JPH05316074A - 弾性表面波素子およびそれを用いた復調装置 - Google Patents
弾性表面波素子およびそれを用いた復調装置Info
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- JPH05316074A JPH05316074A JP4142059A JP14205992A JPH05316074A JP H05316074 A JPH05316074 A JP H05316074A JP 4142059 A JP4142059 A JP 4142059A JP 14205992 A JP14205992 A JP 14205992A JP H05316074 A JPH05316074 A JP H05316074A
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- taps
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 復調装置に用いた時、その回路規模を小さく
するとともに、信号品質の劣化を抑えることができる弾
性表面波素子及び、その復調装置を実現する。 【構成】 圧電基板11上に弾性表面波を励振する入力
電極12と、該弾性表面波を電気信号に変換する出力電
極13とを備え、該入力電極または出力電極が複数のタ
ップから構成され、かつ、該入力電極または該出力電極
の該弾性表面波が伝搬する方向の長さをL[m]、該入
力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビット/
秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タップ
間スペースの長さをΔ1[m]として、L+Δ1=2V
/A …(1)を実質的に満足することを特徴とする弾
性表面波素子、及び該素子の出力を検出して復調を行な
う復調装置である。
するとともに、信号品質の劣化を抑えることができる弾
性表面波素子及び、その復調装置を実現する。 【構成】 圧電基板11上に弾性表面波を励振する入力
電極12と、該弾性表面波を電気信号に変換する出力電
極13とを備え、該入力電極または出力電極が複数のタ
ップから構成され、かつ、該入力電極または該出力電極
の該弾性表面波が伝搬する方向の長さをL[m]、該入
力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビット/
秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タップ
間スペースの長さをΔ1[m]として、L+Δ1=2V
/A …(1)を実質的に満足することを特徴とする弾
性表面波素子、及び該素子の出力を検出して復調を行な
う復調装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波素子に関し、
特に入出力電極の一方が複数のタップから構成されてい
る弾性表面波タップ付遅延線、および、それを用いた復
調装置に関する。
特に入出力電極の一方が複数のタップから構成されてい
る弾性表面波タップ付遅延線、および、それを用いた復
調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波は基板表面近傍にエネルギー
を集中して伝搬する波であり、基板表面において容易に
信号の入出力が可能であり、信号処理用素子として注目
されている。
を集中して伝搬する波であり、基板表面において容易に
信号の入出力が可能であり、信号処理用素子として注目
されている。
【0003】図6は従来の弾性表面波素子を示す図であ
る。以下、図6を用いて動作原理を説明する。図におい
て、圧電基板11上に、弾性表面波を励振する入力電極
12と該弾性表面波を電気信号に変換する出力電極13
が配置形成されている。出力電極13は弾性表面波伝搬
路上に等間隔に設けられた複数のタップにより構成され
ている。各タップはいわゆる櫛型電極で構成され、それ
ぞれ1対または複数対の電極指からなる。ここで、入力
電極12に信号を印加すると弾性表面波となって出力電
極13に向かって伝搬する。出力電極13では各タップ
に弾性表面波が一定時間ごとに到達するので、出力は時
間サンプリングした合成出力となる。各タップは電極指
の配置によって極性を入れ替えることができ、結果とし
て、入力信号を一定時間間隔でサンプリングして各タッ
プの極性を付加した値の総和が出力として取り出され
る。したがって、各タップの極性を適当に設定すること
により相関器として動作し、入力信号と出力電極13の
タップのパターンが一致すると出力が最大となる。
る。以下、図6を用いて動作原理を説明する。図におい
て、圧電基板11上に、弾性表面波を励振する入力電極
12と該弾性表面波を電気信号に変換する出力電極13
が配置形成されている。出力電極13は弾性表面波伝搬
路上に等間隔に設けられた複数のタップにより構成され
ている。各タップはいわゆる櫛型電極で構成され、それ
ぞれ1対または複数対の電極指からなる。ここで、入力
電極12に信号を印加すると弾性表面波となって出力電
極13に向かって伝搬する。出力電極13では各タップ
に弾性表面波が一定時間ごとに到達するので、出力は時
間サンプリングした合成出力となる。各タップは電極指
の配置によって極性を入れ替えることができ、結果とし
て、入力信号を一定時間間隔でサンプリングして各タッ
プの極性を付加した値の総和が出力として取り出され
る。したがって、各タップの極性を適当に設定すること
により相関器として動作し、入力信号と出力電極13の
タップのパターンが一致すると出力が最大となる。
【0004】なお、この弾性表面波素子は入力電極と出
力電極を入れ替えても同様に機能し、その場合には入力
信号と弾性表面波素子の入力電極のタップパターンが一
致すると出力が最大となる。
力電極を入れ替えても同様に機能し、その場合には入力
信号と弾性表面波素子の入力電極のタップパターンが一
致すると出力が最大となる。
【0005】図7は図6に示す従来の弾性表面波素子を
用いた従来の復調装置を示す図である。同図において、
受信信号は不図示のアンプ、フィルタ、周波数変換器な
どを通して従来の弾性表面波素子20に入力される。弾
性表面波素子20の出力は2分され、その一方は直接、
乗算器25に入力され、他方は遅延回路26を通した後
に、乗算器25に入力される。所定の符号系列で変調さ
れた信号が受信され、弾性表面波素子20のタップパタ
ーンと一致すると弾性表面波素子の出力として、相関ピ
ークが現れる。ここで、弾性表面波素子20のタップパ
ターンは信号1ビットの符号系列に一致している。そこ
で、弾性表面波素子20からは信号1ビットごとに相関
ピークが現れ、この相関ピークには信号の変調情報が保
存されている。すなわち、位相変調信号の場合には相関
ピークの搬送波に位相変調情報が保存されている。この
弾性表面波素子の出力を2分して、一方を直接乗算器2
5に入力し、他方を信号1ビット分遅延して、乗算器2
5に入力することにより、1ビット遅延検波を行って、
信号を復調する。
用いた従来の復調装置を示す図である。同図において、
受信信号は不図示のアンプ、フィルタ、周波数変換器な
どを通して従来の弾性表面波素子20に入力される。弾
性表面波素子20の出力は2分され、その一方は直接、
乗算器25に入力され、他方は遅延回路26を通した後
に、乗算器25に入力される。所定の符号系列で変調さ
れた信号が受信され、弾性表面波素子20のタップパタ
ーンと一致すると弾性表面波素子の出力として、相関ピ
ークが現れる。ここで、弾性表面波素子20のタップパ
ターンは信号1ビットの符号系列に一致している。そこ
で、弾性表面波素子20からは信号1ビットごとに相関
ピークが現れ、この相関ピークには信号の変調情報が保
存されている。すなわち、位相変調信号の場合には相関
ピークの搬送波に位相変調情報が保存されている。この
弾性表面波素子の出力を2分して、一方を直接乗算器2
5に入力し、他方を信号1ビット分遅延して、乗算器2
5に入力することにより、1ビット遅延検波を行って、
信号を復調する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような従来例の弾性表面波素子は、信号1ビット
分のタップパターンが設けられていて、隣接するビット
と比較する際には、外部に遅延回路等が必要であるとい
う問題があり、このような従来の弾性表面波素子を用い
た、図7に示したような従来の復調回路においては、遅
延回路は一般に損失が大きく、遅延回路の前段そして/
または後段に増幅器を挿入しなければならず、また、乗
算器という非線形素子を使用しなければならないため、
全体の回路規模が大きくなるという問題点があり、ま
た、信号品質が劣化するという問題点もあった。
示したような従来例の弾性表面波素子は、信号1ビット
分のタップパターンが設けられていて、隣接するビット
と比較する際には、外部に遅延回路等が必要であるとい
う問題があり、このような従来の弾性表面波素子を用い
た、図7に示したような従来の復調回路においては、遅
延回路は一般に損失が大きく、遅延回路の前段そして/
または後段に増幅器を挿入しなければならず、また、乗
算器という非線形素子を使用しなければならないため、
全体の回路規模が大きくなるという問題点があり、ま
た、信号品質が劣化するという問題点もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の弾性表面波素子は、圧電基板上に弾性表面
波を励振する入力電極と、該弾性表面波を電気信号に変
換する出力電極を備え、該入力電極または出力電極が複
数のタップで構成されており、該入力電極または該出力
電極の該弾性表面波が伝搬する方向の長さL[m]が、
該入力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビッ
ト/秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タ
ップ間スペースの長さをΔ1[m]として、 L+Δ1=2V/A …(1) を実質的に満足するよ
うに構成してある。
に、本発明の弾性表面波素子は、圧電基板上に弾性表面
波を励振する入力電極と、該弾性表面波を電気信号に変
換する出力電極を備え、該入力電極または出力電極が複
数のタップで構成されており、該入力電極または該出力
電極の該弾性表面波が伝搬する方向の長さL[m]が、
該入力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビッ
ト/秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タ
ップ間スペースの長さをΔ1[m]として、 L+Δ1=2V/A …(1) を実質的に満足するよ
うに構成してある。
【0008】また、本発明の弾性表面波素子と、その出
力を検出する検波回路とを含んで構成したことを特徴と
する復調回路により、上述した課題を解決しようとする
ものである。
力を検出する検波回路とを含んで構成したことを特徴と
する復調回路により、上述した課題を解決しようとする
ものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、上述した(1)式を満足する
弾性表面波素子を構成することにより、従来、信号1ビ
ット分の信号処理しか行なえなかったところが、連続す
る信号2ビット分の信号処理を行なうことができるよう
になる。
弾性表面波素子を構成することにより、従来、信号1ビ
ット分の信号処理しか行なえなかったところが、連続す
る信号2ビット分の信号処理を行なうことができるよう
になる。
【0010】従って、本発明の弾性表面波素子を復調器
に用いた場合、弾性表面波素子の出力レベルを検出する
ことによって、容易に連続する2データが同符号か異符
号か判定できる。そのため、従来の復調回路にあった遅
延回路および乗算器が不要となり、回路規模を小さくす
るとともに、信号品質の劣化を抑えることができる。
に用いた場合、弾性表面波素子の出力レベルを検出する
ことによって、容易に連続する2データが同符号か異符
号か判定できる。そのため、従来の復調回路にあった遅
延回路および乗算器が不要となり、回路規模を小さくす
るとともに、信号品質の劣化を抑えることができる。
【0011】
【実施例】[第1実施例]図1は本発明による弾性表面
波素子の第1実施例を示す概略図である。
波素子の第1実施例を示す概略図である。
【0012】図1において、11は圧電基板である。該
圧電基板11としては例えば水晶、ニオブ酸リチウム等
の圧電材料を用いることができる。
圧電基板11としては例えば水晶、ニオブ酸リチウム等
の圧電材料を用いることができる。
【0013】12は上記基板11の表面上に配置され形
成されている入力電極である。該入力電極12は櫛型電
極であり、例えばアルミニウム、銀、金等の導電体から
成る。
成されている入力電極である。該入力電極12は櫛型電
極であり、例えばアルミニウム、銀、金等の導電体から
成る。
【0014】13は上記基板11の表面上に入力電極1
2と対向して配置され形成されている出力電極である。
該出力電極13は櫛型電極であり、例えばアルミニウ
ム、銀、金等の導電体から成る。該出力電極13は弾性
表面波伝搬路上に等間隔で配置された2N個のタップで
構成されている。
2と対向して配置され形成されている出力電極である。
該出力電極13は櫛型電極であり、例えばアルミニウ
ム、銀、金等の導電体から成る。該出力電極13は弾性
表面波伝搬路上に等間隔で配置された2N個のタップで
構成されている。
【0015】本発明の弾性表面波素子の特徴は、出力電
極13の該弾性表面波が伝搬する方向の長さL[m]が
該入力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビッ
ト/秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タ
ップ間スペースの長さをΔ1[m]として、L+Δ1=
2V/A …(1)を実質的に満足するように構成され
ていることである。
極13の該弾性表面波が伝搬する方向の長さL[m]が
該入力電極に入力される入力信号の伝送速度をA[ビッ
ト/秒]、該弾性表面波の伝搬速度をV[m/秒]、タ
ップ間スペースの長さをΔ1[m]として、L+Δ1=
2V/A …(1)を実質的に満足するように構成され
ていることである。
【0016】従来は、L≒V/Aで信号1ビットを信号
処理するように構成されているが、本発明では、2ビッ
トを1度に信号処理できる構成とし、(1)式を導き出
すに至った。従って、(1)式を満たすようにして構成
することにより、連続する信号2ビットを1度に信号処
理できるような弾性表面波素子を得ることができる。
処理するように構成されているが、本発明では、2ビッ
トを1度に信号処理できる構成とし、(1)式を導き出
すに至った。従って、(1)式を満たすようにして構成
することにより、連続する信号2ビットを1度に信号処
理できるような弾性表面波素子を得ることができる。
【0017】また、上記の2N個のタップのうち入力電
極12に近い半分のタップ(1〜N)と入力電極12か
ら遠い半分のタップ(N+1〜2N)は同じ極性のタップ
系列である。すなわち、タップ1とタップN+1、タップ
2とタップN+2、タップ3とタップN+3、…、タップN
とタップ2Nはそれぞれ極性が同じである。
極12に近い半分のタップ(1〜N)と入力電極12か
ら遠い半分のタップ(N+1〜2N)は同じ極性のタップ
系列である。すなわち、タップ1とタップN+1、タップ
2とタップN+2、タップ3とタップN+3、…、タップN
とタップ2Nはそれぞれ極性が同じである。
【0018】以下、本実施例について更に詳しく説明す
る。
る。
【0019】入力電極12に信号を印加すると弾性表面
波が励振され、出力電極13に向かって伝搬する。ここ
で、出力電極13は信号2ビット分の長さを有し、タッ
プ1〜タップNおよびタップN+1〜タップ2Nにそれぞ
れ信号1ビットが入力され、タップN+1〜タップ2Nに
はタップ1〜タップNより1ビット前の信号が入力され
る。そこで、タップ1〜タップNに信号1ビットが一致
し、タップ1〜タップN側に相関ピークが発生している
時、タップN+1〜タップ2Nには1ビット前の信号が一
致していて、相関ピークが発生する。この時、タップ1
〜タップNに入力された信号とタップN+1〜タップ2N
に入力された信号が同位相であれば、それぞれの相関ピ
ークは同位相で重ねあわされ、大きい相関ピークが得ら
れる。一方、この2信号が逆位相であれば、タップ1〜
Nにて発生する相関ピークとタップN+1〜タップ2Nに
て発生する相関ピークは逆位相で打ち消される。
波が励振され、出力電極13に向かって伝搬する。ここ
で、出力電極13は信号2ビット分の長さを有し、タッ
プ1〜タップNおよびタップN+1〜タップ2Nにそれぞ
れ信号1ビットが入力され、タップN+1〜タップ2Nに
はタップ1〜タップNより1ビット前の信号が入力され
る。そこで、タップ1〜タップNに信号1ビットが一致
し、タップ1〜タップN側に相関ピークが発生している
時、タップN+1〜タップ2Nには1ビット前の信号が一
致していて、相関ピークが発生する。この時、タップ1
〜タップNに入力された信号とタップN+1〜タップ2N
に入力された信号が同位相であれば、それぞれの相関ピ
ークは同位相で重ねあわされ、大きい相関ピークが得ら
れる。一方、この2信号が逆位相であれば、タップ1〜
Nにて発生する相関ピークとタップN+1〜タップ2Nに
て発生する相関ピークは逆位相で打ち消される。
【0020】したがって、本実施例の弾性表面波素子に
入力される信号の連続する2ビットが同位相の場合には
大きい相関ピークが得られ、逆位相の場合には相関ピー
クが得られないので、該弾性表面波素子の出力レベルを
検出するだけで容易にデータ復調することができる。
入力される信号の連続する2ビットが同位相の場合には
大きい相関ピークが得られ、逆位相の場合には相関ピー
クが得られないので、該弾性表面波素子の出力レベルを
検出するだけで容易にデータ復調することができる。
【0021】特に、信号がDPSK信号の場合には該弾
性表面波素子の出力レベルの大小がそのままデータの
「1」,「0」に対応するので、更に容易に復調でき
る。
性表面波素子の出力レベルの大小がそのままデータの
「1」,「0」に対応するので、更に容易に復調でき
る。
【0022】[第2実施例]図2は本発明による弾性表
面波素子の第2実施例を示す概略図である。
面波素子の第2実施例を示す概略図である。
【0023】本実施例は、出力電極14の2N個のタッ
プが、入力電極12に近い半分のタップ(1〜N)と入
力電極12から遠い半分のタップ(N+1〜2N)のタッ
プ系列の極性が逆、すなわち、タップ1とタップN+1、
タップ2とタップN+2、タップ3とタップN+3、…、タ
ップNとタップ2Nはそれぞれ極性が逆である点のみ上
記第1実施例と異なる。
プが、入力電極12に近い半分のタップ(1〜N)と入
力電極12から遠い半分のタップ(N+1〜2N)のタッ
プ系列の極性が逆、すなわち、タップ1とタップN+1、
タップ2とタップN+2、タップ3とタップN+3、…、タ
ップNとタップ2Nはそれぞれ極性が逆である点のみ上
記第1実施例と異なる。
【0024】本実施例においても、第1実施例と同様の
作用効果が得られるが、本実施例では、出力電極14の
2N個のタップが、入力電極12に近い半分のタップ
(1〜N)と入力電極12から遠い半分のタップ(N+1
〜2N)のタップ系列の極性が逆となるように構成され
ているので、本実施例の弾性表面波素子に入力される信
号の連続する2ビットが逆位相の場合に出力に大きい相
関ピークが現れ、同位相の場合には出力が打ち消され
る。
作用効果が得られるが、本実施例では、出力電極14の
2N個のタップが、入力電極12に近い半分のタップ
(1〜N)と入力電極12から遠い半分のタップ(N+1
〜2N)のタップ系列の極性が逆となるように構成され
ているので、本実施例の弾性表面波素子に入力される信
号の連続する2ビットが逆位相の場合に出力に大きい相
関ピークが現れ、同位相の場合には出力が打ち消され
る。
【0025】[第3実施例]図3は本発明による弾性表
面波素子の第3実施例を示す概略図である。
面波素子の第3実施例を示す概略図である。
【0026】本実施例は上記第1の実施例の弾性表面波
素子と上記第2の実施例の弾性表面波素子を同一基板上
に配置形成し、入力電極12を2つの弾性表面波素子で
共通にしている。
素子と上記第2の実施例の弾性表面波素子を同一基板上
に配置形成し、入力電極12を2つの弾性表面波素子で
共通にしている。
【0027】本実施例では、2素子を同一基板上に形成
しているので、機能の多様化が図れると共に、2素子を
使用する場合の全体規模が縮小される。
しているので、機能の多様化が図れると共に、2素子を
使用する場合の全体規模が縮小される。
【0028】なお、本実施例では入力電極12を2つの
弾性表面波素子で共通にしているが、それぞれに対して
別々に設けても同様の作用効果があることは言うまでも
ない。
弾性表面波素子で共通にしているが、それぞれに対して
別々に設けても同様の作用効果があることは言うまでも
ない。
【0029】上記第1および第2実施例において、入力
電極12と出力電極13,14を入れ替えても同様の効
果があることは言うまでもない。
電極12と出力電極13,14を入れ替えても同様の効
果があることは言うまでもない。
【0030】また上記第1および第2、第3実施例にお
いて、入力電極12、出力電極13,14をそれぞれダ
ブル電極(ストリップ電極)とすることにより、該入力
電極12および出力電極13,14における弾性表面波
の反射を抑圧できる。
いて、入力電極12、出力電極13,14をそれぞれダ
ブル電極(ストリップ電極)とすることにより、該入力
電極12および出力電極13,14における弾性表面波
の反射を抑圧できる。
【0031】さらに、上記第1および第2、第3実施例
において、圧電基板11は水晶、ニオブ酸リチウムなど
の圧電単結晶に限定されるものではなく、例えば半導体
やガラス基板に圧電膜を付加した構造でもよい。
において、圧電基板11は水晶、ニオブ酸リチウムなど
の圧電単結晶に限定されるものではなく、例えば半導体
やガラス基板に圧電膜を付加した構造でもよい。
【0032】[復調装置の第1実施例]図4は上記本発
明の弾性表面波素子を用いた復調装置の第1実施例を示
すブロック図である。図において、20は本発明の弾性
表面波素子、21は弾性表面波素子20の出力を包絡線
検波する検波回路、22は検波回路21からの出力によ
ってデータの「1」,「0」を判定するデータ判定回路
である。なお、同図では、簡単の為に増幅器、フィルタ
などを省略してあるが、必要によっては各回路の前段そ
して/または後段に挿入される。
明の弾性表面波素子を用いた復調装置の第1実施例を示
すブロック図である。図において、20は本発明の弾性
表面波素子、21は弾性表面波素子20の出力を包絡線
検波する検波回路、22は検波回路21からの出力によ
ってデータの「1」,「0」を判定するデータ判定回路
である。なお、同図では、簡単の為に増幅器、フィルタ
などを省略してあるが、必要によっては各回路の前段そ
して/または後段に挿入される。
【0033】同図を用いて、本実施例を詳しく説明す
る。受信信号は、不図示の増幅器、フィルタ、周波数変
換回路などを通して、弾性表面波素子20に入力され
る。
る。受信信号は、不図示の増幅器、フィルタ、周波数変
換回路などを通して、弾性表面波素子20に入力され
る。
【0034】該弾性表面波素子20は本発明の弾性表面
波素子であり、特に、図1に示すような出力電極のタッ
プのうち入力電極に近い半分の領域にあるタップと入力
電極から遠い半分の領域にあるタップとが同じタップ系
列で構成されている弾性表面波素子である(該弾性表面
波素子の入力電極と出力電極は入れ替えても良い)。こ
こで、受信信号は位相変調信号を所定の符号系列でさら
に変調した信号、いわゆるスペクトラム拡散信号であ
り、この信号の連続する2ビットが同位相の場合に、弾
性表面波素子20から大きい相関ピークが出力され、逆
位相の場合には出力が得られない。そこで、該弾性表面
波素子20の出力を検波回路21に入力して、包絡線を
取り出し、データ判定回路22によって信号レベルが所
定の閾値を越えているか否か判定することによってデー
タ復調が行なわれる。
波素子であり、特に、図1に示すような出力電極のタッ
プのうち入力電極に近い半分の領域にあるタップと入力
電極から遠い半分の領域にあるタップとが同じタップ系
列で構成されている弾性表面波素子である(該弾性表面
波素子の入力電極と出力電極は入れ替えても良い)。こ
こで、受信信号は位相変調信号を所定の符号系列でさら
に変調した信号、いわゆるスペクトラム拡散信号であ
り、この信号の連続する2ビットが同位相の場合に、弾
性表面波素子20から大きい相関ピークが出力され、逆
位相の場合には出力が得られない。そこで、該弾性表面
波素子20の出力を検波回路21に入力して、包絡線を
取り出し、データ判定回路22によって信号レベルが所
定の閾値を越えているか否か判定することによってデー
タ復調が行なわれる。
【0035】また、弾性表面波素子20は、図2に示す
ような弾性表面波素子、すなわち、出力電極のタップの
うち入力電極から遠い半分の領域にあるタップ系列が、
入力電極に近い半分の領域にあるタップ系列の極性を逆
相にした系列で構成されている弾性表面波素子であって
もよい(該弾性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ
替えても良い)。この場合には、弾性表面波素子20に
入力される信号の連続する2ビットが同位相の場合には
出力が得られず、逆位相の場合には大きい相関ピークが
得られる。
ような弾性表面波素子、すなわち、出力電極のタップの
うち入力電極から遠い半分の領域にあるタップ系列が、
入力電極に近い半分の領域にあるタップ系列の極性を逆
相にした系列で構成されている弾性表面波素子であって
もよい(該弾性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ
替えても良い)。この場合には、弾性表面波素子20に
入力される信号の連続する2ビットが同位相の場合には
出力が得られず、逆位相の場合には大きい相関ピークが
得られる。
【0036】[復調装置の第2実施例]図5は、上記本
発明の弾性表面波素子を用いた復調装置の第2実施例を
示すブロック図である。同図において、201,202
はそれぞれ本発明の第1および第2の弾性表面波素子、
211,212はそれぞれ第1の弾性表面波素子201
および第2の弾性表面波素子202からの出力を包絡線
検波する検波回路、23は検波回路211と検波回路2
12の出力レベルを比較する比較回路、24は分波器で
ある。なお、同図では、簡単にするために、増幅器、フ
ィルタなどを省略してあるが、必要に応じて各回路の前
段および/または後段に挿入する。
発明の弾性表面波素子を用いた復調装置の第2実施例を
示すブロック図である。同図において、201,202
はそれぞれ本発明の第1および第2の弾性表面波素子、
211,212はそれぞれ第1の弾性表面波素子201
および第2の弾性表面波素子202からの出力を包絡線
検波する検波回路、23は検波回路211と検波回路2
12の出力レベルを比較する比較回路、24は分波器で
ある。なお、同図では、簡単にするために、増幅器、フ
ィルタなどを省略してあるが、必要に応じて各回路の前
段および/または後段に挿入する。
【0037】同図を用いて、本実施例を詳しく説明す
る。受信信号は、不図示の増幅器、フィルタ、周波数変
換回路などを通して、分波器24に入力されて2分さ
れ、一方は第1の弾性表面波素子201に入力され、他
方は第2の弾性表面波素子202に入力される。
る。受信信号は、不図示の増幅器、フィルタ、周波数変
換回路などを通して、分波器24に入力されて2分さ
れ、一方は第1の弾性表面波素子201に入力され、他
方は第2の弾性表面波素子202に入力される。
【0038】第1の弾性表面波素子201は本発明の弾
性表面波素子であり、特に、図1に示すような出力電極
のタップのうち入力電極に近い半分の領域にあるタップ
と入力電極から遠い半分の領域にあるタップとが同じタ
ップ系列で構成されている弾性表面波素子である(該弾
性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ替えても良
い)。
性表面波素子であり、特に、図1に示すような出力電極
のタップのうち入力電極に近い半分の領域にあるタップ
と入力電極から遠い半分の領域にあるタップとが同じタ
ップ系列で構成されている弾性表面波素子である(該弾
性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ替えても良
い)。
【0039】第2の弾性表面波素子202は、図2に示
すような弾性表面波素子、すなわち、出力電極のタップ
のうち入力電極から遠い半分の領域にあるタップ系列
が、入力電極に近い半分の領域にあるタップ系列の位相
を逆相にした系列で構成されている弾性表面波素子であ
る(該弾性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ替え
ても良い)。
すような弾性表面波素子、すなわち、出力電極のタップ
のうち入力電極から遠い半分の領域にあるタップ系列
が、入力電極に近い半分の領域にあるタップ系列の位相
を逆相にした系列で構成されている弾性表面波素子であ
る(該弾性表面波素子の入力電極と出力電極は入れ替え
ても良い)。
【0040】ここで、受信信号が所定の符号で変調され
た信号、所謂スペクトラム拡散信号であると、信号の連
続する2ビットが同位相の場合には第1の弾性表面波素
子201の出力に大きい相関ピークが現われ、逆位相の
場合には第2の弾性表面波素子202の出力に大きい相
関ピークが現われる。そこで、第1の弾性表面波素子2
01および第2の弾性表面波素子202の出力をそれぞ
れ検波回路211および212に入力して、包絡線を取
り出し、両者のレベルを比較することにより、データ復
調を行なうことができる。
た信号、所謂スペクトラム拡散信号であると、信号の連
続する2ビットが同位相の場合には第1の弾性表面波素
子201の出力に大きい相関ピークが現われ、逆位相の
場合には第2の弾性表面波素子202の出力に大きい相
関ピークが現われる。そこで、第1の弾性表面波素子2
01および第2の弾性表面波素子202の出力をそれぞ
れ検波回路211および212に入力して、包絡線を取
り出し、両者のレベルを比較することにより、データ復
調を行なうことができる。
【0041】本実施例では2つの弾性表面波素子201
および202の出力レベルを比較してデータを判定する
ため、第1実施例に比べて、受信信号のレベル変動に強
い。
および202の出力レベルを比較してデータを判定する
ため、第1実施例に比べて、受信信号のレベル変動に強
い。
【0042】また、本実施例の第1および第2の弾性表
面波素子201,202は、図3に示すように1つにま
とめてもよい。
面波素子201,202は、図3に示すように1つにま
とめてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上述した(1)式を満足する弾性表面波素子を構成する
ことにより、連続する2ビットの信号を1度に信号処理
することができるという効果が得られる。
上述した(1)式を満足する弾性表面波素子を構成する
ことにより、連続する2ビットの信号を1度に信号処理
することができるという効果が得られる。
【0044】従って、本発明の弾性表面波素子を復調器
に用いた場合、弾性表面波素子の出力レベルを検出する
ことによって、容易に、連続する2ビットが同位相か逆
位相か判定できる。
に用いた場合、弾性表面波素子の出力レベルを検出する
ことによって、容易に、連続する2ビットが同位相か逆
位相か判定できる。
【0045】そのため、従来の復調回路にあった遅延回
路および乗算器が不要となり、回路規模を小さくすると
ともに、信号品質の劣化を抑えることができる。
路および乗算器が不要となり、回路規模を小さくすると
ともに、信号品質の劣化を抑えることができる。
【図1】本発明による弾性表面波素子の第1実施例を示
す概略図。
す概略図。
【図2】本発明による弾性表面波素子の第2実施例を示
す概略図。
す概略図。
【図3】本発明による弾性表面波素子の第3実施例を示
す概略図。
す概略図。
【図4】本発明による復調装置の第1実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図5】本発明による復調装置の第2実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図6】従来の弾性表面波素子を示す概略図。
【図7】従来の復調装置を示すブロック図。
11 基板 12 入力電極 13,14 出力電極 20,201,202 本発明の弾性表面波素子 21,211,212 検波回路 22 データ判定回路 23 比較回路 24 分波器
Claims (8)
- 【請求項1】 圧電基板上に弾性表面波を励振する入力
電極と、 該弾性表面波を電気信号に変換する出力電極とを備え、 該入力電極または出力電極が複数のタップから構成さ
れ、 かつ、該入力電極または該出力電極の該弾性表面波が伝
搬する方向の長さをL[m]、該入力電極に入力される
入力信号の伝送速度をA[ビット/秒]、該弾性表面波
の伝搬速度をV[m/秒]、タップ間スペースの長さを
Δ1[m]として、 L+Δ1=2V/A …(1) を実質的に満足することを特徴とする弾性表面波素子。 - 【請求項2】 上記入力電極または出力電極のいずれか
一方の電極が2N個(Nは自然数)のタップから構成さ
れ、他方の電極に近い半分の領域と、該他方の電極から
遠い半分の領域とで、それぞれ各領域を構成するN個の
タップのうち、該他方の電極から近い方から数えて、同
じ順番にあるタップが、該タップから取り出される信号
の極性が等しくなるように構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の弾性表面波素子。 - 【請求項3】 上記入力電極または出力電極のいずれか
一方の電極が2N個(Nは自然数)のタップから構成さ
れ、他方の電極に近い半分の領域と、該他方の電極から
遠い半分の領域とで、それぞれ各領域を構成するN個の
タップのうち、該他方の電極から近い方から数えて、同
じ順番にあるタップが、該タップから取り出される信号
の極性が逆になるように構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の弾性表面波素子。 - 【請求項4】 圧電基板上に弾性表面波を励振する入力
電極と、該弾性表面波を電気信号に変換する出力電極と
を備え、該入力電極または出力電極が複数のタップから
構成されており、 かつ該入力電極または該出力電極の該弾性表面波が伝搬
する方向の長さをL[m]、該入力電極に入力される入
力信号の伝送速度をA[ビット/秒]、該弾性表面波の
伝搬速度をV[m/秒]、タップ間スペースの長さをΔ
1[m]として、 L+Δ1=2V/A を実質的に満足する弾性表面波素子と、該弾性表面波素
子の出力を検出する手段とを含んで構成したことを特徴
とする復調装置。 - 【請求項5】 上記弾性表面波素子の入力電極または出
力電極のいずれか一方の電極が2N個(Nは自然数)の
タップから構成され、他方の電極に近い半分の領域と、
該他方の電極から遠い半分の領域とで、それぞれ各領域
を構成するN個のタップのうち、該他方の電極から近い
方から数えて、同じ順番にあるタップが、該タップから
取り出される信号の極性が等しくなるように構成されて
いることを特徴とする請求項4に記載の復調装置。 - 【請求項6】 上記弾性表面波素子の入力電極または出
力電極のいずれか一方の電極が2N個(Nは自然数)の
タップから構成され、他方の電極に近い半分の領域と、
該他方の電極から遠い半分の領域とで、それぞれ各領域
を構成するN個のタップのうち、該他方の電極から近い
方から数えて、同じ順番にあるタップが、該タップから
取り出される信号の極性が逆になるように構成されてい
ることを特徴とする請求項4に記載の復調装置。 - 【請求項7】 受信信号を少なくとも2つに分波する分
波器と、第1および第2の弾性表面波素子と、該第1お
よび第2の弾性表面波素子の出力をそれぞれ検波する第
1および第2の検波回路と、該第1および第2の検波回
路の出力のレベルを比較する比較回路とを少なくとも備
え、 上記第1の弾性表面波素子は、入力電極または出力電極
のいずれか一方の電極が2N個(Nは自然数)のタップ
から構成され、他方の電極に近い半分の領域と、該他方
の電極から遠い半分の領域とで、それぞれ各領域を構成
するN個のタップのうち、該他方の電極から近い方から
数えて、同じ順番にあるタップが、該タップから取り出
される信号の極性が等しくなるように構成されており、 上記第2の弾性表面波素子は、入力電極または出力電極
のいずれか一方の電極が2N個(Nは自然数)のタップ
から構成され、他方の電極に近い半分の領域と、該他方
の電極から遠い半分の領域とで、それぞれ各領域を構成
するN個のタップのうち、該他方の電極から近い方から
数えて、同じ順番にあるタップが、該タップから取り出
される信号の極性が逆になるように構成されていること
を特徴とする請求項4に記載の復調装置。 - 【請求項8】 受信信号がスペクトラム拡散信号である
ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の
復調装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142059A JPH05316074A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 弾性表面波素子およびそれを用いた復調装置 |
EP93107352A EP0569007A2 (en) | 1992-05-08 | 1993-05-06 | Surface acoustic wave device, and demodulating apparatus and communication system using the surface acoustic wave device |
US08/183,255 US5353304A (en) | 1992-05-08 | 1994-01-19 | Surface acoustic wave device, and demodulating apparatus and communication system using the surface acoustic wave device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142059A JPH05316074A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 弾性表面波素子およびそれを用いた復調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316074A true JPH05316074A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15306466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142059A Pending JPH05316074A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 弾性表面波素子およびそれを用いた復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316074A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07221670A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Japan Radio Co Ltd | Sawスペクトル拡散復調器 |
US6078608A (en) * | 1996-08-09 | 2000-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spread spectrum communication apparatus, surface acoustic wave device, and surface acoustic wave part |
JP2005217709A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | Sawマッチドフィルタ、及びこれを用いた送信機と受信機 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP4142059A patent/JPH05316074A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07221670A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Japan Radio Co Ltd | Sawスペクトル拡散復調器 |
US6078608A (en) * | 1996-08-09 | 2000-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spread spectrum communication apparatus, surface acoustic wave device, and surface acoustic wave part |
JP2005217709A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | Sawマッチドフィルタ、及びこれを用いた送信機と受信機 |
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