JPH0531825A - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents
空気入りタイヤの製造方法Info
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- JPH0531825A JPH0531825A JP3193976A JP19397691A JPH0531825A JP H0531825 A JPH0531825 A JP H0531825A JP 3193976 A JP3193976 A JP 3193976A JP 19397691 A JP19397691 A JP 19397691A JP H0531825 A JPH0531825 A JP H0531825A
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- tire
- belt layer
- sheet
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Links
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 24
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 24
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 10
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0866—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using particle radiation
- B29C2035/0877—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using particle radiation using electron radiation, e.g. beta-rays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29L2030/003—Plies; Breakers
- B29L2030/005—Belts
Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤユニフォーミティを向上させた空気入
りタイヤの製造方法を提供すること。 【構成】 本発明の空気入りタイヤの製造方法は、電子
線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組成物のシ
ート6の裏面をスチールコードからなるベルト層の幅方
向両端部に貼着してグリーンタイヤを構成し、ついでこ
のグリーンタイヤを加硫することからなる空気入りタイ
ヤの製造方法。
りタイヤの製造方法を提供すること。 【構成】 本発明の空気入りタイヤの製造方法は、電子
線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組成物のシ
ート6の裏面をスチールコードからなるベルト層の幅方
向両端部に貼着してグリーンタイヤを構成し、ついでこ
のグリーンタイヤを加硫することからなる空気入りタイ
ヤの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤユニフォーミテ
ィ(タイヤの剛性の均一性)を向上させた空気入りタイ
ヤの製造方法に関する。
ィ(タイヤの剛性の均一性)を向上させた空気入りタイ
ヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーカス層の外側にスチールコー
ドからなるベルト層を配置してグリーンタイヤを製造す
る場合に、このベルト層として、スチールコードをコー
トゴム(未加硫ゴム組成物)に埋設してなるシート状物
(以下、ベルト材という)を用いている。このベルト材
は、ベルト層の幅に見合うように幅方向両端部が切断さ
れている。
ドからなるベルト層を配置してグリーンタイヤを製造す
る場合に、このベルト層として、スチールコードをコー
トゴム(未加硫ゴム組成物)に埋設してなるシート状物
(以下、ベルト材という)を用いている。このベルト材
は、ベルト層の幅に見合うように幅方向両端部が切断さ
れている。
【0003】しかしながら、このベルト材の幅方向両端
部の端末付近では、切断の際にスチールコードとコート
ゴムとが剥がれることによる空洞が生じており、この空
洞がグリーンタイヤにおいてそのまま存在するために、
グリーンタイヤの加硫により得られる空気入りタイヤに
おいてもベルト層の幅方向両端部の端末付近に空洞が存
在することになる。したがって、得られる空気入りタイ
ヤでは、ベルト層の幅方向両端部の端末付近においてタ
イヤ1周に亘り剛性の不均一が生じており、これにより
タイヤユニフォーミティが悪化するという問題があっ
た。
部の端末付近では、切断の際にスチールコードとコート
ゴムとが剥がれることによる空洞が生じており、この空
洞がグリーンタイヤにおいてそのまま存在するために、
グリーンタイヤの加硫により得られる空気入りタイヤに
おいてもベルト層の幅方向両端部の端末付近に空洞が存
在することになる。したがって、得られる空気入りタイ
ヤでは、ベルト層の幅方向両端部の端末付近においてタ
イヤ1周に亘り剛性の不均一が生じており、これにより
タイヤユニフォーミティが悪化するという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したベ
ルト層の幅方向両端部の端末付近の空洞をなくすことに
よりその端末付近におけるタイヤ1周に亘る剛性の不均
一を解消し、タイヤユニフォーミティを向上させた空気
入りタイヤの製造方法を提供することを目的とする。
ルト層の幅方向両端部の端末付近の空洞をなくすことに
よりその端末付近におけるタイヤ1周に亘る剛性の不均
一を解消し、タイヤユニフォーミティを向上させた空気
入りタイヤの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気入りタイヤ
の製造方法は、電子線照射により表面を半硬化させた未
加硫ゴム組成物のシートの裏面をスチールコードからな
るベルト層の幅方向両端部に貼着してグリーンタイヤを
構成し、ついでこのグリーンタイヤを加硫することから
なることを特徴とする。
の製造方法は、電子線照射により表面を半硬化させた未
加硫ゴム組成物のシートの裏面をスチールコードからな
るベルト層の幅方向両端部に貼着してグリーンタイヤを
構成し、ついでこのグリーンタイヤを加硫することから
なることを特徴とする。
【0006】このように本発明によれば、表面を半硬化
させた未加硫ゴム組成物のシートの裏面をベルト層の幅
方向両端部に貼着するために、加硫に際して未加硫ゴム
組成物のシートの表面に加わった力が万遍なくベルト層
の幅方向両端部に伝播するのでベルト層の幅方向両端部
の端末付近が圧縮し、これにより空洞がなくなって端末
付近のスチールコードとコートゴムとが密着することに
なるから、その端末付近におけるタイヤ1周に亘る剛性
の不均一を解消することができる。
させた未加硫ゴム組成物のシートの裏面をベルト層の幅
方向両端部に貼着するために、加硫に際して未加硫ゴム
組成物のシートの表面に加わった力が万遍なくベルト層
の幅方向両端部に伝播するのでベルト層の幅方向両端部
の端末付近が圧縮し、これにより空洞がなくなって端末
付近のスチールコードとコートゴムとが密着することに
なるから、その端末付近におけるタイヤ1周に亘る剛性
の不均一を解消することができる。
【0007】以下、本発明の構成につき詳しく説明す
る。図1は本発明によって得られる空気入りタイヤの一
例の子午線方向半断面説明図である。図1において、カ
ーカス層2の端部がビードコア1の廻りにタイヤ内側か
ら外側に折り返されて巻き上げられており、トレッド部
3においてはカーカス層2の外側に内側ベルト層4dと
外側ベルト層4uの2層のスチールコード5からなるベ
ルト層がタイヤ周方向にタイヤ1周に亘って環状に配置
されている。
る。図1は本発明によって得られる空気入りタイヤの一
例の子午線方向半断面説明図である。図1において、カ
ーカス層2の端部がビードコア1の廻りにタイヤ内側か
ら外側に折り返されて巻き上げられており、トレッド部
3においてはカーカス層2の外側に内側ベルト層4dと
外側ベルト層4uの2層のスチールコード5からなるベ
ルト層がタイヤ周方向にタイヤ1周に亘って環状に配置
されている。
【0008】この空気入りタイヤを製造するには、ま
ず、電子線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組
成物のシートの裏面をスチールコードからなるベルト層
の幅方向両端部にタイヤ周方向にタイヤ1周に亘って環
状に貼着してグリーンタイヤを構成する。この場合、図
2に示すように、内側ベルト層4dの幅方向両端部の内
側面および外側面の両面に未加硫ゴム組成物のシート6
の裏面を貼着するか、内側ベルト層4dの幅方向両端部
の内側面および外側面のいずれかに貼着するか、内側ベ
ルト層4dの幅方向両端部の内側面および外側面の両面
に貼着すると共に外側ベルト層4uの幅方向両端部の外
側面に貼着するなどいずれでもよい。6aは電子線照射
により半硬化した表面を表わす。内側ベルト層4dにお
ける幅方向端末からの貼着域の幅tは内側ベルト層4d
の全幅Tの1.75%〜5.0 %の範囲であるのが好ましい。
外側ベルト層4uにおいても同様である。
ず、電子線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組
成物のシートの裏面をスチールコードからなるベルト層
の幅方向両端部にタイヤ周方向にタイヤ1周に亘って環
状に貼着してグリーンタイヤを構成する。この場合、図
2に示すように、内側ベルト層4dの幅方向両端部の内
側面および外側面の両面に未加硫ゴム組成物のシート6
の裏面を貼着するか、内側ベルト層4dの幅方向両端部
の内側面および外側面のいずれかに貼着するか、内側ベ
ルト層4dの幅方向両端部の内側面および外側面の両面
に貼着すると共に外側ベルト層4uの幅方向両端部の外
側面に貼着するなどいずれでもよい。6aは電子線照射
により半硬化した表面を表わす。内側ベルト層4dにお
ける幅方向端末からの貼着域の幅tは内側ベルト層4d
の全幅Tの1.75%〜5.0 %の範囲であるのが好ましい。
外側ベルト層4uにおいても同様である。
【0009】未加硫ゴム組成物のシート6を構成するゴ
ム組成物としては、ベルト層のコートゴムおよびトレッ
ド部3のトレッドゴムと相互密着性を有するものであれ
ばよいが、なかでもスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
(SBR)を少なくとも20重量部含有するものであって
ジエン系ゴムからなるものが好ましい。このシート6の
厚さは、0.1 mm〜0.4 mm程度である。
ム組成物としては、ベルト層のコートゴムおよびトレッ
ド部3のトレッドゴムと相互密着性を有するものであれ
ばよいが、なかでもスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
(SBR)を少なくとも20重量部含有するものであって
ジエン系ゴムからなるものが好ましい。このシート6の
厚さは、0.1 mm〜0.4 mm程度である。
【0010】電子線照射は、500 KV〜2.0 M rad 又は2.
0 M rad 〜4.5 M rad の電子線を照射することによって
行えばよい。つぎに、このようにしてなるグリーンタイ
ヤを加硫する。この加硫は常法によって行えばよい。こ
れにより、タイヤユニフォーミティが向上した空気入り
タイヤが得られる。
0 M rad 〜4.5 M rad の電子線を照射することによって
行えばよい。つぎに、このようにしてなるグリーンタイ
ヤを加硫する。この加硫は常法によって行えばよい。こ
れにより、タイヤユニフォーミティが向上した空気入り
タイヤが得られる。
【0011】
【実施例】スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SB
R)30重量部/天然ゴム(NR)60重量部/ブタジエン
ゴム(BR)10重量部のゴム組成物を厚さ0.2 mm、幅25
mmのシートとし、この表面に2.5 M rad の電子線を照
射して表面を半硬化させた。つぎに、この表面を半硬化
させた未加硫ゴム組成物のシートの裏面を図2に示すよ
うにスチールコードからなるベルト層の幅方向両端部に
貼着してサイズ175/60R14 のグリーンタイヤとした。つ
いで、このグリーンタイヤを常法により加硫してタイヤ
を製造した(本発明タイヤ)。
R)30重量部/天然ゴム(NR)60重量部/ブタジエン
ゴム(BR)10重量部のゴム組成物を厚さ0.2 mm、幅25
mmのシートとし、この表面に2.5 M rad の電子線を照
射して表面を半硬化させた。つぎに、この表面を半硬化
させた未加硫ゴム組成物のシートの裏面を図2に示すよ
うにスチールコードからなるベルト層の幅方向両端部に
貼着してサイズ175/60R14 のグリーンタイヤとした。つ
いで、このグリーンタイヤを常法により加硫してタイヤ
を製造した(本発明タイヤ)。
【0012】また、上記のように未加硫ゴム組成物のシ
ートの貼着を行うことなしに、同様にしてタイヤを製造
した(比較タイヤ)。このようにして得られる本発明タ
イヤおよび比較タイヤを用いて、常法によりRFV(Ra
dial Force Variation、上下方向剛性変動)およびLF
V(LateralForce Variation 、左右方向剛性変動)を
評価した。この結果を表1に示す。 表1から明らかなように、本発明タイヤはRFVおよび
LFVのいずれにおいても優れていることが判る。
ートの貼着を行うことなしに、同様にしてタイヤを製造
した(比較タイヤ)。このようにして得られる本発明タ
イヤおよび比較タイヤを用いて、常法によりRFV(Ra
dial Force Variation、上下方向剛性変動)およびLF
V(LateralForce Variation 、左右方向剛性変動)を
評価した。この結果を表1に示す。 表1から明らかなように、本発明タイヤはRFVおよび
LFVのいずれにおいても優れていることが判る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組成物の
シートの裏面をスチールコードからなるベルト層の幅方
向両端部に貼着してグリーンタイヤを構成し、ついでこ
のグリーンタイヤを加硫するために、タイヤユニフォー
ミティを向上させた空気入りタイヤを得ることが可能と
なる。
子線照射により表面を半硬化させた未加硫ゴム組成物の
シートの裏面をスチールコードからなるベルト層の幅方
向両端部に貼着してグリーンタイヤを構成し、ついでこ
のグリーンタイヤを加硫するために、タイヤユニフォー
ミティを向上させた空気入りタイヤを得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって得られる空気入りタイヤの一例
の子午線方向半断面説明図である。
の子午線方向半断面説明図である。
【図2】本発明におけるグリーンタイヤのベルト構造の
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
1 ビードコア 2 カーカス層 3 トレッ
ド部 4u 上側ベルト層 4d 下側ベルト層 5 スチールコード 6 未加硫ゴム組成物のシート 6a 電子線照射に
より半硬化させた表面
ド部 4u 上側ベルト層 4d 下側ベルト層 5 スチールコード 6 未加硫ゴム組成物のシート 6a 電子線照射に
より半硬化させた表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24 B29L 30:00 4F
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電子線照射により表面を半硬化させた未
加硫ゴム組成物のシートの裏面をスチールコードからな
るベルト層の幅方向両端部に貼着してグリーンタイヤを
構成し、ついでこのグリーンタイヤを加硫することから
なる空気入りタイヤの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193976A JPH0531825A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 空気入りタイヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193976A JPH0531825A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 空気入りタイヤの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531825A true JPH0531825A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16316910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3193976A Pending JPH0531825A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 空気入りタイヤの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531825A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274519A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3193976A patent/JPH0531825A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274519A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りラジアルタイヤの製造方法 |
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