JPH05320726A - 高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置 - Google Patents
高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置Info
- Publication number
- JPH05320726A JPH05320726A JP13315692A JP13315692A JPH05320726A JP H05320726 A JPH05320726 A JP H05320726A JP 13315692 A JP13315692 A JP 13315692A JP 13315692 A JP13315692 A JP 13315692A JP H05320726 A JPH05320726 A JP H05320726A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高炉への微粉炭吹込用配管内の詰まりの検出と
その除去を自動的に行い得る詰まり防止装置を提供す
る。 【構成】各分岐吹込管４、４…の中間に詰まり検出手段
５、５…を配設するとともに、各分岐吹込管４の上流端
および下流端のそれぞれに自動開閉弁６、７…を配設す
る。捕集器１１と前記各分岐吹込管とを接続する逆洗導
管１０を設けるとともに、その中間に自動開閉弁９を設
ける。前記分岐吹込管４の下流側に接続する逆洗用ガス
吹込管１２を設けるとともに、この逆洗用ガス吹込管１
２に自動開閉弁１３を設ける。さらに、前記詰まり検出
手段５による分岐吹込管の詰まりの検出に基づいて、当
該微粉炭詰まりの生じた分岐吹込管４の自動開閉弁６、
７を閉弁させ、自動開閉弁９、１３を開弁させる制御器
１４を備える。
その除去を自動的に行い得る詰まり防止装置を提供す
る。 【構成】各分岐吹込管４、４…の中間に詰まり検出手段
５、５…を配設するとともに、各分岐吹込管４の上流端
および下流端のそれぞれに自動開閉弁６、７…を配設す
る。捕集器１１と前記各分岐吹込管とを接続する逆洗導
管１０を設けるとともに、その中間に自動開閉弁９を設
ける。前記分岐吹込管４の下流側に接続する逆洗用ガス
吹込管１２を設けるとともに、この逆洗用ガス吹込管１
２に自動開閉弁１３を設ける。さらに、前記詰まり検出
手段５による分岐吹込管の詰まりの検出に基づいて、当
該微粉炭詰まりの生じた分岐吹込管４の自動開閉弁６、
７を閉弁させ、自動開閉弁９、１３を開弁させる制御器
１４を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉への微粉炭吹込ラ
インにおける詰まりを自動的に取り除く詰まり防止装置
に関する。
インにおける詰まりを自動的に取り除く詰まり防止装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、高炉用補助燃料として微粉炭の吹
き込みが多く行われている。この微粉炭吹込設備は、石
炭を所定の粒度に粉砕した後、粉砕した微粉炭をキャリ
アーガスに乗せて吹込本管に吹き込み、さらに分配器に
より羽口数に応じて分岐させた分岐吹込管を通して高炉
内へ吹き込むものである。しかしながら、微粉炭の輸送
過程において微粉炭自体、あるいは微粉炭内に混在して
いる木片、ウエス、ビニール、糸屑等の異物が吹込配管
を詰まらせてしまうことがしばしばあった。詰まりが生
じると、高炉操業に大きな悪影響を及ぼすため、従来は
微粉炭吹込管のフランジを外し、下流側からパージガス
を吹き込んで逆洗を行っていた。
き込みが多く行われている。この微粉炭吹込設備は、石
炭を所定の粒度に粉砕した後、粉砕した微粉炭をキャリ
アーガスに乗せて吹込本管に吹き込み、さらに分配器に
より羽口数に応じて分岐させた分岐吹込管を通して高炉
内へ吹き込むものである。しかしながら、微粉炭の輸送
過程において微粉炭自体、あるいは微粉炭内に混在して
いる木片、ウエス、ビニール、糸屑等の異物が吹込配管
を詰まらせてしまうことがしばしばあった。詰まりが生
じると、高炉操業に大きな悪影響を及ぼすため、従来は
微粉炭吹込管のフランジを外し、下流側からパージガス
を吹き込んで逆洗を行っていた。
【０００３】前記逆洗方法に係り、本出願人は、先の特
開平２−８３１２号公報において、図２に示されるよう
に、分岐吹込管４、４…の上流端および下流端のそれぞ
れに分配器出口弁２０、高炉入口弁２１を設けるととも
に、前記分配器出口弁２０の近傍と微粉炭捕集器１１と
を連通する逆洗導管１０を設け、逆洗時に、前記分配器
出口弁２０、高炉入口弁２１を閉じるとともに、排出弁
２３、Ｎ2 パージ弁２２を開けてパージガスを送り、逆
洗することで、分解することなく吹込管の詰まった微粉
炭除去を行うとともに、その除去物を前記逆洗導管１０
を経て微粉炭捕集器１８に導いて捕集するようにした逆
洗方法を提案した。
開平２−８３１２号公報において、図２に示されるよう
に、分岐吹込管４、４…の上流端および下流端のそれぞ
れに分配器出口弁２０、高炉入口弁２１を設けるととも
に、前記分配器出口弁２０の近傍と微粉炭捕集器１１と
を連通する逆洗導管１０を設け、逆洗時に、前記分配器
出口弁２０、高炉入口弁２１を閉じるとともに、排出弁
２３、Ｎ2 パージ弁２２を開けてパージガスを送り、逆
洗することで、分解することなく吹込管の詰まった微粉
炭除去を行うとともに、その除去物を前記逆洗導管１０
を経て微粉炭捕集器１８に導いて捕集するようにした逆
洗方法を提案した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平２−８３１２号公報における逆洗方法の場合には、
分岐吹込管に詰まりが生じた場合、オペレーターが現場
に出向き、前記吹込管の途中に配設された各バルブを手
作業により開閉し逆洗いをしなければならず、その作業
が煩雑であった。
開平２−８３１２号公報における逆洗方法の場合には、
分岐吹込管に詰まりが生じた場合、オペレーターが現場
に出向き、前記吹込管の途中に配設された各バルブを手
作業により開閉し逆洗いをしなければならず、その作業
が煩雑であった。
【０００５】また、詰まり除去までに時間がかかり過ぎ
てしまい、吹込みノズル先端の溶損や吹込みバランスの
不均一により炉況が乱れるなど、二次的に種々の問題を
引き起こしていた。さらに、それら除去に伴う作業は前
述したように、作業員による手作業となるため、そのた
めの監視員が必要になるとともに、炉回りの作業となる
ため安全上の問題もあった。
てしまい、吹込みノズル先端の溶損や吹込みバランスの
不均一により炉況が乱れるなど、二次的に種々の問題を
引き起こしていた。さらに、それら除去に伴う作業は前
述したように、作業員による手作業となるため、そのた
めの監視員が必要になるとともに、炉回りの作業となる
ため安全上の問題もあった。
【０００６】一方、微粉炭吹込技術が向上していく中
で、高炉での微粉炭吹込効率アップのため様々な炭種導
入が試みられている。例えば、従来、主に使用されてい
たリスゴー炭等の低カロリー炭に比べて、メトロポリタ
ン炭等の高カロリー炭の方が吹込効率を向上し得ること
が判明しているが、高カロリー炭は、低カロリー炭に比
べて極端にハンドリング性（原炭での搬送性、微粉炭で
の流動性）が悪いため、吹込配管での詰まりトラブルが
頻発する欠点があり、吹込み効率向上のためにも吹込管
での詰まりを迅速に除去する方法が強く望まれている。
で、高炉での微粉炭吹込効率アップのため様々な炭種導
入が試みられている。例えば、従来、主に使用されてい
たリスゴー炭等の低カロリー炭に比べて、メトロポリタ
ン炭等の高カロリー炭の方が吹込効率を向上し得ること
が判明しているが、高カロリー炭は、低カロリー炭に比
べて極端にハンドリング性（原炭での搬送性、微粉炭で
の流動性）が悪いため、吹込配管での詰まりトラブルが
頻発する欠点があり、吹込み効率向上のためにも吹込管
での詰まりを迅速に除去する方法が強く望まれている。
【０００７】そこで、本発明の主たる課題は、高炉への
微粉炭吹込用配管内の詰まりの検出とその除去を自動的
に行い得る詰まり防止装置を提供するものである。
微粉炭吹込用配管内の詰まりの検出とその除去を自動的
に行い得る詰まり防止装置を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、微粉炭吹込管の中間に分配器を配設し、こ
の分配器より分岐する複数の分岐吹込管により高炉内に
微粉炭を吹き込む設備において、前記各分岐吹込管の中
間に詰まり検出手段を設けるとともに、各分岐吹込管の
上流端部と下流端部とのそれぞれに自動開閉弁を設け、
逆洗した際の微粉炭を捕集するための捕集器を配設し、
この捕集器と前記各分岐吹込管の上流端側自動開閉弁の
下流側位置とを連通する逆洗導管を設けるとともに、こ
の逆洗導管の中間に自動開閉弁を設け、前記各分岐吹込
管の下流端側自動開閉弁の上流側位置に接続する逆洗用
ガス吹込管を設けるとともに、この逆洗用ガス吹込管の
中間に自動開閉弁を設け、前記詰まり検出手段による分
岐吹込管の詰まり検出に基づいて、当該微粉炭詰まりの
生じた分岐吹込管の上流端部および下流端部に設けられ
た各自動開閉弁を共に閉弁させるとともに、前記逆洗導
管の自動開閉弁および前記逆洗用ガス吹込管の自動開閉
弁を共に開弁させる制御器とを備えるものである。前記
詰まり検出手段としては、たとえば分岐吹込管表面温度
を検出する温度計または粉体流量計等を用いることがで
きる。
の本発明は、微粉炭吹込管の中間に分配器を配設し、こ
の分配器より分岐する複数の分岐吹込管により高炉内に
微粉炭を吹き込む設備において、前記各分岐吹込管の中
間に詰まり検出手段を設けるとともに、各分岐吹込管の
上流端部と下流端部とのそれぞれに自動開閉弁を設け、
逆洗した際の微粉炭を捕集するための捕集器を配設し、
この捕集器と前記各分岐吹込管の上流端側自動開閉弁の
下流側位置とを連通する逆洗導管を設けるとともに、こ
の逆洗導管の中間に自動開閉弁を設け、前記各分岐吹込
管の下流端側自動開閉弁の上流側位置に接続する逆洗用
ガス吹込管を設けるとともに、この逆洗用ガス吹込管の
中間に自動開閉弁を設け、前記詰まり検出手段による分
岐吹込管の詰まり検出に基づいて、当該微粉炭詰まりの
生じた分岐吹込管の上流端部および下流端部に設けられ
た各自動開閉弁を共に閉弁させるとともに、前記逆洗導
管の自動開閉弁および前記逆洗用ガス吹込管の自動開閉
弁を共に開弁させる制御器とを備えるものである。前記
詰まり検出手段としては、たとえば分岐吹込管表面温度
を検出する温度計または粉体流量計等を用いることがで
きる。
【０００９】
【作用】本発明においては、分岐吹込管およびこれに接
続する逆洗導管および逆洗用ガス吹込管に配設される各
開閉弁を自動弁とするとともに、これらの自動弁を詰ま
り検出手段からの信号に基づいて開閉制御する制御器と
を備えるものである。したがって、分岐吹込管に設けら
れた詰まり検出手段により管路の詰まりが検出されたな
らば、制御器が自動的に前記各自動弁の開閉制御を行
い、Ｎ2 ガスによる管内パージが行われるため、迅速か
つ安全にその詰まりが除去される。なお、分岐吹込管の
詰まり検知のための手段としては、例えば本出願人によ
る特開昭３−２３０４号公報に記載される管表面の温度
監視による検知方法、あるいは粉体流量計を用いる方法
等、公知の適宜の詰まり検出手段を用いることができ
る。
続する逆洗導管および逆洗用ガス吹込管に配設される各
開閉弁を自動弁とするとともに、これらの自動弁を詰ま
り検出手段からの信号に基づいて開閉制御する制御器と
を備えるものである。したがって、分岐吹込管に設けら
れた詰まり検出手段により管路の詰まりが検出されたな
らば、制御器が自動的に前記各自動弁の開閉制御を行
い、Ｎ2 ガスによる管内パージが行われるため、迅速か
つ安全にその詰まりが除去される。なお、分岐吹込管の
詰まり検知のための手段としては、例えば本出願人によ
る特開昭３−２３０４号公報に記載される管表面の温度
監視による検知方法、あるいは粉体流量計を用いる方法
等、公知の適宜の詰まり検出手段を用いることができ
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳説する。図
１は、微粉炭吹込ラインにおける本発明詰まり防止装置
の説明図である。フィードタンク１内の微粉炭は、下端
のロータリーバルブ１ａにより定量ずつ切出しされ、キ
ャリアーガスとしてのＮ2 ガスに乗せて搬送され、吹込
本管２内を流れ分配器３に至る。分配器３には、所定数
の分岐吹込管４、４…が接続されるとともに、各分岐吹
込管４、４…は高炉８の各対応する微粉炭吹込口に接続
され、各分岐吹込管４、４…により高炉８まで搬送され
る。
１は、微粉炭吹込ラインにおける本発明詰まり防止装置
の説明図である。フィードタンク１内の微粉炭は、下端
のロータリーバルブ１ａにより定量ずつ切出しされ、キ
ャリアーガスとしてのＮ2 ガスに乗せて搬送され、吹込
本管２内を流れ分配器３に至る。分配器３には、所定数
の分岐吹込管４、４…が接続されるとともに、各分岐吹
込管４、４…は高炉８の各対応する微粉炭吹込口に接続
され、各分岐吹込管４、４…により高炉８まで搬送され
る。
【００１１】前記各分岐吹込管４、４…の中間には、詰
まり検出手段５、５…が配設され、かつ各分岐吹込管
４、４…の上流端に自動開閉弁６、６…（以下、分配器
出口弁という）が配設されるとともに、その下流端に自
動開閉弁７、７…（以下、高炉入口弁という）が配設さ
れている。なお、前記詰まり検出手段５としては、たと
えば特開昭３−２３０４号公報に記載される管表面の温
度監視による検知方法、あるいは粉体流量計を用いる方
法等が好適に用いられる。前記管表面温度検出による方
法は、微粉体自体はかなりの高温状態（約８０℃）で搬
送されるため、微粉体が搬送されている間は、分岐吹込
管は高温状態に保たれるが、一旦詰まりが生じると管自
体の温度が低下することに着目して、分岐吹込管内での
詰まりを検出するものである。
まり検出手段５、５…が配設され、かつ各分岐吹込管
４、４…の上流端に自動開閉弁６、６…（以下、分配器
出口弁という）が配設されるとともに、その下流端に自
動開閉弁７、７…（以下、高炉入口弁という）が配設さ
れている。なお、前記詰まり検出手段５としては、たと
えば特開昭３−２３０４号公報に記載される管表面の温
度監視による検知方法、あるいは粉体流量計を用いる方
法等が好適に用いられる。前記管表面温度検出による方
法は、微粉体自体はかなりの高温状態（約８０℃）で搬
送されるため、微粉体が搬送されている間は、分岐吹込
管は高温状態に保たれるが、一旦詰まりが生じると管自
体の温度が低下することに着目して、分岐吹込管内での
詰まりを検出するものである。
【００１２】また、前記分岐吹込管４ライン外に逆洗し
た際の微粉炭を捕集するための捕集器１１が配設され、
この捕集器１１と前記各分岐吹込管４の分配器出口弁６
の下流側位置とを連通する逆洗導管１０が設けられると
ともに、この逆洗導管１０の中間に自動開閉弁９が配設
されている。なお、前記捕集器１１としては、バグフィ
ルターその他公知の固気分離装置などのいかなるもので
もよい。逆洗導管１０の材質は、特に限定されないが、
好ましくはフレキシブルのものが好適に用いられる。
た際の微粉炭を捕集するための捕集器１１が配設され、
この捕集器１１と前記各分岐吹込管４の分配器出口弁６
の下流側位置とを連通する逆洗導管１０が設けられると
ともに、この逆洗導管１０の中間に自動開閉弁９が配設
されている。なお、前記捕集器１１としては、バグフィ
ルターその他公知の固気分離装置などのいかなるもので
もよい。逆洗導管１０の材質は、特に限定されないが、
好ましくはフレキシブルのものが好適に用いられる。
【００１３】一方、前記分岐吹込管４の下流側において
は、高炉入口弁７の上流側位置に接続する逆洗用ガス吹
込管１２が設けられるとともに、この逆洗用ガス吹込管
１２の中間に自動開閉弁１３が設けられている。
は、高炉入口弁７の上流側位置に接続する逆洗用ガス吹
込管１２が設けられるとともに、この逆洗用ガス吹込管
１２の中間に自動開閉弁１３が設けられている。
【００１４】他方、前記分岐吹込管４の中間の詰まり検
出手段５と接続して設けられた制御器１４は、前記分配
器出口弁６、高炉入口弁７、前記逆洗導管１０の自動開
閉弁９および前記逆洗用ガス吹込管１２の自動開閉弁１
３と信号ケーブルにより連結されており、前記詰まり検
出手段５による分岐吹込管４の詰まりが検出されたなら
ば、前記前記分配器出口弁６および高炉入口弁７につい
ては閉弁させるとともに、前記自動開閉弁９および１３
については開弁させて、逆洗用ガス吹込管１２よりＮ2
ガスを分岐吹込管４の逆流方向に供給するため、分岐吹
込管４に詰まった微粉炭が除去される。除去された微粉
炭は、逆洗導管１０を経て捕集器１１まで送られ、ここ
でガスと微粉炭とに分離される。分離されたガスは捕集
器１１の上部から排出され、分離された微粉炭は下部排
出口より適時排出される。
出手段５と接続して設けられた制御器１４は、前記分配
器出口弁６、高炉入口弁７、前記逆洗導管１０の自動開
閉弁９および前記逆洗用ガス吹込管１２の自動開閉弁１
３と信号ケーブルにより連結されており、前記詰まり検
出手段５による分岐吹込管４の詰まりが検出されたなら
ば、前記前記分配器出口弁６および高炉入口弁７につい
ては閉弁させるとともに、前記自動開閉弁９および１３
については開弁させて、逆洗用ガス吹込管１２よりＮ2
ガスを分岐吹込管４の逆流方向に供給するため、分岐吹
込管４に詰まった微粉炭が除去される。除去された微粉
炭は、逆洗導管１０を経て捕集器１１まで送られ、ここ
でガスと微粉炭とに分離される。分離されたガスは捕集
器１１の上部から排出され、分離された微粉炭は下部排
出口より適時排出される。
【００１５】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、分
岐吹込管の詰まり除去が自動化され、管の詰まりと同時
に迅速に逆洗が行われるため、炉況バランスを崩すこと
がなくなるとともに、先端ノズルの溶損等も無くなり、
安定した高炉操業が望めるようになる。また、管の詰ま
りを監視のための要員が不要となり経費削減ができると
ともに、炉回りでの作業が無くなるため、安全面でも有
利となる。
岐吹込管の詰まり除去が自動化され、管の詰まりと同時
に迅速に逆洗が行われるため、炉況バランスを崩すこと
がなくなるとともに、先端ノズルの溶損等も無くなり、
安定した高炉操業が望めるようになる。また、管の詰ま
りを監視のための要員が不要となり経費削減ができると
ともに、炉回りでの作業が無くなるため、安全面でも有
利となる。
【図１】本発明に係る微粉炭吹込ライン詰まり防止装置
の説明図である。
の説明図である。
【図２】従来法による微粉炭吹込ライン詰まり防止装置
の説明図である。
の説明図である。
１…フィードタンク、２…吹込本管、３…分配器、４…
分岐吹込管、５…詰まり検出手段、６・９・７・１３…
自動開閉弁、８…高炉、１０…逆洗導管、１１…捕集
器、１２…逆洗用ガス吹込管
分岐吹込管、５…詰まり検出手段、６・９・７・１３…
自動開閉弁、８…高炉、１０…逆洗導管、１１…捕集
器、１２…逆洗用ガス吹込管
Claims (2)
- 【請求項１】微粉炭吹込管の中間に分配器を配設し、こ
の分配器より分岐する複数の分岐吹込管により高炉内に
微粉炭を吹き込む設備において、 前記各分岐吹込管の中間に詰まり検出手段を設けるとと
もに、各分岐吹込管の上流端部と下流端部とのそれぞれ
に自動開閉弁を設け、 逆洗した際の微粉炭を捕集するための捕集器を配設し、
この捕集器と前記各分岐吹込管の上流端側自動開閉弁の
下流側位置とを連通する逆洗導管を設けるとともに、こ
の逆洗導管の中間に自動開閉弁を設け、 前記各分岐吹込管の下流端側自動開閉弁の上流側位置に
接続する逆洗用ガス吹込管を設けるとともに、この逆洗
用ガス吹込管の中間に自動開閉弁を設け、 前記詰まり検出手段による分岐吹込管の詰まり検出に基
づいて、当該微粉炭詰まりの生じた分岐吹込管の上流端
部および下流端部に設けられた各自動開閉弁を共に閉弁
させるとともに、前記逆洗導管の自動開閉弁および前記
逆洗用ガス吹込管の自動開閉弁を共に開弁させる制御器
とを備えたことを特徴とする高炉への微粉炭吹込管の詰
まり防止装置。 - 【請求項２】前記詰まり検出手段が分岐吹込管表面温度
を検出する温度計または粉体流量計である請求項１記載
の高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13315692A JPH05320726A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13315692A JPH05320726A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320726A true JPH05320726A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15098013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13315692A Pending JPH05320726A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 高炉への微粉炭吹込管の詰まり防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05320726A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055186A2 (en) | 2000-10-13 | 2002-07-18 | Quantum Dot Corp | Surface modified semiconductive and metallic nanoparticlse having enhanced dispersibility in aqueous media |
| KR20040042454A (ko) * | 2002-11-14 | 2004-05-20 | 주식회사 포스코 | 미분탄 취입 설비에 있어서 미분탄 막힘 제거 장치 |
| JP2006077267A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Nippon Steel Corp | 粉体の吹き込み設備 |
| JP2014101567A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-05 | Jfe Steel Corp | 粉粒体除去方法及び粉粒体捕集具 |
| WO2014091737A1 (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高炉羽口から酸素を吹込む設備及び高炉操業方法 |
| JP2019157148A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高炉への微粉炭吹込み方法 |
| CN114317851A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 阿尔法（江苏）重工科技有限公司 | 高炉喷煤系统在线自动清扫装置及其控制方法 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP13315692A patent/JPH05320726A/ja active Pending
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