JPH05320991A - 表面処理装置の被処理物選択搬送装置 - Google Patents

表面処理装置の被処理物選択搬送装置

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JPH05320991A
JPH05320991A JP13028892A JP13028892A JPH05320991A JP H05320991 A JPH05320991 A JP H05320991A JP 13028892 A JP13028892 A JP 13028892A JP 13028892 A JP13028892 A JP 13028892A JP H05320991 A JPH05320991 A JP H05320991A
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JP
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tact
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JP13028892A
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Yasuo Sakaguchi
安男 坂口
Masao Omori
正男 大森
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ARUMETSUKUSU KK
Almex Inc
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ARUMETSUKUSU KK
Almex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】選択槽の小型化を図りつつ被処理物を選択処理
することができるようにする。 【構成】選択槽(2)上方の下限位置(LL)および上
限位置(UL)間で昇降可能かつ被処理物が取り付けら
れた治具(19)をスライド可能に保持する移行用レー
ル(11)と、上限位置(UL)において移行用レール
(11)に保持された被処理物を所定移送方向にタクト
搬送可能に設けられたタクト搬送手段(31)とを含
み、移行用レール(11)の各処理位置対応部分(1
2)を他の部分に対して分割出入り可能に形成し、下限
位置(LL)において移行用レール(11)の各処理位
置対応部分(12)を他の部分に対して選択的に退避さ
せる選択手段(81)を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面処理装置(めっき
処理装置や電着レジスト処理装置等)の被処理物選択搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電着レジスト処理装置は、電着
レジスト処理槽等の各処理槽を被処理物を搬送しつつ所
定処理して、その表面にレジスト被膜を形成するもので
ある。
【0003】ここで、被処理物を搬送する方法として、
プッシャータクト式がある。このプッシャータクト式
は、被処理物を保持した治具(ラック)をプッシャーで
押してタクト搬送するもので、キャリヤを利用して被処
理物を搬送する方法よりも設備の小型化を容易に図るこ
とができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したプ
ッシャータクト式では、サイズの異なる被処理物を処理
する場合、各被処理物を一括してタクト搬送するので、
各被処理物に最適な処理条件を与えることが困難で品質
の向上を図るのが困難である。
【0005】また、搬送装置のサイクル時間以上の浸潰
時間が必要な場合、被処理物を選択槽としての電着レジ
スト処理槽内にて移送させなければならない。そのた
め、電着レジスト処理槽内の各電極を、移送方向に対し
平行に配置する必要があり、板状の被処理物(例えばプ
リント回路基板)を処理する処理槽にあっては、移送方
向に長くなり大型化してしまう欠点を有している。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、選択槽
の小型化を図りつつ被処理物を選択処理することができ
る表面処理装置の被処理物選択搬送装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表面処理装
置の被処理物選択搬送装置は、選択槽上方の下限位置お
よび上限位置間で昇降可能かつ被処理物が取り付けられ
た治具をスライド可能に保持する移行用レールと、上限
位置において移行用レールに保持された治具を所定移送
方向にタクト搬送可能に設けられたタクト搬送手段と、
を含み、移行用レールの各処理位置対応部分を他の部分
に対して分割出入り可能に形成し、下限位置において移
行用レールの各処理位置対応部分を他の部分に対して選
択的に退避させる選択手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本発明では、治具に取り付けら
れた被処理物はタクト搬送手段と移行用レールとの協働
によって選択槽をタクト搬送されて所定処理される。
【0009】この際、選択手段によって、移行用レール
の任意の処理位置対応部分を他の部分に対して退避させ
ることにより、当該処理位置対応部分と対応する治具は
移行用レールを上昇させても上昇されずタクト搬送され
ない。したがって、被処理物を選択槽にて選択処理する
ことができる。
【0010】また、上記した如く、被処理物を選択処理
できるので、選択槽内に設置される各電極は被処理物の
移送方向に対して直交するように配設することができ
る。したがって、板状の被処理物(例えばプリント回路
基板)を処理する選択槽であっても、移送方向に長くな
ることはなく容易に小型化を図ることができる。
【0011】以上より、選択槽の小型化を図りつつ被処
理物を選択処理することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本実施例に係る表面処理装置の被処理物選択搬
送装置は、図1および図2に示す如く、電着レジスト処
理槽2を有する電着レジスト処理装置に適用されてお
り、移行用レール11,レール昇降手段21,タクト搬
送手段31および選択手段81を含み構成されている。
また、本電着レジスト処理装置には、治具(19)をス
トック・返送するためのコンベヤ61,第1および第2
リフタ71,75等が設けられている。
【0013】ここで、電着レジスト処理槽2内には、所
定処理液が収容されているとともに、複数の電極3が配
設されている。各電極3は、選択手段81等によって被
処理物の浸潰時間を延長可能であることより、被処理物
の移送方向(矢印F方向)に対して直交するように配設
されている。
【0014】また、電着レジスト処理槽2の前側には、
前処理槽2A,ラッキング部2B等が配設されており、
後側には後処理槽2C,アンラッキング部2Dおよび治
具剥離槽2E等が配設されている。また、電着レジスト
処理槽2の各処理位置の両上緑部には、それぞれ一対の
治具受け2g,2gが設けられている(なお、図4では
治具受け2gを1個のみ図示する。)。
【0015】また、移行用レール11は、電着レジスト
処理槽2等の各処理槽上方の下限位置LLおよび上限位
置UL間で昇降可能かつ被処理物が取り付けられた治具
(本実施例ではラック19)をスライド可能に保持する
構成とされている。より具体的には、移行用レール1
1,11は、図1に示す如く、上下動可能なレール昇降
手段21の昇降フレーム22,22に取り付けられてい
る。
【0016】また、レール昇降手段21は、移行用レー
ル11を下限位置LLおよび上限位置UL間で昇降させ
る手段である。本実施例では、レール昇降手段21は、
図5に示す如く、昇降フレーム22,22,昇降駆動モ
ータ23および伝達機構(スプロケット24a,24
b,チェーン24c,回転軸25a,25b,スプロケ
ット26a,26b,26c,26d,26e,26
f,紐部材としてのチェーン27a,27b,27c,
27d,カウンターウェイト28a,28b,28c,
28d)等から構成されている。
【0017】より具体的には、レール昇降手段21を構
成する回転軸25a,25bは、矢印E,F方向に平行
配設されている。また、回転軸25aは、昇降駆動モー
タ23の回転動力をスプロケット24a,24b,チェ
ーン24cを介して受けて回転される構成とされてい
る。回転軸25aの両端には、スプロケット26a,2
6b,26d,26eが装着されている。一方、回転軸
25bの一端部には、スプロケット26cがスプロケッ
ト26bと対応して装着されているとともに、他端部に
はスプロケット26fがスプロケット26eと対応して
装着されている。
【0018】また、スプロケット26aには、チェーン
27aが掛けられている。チェーン27aの一端部は、
図5中奥行側の昇降フレーム22に連結されており、他
端部にはカウンターウェイト28aが吊下されている。
同様に、スプロケット26dには、一端部が昇降フレー
ム22に連結され他端部にカウンターウェイト28cが
吊下されたチェーン27cが掛けられている。
【0019】また、スプロケット26b,26cには、
チェーン27bが掛けられている。チェーン27bの一
端部は、図5中手前側の昇降フレーム22に連結されて
おり、他端部にはカウンターウェイト28bが吊下され
ている。同様に、スプロケット26e,26fには、一
端部が昇降フレーム22に連結され他端部にカウンター
ウェイト28dが吊下されたチェーン27dが掛けられ
ている。
【0020】しかして、昇降駆動モータ23を駆動して
回転軸25aを回転させると、昇降フレーム22,22
は移行用レール11,11とともに上昇(又は下降)さ
れる。
【0021】タクト搬送手段31は、上限位置ULにお
いて移行用レール11,11に保持された治具(ラック
19)をタクト搬送可能に設けられている。本実施例に
おいては、タクト搬送手段31は、搬入用タクト搬送機
構32,搬出用タクト搬送機構42および単独槽用タク
ト搬送機構52等から構成されている。なお、各タクト
搬送機構32,42,52等は、図3に示す如く、上限
位置ULの上方に平行配設されたベース39,39に設
置されている。
【0022】搬入用タクト搬送機構32は、図3に示す
如く、被処理物が取り付けられたラック19を前処理槽
2Aから電着レジスト処理槽2へ搬入するための搬送機
構で、搬入用プッシャー33,33,支持部材34,駆
動モータ35および伝導機構(歯付きベルト用プーリ3
6a,36b,36c,歯付きベルト37a,37b,
回転軸38等)等から構成されている。搬入用プッシャ
ー33,33は、支持部材34を介してベース39,3
9に矢印E,F方向に移動自在に支持されている。この
搬入用プッシャー33,33は、伝導機構(歯付きベル
ト用プーリ36a,36b,36cおよび歯付きベルト
37a,37b等)を介して駆動モータ33によって矢
印F,R方向に所定ストローク移動される構成とされて
いる。
【0023】また、搬出用タクト搬送機構42は、電着
レジスト処理槽2から被処理物が取り付けられたラック
19を搬出するための機構で、搬出用プッシャー43,
43,支持部材44,駆動モータ45および伝導機構
(歯付きベルト用プーリ46a,46b,46c,歯付
きベルト47a,47b,回転軸48等)等から構成さ
れている。搬出用プッシャー43,43は、支持部材4
4を介してベース39,39に矢印F,R方向に移動自
在に支持されている。ベース39の上部には、駆動モー
タ45が設けられている。搬出用プッシャー43,43
は、伝導機構(46a,46b,46c,47a,47
b等)を介して駆動モータ45によって矢印F,R方向
に所定ストローク移動駆動される構成とされている。
【0024】また、単独槽用タクト搬送機構52は、単
独槽(本実施例では前処理槽2A等の単独槽)に対して
被処理物をタクト搬送する機構で、複数の単独槽移行用
プッシャー53,支持部材54,54,駆動モータ5
5,伝導機構(歯付きベルト用プーリ56a,56b,
歯付きベルト56c,ピニオン57,回転軸58および
ラック59等)から構成されている。
【0025】単独槽移行用プッシャ53は、支持部材5
4に所定の間隔で複数個取り付けられている。支持部材
54は、矢印F,R方向に伸延しており、連結ローラ部
材54aを介してベース39に矢印E,F方向に移動自
在に支持されている。支持部材54の所定部分には、ラ
ック(直線状歯車)59が取り付けられており、このラ
ック59と噛合されているピニオン57を伝導機構(歯
付きベルト用プーリ56a,56b,歯付きベルト56
c,回転軸58)を介して駆動モータ55によって回転
させることにより、支持部材54(したがって単独槽移
行用プッシャー53)は矢印F,R方向に所定ストロー
クだけ移動される構成とされている。
【0026】また、コンベヤ61は、図1に示す如く、
上限位置ULよりも上方に配設され、被処理物が取り外
された治具(ラック19)を所定移送方向(F方向)と
逆方向(R方向)に移送可能かつ多数の治具(19)を
保持可能に形成されている。このコンベヤ61の移動方
向(R方向)の下流側には、治具(19)切離し用のス
トップアンドフィーダ65が設けられている。本実施例
においては、コンベヤ61は、ベルトコンベヤとされて
いる。
【0027】また、第1リフタ71は、コンベヤ61の
移送方向下流側と下方の上限位置ULおよび下限位置L
Lとの間を昇降可能に設けられている。本実施例では、
第1リフタ71は、コンベヤ61の移送方向下流側と相
応する位置まで上昇され、ストップアンドフィーダ65
から排出されたラック19をラック送り込み機構74を
介して受けとる構成とされている。また、第2リフタ7
5は、コンベヤ61の移送方向上流側と相応する位置ま
で上昇され、移行用レール11から受け渡されたラック
19をラック送り出し機構79を介してコンベヤ61の
上流側へ送り出す構成とされている。
【0028】ここで、本電着レジスト処理装置は、被処
理物を選択的にタクト搬送可能なるように、図4に示す
如く、移行用レール11の各処理位置対応部分(すなわ
ち、電着レジスト処理槽2の各処理位置と対応する部
分)12が他の部分に対して分離出入り可能に形成さ
れ、下限位置LLにおいて移行用レール11の各処理位
置対応部分12を他の部分に対して選択的に退避させる
選択手段81を含み構成されている。
【0029】選択手段81は、出入り駆動用エアーシリ
ンダ82および連結部材83を含み構成されている。各
出入り駆動用エアーシリンダ82は、昇降フレーム21
の所定部分(すなわち、移行用レール11の各処理位置
対応部分12と対向する部分)に固設されており、その
各ピストンロッド82aには各連結部材83を介して移
行用レール11の各処理位置対応部分12が連結されて
いる。
【0030】しかして、出入り駆動用エアーシリンダ8
2を駆動してピストンロッド82aを後退させると、図
4に示す如く、移行用レール11の処理位置対応部分1
2は他の部分に対して抜き出される。したがって、昇降
フレーム22を上昇させても、図4に示すラック19は
移行用レール11の処理位置対応部分12によって保持
されず上昇されない。
【0031】なお、上記した場合とは反対に、出入り駆
動用エアーシリンダ82のピストンロッド82aを突出
させて移行用レール11の処理位置対応部分12を他の
部分と同列に整合すれば、図4に示すラック19を当該
部分12によって保持して昇降フレーム22とともに上
昇させることができる。なお、ラック19の両端部に
は、スライド部材15,15が取り付けられている。
【0032】次に、作用について説明する。前工程から
送られてきた被処理物は、ラッキング部2Bにおいて第
1リフタ71に支持されたラック19に取り付けられ
る。次に、第1リフタ71によって、被処理物が取り付
けられたラック19は上限位置ULまで上昇される。そ
の状態で、単独槽用タクト搬送機構52の駆動モータ5
5が駆動されると、図2中最左方の第1番目の単独槽移
行用プッシャー53によって第1リフタ71に支持され
たラック19は押され移行用レール11上に受け渡され
る。
【0033】次に、昇降駆動モータ23が駆動されて昇
降フレーム22が移行用レール11とともに下限位置L
Lまで降下されると、移行用レール11に載置されたラ
ック19も降下し前処理槽2A内に浸漬される。所定処
理後に、昇降フレーム22を上昇させると、移行用レー
ル11もラック11を保持した状態で上昇し上限位置U
Lに位置決めされる。
【0034】その状態で、単独槽用タクト搬送機構52
の駆動モータ55が駆動されると、各単独槽移行用プッ
シャー53が所定ストロークだけ図2中右方向に移動さ
れる。その結果、移行用レール11上のラック19は、
図2中最左方のプッシャー53より数えて第2番目のプ
ッシャー53によって押されて前処理槽2Aの次の処理
位置相当部分までスライドされる。その状態で、昇降フ
レーム22を下降させて移行用レール11を下限位置L
Lに位置決めすると、ラック19は前処理槽2Aの次の
処理位置に位置決め保持される。
【0035】このように、ラック19をタクト搬送する
ことにより、前処理槽2A,電着レジスト処理槽2,後
処理槽2C等において所定処理することができる。
【0036】なお、電着レジスト処理槽2に対するタク
ト搬送は、搬入用タクト搬送機構32および搬出用タク
ト搬送機構42によりなされる。
【0037】ここで、電着レジスト処理槽2において
は、選択手段81を用いて被処理物を選択的に処理でき
る。例えば、ラック19を介して電着レジスト処理槽2
内まで搬送された被処理物がサイズ等の違いにより特に
処理に時間を要する場合には、当該ラック19と対応す
る出入り駆動用エアーシリンダ82を駆動して、移行用
レール11の処理位置相当部分12を退避させる。これ
により、昇降フレーム22を上昇させても当該ラック1
9は上昇されず、処理が続行される。
【0038】電着レジスト処理槽2等における処理が終
了し、アンラッキング部2Dで被処理物が取り外された
空のラック19は、単独槽用タクト搬送機構52によっ
て第2リフタ75へ受け渡される。次に、第2リフタ7
5は、コンベヤ61の上流側と整合する高さ位置に位置
決めされる。
【0039】この状態で、空のラック19は、ラック送
り出し機構79によってコンベヤ61の上流側へ送り出
される。そして、空のラック19は、コンベヤ61によ
ってR方向へ移送されストップアンドフィーダ65の手
前部分へ保持(ストック)される。そして、前工程の被
処理物排出に合わせて、空のラック19が、ストップア
ンドフィーダ65から排出されラック送り込み機構74
によって第1リフタ71に受け渡される。この第1リフ
タ71は、空のラック19を保持した状態で下限位置L
Lまで降下され、次の被処理物搬送に備える。
【0040】以上、述べたように、選択手段81によっ
て、移行用レール11の任意の処理位置対応部分12を
他の部分に対して退避させることにより、当該処理位置
対応部分12と対応するラック19は当該レール11を
上昇させても上昇されずタクト搬送されない。したがっ
て、被処理物を選択槽としての電着レジスト処理槽2に
て選択処理することができる。
【0041】また、このように被処理物を選択処理でき
るので、電着レジスト処理槽2内に設置される各電極3
を被処理物の移送方向(F方向)に対して直交するよう
に配設することができる。したがって、板状の被処理物
(例えばプリント回路基板)を処理する処理槽2であっ
ても、移送方向に長くなることはなく容易に小型化を図
ることができる。
【0042】その結果、電着レジスト処理槽2の小型化
を図りつつ被処理物を選択処理することができる。
【0043】また、ラック19の両端にスライド部材1
5を設けた構成としたので、当該ラック19を安定して
移行用レール11上をスライドさせてタクト搬送でき
る。
【0044】さらに、搬入用タクト搬送機構32と搬出
用タクト搬送機構42とを別個に設けた構成としたの
で、ラック19の電着レジスト処理槽2に対する搬入と
排出とを同一サイクル内でかつ任意の処理位置で行え
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、選択槽上方の下限位置
および上限位置間で昇降可能かつ被処理物が取り付けら
れた治具をスライド可能に保持する移行用レールと、上
限位置において移行用レールに保持された治具を所定移
送方向にタクト搬送可能に設けられたタクト搬送手段と
を含み、移行用レールの各処理位置対応部分を他の部分
に対して分割出入り可能に形成し、下限位置において移
行用レールの各処理位置対応部分を他の部分に対して選
択的に退避させる選択手段を設けた構成としたので、選
択槽の小型化を図りつつ被処理物を選択処理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】一実施例が適用される電着レジスト処理装置の
全体構成を示す図である。
【図3】一実施例のタクト搬送手段を説明するための斜
視図である。
【図4】一実施例の選択手段によるラック選択を説明す
るための斜視図である。
【図5】一実施例のレール昇降手段を説明するための斜
視図である。
【符号の説明】
11 移行用レール 14 ラック(治具) 31 タクト搬送手段 81 選択手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択槽上方の下限位置および上限位置間
    で昇降可能かつ被処理物が取り付けられた治具をスライ
    ド可能に保持する移行用レールと、 上限位置において移行用レールに保持された治具を所定
    移送方向にタクト搬送可能に設けられたタクト搬送手段
    と、を含み、 移行用レールの各処理位置対応部分を他の部分に対して
    分割出入り可能に形成し、下限位置において移行用レー
    ルの各処理位置対応部分を他の部分に対して選択的に退
    避させる選択手段を設けたことを特徴とする表面処理装
    置の被処理物選択搬送装置。
JP13028892A 1992-05-22 1992-05-22 表面処理装置の被処理物選択搬送装置 Withdrawn JPH05320991A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102449186B1 (ko) * 2021-05-24 2022-09-29 한성테크(주) 피스톤 로드 정밀 도금장치

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