JPH0531830A - ラバープレスによる球体の成形方法 - Google Patents

ラバープレスによる球体の成形方法

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JPH0531830A
JPH0531830A JP19415191A JP19415191A JPH0531830A JP H0531830 A JPH0531830 A JP H0531830A JP 19415191 A JP19415191 A JP 19415191A JP 19415191 A JP19415191 A JP 19415191A JP H0531830 A JPH0531830 A JP H0531830A
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JP
Japan
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rubber
mold
powder
filled
mating surface
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Withdrawn
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JP19415191A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nimata
義浩 二俣
Yoshihiro Ohinata
義宏 大日向
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 密度及び径の揃った球体を成形する。 【構成】 合せ面3、4にモールド部5、6を有する1
対のラバー型1、2を用いて球体を成形する方法におい
て、粉末供給孔7、8を通して半球状のモールド部5、
6に粉末17を導入し、次いでラバー型1、2同志を摺
動させ粉末を擦り切り、規定量の粉末をモールド部5、
6内に充填する。その後、モールド部5、6同志を合致
させるようにラバー型1、2を摺動させ、加圧成形す
る。 【効果】 精度の良い球状部内に粉末が規定量だけ充填
されるため、密度及び径の揃った球体を効率良く成形す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラバープレスにより球体
を成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラバープレスにより球体を成形する方法
は、要すれば、第6図の如く、ラバー型11、12の合
せ面13、14の半球状の凹部よりなるモールド部1
5、16に粉末17を充填し、成形面13、14を重ね
合わせ、加圧成形するというものである。
【0003】この場合、ラバー型12をラバー型11に
被せようとすると、モールド部16内の粉末17が落下
してしまう。そこで、実際には第7図又は第8図の方法
を採用している。
【0004】第7図の方法では、ラバー型18にほぼ球
状の凹部よりなるモールド部19が設けられ、ラバー型
20にはごく浅い凹球面よりなるモールド部21が設け
られている。モールド部19は球の上端をごく薄く切り
取った形状であり、モールド部19、21を合わせると
球になる。このラバー型18のモールド部19内にラバ
ー型18の合せ面22と面一となるように粉末17を充
填した後、ラバー型20をラバー型18に被せ、加圧成
形する。
【0005】第8図の方法では、ラバー型23にほぼ球
状の凹部よりなるモールド部24が設けられ、ラバー型
25は平板状である。モールド部24は、球の上端にご
く短い直筒状部26がつながった形状となっている。こ
のモールド部24にラバー型23の合せ面27と面一と
なるように粉末17を充填した後、ラバー型25を被
せ、加圧成形する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第7図の方法において
は、モールド部21の部分に粉末17が充填されていな
いため、成形して得られる球体の真球度が劣る。第8図
の方法においても、モールド部24の直筒状部26に粉
末17が充填されているため、成形して得られる球体の
真球度が劣る。
【0007】また、第7、8図のいずれの方法において
も、モールド部19、24内に規定量の粉末を精度良く
充填するのは困難であり、得られる球体の密度や径がバ
ラツキ易かった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のラバープレスに
よる球体の成形方法は、重ね合わされる合せ面を有した
1対のラバー型を用いて球体を成形する方法において、
各ラバー型は該合せ面に半球状のモールド部を有すると
共に、該合せ面に通じる粉末供給孔を有しており、ま
ず、一方の第1のラバー型のモールド部と他方の第2の
ラバー型の粉末供給孔とを連通させて該第1のラバー型
のモールド部に粉末を充填し、次に、第1及び第2のラ
バー型の合せ面を摺動させ、第1のラバー型のモールド
部内の粉末を第2のラバー型の合せ面で擦り切ると共に
該第1のラバー型のモールド部を第2のラバー型の合せ
面で封鎖し、さらに、この第1のラバー型のモールド部
が封鎖された状態において第2のラバー型のモールド部
を第1のラバー型の粉末供給孔と連通させ、該第2のラ
バー型のモールド部に粉末を充填し、その後、第1及び
第2のラバー型の合せ面を摺動させ、第2のラバー型の
モールド部内の粉末を第1のラバー型の合せ面で擦り切
ると共に、第1及び第2のラバー型のモールド部を合致
させ、第1及び第2のラバー型の粉末供給孔内にラバー
を充填した後、該ラバー型を加圧して粉末を球状に成形
することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】かかる本発明のラバープレスによる球体の成形
方法にあっては、モールド部内に正確に規定量の粉末が
充填される。しかも、このモールド部は半球状であり、
モールド部同志を合致させると精度の良い球状部が形成
される。
【0010】従って、本発明方法によると、精度の良い
球状部内を粉末で充満させて加圧成形するため、密度及
び径の揃った球体を成形することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第5図は本発明の実施例に用いられるラバー型を示
す斜視図、第1図乃至第4図は該ラバー型を用いた成形
方法を示すラバー型の断面図である。
【0012】本発明方法においては、第1のラバー型1
と第2のラバー型2とを用いて粉末の成形を行なう。本
実施例では、第1のラバー型1は半割円柱形のものであ
り、側縁部には切欠1aが形成され、切欠1a、1a同
志の間が凸条1bとなっている。第2のラバー型2も半
割円柱状であり、その側辺部に前記切欠1aに合致する
形状の凸条2aが設けられ、該凸条2a、2aの間が前
記凸条1bに合致する形状の凹条2bとなっている。第
1のラバー型1と第2のラバー型2とは、その合せ面
3、4を摺動自在にして重ね合わされるものであり、本
実施例では凸条1bが凹条2bに嵌合されている。
【0013】第1のラバー型1の合せ面3には半球状の
モールド部5が複数個、所定間隔をおいて設けられてい
る。また、第2のラバー型2の合せ面4には、同様に半
球状のモールド部6が同一の間隔をおいて複数個設けら
れている。
【0014】第1のラバー型1においては、この合せ面
3とラバー型1の外周面とを連通するように粉末供給孔
6が穿設されており、第2のラバー型2においては合せ
面4とラバー型2の外周面とを連通するように粉末供給
孔8が穿設されている。第4図に示すように、モールド
部5、6が合致するようにラバー型1、2を重ね合わせ
た場合、粉末供給孔6、8は一直線上に配列するように
設けられている。
【0015】このように構成されたラバー型1、2を用
いて球体をプレス成形するには、まず第1図に示す如
く、凸条1bと凹条2bとを嵌合させ、第1のラバー型
1が下側となるように配置する。そして、粉末供給孔8
からモールド部5内に粉末17を充填する。この際、粉
末はモールド部5内を埋め、更に粉末供給孔8の少なく
とも一部を埋めるように供給する。すべてのモールド部
5内にこのようにして粉末を供給した後、第2図に示す
如く、ラバー型1、2を相対的に水平移動させる。そう
すると、ラバー型2の合せ面4によりモールド部5内の
粉末17が擦り切られ、モールド部5内には正確に規定
量の粉末が充填された状態となる。そこで、第3図に示
す如くラバー型1が上方になり、ラバー型2が下方とな
るように上下逆にする。そして、粉末供給孔6を通して
モールド部6内に粉末を供給する。この場合、粉末はモ
ールド部6の全体を埋め、更に粉末供給孔6の少なくと
も一部を埋めるように供給される。
【0016】しかる後、第4図に示す如くモールド部
5、6が合致するようにラバー型1、2を摺動させる。
モールド部5、6が合致した状態にあっては、該モール
ド部5、6の球状空間が規定量の粉末で満たされてい
る。また、この状態では、粉末供給孔6、8が一直線上
に配列するので、粉末供給孔6内に残存していた粉末は
落下して孔外に排出される。
【0017】次に、この粉末供給孔6、8にゴム製のロ
ッド9を充填する。なお、このロッド9は直径が粉末供
給孔6、8の内径に等しく、かつそのゴム材質はラバー
型1、2のゴム材質と同一のものである。すべての粉末
供給孔6、8にロッド9を装填した後、このラバー型
1、2を加圧し、粉末17を成形する。
【0018】かかる本実施例方法によると、モールド部
5、6内に正確に規定量の粉末が充填される。しかも、
このモールド部5、6は半球状であり、モールド部5、
6同志を合致させると精度の良い球状部が形成される。
従って、密度及び径の揃った球体を成形することが可能
となる。
【0019】なお、上記実施例ではモールド部5、6は
真球を二分割した形状のものとなっているが、本発明に
おいてはモールド部は回転楕円体をその長軸と直交方向
に二分割した形状のものであってもよい。この場合、ラ
バー型は回転楕円体の長軸方向に一軸加圧される。
【0020】上記実施例は本発明の一例であり、モール
ド部の個数やラバー型の形状等は図示以外のものとして
もよいことは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明のラバープレスによ
る球体の成形方法によると、精度の良い球状部内に正確
に規定量の粉末を充填して加圧成形することができ、密
度及び径の揃った球体を効率良く成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例方法を説明する断面図である。
【図2】実施例方法を説明する断面図である。
【図3】実施例方法を説明する断面図である。
【図4】実施例方法を説明する断面図である。
【図5】ラバー型の斜視図である。
【図6】従来例を説明する断面図である。
【図7】従来例を説明する断面図である。
【図8】従来例を説明する断面図である。
【符号の説明】
1、2 ラバー型 3、4 合せ面 5、6 モールド部 7、8 粉末供給孔 9 ロッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 重ね合わされる合せ面を有した1対のラ
    バー型を用いて球体を成形する方法において、 各ラバー型は該合せ面に半球状のモールド部を有すると
    共に、該合せ面に通じる粉末供給孔を有しており、 まず、一方の第1のラバー型のモールド部と他方の第2
    のラバー型の粉末供給孔とを連通させて該第1のラバー
    型のモールド部に粉末を充填し、 次に、第1及び第2のラバー型の合せ面を摺動させ、第
    1のラバー型のモールド部内の粉末を第2のラバー型の
    合せ面で擦り切ると共に該第1のラバー型のモールド部
    を第2のラバー型の合せ面で封鎖し、 さらに、この第1のラバー型のモールド部が封鎖された
    状態において第2のラバー型のモールド部を第1のラバ
    ー型の粉末供給孔と連通させ、該第2のラバー型のモー
    ルド部に粉末を充填し、 その後、第1及び第2のラバー型の合せ面を摺動させ、
    第2のラバー型のモールド部内の粉末を第1のラバー型
    の合せ面で擦り切ると共に、第1及び第2のラバー型の
    モールド部を合致させ、 第1及び第2のラバー型の粉末供給孔内にラバーを充填
    した後、該ラバー型を加圧して粉末を球状に成形するこ
    とを特徴とするラバープレスによる球体の成形方法。
JP19415191A 1991-08-02 1991-08-02 ラバープレスによる球体の成形方法 Withdrawn JPH0531830A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019502027A (ja) * 2015-11-04 2019-01-24 ユニヴェルシテ トゥールーズ トロワズィエム−ポール サバティエ 複雑な部品を製造するための変形可能な界面の使用
US11998985B2 (en) 2015-11-04 2024-06-04 Universite Toulouse Iii—Paul Sabatier Use of a deformable interface for the fabrication of complex parts

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019502027A (ja) * 2015-11-04 2019-01-24 ユニヴェルシテ トゥールーズ トロワズィエム−ポール サバティエ 複雑な部品を製造するための変形可能な界面の使用
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Effective date: 19981112