JPH05315669A - 圧電磁器組成物 - Google Patents
圧電磁器組成物Info
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- JPH05315669A JPH05315669A JP4115750A JP11575092A JPH05315669A JP H05315669 A JPH05315669 A JP H05315669A JP 4115750 A JP4115750 A JP 4115750A JP 11575092 A JP11575092 A JP 11575092A JP H05315669 A JPH05315669 A JP H05315669A
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- Japan
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- piezoelectric
- oxide
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータ、特に積層型圧電素子は一層
の厚みが約100μmと薄いため使用される圧電材料の
電気抵抗率が小さいと使用中に絶縁破壊してしまうなど
信頼性が低いという問題点がある。本発明は、電気抵抗
率が大きく、かつ、圧電定数が大きいアクチュエータ、
特に積層型圧電素子用材料の提供を目的とする。 【構成】 Pb(ZrxTiy)O3(但しx+y=1)を
基本組成とし、0.54≦x≦0.57、の範囲内の組
成から成りPb原子の10〜15モル%をCa、Sr及
びBaの少なくとも1種で置換し、これにSbをSb2
O3に換算して0.3〜3.0重量%含有し、かつV、
Nb、Mo、Ta、Wの少なくとも一種をそれぞれ酸化
物に換算して0.01〜0.05重量%含有することを
特徴とする圧電磁器組成物
の厚みが約100μmと薄いため使用される圧電材料の
電気抵抗率が小さいと使用中に絶縁破壊してしまうなど
信頼性が低いという問題点がある。本発明は、電気抵抗
率が大きく、かつ、圧電定数が大きいアクチュエータ、
特に積層型圧電素子用材料の提供を目的とする。 【構成】 Pb(ZrxTiy)O3(但しx+y=1)を
基本組成とし、0.54≦x≦0.57、の範囲内の組
成から成りPb原子の10〜15モル%をCa、Sr及
びBaの少なくとも1種で置換し、これにSbをSb2
O3に換算して0.3〜3.0重量%含有し、かつV、
Nb、Mo、Ta、Wの少なくとも一種をそれぞれ酸化
物に換算して0.01〜0.05重量%含有することを
特徴とする圧電磁器組成物
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチタン酸ジルコン酸鉛を
主成分とする圧電磁器組成物に関するものであり、特に
圧電特性が大であると共に、絶縁性能に優れた圧電磁器
組成物に関するものである。
主成分とする圧電磁器組成物に関するものであり、特に
圧電特性が大であると共に、絶縁性能に優れた圧電磁器
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電体磁器は、鉛、ジルコニウム、チタ
ンの酸化物で構成されたチタン酸ジルコン酸鉛を主成分
としているが、これに様々な微量酸化物を添加すると圧
電特性が著しく向上することは広く知られている。例え
ば、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化ランタン、酸化タ
ングステン、酸化アンチモン等を添加すると圧電性が向
上し、機械的品質係数QM並びに電気的品質係数QE(1
/tanδ)の値は小さくなる。一方、酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化マンガン等を添加するとQM並びにQEの値は
大きくなる。近年、この圧電磁器が積層圧電素子等のア
クチュエータに用いられるようになっている。
ンの酸化物で構成されたチタン酸ジルコン酸鉛を主成分
としているが、これに様々な微量酸化物を添加すると圧
電特性が著しく向上することは広く知られている。例え
ば、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化ランタン、酸化タ
ングステン、酸化アンチモン等を添加すると圧電性が向
上し、機械的品質係数QM並びに電気的品質係数QE(1
/tanδ)の値は小さくなる。一方、酸化鉄、酸化ク
ロム、酸化マンガン等を添加するとQM並びにQEの値は
大きくなる。近年、この圧電磁器が積層圧電素子等のア
クチュエータに用いられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アクチュエータ用
圧電磁器組成物の例として例えばPb(ZrxTiy)O
3(但しx+y=1)で表される組成をもって基本組成と
し、0.54≦x≦0.57、の範囲内の組成から成り
Pb原子の10〜15モル%をCa、Sr及びBaの少
なくとも1種で置換し、これにSbをSb2O3に換算し
て0.3〜1.5重量%含有した圧電磁器組成物があ
り、優れた圧電特性を示す。しかしながら、前記圧電磁
器組成物は電気抵抗率が比較的小さく、このため例え
ば、積層型圧電素子のように一層の厚みが100μm前
後の素子に前記圧電磁器組成物が使用された場合、印加
できる電圧が小さく充分な性能が引き出せない、あるい
は使用中に絶縁破壊してしまう等、信頼性が低いという
問題があった。本発明は上記従来技術に存在する問題点
を解決し、圧電特性が大であると共に、電気抵抗率が大
でアクチュエータ用材料、特に積層型圧電素子用材料に
適した圧電磁器組成物を提供することを目的とする。
圧電磁器組成物の例として例えばPb(ZrxTiy)O
3(但しx+y=1)で表される組成をもって基本組成と
し、0.54≦x≦0.57、の範囲内の組成から成り
Pb原子の10〜15モル%をCa、Sr及びBaの少
なくとも1種で置換し、これにSbをSb2O3に換算し
て0.3〜1.5重量%含有した圧電磁器組成物があ
り、優れた圧電特性を示す。しかしながら、前記圧電磁
器組成物は電気抵抗率が比較的小さく、このため例え
ば、積層型圧電素子のように一層の厚みが100μm前
後の素子に前記圧電磁器組成物が使用された場合、印加
できる電圧が小さく充分な性能が引き出せない、あるい
は使用中に絶縁破壊してしまう等、信頼性が低いという
問題があった。本発明は上記従来技術に存在する問題点
を解決し、圧電特性が大であると共に、電気抵抗率が大
でアクチュエータ用材料、特に積層型圧電素子用材料に
適した圧電磁器組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明においては、Pb(ZrxTiy)O3(但しx
+y=1.0)で表される組成をもって基本組成とし、0.5
4≦x≦0.57、の範囲内の組成から成りPb原子の
10〜15モル%をCa、Sr及びBaの少なくとも1
種で置換し、これにSbをSb2O3に換算して0.3〜
3.0重量%含有し、かつ、V、Nb、Mo、Ta、W
の少なくとも一種をそれぞれ酸化物に換算して0.01
〜0.05重量%含有する、という技術的手段を採用し
た。
に、本発明においては、Pb(ZrxTiy)O3(但しx
+y=1.0)で表される組成をもって基本組成とし、0.5
4≦x≦0.57、の範囲内の組成から成りPb原子の
10〜15モル%をCa、Sr及びBaの少なくとも1
種で置換し、これにSbをSb2O3に換算して0.3〜
3.0重量%含有し、かつ、V、Nb、Mo、Ta、W
の少なくとも一種をそれぞれ酸化物に換算して0.01
〜0.05重量%含有する、という技術的手段を採用し
た。
【0005】
【作用】本発明においては、チタン酸鉛とジルコン酸鉛
の相境界近傍の組成においてPbをCa、Sr及びBa
の少なくとも一種で置換し、かつSbをSb2O3の形で
適量添加することで大なる圧電定数を確保し、かつ、
V、Nb、Mo、Ta、Wの少なくとも一種を極微量加
えることにより、電気抵抗率の向上を計ることでアクチ
ュエータ用材料に適した圧電磁器組成物を提供するもの
である。なお、添加するV、Nb、Mo、Ta、Wはい
ずれも極微量であることから溶液状で他の固体粉末状原
料に加えると効果的に混合できる。
の相境界近傍の組成においてPbをCa、Sr及びBa
の少なくとも一種で置換し、かつSbをSb2O3の形で
適量添加することで大なる圧電定数を確保し、かつ、
V、Nb、Mo、Ta、Wの少なくとも一種を極微量加
えることにより、電気抵抗率の向上を計ることでアクチ
ュエータ用材料に適した圧電磁器組成物を提供するもの
である。なお、添加するV、Nb、Mo、Ta、Wはい
ずれも極微量であることから溶液状で他の固体粉末状原
料に加えると効果的に混合できる。
【0006】
【実施例】以下、実施例により、本発明の効果を具体的
に説明する。
に説明する。
【0007】(実施例1)酸化鉛(PbO)、炭酸スト
ロンチウム(SrCO3)、酸化チタン(TiO2)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化アンチモン(Sb2O
3)及び酸化バナジウム(V2O5)を化学式(Pb1-xS
rx)(ZryTi1-y)O3+zwt%Sb2O3+Wwt%V2
O5となるように秤量し、これを溶媒にエチルアルコー
ルを用いてボールミルで2時間混合した。得られた混合
物を100℃で5時間乾燥し、仮成形後、空気中におい
て850℃で2時間仮焼し、更にボールミルで2時間粉
砕した。これを造粒後プレス成形により直径20mm長
さ15mmの成形体を作成した。この成形体をアルミナ
若しくはマグネシアからなる容器内に密閉した状態で酸
素中1260℃5時間の焼結を行った。得られた焼結体
を切断、研磨加工により、直径16mm、厚さ0.8m
mの素子にし、両端面にCr−Auからなる電極を形成
し、シリコンオイル中において3kV/mmの直流電圧
を印加して分極処理を行った。図1には、(Pb0.9S
r0.1)(Zr0.54Ti0.46)O3にSb2O3を添加した
時のSb2O3添加量と圧電歪定数-d31の関係を示す。
図1より明らかなように、Sb2O3添加量が1.5wt%
で-d31は最大値を示す。また、Sb2O3の添加量が
0.3wt%未満及び3%を越える範囲では添加の効果が
ない。図2には、(Pb1-xSrx)(Zr0.54Ti0.4
6)O3+1.5wt%Sb2O3系のSr置換量と圧電歪定
数-d31の関係を示す。図2に示すようにSr=13モ
ル%添加時に-d31は最大となり、Srが10モル%未
満及び15モル%を越える範囲では-d31は200×1
0-12m/V以下と比較的小さい。したがって、(Pb1
-xSrx)(Zr0.54Ti0.46)O3+zwt%Sb2O3に
て、0.1≦x≦0.15、0.3≦z≦3.0wt%の範
囲で良好な特性を得ることが出来る。また表1に示すよ
うに、Srの代わりに他のアルカリ土類金属であるBa
またはCaを用いても同様の効果が得られる。
ロンチウム(SrCO3)、酸化チタン(TiO2)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化アンチモン(Sb2O
3)及び酸化バナジウム(V2O5)を化学式(Pb1-xS
rx)(ZryTi1-y)O3+zwt%Sb2O3+Wwt%V2
O5となるように秤量し、これを溶媒にエチルアルコー
ルを用いてボールミルで2時間混合した。得られた混合
物を100℃で5時間乾燥し、仮成形後、空気中におい
て850℃で2時間仮焼し、更にボールミルで2時間粉
砕した。これを造粒後プレス成形により直径20mm長
さ15mmの成形体を作成した。この成形体をアルミナ
若しくはマグネシアからなる容器内に密閉した状態で酸
素中1260℃5時間の焼結を行った。得られた焼結体
を切断、研磨加工により、直径16mm、厚さ0.8m
mの素子にし、両端面にCr−Auからなる電極を形成
し、シリコンオイル中において3kV/mmの直流電圧
を印加して分極処理を行った。図1には、(Pb0.9S
r0.1)(Zr0.54Ti0.46)O3にSb2O3を添加した
時のSb2O3添加量と圧電歪定数-d31の関係を示す。
図1より明らかなように、Sb2O3添加量が1.5wt%
で-d31は最大値を示す。また、Sb2O3の添加量が
0.3wt%未満及び3%を越える範囲では添加の効果が
ない。図2には、(Pb1-xSrx)(Zr0.54Ti0.4
6)O3+1.5wt%Sb2O3系のSr置換量と圧電歪定
数-d31の関係を示す。図2に示すようにSr=13モ
ル%添加時に-d31は最大となり、Srが10モル%未
満及び15モル%を越える範囲では-d31は200×1
0-12m/V以下と比較的小さい。したがって、(Pb1
-xSrx)(Zr0.54Ti0.46)O3+zwt%Sb2O3に
て、0.1≦x≦0.15、0.3≦z≦3.0wt%の範
囲で良好な特性を得ることが出来る。また表1に示すよ
うに、Srの代わりに他のアルカリ土類金属であるBa
またはCaを用いても同様の効果が得られる。
【表1】 上述の如く検討した組成(Pb0.87Sr0.13)(Zr0.
54Ti0.46)O3+1.5wt%Sb2O3にバナジウムを
添加することにより表2に示すような特性が得られる。
54Ti0.46)O3+1.5wt%Sb2O3にバナジウムを
添加することにより表2に示すような特性が得られる。
【表2】 ※は本発明外 表2から明らかなように微量のバナジウムを添加するこ
とにより電気抵抗率が2桁程度大きくなることがわか
る。特に本発明のバナジウム添加量がV2O5に換算して
0.01から0.05重量%では電気抵抗率が大きく、
かつ、-d31も大きくアクチュエータ、特に積層圧電素
子に最適の圧電磁器組成物であることがわかる。また、
バナジウムの添加量がV2O5に換算して0.01重量%
未満ではバナジウムの添加効果が不十分で電気抵抗率が
大きくならない。一方、バナジウムの添加量がV2O5に
換算して0.05重量%を越えるとεT 33、KPの低下が
著しく-d31が小さくなりすぎる。
とにより電気抵抗率が2桁程度大きくなることがわか
る。特に本発明のバナジウム添加量がV2O5に換算して
0.01から0.05重量%では電気抵抗率が大きく、
かつ、-d31も大きくアクチュエータ、特に積層圧電素
子に最適の圧電磁器組成物であることがわかる。また、
バナジウムの添加量がV2O5に換算して0.01重量%
未満ではバナジウムの添加効果が不十分で電気抵抗率が
大きくならない。一方、バナジウムの添加量がV2O5に
換算して0.05重量%を越えるとεT 33、KPの低下が
著しく-d31が小さくなりすぎる。
【0008】(実施例2)実施例1の方法と同様の方法
により、試料を作成し評価した。(Pb0.87Sr0.13)
(Zr0.54Ti0.46)O3+1.5wt%Sb2O3にニオ
ブ、モリブデン、タンタル、タングステンのそれぞれの
酸化物を添加することにより、表3から表6の特性が得
られる。
により、試料を作成し評価した。(Pb0.87Sr0.13)
(Zr0.54Ti0.46)O3+1.5wt%Sb2O3にニオ
ブ、モリブデン、タンタル、タングステンのそれぞれの
酸化物を添加することにより、表3から表6の特性が得
られる。
【表3】 ※は本発明外
【表4】 ※は本発明外
【表5】 ※は本発明外
【表6】 ※は本発明外
【0009】(実施例3)酸化鉛(PbO)、炭酸スト
ロンチウム(SrCO3)、酸化チタン(TiO2)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化アンチモン(Sb2O
3)を化学式(Pb0.87Sr0.13)(Zr0.54Ti0.4
6)O3+1.5wt%Sb2O3となるように秤量し、これ
にバナジウム、ニオブ、モリブデン、タンタル、タング
ステンをそれぞれVO(OC2H5)3、Nb(OC
2H5)5、Mo(OC2H5)6、Ta(OC2H5)5、W
(OC2H5)6で0.01wt%加え、混合溶媒であるエ
チルアルコール中に溶解した。実施例1の方法と同様の
方法により、試料を作成し評価し、表7の特性が得た。
表7より添加量が微量であるバナジウム、ニオブ、モリ
ブデン、タンタル、タングステンの出発原料を溶液状で
添加すると効果的に混合でき良好な特性が得られること
がわかる。
ロンチウム(SrCO3)、酸化チタン(TiO2)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)、酸化アンチモン(Sb2O
3)を化学式(Pb0.87Sr0.13)(Zr0.54Ti0.4
6)O3+1.5wt%Sb2O3となるように秤量し、これ
にバナジウム、ニオブ、モリブデン、タンタル、タング
ステンをそれぞれVO(OC2H5)3、Nb(OC
2H5)5、Mo(OC2H5)6、Ta(OC2H5)5、W
(OC2H5)6で0.01wt%加え、混合溶媒であるエ
チルアルコール中に溶解した。実施例1の方法と同様の
方法により、試料を作成し評価し、表7の特性が得た。
表7より添加量が微量であるバナジウム、ニオブ、モリ
ブデン、タンタル、タングステンの出発原料を溶液状で
添加すると効果的に混合でき良好な特性が得られること
がわかる。
【表7】
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、圧電歪
定数が大きく、かつ、電気抵抗率も大きいことから、ア
クチュエータ、特に積層型圧電素子用材料として極めて
有用である。また、バナジウム、ニオブ、モリブデン、
タンタル、タングステンの出発原料を酸化物で添加する
かわりに、出発原料を溶液状で添加すると一層効果的に
混合でき特性の向上が期待できる。
定数が大きく、かつ、電気抵抗率も大きいことから、ア
クチュエータ、特に積層型圧電素子用材料として極めて
有用である。また、バナジウム、ニオブ、モリブデン、
タンタル、タングステンの出発原料を酸化物で添加する
かわりに、出発原料を溶液状で添加すると一層効果的に
混合でき特性の向上が期待できる。
【図1】本発明における圧電歪定数-d31のSb2O3添
加量依存性を示す図
加量依存性を示す図
【図2】本発明における圧電歪定数-d31のSr添加量
依存性を示す。
依存性を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 Pb(ZrxTiy)O3(但しx+y=
1)で表される組成をもって基本組成とし、0.54≦
x≦0.57、の範囲内の組成から成りPb原子の10
〜15モル%をCa、Sr及びBaの少なくとも1種で
置換し、これにSbをSb2O3に換算して0.3〜3.
0重量%含有し、かつV、Nb、Mo、Ta、Wの少な
くとも一種をそれぞれ酸化物に換算して0.01〜0.
05重量%含有することを特徴とする圧電磁器組成物。 - 【請求項2】 請求項1の圧電磁器組成物に於いて溶液
状のバナジウム化合物、ニオブ化合物、モリブデン化合
物、タンタル化合物、タングステン化合物の少なくとも
一種を用いることを特徴とする圧電磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4115750A JPH05315669A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 圧電磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4115750A JPH05315669A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 圧電磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315669A true JPH05315669A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14670131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4115750A Pending JPH05315669A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 圧電磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05315669A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100417987B1 (ko) * | 1997-02-19 | 2004-05-31 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 압전 세라믹 조성물 및 압전세라믹의 제조방법 |
JP2009298606A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Tdk Corp | 圧電磁器、圧電素子及び積層型圧電素子 |
JP2014034507A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Nihon Ceratec Co Ltd | 圧電セラミックスおよびこれを用いた圧電アクチュエータ |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP4115750A patent/JPH05315669A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100417987B1 (ko) * | 1997-02-19 | 2004-05-31 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 압전 세라믹 조성물 및 압전세라믹의 제조방법 |
JP2009298606A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Tdk Corp | 圧電磁器、圧電素子及び積層型圧電素子 |
JP2014034507A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Nihon Ceratec Co Ltd | 圧電セラミックスおよびこれを用いた圧電アクチュエータ |
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