JPH05316344A - 白レベル補正回路 - Google Patents

白レベル補正回路

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JPH05316344A
JPH05316344A JP4119216A JP11921692A JPH05316344A JP H05316344 A JPH05316344 A JP H05316344A JP 4119216 A JP4119216 A JP 4119216A JP 11921692 A JP11921692 A JP 11921692A JP H05316344 A JPH05316344 A JP H05316344A
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JP
Japan
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white level
high speed
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level
reference white
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Withdrawn
Application number
JP4119216A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miki
敦司 三木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読取装置又はこれを備えるファクシミリ
装置に設ける白レベル補正回路に関し、白キズに起因す
る黒条発生を防止することができる白レベル補正回路を
提供することを目的とする。 【構成】 原稿先端から走査位置までの距離を検出する
手段8と、検出距離が所定値より大となった場合に高速
上昇モードを禁ずる手段9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読取装置又はこれを
備えるファクシミリ装置に設ける白レベル補正回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】原稿の背景色に拘らず、背景と文字との
良好なコントラストを得るために画像読取装置には白レ
ベル補正回路が設けられる。主走査方向に長いイメージ
センサが原稿と副走査方向に相対移動されていく。各副
走査位置で読取ったアナログのビデオ信号は基準白レベ
ルとの関係でディジタル化されるが、この基準白レベル
は各副走査位置ごとに更新される。この更新は表1のよ
うに行われる。即ちビデオ信号のレベルVと前走査位置
で設定又は更新された基準白レベルWLとの関係が条件例
の欄にあるような関係を示す場合、3種の白レベル追従
信号が発生し、これによって4種類の追従モードが実行
される。
【0003】即ちVがWL/0.9 より大きい場合は基準白
レベルをディジタル値で+3し(高速上昇モード)、V
がWLより大きくWL/0.9 より小さい場合は同+1し(通
常上昇モード)、VがWLより小さく0.97WLより大きい場
合は同−1し(下降モード)、Vが0.97WLより小さい場
合はそのままとする(クランプモード)。
【0004】
【表1】
【0005】図1はビデオ信号レベルV及び基準白レベ
ルの関係と白レベル追従信号とを示している。読取開始
時、つまり原稿先端では基準白レベルは最低値(MIN) に
設定されているが、原稿先端は一般に文字がないのでビ
デオ信号のレベルVは大きいから高速上昇モードで基準
白レベルが更新されていく。基準白レベルと純黒レベル
との間での階調数が固定されており、読取りビデオ信号
レベルと基準白レベルとの差の対応値にディジタル化さ
れることになる。そして高速上昇モードによって原稿の
文字情報が現れるまでの間に原稿背景に応じた基準白レ
ベルが迅速に設定されることにより、所期の目的が達せ
られるのである。なお図1は副走査方向の変化を示して
いるが、このような制御はイメージセンサの主走査方向
の全エレメントで行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで原稿用紙には
白キズと呼ばれる、近隣部分より白い微小部分が存在す
る。原稿先端部で読取対象の原稿の背景に相応した基準
白レベルに設定された後においてこのような白キズ部分
が現れると※印で示した副走査位置では高速上昇モード
になり、基準白レベルが+3上昇する。そうすると次ラ
インでは基準白レベルが高いのでその際の読取りビデオ
信号は前ラインと同じ明るさであっても相対的に黒側の
値にディジタル化されることになる。従って白キズが存
在するとディジタル化画像には黒条が現れることにな
る。本発明はこのような白キズに起因する黒条発生を防
止することができる白レベル補正回路を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明の白レベ
ル補正回路は、原稿先端から走査位置までの距離を検出
する手段と、検出距離が所定値より大となった場合に高
速上昇モードを禁ずる手段とを具備することを特徴とす
る。第2の発明の白レベル補正回路は、高速上昇モード
の終了を検出する手段と、高速上昇モードが終了したこ
とを一旦検出した後は高速上昇モードを禁ずる手段とを
具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明では原稿の先端で迅速にその原稿に
対応する適切な基準白レベルに達せしめるという目的の
高速上昇モードを、用済みとなった距離まで走査が進ん
だ後では禁ずることとし、爾後に白キズがあっても高速
上昇モードとしない。これにより、黒条が発生しない。
第2の発明では一旦、高速上昇モードになって、それが
終了すると用済であるとしてその後に高速上昇モードと
することを禁じて、爾後に黒条を発生させない。
【0009】
【実施例】以下第1発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図示しない読取り部は1次元イメージセ
ンサからなり、その長さ方向と直交する方向に原稿と相
対移動され副走査が行われる。この読取り部が出力する
アナログのビデオ信号は後述するようにしてA/D 変換器
1でディジタル信号に変換される。
【0010】ディジタルビデオ信号は比較器3へ入力さ
れ、ここで他のA/D 変換器7の出力と比較され白レベル
追従信号*FUP,*UP,CLUMPを出力する。純黒レベル保持
回路2は純黒レベルVRBのアナログ信号を出力し、これ
をA/D 変換器1,7へ与える。白レベルメモリ5は基準
白レベルを保持しており、この保持データはD/A 変換器
6でアナログ信号V6 に変換され、該アナログ信号V6
はA/D 変換器1,7へ与えられる。A/D 変換器1でのA/
D 変換はアナログビデオ信号のレベルVで表すと (V−VRB)/(V6 −VRB) を表すディジタル値に変換するものである。
【0011】A/D 変換器7でのA/D 変換は (V6 −VRB)/(V−VRB) を表すディジタル値に変換するものである。このディジ
タル出力値は前述のように比較器3へ与えられると共
に、白レベル変換ROM 4へ与えられる。白レベル変換RO
M 4は現在の基準白レベルに変更を加え、またそのまま
とした値を保持し、これを白レベルメモリ5へ書換えの
ために与えるものである。VGATE は走査開始時に "0"
から "1" へ変化する信号であり、タイマ8はVGATE が
"1" になると起動され、所定時間計時するとその出力
FUPEN を "0" から "1" に変じる。信号FUPEN 及び*
FUP はORゲート9の入力となっており、その出力及び信
号*UP, CLUMP が白レベル変更ROM 4に入力される。
【0012】次に図4のタイムチャートに基づいて第1
発明の回路の動作について説明する。副走査が始まると
信号VGATE が "1" に変化し、タイマ8が計時を始め
る。タイマ8に設定されている時間は原稿先端の適長の
副走査に必要とする時間である。この時間までの間はFU
PEN は "0" であるのでORゲート9出力は "0" とな
り、信号*UP, CLUMP の内容によっては高速上昇モード
が可能である。
【0013】白レベルメモリ5の初期値は白レベル最小
値(MIN) であり、これに対して原稿先端は文字情報がな
く、読取り部の信号レベルは高い。従って比較器3の出
力信号*FUP,*UP, CLUMP は暫くの間全て "0" とな
り、高速上昇モードとなる。
【0014】A/D 変換器1出力は現走査におけるビデオ
信号のレベルを表している。これに対しA/D 変換器7出
力は現走査時に用いるべき基準白レベル又は前走査時に
おいて更新され又は決定された基準白レベルを表わして
いる。つまり夫々表1のV,WLに相当する。比較器3は
表1の条件に従い3種類の追従信号*FUP,*UP, CLUMP
を出力するのである。これらの信号により白レベル変更
ROM 4は表1の内容に従い高速上昇モードで基準白レベ
ルを+3してこれを白レベルメモリ5に書込み、やがて
*FUP が "1" に変わると通常上昇モードになり+1し
ていく。
【0015】タイマ8の計時によって信号FUPEN が
"1" に変じるとORゲート9出力は "1" になり表1か
ら明らかなように白レベル変更ROM 4は高速上昇モード
を取り得なくなる。従って白キズが存在して信号*FUP
が "0" になってもORゲート9出力は "1" のままであ
るから、高速上昇モードにはならず、+1されるだけの
通常上昇モードによって基準白レベルが変更される。従
って黒条は生じない。なおタイマ8に替えて副走査距離
を直接求める手段を設けてもよい。
【0016】次に第2発明の装置について説明する。第
1の発明の回路による場合であってもタイマ8の計時が
終了する前に白キズが現れると図5に示すように高速上
昇モードでの基準白レベル更新が行われ、このために黒
条が発生する。第2発明の回路はこのような不都合を生
ぜしめないものである。図6はその実施例を示すブロッ
ク図である。
【0017】前同様の比較器3から出力される追従信号
*FUP はCPU 10へ入力され、また前同様の副走査開始を
示す信号VGATE もCPU 10へ入力される。CPU 10は図7に
示すフローチャートの手順に従い信号FUPEN を出力する
ものである。その他の構成は図3の回路と同様であるの
で対応するものに同番号を付して説明を省略する。ま
ず、出力FUPEN を "0" とし(S1)、副走査が開始されて
VGATE が "1" になったかどうかを調べる(S2)。そして
ステップS3で*FUP が "0" になったかどうかを調べ
る。これはVGATE が "1" になった後原稿先端の余白部
で必ず*FUP = "1" が現出されるが、その後の*FUP
= "0" を調べるものであり、高速上昇モードが一旦終
了したことをこのステップで検出することになる。そし
て再度信号*FUP が "1" になると(S4)、高速上昇モー
ドにすることを禁ずべくFUPEN = "1" とする(S5)。
【0018】図8は第2発明の回路の追従動作を示すタ
イムチャートである。原稿先端縁に近い位置に白キズが
存在しても一旦、高速上昇モードになり、それが終わっ
た後である限り高速上昇モードが再現出することがな
く、従って黒条が現れることがない。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように原稿先端で速やか
に基準白レベルを高めるという所期の目的以外で高速上
昇モードを現出せしめないので黒条が現れることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常時の白レベル追従動作を示すタイムチャー
トである。
【図2】白キズありの場合の追従動作を示すタイムチャ
ートである。
【図3】第1発明の実施例のブロック図である。
【図4】第1発明の回路の追従動作のタイムチャートで
ある。
【図5】第1発明の回路の追従動作のタイムチャートで
ある。
【図6】第2発明の実施例のブロック図である。
【図7】CPU 10の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】第2発明の回路の追従動作のタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1,7 A/D 変換器 3 比較器 4 白レベル変更ROM 5 白レベルメモリ 6 D/A 変換器 8 タイマ 9 ORゲート 10 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサにより原稿を走査して読
    取り、読取ったビデオ信号と基準白レベルとに基づいて
    ビデオ信号をディジタル化する画像読取り装置に備えら
    れ、ビデオ信号と基準白レベルとの差に基づいて基準白
    レベルを走査の都度更新し、前記差が第1基準値以上で
    ある場合に基準白レベルを第1値だけ上昇させる通常上
    昇モードと、前記差が第2基準値(>第1基準値)以上
    である場合に基準白レベルを第2値(>第1値)だけ上
    昇させる高速上昇モードとを備える白レベル補正回路に
    おいて、 原稿先端から走査位置までの距離を検出する手段(8)
    と、検出距離が所定値より大となった場合に高速上昇モ
    ードを禁ずる手段(9)とを具備することを特徴とする
    白レベル補正回路。
  2. 【請求項2】 イメージセンサにより原稿を走査して読
    取り、読取ったビデオ信号と基準白レベルとに基づいて
    ビデオ信号をディジタル化する画像読取り装置に備えら
    れ、ビデオ信号と基準白レベルとの差に基づいて基準白
    レベルを走査の都度更新し、前記差が第1基準値以上で
    ある場合に基準白レベルを第1値だけ上昇させる通常上
    昇モードと、前記差が第2基準値(>第1基準値)以上
    である場合に基準白レベルを第2値(>第1値)だけ上
    昇させる高速上昇モードとを備える白レベル補正回路に
    おいて、 高速上昇モードの終了を検出する手段(10,S3) と、 高速上昇モードが終了したことを一旦検出した後は高速
    上昇モードを禁ずる手段(10,S5) とを具備することを
    特徴とする白レベル補正回路。
JP4119216A 1992-05-12 1992-05-12 白レベル補正回路 Withdrawn JPH05316344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4119216A JPH05316344A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 白レベル補正回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP4119216A JPH05316344A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 白レベル補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05316344A true JPH05316344A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14755831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4119216A Withdrawn JPH05316344A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 白レベル補正回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH05316344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990030871A (ko) * 1997-10-07 1999-05-06 윤종용 이중 레퍼런스를 참조하는 복합기 및 이중 보정 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990030871A (ko) * 1997-10-07 1999-05-06 윤종용 이중 레퍼런스를 참조하는 복합기 및 이중 보정 방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803