JPH0531466Y2 - - Google Patents

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JPH0531466Y2
JPH0531466Y2 JP18280887U JP18280887U JPH0531466Y2 JP H0531466 Y2 JPH0531466 Y2 JP H0531466Y2 JP 18280887 U JP18280887 U JP 18280887U JP 18280887 U JP18280887 U JP 18280887U JP H0531466 Y2 JPH0531466 Y2 JP H0531466Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は換気扇本体の前面部にフイルタを備え
たフイルタ付換気扇に関する。
(従来の技術) 従来より、この種フイルタ付きの換気扇に於い
ては、実開昭59−174545号公報及び実開昭61−
104129号公報に示すように、換気扇本体の前面部
に、フイルタを上側から下側へ渡して設け、且つ
その下側に配設した巻取ローラにより巻取り得る
ようにして、油塵の付着によりフイルタが汚れそ
の継続使用が困難になれば、上記巻取ローラをそ
れと同軸状に設けたダイヤルやハンドルの回転操
作により回転させて、汚れたフイルタを巻取るよ
うにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した従来のものにおいては、換
気運転時に換気扇本体の前面側から換気扇本体内
へ吸引される空気の一部が、フイルタを通過せず
に該フイルタの左右両側を通つて換気扇本体内に
吸引され、その空気に含まれた油煙や油塵が換気
扇本体内の部品に付着してこれを汚してしまうと
いう問題点を有していた。
そこで、本考案の目的は、フイルタを通過しな
い空気が換気扇本体内に吸引されることを極力防
止でき、ひいては換気扇本体内の部品が油煙や油
塵で汚れることを極力防止することができるフイ
ルタ付換気扇を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のフイルタ付換気扇は、換気扇本体の前
面部に設けたフイルタ受けと化粧枠との間にフイ
ルタを掛け渡して設けたものであつて、前記フイ
ルタ受けに、前記フイルタの両側方に位置してフ
イルタの引出方向に伸び且つ前端が化粧枠の内面
に当接する遮壁部を設けたところに特徴を有す
る。
(作用) 上記手段によれば、フイルタの両側方において
フイルタ受けと化粧枠との間がそれぞれ遮壁部に
よつて閉塞された状態となるから、換気扇本体の
前面側から吸引される空気は、それらフイルタ受
けと化粧枠との間から漏れることなく全てフイル
タを通過して換気扇本体内に吸引されるようにな
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。
先ず第2図に於いて、1は換気扇本体であり、
外枠2と、外枠2の内部に取付脚3に取付けて配
設したモータ4、モータ4の回転軸に取付けた送
風羽根5、外枠2の後方の開口部に枢設したシヤ
ツタ6、シヤツタ6を開閉させる周知の引紐7に
よる操作機構8、前記外枠2の前方に着脱可能に
装着されてベルマウス9aを備えた前面枠9等か
ら構成されている。
而して上記前面枠9の上辺部及び下辺部には
夫々凹部10,11をその横幅略一杯にわたつて
設けており、更にそのうち上辺部の凹部10には
その左側の端部壁に孔12を形成していて、該孔
12の奥方には第3図に示すように受板13をス
プリング14により弾発付勢する形態で収納して
いる。又、下辺部の凹部11にもその左側の端部
壁には孔15を形成しており、該孔15の奥方に
は受板16をスプリング17により弾発付勢する
形態で収納している。尚、上辺部の凹部10の右
側の端部壁には孔11同様の孔(図示せず)を形
成しており、下辺部の凹部11の右側の端部壁に
は孔15より大なる開口部18を形成して、更に
その右側部にはユニツト収納部19を形成してい
る。
20はフイルタ受けで、第3図に示すように格
子状を成すものであり、下辺部にガイドローラ2
1を回転自在に装備していて、前面枠9の前面部
に着脱可能に装着されている。22はフイルタ
で、これは不織布から成るもので、帯状を成し、
ローラ23に巻装されている。これに対して一
方、24は巻取ローラで、これには上記フイルタ
22の巻終端部が貼着固定されている。又、この
巻取ローラ24には、第5図に示すようにその右
側の端部に被係合体25及び鍔部26を有する筒
体27が挿着されている。そしてこれらフイルタ
22及び巻取ローラ24については、ローラ23
の左側の端部を前記スプリング14の弾発力に抗
して前記受板13を押込みながら孔12に挿入
し、右側の端部を孔12と対向する図示しない孔
に挿入することによつて、フイルタ22を上側の
凹部10内に回転可能に支持して配設し、他方、
該フイルタ22を引出しつつ、巻取ローラ24の
左側の端部をスプリング17の弾発力に抗して前
記受板16を押込みながら孔15に挿入し、その
巻取ローラ24の右側の端部に装着した筒体27
の被係合体25を後述する巻取駆動機構28の係
合体44に係合させることによつて、該巻取ロー
ラ24を下側の凹部11内に回転可能に支持して
配設している。而してそれに伴い、フイルタ22
は、前記フイルタ受け20の前面を前面枠9(換
気扇本体1の前面部)の一方側である上辺部から
他方側である下辺部に渡つて前面枠9(換気扇本
体1の前面部)をフイルタ受け20の前方から覆
うように設けられた形態となる。
28はユニツト化された巻取駆動機構で、これ
は換気扇本体1を構成する前面枠9のユニツト収
納部19に収納されてフイルタ22の右側方に位
置するようになつており、ねじ29により換気扇
本体1に固定されている。以下、この巻取駆動機
構28について詳述する。即ち、第5図及び第6
図に示すようにこの巻取駆動機構28には支持板
30が基体として存し、この基体30の上部に支
軸31が立設されている。支軸31には駆動ギヤ
32とそれよりやゝ径小な回転板33とが同軸状
に嵌合されており、そのうちの回転板33の外周
部に形成した溝34に引き操作のための引紐35
が第6図中時計回りの方向に通し、その先端部が
該溝34の一箇所に形成した止め部36に固定さ
れている。37は一方向クラツチで、これは第7
図に示すように駆動ギヤ32に環状配置で複数形
成した孔38と、回転板33の駆動ギヤ32と対
向する側の面に孔38と同配置にて同数形成した
爪39と、回転板33に駆動ギヤ32側への変位
力を与えて爪39を孔33に嵌合させるスプリン
グ40とから成るもので、爪39には夫々その図
中時計回り方向側の部位に直立面39aを形成
し、それとは反対側り部位に斜状面39bを形成
していて、それにより後に詳述するように第6図
中反時計回りの方向にのみ回転板33から駆動ギ
ヤ32への回転力の伝達が行われるようになつて
いる。ここで、上記スプリング40は回転板33
に復帰方向の回転力を与えるスプリングを兼ねる
ものであり、その一端部40aは回転板33に設
けた凸起41に掛けられている。これらに対して
42は従動ギヤ、43は爪車、44は係合体で、
これらは一体に形成されており、更にその従動ギ
ヤ42側の一方の端面部中央には軸凸起45を一
体に形成し、又、係合体44周りには軸筒部46
を一体に形成していて、そのうち軸凸起45を支
持板30の下部に嵌合して従動ギヤ42を駆動ギ
ヤ32に噛合させている。47はストツパで、例
えば板ばねから成るものであり、その基端部を支
持板30に固着して、先端部を爪車43の周囲に
多数存する爪48の一つに係合させている。そし
て49はユニツト蓋板であり、これを支持板30
に複数存する受片部50に図示しないねじにより
固着し、その折り、前記回転板33を引紐35が
略一巻分巻回されるように回転させた状態にて、
このユニツト蓋板49の上部に形成した小孔(図
示せず)に前記スプリング40の他端部40bを
係止させている。又、ユニツト蓋板49には支軸
31の先端部を挿通させてストツプリング51に
より抜止めし、更に該ユニツト蓋板49の下部に
形成した孔52には軸筒部46を嵌合し、それに
よつて係合体44を前記前面枠9の開口部18に
臨ませている。尚、係合体44は開口部18に臨
んだ側の面に係合爪部53を環状配置にて多数有
するものである。又、斯様な巻取駆動機構28の
取付状態で、引紐35は適宜のガイド部を通し前
面枠9の下方従つて換気扇本体1の下方に垂下さ
せており、その下端部には摘み54が取着されて
いる。
さて、第4図に示す55は化粧枠であり、これ
はフイルタ22の前方から前記前面枠9ひいては
換気扇本体1に着脱可能に装着され、その前面の
略全域に形成した開口部内に縦方向に延びる例え
ば3本の押え桟55aを備え、これにてフイルタ
22を前方から押える機能も有する。そして、こ
の化粧枠55の四辺部には後方に延びて換気扇本
体1の四側縁部に接する囲壁部56を形成すると
共に、左右両辺部のものは特に第1図及び第8図
に示すように換気扇本体1(前面枠9)の左右両
側縁部に上下に延びるように形成した嵌合溝9b
内に嵌め込まれる。これにて、この囲壁部56の
うち上辺部及び下辺部のものにて前面枠9の上下
の凹部10,11内に巻取収納されたフイルタ2
2を外方から覆うと共に、第1図に示すように、
前面枠9のユニツト収納部19内に収納された巻
取駆動機構28を外方から覆つており、その囲壁
部56の右辺部のものを巻取駆動機構28を外方
から覆う覆い部として機能させている。一方、前
記フイルタ受け20のうちフイルタ22の両側縁
部に対応する部分には前後に遮壁部としてのスペ
ーサーリブ57,58が一体に突設されている。
そして、前後に夫々突出する各スペーサーリブ5
7,58は、共にフイルタ22の引出方向である
上下方向に延び、フイルタ受け20の上下寸法の
全体に亙つて形成されている。そのうち前方に突
出するスペーサーリブ57は、フイルタ22の左
右両側方に位置し、前端が化粧枠55の内面に当
接している。また、後方に突出するスペーサーリ
ブ58は、前面枠9の前面側部に当接していて、
特に巻取駆動機構28を収納した右側部分にあつ
て、第1図に示すように、フイルタ受け20の裏
側において換気扇本体1内に通ずる排気流の空気
流路59と巻取駆動機構28との間を遮断してい
る。尚、60は化粧枠55の下方に位置させて化
粧枠55に着脱可能に装着した油受けである。
さて、上述の如く構成したものの場合、操作機
構8について引紐7を引き操作すると、シヤツタ
6が開放されると共に、モータ4が通電され、従
つて送風羽根5が回転駆動されるもので、それに
より室内の空気がフイルタ22を通して空気流路
59から換気扇本体1内に吸入され、開放状態に
あるシヤツタ6部分を通して室外に排出される。
そしてそれに基づき、その吸入空気に含まれた油
や塵埃等がフイルタ22に付着して取除かれるも
ので、それによりフイルタ22は徐々に汚れ、や
がて交換の必要な時期に至る。
而して斯様にフイルタ22が交換の必要な時期
に至れば、本実施例の場合、巻取駆動機構28の
引紐35を下方へ引き操作する。すると、回転板
33が止め部36を引かれて回転し、その回転方
向(第6図中反時計回りの方向)には一方向クラ
ツチ37の爪39が夫々直立面39aを孔38に
係合させて回転力を駆動ギヤ32に伝達するた
め、該駆動ギヤ32が同方向に回転する。従つて
その駆動ギヤ32と噛合した従動ギヤ42も、爪
車43及び係合体44を伴つて爪車43の爪48
によりストツパ47を蹴りながら回転し、更にそ
の回転が係合体44から被係合体25に伝達され
ることにより、筒体27を介して巻取ローラ24
が回転され、フイルタ22を巻取る。又、斯様に
巻取られると、フイルタ22はローラ23ごと回
転されて新規な部分が引出される。
そして斯様な引紐35の引き操作を、回転板3
3の止め部36が一杯に引かれるまで行なつて
後、引紐35の引張りを解除すると、これまでの
回転板33の回転に伴い巻締められて弾発力を蓄
えた状態にあるスプリング40が、その弾発力を
放出して回転板33を復帰方向(第6図中反時計
回りの方向)に回転させる。このとき、爪車43
はその爪48の中でストツパ47の先端部に最も
近く位置したものが該ストツパ47の先端に係止
されて復帰方向の回転が止められるものであり、
それに伴つて係合体44及び従動ギヤ42も夫々
復帰方向の回転が止められ、従つて更に巻取ロー
ラ24及び駆動ギヤ32も夫々復帰方向の回転が
止められる。而して又このとき、一方向クラツチ
37の爪39は夫々斜状面39bを孔38から駆
動ギヤ32の回転板33側の面に摺接させること
から、回転板33はその爪39の高さの分スプリ
ング40を圧しつつ駆動ギヤ32側とは反対の側
に逃避して駆動ギヤ32を残し自身だけが回転す
る。従つて巻取ローラ24を静止状態に留めて、
引紐35の引上げが行なわれるものであり、そこ
で再びその引紐35の下方への引き操作をする。
すると、上述同様にして巻取ローラ24が回転さ
れフイルタ22が巻取られるもので、その後再び
引紐35の引張りを解除すれば、巻取ローラ24
を静止状態に留めて、引紐35の引上げが行なわ
れる。従つてこの繰返しによりフイルタ22の汚
れた部分の全部を巻取り、代わつて新規な部分に
より換気扇本体1の前面部を覆うようにする。
そして、フイルタ22を全部使つて巻取りがそ
れ以上できなくなれば、油受け60と化粧枠55
とを夫々前面枠9から取外して、ローラ23の左
側の端部をスプリング14の弾発力に抗して受板
13を押込みながら孔12の奥方に入れ、この状
態で右側の端部を孔12と対向する図示しない孔
から抜取り、更に左側の端部を孔12から抜取る
ことによつて、フイルタ22を凹部10から取出
し、他方、巻取ローラ24の左側の端部をスプリ
ング17の弾発力に抗して受板16を押込みなが
ら孔15の奥方に入れ、この状態で被係合体25
を係合体44から離脱させ、更に左側の端部を孔
15から抜取ることによつて、巻取ローラ24を
凹部11から取出す。そしてそれらを捨て、代わ
りに新たなフイルタ22及び巻取ローラ24を前
述の如くして装着し、更に化粧枠55及び油受け
60を装着して使用する。
さて、このようにして換気扇を使用する際に
は、調理に伴い発生した油煙等を含んだ空気は換
気扇本体1の周囲や内部に集中して流れる。この
ため、これらの油煙等が換気扇本体1内の部品、
特には比較的複雑な内部構造を有する巻取駆動機
構28内に侵入することにより内部に油や塵が付
着し、これにより例えば回転板33や爪車43の
動作が円滑に行われなくなつてフイルタ22の巻
取に支障を来たす虞が生ずる。ところが、本実施
例では第1図に示すように、フイルタ22の左右
両側方においてフイルタ受け20と化粧枠55と
の間が遮壁部として機能するスペーサーリブ57
によつて閉塞された状態となつているから、換気
扇本体1の前面部から吸引される空気は、それら
フイルタ受け20と化粧枠55との間から漏れる
ことなく全てフイルタ22を通過して換気扇本体
1内に吸引されるようになり、従つてフイルタ2
2を通過しない空気が換気扇本体1内に吸引され
ることを極力防止できる。また、巻取駆動機構2
8の外方は覆い部として機能する化粧枠55の囲
壁部56の右辺部により覆われ、且つフイルタ受
け20の裏側にあつては、スペーサーリブ58に
より換気扇本体1内への排気流の空気流路59と
巻取駆動機構28との間が遮断されているから、
油煙等が巻取駆動機構28内に侵入することは確
実に防止され、巻取駆動機構28内は清浄に保た
れて動作不良が生ずる虞はない。
このように本実施例によれば、換気扇本体1か
ら下方へ垂下した引紐36を引き操作することに
よつて、巻取駆動機構28によりフイルタ22の
巻取りができるもので、高所に位置することが通
常の換気扇に対しても踏台等を使わずして無理な
く巻取操作ができる。又、その操作の折り、上記
引紐35の後方には家屋の壁面があつても、その
引紐35は従来のダイヤルやハンドルと違つて壁
面に手を当てることなく操作できるものであり、
更にその操作自体、従来の逐一回転操作するダイ
ヤルやハンドルと違つて、単に引紐35を引き操
作するだけなのであるから、面倒なく操作するこ
とができる。そして、このものによれば、フイル
タ受け20に、フイルタ22の左右両側方に位置
してフイルタ22の引出方向に延び且つ前端が化
粧枠552の内面に当接するスペーサーリブ57
を設けているので、換気運転時にフイルタ22を
通過しない空気が換気扇本体1内に吸引されてし
まうことを極力防止でき、ひいては換気扇本体1
内の部品が油煙や油塵で汚れることを極力防止す
ることができるようになる。しかも、両スペーサ
ーリブ57は、フイルタ受け20と化粧枠55と
の間のスペーサとして作用するので、フイルタ2
2が巻き取られる際にそのフイルタ22が動くた
めのスペースが確保され、フイルタ22のスムー
ズな動きを確保できる。加えて、それらスペーサ
ーリブ57によりフイルタ22がガイドされるの
で、フイルタ22の横ずれも防止することができ
る。
また、特に本実施例によれば、換気扇本体1内
にフイルタ22を巻取るための巻取駆動機構28
を設けたものでありながら、フイルタ受け20に
は上記スペーサーリブ57に加えて、スペーサー
リブ58が設けられ、しかも、化粧枠55には覆
い部を構成する囲壁部56が設けられているの
で、特に巻取駆動機構28に対する油煙等の侵入
を確実に防止することができ、その巻取駆動機構
28の確実なる動作長期間にわたつて保証するこ
とができる。
さらに、各スペーサーリブ57,58は補強リ
ブとしても作用するので、フイルタ受け20を補
強できる利点もある。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
のみ限定されるものではなく、例えば巻取駆動機
構としては、上記実施例に示したように引紐式の
ものに限らず、モータ駆動式等のものであつても
良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して
実施することができるものである。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように本考案のフイル
タ付換気扇は、換気扇本体の前面部に設けたフイ
ルタ受けと化粧枠との間にフイルタを掛け渡して
設けたものにあつて、フイルタ受けに、フイルタ
の両側方に位置してフイルタの引出方向に延び且
つ前端が化粧枠の内面に当接する遮壁部を設けた
構成とすることにより、フイルタを通過しない空
気が換気扇本体内に吸引されることを極力防止で
き、ひいては換気扇本体内の部品や油煙や油塵で
汚れることを極力防止することができ、また、フ
イルタ受けと化粧枠との間のスペースを確保でき
ることによりフイルタのスムーズな動きを確保で
き、さらにはフイルタのずれも防止できるという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第
1図は要部の横断面図、第2図は全体の縦断側面
図、第3図は同破断正面図、第4図は同分解斜視
図、第5図は巻取駆動機構の縦断正面図、第6図
は同機構のユニツト蓋板を取外し更に一部を破断
した側面図、第7図は一方向クラツチに関する部
分の分解斜視図、第8図は化粧枠から前面枠にか
けた部分の一部の横断面図である。 図中、1は換気扇本体、9は前面枠、20はフ
イルタ受け、22はフイルタ、24は巻取ロー
ラ、28は巻取駆動機構、55は化粧枠、56は
囲壁部(覆い部)、57,58はスペーサーリブ
(遮壁部)、59は空気流路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 換気扇本体1の前面部に設けたフイルタ受け
    20と化粧枠55との間にフイルタ22を掛け
    渡して設けたものであつて、前記フイルタ受け
    20に、前記フイルタ22の両側方に位置して
    フイルタ22の引出方向に延び且つ前端が化粧
    枠55の内面に当接する遮壁部57を設けたこ
    とを特徴とするフイルタ付換気扇。 2 フイルタ22は巻取ローラ24により巻取ら
    れると共に、この巻取ローラ24を駆動する巻
    取駆動機構28が前記フイルタ22の一側方に
    位置して換気扇本体1内に設けられ、化粧枠5
    5には前記巻取駆動機構28を外方から覆う覆
    い部56が設けられ、フイルタ受け20には、
    該フイルタ受け20の裏側において換気扇本体
    1内に通ずる排気流の空気流路59と前記巻取
    駆動機構28との間を遮断する遮壁部58が設
    けられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のフイルタ付換気扇。
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