JPH05314388A - 車両感知装置 - Google Patents

車両感知装置

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JPH05314388A
JPH05314388A JP12199092A JP12199092A JPH05314388A JP H05314388 A JPH05314388 A JP H05314388A JP 12199092 A JP12199092 A JP 12199092A JP 12199092 A JP12199092 A JP 12199092A JP H05314388 A JPH05314388 A JP H05314388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumps
vehicle
sound
passing
road surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12199092A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichiro Yamashita
利一郎 山下
Yasuhiko Ikegami
保彦 池上
Toshihiko Mishima
敏彦 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12199092A priority Critical patent/JPH05314388A/ja
Publication of JPH05314388A publication Critical patent/JPH05314388A/ja
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 路側に支柱を設ける必要がなく、ドライバー
や一般通行者の障害とならず、都市美観上も有利であ
り、且つ保守、点検を安全にできるようにする。 【構成】 路面1の一部にバンプス11を設け、車両通
過音を強制的に発生させる。このバンプス11による車
両通過音をマイクロホンや振動計等の検出器12により
検出し、アンプ14で増幅し、フィルタ15により雑音
を除去する。更に、RMSモジュール16で平滑してC
PU17に入力する。このCPU17は、入力信号によ
り単位時間当たりの車両通過台数をカウントし、交通渋
滞度を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交通管制の交通量計測
に適用される車両感知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交通管制用の車両感知装置(トラフィッ
ク・カウンタ)としては、現在超音波センサが主に用い
られている。
【0003】従来の車両感知装置は、図4及び図5に示
すように路面1の上方に位置するように支柱2を介して
超音波送受波器3を設置し、この超音波送受波器3より
超音波パルスTpを一定時間間隔で発射し、路面1から
反射波Rpをキャッチするまでの時間(Δta)と、車
両4のルーフからの反射波の時間(Δtb)を測定す
る。
【0004】超音波パルスTpは、超音波送受波器3よ
り高速で連続して発射されているので、「Δta>Δt
b」のエコーが連続しているパターンから車両4の通過
または存在を検出する。なお、信号処理装置については
図示を省略している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法は、車両4の通過台数や交通状況を正確に検出できる
反面、路上1の上方に超音波送受波器3を設置するた
め、路側に支柱2を立てる必要がある。
【0006】このため都心等においては、歩行者に対す
る障害となる場合があり、また、都市の美観上からも支
柱2のない方式が望まれている。更に、保守、点検を行
なう場合、高所作業となるので、安全性、作業性の点で
も問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、路側に支柱を設ける必要がなく、ドライバーや一般
通行者の障害とならず、都市美観上も有利であり、か
つ、保守、点検を安全に行ない得る車両感知装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両感知装
置は、路面の一部に凹凸面を形成して車両通過音を強制
的に発生させる手段と、路面の一部あるいは路側に設け
られて上記車両通過音を検出する検出器と、この検出器
により検出した車両通過音に基づいて車両通過量を算出
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】車両の走行により、路面に対する走行音、及び
凹凸面いわゆるバンプスを通過する際のバンプス通過音
が発生する。この車両の走行により発生する走行音及び
バンプス通過音は、検出器により検出される。この検出
器により検出された信号は、例えばアンプで増幅された
後、フィルタに入力されて雑音が削除され、車両の通過
音のみが取出される。
【0010】一般の路面から発生する走行音の周波数
は、コンクリートやアスファルト等、いずれもバンプス
より高い帯域の周波数が発生する。従って、路面での雑
音とバンプス上の通過音を識別して、バンプス通過音の
みを取り出すことができる。そして、このバンプス通過
音より、単位時間当たりの車両通過台数をカウントし、
交通の渋滞度を算出する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。同図に示すように路面1上の幅方向に、つまり、車
両4の走行方向と直交する方向にバンプス11を設け
る。このバンプス11は、例えば一般道路のセンターラ
イン等に用いられるもので、表面に凹凸面を有し、車両
通過音を発生する。そして、このバンプス11において
発生する車両通過音を検出するためのマイクロホン又は
振動計等の検出器12を例えばガードレール13に設置
する。この場合、検出器12を例えばガードレール13
のポール内部に設置することにより、風雨を避けること
が可能となり、また、通行する人が触れることなく、突
起物とならない構造とすることができる。なお、検出器
12として振動計を用いた場合は、路面1に埋設する。
【0013】そして、上記検出器12により検出した信
号をアンプ14により増幅した後、ローパスフィルタ、
ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ等のフィルタ1
5により雑音を除去してRMSモジュール16に入力す
る。RMSモジュール16は、入力信号を平滑してCP
U17に出力する。CPU17は、入力されたフィルタ
リング後の車両通過信号から、単位時間当たりの車両通
過台数をカウントし、また、交通の渋滞度を算出できる
プログラムを有している。
【0014】しかして、上記バンプス11は、その全長
(車両進行方向の長さ)を車軸間が最小である軽四輪自
動車の前後輪が同時に踏まない長さ2m以下とする。ま
た、バンプス11の幅は、道路幅全域をカバーするが、
センタラインで分割して対行車線と区別してもよい。
【0015】バンプス11のピッチは、車両4の速度が
変わっても一定帯域の通過音(周波数)が得られるよう
にピッチの異なるバンプスを複数並べて配置する。図2
は、バンプス11の設置例を示したもので、ピッチを5
6mm、112mm、222mmの3種類とし、その全
長を1750mmとしたものである。
【0016】次に上記実施例の動作を図3に示すタイミ
ングチャートを参照して説明する。このタイミングチャ
ートは、検出器12としてマイクロフォンを用いた場合
の信号波形を示したものである。車両4が走行すること
により、路面1に対する走行音、及びバンプス11を通
過する際のバンプス通過音が発生する。この車両4の走
行により発生する走行音及びバンプス通過音が検出器1
2により検出され、図3(a)に示すような信号が取り
出される。この検出器12により検出された信号は、ア
ンプ14で増幅された後、フィルタ15に入力されて図
3(b)に示すように雑音が削除され、車両の通過音の
みが取出される。
【0017】バンプス11のピッチを図2に示したよう
に56mm、112mm、222mmに設定した場合、
各ピッチとバンプス通過音の周波数との関係は、次表1
に示すようになる。
【0018】
【表1】
【0019】上記のようにバンプス11のピッチを56
mm、112mm、222mmの3種に設定した場合、
上記表1に示すように車速が5〜50(km/Hr)ま
で広範囲に変化しても、いずれかのバンプスで50Hz
±25Hzの周波数の通過音が発生することになる。
【0020】また、一般の路面1から発生する走行音の
周波数は、コンクリートやアスファルト等、いずれもバ
ンプスの最少ピッチである56mmに比べて、十分きめ
細かく1桁以上高い帯域の周波数が発生する。従って、
この場合には、フィルタ15として25Hz〜75Hz
の帯域のバンドパスフィルタを設けることにより、路面
1での雑音とバンプス11上の通過音を十分識別でき、
図3(b)に示すようにバンプス通過音のみを取り出す
ことができる。
【0021】上記フィルタ15から取り出されたバンプ
ス通過音信号は、RMSモジュール16で図3(c)に
示すように平滑され、CPU17へ送られる。CPU1
7は1、RMSモジュール16からのリング後の車両通
過信号から、単位時間当たりの通過台数をカウントし、
また、交通の渋滞度を算出する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両の通過音を路面に近い位置に設置した検出器で収録し
て車両の通過を感知することができるため、従来の超音
波式感知器のように路側に支柱を設ける必要がなく、ド
ライバーや一般通行者の障害物がなくなると共に、都市
美観上も有利となる。また、保守、点検も平地での作業
となるため安全で作業性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両感知装置を示す構
成図。
【図2】同実施例に係るバンプスのピッチ設定例を示す
図。
【図3】同実施例における車両検知動作を説明するため
の図。
【図4】従来の車両感知装置を示す構成図。
【図5】従来の車両感知装置の車両検知動作を説明する
ための図。
【符号の説明】
1…路面、2…支柱、3…超音波送受波器、4…車両、
11…バンプス、12…検出器(マイクロホン、振動計
等)、13…ガードレール、14…アンプ、15…フィ
ルタ、16…RMSモジュール、17…CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面の一部に凹凸面を形成して車両通過
    音を強制的に発生させる手段と、路面の一部あるいは路
    側に設けられて上記車両通過音を検出する検出器と、こ
    の検出器により検出した車両通過音に基づいて車両通過
    量を算出する手段とを具備したことを特徴とする車両感
    知装置。
JP12199092A 1992-05-14 1992-05-14 車両感知装置 Withdrawn JPH05314388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12199092A JPH05314388A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 車両感知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12199092A JPH05314388A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 車両感知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05314388A true JPH05314388A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14824837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12199092A Withdrawn JPH05314388A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 車両感知装置

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JP (1) JPH05314388A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104332050A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 浙江省环境保护科学设计研究院 一种智能环境噪声与振动监测装置及监测方法
JP2016082684A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 Tdk株式会社 非接触給電装置
JP2016185011A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 Tdk株式会社 非接触給電装置

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CN104332050B (zh) * 2014-10-27 2017-10-10 浙江省环境保护科学设计研究院 一种智能环境噪声与振动监测装置及监测方法
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