JPH05315871A - ステップ減衰器 - Google Patents
ステップ減衰器Info
- Publication number
- JPH05315871A JPH05315871A JP11877892A JP11877892A JPH05315871A JP H05315871 A JPH05315871 A JP H05315871A JP 11877892 A JP11877892 A JP 11877892A JP 11877892 A JP11877892 A JP 11877892A JP H05315871 A JPH05315871 A JP H05315871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- fet
- attenuator
- switches
- circuits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ゲートに信号を入力し、ドレインより出力する
FET増幅器5のドレイン端6と高周波的に接地された
アース端との間に抵抗R0を設け、FET5のソース端
とアースとの間に抵抗R1〜R4とスイッチ8a〜8d
とが直列に接続された回路を並列に設け、スイッチ8a
〜8dをオン,オフすることにより減衰量を変える抵抗
分割形式の減衰器と固定減衰素子を設けた通路切り替え
型の減衰器とを直列に接続する。 【効果】ステップ数に対するスイッチの数を大幅に低減
することができ、回路が簡単になり、IC化時のチップ
面積が低減し、スイッチ部を構成するFETのオン抵抗
の影響を受けにくいステップ減衰器を実現することが出
来る。
FET増幅器5のドレイン端6と高周波的に接地された
アース端との間に抵抗R0を設け、FET5のソース端
とアースとの間に抵抗R1〜R4とスイッチ8a〜8d
とが直列に接続された回路を並列に設け、スイッチ8a
〜8dをオン,オフすることにより減衰量を変える抵抗
分割形式の減衰器と固定減衰素子を設けた通路切り替え
型の減衰器とを直列に接続する。 【効果】ステップ数に対するスイッチの数を大幅に低減
することができ、回路が簡単になり、IC化時のチップ
面積が低減し、スイッチ部を構成するFETのオン抵抗
の影響を受けにくいステップ減衰器を実現することが出
来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波信号レベルを希望
の値に設定するための回路、特に、外部から与えられた
直流電圧によりスイッチを開閉し、高周波信号の減衰量
をステップ状に変化させるステップ減衰器に関する。
の値に設定するための回路、特に、外部から与えられた
直流電圧によりスイッチを開閉し、高周波信号の減衰量
をステップ状に変化させるステップ減衰器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波信号をステップ状に減衰さ
せるには、予め必要な減衰量を持った複数個の固定減衰
器を用意しておき信号が希望の減衰量を持った減衰器を
通るようにスイッチ等により信号の通路を切り換える方
法がとられていた。
せるには、予め必要な減衰量を持った複数個の固定減衰
器を用意しておき信号が希望の減衰量を持った減衰器を
通るようにスイッチ等により信号の通路を切り換える方
法がとられていた。
【0003】このようなステップ減衰器は図5に示すよ
うな回路が良く知られている。図において、高周波信号
は、入力端子1に入り通路切り変え用のスイッチ2a,
2b,2c,2d,2e,2fにより希望の減衰量に応
じて線路3a,3b,3cか減衰素子4a,4b,4c
のいずれか一方を通り出力端子5に出力される。例え
ば、減衰素子4a,4b,4cとして2dB,4dB,
6dB、とすれば通路きり変えの組合せにより0〜12
dBまで7通りの減衰量が設定出来る。切り換えスイッ
チはFETスイッチ,減衰素子は、抵抗をπ型やt型に
組み合わせたものが良く使用されている。
うな回路が良く知られている。図において、高周波信号
は、入力端子1に入り通路切り変え用のスイッチ2a,
2b,2c,2d,2e,2fにより希望の減衰量に応
じて線路3a,3b,3cか減衰素子4a,4b,4c
のいずれか一方を通り出力端子5に出力される。例え
ば、減衰素子4a,4b,4cとして2dB,4dB,
6dB、とすれば通路きり変えの組合せにより0〜12
dBまで7通りの減衰量が設定出来る。切り換えスイッ
チはFETスイッチ,減衰素子は、抵抗をπ型やt型に
組み合わせたものが良く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、切り換
えスイッチの数が6ケ(片側スイッチと考えれば12ケ)
と比較的多くなる。高周波領域で、外部からの制御信号
で動作させる形式のスイッチには一般にFETが用いら
れる。FETスイッチの動作の詳細は後で述べるが、オ
ン状態でのスイッチ部の損失を減らすには、FETのオ
ン抵抗を減らすためゲート幅を大きくした大面積のFE
Tを用いる必要が有る。このためスイッチの数が増える
と回路構成が複雑になり、寸法的にも大きなものとな
り、特にIC化の際、チップ面積が大きくなる。また、
信号が入力端子から出力端子に至るまでの間に多数のス
イッチ(従来例として示した図5の構成では常に6か
所)を通るためオン抵抗による挿入損失や温度変化によ
る特性の変化が大きくなるという問題が有る。
えスイッチの数が6ケ(片側スイッチと考えれば12ケ)
と比較的多くなる。高周波領域で、外部からの制御信号
で動作させる形式のスイッチには一般にFETが用いら
れる。FETスイッチの動作の詳細は後で述べるが、オ
ン状態でのスイッチ部の損失を減らすには、FETのオ
ン抵抗を減らすためゲート幅を大きくした大面積のFE
Tを用いる必要が有る。このためスイッチの数が増える
と回路構成が複雑になり、寸法的にも大きなものとな
り、特にIC化の際、チップ面積が大きくなる。また、
信号が入力端子から出力端子に至るまでの間に多数のス
イッチ(従来例として示した図5の構成では常に6か
所)を通るためオン抵抗による挿入損失や温度変化によ
る特性の変化が大きくなるという問題が有る。
【0005】本発明の目的はスイッチの数を減らし回路
構成を簡略化しIC化時のチップ面積を低減しスイッチ
部を構成するFETのオン抵抗の影響を受けにくいステ
ップ減衰器を実現することにある。
構成を簡略化しIC化時のチップ面積を低減しスイッチ
部を構成するFETのオン抵抗の影響を受けにくいステ
ップ減衰器を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ゲートに信号を入力し、ドレインより出力
するFET増幅器のドレイン端と高周波的に接地された
アース端との間に抵抗を設け、前記FETのソース端と
アースとの間に抵抗とスイッチとが直列に接続された回
路を複数個並列に設け、スイッチをオン,オフすること
により減衰量を変える抵抗分割形式の減衰器と固定減衰
素子を設けた通路切り替え型の減衰器とを直列に接続す
る構成とした。
成するため、ゲートに信号を入力し、ドレインより出力
するFET増幅器のドレイン端と高周波的に接地された
アース端との間に抵抗を設け、前記FETのソース端と
アースとの間に抵抗とスイッチとが直列に接続された回
路を複数個並列に設け、スイッチをオン,オフすること
により減衰量を変える抵抗分割形式の減衰器と固定減衰
素子を設けた通路切り替え型の減衰器とを直列に接続す
る構成とした。
【0007】
【作用】本発明の構成において、固定減衰素子を設けた
通路切り替え型の通路数をnとし、抵抗分割型の分割数
をmとすれば、可変ステップ数はn×mとなる。例え
ば、固定減衰素子と単なる線路との2通路よりなる切り
換え型の減衰器と4段階に変化する抵抗分割形式の減衰
器の組合せではスイッチ数が8ケで8段階のステップ減
衰器が実現できる。一方、従来の通路切り替え型ではス
イッチ数が12ケで7段階である。さらに、抵抗分割形
式の減衰器では分割用の抵抗値をスイッチ部のオン抵抗
値より十分高い値に設定することによりオン抵抗の影響
を軽減することが出来る。しかし、抵抗分割形式の減衰
器だけでステップ数を多くし、減衰量を大幅に変化させ
ようとすると、分割用の抵抗値を極めて大きな範囲で変
える必要が生じる。例えば、4dBの場合と20dBの
場合とでは数十倍の値となり、IC化に際して、同一チ
ップ内に同一プロセスで全ての抵抗を作ることが難しく
なる。このため、固定減衰素子を用いた通路切り換え形
と組み合わせることにより多くのステップ数と広範囲な
減衰量を実現できる。
通路切り替え型の通路数をnとし、抵抗分割型の分割数
をmとすれば、可変ステップ数はn×mとなる。例え
ば、固定減衰素子と単なる線路との2通路よりなる切り
換え型の減衰器と4段階に変化する抵抗分割形式の減衰
器の組合せではスイッチ数が8ケで8段階のステップ減
衰器が実現できる。一方、従来の通路切り替え型ではス
イッチ数が12ケで7段階である。さらに、抵抗分割形
式の減衰器では分割用の抵抗値をスイッチ部のオン抵抗
値より十分高い値に設定することによりオン抵抗の影響
を軽減することが出来る。しかし、抵抗分割形式の減衰
器だけでステップ数を多くし、減衰量を大幅に変化させ
ようとすると、分割用の抵抗値を極めて大きな範囲で変
える必要が生じる。例えば、4dBの場合と20dBの
場合とでは数十倍の値となり、IC化に際して、同一チ
ップ内に同一プロセスで全ての抵抗を作ることが難しく
なる。このため、固定減衰素子を用いた通路切り換え形
と組み合わせることにより多くのステップ数と広範囲な
減衰量を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。図1は本発明によるステップ減衰器の実施例の回路
図である。入力端子1に入った信号は切り換えスイッチ
2aにより線路3か減衰素子4かの何れかを通り再び切
り換えスイッチ2bを経て増幅素子であるFET5のゲ
ートに加えられ、ドレインに接続された出力端子9より
出力される。FETには端子6よりドレインバイアスが
端子7よりゲートバイアスが高周波信号を阻止するイン
ダクタンスを通り各々印加される。ドレイン端子には抵
抗R0が接続されコンデンサにより高周波信号に対して
接地されている。ソース端子とアースとの間には抵抗R
1〜R4とスイッチ8a〜8dが各々直列に接続された
回路が並列に接続されている。この構成で、増幅素子の
増幅率または減衰量はソースに接続される抵抗の値を変
えることにより変化する。このため、スイッチ8a〜8
dの何れかをオン状態としその他をオフ状態とした場
合、例えば、スイッチ8aをオン状態とすると抵抗R1
の値に応じた信号レベルが出力される。このため、抵抗
R1〜R4の値を予め希望の減衰量が得られる値に設定
しておけば4段階のスイッチ減衰器が実現でき、前段に
設けた2通路きり替え型と組み合わせることにより8段
階のスイッチ減衰器が実現できる。
る。図1は本発明によるステップ減衰器の実施例の回路
図である。入力端子1に入った信号は切り換えスイッチ
2aにより線路3か減衰素子4かの何れかを通り再び切
り換えスイッチ2bを経て増幅素子であるFET5のゲ
ートに加えられ、ドレインに接続された出力端子9より
出力される。FETには端子6よりドレインバイアスが
端子7よりゲートバイアスが高周波信号を阻止するイン
ダクタンスを通り各々印加される。ドレイン端子には抵
抗R0が接続されコンデンサにより高周波信号に対して
接地されている。ソース端子とアースとの間には抵抗R
1〜R4とスイッチ8a〜8dが各々直列に接続された
回路が並列に接続されている。この構成で、増幅素子の
増幅率または減衰量はソースに接続される抵抗の値を変
えることにより変化する。このため、スイッチ8a〜8
dの何れかをオン状態としその他をオフ状態とした場
合、例えば、スイッチ8aをオン状態とすると抵抗R1
の値に応じた信号レベルが出力される。このため、抵抗
R1〜R4の値を予め希望の減衰量が得られる値に設定
しておけば4段階のスイッチ減衰器が実現でき、前段に
設けた2通路きり替え型と組み合わせることにより8段
階のスイッチ減衰器が実現できる。
【0009】高周波領域で、外部からの制御信号で動作
させる形式のスイッチとしては一般的にFETが用いら
れる。図2(a)にFETを用いた通路切り替え用スイ
ッチの構成を示す。高周波信号は入力端子21に入りF
ET22a,22bがオン状態かオフ状態かにより出力
端子25a,25bの何れかに出力される。FETをオ
ン状態かオフ状態かにするには、ゲートに抵抗23a,
23bを介してバイアス源24a,24bより電圧を印
加する。例えば、FETとしてGaAsFETを使用し
た場合、ゲートバイアスを0Vにすればオン状態にな
り、ピンチオフ以下の−数Vにすればオフ状態となる。
させる形式のスイッチとしては一般的にFETが用いら
れる。図2(a)にFETを用いた通路切り替え用スイ
ッチの構成を示す。高周波信号は入力端子21に入りF
ET22a,22bがオン状態かオフ状態かにより出力
端子25a,25bの何れかに出力される。FETをオ
ン状態かオフ状態かにするには、ゲートに抵抗23a,
23bを介してバイアス源24a,24bより電圧を印
加する。例えば、FETとしてGaAsFETを使用し
た場合、ゲートバイアスを0Vにすればオン状態にな
り、ピンチオフ以下の−数Vにすればオフ状態となる。
【0010】図2(b)にFETを用いたオンオフ用ス
イッチの回路を示す。動作は前述の通路きり替え用スイ
ッチの場合と同じであり、回路規模がちょうど半分にな
っている。このようなFETを用いたスイッチではオン
状態の時、完全な導通状態とはならずある一定の抵抗値
(オン抵抗)を持つ。このオン抵抗は高周波信号に対し
て損失となり挿入損失を増加させると共に温度変化に対
する特性の不安定要因となる。このため、性能向上に
は、スイッチの数を減らすと共にオン抵抗の値を低減す
ることが重要である。一般的に、FETのオン抵抗はF
ETの大きさ(ゲート幅)にほぼ比例し、オン抵抗を低
減しようとすると比較的大きな面積のFETが必要とな
る。このため、IC化を図るような場合、スイッチの数
を減らすことがチップ面積低減化に極めて有効である。
イッチの回路を示す。動作は前述の通路きり替え用スイ
ッチの場合と同じであり、回路規模がちょうど半分にな
っている。このようなFETを用いたスイッチではオン
状態の時、完全な導通状態とはならずある一定の抵抗値
(オン抵抗)を持つ。このオン抵抗は高周波信号に対し
て損失となり挿入損失を増加させると共に温度変化に対
する特性の不安定要因となる。このため、性能向上に
は、スイッチの数を減らすと共にオン抵抗の値を低減す
ることが重要である。一般的に、FETのオン抵抗はF
ETの大きさ(ゲート幅)にほぼ比例し、オン抵抗を低
減しようとすると比較的大きな面積のFETが必要とな
る。このため、IC化を図るような場合、スイッチの数
を減らすことがチップ面積低減化に極めて有効である。
【0011】図3(a)は本発明によるステップ減衰器
の他の実施例の構成図である。FETのソース端の1点か
らアースとの間に抵抗とスイッチを直列に接続した回路
を複数個扇状に並列接続したものである。この構成によ
ればFETのソース端から各抵抗迄の距離が一定となり
スイッチを切り換えた時の特性変動を小さく押さえられ
る。
の他の実施例の構成図である。FETのソース端の1点か
らアースとの間に抵抗とスイッチを直列に接続した回路
を複数個扇状に並列接続したものである。この構成によ
ればFETのソース端から各抵抗迄の距離が一定となり
スイッチを切り換えた時の特性変動を小さく押さえられ
る。
【0012】図3(b)は本発明によるステップ減衰器
の更に他の実施例の回路図である。FETのソース端の
線路に対して対称に抵抗とスイッチを直列に接続した回
路を複数個並列に接続したものであり、図3(a)と同
様の効果が有る。
の更に他の実施例の回路図である。FETのソース端の
線路に対して対称に抵抗とスイッチを直列に接続した回
路を複数個並列に接続したものであり、図3(a)と同
様の効果が有る。
【0013】図4は本発明によるステップ減衰器の更に
他の実施例の回路図である。FETのソース端とアース
との間に設けた各抵抗間を各々線路10a,10b,1
0cで接続し、線路の長さを1/2λg(λg:伝搬波
長)とし、信号周波数において接続用の線路が無いもの
と等価にしたものである。
他の実施例の回路図である。FETのソース端とアース
との間に設けた各抵抗間を各々線路10a,10b,1
0cで接続し、線路の長さを1/2λg(λg:伝搬波
長)とし、信号周波数において接続用の線路が無いもの
と等価にしたものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ステップ数に対するス
イッチの数を大幅に低減することが出来、もって回路構
成が簡単になり、IC化時のチップ面積が低減すると共
にスイッチ部を構成するFETのオン抵抗の影響を受け
にくいステップ減衰器を実現することが出来る。
イッチの数を大幅に低減することが出来、もって回路構
成が簡単になり、IC化時のチップ面積が低減すると共
にスイッチ部を構成するFETのオン抵抗の影響を受け
にくいステップ減衰器を実現することが出来る。
【図1】本発明によるステップ減衰器の一実施例の回路
図。
図。
【図2】通路切り変え用スイッチの回路図(a)、オン
オフスイッチの回路図(b)。
オフスイッチの回路図(b)。
【図3】本発明によるステップ減衰器の第二の実施例の
回路図(a)、本発明によるステップ減衰器の第三の実
施例の回路図(b)。
回路図(a)、本発明によるステップ減衰器の第三の実
施例の回路図(b)。
【図4】本発明によるステップ減衰器の第四の実施例の
回路図(b)。
回路図(b)。
【図5】従来のステップ減衰器の回路図。
1…入力端子、2a〜f…通路切り換えスイッチ、3a
〜c…線路、4a〜c…減衰素子、5…FET素子、6
…ドレインバイアス端子、7…ゲートバイアス端子、8
a〜d…オンオフスイッチ、9…出力端子。
〜c…線路、4a〜c…減衰素子、5…FET素子、6
…ドレインバイアス端子、7…ゲートバイアス端子、8
a〜d…オンオフスイッチ、9…出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 迪彰 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】高周波信号の減衰量をスイッチによりステ
ップ状に切り換える減衰器において、固定の減衰量を持
たせた線路と減衰を持たせない線路とを前記スイッチに
より切り換えて減衰量を変える形式の第一の可変減衰器
と、FETのゲートに信号を入力し、ドレインより信号
を取り出すFET増幅器において、前記FET増幅器の
ドレイン端と高周波的に接地されたアース端との間に抵
抗を設け、前記FET増幅器のソース端と前記アース端
との間に抵抗とスイッチとが直列に接続された回路を複
数個並列に設け、前記スイッチをオン,オフすることに
より減衰量を変える形式の第二の可変減衰器とを直列に
接続したことを特徴とするステップ減衰器。 - 【請求項2】請求項1において、前記FET増幅器の前
記ソース端の一点と前記アース端との間に抵抗とスイッ
チとが直列に接続された回路を放射状に複数個設けたス
テップ減衰器。 - 【請求項3】請求項1において、前記FET増幅器の前
記ソース端と前記アース端との間に抵抗とスイッチとが
直列に接続された回路を左右対称に複数個設けたステッ
プ減衰器。 - 【請求項4】請求項1において、前記FET増幅器の前
記ソース端と前記アース端との間に並列に設けた複数の
回路を1/2λg(λg:伝搬波長)の線路で接続した
ステップ減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11877892A JPH05315871A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ステップ減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11877892A JPH05315871A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ステップ減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315871A true JPH05315871A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14744850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11877892A Pending JPH05315871A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ステップ減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05315871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206208A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波増幅回路およびこれを用いた移動体通信端末 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP11877892A patent/JPH05315871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206208A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波増幅回路およびこれを用いた移動体通信端末 |
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