JPH05316Y2 - - Google Patents

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JPH05316Y2
JPH05316Y2 JP1987181689U JP18168987U JPH05316Y2 JP H05316 Y2 JPH05316 Y2 JP H05316Y2 JP 1987181689 U JP1987181689 U JP 1987181689U JP 18168987 U JP18168987 U JP 18168987U JP H05316 Y2 JPH05316 Y2 JP H05316Y2
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pressure
nozzle
gas
assist
assist gas
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、レーザ加工機におけるレーザ加工ノ
ズルに関し、特にアシストガスのガス圧制御に関
するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種のレーザ加工ノズルにおいてアシ
ストガスの圧力制御は、手動或はNC装置等によ
り、ガスコントールユニツトからの出力圧が適正
圧力となるように、ノズルに供給される前のガス
元圧の段階で圧力制御がなされていた。
しかし、実際にはアシストガスがガスコントロ
ールユニツトからエアー配管を介してノズルに供
給され、さらにノズル内の圧力室を通つてノズル
先端の噴出口に達するまでは、長い距離がある。
特に、立体加工用に細長いノズルを用いたもので
は、一層長い配管経路となつている。
このような供給端から噴出端に至るまでの長い
配管経路中で、例えばガス漏れや温度変化等外的
現象の影響を受け、アシストガスの圧力が大きく
変化してしまう。
このため、実際被加工面に噴出されるアシスト
ガスのガス圧が、適正圧より減圧してしまい十分
なアシスト効果が得られず、結果的には加工精度
を低下させてしまうという問題点を有していた。
また、コントローラ側の電気的なミスや故障等
によりアシストガスが過剰圧で噴出されてしまつ
たり、或は噴出口にスパツタが付着し、ノズル内
の圧力が異常に上昇したりすることもあり、この
ような場合、すぐに発見できず、被加工物を損傷
したり、ノズル破壊あるいはレンズ破壊等を招く
おそれもあつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、アシストガス噴出口近傍位
置でのノズル内のガス圧を常に測定しながらアシ
ストガスの供給量を制御することにより、噴出端
でのガス圧変化が容易に確認でき、そかもその測
定値に基づいてガスコントロールが行なわれるの
で、常に適正なガス圧でアシストガスを噴射する
ことができ、これによりアシスト効果を一層高
め、加工精度を向上させようとするものである。
(考案の構成) すなわち、本考案は、第1図に示すように、レ
ンズ1により集光されたレーザ光を出射するとと
もに内部に供給されたアシストガスを噴出する噴
出口2を有するノズル3において、ノズル3の上
記噴出口2近傍位置に、ノズル内部のガス圧を測
定する圧力センサ4を設け、この圧力センサ4に
よる測定値に基づいてアシストガスの供給量を制
御するように構成したものである。
図中5は、図示しないヘツド本体に装着された
ノズルホルダーで、内部にレンズマウント6を、
下部に上記ノズル3をそれぞれ螺着保持してい
る。
レンズマウント6の内部には、上記レンズ1が
嵌着保持されている。レンズ1は、その入射面側
周縁で、レンズマウント6の段部6aに係止さ
れ、出射面側周縁で、レンズマウント6の下方よ
り螺着された締付部材7の上端にOリング8を介
して締め付けられて固着されている。
ノズル3は、ノズル基体9と上記噴出口2を有
するノズル先端部材10との2部材で構成され、
両者は締付ナツト11にて一体的に固着されてい
る。ノズル基体9の外周ねじ9aにて上記ノズル
ホルダー5の下端部に螺合され、さらに、締付ナ
ツト12により両者は一体的に固着されている。
そして、上記ノズルホルダー5とレンズ1の出
射面とノズル3とでなる内部空間にアシストガス
の高圧室13が形成されている。また、ノズルホ
ルダー5の一側壁には、上記高圧室13に連通す
るアシストガス供給口14が開口されている。
アシストガスは、不活性ガス或はO2ガスが用
いられ、外部設置したガスボンベ15からガスコ
ントロールユニツト16を介して上記供給口14
より高圧室13内へ供給される。
ガスコントロールユニツト16は、ガスの供給
回路中に圧力スイツチ17、レギユレータ18、
スピードコントローラ19、チエツクバルブ20
および電磁弁21等を接続してなり、NC装置2
2により自動制御される。
また、ノズル3の先端部材10の側壁部におけ
る上記噴出口2の近傍位置に、上記圧力センサ4
が取付けられている。この圧力センサ4によるセ
ンサ信号は、NC装置22へ送られコントロール
ユニツト16内の上記レギユレータ18を制御す
る信号となる。
すなわち、ノズル噴出端における適正圧力値を
予めNC装置22に入力しておき、上記圧力セン
サ4による測定圧が上記適正圧力値と一致するよ
うにコントロールユニツト16をフイードバツク
制御して、アシストガスの供給圧を調整すること
により、ガス圧制御が行なわれる。
また、23はレンズ1の加熱を防止するための
環状冷却空間で、注入口24より冷却エアー或は
冷却水を注入し、レンズ1の熱を吸収してレンズ
1の熱破壊を防止している。
(考案の作用) このような構成において、図示しないレーザ発
振器から平行光で発振されたレーザ光は複数箇所
の反射鏡を介して加工ヘツドに導かれ、レンズ1
により集光されて、ノズル3先端の噴出口2よ
り、被加工面Wに照射される。これと同時に、供
給口14から高圧室13へアシストガスが供給さ
れ、噴出口2より高圧ガスとなつて上記被加工面
Wに向かつて噴出される。すなわち、レーザ光の
熱エネルギーとアシストガスの燃焼エネルギーと
で被加工面Wに切断等のレーザ加工が行なわれ
る。
アシストガスは、NC指令によりコントロール
ユニツト16を介して供給圧を調整され、高圧室
13内に供給され、ノズル3内部の逆円錐部で集
束されて先端の噴出口2より高圧に噴射される。
このとき、ノズル先端では、圧力センサ4によ
つて常に噴出端のガス圧が測定され、そのセンサ
信号はNC装置22に送られ、噴出端のガス圧が
適正圧力値に一致するように、コントロールユニ
ツト16によつて、アシストガスの供給圧が自動
制御される。
すなわち、ガス漏れ等によりノズル3内に供給
されたガス圧或は噴出時のガス圧に減圧が生じた
ときに、圧力センサ4がすばやく感知してNC装
置22よりガスコントロールユニツト16へガス
供給圧を高めるような指令がなされる。また、ノ
ズル3内での噴出時のガス圧が適正圧力値を越え
たときも、圧力センサ4がすばやく感知してNC
装置22よりガスコントロールユニツト16へガ
ス供給圧を低下させるような指令がなされる。
また、異常減圧および異常増圧が検出されたと
きには、一時停止となり、加工とともに、ガス供
給がストツプされる。
(考案の効果) 本考案によれば、アシストガスのガス圧制御
は、ノズル噴出口近傍に設けた圧力センサによ
り、ノズル内部の圧力値に基づいて行われるの
で、例えばアシストガスの供給路中にガス漏れが
起こつたり、また、温度変化等外的現象の影響で
供給圧に対しノズル内のガス圧に大きく変化が生
じたりした場合でも、ノズル先端部からの噴出圧
が常に適正圧力に保たれるように、ガス供給量が
コントロールされるため、アシスト効果を低下さ
せることなく、加工精度を維持することができ
る。
また、どんな細長いノズルを設けたものであつ
ても、ノズル先端部でのアシストガスの噴出圧が
測定され確認できるため、噴出端でのガス圧が正
確に制御できる。
さらに、異常減圧や異常増圧を検出した場合に
は一時停止指令を出力させることにより、加工動
作とともにガス供給もストツプされ、ノズル或は
レンズ破壊等の事故を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第
2図はガスコントロールユニツトの回路図であ
る。 1……レンズ、2……噴出口、3……ノズル、
4……圧力センサ、16……ガスコントロールユ
ニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レンズにより集光されたレーザ光を出射すると
    ともに内部に供給されたアシストガスを噴出する
    噴出口を有するノズルにおいて、ノズルの上記噴
    出口近傍位置に、ノズル内部のガス圧を測定する
    圧力センサを設け、この圧力センサによる測定圧
    力値に基づいてアシストガスの供給圧を制御する
    ことを特徴とするレーザ加工ノズル。
JP1987181689U 1987-11-27 1987-11-27 Expired - Lifetime JPH05316Y2 (ja)

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