JPH0531832Y2 - - Google Patents

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JPH0531832Y2
JPH0531832Y2 JP1989040459U JP4045989U JPH0531832Y2 JP H0531832 Y2 JPH0531832 Y2 JP H0531832Y2 JP 1989040459 U JP1989040459 U JP 1989040459U JP 4045989 U JP4045989 U JP 4045989U JP H0531832 Y2 JPH0531832 Y2 JP H0531832Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、通信装置等のシエルフにおいて、通
常にプリント配線基板とバツクパネルのような配
線基板とをプラグイン接続するのに適したコネク
タに関する。
[従来の技術] 従来、互いに対向するような異なる配線基板に
取付けた第1及び第2のコネクタ要素間を、これ
らのコネクタ要素のうち一方に可動に備えた中間
接続部としての短絡コネクタ要素を移動させるこ
とによつて、任意に接続したり切離したりできる
ようにしたコネクタ(これを「中間接続部を有し
たコネクタ」と呼ぶ)が知られている(例えば特
公昭57−27592号公報参照)。
そのコネクタでは、第1及び第2のコネクタ要
素はいずれもピンコンタクトを有している。した
がつて短絡コネクタのコンタクト(短絡コンタク
ト)は第1及び第2のコネクタ要素の両ピンコン
タクトに接離し得るように両端にいずれもソケツ
ト部を有している。
また短絡コネクタ要素の移動はその両側面に沿
つてスライダを移動させることによつて行われ
る。即ち、短絡コネクタ要素の両側面に設けた係
合ボスとスライダの溝とを係合させ、スライダの
移動時に短絡コネクタ要素が移動するようにして
いる。この場合、短絡コネクタ要素の両側面の係
合ボスはスライダの移動方向に罐して互いに同じ
位置に配されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上述したコネクタでは、コンタク
トは同軸でないため、高速信号を取り扱う場合に
不利である。
また短絡コネクタ要素の両側面の係合ボスは、
スライダの移動方向に関して互いに同じ位置に配
されているため、1つの短絡コネクタ要素に納め
るコンタクト数が増して短絡コネクタ要素がスラ
イドの移動方向に長くなつた場合には、2つの係
合ボスを結ぶ線を中心として回転した場合のずれ
が大きくなり、移動がスムーズでなかつたり、嵌
合不能となる可能性がある。
それ故に本考案の課題は、同軸コンタクトを用
いて高速信号に適した接続を行う、中間接続部を
有したコネクタを提供することにある。
本考案の他の課題は、短絡コネクタ要素の係合
ボスの位置をずらすことにより、短絡コネクタ要
素の移動時の倒れを少なくした、中間接続部を有
したコネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、第1及び第2のコネクタ要素
と、上記第1及び第2のコネクタ要素のうち一方
のコネクタ要素に所定方向で可動に備えられて他
方のコネクタ要素に接離する短絡コネクタ要素と
を有するコネクタにおいて、上記第1及び第2の
コネクタ要素は第1及び第2の同軸コンタクトを
それぞれ有し、上記短絡コネクタ要素は上記第1
及び第2の同軸コンタクトのうち一方の同軸コン
タクトに上記所定方向でスライド可能に保持され
かつ他方の同軸コンタクトに接離可能な同軸コン
タクトを有し、上記第1及び第2の同軸コンタク
トの中心導体はソケツト形状の嵌合部を有し、上
記一方の同軸コンタクトの中心導体は両端に上記
ソケツト形状の嵌合部を有し、上記短絡コネクタ
要素の上記同軸コンタクトの中心導体はピン形状
の嵌合部を有し、上記短絡コネクタ要素の上記同
軸コンタクトの外部導体は上記第1及び第2の同
軸コンタクトの外部導体の外周を覆うように嵌合
するものであり、上記第1のコネクタ要素は配線
基板を挟み上記配線基板の両面に配置され、上記
一方の同軸コンタクトは配線基板に形成した穴を
貫通し、上記配線基板の両面に配置された上記第
1のコネクタ要素に共用されていることを特徴と
する中間接続部を有したコネクタが得られる。
また、本考案によれば、上記短絡コネクタ要素
に上記所定方向に直交した第1の方向の両側面に
対向するよう配され、上記所定方向及び上記第1
の方向に直交した第2の方向で可能なスライダを
含み、上記短絡コネクタは上記両側面からそれぞ
れ突出した2つの係合ボスを有し、上記スライダ
は上記係合ボスと係合して上記短絡コネクタ要素
を移動させる溝を有し、上記2つの係合ボスは上
記第2の方向において互いに位置ずれしており、
さらに上記短絡コネクタ要素は上記第2の方向に
複数個配列されており、上記スライダは上記複数
個の短絡コネクタ要素に対応するよう上記第2の
方向に伸びている中間接続部を有したコネクタが
得られる。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案の一実施例によるコ
ネクタを示す。
このコネクタは、ピン側コネクタ(第1のコネ
クタ要素)21とソケツト側コネクタ(第2のコ
ネクタ要素)23とを有している。ピン側コネク
タ21は第3図〜第5図にも示すように複数のピ
ンコンタクト25と複数の同軸コンタクト27と
を互いに平行に組込んだピン側インシユレータ2
9を有している。ピン側インシユレータ29には
上面に大きな溝部31が形成されている。ピンコ
ンタクト25と同軸コンタクト27は溝部31内
からピン側インシユレータ29の下部及び配線基
板33を貫通して下方にのびている。ピンコンタ
クト25は配線基板33に固定されている。ピン
コンタクト25としてはプレスフイツトタイプの
ものが用いられている。同軸コンタクト27は配
線基板33との電気的な接続が行なわれておら
ず、配線基板33に形成されている穴を貫通して
いる。
一方、ソケツト側コネクタ23は、第6図〜第
9図にも示すように、複数のソケツトコンタクト
35と、複数の同軸コンタクト37とを互いに平
行に組込んだソケツト側インシユレータ39とを
有している。ソケツト側インシユレータ39はピ
ン側コネクタ21に対向する位置に配され、配線
基板41に固定されている。またはソケツト側イ
ンシユレータ39はピン側インシユレータ29の
溝部31の上部に嵌入している。
ピン側インシユレータ29の溝部31の奥部に
は、第10図〜第12図に示す短絡コネクタ要素
51が上下方向に摺動可能に組込まれている。短
絡コネクタ要素51は、導電性の短絡コンタクト
53と、同軸コンタクト55と、これらを互いに
平行に組込んだ短絡インシユレータ57とを有し
ている。短絡コンタクト53は、一方がソケツト
部53aであり、他方がピン部53bとされてい
る。ソケツト部53aはピンコンタクト25にス
ライド可能に接触嵌合している。ピン部53bは
ソケツトコンタクト35に対向している。ピン側
コネクタ21の同軸コンタクト27及びソケツト
側コネクタ23の同軸コンタクトの中心導体はソ
ケツト形状の嵌合部を有している。ピン側コネク
タ21の同軸コンタクト27の中心導体は両端に
ソケツト形状の嵌合部を有している。短絡コネク
タ要素51の同軸コンタクト55の中心導体はピ
ン形状の嵌合部を有している。短絡コネクタ要素
51の同軸コンタクト55の外部導体はピン側コ
ネクタ21の同軸コンタクト27及びソケツト側
コネクタ23の同軸コンタクト37の外部導体の
外周を覆うように嵌合する。
また、第13図にも示すように、ピン側インシ
ユレータ29を有しているピン側コネクタ21は
配線基板33を挟み配線基板33の両面にそれぞ
れ配置される。ピン側コネクタ21の同軸コンタ
クト27は配線基板33に形成した穴を貫通し、
配線基板33の両面に配置されたピン側コネクタ
21に共用されている。配線基板33の両面に配
置されるピン側コネクタ21は、互いに直交する
配置(第13図の配置)以外に、互いに平行とな
る配置でもよい。
この短絡コネクタ要素51は、非接続時にはピ
ン側インシユレータ29の上部に形成されている
角穴59よりも下方に位置している。短絡コネク
タ要素51の短絡インシユレータ57には、第1
図の左右方向の両側面にそれぞれ複数の係合ボス
61が設けられている。これらの係合ボス61は
一面に設けたものと反対面に設けたものとで長手
方向で互いに少しずれている。これらの係合ボス
61は第13図から判るように、ピン側インシユ
レータ29の側面に設けた溝62を通つて外方へ
突出している。
これらの係合ボス61は、ピン側インシユレー
タ29の両側面にそれぞれ対向したスライダ63
の溝65に係合している。スライダ63はピン側
インシユレータ29の長手方向、即ち、第1図で
は紙面と垂直な方向にそのピン側コネクタ21よ
り長くのび、しかもピン側コネクタ21を挟み込
む形となつている。スライダ63の溝65は、全
体としてはスライダ63の長手方向にのびている
が、第2図からわかるように、途中に斜面67を
有している。この結果、スライダ63の長手方向
の移動にしたがつて短絡コネクタ要素51が嵌合
方向、即ち、上下方向で移動する。
この斜面67の開始点や角度は、両側面の係合
ボス61に同時に力が加わるように、係合ボス6
1のずれに合せて同様にずらして作られている。
スライダ63の移動時のガイドは、複数のピン
側コネクタ21間に設けられているステイフナ7
0と、ピン側インシユレータ29とにより行なわ
れる。この場合、ステイフナ70という別体のも
のを用いているが、ピン側インシユレータ29の
みでガイドすることも可能である。
短絡コネクタ要素51を第1図の右側部分に示
すように上動させると、短絡コンタクト53のピ
ン部53bをソケツトコンタクト35に接触嵌合
する。この結果、ピンコンタクト25とソケツト
コンタクト35とが短絡コンタクト53を介して
接続される。
また同時に、短絡コネクタ要素51の同軸コン
タクト55がピン側コネクタ21の同軸コンタク
ト27とソケツト側コネクタ23の同軸コンタク
ト37に同時に接続された状態になるため、同軸
コンタクト27,37間も同軸にコンタクト55
を介して電気的に接続される。
また、短絡コネクタ要素51を接続時には逆に
押し下げると、上述の接続は解除される。したが
つてこのコネクタはスイツチとして働く。
[考案の効果] 以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よれば、同軸コンタクトを用いているため、イン
ピーダンスマツチングを容易に行うことができ、
またクロストークも少なくなるため、高速信号を
取り扱う上で有利となる。
また高密度化のため1つの短絡コネクタに治め
るコンタクト数を増して短絡コネクタが長手方向
に大きくなつた場合でも基板と水平に近い状態で
短絡コネクタを移動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコネクタの断
面図、第2図は第1図のコネクタの一部側断面
図、第3図はピン側コネクタの断面図、第4図は
第3図のピン側コネクタの−側断面図、第5
図は第3図のピン側コネクタの底面図、第6図は
ソケツト側コネクタの断面図、第7図は第6図の
ソケツト側コネクタの底面図、第8図は第6図の
−断面図、第9図は第6図の−断面図、
第10図は短絡コネクタ要素の半断面図、第11
図は第10図のXI−XI断面図、第12図は第1
0図のX−X断面図、第13図は配線基板の
両側面にピン側コネクタを固定する一例を示す斜
視図である。 21……ピン側コネクタ(第1のコネクタ要
素)、23……ソケツト側コネクタ(第2のコネ
クタ要素)、27,37……同軸コンタクト、5
1……短絡コネクタ要素、53……短絡コンタク
ト、55……同軸コンタクト、61……係合ボ
ス、63……スライダ、70……ステイフナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1及び第2のコネクタ要素と、上記第1及
    び第2のコネクタ要素のうち一方のコネクタ要
    素に所定方向で可動に備えられて他方のコネク
    タ要素に接離する短絡コネクタ要素とを有する
    コネクタにおいて、上記第1及び第2のコネク
    タ要素は第1及び第2の同軸コンタクトをそれ
    ぞれ有し、上記短絡コネクタ要素は上記第1及
    び第2の同軸コンタクトのうち一方の同軸コン
    タクトに上記所定方向でスライド可能に保持さ
    れかつ他方の同軸コンタクトに接離可能な同軸
    コンタクトを有し、上記第1及び第2の同軸コ
    ンタクトの中心導体はソケツト形状の嵌合部を
    有し、上記一方の同軸コンタクトの中心導体は
    両端に上記ソケツト形状の嵌合部を有し、上記
    短絡コネクタ要素の上記同軸コンタクトの中心
    導体はピン形状の嵌合部を有し、上記短絡コネ
    クタ要素の上記同軸コンタクトの外部導体は上
    記第1及び第2の同軸コンタクトの外部導体の
    外周を覆うように嵌合するものであり、上記第
    1のコネクタ要素は配線基板を挟み上記配線基
    板の両面に配置され、上記一方の同軸コンタク
    トは配線基板に形成した穴を貫通し、上記配線
    基板の両面に配置された上記第1のコネクタ要
    素に共用されていることを特徴とする中間接続
    部を有したコネクタ。 2 上記短絡コネクタ要素に上記所定方向に直交
    した第1の方向の両側面に対向するよう配さ
    れ、上記所定方向及び上記第1の方向に直交し
    た第2の方向で可能なスライダを含み、上記短
    絡コネクタは上記両側面からそれぞれ突出した
    2つの係合ボスを有し、上記スライダは上記係
    合ボスと係合して上記短絡コネクタを移動させ
    る溝を有し、上記2つの係合ボスは上記第2の
    方向において互いに位置ずれしており、さらに
    上記短絡コネクタ要素は上記第2の方向に複数
    個配列されており、上記スライダは上記複数個
    の短絡コネクタ要素に対応するよう上記第2の
    方向に伸びている請求項1記載の中間接続部を
    有したコネクタ。
JP1989040459U 1989-04-07 1989-04-07 Expired - Lifetime JPH0531832Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989040459U JPH0531832Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07
US07/505,788 US5073125A (en) 1989-04-07 1990-04-06 Electrical connector comprising an intermediate connection element for connecting and disconnecting between a first and second connection element

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JP1989040459U JPH0531832Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07

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JPH02131286U JPH02131286U (ja) 1990-10-31
JPH0531832Y2 true JPH0531832Y2 (ja) 1993-08-16

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ID=31550267

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JP1989040459U Expired - Lifetime JPH0531832Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5612831B2 (ja) * 2009-05-20 2014-10-22 モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated ループコネクタ及び閉回路形成コネクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238703U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18
JPS5560284A (en) * 1978-10-31 1980-05-07 Fujitsu Ltd Connector and mechanism for inserting same

Patent Citations (2)

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JPH02131286U (ja) 1990-10-31

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