JPH05317217A - 高能率真空クリーナーバッグ - Google Patents

高能率真空クリーナーバッグ

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JPH05317217A
JPH05317217A JP3313022A JP31302291A JPH05317217A JP H05317217 A JPH05317217 A JP H05317217A JP 3313022 A JP3313022 A JP 3313022A JP 31302291 A JP31302291 A JP 31302291A JP H05317217 A JPH05317217 A JP H05317217A
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vacuum cleaner
sheet
bag
flash
cleaner bag
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JP3313022A
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English (en)
Inventor
Luz P Requejo
ピー リキュージョ ラズ
John P Chua
ピー チューア ジョン
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Bristol Myers Squibb Co
Original Assignee
Bristol Myers Squibb Co
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/10Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
    • A47L9/14Bags or the like; Rigid filtering receptacles; Attachment of, or closures for, bags or receptacles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の真空クリーナーに用いられ、カーペット
などから粒状物を有効に除く新規な真空クリーナーバッ
グに関する。特に、1ミクロン以下の粒子を捕捉可能な
真空クリーナーバッグに関する。 【構成】真空クリーナーバッグは、フラッシュ紡糸重合
体材料特にポリオレフィンから製作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来の真空クリーナー
に使用して好適でありしかもカーペット、木材、リノリ
ウム、プラスチックタイル、セラミックタイルなどの
床、家具、カーテンなどに通常見出される粒状の物質の
有効な除去を行うように適合した新規な真空クリーナー
バッグに関する。さらに詳しくは、本発明は、前記の表
面に存在する約1ミクロン又はそれ以下の粒子を捕捉す
るように特に適合された真空クリーナーバッグに関す
る。最も詳しくは、本発明は、フラッシュ紡糸重合体材
料特にポリオレフィンさらに特にポリエチレンから製作
された真空クリーナーバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空クリーナーバッグは、比較的
多孔性のセルロース即ち紙の基材から製作されてきた。
真空化の能率は、これら紙の真空バッグで良好であり、
即ちごみは、真空クリーナーで掃除された表面から取り
のぞかれる。しかし、真空クリーナーによる掃除操作の
能率は、この定義によれば、真空バッグの性能の目安よ
りも真空クリーナーにより発生する真空力の関数であ
る。
【0003】紙基材は、基材の1平方フィート当り毎分
約25−50立方フィート(cfm)のクリーナーバッ
グを通る気流を生じさせるのに十分なほど多孔性であ
り、10ミクロン以上の粒状物質を保持するのに適切で
ある。これは、真空クリーナーで掃除されるべきごみの
重量の大部分にあたる。しかし、紙の真空バッグは、多
孔性のために、より小さい粒子は、先ず紙の真空バッグ
の媒体を通過する。その結果、より小さい粒子即ち「ダ
スト」は、真空クリーナーそれ自体から大気中に排出さ
れる。これは、太陽光線による逆光により照らされてい
る真空クリーナーの排出を見ることにより観察できる。
事実、真空クリーナーによる掃除前に既にダストを有す
る室内に、ダストがカバーした家具が存在することは、
普通のことである。
【0004】使用中、紙の真空バッグの孔は、ごみの粒
子により塞がれるようになる。予想されるように、紙の
真空バッグの孔の塞がりは、小さい粒子の補捉を助け
る。しかし、これは、真空クリーナーの二三の使用後に
のみ生じ、バッグがかなりの程度まで満たされたときに
しばしば生ずる。その上、少なくとも紙の真空バッグが
全く塞がるまで、このフィルター媒体の固有の多孔性
は、この孔に捉えられた粒子を同じような大きさの粒子
により取りのぞかれそして置換され、その現象は、浸透
侵入として知られている。次に、効果は、同じであっ
て、小さい粒子は、大気中に排出される。
【0005】真空クリーナーで掃除された部屋へ約10
−20ミクロン以下の小さい粒子が再び入ることは、も
ちろん、部屋が入念に掃除されていないために、面倒な
ことである。しかし、約20ミクロン以下の粒子は、花
粉(約20ミクロン)、皮膚のりんせつ(約15ミクロ
ン)、胞子(0.25−3ミクロン)、かび(約2ミク
ロン)、細菌(0.25−2ミクロン)及びかなりの量
のダスト(5−100ミクロン)を含む。これらの大気
汚染物は、重大なアレルギーを生じさせ、又は種々の疾
患例えば風邪の伝染を引き起こす。従って、真空クリー
ナーの排出からそれらを離脱することなく、真空クリー
ナーで掃除された表面からこれらの非常に細かい大きさ
の汚染物を取りのぞく又は低下させることは、特に望ま
しい。事実、これらの粒子は、大気中にそれらを離脱す
るより、掃除された表面に残す方が良い。
【0006】バッグ内に小さい粒子をより良く保持しし
かもそれらを大気中に排出しない真空クリーナーバッグ
をもたらす試みが、なされてきた。
【0007】従って、米国特許第4589894号は、
(a)合成ファイバーから形成された非常に多孔性の織
物の第一の外側の支持層であって、織物は、少なくとも
100m/分/mの空気透過率を有し、(b)直径
が10ミクロンより小さく、40−200g/mの重
量、そして約3−60m/分/mの空気透過率を有
するランダムに互いにもつれた合成重合体ミクロファイ
バーよりなるウェブから形成された中間のフィルター層
並びに(c)少なくとも50m/分/mの空気透過
率を有するウェブの反対の側に配置された第二の外側の
支持層よりなる3プライ構造の真空クリーナーバッグを
開示している。この真空クリーナーバッグのウェブは、
溶融吹き込み又は溶液吹き込み法により製造できる。例
示として、実施例1−7は、ウェブプライとして溶融吹
き込みポリプロピレンそして支持プライとしてナイロン
又はスパンボンデッドのポリプロピレンの使用を記載し
ている。
【0008】真空クリーナーバッグとして有用な他のマ
ルチプライフィルター媒体は、米国特許第491794
2号に開示されている。この特許の積層物の構造は、3
00m/分/mの空気透過率を有する自立性不織布
の多孔性層、及び自立性不織布上に同じ広がりを有して
配置されそして接着した合成重合体のエレクトレット含
有ミクロファイバーのランダムに互いにもつれた不織マ
ットの層よりなる。自立性層は、好ましくはスパンボン
デッドの熱可塑性重合体である。エレクトレット含有マ
ットは、好ましくは溶融吹き込みポリオレフィン上に基
づく。
【0009】フィルター媒体として前記の特許に使用さ
れる溶融吹き込みポリオレフィンファイバーウェブは、
それらが殆ど構造上の強さを有しない点で不利である。
従って、それらは、弱い引張り及び引き裂き強さにより
特徴付けられ、支持スクリムに無関係に有用な真空クリ
ーナーバッグに製作できない。これは、真空クリーナー
バッグのコストを上げ、もちろん望ましいことではな
い。その上、これらのファイバーは、真空クリーナーバ
ッグの製造に普通用いられている装置のタイプを利用し
て、真空クリーナーバッグの製作を行うことができな
い。
【0010】
【発明の概要】10ミクロン以下の小さい粒子の優れた
保持により特徴付けられる真空クリーナーバッグが、フ
ラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバーのシートから製
作できることが見出された。その製造及び性質に関して
以下に詳しく記載されるこのフラッシュ紡糸シートは、
優れた強さを有する。従って、本発明の真空クリーナー
バッグは、この材料のシートからそして支持スクリムの
必要なしに製作できる。その上、ミクロ直径の超短のフ
ァイバーよりなるこの材料は、現在売られている大多数
の真空クリーナーバッグにあたるセルロース性基材の製
造に似た方法により不織基材に製作できる。有利には、
これらのフラッシュ紡糸シートは、その通常の使用を通
して、即ち本発明の真空クリーナーバッグが本質的に満
たされるまで、空気透過率を実質的に落とすことなく、
真空クリーナーバッグとしてそれらを利用できるように
する均一な有効孔径分布を有する。
【0011】フラッシュ紡糸ポリオレフィンのシートか
ら製作された真空クリーナーバッグを提供するのが、本
発明の目的である。
【0012】真空クリーナーバッグ内に、直径10ミク
ロン以下特に直径約1ミクロン又はそれ以下の小さい粒
子の保持を増すのに適した真空クリーナーバッグを提供
するのが、本発明の他の目的である。
【0013】真空クリーナーを離れる外へ出る空気に存
在する1−10ミクロンの間の粒子の母集団をかなり減
少させる、即ち真空クリーナーバッグにこれらの粒子を
捕捉し保持するように適合した真空クリーナーバッグを
提供するのが、本発明の主な目的である。
【0014】本発明のこれら及び他の利点及び有利さ
は、本発明の詳細な記述を読んでさらに十分に理解され
るだろう。その要約は、以下の通りである。
【0015】本発明の真空クリーナーバッグは、真空ク
リーナーバッグへの一端で取付けできる真空クリーナー
はめ込み管を有する真空クリーナー装置又はシステムと
ともに使用して好適である。真空クリーナーバッグは、
真空クリーナーはめ込み管取付けオリフィスを有する閉
じた容器(容器は、少なくとも65%の超短のミクロフ
ァインのフラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバーを含
むシートから形成されている)及びオリフィス内の真空
クリーナーはめ込み管の取付け装置用の該容器に付着し
た手段よりなる。好ましくは真空クリーナーバッグは、
75%より多い超短のフラッシュ紡糸ファイバー、最も
好ましくは90%より多いこれらのファイバーを含むシ
ートよりなる。特に、本発明の真空クリーナーバッグ
は、本質的に100%の超短のフラッシュ紡糸ファイバ
ーよりなるシートから製作される。
【0016】真空クリーナーバッグは、フラッシュ紡糸
ポリオレフィンシートからのその作成を行わしめ、シー
トに結合したスクリムのような他の構造上の支持体を必
要としない強さを有することにより特徴付けられる。フ
ラッシュ紡糸シートは、又通常の真空クリーナーの掃除
中の不当な疲労に抵抗することに十分耐久性がある。真
空クリーナーバッグが製造されるフラッシュ紡糸ポリオ
レフィンシート材料は、新しいとき、少なくとも約2、
好ましくは5−20、最も好ましくは5−12cfm/
ftの空気透過率を有する。本発明の真空クリーナー
バッグは、特に小さい大きさの粒子による塞がり又は埋
めに抵抗する。従って、真空クリーナーバッグは、真空
クリーナーの掃除中十分な空気透過率を保持して、真空
クリーナーバッグが本質的に満たされるまで、それらの
クリーニング能力を維持する。
【0017】図1は、直立のトップフィル真空クリーナ
ーについて使用されるのに適した真空クリーナーバッグ
の透視図である。
【0018】図2は、図1の断面線2−2で切った断面
図である。
【0019】図3は、直立のトップフィル真空クリーナ
ーについて使用されるのに適した別のモデルの真空クリ
ーナーバッグの後方透視図である。
【0020】図4は、箱型真空クリーナーについて使用
されるのに適した真空バッグの透視図である。
【0021】図5は、ASTM1215−89による1
ミクロンの粒子に関する、種々の重合体シート又はウェ
ブ材料における、関数速度としての粒子捕捉能率を説明
するグラフである。
【0022】図6は、種々の真空クリーナーバッグに関
する、或る母集団の粒子の大きさの関数としての真空ク
リーナーから排出する粒子の数の増加を説明するグラフ
である。
【0023】図7は、種々の真空クリーナーバッグに関
する、或る母集団の粒子の大きさの関数としての、実施
例5に規定された増加因子のグラフである。
【0024】本発明の真空クリーナーバッグは、フィル
ター媒体としてフラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバ
ーから製造されたシートを用い、シートは、表面から真
空クリーナーで掃除されるダスト、胞子、花粉、かびな
どを含む小さい大きさのごみの粒子の量を有効に減少さ
せるその能力により特徴付けられる。代表的には、問題
のごみの粒子は、約10ミクロン以下の範囲の大きさを
有し、1−10ミクロンの粒子が、従来の紙の真空クリ
ーナーバッグにより除くことが特に難しい。事実、本発
明の真空クリーナーバッグは、たとえ小さい大きさの粒
子に関しても有効であることが分かった。
【0025】その上、フラッシュ紡糸ポリオレフィンシ
ートは、さらにその強さにより特徴付けられる。従っ
て、本発明の真空クリーナーバッグは、製造中に必要な
処理段階の数を単に増加させるのに働くのに過ぎない支
持スクリムを必要としない。
【0026】本発明の真空クリーナーバッグの製造に使
用して好適なフラッシュ紡糸ファイバーは、揮発性溶媒
及び溶融ポリオレフィン重合体の混合物を製造すること
により製造され、その混合物は、強制的に押出し機を通
され、次いで溶媒が急速に蒸発して、0.5−20ミク
ロンの範囲のミクロファインファイバーの直径分布を有
する比較的連続したポリオレフィンファイバーを得る。
これらの連続したファイバーは、次いで精製されて超短
のファイバーをもたらす。好適には、これらのファイバ
ーは、約6以下、好ましくは約0.5−約2mmの長さ
を有する。超短のファイバーは、次いで水に分散されて
スラリーを形成し、そのスラリーは、長網抄紙機又は傾
斜したワイヤーの上に沈着する。スラリーは、又低濃度
即ち約0.1−約5%の結合剤例えばポリビニルアルコ
ールを含む。比較的低い強さのシートは、水の除去及び
乾燥により、これら超短の小さい直径のファイバーの機
械的もつれにより得られる。次に、フラッシュ紡糸ファ
イバーシートは、さらに加熱結合法により処理され、そ
れは、少なくとも一部のファイバーの熱的結合によりフ
ラッシュ紡糸ファイバーシートに顕著な強さを与え
る。。前述のようなフラッシュ紡糸ポリオレフィンシー
トを形成する方法は、本発明者の理解によれば、EPA
第292285号に記載されており、ここにその参考と
して引用する。
【0027】フラッシュ紡糸ファイバーシートが製造さ
れる方法の後の部分は、従来の紙の製造に似ていること
は、理解されよう。それ故、現存又は改変した処理装置
が適し、処理は、現在の工員が理解していることであ
る。
【0028】方法の前の部分、即ち短いファイバーの製
造は、或る点で全く有利である。第一に、精製方法は、
フラッシュ紡糸シートの製造に用いるファイバーの長さ
をコントロールする。第二にそして同時に、得られたフ
ァイバーの短さは、かなり均一性を増大させ、従って生
成するシートの強さを増大する。むしろ長いファイバー
よりなる溶融吹き込みウェブとは異なり、フラッシュ紡
糸ファイバーは、それらの超短の長さから見て三次元の
網状構造をとる。第三に、最も重要な利点であるが、処
理によりシートに与えられるファイバーの単位重量当り
の非常に広いファイバーの表面積である。それ故、シー
ト中のフラッシュ紡糸ファイバーは、少なくとも約2、
好ましくは少なくとも約2.5、最も好ましくは少なく
とも3.5m/gの単位重量当りのファイバー表面積
を有する。比較すると、代表的な溶融吹き込みポリオレ
フィンウェブ中に存在するファイバーは、約1.5m
/gの単位重量当りの表面積を有する。
【0029】真空クリーナーバッグ用の作成材料として
それらの適合性についてフラッシュ紡糸シートを考える
とき、クリーニング能率に影響する種々のパラメーター
が、同定された。特に、<10ミクロンの範囲の粒子を
実質的に除くフラッシュ紡糸シートの能力が、研究され
た。
【0030】従って、粒子捕捉能率は、シートの表面全
体の実質的に均一なそれらの特に有効な孔径分布から見
て、本発明の真空クリーナーバッグにより改良されたと
信じられる。このパラメーターを規定するのに、用語
「有効」は、孔が幾何学的に不規則である限り、使用さ
れる。有効な孔径の分布は、従ってファイバーの直径及
びファイバーの長さの関数であり、それらは、一緒にな
ってファイバーの或る重量のファイバーの表面積を規定
する。
【0031】本発明の真空クリーナーバッグの製造に使
用されるフラッシュ紡糸シート材料を作成するのに用い
られるファイバーの好適な直径、長さ及び表面積の特徴
は、以下に示される。
【0032】
【表1】
【0033】実際上は、約6m/gより大きいファイ
バーの表面積を達成するのは、困難である。しかし、こ
れは、ファイバーの表面積の増加が粒子の捕捉能率を改
善する限り、上限としてみなしてはならない。
【0034】これらのファイバーのパラメーターのそれ
ぞれは、粒子捕捉能率に影響する。それ故、粒子捕捉能
率は、ファイバーの長さの低下及びファイバーの直径の
低下とともに増加し、それはシートに存在するファイバ
ーの或る重量についてファイバーの表面積を増加するこ
とが分かった。これらのパラメーターは、シートの有効
な孔径分布に影響する。
【0035】下記の表IIは、Coulter Por
ometerにより測定されたフラッシュ紡糸シートの
有効な孔径分布を示す。その上、フラッシュ紡糸シート
の孔は、それらの表面にわたって特に均一である。
【0036】
【表2】
【0037】本発明の真空クリーナーバッグに使用され
るフラッシュ紡糸シートの厚さは、約5−約25好まし
くは約8−約15ミルである。約5ミルの厚さより薄い
と、フラッシュ紡糸シートの強さは、通常「自立」真空
クリーナーバッグ即ち支持スクリムが不必要な真空クリ
ーナーバッグの作成に余りに低い。約25ミルより上で
は、ウェブの厚さが余りに大きくシートの空気透過率に
マイナスに影響する。
【0038】真空クリーナーバッグ材料は、清浄なと
き、少なくとも約2cfm/ftの空気透過率を有し
なければならない。好ましくは、空気透過率は、5−2
0cfm/ft、最も好ましくは5−12cfm/f
の範囲である。約2cfm/ft以下の空気透過
率は、家庭用真空クリーナーで使用される真空クリーナ
ーバッグについて低い実際上の限界と思われる。従っ
て、この空気透過率では、真空クリーナーのモーター
は、真空クリーナーバッグの高い圧力低下を克服しなけ
ればならない。約25cfm/ftより高い空気透過
率では、シートは、余りに多孔性になり、約10ミクロ
ン以下の小さい粒子を有効に取り除けられない。
【0039】空気透過率の範囲の下方の部分は、従来の
紙の真空クリーナーバッグに必要と概して考えられてい
るのより顕著に低い。これは、従来の紙の真空クリーナ
ーバッグの大きな孔が、埋められがち、即ち塞がりがち
であることによる。従って、使用中紙の真空クリーナー
バッグの多孔性に衰えが生じ、空気透過率を低下させ
る。前述したようなフラッシュ紡糸シートから製造され
た本発明の真空クリーナーバッグは、使用中実質的に埋
められないように見える。即ち、本発明者は、真空クリ
ーナーバッグが本質的に満たされるまで、真空クリーナ
ーで掃除される表面からの屑を取り上げる真空クリーナ
ーバッグの能力の低下を経験しなかった。これは、本発
明の真空クリーナーバッグが低い空気透過率を固有に有
する限り、驚くべきことである。従って、本発明の真空
クリーナーバッグの空気透過率が、バッグの通常の寿命
中、即ちバッグが満たされるまで、使用により比較的一
定であると考えられる。もちろん、真空クリーナーバッ
グの圧力低下は、充満に起因するバッグの表面積の損失
のため、バッグが満たされるのに従って増大する。
【0040】溶融吹き込み真空クリーナーバッグによる
テストは、それらがフラッシュ紡糸シートに比べて埋め
られることに対してかなり抵抗せず、そして紙と比べて
埋められることに対してやや抵抗しないことを示す。そ
の上、溶融ウェブは、固有的に弱いので、このウェブの
表面上の高い圧力差により生ずる疲労を最小にすること
が重要である。それ故、低い空気透過率を有する溶融吹
き込みウェブを用いるのは、不利である。一方、フラッ
シュ紡糸材料は、優れた強さ及び疲労抵抗性を有し、恐
らく低い空気透過率にもかかわらず、困難さを有しな
い。
【0041】さらに、本発明の真空クリーナーバッグの
製造に用いられるフラッシュ紡糸材料は、望ましい他の
性質を有する。従って、フラッシュ紡糸シートは、摩擦
の低い表面係数を有し、それはそれを埋められることに
対して抵抗するようにする一つのファクターである。そ
の上、フラッシュ紡糸材料は、疎水性である。それ故、
それは良好な濡れ強さを有する。そのため、こぼれたも
のの不注意な吸引又は濡れたカーペットの真空クリーナ
ーによる掃除が、真空クリーナーバッグを損なわせな
い。
【0042】本発明の真空クリーナーバッグを製造する
のに使用されるフラッシュ紡糸シートの代表的な性質
は、表IIIに報告されている。
【0043】
【表3】
【0044】これらの性質のそれぞれは、本発明の真空
クリーナーバッグに使用される非常に有用な材料を提供
する。
【0045】真空クリーナーバッグは、真空クリーナー
の種々のタイプ及びモデルに必要な無数の形状に製作さ
れる。真空クリーナーの二つの主なタイプは、直立及び
箱型のタイプである。直立の真空クリーナーは、細長い
真空クリーナーバッグを用い、一方箱型真空クリーナー
は、それが幅広であるのよりも一般にやや長い短いバッ
グを用いる。セントラル真空システムに適した真空クリ
ーナーバッグも又製造できる。
【0046】直立型は、二つのスタイルに分けられ、即
ちバッグの頂部の近くに真空はめ込み管接続開口を有す
るトップフィルバッグ、及び一端が真空クリーナーの底
部に近く位置する真空はめ込み管への接続のために開い
ているボットムフィルバッグである。一般に、直立型の
真空クリーナーは、又真空クリーナーバッグがその中に
在る、多孔性の外側のバッグ(ビニル、布又はビニル被
覆布から製造)を有する。外側のバッグは、真空クリー
ナーバッグの保護として働き、ごみ粒子の捕捉に殆ど働
かない。或るモデル、特に古いモデルでは、直立型の真
空クリーナーは、真空クリーナーに入る空気の流れが真
空クリーナーバッグを迂回する「ブローバック」の特徴
を有する。大多数の新しいモデルでは、モーターは、は
め込み管が塞がるか又はバッグが完全に満たされたとき
に、モーターを遮断するトリップスイッチにより保護さ
れている。
【0047】図1及び2は、直立真空クリーナーに用い
て好適なトップフィル真空クリーナーバッグ10を示
す。
【0048】直立型バッグ10は、図2に最も良く示さ
れている、フラッシュ紡糸ポリオレフィン材料の単一の
シート20よりなる単一の構成の容器である。図2は、
線2−2で横断した図1に示されたバッグの断面図であ
る。図2に示されたシート20の厚さは、バッグ10の
構成を明らかに示すために、非常に拡大されている。単
一のシート20は、二面に挟まれた表面24でそれらの
長さ方向にシート20の末端22及び23を結合するこ
とにより細長い円筒に形成される。1個以上のひだ又は
まちを形成させるのに十分なシート材料が、側壁の表面
25及び26の間に保持される。図1及び2に示された
バッグでは、側壁セグメント27及び28により形成さ
れる単一のまちが、示される。しかし、バッグが2個の
このようなまちを有するのが、より代表的である。末端
22及び23は、従来の手段例えば接着剤により、加熱
により又は機械的に結合できる。
【0049】図1に最も良く示されているように、バッ
グ10の頂部及び底部の末端30、31は、それ自体の
上に末端を巻き、巻いた末端をバッグの前面25又は後
面26に結合することにより簡単に閉じられる。バッグ
10は、トップフィルタイプである。従って、15によ
り一般に示される真空はめ込み管接続は、バッグの頂部
の付近にある。接続は、バッグを通るオリフィス33及
びバッグの前面25に結合したカラー35よりなり、カ
ラーは、開口33と合う開口を有する。
【0050】図1及び2より明らかに示されているよう
に、真空クリーナーバッグ10は、フラッシュ紡糸フィ
ルター材料の単一のシートから製作され、支持スクリム
又は他の支持構造を要しない。これは、フラッシュ紡糸
フィルター材料について既に記載した性質から可能であ
る。
【0051】他のトップフィルバッグ50は、後方透視
図で、図3に示される。このバッグの構成は、図1及び
2に示されたトップフィルタイプのそれに似ているが、
図1に示された真空はめ込み管接続15の代わりに、バ
ッグ50の後面52の表層部を切り取った部分に示され
る、真空クリーナーバッグフィルオリフィス58から下
方に延在しているスリーブ55を有する。バッグの他の
要素は、図1及び2におけるように同じ数字により示さ
れる。スリーブ55は、開口56で真空はめ込み管に接
続する。スリーブ55は、不浸透性紙又は他の適当な材
料から製作できる。
【0052】図4は、箱型真空クリーナーで使用するの
に適した真空クリーナーバッグ100を示す。
【0053】本発明の真空クリーナーバッグは、又家庭
以外のクリーニングサービスにより用いられる真空クリ
ーナーに必要な他の形状で提供できる。その上、真空ク
リーナーバッグは、再使用用に製作できる。それ故、例
えば図1において、頂部の末端30のバッグの閉鎖は、
機械的な閉鎖手段例えばジッパー、スナップなどを利用
して開けることができる。本発明のバッグは、埋められ
ないそれらの強さ及び能力から見て再使用できる。
【0054】上記のフラッシュ紡糸シートは、又フラッ
シュ紡糸法により製造されないファイバーを少量含むこ
とができることを理解すべきである。一般に、これら他
のファイバーの量は、全シートの約35重量%以下好ま
しくは25%以下でなければならない。例えば、80%
のフラッシュ紡糸ポリエチレンファイバー並びに20%
のスパンボンディング法により製造された連続フィラメ
ントポリエステルを含んで製造されたシートは、本発明
の真空クリーナーバッグの製造に好適であることが分か
った。ポリエステルファイバーは、シートの空気透過率
及び引っ張り強さを増大したが、このシートも又大きな
孔径分布及び空気透過率を有したため、粒子捕捉能率
は、或る程度犠牲になった。他のタイプの非フラッシュ
紡糸ファイバーが使用でき、その制限されない例は、ポ
リアミド及びポリオレフィンファイバーである。もちろ
ん、能率に関する上記の議論から見て、これらの他のフ
ァイバーとフラッシュ紡糸ファイバーとをブレンドする
とき、非フラッシュ紡糸ファイバーの量及び種類の両者
について、注意しなければならない。しかし、本発明の
好ましい態様は、非常に多い割合即ち約90%以上のフ
ラッシュ紡糸ファイバーよりなるフラッシュ紡糸シート
から製造される真空クリーナーバッグである。最も好ま
しくは、真空クリーナーバッグは、本質的に100%の
フラッシュ紡糸ファイバーを含むシートから製造され
る。
【0055】フラッシュ紡糸シートは、互いに熱的又は
それ以外の方法により積層された2枚以上のフラッシュ
紡糸シートよりなる複合シートであることも、理解すべ
きである。フラッシュ紡糸シートの他の後処理は、又所
望ならば行われるが、但しこれらの処理は、真空クリー
ニング法の性能に悪影響を与えない。
【0056】ASTM F 1215−89による最初
のテストは、フラッシュ紡糸ポリエチレンシートについ
て行われた。このテストは、約20−約100ft/分
に及ぶ空気流の速度で空気流から1ミクロンの粒子を除
くフラッシュ紡糸シートの能力を測定した。清浄な真空
クリーナーバッグにより操作する代表的な真空クリーナ
ーからの排気は、約60ft/分である。ASTMの手
順に従ってテストされた種々の基材の最初のテストの結
果は、図5にグラフで示される。テストされた基材は、
表Vに詳しく記載されている。
【0057】ASTM F 1215−89プロトコー
ルによる最初のテストは、約98%の1ミクロンの粒子
を除くフラッシュ紡糸シートの能力を立証した。これ
は、紙(市販のHooverのトップフィル直立クリー
ナーバッグから得られ、60ft/分で単に約60%の
1ミクロンの粒子を除いたに過ぎない)並びに約82%
の1ミクロンの粒子を除いた細かい溶融吹き込みウェブ
(FMB)と好ましく比較できた。80%のフラッシュ
紡糸ファイバー及び20%のポリエステルファイバー
(R−70)よりなるシートは、60ft/分の空気速
度で1ミクロンの粒子の約86%を除くことができた。
【0058】しかし、このテストは、真空クリーナーバ
ッグとしてのその目指す目的に関するフラッシュ紡糸シ
ートの適合性を予言できなかった。そのため、真空クリ
ーナーにより掃除される代表的なよごれは、1ミクロン
以下の粒子から1000ミクロンを超す大きさに及ぶ粒
子を含み、又粒子状でないくず例えば糸、紙、食品の残
りかす及び小さい粒子を含む。従って、本発明の真空ク
リーナーバッグは、代表的なよごれに関してテストされ
なければならなかった。その上、本発明の真空クリーナ
ーバッグが大きさが10ミクロン以下のこれらよごれ粒
子を有効に取り除くことが確実であることが、必要であ
った。
【0059】第二に、フラッシュ紡糸シートの低い空気
透過率が、真空クリーナーによる掃除能率に悪影響を与
えるのではないかという懸念があった。従来の紙真空ク
リーナーバッグは、最初約25cfm/ft以上の空
気透過率を有し、それは真空クリーナーによる掃除操作
中に低下する。その上、バッグが満たされるにつれ、バ
ッグの表面積は減少する。空気透過率の低下及びバッグ
の表面積の損失は、結果として真空クリーナーを通りバ
ッグに入る空気の流れの損失を生ずる。その結果、真空
クリーナーを通る空気の流れの容積従って真空クリーナ
ーによる掃除の能率は、連続した真空モーター操作にも
かかわらず、低下する。その結果、圧力の低下が余りに
大きいとき、真空クリーナーは自動的に止まる。真空ク
リーナーによる掃除の能率の不足は、普通これが生ずる
ずいぶん前からそして紙の真空クリーナーバッグが満た
される前にしばしば認められ、使用者は、糸、リント、
食品の残りかす及び小さい物をピックアップできない真
空クリーナーの能力を観察することになる。
【0060】それ故、真空クリーナーによる掃除の能率
における前記の損失が、本発明の真空クリーナーバッグ
が満たされるずいぶん前から生ずるであろうという重大
な懸念があった。その上、低い空気透過率がモーターを
過度に働かせ、真空クリーナーの停止及び恐らく機械的
問題を生ずるのではないかという懸念があった。
【0061】従って、広範囲のテストが本発明の真空ク
リーナーバッグについて行われた。さらに、Hoove
rの真空クリーナーバッグ及び溶融吹き込みポリプロピ
レンから製造された真空クリーナーバッグもテストされ
た。これらのテストの結果は、以下の実施例に示され
る。
【0062】テストされた真空クリーナーバッグは、表
IVに記載された基材から製造された。全てのバッグ
は、テストの開始にあたって新しく購入されたトップフ
ィル真空はめ込み管接続を有するHoover直立真空
クリーナーモデルNo.U−3335を用いてテストさ
れた。
【0063】
【表4】
【0064】表IVに関する註 (1)本発明によるフラッシュ紡糸ポリエチレンシー
ト。 (2)40μ以下のファイバーの直径を有するスパンボ
ンデッドポリエステルファイバー20%を含む本発明に
よるフラッシュ紡糸ポリエチレンシート。複合ファイバ
ーの表面積が特定されている。 (3)単一のスパンボンデッドポリプロピレンスクリム
に積層した細かい溶融吹き込み(FMB)ポリプロピレ
ンウェブ。 (4)Hoover真空クリーナーバッグ、タイプA。
【0065】
【実施例】
実施例 1 表IVに示された基材により製造された真空クリーナー
バッグは、真空クリーナーの性能を評価するための組織
だった方法を示す、規定されたテストごみのピックアッ
プ能率を測るASTM F 608によりテストされ
た。発明者は、ピックアップ能率を測定することにより
真空クリーナーの性能を測定し、それは6フィート×4
フィートの中程度のカーペット上に均一に沈着したよご
れの全重量により真空クリーナーに保持されたテストよ
ごれの重量を割り、100倍することにより規定され
る。真空クリーナーによりピックアップされたよごれの
重量は、使用前及び使用後の真空クリーナーの自重をと
ることにより得られる。
【0066】ASTMの手順は、一般にカーペットが如
何に真空クリーナーによる掃除されるかを規定している
が、真空クリーナーによる掃除操作の長さ又は順次行わ
れるべき実験の数(例えばよごれの適用又は「よごれ
化」の数)を述べていない。行われるテストにおいて、
カーペットの真空クリーナーによる掃除が、約1分でA
STMの手順に従って満足して完成できることが分かっ
た。テストは、8回連続して行われた。下記に報告され
たピックアップ能率は、8回の試験のそれぞれについて
の自重に基づく。各試験において、100gのテストよ
ごれが、カーペット上に沈着された。テストよごれは、
表Vに特定される。
【0067】
【表5】
【0068】約8.7%のよごれは、20μより小さい
粒子よりなった。約6%は、10μより小さい粒子より
なった。
【0069】これらのテストの結果は、表VIに報告さ
れている。
【0070】
【表6】
【0071】このデータは、材料のそれぞれにより製造
された真空クリーナーバッグの能率が、8回の試験の間
中それらのピックアップ能率を維持したことを示すが、
細かい溶融吹き込み材料のピックアップ能率はやや劣
る。R−70シートから製造されたバッグは、又全くう
まく働いた。
【0072】実施例 2 実施例1のテストが、表VIIに記載されたように、模
擬の家庭よごれ(SHS)を用いて繰返した。
【0073】
【表7】
【0074】このよごれは、真空クリーナーによる掃除
されたカーペットの代表的なよごれサンプルを分析する
ことにより開発された。約7.4%のよごれは、10μ
より小さいよごれの粒子よりなった。
【0075】このテストの結果は、以下の表VIIIに
示される。
【0076】
【表8】
【0077】これらの結果は、実施例1に関して達した
結論と一致する。即ち、テストした真空クリーナーは、
大きなくずを大部分含む複合よごれをピックアップでき
る。
【0078】実施例 3 実施例1及び2で測定されたピックアップ能率は、ごみ
をピックアップする真空クリーナーの目安であることが
分かる。それ自体、それは、真空クリーナーバッグの粒
子捕捉能率よりも真空クリーナーの吸引能力の目安であ
る。そのため、実施例1及び2で使用される方法は、真
空クリーナーで掃除された表面からよごれを除くのに真
空クリーナーバッグの全体の有効性を決めるのに適して
いるが、小さい粒子を保持する真空クリーナーバッグの
能力を適切に考慮していない。
【0079】従って、実施例1及び2の方法は、真空ク
リーナーバッグに存在しない少量のごみをピックアップ
されたごみに含む。この少量のごみは、例えば真空クリ
ーナーはめ込みノズル及び真空クリーナーはめ込み管接
続に見出され、さらに真空クリーナーバッグを通過する
が真空クリーナーに存在する永久的な外側のバッグに保
持されるごみに見出される。
【0080】その上、方法は、確立している全体のトレ
ンドで満足しうるものであるが、ピックアップ能率の正
確な測定にかなりの誤差を生じやすい。これは、方法
が、テストよごれの真空クリーナーの掃除前後の真空ク
リーナーの自重を得ることにより真空クリーナー中に保
持されるテストよごれの重量を測定するからである。ご
みピックアップの重量に比べて真空クリーナーの大きな
塊から見て、方法は、全く目的を達せず、特に10μよ
り小さい粒子の全量が、ASTMのよごれの場合6gに
過ぎず、SHSのよごれの場合は約7.4gであるから
である。
【0081】従って、ASTMの方法は、以下のように
改変される。Climet粒子分析器モデルNo.CI
−7300を使用して、真空クリーナーから排出する空
気の粒径の母集団を測定した。分析器は、排気中の>
0.3、>0.5、>0.7、>1.0、>5.0及び
>10.0ミクロンの粒子の数を測定するためにセット
された。分析器はめ込みノズルは、真空クリーナーの排
気口から約2フィートの所に位置した。直立真空クリー
ナーでは、排気口は、真空クリーナーはめ込み管接続に
近い外側の真空クリーナーバッグのその部分であると考
えられた。分析器は、1分毎に自動的に前記の分布の粒
子の数をプリントアウトした。
【0082】テストが行われた部屋の空気の汚染を防ぐ
ために、カーペットへのテストよごれの適用中注意をし
た。全ての空気で運ばれるよごれの粒子を沈降させるた
めに、十分な時間が、カーペットへのよごれの適用後与
えられた。分析器のプリントアウトが>10.0ミクロ
ンの粒子250個のバックグラウンド母集団を記録した
とき、真空クリーナーの掃除を開始した。実施例1及び
2におけるように、カーペットは、1分間真空クリーナ
ーにより掃除された。それ故、真空クリーナーの掃除の
終わりは、次の1分間の間隔で分析器のプリントアウト
と一致した。各粒径に関するこの分析器の読み及びバッ
クグラウンドの分析器の読みの差が、計算された。粒径
分析器は連続的に操作されるが、粒径の測定は即時のも
のではなく、むしろプリントアウト前1分の間隔で時間
により平均値を示す。P−16、P−161、FMB及
びHooverの材料から製造された真空クリーナーバ
ッグは、前記のようにテストされた。SHSよごれは、
テストに使用された。
【0083】結果は、図6にグラフで示される。細かい
溶融吹き込み真空クリーナーバッグを除いて、これらの
結果は、各実験において新しい真空クリーナーバッグを
用いて2回の別々の実験の平均であり、別々の実験は、
8回の連続した試験の平均である。細かい溶融吹き込み
物の結果は、8回の平均した連続する試験の単一の実験
に基づく。各試験において、カーペットに適用されるよ
ごれは、100gであった。
【0084】図7は、或る大きさの分布に関するバック
グラウンドレベルより上の、真空クリーナーの排気中に
存在する或る大きさの粒子の分布の増大%(「増大ファ
クター」)としてこれらのテストの結果を示す。すなわ
ち、
【0085】
【数1】
【0086】(但し、Pv=真空クリーナーの掃除の終
わりに報告された粒子の母集団;Pi=バックグラウン
ド測定で報告された粒子の母集団;そしてn=所定の粒
子の大きさ例えば>0.3、>0.5などである)
【0087】増大ファクターは、従って真空クリーナー
により空気で運ばれるようになった粒径分布の粒子の数
の増大の目安である。従来の紙真空クリーナーバッグ
が、排気に存在する<5ミクロンの大きさの粒子を実質
的に増大させたが、本発明のP−16及びP−161の
クリーナーバッグが、排気に存在するこの大きさの粒子
を非常に低下させたことは、図6から分かる。図7は、
紙に比べて小さい粒子の減少が顕著であることを示す。
図7は、又細かい溶融吹き込み材料が、空気で運ばれる
粒子が大気中に排出されるのを防ぐのに有効であること
を示す。しかし、この実施例により8回の連続したよご
れ化を超えて真空クリーナーバッグをテストすると、こ
の細かい溶融吹き込みバッグが、他のものと同じく、特
に種々のタイプの問題を起こし勝ちであることが分かっ
た。代表的には、バッグは、バッグが満たされるずいぶ
ん前に駄目になった。このテストの結果は、実施例5に
報告されている。
【0088】実施例 4 本発明の真空クリーナーバッグは、細かいダスト粒子を
捕捉するそれらの能力について主としてテストされた。
このテストにおいて、10gの細かいダスト(実施例2
に記載された)をカーペットに適用した。約3.5%の
このよごれは、約10μ以下である。ダストを沈降させ
た後、よごれを真空クリーナーにより掃除した。部屋の
照明を消してブラインドを下ろし、真空クリーナーバッ
グを通る全ての粒子を観察するために500ワットのス
ポットライトを排気にあてた。さらに、紙並びに表IV
に記載された細かい溶融吹き込みポリプロピレンから製
造された真空クリーナーバッグをテストした。最後に、
Rainbow真空クリーナーをテストした。職業的清
掃サービスにより用いられているRainbow機は、
ダスト粒子を捉えるための水濾過カートリッジを用い、
そうすることに非常に有効であると報告されている。
【0089】テストの結果は、表IXに報告され、1−
10の等級が観察された排気に付けられた。1の等級
は、観察可能な捉えられたダスト粒子を本質的に有しな
い排気を表わし、一方10の等級は、Hooverのバ
ッグにのみ付けられた。全てのテストは、Rainbo
w機のテストを除いて前記の実施例で使用された真空ク
リーナーについて行われた。
【0090】
【表9】
【0091】実施例 5 表IV又は表Xの脚註1−6に記載されたような種々の
材料から製作された真空クリーナーバッグは、バッグが
満たされるまで又は真空クリーナーの掃除がそれ以外に
故障するまで、連続して適用されたよごれを真空クリー
ナーで掃除することにより好適な正常の使用についてテ
ストされた。3種の異なるよごれ、即ち表Vに記載され
たASTMよごれ、表VIIに記載されたSHSよごれ
並びに10gの細かいダスト(表VIIによる)及び2
0gのリント(よごれA)を含むよごれが、これらのテ
ストに使用された。ASTM及びSHSよごれが使用さ
れたとき、100gのよごれが、それぞれの連続した適
用に適用された。よごれAが使用されるとき、30gの
みのよごれが、それぞれのときに適用された。これらの
テストの結果は、下記の表Xに報告される。排気に存在
するダストは、実施例4におけるように観察された。
【0092】
【表10】
【0093】脚注 (1)Reemey Corp.からのスパンボンデッ
ドポリエステルウェブ。基本重量6オンス、140cf
m/ft (2)前記の脚注1におけるのと同じ真空バッグ材料、
しかし3オンスの粘土により被覆、12cfm/ft (3)James River Companyからそ
して電気的に荷電したファイバーに加工した22cfm
/ftの溶融吹き込みポリプロピレンウェブ。軽量の
スパンボンデッドポリプロピレンの一つのスクリム。 (4)カレンダーされて空気透過率を約10cfm/f
に低下したJam−es River Compa
nyからの溶融吹き込みポリプロピレンウェブ。 (5)James River CompanyのPe
pperal部門からの15cfm/ftのミクロク
レープ紙材料。 (6)表IVによる溶融吹き込みポリプロピレンである
が、熱的に結合されている。スパンボンデッドポリプロ
ピレンの支持スクリムにより製作されたバッグ。
【0094】Hooverのバッグは、よごれをピック
アップするのに適切であるが、バッグを通るダストが問
題であった。本発明の真空クリーナーバッグは、この点
で非常に有効であった。さらに、P−161及びP−1
6のバッグが実質的に多量のよごれをピックアップする
ことは、驚くべきことであった。これは、よごれがバッ
グの中で非常によりコンパクトであったためである。テ
ストされた他のバッグのどれも適切に行われなかった。
特に、溶融吹き込み材料から製造されたバッグは、真空
クリーナーの掃除操作に必要な構造上の完全さを欠くこ
とが分かった。
【0095】実施例 6 本発明の真空クリーナーバッグが真空モーターの性能に
悪影響を与えたかどうかを決めるために、P−161の
バッグ及びHooverのバッグを実施例2におけるよ
うにテストした。テスト中、モーターの騒音のテスト
を、Quest215騒音レベルメーター、モデルタイ
プ2−IECを使用して行った。どんな差も、これら2
種のバッグの間に騒音分析では見出されなかった。
【0096】実施例 7 本発明のP−161の真空クリーナーバッグを用いて、
他のテストを行った。真空クリーナーバッグは、ダスト
を毎分0.07オンスの速度で吸入口を通って真空クリ
ーナーにより掃除することによって、細かいダスト(一
次濾過領域1平方インチ当り0.0023オンス)によ
りよごされた。クリーナーはめ込み管を次に、7.5秒
の間開き、7.5秒の間閉じることを繰返すソレノイド
コントロール板中に差し込んだ。真空クリーナーを12
時間このやり方で連続的に操作した。マイナスの効果
は、バッグ又は真空クリーナーの何れについても観察さ
れなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、直立のトップフィル真空クリーナーに
ついて使用されるのに適した真空クリーナーバッグの透
視図である。
【図2】図2は、図1の断面線2−2で切った断面図で
ある。
【図3】図3は、直立のトップフィル真空クリーナーに
ついて使用されるのに適した別のモデルの真空クリーナ
ーバッグの後方透視図である。
【図4】図4は、箱型真空クリーナーについて使用され
るのに適した真空バッグの透視図である。
【図5】図5は、ASTM1215−89による1ミク
ロンの粒子に関する、種々の重合体シート又はウェブ材
料における、関数速度としての粒子捕捉能率を説明する
グラフである。
【図6】図6は、種々の真空クリーナーバッグに関す
る、或る母集団の粒子の大きさの関数としての真空クリ
ーナーから排出する粒子の数の増加を説明するグラフで
ある。
【図7】図7は、種々の真空クリーナーバッグに関す
る、或る母集団の粒子の大きさの関数としての、実施例
5に規定された増加因子のグラフである。
【符号の説明】
10 直立バッグ 15 真空クリーナー
はめ込み管接続 20 単一シート 22 20の末端 23 20の末端 24 重なり合う表面 25 側壁の表面 26 側壁の表面 27 側壁のセグメント 28 側壁のセグメン
ト 30 頂部の末端 31 底部の末端 33 オリフィス 35 カラー 50 トップフィルバッグ 52 後面 55 スリーブ 58 開口 100 真空クリーナーバッグ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空クリーナーバッグの一端に取付け可能
    な真空クリーナーはめ込み管を有する真空クリーナーに
    使用するのに適した真空クリーナーバッグにおいて、真
    空クリーナーバッグが、真空クリーナーはめ込み管取付
    けオリフィスを有ししかも少なくとも65%の超短のミ
    クロファインのフラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバ
    ーを含むシートから形成された閉じた容器、並びにオリ
    フィス内の真空クリーナーはめ込み管の取付け装置用の
    該容器に付着した手段よりなる真空クリーナーバッグ。
  2. 【請求項2】フラッシュ紡糸ポリオレフィンシートは、
    一組の相対する側面の縁及び一組の相対する横方向の縁
    を有し、容器は、前記の相対する側面の縁及び前記の横
    方向の縁の周りの表面を付着することにより形成される
    請求項1の真空クリーナーバッグ。
  3. 【請求項3】シートは、シートの重量の約24%より少
    ない非フラッシュ紡糸ファイバーを含む請求項1の真空
    クリーナーバッグ。
  4. 【請求項4】シートに存在する非フラッシュ紡糸ファイ
    バーは、シートの重量の約10%より少ない請求項1の
    真空クリーナーバッグ。
  5. 【請求項5】シートは、本質的に100%のフラッシュ
    紡糸ファイバーを含む請求項1の真空クリーナーバッ
    グ。
  6. 【請求項6】フラッシュシートは、約2−約20cfm
    /ftの空気透過率を有する請求項1、3又は5の何
    れか一つの項の真空クリーナーバッグ。
  7. 【請求項7】フラッシュ紡糸シートは、約1−20ミク
    ロンの範囲のファイバー直径分布、約0.1−約6mm
    のファイバーの長さ及び約2−6m/gのファイバー
    表面積を有するフラッシュ紡糸ファイバーから製作さ
    れ、該シートの厚さは、約5−25ミルである請求項6
    の真空クリーナーバッグ。
  8. 【請求項8】フラッシュ紡糸シートは、累積%に基づい
    て本質的に下記、1%>30μ、5%>20μ、90%
    >10μ及び100%<10μ以上の有効孔径分布を有
    する請求項7の真空クリーナーバッグ。
  9. 【請求項9】フラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバー
    は、ポリエチレン及びポリプロピレンから選ばれる請求
    項8の真空クリーナーバッグ。
  10. 【請求項10】フラッシュ紡糸シートの空気透過率は、
    約5−約12cfm/ftである請求項8の真空クリ
    ーナーバッグ。
  11. 【請求項11】真空クリーナーバッグの一端に取付け可
    能な真空クリーナーはめ込み管を有する真空クリーナー
    に使用するのに適した真空クリーナーバッグにおいて、
    真空クリーナーバッグは、真空クリーナーはめ込み管取
    付けオリフィスを有する閉じた容器、並びに該オリフィ
    ス内に真空クリーナーはめ込み管を支持する手段よりな
    り、該容器は、少なくとも75%の超短のミクロファイ
    ンのフラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバーを含むシ
    ートから形成され、シートは、構造上の支持手段をさら
    に必要としないような強さ、並びに通常の真空クリーナ
    ーによる掃除操作中の不当な疲労に抵抗するのに十分な
    耐久性を有するものであり、真空クリーナーバッグは、
    真空クリーナーバッグが本質的に満たされるまでそのク
    リーニング能力を保持するために真空クリーナーによる
    掃除操作中十分な空気透過率を保持する真空クリーナー
    バッグ。
  12. 【請求項12】シートに存在するフラッシュ紡糸ポリオ
    レフィンファイバーは、約1−20ミクロンの範囲のフ
    ァイバー直径分布、約0.5−6mmのファイバーの長
    さ及び約2−6m/gのファイバー表面積を有するフ
    ラッシュ紡糸ファイバーから製作され、該シートの厚さ
    は、約5−25ミルである請求項11の真空クリーナー
    バッグ。
  13. 【請求項13】フラッシュ紡糸シートの空気透過率は、
    約2−約20cfm/ftである請求項12の真空ク
    リーナーバッグ。
  14. 【請求項14】フラッシュ紡糸シートは、10%より少
    ない非フラッシュ紡糸ファイバーを含む請求項13の真
    空クリーナーバッグ。
  15. 【請求項15】フラッシュ紡糸シートは、本質的に10
    0%のフラッシュ紡糸ファイバーを含む請求項13の真
    空クリーナーバッグ。
  16. 【請求項16】フラッシュ紡糸シートは、累積%に基づ
    いて本質的に下記、0.1%>30μ、2%>20μ、
    50%>10μ及び100%<10μ以上の有効孔径分
    布を有する請求項11、13、14又は15の何れか一
    つの項の真空クリーナーバッグ。
  17. 【請求項17】フラッシュ紡糸シートの空気透過率は、
    約5−約12cfm/ftである請求項12の真空ク
    リーナーバッグ
  18. 【請求項18】シートに存在するフラッシュ紡糸ポリオ
    レフィンファイバーは、ポリエチレン及びポリプロピレ
    ンから選ばれる請求項17の真空クリーナーバッグ。
  19. 【請求項19】フラッシュ紡糸ポリオレフィンファイバ
    ーは、約0.5−10ミクロンの範囲のファイバー直径
    分布、約0.5−2mmのファイバーの長さ及び約3.
    5−6m/gのファイバー表面積を有するフラッシュ
    紡糸ファイバーから製作され、該シートの厚さは、約8
    −15ミルである請求項18の真空クリーナーバッグ。
  20. 【請求項20】シートに存在するフラッシュ紡糸ポリオ
    レフィンファイバーは、ポリエチレンである請求項1
    1、14又は15の何れか一つの項の真空クリーナーバ
    ッグ。
  21. 【請求項21】容器は、単一プライであるシートから製
    作される請求項11の真空クリーナーバッグ。
  22. 【請求項22】容器は、2一プライであるシートから製
    作される請求項11の真空クリーナーバッグ。
  23. 【請求項23】該バッグは、再使用できる請求項11又
    は15の真空クリーナーバッグ。
  24. 【請求項24】真空掃除装置の真空クリーナーはめ込み
    管に請求項1又は11の真空クリーナーバッグを付着さ
    せ、掃除されるべき表面を真空にすることよりなる該表
    面を真空にする方法。
  25. 【請求項25】真空掃除装置は、直立又は箱型真空クリ
    ーナーである請求項24の方法。
  26. 【請求項26】真空掃除装置は、セントラル真空掃除シ
    ステムである請求項24の方法。
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