JPH0531716Y2 - - Google Patents

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JPH0531716Y2
JPH0531716Y2 JP1985137099U JP13709985U JPH0531716Y2 JP H0531716 Y2 JPH0531716 Y2 JP H0531716Y2 JP 1985137099 U JP1985137099 U JP 1985137099U JP 13709985 U JP13709985 U JP 13709985U JP H0531716 Y2 JPH0531716 Y2 JP H0531716Y2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉 本考案は、ビデオテープレコーダに係り、特に
は、ステレオ放送やSAP(Secondary Audio
Program)放送、いわゆる、2音声放送等の音
声多重放送を受信し、ステレオ放送や2音声放送
等の放送の種類をセレクタにより選択して磁気テ
ープに記録するビデオテープレコーダに関する。 〈従来技術〉 従来、ステレオ放送や2音声放送等の音声多重
放送を受信・記録できるビデオテープレコーダに
おいては、磁気テープに記録する放送の種類は、
セレクタによつて選択されている。例えば、ステ
レオ放送を受信している場合に、この放送をステ
レオ放送として磁気テープに記録しておきたいと
きには、セレクタをステレオ放送に対応する操作
位置に設定して記録し、また、受信しているステ
レオ放送をモノラル放送として磁気テープに記録
しておきたいときには、セレクタをモノラル放送
に対応する操作位置に設定して記録している。 このようなビデオテープレコーダでは、第2図
に示されるように、ステレオ放送判別回路1およ
び2音声放送判別回路2によつて受信状態にある
放送の種類を判別し、対応する発光素子LED5,
LED6を、トランジスタQ9,Q10を介して
点灯させることによつて受信状態にある放送の種
類の表示を行なつている。一方、ビデオテープレ
コーダで実際に記録されている放送の種類、すな
わち、記録状態にある放送の種類は、前記セレク
タの操作位置を確かめることによつて知ることが
できるのみである。このため、従来のビデオテー
プレコーダでは、受信状態にある放送の種類は、
離れた所からでも前記発光素子LED5,LED6
の表示状態によつて容易に知ることができるけれ
ども、セレクタによつて選択され、ビデオテープ
レコーダで実際に記録されている放送の種類はわ
かりにくいという難点がある。 〈考案の目的〉 本考案は、上述の点に鑑みて成されたものであ
つて、受信状態にある放送の種類および実際に磁
気テープに記録されている放送の種類を容易に知
ることができるようにすることを目的とする。 〈考案の構成〉 本考案では、上述の目的を達成するために、少
なくとも第1、第2の2つの異なる表示状態を有
し、受信状態にある放送がステレオ放送であると
きにのみ、第1、第2のいずれかの表示を行なう
ステレオ放送用表示手段と、磁気テープに記録す
る放送の種類としてステレオ放送が選択されてい
るか否かに対応して前記第1または第2の表示の
いずれかに切換えるステレオ放送用切換回路と、
少なくとも第3、第4の2つの異なる表示状態を
有し、受信状態にある放送が2音声放送であると
きにのみ、第3、第4のいずれかの表示を行なう
2音声放送用表示手段と、磁気テープに記録する
放送の種類として2音声放送が選択されているか
否かに対応して前記第3または第4の表示のいず
れかに切換える2音声放送用切換回路とを設け、
受信状態にある放送の種類と記録状態にある放送
の種類とを合わせて表示できるように構成してい
る。 〈実施例〉 以下、図面によつて本考案の実施例について詳
細に説明する。第1図は本考案の一実施例の要部
の回路図である。 この実施例のビデオテープレコーダは、基本的
には、受信状態にある放送の種類がステレオ放送
であるか否かを判別するステレオ放送判別回路3
と、受信状態にある放送の種類が2音声放送であ
るか否かを判別する2音声放送判別回路4と、磁
気テープに記録する放送の種類を選択する選択手
段としてのセレクタに含まれる選択スイツチ5
と、少なくとも第1、第2の2つの異なる表示状
態を有するステレオ放送用表示手段6と、このス
テレオ放送用表示手段6の表示状態の切換えを行
なうステレオ放送用切換回路7と、少なくとも第
3、第4の2つの異なる表示状態を有する2音声
放送用表示手段8と、この2音声放送用表示手段
8の表示状態の切換えを行なう2音声放送用切換
回路9とを備えている。 ステレオ放送判別回路3は、受信状態にある放
送の種類がステレオ放送であるか否かに応じて対
応する第1判別信号をステレオ放送用表示手段6
に出力する。 2音声放送判別回路4は、受信状態にある放送
の種類が2音声放送であるか否かに応じて対応す
る第2判別信号を2音声放送用表示手段8に出力
する。 磁気テープに記録する放送の種類を選択するた
めのセレクタの選択スイツチ5は、モノラル放送
用、ステレオ放送用および2音声放送用に個別的
に対応する第1〜第3個別接点a〜cと、各個別
接点間を切換移動する共通接点dとを備えてい
る。ステレオ放送用の第2個別接点bはステレオ
放送用切換回路7に接続されており、2音声放送
用の第3個別接点cは2音声放送用切換回路9に
接続されている。また、モノラル放送用の第1個
別接点aは、空接点となつており、共通接点dは
接地されている。このセレクタの選択スイツチ5
によつて、例えば磁気テープに記録する放送の種
類をモノラル放送にしたときには、共通接点dを
第1個別接点aの位置にし、また、ステレオ放送
にしたいときには、第2個別接点bの位置にす
る。 少なくとも第1、第2の2つの異なる表示状態
を有するステレオ放送用表示手段6は、赤と緑の
異なる表示色の第1、第2発光素子LED1,2
を備え、第1発光素子LED1の点灯によつて第
1の表示である赤色の表示を行ない、第2発光素
子LED2の点灯によつて第2の表示である緑色
の表示を行なう。この2つの発光素子LED1,
2は、互いに近接した位置に配置されている。 このステレオ放送用表示手段6は、ステレオ放
送判別回路3からの第1判別信号に応答して導
通・遮断を行なう第1スイツチングトランジスタ
Q1を備えており、この第1スイツチングトラン
ジスタQ1のベースは、ステレオ放送判別回路3
に接続されるとともに、コレクタは、前記両発光
素子LED1,2の各カソードに抵抗R1を介し
て接続されている。この第2スイツチングトラン
ジスタQ1は、受信状態にある放送の種類がステ
レオ放送であるときに、第1判別信号に応答して
導通状態となる。受信状態にある放送がステレオ
放送であるときには、このステレオ放送用表示手
段6の第1発光素子LED1または第2発光素子
LED2のいずれかが後述のように点灯し、ステ
レオ放送でないときには、いずれの発光素子
LED1,2も点灯しない。したがつて、このス
テレオ放送用表示手段6の発光素子LED1,2
のいずれかが点灯していれば、受信状態にある放
送の種類がステレオ放送であることがわかる。 磁気テープに記録する放送の種類としてステレ
オ放送が選択されているか否かに対応して前記第
1発光素子LED1の点灯または第2発光素子
LED2の点灯のいずれかに切換えるステレオ放
送用切換回路7は、第1、第2ダイオードD1,
D2、第2、第3、第4スイツチングトランジス
タQ2,Q3,Q4を備えている。第3、第4ス
イツチングトランジスタQ3,Q4のコレクタ
は、第2、第1発光素子LED2,LED1のアソ
ードにそれぞれ接続され、第4スイツチングトラ
ンジスタQ4のベースは、抵抗R2を介して第2
スイツチングトランジスタQ2のコレクタに接続
されている。 ステレオ放送用表示手段6の第1スイツチング
トランジスタQ1が導通状態であるとき、すなわ
ち、ステレオ放送が受信されているときに、セレ
クタの選択スイツチ5がステレオ放送用の第2個
別接点bの位置にあるときには、第2、第4スイ
ツチングトランジスタQ2,Q4は非導通になる
とともに、第3スイツチングトランジスタQ3は
導通状態となり、第2発光素子LED2を点灯さ
せる。また、第1スイツチングトランジスタQ1
が導通状態であるときに、選択スイツチ5がステ
レオ放送用の第2個別接点bの位置にないときに
は、第3スイツチングトランジスタQ3は非導通
になるとともに、第2、第4スイツチングトラン
ジスタQ2,Q4は導通状態となり、第1発光素
子LED1を点灯させる。すなわち、ステレオ放
送用切換回路7は、ステレオ放送が受信されてい
る状態において、セレクタの選択スイツチ5でス
テレオ放送が選択されているか否かに対応して第
1、第2発光素子LED1,2のいずれかを切換
えて点灯させる。 少なくとも第3、第4の2つの異なる表示状態
を有する2音声放送用表示手段8は、赤と緑の異
なる表示色の第3、第4発光素子LED3,4を
備え、第3発光素子LED3の点灯によつて第3
の表示である赤色の表示を行ない、第4発光素子
LED4の点灯によつて第4の表示である緑色の
表示を行なう。この2つの発光素子LED3,4
は、互いに近接した位置に配置されている。 この2音声放送用表示手段8は、2音声放送判
別回路4からの第2判別信号に応答して導通・遮
断を行なう第5スイツチングトランジスタQ5を
備えており、この第5スイツチングトランジスタ
Q5のベースは、2音声放送判別回路4に接続さ
れるとともに、コレクタは、前記両発光素子
LED3,4のカソードに抵抗R3を介して接続
されている。受信状態にある放送が2音声放送で
あるときには、この2音声放送用表示手段8の第
3発光素子LED3または第4発光素子LED4の
いずれかが点灯し、2音声放送でないときには、
いずれの発光素子LED3,4も点灯しない。 磁気テープに記録する放送の種類として2音声
放送が選択されているか否かに対応して前記第3
発光素子LED3の点灯または第4発光素子LED
4の点灯のいずれかに切換える2音声放送用切換
回路9は、第3、第4ダイオードD3,D4、第
6、第7、第8スイツチングトランジスタQ6,
Q7,Q8を備えている。第7、第8スイツチン
グトランジスタQ7,Q8のコレクタは、第4、
第3発光素子LED4,LED3のアノードにそれ
ぞれ接続され、第8スイツチングトランジスタQ
8のベースは、抵抗R4を介して第6スイツチン
グトランジスタQ6のコレクタに接続されてい
る。 次に上記構成を有する本考案のビデオテープレ
コーダの動作について説明する。 例えば、今、受信されている放送がステレオ放
送であり、セレクタの選択スイツチ5がステレオ
放送用の操作位置、すなわち、第2個別接点bの
位置に設定されている場合について考える。この
ときには、ステレオ放送判別回路3は、第1判別
信号としてハイレベルの信号をステレオ放送用表
示手段6の第1スイツチングトランジスタQ1の
ベースに与え、これによつて、第1スイツチトラ
ンジスタQ1が導通する。このとき、ステレオ放
送用切換回路7の第2、第4スイツチングトラン
ジスタQ2,Q4は非導通となり、第3スイツチ
ングトランジスタQ3は導通状態となる。これに
よつて、緑色の第2発光素子LED2が点灯する。
また、このとき、2音声放送判別回路4からは第
2判別信号としてローレベルの信号が出力されて
おり、2音声放送用表示手段8の第5スイツチン
グトランジスタQ5は、非導通となり、第3、第
4発光素子LED3,4はいずれも点灯しない。 次に受信されている放送がステレオ放送であ
り、セレクタの選択スイツチ5がステレオ放送用
の操作位置bに設定されていない場合について考
える。このときには、ステレオ放送用表示手段6
の第1スイツチングトランジスタQ1が導通する
とともに、ステレオ放送用切換回路7の第2、第
4スイツチングトランジスタQ2,Q4が導通
し、第3スイツチングトランジスタQ3は非導通
となる。これによつて、赤色の第1発光素子
LED1が点灯する。 次に、受信されている放送の種類およびセレク
タの選択スイツチ5の操作位置に対応するステレ
オ放送用表示手段6および2音声放送用表示手段
8のLEDの表示の様子を下記の表に示す。 なお、表において、ステレオ用LEDは、ステ
レオ放送用表示手段6の第1、第2発光素子
LED1,2を示し、2音声用LEDは、2音声放
送用表示手段8の第3、第4発光素子LED3,
4を示している。また、ステレオ/2音声は、米
国で行なわれている2音声のステレオ放送である
ことを示している。
【表】 表から明らかなように、例えば、ステレオ放送
用表示手段6の第1、第2発光素子LED1,2
のいずれかが点灯していれば、ステレオ放送が受
信されていることがわかり、しかも、第1発光素
子LED1(赤)が点灯していれば、セレクタの
操作位置はステレオ放送用の操作位置bに設定さ
れていないことがわかり、また、第2発光素子
LED2(緑)が点灯していれば、セレクタの操
作位置は、ステレオ放送の操作位置bに設定され
ていることがわかる。2音声放送の場合も同様で
ある。 このように実施例によれば、受信状態にある放
送の種類とともに、セレクタで選択された磁気テ
ープに記録する放送の種類、すなわち、記録状態
にある放送の種類も前記表示手段6,8で合わせ
て表示されることになり、従来に比べて記録状態
にある放送の種類を容易に知ることが可能とな
る。 〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、少なくとも第
1、第2の2つの異なる表示状態を有し、受信状
態にある放送がステレオ放送であるときにのみ、
第1、第2のいずれかの表示を行なうステレオ放
送用表示手段と、磁気テープに記録する放送の種
類としてステレオ放送が選択されているか否かに
対応して前記第1または第2の表示のいずれかに
切換えるステレオ放送用切換回路と、少なくとも
第3、第4の2つの異なる表示状態を有し、受信
状態にある放送が2音声放送であるときにのみ、
第3、第4のいずれかの表示を行なう2音声放送
用表示手段と、磁気テープに記録する放送の種類
として2音声放送が選択されているか否かに対応
して前記第3または第4の表示のいずれかに切換
える2音声放送用切換回路とを設けたので、受信
状態にある放送の種類と記録状態にある放送の種
類とを合わせて表示できることになり、従来のよ
うにセレクタの操作位置を見ることなく、記録状
態にある放送の種類を容易に知ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の回路図、第
2図は従来例の回路図である。 3……ステレオ放送判別回路、4……2音声放
送判別回路、5……選択スイツチ、6……ステレ
オ放送用表示手段、7……ステレオ放送用切換回
路、8……2音声放送用表示手段、9……2音声
放送用切換回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 音声多重放送を受信・記録できるビデオテー
    プレコーダにおいて、 受信状態にある放送の種類がステレオ放送で
    あるか否かを判別して対応する第1判別信号を
    出力するステレオ放送判別回路と、 受信状態にある放送の種類が2音声放送であ
    るか否かを判別して対応する第2判別信号を出
    力する2音声放送判別回路と、 磁気テープに記録する放送の種類を選択する
    ための選択手段と、 少なくとも第1、第2の2つの異なる表示状
    態を有し、前記第1判別信号に基づいてステレ
    オ放送であるときにのみ、前記第1、第2のい
    ずれかの表示を行なうステレオ放送用表示手段
    と、 前記選択手段の選択操作に基づいて、磁気テ
    ープに記録する放送の種類としてステレオ放送
    が選択されているか否かに対応して前記第1ま
    たは第2の表示のいずれかに切換えるステレオ
    放送用切換回路と、 少なくとも第3、第4の2つの異なる表示状
    態を有し、前記第2判別信号に基づいて2音声
    放送であるときにのみ、前記第3、第4のいず
    れかの表示を行なう2音声放送用表示手段と、 前記選択手段の選択操作に基づいて、磁気テ
    ープに記録する放送の種類として2音声放送が
    選択されているか否かに対応して前記第3また
    は第4の表示のいずれかに切換える2音声放送
    用切換回路とを備えることを特徴とするビデオ
    テープレコーダ。 (2) 前記ステレオ放送用表示手段および前記2音
    声放送用表示手段は、表示の色が異なる少なく
    とも2個の発光素子をそれぞれ備えるものであ
    る前記実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    ビデオテープレコーダ。
JP1985137099U 1985-09-06 1985-09-06 Expired - Lifetime JPH0531716Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6245703U JPS6245703U (ja) 1987-03-19
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