JPH0531463A - 郵便物処理システム - Google Patents

郵便物処理システム

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JPH0531463A
JPH0531463A JP19200991A JP19200991A JPH0531463A JP H0531463 A JPH0531463 A JP H0531463A JP 19200991 A JP19200991 A JP 19200991A JP 19200991 A JP19200991 A JP 19200991A JP H0531463 A JPH0531463 A JP H0531463A
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正晴 和田
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一己 川崎
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英人 柚井
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YUUSEIDAIJIN
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、郵便物の配達先の認識を、郵便物の
局間の輸送時間を利用して行うことで、効率の良い処理
システムの実現をめざすことを最も主要な特徴とする。 【構成】受取局1より輸送される郵便物が配達局3に到
達するまでの間に、当該郵便物の画像情報が配達局側地
域センタ5にて認識され、さらに配達局3に送られる。
配達局3に到達した郵便物は、すでに配達局側地域セン
タ5から送信されている配達先の認識結果にもとづいて
区分・集積されることにより、配達区分から道順組立ま
でが自動的に行われる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば郵便物の配
達区分や道順組立などの処理の自動化を図る郵便物処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便物の処理は、引受け作業、差
立区分、到着区分、配達区分・道順組立に大別される。
【0003】すなわち、郵便物の流れに沿って説明する
と、ポストや窓口で集められた郵便物は、引受局にて、
たとえば郵便物自動取り揃え押印機を用いて取り揃えら
れ、さらに消印を押す必要があるものについては自動的
に押印される。この後、たとえば郵便番号自動読み取り
区分機により、郵便番号にしたがって差立区分、つまり
配達地域別に区分けされる。そして、この地域別に区分
けされた郵便物のうち、自局にて配達する自局分の郵便
物は、たとえば郵便物あて名自動読み取り区分機による
配達区分(配達区域別の区分け)と、人手を介しての道
順組立(配達の道順にしたがった並び換え)とが行われ
て、各配達区域の配達員へと渡される。
【0004】自局にて配達する自局分を除く郵便物は、
郵便番号にしたがって、列車やトラックなどにより各地
域の区分局(到着局)に送られる。そして、郵便番号に
応じてさらに3桁ないし5桁の到着区分(2次区分)、
たとえば郵便番号自動読み取り区分機により配達先の郵
便局(配達局)ごとに区分けされる。この2次区分され
た郵便物のうち、自局分の郵便物は、同様に配達区分と
道順組立とが行われて、各配達区域の配達員へと渡され
る。
【0005】自局分を除く郵便物は、郵便番号にしたが
って各配達局に輸送され、まず各配達区域ごとに分ける
配達区分が行われた後、各配達区域ごとに道順組立が行
われる。そして、各配達区域の配達員へと渡されて各家
庭(配達先)に配られる。
【0006】このように、郵便物の処理においては、郵
便物自動取り揃え押印機や郵便物あて名自動読み取り区
分機などの導入により、処理コストや時間の削減が進め
られている。
【0007】しかしながら、従来の処理では、郵便物そ
れ自体とその郵便物を処理するための情報とが一体とな
って各処理が進められるようになっている。たとえば、
郵便物から宛名(配達先情報)を読み取り、それを認識
し、その結果にしたがって当該郵便物を区分するように
なっている。このため、仮に、宛名の認識(認識できな
いものについてはオペレータ入力)に時間を要した場合
には、その後の区分処理が遅くなるなど、ある処理に時
間がかかるとその系全体の処理が遅れるという欠点があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、郵便物それ自体とその郵便物を処理する情
報とが一体となって各処理が進められるようになってい
るため、各処理における遅れが全体の処理時間に影響す
るなど、処理の効率が良くないという欠点があった。
【0009】そこで、この発明は、郵便物の処理を効率
良く行うことができ、より一層の、処理コストの低減と
サービスの向上とが図れる郵便物処理システムを提供す
ることを目的としている。 [発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の郵便物処理システムにあっては、第1
の局から第2の局へ郵便物を配送し、この第2の局にて
前記郵便物を処理するものにおいて、前記第1の局から
前記第2の局へ郵便物を配送する配送手段と、前記第1
の局に設けられ、前記郵便物に付された配達先情報を読
み取る読取手段と、この読取手段により読み取られた配
達先情報を前記第2の局に送信する送信手段と、この送
信に関わる情報を認識する認識手段と、この認識手段に
より認識された結果にもとづいて、前記第2の局にて、
前記配送手段により配送された郵便物に所定の処理を施
す手段とから構成されている。
【0011】また、この発明の郵便物処理システムにあ
っては、第1の局から第2の局へ郵便物を配送し、この
第2の局にて前記郵便物を処理するものにおいて、前記
第1の局から前記第2の局へ配送される郵便物に識別情
報を付与する付与手段と、この付与手段により識別情報
が付与された郵便物を前記第1の局から前記第2の局へ
配送する配送手段と、前記第1の局に設けられ、前記郵
便物に付された配達先情報を読み取る読取手段と、この
読取手段により読み取られた配達先情報を前記第2の局
に送信する送信手段と、この送信に関わる情報を認識す
る認識手段と、前記第2の局に設けられ、前記配送手段
により配送された郵便物に付与された識別情報を読み取
る識別情報読取手段と、前記第2の局に設けられ、前記
識別情報読取手段により読み取られた識別情報および前
記認識手段により認識された認識結果にもとづいて、前
記配送手段により配送された郵便物に所定の処理を施す
手段とから構成されている。
【0012】さらに、この発明の郵便物処理システムに
あっては、第1の局から第2の局へ郵便物を配送し、こ
の第2の局にて前記郵便物を処理するものにおいて、前
記第1の局から前記第2の局へ郵便物を配送する配送手
段と、前記第1の局に設けられ、前記郵便物に付された
配達先情報を読み取る読取手段と、この読取手段により
読み取られた配達先情報と、前記配送手段により配送さ
れる郵便物との対応付けを行う対応設定手段と、この対
応設定手段により対応付けられた配達先情報を前記第2
の局に送信する送信手段と、この送信に関わる情報を認
識する認識手段と、この認識手段により認識された結果
にもとづいて、前記第2の局にて、前記配送手段により
配送された郵便物に所定の処理を施す手段とから構成さ
れている。
【0013】
【作用】この発明は、上記した手段により、郵便物が配
達先の局に配送されるまでの配送時間を利用して当該郵
便物の配達先情報を認識したり、この配達先情報を事前
に伝送することができるようになるため、認識処理など
における遅れが全体の処理時間に影響するのを防止し得
るとともに、郵便物の処理量に応じた人員などの確保が
可能となるものである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の郵便物処理システム
にかかる、郵便システムの概念を示すものである。
【0015】すなわち、1はポストや窓口に投函された
郵便物を集合する引受局(第1の局)であり、この引受
局1では、主に、集合された引受郵便物を配達地域ごと
に区分する差立区分と、引受郵便物の郵便物情報(後述
する)の収集とが行われるようになっている。
【0016】2は地域区分局であり、この地域区分局2
では、主に、上記引受局1より輸送(配送)される地域
ごとの郵便物を、その地域の各配達局別に区分する2次
区分(到着区分)が行われるようになっている。ここで
の区分は、たとえば郵便物に付与される識別番号(後述
する)にしたがって行うことにより、認識結果による区
分よりも高い精度が確保されるようになっている。な
お、この地域区分局2は必ず必要とするものではなく、
場合によっては省略することもできる。
【0017】3は配達局(第2の局)であり、この配達
局3では、主に、上記地域区分局2より輸送される配達
局別に区分された配達郵便物を、その局が担当するいく
つかの配達区域ごとに区分する配達区分と、配達区域ご
とに区分された配達郵便物を道順組立情報(後述する)
にしたがって並び換える道順組立とが行われるようにな
っている。そして、この道順組立が行われた配達郵便物
は、各配達員によりそれぞれの配達先に順に配達される
ことになる。
【0018】4は、引受局側地域センタであり、上記し
た引受局1より送信される郵便物情報を郵便番号にした
がって配達局別に整理するものである。なお、この引受
局側地域センタ4は必ず必要とするものではなく、場合
によっては省略することもできる。
【0019】5は、配達局側地域センタ(コンピュータ
システム)であり、たとえばネットワーク通信により上
記引受局側地域センタ4と接続されるものである。この
配達局側地域センタ5では、たとえば上記引受局側地域
センタ4からの郵便物情報に含まれる宛名画像情報の認
識(認識できないものについてはキー入力)と、当該郵
便物が輸送される配達局3への宛名情報(含む、受取人
情報)の事前送信とが行われるようになっている。図2
および図3は、上記した引受局1での差し立て業務に用
いられる、引受け・差立区分機の概略を示すものであ
る。
【0020】この引受け・差立区分機10は、引受郵便
物のうち、特に小口郵便物(通常郵便)の差し立て業務
を自動的に行うものであり、供給部11、取揃部12、
画像情報読取部13、切手検出押印部14、郵便番号認
識部15、識別番号印字部16、搬送区分部17、スタ
ック部18、オペレータ入力部19、郵便物情報送信部
20、および制御部21により構成されている。供給部
11は、引き受けた小口郵便物を内部に取り込むもので
ある。
【0021】取揃部12は、上記供給部11より供給さ
れる小口郵便物の向きと方向との取り揃えを行うととも
に、たとえばこの引受け・差立区分機10で処理できな
い一定以上の厚みや重さおよび大きさなどを有する特殊
な郵便物をチェックするものである。画像情報読取部1
3は、上記取揃部12で切手類の位置が取り揃えられた
小口郵便物の全面画像を読み取るものである。
【0022】切手検出押印部14は、上記画像情報読取
部13で読み取った画像情報より切手類を検出し、その
料金額をチェックするとともに、消印を押す必要がある
ものについて押印を行うものである。郵便番号認識部1
5は、上記画像情報読取部13で読み取った画像情報よ
り郵便番号の認識を行うものである。
【0023】識別番号印字部16は、上記郵便番号認識
部15によって郵便番号の認識が行われた小口郵便物に
対して、たとえばバーコードによる固有の識別番号(識
別情報)を付与するものである。
【0024】搬送区分部17は、上記識別番号印字部1
6で識別番号の付与された小口郵便物を、上記郵便番号
認識部15の認識結果にもとづいて差立区分するための
複数の区分口により構成されるものである。
【0025】オペレータ入力部19は、この引受け・差
立区分機10に対する各種の指示の入力や、上記郵便番
号認識部15で認識できなかった郵便番号情報のキー入
力などを行うものである。郵便物情報送信部20は、自
局分を除く各郵便物ごとに郵便物情報を生成し、これを
前記の引受局側地域センタ4に送信するものである。
【0026】ここで、郵便物情報としては、たとえば上
記画像情報読取部13で読み取られた小口郵便物の全面
画像より受取人の住所と氏名や社名を文字単位で切り出
した宛名画像情報(配達先情報)と、この宛名画像情報
を読み取った郵便物に付与されている識別番号、および
上記郵便番号認識部15により当該郵便物より認識され
た郵便番号からなっている。この場合、上記した宛名画
像情報は、たとえば画像情報の画像濃度ヒストグラムを
求め、これにより二値化しきい値候補を決めて文字行単
位に切り出し、同様に印字密度ヒストグラムを求め、こ
れにより二値化しきい値候補を決めて文字単位に切り出
すことによって得られるものである。
【0027】なお、上記取揃部12により機械処理不可
能としてチェックされた郵便物は、取揃部12のすぐ下
のシュートに落とされる。また、郵便番号認識部15で
郵便番号を認識できなかった郵便物は、スタック部18
でスタックされた後、オペレータ入力部19により郵便
番号情報が入力されることによって、識別番号印字部1
6による識別番号の付与が行われる。
【0028】また、引受郵便物のうち、大口郵便物(た
とえば、ダイレクトメールや領収書など)については本
引受け・差立区分機10にかけることなく地域区分局2
に送られるようになっている。そして、大口郵便物の引
き受け時に、同差出人より、たとえば各郵便物に対する
受取人情報(この場合、各郵便物に設けられている差出
人コードや受取人コードによって対応付けられている)
を磁気情報としてもらうことにより、この磁気情報が郵
便物情報送信部20より前記引受局側地域センタ4に送
られることになる。
【0029】また、料金不足としてチェックされた小口
郵便物は差出人に返却されるとともに、機械での処理が
不可能としてチェックされた特殊な郵便物については手
作業により各処理が行われる。
【0030】さらに、自局分として区分された郵便物に
ついては、上記画像情報読取部13で読み取られた全面
画像上の受取人の住所と氏名との認識が行われ、この認
識の結果にもとづいて配達区分と道順組立とが行われ
る。図4および図5は、前記した配達局3での配達前業
務に用いられる、配達区分・道順組立機の概略を示すも
のである。
【0031】この配達区分・道順組立機30は、前記し
た地域区分局2より配達局別に区分されて送られてくる
配達郵便物の配達前業務を自動的に行うものであり、取
出部31、識別番号読取部32、搬送区分部33、集積
部34、および制御部35により構成されている。取出
部31は、前記地域区分局2からの配達郵便物(小口お
よび大口郵便物)を1枚ずつ内部に取り込むものであ
る。識別番号読取部32は、上記取出部31により取り
込まれた配達郵便物より識別番号を読み取るものであ
る。
【0032】搬送区分部33は、たとえば1配達区域分
の配達郵便物が配達先別に区分される小口スタッカ群3
3aと、大手配達先に対する配達郵便物が区分される大
口スタッカ群33bと、上記1配達区域を除く他の配達
郵便物が配達区域別に区分されるカートリッジ式スタッ
カ群33cとから構成されている。
【0033】集積部34は、上記した小口スタッカ群3
3aに区分された配達郵便物を順番に集積するものであ
り、ここに集積されることにより配達郵便物は道順組立
が行われることになる。
【0034】制御部35は、この配達区分・道順組立機
30の全制御を司るものであり、この制御部35には、
コンピュータ端末(図4には示していない)36が接続
されるようになっている。
【0035】このコンピュータ端末36は、制御装置、
ディスプレイ装置、プリンタ、キーボードなどの他に、
たとえば前記配達局側地域センタ5からの宛先情報を受
信する宛先情報受信部、および各配達区域における基本
的な配達の順路などを示す地図情報を記憶する地図情報
記憶部(いずれも図示していない)を有した構成となっ
ている。
【0036】コンピュータ端末36では、上記宛先情報
受信部により前記配達局側地域センタ5からの宛先情報
を受信し、この宛先情報と上記地図情報記憶部に記憶さ
れている地図情報とから最適なる道順組立情報を生成す
るものである。また、コンピュータ端末36は、上記プ
リンタにより、その道順組立情報に応じた配達地図、つ
まり配達郵便物の配達先とその効率的な配達が可能な配
達順路とを示す地図をプリントして出力するようになっ
ている。
【0037】ここで、前記配達局側地域センタ5からの
宛先情報とは、郵便物情報を構成する識別番号、および
宛名画像情報より配達先の住所と氏名や社名を認識した
際の宛名コード情報である。また、当該郵便物が大口郵
便物の場合には、差出人により用意された受取人情報そ
のもの(認識処理を行っていない)となっている。な
お、この宛先情報は、配達郵便物が当該配達局3に到着
する前にあらかじめ送信されるものである。
【0038】また、道順組立情報とは、上記宛先情報に
もとづく配達区域内に存在する各配達先への配達郵便物
の有無により変更される、前記配達順路を決定するため
の情報である。
【0039】すなわち、ここでの配達前業務とは、配達
郵便物をその識別番号により道順組立情報にしたがって
区分するもので、その際の配達郵便物を区分して収納す
る区分口の位置は、制御部35からの制御信号により決
定されるようになっている。この制御信号は、上記した
コンピュータ端末36により生成される道順組立情報し
たがって決定される、最適な区分口の割り当て(たとえ
ば、区分先や物量などを考慮したもの)にもとづいた信
号である。
【0040】この最適な区分口の割り当てにもとづいた
信号とは、通常、たとえばa,b,cの順に配達される
配達郵便物のうち、今日はbに配達する郵便物がない場
合にはその区分口を設定せず、逆に、bに配達する郵便
物の量が多くて1つの区分口で区分しきれないような場
合には2つの区分口を設定させるためのものである。
【0041】このように、配達郵便物が配達局3に輸送
される前に、配達局側地域センタ5からの宛先情報によ
り最適な区分口の割り当てが可能となるため、配達区分
および道順組立などの配達前業務にかかる処理を効率良
く行うことができるようになるものである。
【0042】なお、上記した大口スタッカ群33bに区
分された大手配達先の配達郵便物はそのまま配達にまわ
され、またカートリッジ式スタッカ群33cに区分され
ている各配達区域ごとの配達郵便物は、スタッカごとに
再供給されて小口スタッカ群33aにて区分され、さら
に集積部34にて集積されることにより、同様に道順組
立が行われるようになっている。また、上述した配達区
分・道順組立機30における処理の流れを図6に示して
いる。次に、上記のような構成における動作について説
明する。図7は、本システムにかかる基本的な処理の流
れを示すものである。
【0043】まず、差出人によりポストに投函された郵
便物は、引受局1に集められる。そして、この集められ
た郵便物および引受局1の窓口に差し出された郵便物
は、通常の小口郵便物とダイレクトメールなどの大口郵
便物とに分けられる。ただし、差出人により各郵便物に
対する受取人情報(磁気情報)をもらえなかった大口郵
便物は、通常郵便(小口郵便物)として扱われる。
【0044】なお、大口郵便物に関する各受取人情報に
は、あらかじめ差出人によって、それぞれの郵便物に記
載されている差出人コードや受取人コードなどを識別情
報とする識別番号が対応付けられている。
【0045】これら引受郵便物のうち、小口郵便物だけ
が引受け・差立区分機10にかけられる。すなわち、供
給部11よって順に引受け・差立区分機10内に取り込
まれ、取揃部12に送られる。そして、各郵便物の厚
み、重さおよび大きさなどから、機械による処理が可能
か否かがチェックされる。
【0046】このチェックをパスした郵便物、つまり規
格内の郵便物はその向きと方向とが自動的に揃えられ
る。これにより、各郵便物は、その切手類の位置が取り
揃えられる。なお、上記チェックによってはじかれた特
殊な郵便物は、以降の処理が手作業によって行われるこ
とになる。取り揃えの行われた引受郵便物は、画像情報
読取部13によってその全面の画像情報が光学的に読み
取られる。
【0047】そして、切手検出押印部14によって画像
情報からの切手類の検出が行われ、さらに料金額がチェ
ックされる。これにより、料金不足の郵便物がはじか
れ、このはじかれた郵便物は差出人に返却される。ま
た、このとき、消印を押す必要のある郵便物に対して
は、その切手類の位置に押印が行われる。
【0048】この後、郵便番号認識部15によって画像
情報からの郵便番号の認識が行われる。このとき、郵便
番号を認識できなかった郵便物はスタック部18にスタ
ックされ、在宅勤務などの手段を利用してオペレータ入
力部19より郵便番号情報がキー入力されるようになっ
ている。郵便番号が認識された郵便物もしくはキー入力
された郵便物は、識別番号印字部16によって固有の識
別番号がそれぞれ付与される。こうして、郵便物に識別
番号が付与されると、この郵便物に対する郵便物情報の
生成が制御部21にて行われる。
【0049】すなわち、当該郵便物に対応する上記画像
情報より求められる画像濃度ヒストグラムに応じた二値
化しきい値候補による文字行単位の切り出しと、同じく
画像情報より求められる印字密度ヒストグラムに応じた
二値化しきい値候補による文字単位の切り出しとによっ
て、郵便物上の配達先の住所と氏名や社名などの各文字
が文字単位に切り出される。これにより、配達先情報と
しての宛名画像情報が求められる。そして、この宛名画
像情報と、これを求めた当該郵便物の郵便番号とに、当
該郵便物に付与された識別番号を対応付けることによ
り、上記郵便物情報が生成される。
【0050】この郵便物情報は、郵便物情報送信部20
により、順次、引受局1から引受局側地域センタ4に伝
送される。同様に、たとえば大口郵便物に関する郵便物
情報としては、各受取人情報とこれに対応付けられた識
別番号とがそれぞれ伝送されるようになっている。
【0051】また、この郵便物情報の伝送にともなっ
て、当該郵便物は搬送区分部17にてその識別番号によ
り差立区分される、つまり郵便物の郵便番号にしたがっ
た配達地域ごとの区分けが行われる。
【0052】同様にして、引受郵便物のすべてについ
て、各郵便物に対する郵便物情報の伝送と差立区分とが
行われる。この場合、郵便物情報の伝送中に差立区分が
一貫した郵便物の流れの中で行われることになる。
【0053】このようにして、差立区分された各郵便物
は、配達地域別に引き受けた大口郵便物と一緒に、それ
ぞれの配達地域の地域区分局2にトラックなどにより輸
送(配送)される。なお、自局分の郵便物については輸
送されることなく、たとえば上記宛名画像情報による配
達先の認識により、配達区分・道順組立が行われる。そ
して、各配達員によりそれぞれの配達先に配達されるこ
とになる。
【0054】地域区分局2に到着した郵便物は、ここで
識別番号による郵便番号にしたがった2次区分(到着区
分)が行われる。これにより、各郵便物は配達先に応じ
たそれぞれの配達局別に区分されることになる。
【0055】この2次区分された各郵便物は、その配達
地域内の各配達局3にトラックなどにより輸送される。
なお、自局分の郵便物については輸送されることなく、
たとえば上記宛名画像情報による配達先の認識により、
配達区分・道順組立が行われる。そして、各配達員によ
りそれぞれの配達先に配達されることになる。
【0056】配達局3に到着した郵便物は、ここで配達
区分および道順組立が行われる。この場合の配達区分お
よび道順組立は、すでに、つまり郵便物の到着前に決定
されている道順組立情報にもとづいて動作する配達区分
・道順組立機30によって自動的に行われる。
【0057】すなわち、前記引受局側地域センタ4に伝
送された郵便物情報は、それぞれの郵便番号にしたがっ
て配達局別に整理され、そのまま配達局側地域センタ5
に送られる。この配達局側地域センタ5に送られた郵便
物情報は、上記した郵便物の輸送中において、各小口郵
便物に対するそれぞれの宛名画像情報が認識される。そ
して、宛名コード情報、つまり認識された配達先の住所
と氏名や社名はその識別番号とともに、宛先情報として
当該郵便物が輸送される配達局3に向けて伝送される。
また、認識できなかった配達先の住所と氏名や社名はオ
ペレータによってキー入力された後、同様に、配達局3
に向けて伝送される。なお、上記郵便物情報のうち、大
口郵便物に対する受取人情報は認識されることなく、そ
の識別番号とともに配達局3に伝送される。配達局3に
伝送された宛先情報は、コンピュータ端末36により、
配達区域の地図情報との紹介による道順組立情報の生成
に供される。
【0058】ここで、たとえば地図情報にはA,B,
C,D,Eの各配達先が示されており、配達局側地域セ
ンタ5からは配達先A,B,D,Eについての宛先情報
が伝送されたとする。すると、これらの情報から道順組
立情報としては配達先A,B,D,Eが求められる、つ
まり今回の配達における郵便物の配達の対象となる配達
先とその効果的な配達の順序(配達順路)とが決定され
る。しかして、上記により求められた道順組立情報は配
達区分・道順組立機30に供給され、搬送区分部33の
各区分口の割り当てなどが行われる。
【0059】この後、配達局3に到着した郵便物は、前
述の如く、取出部31により取り込まれ、識別番号読取
部32で読み取られる識別番号により配達先の住所およ
び氏名や社名にしたがって搬送区分部33の各スタッカ
群33a,33b,33cに区分される。そして、小口
スタッカ群33aのそれぞれの区分口内の郵便物が集積
部34にて順に集積されることにより、当該配達区域に
対する郵便物の道順組立が行われる。
【0060】このように、郵便物の到着前、つまり輸送
の時間を利用して配達先の認識と、最適な区分口の割り
当てなどを完了させておくことにより、時間的な制約を
うけることなく、効率の良い配達区分および道順組立が
可能となるとともに、物量に応じた区分口の割り当てや
人員の確保などが可能となる。こうして、道順組立され
た郵便物は、今回の配達にかかる配達地図と一緒に配達
員に渡され、この配達地図にもとづいて各配達先に配達
される。上記したように、郵便物が配達局に到着するま
での時間を利用して当該郵便物の配達先を認識したり、
この配達先を事前に伝送するようにしている。
【0061】すなわち、郵便物それ自体と切り離して、
その郵便物を配達区分・道順組立処理するための情報を
得るようにしている。これにより、事前に物量や配達先
を知り得るため、最適な区分口の割り当てや人員の確保
などが可能となるとともに、認識処理などにおける遅れ
が全体の処理時間に影響することもない。したがって、
送達に時間制限のある郵便物を時間的な制約を受けるこ
となく処理することができ、配達の高スピード化(配達
時間の短縮)や、配達前業務にかかる認識処理をセンタ
にて集中的に行うことによるハードの削減および省力化
など、処理コストの低減とサービスの向上とが図れるも
のである。また、受取人の出張先や滞在先への転送(追
跡配達管理)なども実現し得、サービスの可能性拡大の
点からも期待できるものである。さらに、増加しつつあ
る大口郵便物については宛名のデータベースを効率良く
利用することによる、処理効率の大幅な改善が可能とな
るものである。なお、この発明は上記した実施例に限定
されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲におい
て、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、郵便物の処理を効率良く行うことができ、より一層
の、処理コストの低減とサービスの向上とが図れる郵便
物処理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる郵便システムの概
念を示す図。
【図2】同じく、引受け・差立区分機の外観を示す斜視
図。
【図3】同じく、引受け・差立区分機の概略を示すブロ
ック図。
【図4】同じく、配達区分・道順組立機の外観を示す斜
視図。
【図5】同じく、配達区分・道順組立機の概略を示すブ
ロック図。
【図6】同じく、配達区分・道順組立機における処理の
流れを示すフローチャート。
【図7】同じく、本システムの基本的な処理の流れを説
明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
1…引受局、2…地域区分局、3…配達局、4…引受局
側地域センタ、5…配達局側地域センタ、10…引受け
・差立区分機、11…供給部、12…取揃部、13…画
像情報読取部、14…切手検出押印部、15…郵便番号
認識部、16…識別番号印字部、17…搬送区分部、1
8…スタック部、19…オペレータ入力部、20…郵便
物情報送信部、21…制御部、30…配達区分・道順組
立機、31…取出部、32…識別番号読取部、33…搬
送区分部、33a…小口スタッカ群、33b…大口スタ
ッカ群、33c…カートリッジ式スタッカ群、34…集
積部、35…制御部、36…コンピュータ端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柚井 英人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の局から第2の局へ郵便物を配送
    し、この第2の局にて前記郵便物を処理する郵便物処理
    システムにおいて、 前記第1の局から前記第2の局へ郵便物を配送する配送
    手段と、 前記第1の局に設けられ、前記郵便物に付された配達先
    情報を読み取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた配達先情報を前記第2
    の局に送信する送信手段と、 この送信に関わる情報を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された結果にもとづいて、前記
    第2の局にて、前記配送手段により配送された郵便物に
    所定の処理を施す手段とを具備してなることを特徴とす
    る郵便物処理システム。
  2. 【請求項2】 第1の局から第2の局へ郵便物を配送
    し、この第2の局にて前記郵便物を処理する郵便物処理
    システムにおいて、 前記第1の局から前記第2の局へ配送される郵便物に識
    別情報を付与する付与手段と、 この付与手段により識別情報が付与された郵便物を前記
    第1の局から前記第2の局へ配送する配送手段と、 前記第1の局に設けられ、前記郵便物に付された配達先
    情報を読み取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた配達先情報を前記第2
    の局に送信する送信手段と、 この送信に関わる情報を認識する認識手段と、 前記第2の局に設けられ、前記配送手段により配送され
    た郵便物に付与された識別情報を読み取る識別情報読取
    手段と、 前記第2の局に設けられ、前記識別情報読取手段により
    読み取られた識別情報および前記認識手段により認識さ
    れた認識結果にもとづいて、前記配送手段により配送さ
    れた郵便物に所定の処理を施す手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする郵便物処理システム。
  3. 【請求項3】 第1の局から第2の局へ郵便物を配送
    し、この第2の局にて前記郵便物を処理する郵便物処理
    システムにおいて、 前記第1の局から前記第2の局へ郵便物を配送する配送
    手段と、 前記第1の局に設けられ、前記郵便物に付された配達先
    情報を読み取る読取手段と、 この読取手段により読み取られた配達先情報と、前記配
    送手段により配送される郵便物との対応付けを行う対応
    設定手段と、 この対応設定手段により対応付けられた配達先情報を前
    記第2の局に送信する送信手段と、 この送信に関わる情報を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された結果にもとづいて、前記
    第2の局にて、前記配送手段により配送された郵便物に
    所定の処理を施す手段とを具備してなることを特徴とす
    る郵便物処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、 前記認識手段を第1の局に設けてなることを特徴とする
    郵便物処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3において、 前記認識手段を第2の局に設けてなることを特徴とする
    郵便物処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3において、 前記認識手段を第1および第2の局以外に設けてなるこ
    とを特徴とする郵便物処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3において、 前記第2の局は、前記認識手段での認識結果を受信する
    受信手段を有し、前記配送手段により郵便物が前記第2
    の局に受け取られる時点よりも早い時点で、前記受信手
    段にて前記認識結果を受信してなることを特徴とする郵
    便物処理システム。
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JP2013526402A (ja) * 2010-05-10 2013-06-24 ソリステック 層状の仕分けを用いて容器に入った郵便物を取扱い搬送するプロセスを最適化する方法
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