JPH05317118A - ヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱方法 - Google Patents

ヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱方法

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JPH05317118A
JPH05317118A JP3229091A JP3229091A JPH05317118A JP H05317118 A JPH05317118 A JP H05317118A JP 3229091 A JP3229091 A JP 3229091A JP 3229091 A JP3229091 A JP 3229091A JP H05317118 A JPH05317118 A JP H05317118A
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JP
Japan
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hair
induction heating
heating
hair curler
curler
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Pending
Application number
JP3229091A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Sainomoto
良典 才ノ本
Masayuki Hayashi
正之 林
Toshihiro Sakamoto
敏浩 坂本
Toshihiko Inoue
俊彦 井上
Hiroyuki Tanaike
博行 棚池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSO ELEC Manufacturing
SANSOU DENKI KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
SANSO ELEC Manufacturing
SANSOU DENKI KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ヘア−カ−ラ−にヒ−タ−や温度
センサ−を取りつけないで、間接的に所定の温度に加熱
することにある。 【構成】 電磁誘導加熱の加熱棒6に、ヨ−ク17を内
装したヘア−カ−ラ−1を加熱自在に挿着するようにし
ている。そして、上記ヨ−ク17の電磁誘導加熱での電
流値、電圧値、またはこれらの変化量を電磁誘導加熱回
路で検出して、間接的にヘア−カ−ラ−1を所定の温度
に加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容分野におけるヘア
−カ−ラ−の電磁誘導加熱方法に関し、特にヘア−カ−
ラ−の加熱温度を間接的に検出してヘア−カ−ラ−の温
度制御をするヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱式のヘア−カ−ラ−は、ヘア
−カ−ラ−にヒ−タ−を内装し、このヒ−タ−に電源を
接続して温度センサ−を介して直接的に所定の温度に加
熱するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヘア−カ−ラ
−に電気接点が必要であり、電源を直接的にヘア−カ−
ラ−に接続しなければならなかった。また、ヘア−カ−
ラ−にヒ−タ−や温度センサ−を内装しているため、ヘ
ア−カ−ラ−が汚れた場合、水洗いに注意を必要とする
ものであった。さらに、ヘア−カ−ラ−の加熱に時間が
かかるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、電磁
誘導加熱の加熱棒にヨ−クを内装したヘア−カ−ラ−を
加熱自在に挿着し、上記ヘア−カ−ラ−のヨ−クの電磁
誘導加熱による電気抵抗、電流または電圧、ないしこれ
らの変化量を電磁誘導加熱回路で検出してヘア−カ−ラ
−の加熱温度を制御することを特徴とするヘア−カ−ラ
−の電磁誘導加熱方法を提供するにある。
【0005】
【作用】本発明によれば、電磁誘導加熱用の誘導コイル
を巻回した加熱棒にヨ−クを内装したヘア−カ−ラ−を
挿着することによって、ヘア−カ−ラ−にヒ−タ−を内
装して接続する必要がなくなり、電磁誘導加熱によって
ヘア−カ−ラ−を熱効率よく加熱することができる。
【0006】また、ヘア−カ−ラ−のヨ−クの誘導加熱
による電気抵抗、電流または電圧、ないしこれらの変化
量をヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱回路で検出してヘア
−カ−ラ−の加熱温度を制御することによって、ヘア−
カ−ラ−に温度センサ−を取り付ける必要なく、間接的
にヘア−カ−ラ−の加熱制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。図1以下は、本発明の一実施例である。ヘア−カ−
ラ−1の電磁誘導加熱装置2は、図1のように蓋体3を
上方に開閉自在とした装置本体4の一部に円環状のヘア
−カ−ラ−挿入部5を設け、その中央部に電磁誘導加熱
用の加熱棒6を垂直状に内装しているとともに、その周
部にヘア−カ−ラ−1を取り出し可能に挿入して熱効率
よく加熱できるようにしている。
【0008】上記した加熱棒6は、図のようにフエライ
ト磁石の軸芯7のまわりに電磁誘導加熱用の誘導コイル
8を、その上下の端部側で密に、中央部で粗いピッチで
巻回し、ヘア−カ−ラ−1を均一の温度分布に加熱でき
るようにしている。
【0009】加熱棒6の誘導コイル8に、図3のように
電磁誘導加熱回路9のマイクロコンピュ−タ−10、発
振回路11、ドライブ回路12で所定の高周波数のパル
ス電流を導通するようにしているとともに、電流検出回
路13で電磁誘導加熱回路9の電流値または変化量(な
いし電圧値、電気抵抗値またはこれらの変化量)を検出
して後述するようにヘア−カ−ラ−1を間接的に加熱制
御するようにしている。そして、加熱棒6の下方部に
は、図1のように加熱棒6の温度を検出可能にサ−ミス
タ−のような温度センサ−14を取りつけ、マイクロコ
ンピュ−タ−10によってヘア−カ−ラ−1が異常に加
熱されるのを検出して回路を遮断したりできるようにし
ている。また、加熱棒6の下方部には、コイルを一回巻
いたサ−チコイル15を配設していて、ヘア−カ−ラ−
1がヘア−カ−ラ−挿入部5に正常に挿入されたか、否
かを誘導電圧または誘導電流によって検出するようにし
ている。
【0010】一方、ヘア−カ−ラ−1は、図1のように
所定径、所定長さの筒状体のもので、蓄熱性の合成樹脂
材の筒状体16に薄鉄板の筒状のヨ−ク17を内装して
形成している。そして、その外周面に保湿用の布材18
を装着しているとともに、周辺に一定の間隔でヘヤ−を
巻き取りやすく合成樹脂材のコ−ム部19を取り付けて
いる。
【0011】上記加熱棒6を電磁誘導して、ヘア−カ−
ラ−1のヨ−ク17単体を加熱した結果、その電磁誘導
加熱の回路9の電流検出回路13での検出加熱電流とヨ
−ク17単体の中央部での温度は、図3に示すような関
係にある。図示の関係から、電磁誘導加熱回路9の電流
検出回路13での検知加熱電流(または電圧ないし電気
抵抗)を検出し、一定の範囲に入るように制御すること
によって、ヨ−ク17の加熱温度を制御でき、ヘア−カ
−ラ−1を所定の温度に加熱したり、保温したりするよ
うにできる。
【0012】たとえば、上記ヘア−カ−ラ−1の温度制
御方法としては、図3に示す関係により、電磁誘導加熱
回路9の検出加熱電流(または検出加熱電圧)が規定値
よりも上がれば減少するようにし、また規定の値よりも
下がれば上昇するようにして、ヘア−カ−ラ−1を所定
の温度に加熱するようにしている。そして、へア−カ−
ラ−1が加熱されてから約10秒程の所定時間連続して
電磁誘導加熱した後、周期的に電流を流して保温の加熱
と電流値(または電圧値、電気抵抗値)を検出し、その
値により周期間隔を制御して温度制御し、温度を一定に
保ったり、所定温度以上になれば、加熱を遮断するよう
にしている。
【0013】なお、電磁誘導加熱用の高周波数のパルス
電流幅を増加して温度を上げたり、減少して温度を下げ
たりして温度制御するようにもでき、その他適宜の手段
を介して行うことができる。
【0014】また、加熱棒の誘導コイルの巻き方は、上
記実施例の他に、ピッチを均一状としたり、その他のラ
ンダムのものとしたり、適宜に行うことができる。
【0015】上記実施例では、スチ−ム用のヘア−カ−
ラ−について説明したが、ホットカ−ラ−についても同
様に適用できるのは明白である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、ヘア−
カ−ラ−にヒ−タ−を内装しなくとも、電磁誘導加熱に
よってヘア−カ−ラ−を熱効率よく加熱することができ
る。また、ヘア−カ−ラ−のヨ−クの誘導加熱による電
流、電圧、電気抵抗、またはこれらの変化量を電磁誘導
加熱回路で検出して、間接的にヘア−カ−ラ−を所定の
温度に制御することができ、ヘア−カ−ラ−を簡素にし
てヘア−をカ−ルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部省略した電磁誘導加熱
装置の側断面図、
【図2】同上の制御回路の概略図、
【図3】同上の電磁誘導加熱回路の検出加熱電流とヘア
−カ−ラ−のヨ−クの温度関係図。
【符号の説明】
1…ヘア−カ−ラ− 6…加熱棒 17…ヨ
−ク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 加熱棒6の誘導コイル8に、図のよう
に電磁誘導加熱回路9のマイクロコンピューター10、
発振回路11、ドライブ回路12で所定の高周波数のパ
ルス電流を導通するようにしているとともに、電流検出
回路13で電磁誘導加熱回路9の電流値または変化量
(ないし電圧値、電気抵抗値またはこれらの変化量)を
検出して後述するようにヘアーカーラー1を間接的に加
熱制御するようにしている。そして、加熱棒6の下方部
には、図1のように加熱棒6の温度を検出可能にサーミ
スターのような温度センサー14を取りつけ、マイクロ
コンピューター10によってヘアーカーラー1が異常に
加熱されるのを検出して回路を遮断したりできるように
している。また、加熱棒6の下方部には、コイルを一回
巻いたサーチコイル15を配設していて、ヘアーカーラ
ー1がヘアーカーラー挿入部5に正常に挿入されたか、
否かを誘導電圧または誘導電流によって検出するように
している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 たとえば、上記ヘアーカーラー1の温度
制御方法としては、図3に示す関係により、電磁銹導加
熱回路9の検出加熱電流(または検出加熱電圧)によ
り、へアーカーラー1を所定の温度に加熱するようにし
ている。そして、ヘアーカーラー1が加熱されてから約
10秒程の所定時間連続して電磁誘導加熱した後、周期
的に電流を流して保温の加熱と電流値(または電圧値、
電気抵抗値)を検出し、その値により周期間隔を制御し
て温度制御し、温度を一定に保ったり、所定温度以上に
なれば、加熱を遮断するようにしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 敏浩 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 井上 俊彦 兵庫県姫路市青山164番地の1 三相電機 株式会社内 (72)発明者 棚池 博行 兵庫県姫路市青山164番地の1 三相電機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導加熱の加熱棒にヨ−クを内装し
    たヘア−カ−ラ−を加熱自在に挿着し、 上記ヘア−カ−ラ−のヨ−クの電磁誘導加熱による電気
    抵抗、電流または電圧、ないしこれらの変化量を電磁誘
    導加熱回路で検出してヘア−カ−ラ−の加熱温度を制御
    することを特徴とするヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱方
    法。
JP3229091A 1991-01-31 1991-01-31 ヘア−カ−ラ−の電磁誘導加熱方法 Pending JPH05317118A (ja)

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