JPH0531890U - 重量バランス装置を備えた多関節ロボツト - Google Patents

重量バランス装置を備えた多関節ロボツト

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JPH0531890U
JPH0531890U JP8272091U JP8272091U JPH0531890U JP H0531890 U JPH0531890 U JP H0531890U JP 8272091 U JP8272091 U JP 8272091U JP 8272091 U JP8272091 U JP 8272091U JP H0531890 U JPH0531890 U JP H0531890U
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balance cylinder
cylinder
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JP8272091U
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克己 山本
考司 南雲
一也 服部
弘 松浦
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ロボットの重量を増加させることなく、かつ簡
単な構成の空気圧バランスシリンダー用のエアタンクを
作成する。 【構成】固定基台10の内部のリブで区画された空間を
蓋50にて密封してエアタンクを形成した

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はエアシリンダを利用した重量バランス装置を備えた多関節ロボットに 関する。
【従来の技術】
従来、この種の重量バランス装置を備えた多関節ロボットは、例えば図4に示 すように、鉛直な中立位置においてほぼ重量釣合がなされるように、第1アーム 12を支持台側の肩部11に揺動可能に支持し、肩部11と第1アーム12の間 にバンランスシリンダ30を設け、このバランスシリンダ30をレリーフ付減圧 弁41を設けた管路40により空気源44に接続し、さらに管路40にチェック 弁42と、このチェック弁と並列に設けた開閉弁43と、チェック弁43とバン ランスシリンダ30の間の管路40にエアタンク46を接続して第1アーム12 が中立位置から外れるにつれてバランスシリンダ内の空気圧が増大し、常に最適 な重量補償が行われるようになっている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術では、エアタンクを設ける必要があるが、 このエアタンクの配置位置はロボットの動作を阻害することがなく、かつ第1ア ーム等の可動部分の重量増加がない位置とする必要がある。
【課題を解決するための手段】
本考案は上述した問題を解決するためになされたもので、中空状の固定基台内 部の補強用のリブにて区画された空間を蓋にて密閉してエアタンクを形成し、前 記配管と接続したことを特徴とするものである。
【作用】
リブにて区画された空間を蓋にて密閉して形成されたエアタンクにチェック弁 を介して圧力空気が供給され、さらにバランスシリンダに配管を通じて圧縮空気 が供給される。そしてアームが中立状態から変位するにつれて重量不釣合は増大 し、一方バランスシリンダの圧縮空気を導入された側のシリンダの容積は減少す るが管路を通る逆流はチェック弁により阻止されているのでバランスシリンダと エアタンク内の空気圧が上昇して常に最適な重量補償が行われる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すごとく、10は固定支持台であり、この固定支持台10には肩部1 1が鉛直な第1軸線O1を中心として回転可能に支持されて第1サーボモータ2 0により回動され、肩部11には第1アーム12の基端部が水平な第2軸線02 を中心として回動可能に支持されて第2サーボモータ21により回動され、第1 アーム12の先端部には第2アーム13が第2軸線02と平行な第3軸線03を 中心として回動可能に支持され、アーム16とリンク17を介して第3サーボモ ータ22により回動される。第2アーム13の先端部にはベントリスト14およ びスイベルリスト15が順次回転可能に支持されてそれぞれ第4及び第5サーボ モータ23,24により回動される。 第1図に示すごとく、肩部11と第1アーム12の間にはバンランスシリンダ 30が設けられている。バランスシリンダ30のシリンダ本体31下端部は肩部 11に固定したブラケット18に枢支ピン34を介して連結され、ピストンロッ ド32の先端部付近に連結されている。各枢支ピン33,34の中心軸線は第2 軸線O2と平行であり、図1に示す中立状態においては、第2及び第3軸線O2 ,O3を結ぶ平面上にある。このバランスシリンダ30は、第1アーム12が第 2軸線O2を中心として揺動して鉛直な中立位置から傾くにつれて、ピストンロ ッド32が引き出されるように作動し、このピストンロッド32の引き出しによ り容量が減少するバランスシリンダ30のピストン上側のシリンダ室に、次に述 べる管路40を介して圧縮空気が供給されるようになっている。図示は省略した が、ピストン下側のシリンダ室は大気に連通されている。 図1に示すごとく、管路40の両端はそれぞれ接続部47,48により、閉止 弁45を設けた空気源44と前記バランスシリンダ30の上側シリンダ室に連結 されている。この管路40には、連結される接続部47側からレリーフ付減圧弁 41とチェック弁42が設けられ、このチェック弁42と並列に開閉絞り弁43 が設けられている。またチェック弁42とバンランスシリンダ30の間の管路4 0に設けた分岐路40aには、接続部49を経てエアタンク46と連結されてい る。このエアタンク46は図2および図3に示すごとく、固定支持台10の内部 の補強用のリブ10aに区画された空間を蓋50にて密閉して形成されている。 次に、上記実施例の作用を説明する。 通常の使用状態では、閉止弁45は開かれ、開閉絞り弁43は閉じられており 、空気源44からの圧縮空気はレリーフ付減圧弁41により所定の圧力に減圧さ れ、チェック弁42および管路40を経てバランスシリンダ30の上側シリンダ 室およびエアタンク46に供給される。多関節ロボットの作動にともない、第1 アーム12が鉛直な中立位置から変位して傾くにつれて、第1アーム12から先 の部分の重量不釣合は増大する、この傾きに応じて引き出されるバランスシリン ダ30のピストンロッド32には、バランスシリンダ30の上側シリンダに加わ る空気圧により前記引き出しに抗する力が与えられ、これにより重量不釣合は補 償され、第2サーボモータに加わる付加は減少する。
【考案の効果】
以上のように本考案は中空状の固定基台内部の補強用のリブにて区画された空 間を蓋にて密閉してエアタンクとしたので、ロボットの重量増加をすることなく 、簡単に形成できかつ、必要十分な容積を得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による重量バランス装置の全体図
【図2】本考案による重量バランス装置の要部断面図
【図3】本考案による重量バランス装置の要部平面図
【図4】従来の重量バランス装置の全体図
【符号の説明】
10 固定基台 10a リブ 11 肩部 12 アーム(第1アーム) 30 バランスシリンダ 42 チェック弁 46 エアタンク 50 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松浦 弘 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状の固定基台に旋回台が直立軸線を
    中心軸線として回転自在に載置され、旋回台上に形成さ
    れた肩部に揺動可能に支持されて中立位置においてほぼ
    重量釣合がなされたアームと、前記肩部とアームの間に
    設けられて同アームの中立位置からの変位にともない生
    じる重量不釣合を保証するバランスシリンダと、このバ
    ランスシリンダに所定圧に調整した圧縮空気を供給する
    管路と、バランスシリンダに供給された圧縮空気の圧力
    を保持するチェック弁よりなる重量バランス装置を備え
    た多関節ロボットにおいて、前記中空状の固定基台内部
    の補強用のリブにて区画された空間を蓋にて密閉してエ
    アタンクを形成し、前記配管と接続したことを特徴とす
    る重量バランス装置を備えた多関節ロボット。
JP1991082720U 1991-10-11 1991-10-11 重量バランス装置を備えた多関節ロボット Expired - Lifetime JP2551678Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148010A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Yaskawa Electric Corp ポジショナを備えたロボットシステム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584375A (ja) * 1981-06-29 1983-01-11 ファナック株式会社 工業用ロボツトの負荷低減装置
JPH01125192U (ja) * 1988-02-19 1989-08-25
JP3036789U (ja) * 1996-10-15 1997-05-02 株式会社東海化成 園芸用トレー

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