれナットにより締結され、またその他端の連結ボルトが前記 各ガイド12,11のチェーンブラケット46にそれぞれナットにより締結され ている。
【0019】 なお前記コラム2,3およびポスト10,9の外側面は、図1および図9に示 されるようにサイドゲート25のサイドゲートポスト68によって覆われる。 また図9の(a)に実線で示される格納状態ではプラットフォーム13が前記 荷台1のテールゲートとして機能し、そのゲートは前記サイドゲートポスト68 が具備するロック装置(符号省略)によってロックされる。
【0020】 前記したリフト装置の作動について説明する。いま、図9の(a)に実線で示 される格納状態において、サイドゲートポスト68のロック装置によるロックを 解除して、プラットフォーム13を起立状態から同図に二点鎖線で示されるよう に水平状態に回動し、荷台1を開放する。 次いで、駆動シリンダ22が短縮作動されると、第1,第2のチェーン4,6 がともに弛められる。これに伴い、第1のプーリ34が回転して第1のチェーン 4が送り出されるとともに、これに並行して第2のプーリ35およびガイドプー リ39が回転して第2のチェーン6が送り出されることによって、左右のポスト 10,9が同時に下降する。さらに前記両ポスト10,9の下降に連動して、左 右の第3のプーリ43が回転して両第3のチェーン7が送り出されることによっ て、プラットフォーム13が前記ポストの下降速度の2倍の速さでもって下降す る(図9の(b)参照)。
【0021】 また、前記プラットフォーム13が下降位置にある状態において、駆動シリン ダ22が伸長作動されると、第1,第2のチェーン4,6がともに引っ張られる 。これに伴い、第1のプーリ34が回転して第1のチェーン4が引き込まれると ともに、これに並行して第2のプーリ35およびガイドプーリ39が回転して第 2のチェーン6が引き込まれることによって、左右のポスト10,9が同時に上 昇する。さらに前記両ポスト10,9の上昇に連動して、左右の第3のプーリ4 3が回転して両第3のチェーン7が引き込まれることによって、プラットフォー ム13が前記ポストの上昇速度の2倍の速さでもって上昇する。 前記のプラットフォーム13の昇降によって、貨物自動車の荷台1に対する荷 物の積み卸しがなされる。なお前記昇降動作において、第1,第2のプーリ34 ,35は定滑車として機能し、また第3のプーリ43は動滑車として機能してい る。
【0022】 また、前記したリフト装置によると、第1のチェーン4に関連する第1のプー リ34、作動ブラケット21のチェーン取付穴21a、およびポスト9のチェー ンブラケット24のチェーン取付部24aの配置位置と、第2のチェーン6に関 連する第2のプーリ35、作動ブラケット21の第2のチェーン取付穴21cお よびポスト10のチェーンブラケット23のチェーン取付部23aの配置位置と をオフセット関係をもって位置させ、両チェーン4,6を平行に取り廻すように したことにより、チェーン4,6を捩れることなく円滑に走行させることができ る。 また、作動ブラケット21に対して各チェーン取付穴21a,21cがロッド 取付穴bを間にしてバランスよく配置されているので、作動ブラケット21の駆 動シリンダ22の作動による移動時の傾きといった不具合を防止することができ る。
【0023】
この考案によれば、動力伝達手段としてワイヤに比べて強度および耐久性に優 れたチェーンを採用しているので、従来装置に比べて積載荷重の増加および寿命 の延長が図れる。 またチェーンの採用によって、従来装置に比べて構成部品を小型化することで 装置の小型軽量化が図れ、これに伴い積載能力別の商品バリエーションに対して の構成部品の共通化も図りやすくなる。
【図1】リフト装置を分解して示す斜視図である。
【図2】コラムを示す説明図である。
【図3】コラムとポストとプラットフォームの関係を示
す平断面図である。
す平断面図である。
【図4】右側のプーリブラケットを示す説明図である。
【図5】左側のプーリブラケットを示す説明図である。
【図6】作動ブラケットを示す説明図である。
【図7】ポストを示す説明図である。
【図8】プラットフォームのガイドを示す説明図であ
る。
る。
【図9】リフト装置の作動説明図である。
2,3 コラム 4 第1のチェーン 6 第2のチェーン 7 第3のチェーン 9,10 ポスト 11,12 ガイド 13 プラットフォーム 21 作動ブラケット 22 駆動シリンダ 34 第1のプーリ 35 第2のプーリ 39 ガイドプーリ 43 第3のプーリ
Claims (1)
- 【請求項1】 貨物自動車の荷台に固定され、互いに平
行をなす左右のコラムと、 前記各コラムに昇降可能に設けられる左右のポストと、 前記各ポストに昇降可能に設けられる左右のガイドをも
つプラットフォームと、 前記両コラムの間に配置された駆動シリンダと、 前記駆動シリンダの伸縮ロッドに取り付けられた作動ブ
ラケットと、 前記駆動シリンダとそのボトム側に隣接する前記コラム
との間において回転可能に配置された第1のプーリと、 前記第1のプーリに掛装されるとともにその一端が前記
作動ブラケットに連結されまたその他端が前記第1のプ
ーリに隣接する前記ポストに連結された第1のチェーン
と、 前記第1のプーリと同一軸上にオフセット状態で回転可
能に設けられた第2のプーリと、 前記作動ブラケットとそれに隣接する前記コラムとの間
において回転可能に配置されたガイドプーリと、 前記第2のプーリに掛装されるとともにその一端が前記
作動ブラケットに連結されまたその他端が前記ガイドプ
ーリに掛装されたのちそのプーリに隣接する前記ポスト
に連結され、前記第1のチェーンに対しオフセット状態
をなす第2のチェーンと、 前記各ポストに回転可能に設けられる第3のプーリと、 前記各第3のプーリに掛装されるとともにその一端が前
記各コラムに連結されまたその他端が前記ガイドに連結
された第3のチェーンと、 を備えたことを特徴とする貨物自動車におけるリフト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227491U JPH0532110U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 貨物自動車におけるリフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227491U JPH0532110U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 貨物自動車におけるリフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532110U true JPH0532110U (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=14049825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9227491U Pending JPH0532110U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 貨物自動車におけるリフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532110U (ja) |
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