JPH0531996A - 印書制御方法 - Google Patents
印書制御方法Info
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- JPH0531996A JPH0531996A JP19234191A JP19234191A JPH0531996A JP H0531996 A JPH0531996 A JP H0531996A JP 19234191 A JP19234191 A JP 19234191A JP 19234191 A JP19234191 A JP 19234191A JP H0531996 A JPH0531996 A JP H0531996A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリのフォントを変えることなく、ドット
プリンタやサーマルプリンタの1行当りの印書容量を制
御すること。 【構成】 印字ヘッド26の制御に必要な印字データや
駆動パルスは変えずに、スイッチ10等の指令に応じて
パルスモータ68の回転速度を変えて通行券11等のカ
ード類の行方向の搬送速度を変えることにより、印書容
量を制御する。
プリンタやサーマルプリンタの1行当りの印書容量を制
御すること。 【構成】 印字ヘッド26の制御に必要な印字データや
駆動パルスは変えずに、スイッチ10等の指令に応じて
パルスモータ68の回転速度を変えて通行券11等のカ
ード類の行方向の搬送速度を変えることにより、印書容
量を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットマトリクス形シリ
アルプリンタの印書制御方法に関し、特に、メモリに記
憶されるフォントを変更することなく、カード等への1
行分の印書容量を制御する方法に関する。
アルプリンタの印書制御方法に関し、特に、メモリに記
憶されるフォントを変更することなく、カード等への1
行分の印書容量を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路用端末機で通行券に印字する場
合など、シリアルプリンタによりカード類に印字する場
合、通常ワイヤドットヘッドやサーマルヘッド等を用い
たドットマトリクス形シリアルプリンタを用い、カード
とヘッドを相対的に行方向に一定速度で移動させて1行
分の印字を行っている。そして、1行分の印書容量を増
加したり減少するには、ROMに記憶される文字等のフ
ォント自体を変更することにより対処していた。
合など、シリアルプリンタによりカード類に印字する場
合、通常ワイヤドットヘッドやサーマルヘッド等を用い
たドットマトリクス形シリアルプリンタを用い、カード
とヘッドを相対的に行方向に一定速度で移動させて1行
分の印字を行っている。そして、1行分の印書容量を増
加したり減少するには、ROMに記憶される文字等のフ
ォント自体を変更することにより対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メモリのフォ
ント変更により印書容量を制御する場合は、少なくとも
大小2種類のフォントを用意する必要があるため、それ
だけメモリ容量が多く必要でありコストがかさむという
欠点がある。
ント変更により印書容量を制御する場合は、少なくとも
大小2種類のフォントを用意する必要があるため、それ
だけメモリ容量が多く必要でありコストがかさむという
欠点がある。
【0004】本発明は上述した従来技術に鑑み、メモリ
のフォントを変更することなく、有料道路の通行券など
のカード類に対する1行分の印書容量を簡単に変更する
ことができる印書制御方法を提供することを目的とす
る。
のフォントを変更することなく、有料道路の通行券など
のカード類に対する1行分の印書容量を簡単に変更する
ことができる印書制御方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による印書制御方
法は、ドットマトリクス形シリアルプリンタのヘッドと
印字対象のカード類との行方向の相対速度を変えること
により、印書容量を制御することを特徴とするものであ
る。
法は、ドットマトリクス形シリアルプリンタのヘッドと
印字対象のカード類との行方向の相対速度を変えること
により、印書容量を制御することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成において、相対速度を速くすると印書
容量が減少し、遅くすると印書容量が増大する。
容量が減少し、遅くすると印書容量が増大する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を有料道路の料金収受システム
用の端末機に適用した場合の実施例を、図1〜図5に基
づいて説明する。
用の端末機に適用した場合の実施例を、図1〜図5に基
づいて説明する。
【0008】まず、端末機の概要を、図1〜図3により
説明する。
説明する。
【0009】図1において、この例の端末機1には通行
券処理部2と、操作表示部3と、カード類処理部4と、
キースイッチ8と、発光器(LED)9と、印書容量制
御のための搬送速度切換スイッチ10とがある。
券処理部2と、操作表示部3と、カード類処理部4と、
キースイッチ8と、発光器(LED)9と、印書容量制
御のための搬送速度切換スイッチ10とがある。
【0010】通行券処理部2は、この端末機1が有料道
路の入口ゲートに設置される場合にはホッパ・スタッカ
7のホッパ部から新通行券を取り出してこれに入口情報
を磁気記録及び印字し、挿入兼排出口5から排出すると
いう発券動作を行い、出口ゲートに設置される場合には
収受員が道路利用者から通行券を受け取って挿入兼排出
口5に挿入するとこの通行券の情報を読み取り、出口情
報を磁気記録及び印字してホッパ・スタッカ7のスタッ
カ部に収納するという確認動作を行うものである。
路の入口ゲートに設置される場合にはホッパ・スタッカ
7のホッパ部から新通行券を取り出してこれに入口情報
を磁気記録及び印字し、挿入兼排出口5から排出すると
いう発券動作を行い、出口ゲートに設置される場合には
収受員が道路利用者から通行券を受け取って挿入兼排出
口5に挿入するとこの通行券の情報を読み取り、出口情
報を磁気記録及び印字してホッパ・スタッカ7のスタッ
カ部に収納するという確認動作を行うものである。
【0011】操作表示部3は、液晶表示器に透明なタッ
チパネルを重ねたものであり、液晶表示器による通常の
情報表示の他、画面毎に各種キー形状とその名称を変え
て写し出し、タッチパネル上からのキー操作で情報を入
力するようにしてあり、ほぼ無制限の種類のキー操作を
受け付けることができる。また、キー形状と共に操作案
内のメッセージを写し出し、操作画面を対話式に表示す
るようにしてある。
チパネルを重ねたものであり、液晶表示器による通常の
情報表示の他、画面毎に各種キー形状とその名称を変え
て写し出し、タッチパネル上からのキー操作で情報を入
力するようにしてあり、ほぼ無制限の種類のキー操作を
受け付けることができる。また、キー形状と共に操作案
内のメッセージを写し出し、操作画面を対話式に表示す
るようにしてある。
【0012】カード類処理部4は、ICカードやレクジ
ットカード等利用者が料金支払の手段として用いるカー
ドの処理、並びに、収受員や保守員が保持するプレート
を読み取る処理を行うものである。6はカード出入口で
ある。
ットカード等利用者が料金支払の手段として用いるカー
ドの処理、並びに、収受員や保守員が保持するプレート
を読み取る処理を行うものである。6はカード出入口で
ある。
【0013】キースイッチ8は電源及び車線の開閉を切
り替えるためのものである。また、LED9は、車線の
開閉を示す赤色(閉)及び緑色(開)のものである。
り替えるためのものである。また、LED9は、車線の
開閉を示す赤色(閉)及び緑色(開)のものである。
【0014】スイッチ10は通行券の搬送速度を切換え
るものであり、高速(標準)と低速の2種類のいずれか
を選択できるようにしてある。選択の一例をあげると、
高速の場合は印書容量が少ないが、低速の場合よりも、
通行券の処理時間が短いと共に印字された文字等が読み
易いので、通行券をユーザ(道路利用者)に渡す必要が
ある入口ゲートやチェックバリア、乗継券発行ゲートな
どで選択すると良い。逆に、低速の場合は、印書容量が
多いので、通行券をユーザに渡す必要がない出口ゲート
で選択し、多くの文字を通行券に印字できるようにする
と良い。
るものであり、高速(標準)と低速の2種類のいずれか
を選択できるようにしてある。選択の一例をあげると、
高速の場合は印書容量が少ないが、低速の場合よりも、
通行券の処理時間が短いと共に印字された文字等が読み
易いので、通行券をユーザ(道路利用者)に渡す必要が
ある入口ゲートやチェックバリア、乗継券発行ゲートな
どで選択すると良い。逆に、低速の場合は、印書容量が
多いので、通行券をユーザに渡す必要がない出口ゲート
で選択し、多くの文字を通行券に印字できるようにする
と良い。
【0015】図2に通行券11の一例を示し、12は入
口情報用印字領域、13は出口情報用印字領域、14は
磁気記録用ストライプである。
口情報用印字領域、13は出口情報用印字領域、14は
磁気記録用ストライプである。
【0016】次に、図3により通行券処理部2の機構例
を説明する。図3において、筐体16の前端に形成され
た前記出入口5の側方には、道路利用者が紛失した場合
等に再発行するための新規な通行券11を蓄えると共に
この新規な通行券11の内の不良な通行券11及び使用
済みの通行券11等を回収するホッパスタッカ7が通行
券処理部本体15及び筐体16に対して着脱自在に取り
付けられており、把手18が形成されたこのホッパスタ
ッカ7の左右両側には、新規な通行券11を当該ホッパ
スタッカ7から繰り出す繰り出しローラ19と、新規な
通行券11の内の不良な通行券11及び使用済みの通行
券11を該ホッパスタッカ7内に引き込む引き込みロー
ラ20とが筐体16に対してそれぞれ回転自在に取り付
けられている。又、ホッパスタッカ7にはこれら繰り出
しローラ19及び引き込みローラ20をそれぞれ跨ぐ一
対の案内板21,22が固定されている。そして、これ
ら案内板21,22の間には、これらの対向方向に摺動
自在にホッパスタッカ7に取り付けられた一対の押さえ
板23,24が配置され、各押さえ板23,24は図示
しない引っ張りばねを介してそれぞれ案内板21,22
との対向方向に付勢されている。
を説明する。図3において、筐体16の前端に形成され
た前記出入口5の側方には、道路利用者が紛失した場合
等に再発行するための新規な通行券11を蓄えると共に
この新規な通行券11の内の不良な通行券11及び使用
済みの通行券11等を回収するホッパスタッカ7が通行
券処理部本体15及び筐体16に対して着脱自在に取り
付けられており、把手18が形成されたこのホッパスタ
ッカ7の左右両側には、新規な通行券11を当該ホッパ
スタッカ7から繰り出す繰り出しローラ19と、新規な
通行券11の内の不良な通行券11及び使用済みの通行
券11を該ホッパスタッカ7内に引き込む引き込みロー
ラ20とが筐体16に対してそれぞれ回転自在に取り付
けられている。又、ホッパスタッカ7にはこれら繰り出
しローラ19及び引き込みローラ20をそれぞれ跨ぐ一
対の案内板21,22が固定されている。そして、これ
ら案内板21,22の間には、これらの対向方向に摺動
自在にホッパスタッカ7に取り付けられた一対の押さえ
板23,24が配置され、各押さえ板23,24は図示
しない引っ張りばねを介してそれぞれ案内板21,22
との対向方向に付勢されている。
【0017】従って、案内板21と押さえ板23との間
に差し込まれる新規な通行券11は、引っ張りばねによ
り押さえ板23を介して繰り出しローラ19側に付勢さ
れ、又、案内板22と押さえ板24との間に送り込まれ
る使用済みの通行券11等は、引っ張りばねにより押さ
え板24を介して引き込みローラ20側に付勢されるよ
うになっている。
に差し込まれる新規な通行券11は、引っ張りばねによ
り押さえ板23を介して繰り出しローラ19側に付勢さ
れ、又、案内板22と押さえ板24との間に送り込まれ
る使用済みの通行券11等は、引っ張りばねにより押さ
え板24を介して引き込みローラ20側に付勢されるよ
うになっている。
【0018】前記出入口5の後方(図3中、右側)に
は、通行券11に対して文字や記号等を印刷する印字ヘ
ッド26を具えた印字装置27と、通行券11に形成さ
れた磁気ストライプ14の磁気情報を読み取る再生ヘッ
ド28と、この通行券11に新たな磁気情報を書き込む
記録ヘッド29とが順に配置されている。そして、この
通行券処理部2の最後端側には、通行券11を一時待機
させる待機部30が形成されている。
は、通行券11に対して文字や記号等を印刷する印字ヘ
ッド26を具えた印字装置27と、通行券11に形成さ
れた磁気ストライプ14の磁気情報を読み取る再生ヘッ
ド28と、この通行券11に新たな磁気情報を書き込む
記録ヘッド29とが順に配置されている。そして、この
通行券処理部2の最後端側には、通行券11を一時待機
させる待機部30が形成されている。
【0019】なお、本実施例では通行券確認機として説
明しているが、通行券発券機としても使用する場合に
は、印字ヘッド26による通行券11の印字箇所が異な
るので、この印字ヘッド26は通行券11の幅方向に移
動可能か或いは複数行の印字が可能な構成となってい
る。
明しているが、通行券発券機としても使用する場合に
は、印字ヘッド26による通行券11の印字箇所が異な
るので、この印字ヘッド26は通行券11の幅方向に移
動可能か或いは複数行の印字が可能な構成となってい
る。
【0020】通行券11の搬送ラインは、印字ヘッド2
6及び再生ヘッド28及び記録ヘッド29を介し待機部
30と出入口5と結ぶように形成され、この搬送ライン
に沿って通行券11を往復動させる複数個の駆動ローラ
31〜39は、通行券11の長さよりも短い間隔で筐体
16に対して回転自在に取り付けられている。図示しな
い正逆転可能なパルスモータの作動により、正逆転する
これら駆動ローラ31〜39には、一本のタイミングベ
ルト40が巻き掛けられ、駆動ローラ32,33の間に
介装されたテンションローラ41により、このタイミン
グベルト40の弛みを取っている。又、印字ヘッド26
と対向する駆動ローラ35以外の駆動ローラ31〜3
4,36〜39には、搬送ラインを挾んでそれぞれ筐体
16に対し回転自在に取り付けられたピンチローラ42
が当接している。
6及び再生ヘッド28及び記録ヘッド29を介し待機部
30と出入口5と結ぶように形成され、この搬送ライン
に沿って通行券11を往復動させる複数個の駆動ローラ
31〜39は、通行券11の長さよりも短い間隔で筐体
16に対して回転自在に取り付けられている。図示しな
い正逆転可能なパルスモータの作動により、正逆転する
これら駆動ローラ31〜39には、一本のタイミングベ
ルト40が巻き掛けられ、駆動ローラ32,33の間に
介装されたテンションローラ41により、このタイミン
グベルト40の弛みを取っている。又、印字ヘッド26
と対向する駆動ローラ35以外の駆動ローラ31〜3
4,36〜39には、搬送ラインを挾んでそれぞれ筐体
16に対し回転自在に取り付けられたピンチローラ42
が当接している。
【0021】前記ホッパスタッカ7の後方には、このホ
ッパスタッカ7から前記繰り出しローラ19によって引
き出される新規な通行券11を、出入口5と印字ヘッド
26との間の搬送ライン側に供給する通行券供給装置4
3が設けられている。
ッパスタッカ7から前記繰り出しローラ19によって引
き出される新規な通行券11を、出入口5と印字ヘッド
26との間の搬送ライン側に供給する通行券供給装置4
3が設けられている。
【0022】この通行券供給装置43は、繰り出しロー
ラ19側に位置する一対の咬え込みローラ44,45
と、搬送ライン側に位置する一対の送り出しローラ4
6,47と、これらに巻き掛けられた一対の供給ベルト
48,49と、これら供給ベルト48,49の弛みを取
る一対のテンションローラ50と、前記送り出しローラ
46,47と前記駆動ローラ34及びこれに当接するピ
ンチローラ42との間に設けられた一対の新券案内板5
1とで主要部が構成されている。そして、一方の咬え込
みローラ44と送り出しローラ46とテンションローラ
50とは、図示しない駆動源の作動により左回りに駆動
回転し、これと同期して他方の咬え込みローラ45と送
り出しローラ47とテンションローラ50とは、右回り
に駆動回転するようになっている。
ラ19側に位置する一対の咬え込みローラ44,45
と、搬送ライン側に位置する一対の送り出しローラ4
6,47と、これらに巻き掛けられた一対の供給ベルト
48,49と、これら供給ベルト48,49の弛みを取
る一対のテンションローラ50と、前記送り出しローラ
46,47と前記駆動ローラ34及びこれに当接するピ
ンチローラ42との間に設けられた一対の新券案内板5
1とで主要部が構成されている。そして、一方の咬え込
みローラ44と送り出しローラ46とテンションローラ
50とは、図示しない駆動源の作動により左回りに駆動
回転し、これと同期して他方の咬え込みローラ45と送
り出しローラ47とテンションローラ50とは、右回り
に駆動回転するようになっている。
【0023】又、前記繰り出しローラ19と前記通行券
11との間には、咬え込みローラ44と同一方向に駆動
回転してホッパスタッカ7から引き出される新規な通行
券11を咬え込みローラ44,45側に送り込む送り込
みローラ52と、この送り込みローラ52と対向し且つ
これと逆方向に駆動回転して複数枚の通行券11が送り
込まれてきた場合に、二枚以上の通行券11の通過を阻
止する分離ローラ53とが設けられている。
11との間には、咬え込みローラ44と同一方向に駆動
回転してホッパスタッカ7から引き出される新規な通行
券11を咬え込みローラ44,45側に送り込む送り込
みローラ52と、この送り込みローラ52と対向し且つ
これと逆方向に駆動回転して複数枚の通行券11が送り
込まれてきた場合に、二枚以上の通行券11の通過を阻
止する分離ローラ53とが設けられている。
【0024】従って、引っ張りばねにより繰り出しロー
ラ19に押し付けられた新規な通行券11は、この繰り
出しローラ19の駆動回転により、送り込みローラ52
と分離ローラ53との間に送り出され、逆回転する分離
ローラ53の作用により、通行券11が一枚だけ咬え込
みローラ44,45の間の供給ベルト48,49の隙間
に送り出される。そして、これら供給ベルト48,49
に挟まれた状態で送り出しローラ46,47から新券案
内板51を介して前記駆動ローラ34とこれに当接する
ピンチローラ42との間の搬送ライン状に送り出され
る。
ラ19に押し付けられた新規な通行券11は、この繰り
出しローラ19の駆動回転により、送り込みローラ52
と分離ローラ53との間に送り出され、逆回転する分離
ローラ53の作用により、通行券11が一枚だけ咬え込
みローラ44,45の間の供給ベルト48,49の隙間
に送り出される。そして、これら供給ベルト48,49
に挟まれた状態で送り出しローラ46,47から新券案
内板51を介して前記駆動ローラ34とこれに当接する
ピンチローラ42との間の搬送ライン状に送り出され
る。
【0025】なお、これら新券案内板51と前記駆動ロ
ーラ34及びこれに当接するピンチローラ42との間に
は、通行券11の移動方向を規制する一方向フラッパ5
4が筐体16に対して揺動自在に枢着され、待機部30
側から出入口5側或いはホッパスタッカ7側へ通行券1
1を搬送する際に、この通行券11が新券案内板51か
ら通行券供給装置43側へ送り込まれないように、この
一方向フラッパ54は図示しないばね材を介して先端側
が図中、上方に付勢されている。
ーラ34及びこれに当接するピンチローラ42との間に
は、通行券11の移動方向を規制する一方向フラッパ5
4が筐体16に対して揺動自在に枢着され、待機部30
側から出入口5側或いはホッパスタッカ7側へ通行券1
1を搬送する際に、この通行券11が新券案内板51か
ら通行券供給装置43側へ送り込まれないように、この
一方向フラッパ54は図示しないばね材を介して先端側
が図中、上方に付勢されている。
【0026】一方、前記駆動ローラ32,33の間の搬
送ラインの途中には、印字ヘッド26側から出入口5側
へ通行券11を搬送する場合と、ホッパスタッカ7内に
通行券11を回収する場合とで、通行券11の搬送方向
に切り換える切替えフラッパ55が筐体16に対して揺
動自在に枢着され、この切替えフラッパ55は図示しな
いロータリソレノイド等のフラッパ駆動手段にて揺動す
るようになっている。
送ラインの途中には、印字ヘッド26側から出入口5側
へ通行券11を搬送する場合と、ホッパスタッカ7内に
通行券11を回収する場合とで、通行券11の搬送方向
に切り換える切替えフラッパ55が筐体16に対して揺
動自在に枢着され、この切替えフラッパ55は図示しな
いロータリソレノイド等のフラッパ駆動手段にて揺動す
るようになっている。
【0027】前記繰り出しローラ19や引き込みローラ
20及び印字装置27や駆動ローラ31〜39及び通行
券供給装置43及び前記フラッパ駆動手段等は、本体1
5の後部に組み込まれた制御部によって、それらの作動
タイミングが制御されるようになっている。このため、
搬送ラインの途中や通行券供給装置43の送り出しロー
ラ46,47と一方向フラッパ54との間及びホッパス
タッカ7と切替えフラッパ55との間には、それぞれ通
行券11の通過を検出する光センサ56〜62が配置さ
れ、前記制御部に検出信号を出力するようになってい
る。
20及び印字装置27や駆動ローラ31〜39及び通行
券供給装置43及び前記フラッパ駆動手段等は、本体1
5の後部に組み込まれた制御部によって、それらの作動
タイミングが制御されるようになっている。このため、
搬送ラインの途中や通行券供給装置43の送り出しロー
ラ46,47と一方向フラッパ54との間及びホッパス
タッカ7と切替えフラッパ55との間には、それぞれ通
行券11の通過を検出する光センサ56〜62が配置さ
れ、前記制御部に検出信号を出力するようになってい
る。
【0028】次に、図4、図5を参照して、通行券処理
部2における印書制御の実施例を説明する。図4は制御
系を示し、システム全体の制御部63は印字制御部64
に印字データと駆動パルスを与え、これに基づいて印字
制御部64がドライバ65を通して印字ヘッド26例え
ばワイヤドットプリンタやサーマルプリンタのヘッドを
駆動する。また、全体の制御部63はパルスモータ制御
部66にモータクロックと回転方向指令を与え、これに
基づいてパルスモータ制御部66がドライバ67を通し
て、指令された速度と方向でパルスモータ68を駆動す
る。通行券11はパルスモータ68の回転により、上述
の機構により搬送され、その間に印字ヘッド26により
印字される。この場合、全体制御部63には速度切換指
令、例えばスイッチ10のオン/オフ信号が入力され、
スイッチ10がオンの時は例えばモータクロックを高速
にしてパルスモータ68を高速回転させ、オフの時はモ
ータクロックを低速例えばオンの時の1/2 の速度にして
パルスモータ68を低速回転させる。但し、スイッチ1
0のオンオフに関係なく、印字データ、並びに駆動パル
スの幅と間隔は一定としている。
部2における印書制御の実施例を説明する。図4は制御
系を示し、システム全体の制御部63は印字制御部64
に印字データと駆動パルスを与え、これに基づいて印字
制御部64がドライバ65を通して印字ヘッド26例え
ばワイヤドットプリンタやサーマルプリンタのヘッドを
駆動する。また、全体の制御部63はパルスモータ制御
部66にモータクロックと回転方向指令を与え、これに
基づいてパルスモータ制御部66がドライバ67を通し
て、指令された速度と方向でパルスモータ68を駆動す
る。通行券11はパルスモータ68の回転により、上述
の機構により搬送され、その間に印字ヘッド26により
印字される。この場合、全体制御部63には速度切換指
令、例えばスイッチ10のオン/オフ信号が入力され、
スイッチ10がオンの時は例えばモータクロックを高速
にしてパルスモータ68を高速回転させ、オフの時はモ
ータクロックを低速例えばオンの時の1/2 の速度にして
パルスモータ68を低速回転させる。但し、スイッチ1
0のオンオフに関係なく、印字データ、並びに駆動パル
スの幅と間隔は一定としている。
【0029】その結果、スイッチ10がオンの時は通行
券11が標準速度で搬送され、図5(a)に示すように
例えば1行当り40桁の文字形状で印字が行われる。ま
た、スイッチ10がオフの時は通行券11が低速で搬送
され、図5(b)に示すように1行当り例えば80桁の
文字形状で高密度に印字が行われる。なお、図5中、6
9はドットを示し、7×7ドットで1文字が形成されて
いる。
券11が標準速度で搬送され、図5(a)に示すように
例えば1行当り40桁の文字形状で印字が行われる。ま
た、スイッチ10がオフの時は通行券11が低速で搬送
され、図5(b)に示すように1行当り例えば80桁の
文字形状で高密度に印字が行われる。なお、図5中、6
9はドットを示し、7×7ドットで1文字が形成されて
いる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、道路通行券などのカー
ド類とドットマトリクス形シリアルプリンタとの行方向
の相対速度を切り換えるという簡単な構成により、メモ
リのフォント変更を要することなく、印書容量を制御す
ることができる。
ド類とドットマトリクス形シリアルプリンタとの行方向
の相対速度を切り換えるという簡単な構成により、メモ
リのフォント変更を要することなく、印書容量を制御す
ることができる。
【図1】本発明を適用した有料道路用端末機を示す外観
図。
図。
【図2】有料道路通行券の平面図。
【図3】通行券処理部の機構の平面図。
【図4】本発明の印書制御方法を実現する制御系の一例
を示すブロック構成図。
を示すブロック構成図。
【図5】印書例を示す図。
10 スイッチ 11 通行券 26 印字ヘッド 63 全体制御部 64 印字制御部 65 ドライバ 66 パルスモータ制御部 67 ドライバ 68 パルスモータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドットマトリクス形シリアルプリンタの
ヘッドと印字対象のカード類との行方向の相対速度を変
えることにより、印書容量を制御することを特徴とする
印書制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19234191A JPH0531996A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 印書制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19234191A JPH0531996A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 印書制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531996A true JPH0531996A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16289666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19234191A Pending JPH0531996A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 印書制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531996A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5678941A (en) * | 1994-08-01 | 1997-10-21 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | Liquid applicator |
US7290955B2 (en) | 2003-08-18 | 2007-11-06 | Sanford, L.P. | Bold-fine multiple width marking instrument |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19234191A patent/JPH0531996A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5678941A (en) * | 1994-08-01 | 1997-10-21 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | Liquid applicator |
US7290955B2 (en) | 2003-08-18 | 2007-11-06 | Sanford, L.P. | Bold-fine multiple width marking instrument |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990511 |