JPH05319663A - シート積載装置 - Google Patents

シート積載装置

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JPH05319663A
JPH05319663A JP4146989A JP14698992A JPH05319663A JP H05319663 A JPH05319663 A JP H05319663A JP 4146989 A JP4146989 A JP 4146989A JP 14698992 A JP14698992 A JP 14698992A JP H05319663 A JPH05319663 A JP H05319663A
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JP
Japan
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sheet
ribs
roll
sheet stacking
sheets
Prior art date
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JP4146989A
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Inventor
Shigeyuki Sugiyama
山 茂 行 杉
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートが良好に積載されるようにする。 【構成】 所定長のシートを積載するシート積載台42
を備えたシート積載装置において、シート積載台面がシ
ートの進む方向と直交する方向に起伏を持つように複数
のリブ60をシート積載台42に配設したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、複写
機、各種プリンター、スキャナー等のシート積載装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置、複写機、
各種プリンター、スキャナー等のシート積載装置では搬
送されるシートを反転スタッカや、シート積載台に積載
していた。
【0003】前記の反転スタッカや、シート積載台の一
例として図11にファクシミリにおけるシート積載台と
して反転スタッカ101と、原稿収納トレイ102を示
す。
【0004】図12(b)に示す様に、ファクシミリ1
30は、原稿台132上に送られる原稿133の画像情
報を光学系135により走査し、その画像情報を送信す
る画像読み取り送信系と、プラテンローラ136により
記録紙ロール137から繰り出された感熱記録紙S上に
受信した画像情報を記録するサーマルヘッド139を有
する画像受信記録系を備えている。ここで、143は電
源装置等を含む電源部である。ファクシミリ130の左
側には原稿台132から順次送り出される原稿133を
収納する原稿収納トレイ102が、そして右側には、サ
ーマルヘッド139により画像が記録された後にカッタ
ー141により所定の長さ、例えばA4判の長さに切断
された画像形成済みの記録紙Sを収納するシート収納ト
レイ101は、装置本体131のシート排出口の下方に
設けられている。このシート収納トレイ101は図12
に詳示されているように、排出される記録紙Sが当接さ
れて記録紙Sを下方に導く第1のガイド部材147と、
この第1のガイド部材147に対向してシート収納空間
149を形成するための第2のガイド部材150により
構成されている。
【0005】この第2のガイド部材150は、装置本体
131のステー151に固定して設けたプラスチック板
よりなり、同部材150の下端にはシート収納空間14
9の下端が支軸152により連結されている。装置本体
131と、シート収納空間149との間には、第1のガ
イド部材147を図12で示す状態に係止する不図示の
機構が設けられている。
【0006】上述した従来のシート収納装置においては
図12の第1のガイド部材147は図示しない機構によ
り第2のガイド部材150に係止されており、第1のガ
イド部材147に所定枚数以上の記録紙Sを収納する
と、シート収納空間149内に収納されている記録紙が
机上や床上に落下してしまい、シート収納トレイ101
に一旦収納した記録紙さえもスタックすることができ
ず、多数枚の記録紙を安定して収納するには不向きであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
の原稿収納トレイ102のようなシート積載台では静電
気、湿気等によって記録紙がシート積載台に張り付いて
しまい綺麗に積載されなかったり、次の排紙を邪魔して
図13に示すようなシートの腰折れが起きて、ジャムを
発生させたりすることがある。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、シートが良好に積
載されるシート積載台を備えたシート搬送装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、所定長のシートを積載するシート
積載台を備えたシート積載装置において、シート積載台
面がシートの進む方向と直交する方向に起伏を持つよう
に複数のリブを前記シート積載台に配設したことを特徴
とする。
【0010】また、シートの進む方向に延びるリブをシ
ートの進む方向と直交する方向に複数設け、それら複数
のリブのうち所定のリブの高さを他のリブの高さと違え
ることにより、シート積載台面がシートの進む方向と直
交する方向に起伏を持つようにするのが好ましい。
【0011】また、複数のリブのうち中央のリブの高さ
を最も高くし、かつ、該中央のリブと両側端のリブとの
間にあるリブの高さを該中央のリブの高さよりも低く該
両側端のリブの高さよりも高くすることにより、シート
積載台面がシートの進む方向と直交する方向に起伏を持
つようにするのが好ましい。
【0012】また、シート積載台面のうち、シートの進
む方向の上流側はシートの進む面と平行になっており、
シートの進む方向の下流側は前記上流側の面に対して勾
配を持つようにするのが好ましい。
【0013】また、シートの進む方向の下流側の端部か
らシートの進む方向の上流側へ向けて中を切り落とした
形状とするのが好ましい。
【0014】
【作用】上記構成の本発明にあっては、リブのシートと
向き合う部分を結んで作られるシート積載台面がシート
の進む方向と直交する方向に起伏を持つように複数のリ
ブをシート積載台に配設したので、シートの進む方向と
平行にシートに腰がつき、シートの進む方向と直交する
方向のシートの腰折れが防止され、シートの進む方向に
シートが良好に積載される。
【0015】また、シート積載台の中を切り落とした形
状とすることで、シート積載台上のシートが取り易くな
る。
【0016】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例について説明す
る。本発明の特徴的な部分であるシート積載装置の説明
に入る前に、同シート積載装置が備えられたファクシミ
リの全体の構成及び作用について説明しておく。
【0017】図2に示すように、本体は大きく読取系A
と記録系Bとに大別できる。
【0018】読取系Aの概略は、原稿台1の上に画情報
が下向きに載置された1枚もしくは複数枚の原稿2は送
信コピー等の原稿を読み取る操作をキーボード3で入力
すると、予備搬送ローラ4と分離ローラ5、原稿搬送ロ
ーラ6、原稿排出ローラ7が図示しないモーターからの
駆動により、矢印の方向に回転する事により予備搬送ロ
ーラ4と圧接アーム8により搬送され分離ローラ5と逆
転ローラ9により複数枚の原稿は一枚づつ下側より分離
される。分離された原稿2は原稿搬送ローラ6とピンチ
ローラ10及び原稿排出ローラ7とピンチコロ11によ
り搬送され原稿排紙トレイ43上に順次積載される。
【0019】その間原稿読取り位置12において光源1
3によって光照射され、その反射光がミラー14及びレ
ンズ15を介してCCD等の光電変換素子16に至り、
電気信号に変換される。この信号は、コピーモードの場
合は自己の記録系に伝達され、ファクシミリモードの場
合には他機の記録系に伝達される如く構成されている。
【0020】次に記録系Bについて説明する。
【0021】シートロール17を保持するためのロール
ホルダー18は上部が開放された形状に形成されこれが
本体内部の図中右側に配置されている。シート材19は
シートロール17の下側より画情報を記録する面が下側
となった状態で繰り出される。
【0022】このためシート材19を繰り出そうとする
方向Cとシートロール17が回転し転がろうとする方向
Dは、左右相反する方向になっている。このためシート
ロール17からシート材19を繰り出す瞬間や、繰り出
しを止めた瞬間には、シートロール17の挙動は極めて
不安定な状態となる。
【0023】そこで、シートロール17を常に転がろう
とする方向Dに安定させるために、ロールホルダー18
の底面は、シートロール17を右側の壁に当接させるた
めに右に下がった傾斜を設けてある。
【0024】シートロール17の径が大きく重量も重い
時は、その慣性モーメントも大きい事から、ロールホル
ダー18の底面の傾斜により比較的シートロール17の
挙動は安定している。しかしながら、シートロール17
の径が小さくなってくると、この傾きだけでは安定した
挙動を得ることが困難となってくる。
【0025】そこで、シートロール17を自重だけでな
く、強制的にロールホルダー18の右壁に押付けるため
にロール押え20を備えてある。
【0026】前記ロール押え20は、本体に取付けた押
え支点21の一部を中心軸として、シートロール17の
径が最大から最小まで圧接可能な範囲で、図3,4に示
すように回転可能となっている。
【0027】ロール押え20をシートロール17に圧接
させるために本実施例ではロール押え20と押え支点2
1とに引張りコイルバネ22をロール押えの回転中心2
3の下側を通る様に引っ掛けて圧接力を得ている。
【0028】シートロール17のロール径が大きい時に
はシートロール17の挙動は比較的安定しているためロ
ール押え20による圧接力は、さほど必要がない。
【0029】このため図3に示す様に引張りコイルバネ
22によって発生するロール押え20を引張る力F1
うち、ロール押えの回転中心23を支点としてシートロ
ール17を圧接する方向の成分f1 は小さくなる様にロ
ール押え20とロール押えの回転中心23、引張りコイ
ルバネ22の引掛けの位置は構成されている。
【0030】シートロール17のロール径が大きい時
は、その重量自体でシート材19が繰り出されるのに要
する力(繰り出し力)が大きいので、圧接力が小さく抑
えられる必要がある。というのは、繰り出されるのに要
する力が大きく、その上圧接力が大きければ、シート材
19が良好に繰り出されなくなる可能性が生じてしまう
からである。しかし本実施例にあっては、ロール押え2
0による圧接力が小さくなるよう構成されているので、
シートロール17の繰り出し力のさらなる増加が小さく
なくてすむ事になる。
【0031】一方、シートロール17のロール径が小さ
い時にはロール押え20の圧接力が必要となるため、図
4に示す様に引張りコイルバネ22によって発生するロ
ール押え20を引張る力F2 のうちロール押えの回転中
心23を支点としてシートロール17を圧接する方向の
成分f2 は大きくなる様ロール押え20とロール押えの
回転中心23、引張りコイルバネ22の引掛けの位置は
構成されている。
【0032】シートロール17のロール径が小さい時に
は、シート材19の繰出し力は小さいため大径ロール時
と比べて圧接力を大きくして負荷をかけても、シート材
が繰り出されるのに要する最終的な力は、許容範囲内に
収まり、問題は無い。
【0033】本実施例においては、図5に示す様にロー
ルホルダー18とシートロール17が大径ロールから小
径ロールに至るまで接触する部分のうち、幅方向に2ケ
所(図中斜線部分)段状に出張らしてある。本装置はシ
ートロール17としてA4幅とB4幅の2種類のシート
ロール17の使用を想定してあり、B4幅の位置を中心
基準位置としてA4幅の時は片側を基準にそうてんする
様に切換板24の位置が変更可能となっている。
【0034】またシートロール17とロールホルダー1
8の2ケ所の接触部25は、B4幅の中心に関して対称
かつA4幅でも2ケ所の接触をもち、かつシートロール
17が安定する様、幅方向に最大限に距離をあけて位置
する。
【0035】更に、シートロール17とロールホルダー
18の接触部25には、こすれによる発色や傷、汚れ等
を防ぐために摩擦係数の低い超高分子量ポリエチレンシ
ート25aをシートロール17と接する表面に設けてあ
る。
【0036】また、超高分子量ポリエチレンシート25
aとロールホルダー18の間には、シート材19を繰出
した時にシートロール17に生じるシート材19の斜
行,たるみを防止するために図6に示すように、発泡ポ
リウレタン等の弾性部材26を設けてある。
【0037】これはシート材19の引出し方向に対し
て、ロールホルダー18に装てんされたシートロール1
7の軸の直角度が部品の製造・加工上、ぴったり合う事
がないため、シートロール17とロールホルダー18の
間に弾性部材26を設けることで、シート材19の引出
し方向に対してシートロール17の軸は自動的に調整さ
れ、シート材19の斜行、たるみを防止している。
【0038】また弾性部材26を設けることで、ほとん
ど剛体であるロールホルダー18との接触に比べ、接触
面積が増加するため、接触圧力が減少するため、引っか
き作用が減少し、シートの発色,傷,汚れ等のこすれを
やわらげ、さらにシートロール17のたるみ防止にも効
果を発揮している。弾性部材26は、シートロール17
の重量において(大径時で約1.5kg)弾性変形し得る
ものである。
【0039】ロールホルダー18のシートロール17と
接触する2ケ所の接触部26がB4幅のシートロール1
7の中央に関して対称なため、ロール押え20は図5に
示すように幅が約25mmでB4幅のシートロール17の
中央部を圧接する様に構成されており、シート材19を
繰り出した際に回転するシートロール17の挙動が安定
するよう構成されている。
【0040】繰り出されたシート材19はシートロール
17にて保管されているために巻きぐせ(カール)がつ
いている。このカールを矯正するために図2に示す様に
デカールシャフト27とガイドシャフト28からなるカ
ール矯正機構を設けてある。ガイドシャフト28はガイ
ドアーム29を介して支軸30に連結されており、支軸
30を回転中心として回動可能となっている。これによ
りシート材19をデカールシャフト27に巻付ける角度
が調整できる様になっている。
【0041】ガイドシャフト28がシート材19をデカ
ールシャフト27に巻付ける角度は、シート材19にか
かるテンションに応じて変化する様になっている。シー
ト材にかかるテンションは、ロールホルダー18とシー
トロール17の接触部に発生する摩擦抵抗により生じ
る。シートロール17の径が大きく、重量が重い時は大
きな摩擦抵抗を生じ、シート材19が引き出されてシー
トロール17の重量が減少するにつれて、前記摩擦抵抗
も減少する。
【0042】即ち、シート材19には、シートロール1
7の径が大きい時には大きなテンションがかかり、径が
小さい時には小さなテンションがかかる。
【0043】一方、ガイドシャフト28はガイドアーム
29に取付けた図示しない付勢バネにより矢印E方向に
付勢されている。
【0044】図3に示す如く、シートロール17の径が
大きい時には、シート材19にかかるテンションT1
大きいためガイドシャフト28がシート材19をデカー
ルシャフト27に巻付ける角度もθ1 程度となり、カー
ル矯正効果はあまり大きくはない。
【0045】しかしながら、図4に示す様にシートロー
ル17の径が小さい時はシート材19にかかるテンショ
ンT2 は小さくなり、ガイドシャフト28はシート材1
9をよりデカールシャフト27に巻付ける位置まで動い
て巻付ける角度もθ2 と小さくなり大きなカール矯正効
果を得る。
【0046】シートロール17自身の巻きぐせは、シー
トロール17の径が大きいと図7(a)に示すように小
さく、径が小さいと図7(b)に示すように大きい。
【0047】即ち、シートロール17のロール径が大き
く、カールが小さい時はそれなりの低いカール矯正を行
い、ロール径が小さくカールが大きい時には、高いカー
ル矯正効果を発揮する構成となっている。
【0048】カール矯正機構を経たシート材19は図2
に示す様に上下の通紙ガイド31を通過して記録部へ至
る。この際上側の通紙ガイド31にシート材19の裏側
の白色及びエンドマークの黒色を検知するための反射型
のフォトセンサ32を備えてある。
【0049】記録部Bにおいては、上側にプラテンロー
ラ35,下側にサーマルヘッド33を備えている。
【0050】プラテンローラはシートロール17からシ
ート材19を繰り出すための搬送ローラを兼ねているの
で、シリコンゴムを用いたゴムローラである。
【0051】サーマルヘッド33は、下側より本体に取
付けらえた圧接バネ34により、約3kgf の力でプラテ
ンローラ35に押付けられている。コピーもしくは受信
動作により本体制御部から信号が送られてくると、サー
マルヘッド33は発熱し、本装置では感熱紙である記録
面が下側となったシート材19に熱を加え、画像情報が
記録される。
【0052】更に、シート材19はプラテンローラ35
の搬送により、カッタ36を通過し、排紙搬送路37へ
と導かれている。
【0053】排紙搬送路37の入口と出口には、それぞ
れ下側に排紙搬送ローラ38、上側にコロ39を設けて
おり確実な排紙搬送を実現している。
【0054】排紙搬送路37の途中には、シート材19
が通過したかどうかを検出するためのセンサ40が設け
てあり、本実施例においてはセンサとして発光素子と受
光素子を一体としたフォトインタラプタを用いており、
排紙搬送路37の下側に取り付けられている。シート材
19が通過すると、排紙搬送路37の上側についたアク
チュエータ41が動作し、センサ40出力が変化する様
に構成されている。
【0055】排紙搬送路37は読取系Aの下側に配置さ
れており、シート材19は読取系Aの下側を通過し、シ
ート積載装置であるシート積載台としての記録紙排紙ト
レイ42上に積載される。記録紙排紙トレイ42は本体
の左側に本平面から約10°の角度をもち備えてある。
【0056】原稿排紙トレイ43と記録紙排紙トレイ4
2は両方とも図中本体の左側に装着されているため装置
を設置した際の実質的なスペースを小さくしている。
【0057】所定の記録画像の記録を終えるとシート材
19はカッタ36により切断され複数枚の時は、順次下
から上に記録紙排紙トレイ42上に積載される。
【0058】以下に本発明の特徴的な部分である記録紙
排紙トレイ42について説明をする。
【0059】ここで、記録紙排紙トレイ42は図1に示
すようにトレイ42の全面にわたってシートの進む方向
としての記録紙搬送方向に平行に複数のリブ60を設け
更にそのうちの中央に他のリブより極めて高いリブ61
を設け、またこの中央のリブ61より左右の両端までの
リブのうち、左右各1本のリブ62を他のリブより少し
だけ高くし、その他のリブ63,64は同じ高さに一体
成形してあることを特徴とする。
【0060】ここで、リブの上面(シートと向き合う部
分)を結んで作られる仮想平面は、シート積載台面を構
成する。
【0061】このような特徴により、排出された記録紙
がトレイ42と面接触をすることがなくなるので静電気
による貼付きがなくなり、それによって貼付きによる排
出不完全などがなくなり、次に排出される記録紙の進路
を妨害することがなくなる。その結果なんら問題なく綺
麗に積載されることとなる。
【0062】排出される記録紙が静電気でなく湿気を帯
びているときは、吸収している水分によって自重が重く
なっているため、ただ単に記録紙排紙トレイ42への貼
付きを抑えるだけであると排出の途中で図13に示すよ
うな排出方向と垂直な方向にいわゆる腰折れが発生して
しまうので記録紙排紙トレイの中央にリブを他のリブよ
り極めて高いリブ61を設け、またこの中央のリブ61
より左右の両端までのリブのうち、左右各1本のリブ6
2を他のリブより少しだけ高くする事によって排出方向
と平行にシートに腰がつくようにしてこの腰折れを防止
してやることができる。
【0063】本装置においては記録画像がシート材19
の下側に記録され、そのまま装置外へ排出され、複数枚
のシート材19を積載した際、下から順次積載されるの
で積載したシート材19の順序性を保つことができる。
これはファクシミリ通信が増加しつつある現在、いちい
ち順序を入れかえる手間を省くもので、ユーザーにとっ
ては使い勝手の良いものになっている。
【0064】図8及び図9に示す様、シートロール17
の交換や記録系内部のメンテナンス時には、軸44を中
心として原稿台1を兼ねたカバーが約90°開放する様
になっている。
【0065】図10の解除ボタン45を押す事により、
図2及び図9のフック46が本体に取付けたフック軸4
7から外れ跳ね上げバネ48により軸44を中心に所定
量開く構造となっている。
【0066】プラテンローラ35とガイドシャフト2
8,モーターを含む記録駆動ユニット49は原稿台1側
に取付けられておりカッタ36より手前のシート材19
の搬送路は完全に開放されるようになっている。また、
ロール押え20は、原稿台1に回転可能に取付けたアー
ム50に連結されており、原稿台1を開放した際には、
ロール押え20も開放し、シートロール17の交換時に
ロール押え20を手で解除する必要はない。
【0067】なお前記実施例においては本発明によるシ
ート積載台を記録紙排紙トレイ42として使用し、原稿
排紙トレイ43には用いていないが、原稿に限らず、他
のシート類の積載に用いて良い。
【0068】また前記実施例においてリブは記録紙排紙
トレイ42と一体部品であるとしたが、別々に成形して
固定してもよい。
【0069】また、前記実施例において図1に示す記録
紙排紙トレー42のリブのうち一番低いリブ63,64
はリブ62をはさんで一本ずつであったが、これらのリ
ブ63,64は二本以上の複数であっても良い。
【0070】また、前記実施例において記録紙排紙トレ
イ42の全面にわたってシート搬送方向に平行に複数の
リブを設け更にそのうちの中央に他のリブより極めて高
いリブを設け、またこの中央のリブより左右の両端まで
のリブのうち、左右各1本を他のリブより少しだけ高く
し、その他のリブは同じ高さにしてあることを特徴と
し、対称形であるとしたが排出されるシートの寸法や排
紙口に対する排出位置等に合わせてリブの配置位置を変
えても良い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
リブのシートと向き合う部分を結んで作られるシート積
載台面がシートの進む方向と直交する方向に起伏を持つ
ように複数のリブをシート積載台に配設したので、シー
トの進む方向と平行にシートに腰がつき、シートの進む
方向と直交する方向のシートの腰折れが防止され、シー
トの進む方向にシートが良好に積載される。
【0072】また、シート積載台の中を切り落とした形
状とすることで、シート積載台上のシートが取り易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシート積載装置の概略
斜視図である。
【図2】同装置を備えたファクシミリの縦断面図であ
る。
【図3】同ファクシミリの一部拡大図である。
【図4】同ファクシミリの一部拡大図である。
【図5】同ファクシミリのロールホルダーの概略斜視図
である。
【図6】同ファクシミリのロールホルダーの縦断面図で
ある。
【図7】同ファクシミリのシートロールのカールの状態
を示す図である。
【図8】同ファクシミリの斜視図である。
【図9】同ファクシミリの縦断面図である。
【図10】同ファクシミリの斜視図である。
【図11】従来のシート積載装置を備えたファクシミリ
の斜視図である。
【図12】同ファクシミリの概略構成図である。
【図13】同ファクシミリの作用説明図である。
【符号の説明】
42 記録紙排紙トレイ(シート積載台) 60 複数のリブ 61 中央のリブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長のシートを積載するシート積載台
    を備えたシート積載装置において、 シート積載台面がシートの進む方向と直交する方向に起
    伏を持つように複数のリブを前記シート積載台に配設し
    たことを特徴とするシート積載装置。
  2. 【請求項2】 シートの進む方向に延びるリブをシート
    の進む方向と直交する方向に複数設け、それら複数のリ
    ブのうち所定のリブの高さを他のリブの高さと違えるこ
    とにより、シート積載台面がシートの進む方向と直交す
    る方向に起伏を持つようにした請求項1記載のシート積
    載装置。
  3. 【請求項3】 複数のリブのうち中央のリブの高さを最
    も高くし、かつ、該中央のリブと両側端のリブとの間に
    あるリブの高さを該中央のリブの高さよりも低く該両側
    端のリブの高さよりも高くすることにより、シート積載
    台面がシートの進む方向と直交する方向に起伏を持つよ
    うにした請求項2記載のシート積載装置。
  4. 【請求項4】 シート積載台面のうち、シートの進む方
    向の上流側はシートの進む面と平行になっており、シー
    トの進む方向の下流側は前記上流側の面に対して勾配を
    持つ請求項1記載のシート積載装置。
  5. 【請求項5】 シートの進む方向の下流側の端部からシ
    ートの進む方向の上流側へ向けて中を切り落とした形状
    とする請求項1記載のシート積載装置。
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