JPH05318504A - 成形型への硬化性材料の供給装置 - Google Patents
成形型への硬化性材料の供給装置Info
- Publication number
- JPH05318504A JPH05318504A JP4335394A JP33539492A JPH05318504A JP H05318504 A JPH05318504 A JP H05318504A JP 4335394 A JP4335394 A JP 4335394A JP 33539492 A JP33539492 A JP 33539492A JP H05318504 A JPH05318504 A JP H05318504A
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- JP
- Japan
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- station
- mold
- container
- injection
- resin
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- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】金型への硬化性材料の供給作業を能率よく行う
ことを可能にする金型への硬化性材料の供給装置を提供
する。 【構成】回転によって計量ステ−ション、硬化剤撹拌ス
テ−ション、材料注入ステ−ション並びに洗浄ステ−シ
ョンを順次に通過する回転フレ−ム並びに該回転フレ−
ムに着脱自在に支持される容器を備え、上記の計量ステ
−ションには樹脂とフィラ−との混合主原料を上記の容
器に計量・投入する手段が、上記の硬化剤混合ステ−シ
ョンには上記の主原料投入容器に所定量の硬化剤を投入
して混合する手段が、上記の材料注入ステ−ションには
硬化剤混合原料入り容器を回転フレ−ムから脱離しこの
脱離した容器内の原料を金型に注入し、注入終了後の容
器を回転フレ−ムに戻して支持させる手段がそれぞれ設
けられている。
ことを可能にする金型への硬化性材料の供給装置を提供
する。 【構成】回転によって計量ステ−ション、硬化剤撹拌ス
テ−ション、材料注入ステ−ション並びに洗浄ステ−シ
ョンを順次に通過する回転フレ−ム並びに該回転フレ−
ムに着脱自在に支持される容器を備え、上記の計量ステ
−ションには樹脂とフィラ−との混合主原料を上記の容
器に計量・投入する手段が、上記の硬化剤混合ステ−シ
ョンには上記の主原料投入容器に所定量の硬化剤を投入
して混合する手段が、上記の材料注入ステ−ションには
硬化剤混合原料入り容器を回転フレ−ムから脱離しこの
脱離した容器内の原料を金型に注入し、注入終了後の容
器を回転フレ−ムに戻して支持させる手段がそれぞれ設
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形体の注型に使用
する成形型への硬化材料の供給装置に関するものであ
る。
する成形型への硬化材料の供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】硬化型樹脂、例えば、エポキシ樹脂を用
いた絶縁体の成形には、注型法が広く使用されている。
近来、送電電圧の超高電圧化のために、碍子、碍管或い
は、GIS内の連結導体の支持に使用する絶縁スペ−サ
等の品質の高度の安定化が要求されている。かかる硬化
型樹脂製絶縁成形体の注型工程は、金型への材料の注
入、樹脂の加熱硬化並びに離型等からなっている。
いた絶縁体の成形には、注型法が広く使用されている。
近来、送電電圧の超高電圧化のために、碍子、碍管或い
は、GIS内の連結導体の支持に使用する絶縁スペ−サ
等の品質の高度の安定化が要求されている。かかる硬化
型樹脂製絶縁成形体の注型工程は、金型への材料の注
入、樹脂の加熱硬化並びに離型等からなっている。
【0003】従来、金型に材料を注入する場合、樹脂組
成物に硬化剤を混合した後、樹脂組成物が注型可能な状
態にあるポットライフを最大限に利用するために、1箇
の金型への注入に要する時間をt、ポットライフをTと
すれば、ワンバッチで製品T/t箇分の量の樹脂材料と
硬化剤とを混合釜内で混合し、この混合した材料をT/
t箇の金型に次々と注入している。
成物に硬化剤を混合した後、樹脂組成物が注型可能な状
態にあるポットライフを最大限に利用するために、1箇
の金型への注入に要する時間をt、ポットライフをTと
すれば、ワンバッチで製品T/t箇分の量の樹脂材料と
硬化剤とを混合釜内で混合し、この混合した材料をT/
t箇の金型に次々と注入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而るに、次々と金型に
材料が注入されていく間での時間経過に伴い、混合釜内
の材料の粘度が硬化反応の進行により変化していき、金
型への注入材料の粘度が金型ごとに相違する結果とな
り、材料中のフィラ−の偏析状態が金型ごとに微妙に相
違し、樹脂硬化のための金型の加熱状態等の一定化を図
るだけでは、製品間での品質のバラツキを厳格には排除
し難い。
材料が注入されていく間での時間経過に伴い、混合釜内
の材料の粘度が硬化反応の進行により変化していき、金
型への注入材料の粘度が金型ごとに相違する結果とな
り、材料中のフィラ−の偏析状態が金型ごとに微妙に相
違し、樹脂硬化のための金型の加熱状態等の一定化を図
るだけでは、製品間での品質のバラツキを厳格には排除
し難い。
【0005】そこで、本発明者等においては、絶縁体1
箇分の樹脂組成物を計量し、この計量した樹脂組成物を
所定量の硬化剤を混合のうえ金型に注入することを提案
した。
箇分の樹脂組成物を計量し、この計量した樹脂組成物を
所定量の硬化剤を混合のうえ金型に注入することを提案
した。
【0006】この方法によれば、硬化剤を添加した時か
ら樹脂組成物を金型に注入するまでの時間を一定にする
ことにより金型へ注入する時点での樹脂組成物の硬化進
行度を一定にでき、金型内に一定粘度で材料を注入でき
るから、金型内でのフィラ−の偏析状態を一定にでき
る。従って、フィラ−の偏析状態のバラツキを排除して
製品の品質の高度の安定化を図ることができる。
ら樹脂組成物を金型に注入するまでの時間を一定にする
ことにより金型へ注入する時点での樹脂組成物の硬化進
行度を一定にでき、金型内に一定粘度で材料を注入でき
るから、金型内でのフィラ−の偏析状態を一定にでき
る。従って、フィラ−の偏析状態のバラツキを排除して
製品の品質の高度の安定化を図ることができる。
【0007】本発明の目的は、上記絶縁成形体の注型法
における成形金型への硬化性材料の供給作業を能率よく
行うことを可能にする金型への硬化性材料の供給装置を
提供することにある。
における成形金型への硬化性材料の供給作業を能率よく
行うことを可能にする金型への硬化性材料の供給装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の成形型への硬化
性材料の供給装置は、回転によって計量ステ−ション、
硬化剤撹拌ステ−ション、材料注入ステ−ション並びに
洗浄ステ−ションを順次に通過する回転フレ−ム並びに
該回転フレ−ムに着脱自在に支持される容器を備え、上
記の計量ステ−ションには樹脂とフィラ−との混合主原
料を上記の容器に計量・投入する手段が、上記の硬化剤
撹拌ステ−ションには上記の主原料投入容器に所定量の
硬化剤を投入して混合する手段が、上記の材料注入ステ
−ションには硬化剤撹拌原料入り容器を回転フレ−ムか
ら脱離しこの脱離した容器内の原料を成形型に注入し、
注入終了後の容器を回転フレ−ムに戻して支持させる手
段がそれぞれ設けられていることを特徴とする構成であ
る。
性材料の供給装置は、回転によって計量ステ−ション、
硬化剤撹拌ステ−ション、材料注入ステ−ション並びに
洗浄ステ−ションを順次に通過する回転フレ−ム並びに
該回転フレ−ムに着脱自在に支持される容器を備え、上
記の計量ステ−ションには樹脂とフィラ−との混合主原
料を上記の容器に計量・投入する手段が、上記の硬化剤
撹拌ステ−ションには上記の主原料投入容器に所定量の
硬化剤を投入して混合する手段が、上記の材料注入ステ
−ションには硬化剤撹拌原料入り容器を回転フレ−ムか
ら脱離しこの脱離した容器内の原料を成形型に注入し、
注入終了後の容器を回転フレ−ムに戻して支持させる手
段がそれぞれ設けられていることを特徴とする構成であ
る。
【0009】
【作用】材料注入ステ−ションに到達した硬化剤撹拌原
料入り容器が回転フレ−ムから脱離して金型への樹脂注
入が行われ、この間に、別の容器を回転フレ−ムの回転
により洗浄ゾ−ン、計量ステ−ション、硬化剤撹拌ステ
−ションに順次に送って、洗浄・計量・硬化剤撹拌等の
作業と金型への材料注入作業とを並行して行なうことが
可能である。
料入り容器が回転フレ−ムから脱離して金型への樹脂注
入が行われ、この間に、別の容器を回転フレ−ムの回転
により洗浄ゾ−ン、計量ステ−ション、硬化剤撹拌ステ
−ションに順次に送って、洗浄・計量・硬化剤撹拌等の
作業と金型への材料注入作業とを並行して行なうことが
可能である。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1の(イ)は本発明の実施例を示す平面説明図、
図1の(ロ)は同装置を示す側面説明図である。図1の
(イ)並びに(ロ)のにおいて、1はタ−ンフレ−ムで
あり、ア−ムに着脱自在に支持された上端開放の容器
(以下、混合釜と称す)2が、計量ステ−ション3、硬
化剤撹拌ステ−ション4、注入ステ−ション端501、
洗浄ステ−ション6へと移送されていく。
る。図1の(イ)は本発明の実施例を示す平面説明図、
図1の(ロ)は同装置を示す側面説明図である。図1の
(イ)並びに(ロ)のにおいて、1はタ−ンフレ−ムで
あり、ア−ムに着脱自在に支持された上端開放の容器
(以下、混合釜と称す)2が、計量ステ−ション3、硬
化剤撹拌ステ−ション4、注入ステ−ション端501、
洗浄ステ−ション6へと移送されていく。
【0011】31は計量ステ−ション3の上方に設置さ
れた混合樹脂貯槽であり、レジンミキサ−32によって
加熱溶融された硬化型樹脂、例えば、エポキシ樹脂が所
定量、ポンプ(図示は省略してある)により送入される
と共にフィラ−槽33内のフィラ−、例えば、アルミ
ナ、シリカ等の所定量が熱風使用の気送パイプ(図示は
省略してある)により上記溶融樹脂とほぼ同温度に加熱
されつつ送入され、これらが撹拌羽根で混合しつづけら
れる。5は注入ステ−ションであり、上記注入ステ−シ
ョン端501において材料入り混合釜2が回転フレ−ム
1から脱離され、この脱離された混合釜2が注入ステ−
ション5に移送され、後述するように、成形型、例え
ば、金型への樹脂注入が行われる。
れた混合樹脂貯槽であり、レジンミキサ−32によって
加熱溶融された硬化型樹脂、例えば、エポキシ樹脂が所
定量、ポンプ(図示は省略してある)により送入される
と共にフィラ−槽33内のフィラ−、例えば、アルミ
ナ、シリカ等の所定量が熱風使用の気送パイプ(図示は
省略してある)により上記溶融樹脂とほぼ同温度に加熱
されつつ送入され、これらが撹拌羽根で混合しつづけら
れる。5は注入ステ−ションであり、上記注入ステ−シ
ョン端501において材料入り混合釜2が回転フレ−ム
1から脱離され、この脱離された混合釜2が注入ステ−
ション5に移送され、後述するように、成形型、例え
ば、金型への樹脂注入が行われる。
【0012】図示の実施例の注入ステ−ションにおいて
は、注入ステ−ション端501の近傍位置に真空チャン
バ−51が設けられ、この真空チャンバ−51と注入ス
テ−ション端501との間にクレ−ン53が設けられて
いる。
は、注入ステ−ション端501の近傍位置に真空チャン
バ−51が設けられ、この真空チャンバ−51と注入ス
テ−ション端501との間にクレ−ン53が設けられて
いる。
【0013】このクレ−ン53においては、図2に示す
ようにハッチ531を吊支した吊り線54を具備し、注
入ステ−ション端501に位置する混合釜2にハッチ5
31が電磁チャック等で結着され、吊り線54の引揚げ
により混合釜2が上昇され、次いでクレ−ンキャリヤ5
5の水平走行により混合釜2が真空チャンバ−51の直
上に移送される。
ようにハッチ531を吊支した吊り線54を具備し、注
入ステ−ション端501に位置する混合釜2にハッチ5
31が電磁チャック等で結着され、吊り線54の引揚げ
により混合釜2が上昇され、次いでクレ−ンキャリヤ5
5の水平走行により混合釜2が真空チャンバ−51の直
上に移送される。
【0014】上記の装置を使用しての金型への材料の供
給は次のようにして行われる。上記の計量ステ−ション
3において、混合樹脂貯槽31内の樹脂・フィラ−混合
物が絶縁成形体の1箇分だけ混合釜2に計量・投入され
る。次いで、タ−ンフレ−ム1が900回転され、硬化
剤撹拌ステ−ション4において硬化剤貯槽41から所定
量の硬化剤が混合釜2に添加され、前記の樹脂・フィラ
−混合物に撹拌混合される。
給は次のようにして行われる。上記の計量ステ−ション
3において、混合樹脂貯槽31内の樹脂・フィラ−混合
物が絶縁成形体の1箇分だけ混合釜2に計量・投入され
る。次いで、タ−ンフレ−ム1が900回転され、硬化
剤撹拌ステ−ション4において硬化剤貯槽41から所定
量の硬化剤が混合釜2に添加され、前記の樹脂・フィラ
−混合物に撹拌混合される。
【0015】更に、タ−ンフレ−ム1が900回転さ
れ、注入ステ−ション端501において上記したクレ−
ン53の吊り線先端のハッチ531が混合釜2に結着さ
れ、同吊り線54の引揚げによりハッチ結着混合釜が上
昇され、クレ−ンキャリヤ55の水平走行により同混合
釜が真空チャンバ−51直上に移送される。混合釜2は
真空引き口を有し、真空チャンバ−51直上においてそ
の真空引き口が真空引きホ−ス(図示されていない)に
自動的にカップリングされ、混合釜内が減圧状態とされ
る。
れ、注入ステ−ション端501において上記したクレ−
ン53の吊り線先端のハッチ531が混合釜2に結着さ
れ、同吊り線54の引揚げによりハッチ結着混合釜が上
昇され、クレ−ンキャリヤ55の水平走行により同混合
釜が真空チャンバ−51直上に移送される。混合釜2は
真空引き口を有し、真空チャンバ−51直上においてそ
の真空引き口が真空引きホ−ス(図示されていない)に
自動的にカップリングされ、混合釜内が減圧状態とされ
る。
【0016】真空チャンバ−51内には側部の扉から、
金型a(台車上にセットされている)が入室されてお
り、図3に示すように、上記真空チャンバ−51直上の
混合釜2の下端ノズル23が、クレ−ン吊り線の下降操
作で真空チャンバ−上端のノズル挿通孔57(ズル挿通
孔51にはシ−ルリング22を装着してあり、ノズル2
3がこのシ−ルリングに密接に挿通される)を経て金型
aの注入口bに挿入される。
金型a(台車上にセットされている)が入室されてお
り、図3に示すように、上記真空チャンバ−51直上の
混合釜2の下端ノズル23が、クレ−ン吊り線の下降操
作で真空チャンバ−上端のノズル挿通孔57(ズル挿通
孔51にはシ−ルリング22を装着してあり、ノズル2
3がこのシ−ルリングに密接に挿通される)を経て金型
aの注入口bに挿入される。
【0017】次いで、真空チャンバ−51内が真空引き
によって減圧され(金型aが真空チャンバ51に入ると
自動的に真空引きが開始される)、この減圧下、ノズル
23のバルブ21が開かれて混合釜2内の材料が金型a
内に注入される。
によって減圧され(金型aが真空チャンバ51に入ると
自動的に真空引きが開始される)、この減圧下、ノズル
23のバルブ21が開かれて混合釜2内の材料が金型a
内に注入される。
【0018】上記回転フレ−ムには、2個の混合釜が支
持されており、1個の混合釜が回転フレ−ム1から脱離
している間に、他方の混合釜においては、回転フレ−ム
1を回転させ、洗浄ステ−ション6での洗浄、計量ステ
−ション3での材料の計量・投入、硬化剤撹拌ステ−シ
ョン4での硬化剤の添加・撹拌を行うことが可能であ
る。
持されており、1個の混合釜が回転フレ−ム1から脱離
している間に、他方の混合釜においては、回転フレ−ム
1を回転させ、洗浄ステ−ション6での洗浄、計量ステ
−ション3での材料の計量・投入、硬化剤撹拌ステ−シ
ョン4での硬化剤の添加・撹拌を行うことが可能であ
る。
【0019】上記回転フレ−ム2から脱離された混合釜
2から金型a内への材料注入が終了すれば、真空チャン
バ−51内の真空引きが停止され、真空チャンバ−51
の扉が開扉され、金型aが次ぎの硬化工程に移送され、
また、空になった混合釜がクレ−ンキャリヤの水平走
行、クレ−ン吊り線の操作により注入ステ−ション端に
返送され、ハッチが混合釜より脱離され、回転フレ−ム
に支持される。次いで、回転フレ−ムの900回転によ
り空の混合釜が洗浄ステ−ションに移送される。この移
送直後に、既に材料を入れた他方の混合釜を注入ステ−
ション端に到達させ、上記と同様にして回転フレ−ムか
ら脱離させて、次の金型への材料注入を行うことが可能
である。
2から金型a内への材料注入が終了すれば、真空チャン
バ−51内の真空引きが停止され、真空チャンバ−51
の扉が開扉され、金型aが次ぎの硬化工程に移送され、
また、空になった混合釜がクレ−ンキャリヤの水平走
行、クレ−ン吊り線の操作により注入ステ−ション端に
返送され、ハッチが混合釜より脱離され、回転フレ−ム
に支持される。次いで、回転フレ−ムの900回転によ
り空の混合釜が洗浄ステ−ションに移送される。この移
送直後に、既に材料を入れた他方の混合釜を注入ステ−
ション端に到達させ、上記と同様にして回転フレ−ムか
ら脱離させて、次の金型への材料注入を行うことが可能
である。
【0020】上記のようにして材料注入された金型にお
いては、加熱工程に送られて硬化され、硬化後、離型の
うえ、上記の材料注入ステ−ションに戻される。即ち、
注入ステ−ション,硬化ステ−ション,離型ステ−ショ
ンのル−プにて循環される。このル−プには、複数の金
型が一定の時間間隔を隔てて循環される。
いては、加熱工程に送られて硬化され、硬化後、離型の
うえ、上記の材料注入ステ−ションに戻される。即ち、
注入ステ−ション,硬化ステ−ション,離型ステ−ショ
ンのル−プにて循環される。このル−プには、複数の金
型が一定の時間間隔を隔てて循環される。
【0021】
【発明の効果】本発明の装置によれば、一の混合釜を回
転フレ−ムから脱離させて一の金型への材料注入を行っ
ている間に、回転フレ−ムを回転させて他の混合釜の洗
浄,材料の計量,硬化剤の添加・撹拌を進めることがで
きるから、注入ステ−ションに送られてくる金型の時間
間隔が短くても、釜の洗浄,材料の計量,硬化剤の添加
・撹拌をその金型送りに追従させ得、注型作業を円滑に
進めることができる。
転フレ−ムから脱離させて一の金型への材料注入を行っ
ている間に、回転フレ−ムを回転させて他の混合釜の洗
浄,材料の計量,硬化剤の添加・撹拌を進めることがで
きるから、注入ステ−ションに送られてくる金型の時間
間隔が短くても、釜の洗浄,材料の計量,硬化剤の添加
・撹拌をその金型送りに追従させ得、注型作業を円滑に
進めることができる。
【0022】また、自動制御方式の操作により、計量ス
テ−ションで製品1個分の材料を計量し、硬化剤撹拌ス
テ−ションで硬化剤を加えてから金型にその材料を注入
するまでの時間を一定にできるから、成形体におけるフ
ィラ−の偏析状態を一定にでき、フィラ−の偏析状態の
バラツキに起因する製品品質のバラツキを排除し得、硬
化のための加熱状態の一定下、製品品質のバラツキをほ
ぼ完全に除去できる。
テ−ションで製品1個分の材料を計量し、硬化剤撹拌ス
テ−ションで硬化剤を加えてから金型にその材料を注入
するまでの時間を一定にできるから、成形体におけるフ
ィラ−の偏析状態を一定にでき、フィラ−の偏析状態の
バラツキに起因する製品品質のバラツキを排除し得、硬
化のための加熱状態の一定下、製品品質のバラツキをほ
ぼ完全に除去できる。
【図1】図1の(イ)は本発明の実施例を示す上面説明
図、図1の(ロ)は同じく側面説明図である。
図、図1の(ロ)は同じく側面説明図である。
【図2】本発明において注入ステ−ジに設けられる装置
の一例を示す側面説明図である。
の一例を示す側面説明図である。
【図3】本発明の装置による注入ステ−ションでの材料
注入状態を示す説明図である。
注入状態を示す説明図である。
1 回転フレ−ム 2 容器 3 計量ステ−ション 4 硬化剤撹拌ステ−ション 5 注入ステ−ション 6 洗浄ステ−ション a 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F (72)発明者 久保 武彦 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 中村 孝 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 藤田 達也 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】回転によって計量ステ−ション、硬化剤撹
拌ステ−ション、材料注入ステ−ション並びに洗浄ステ
−ションを順次に通過する回転フレ−ム並びに該回転フ
レ−ムに着脱自在に支持される容器を備え、上記の計量
ステ−ションには樹脂とフィラ−との混合主原料を上記
の容器に計量・投入する手段が、上記の硬化剤撹拌ステ
−ションには上記の主原料投入容器に所定量の硬化剤を
投入して混合する手段が、上記の材料注入ステ−ション
には硬化剤撹拌原料入り容器を回転フレ−ムから脱離し
この脱離した容器内の原料を成形型に注入し、注入終了
後の容器を回転フレ−ムに戻して支持させる手段がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする成形型への硬化性
材料の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335394A JPH05318504A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 成形型への硬化性材料の供給装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9381192 | 1992-03-19 | ||
JP4-93811 | 1992-11-21 | ||
JP4335394A JPH05318504A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 成形型への硬化性材料の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318504A true JPH05318504A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14092789
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335392A Pending JPH05325694A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 樹脂絶縁体の製造方法 |
JP4335394A Pending JPH05318504A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 成形型への硬化性材料の供給装置 |
JP4335393A Pending JPH05325695A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 樹脂成形体の注型方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335392A Pending JPH05325694A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 樹脂絶縁体の製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335393A Pending JPH05325695A (ja) | 1992-03-19 | 1992-11-21 | 樹脂成形体の注型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JPH05325694A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113459365A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-10-01 | 张洪波 | 碳陶材料生产设备及其生产工艺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110993224B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-07-06 | 国网山东省电力公司淄博供电公司 | 一种组合式绝缘子自动生产线 |
-
1992
- 1992-11-21 JP JP4335392A patent/JPH05325694A/ja active Pending
- 1992-11-21 JP JP4335394A patent/JPH05318504A/ja active Pending
- 1992-11-21 JP JP4335393A patent/JPH05325695A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113459365A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-10-01 | 张洪波 | 碳陶材料生产设备及其生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH05325695A (ja) | 1993-12-10 |
JPH05325694A (ja) | 1993-12-10 |
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