JPH05314139A - 統合されたトレーディングシステム - Google Patents

統合されたトレーディングシステム

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JPH05314139A
JPH05314139A JP7671791A JP7671791A JPH05314139A JP H05314139 A JPH05314139 A JP H05314139A JP 7671791 A JP7671791 A JP 7671791A JP 7671791 A JP7671791 A JP 7671791A JP H05314139 A JPH05314139 A JP H05314139A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/04Trading; Exchange, e.g. stocks, commodities, derivatives or currency exchange

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カウンターパーティー間の自動マッチング売
買およびビデオ対話形式でなされる売買を、互いに接続
可能なキーステーションを用いて実行する。 【構成】 各キーステーション202、・・は、キーボ
ード240、マウス242、統合されたスクリーンディ
スプレイ238等を有し、統合されたターミナルコント
ローラ214、216が、キーステーションおよびネッ
トワーク218、220の間の共通のインターフェイス
として機能する。処理データが、ターミナルコントロー
ラを通じて、システム200における自動マッチング売
買およびビデオ対話形式でなされる売買の両方に関係す
るキーステーションの間に与えられる。両方の売買形式
に対する共通の略式伝票発生スキームが使用され、売買
略式伝票が収集され、実行される売買形式とは無関係
に、統合されたターミナルコントローラによって、後方
のオフィスデータベースに伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の規準に基づいて
互いに売買を行う買い手および売り手が、かかる規準を
満足するマッチングが生じたとき、自動的に売買を行い
得る自動的なマッチングを通じて、および互いに売買を
行う買い手および売り手が、ビデオ対話形式のテキスト
メッセージの交換を通じて売買を行い得る、ビデオ対話
形式でなされる売買を通じて、ある対象物の売買を達成
すること、特に、個々のキーステーションが前記両方の
形式の売買を達成し得るシステムにおいて、これら異な
る形式の売買を統合する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】株式市場の情報並びに通貨市
場の情報等の金融情報に関する情報検索システムは、通
常、高性能かつリアルタイムの情報検索ネットワークを
使用している。そして、このネットワークにおいては、
情報更新料金および検索料金が非常に高く、また加入
者、および/またはユーザーの数も非常に多い。このよ
うなシステムの例として、外国為替市場において使用さ
れているロイタース・ディーリング・サービス (REUTE
RS DEALING SERVICE) 、商品市場における電子化された
取引のためにシカゴ商品取引所 (Chicago Mercantile E
xchange)によって使用されているグロベックス (GLOBE
X) 等がある。このようなシステムは、加入者間におけ
る迅速な情報交換能力を有している一方で、予め1つの
売買形式のみを達成すべく意図されてきた。すなわち、
前述のディーリング・サービスにおいては、潜在的なカ
ウンターパーティー間において交換されるテキストメッ
セージを通じて売買を達成するビデオ対話形式による売
買が達成されるように、あるいは、グロベックスにおい
ては、一定のユーザー指定された規準を満たす匿名の潜
在的なカウンターパーティー間において売買を自動的に
行う自動的なマッチング機能を達成するように意図され
ている。このようなタイプのシステムは、それぞれ、市
場において使用するに適しており、適当な場合には特別
な要求を満足させる。しかしながら、金融商品の取引の
世界、並びにこれに関係する不可欠な要求の、周囲の状
況変化に伴うダイナミックかつ急速に変化により、同一
または異なる売買対象物に対して、自動的なマッチング
環境において一度に不特定多数の売買を行うことが望ま
しくなる一方で、ビデオ対話形式でなされる取引環境に
おいて公開的に売買を行うこと、あるいはこれら両方の
ことを達成するのが望ましくなった。こうして、これら
の売買形式の1つを行う成功したシステムが存在してき
たにもかかわらず、これらの売買形式の両方を効果的に
単一のシステムに統合し、トレーダーが、単一のキーボ
ードおよびディスプレイの画面を使用し、ある与えられ
た時間での売買環境において、その者自身の要求および
必要に応じて、これら2つの形式のトレーディングシス
テムを選択的に切り換えることを可能とする従来のシス
テムは存在しなかった。それにも拘わらず、これは、U
S−A−4,404,551に記載されているように、
共通のキーボードが、並列コンピュータシステムと連絡
すると共に、1つまたはそれ以上のVDU(ビジュアル
・ディスプレイ・ユニット)上に、単一のキーボードが
発生したキャラクターコードに応答して、これらの並列
コンピュータシステムによって同時に与えられた複数の
複合ビデオ信号入力から ビデオディスプレイを多重送
信し、ダイナミックに伝送しあるいは選択するために使
用される、接続キーボードに関してよく知られた従来技
術にすぎない。
【0003】加えて、US−A−4,612,416、
US−A−4,598,367、US−A−4,65
3,045、US−A−4,475,189、US−A
−3,344,401およびUS−A−4,635,2
51に開示されているように、音声およびデータを統合
することを意図されたシステムは従来より知られている
にも拘わらず、このような従来のシステムは、いずれ
も、統合された対話形式でなされるトレーディング機能
を備えておらず、自動的なマッチング売買を伴った売
買、および分配された環境において自動的にマッチング
された売買を行うことはできない。例えば、US−A−
4,598,367に開示されたシステムは、キーパッ
ド入力および合成された言語出力を使用した金融相場シ
ステムであるが、分配された環境における異なる形式の
トレーディング処理を統合しているものではない。同様
に、US−A−4,509,167、US−A−4,6
12,416およびUS−A−4,635,251は、
本質的に金融情報に向けられておらず、単に、電話によ
るコミュニケーションシステムにおけるボイスメールを
統合するシステムを開示したものである。US−A−
4,653,045およびUS−A−4,475,18
9は、また、電話会議において用いられるシステムと共
に、音声およびデータを統合する電話システムを開示し
たものである。US−A−3,344,401は、音声
が、調査システム内におけるリモートデータプロセッサ
と連絡するためのテレタイプと共に統合された、別の形
式の電話システムを開示したものである。しかしなが
ら、開示されたシステムは、マッチング処理および/ま
たはビデオ対話形式でなされる売買を含むものとして、
ダイナミックなトレーディング環境において使用される
ものではない。
【0004】さらに、US−A−3,573,747、
US−A−3,581,072、US−A−4,41
2,287、US−A−4,677,552およびUS
−A−4,674,044、さらに、EP−A−903
05753、EP−A−0,399,850およびEP
−A−90305763、並びにGB−A−2,22
7,625、GB−A−2,226,217、GB−A
−2,224,141に記載されたような自動的なマッ
チング売買システムがよく知られている。しかしなが
ら、このような従来の自動的なマッチングシステムは、
買値および売値を自動的にマッチングさせることがで
き、これを達成するために中央またはホストコンピュー
タを使用することが可能であるにもかかわらず、US−
A−4,677,552、US−A−4,674,04
4およびUS−A−3,573,747に開示されてい
るように、例えば、これらのシステムは、ビデオ対話形
式でなされる売買を行うことができず、よって、トレー
ダーがこのようなトレードの実行を望む場合には、完全
に異なるシステムを使用する必要がある。これは、トレ
ーダーに対して重大なトレーディングの不都合を与え得
るものである。
【0005】さらに、ロイタース ディーリング サー
ビスは、例えば、ビデオ対話形式でなされるトレーディ
ングシステムに関する前述のヨーロッパ特許およびイギ
リス特許明細書、並びにUS−A−4,531,184
およびUS−A−4,525,779に記載されている
ように、多重対話を、与えられた規準によってリアルタ
イムで、かつ補助的データのデータベース検索に関係し
て実行し得るものであるにもかかわらず、これらのシス
テムは、いずれも、自動的なマッチングトレーディング
システムを、ビデオ対話形式でなされる売買を達成可能
なシステムに統合するものではない。
【0006】上述のことは別として、キープアライブ信
号が、周期的にシステムに対して与えられ、前記システ
ムに対し、与えられた加入キーステーションが適当に作
動する結果、もしキーステーションがシステムに対して
周期的なキープアライブ信号を与えなくなれば、あるい
は与えることができなくなれば、キーステーションに関
係する未決定の有効な買値および売値のすべてが、トレ
ーディングシステムから自動的に削除されることを知ら
せる、この形式のトレーディングシステムは知られてい
ない。これによって、キーステーションの誤りによって
進行中のトレーディングから機械的に締め出されている
トレーダーは、自動的にトレーディングベースから除外
され、完全な売買が、それらが不成立の売買であるのか
あるいは成立した売買であるのかに関するトレーディン
グ処理に参加することができる現在活動中のトレーダー
間においてのみ達成されることを保証する。
【0007】よく知られた従来技術における別の欠点
は、略式伝票の売買の情報を、後方のオフィスコンピュ
ータに、連続的なポーリングなしに、関係する取扱また
は売買の形式に無関係に与えるための通常の略式伝票発
生スキームを与える、高速のかつ信頼性を有するシステ
ムを提供することに関係している。信頼性を有する略式
伝票発生スキームは、これに関する前述のヨーロッパ特
許出願およびイギリス特許出願明細書に記載されている
ようによく知られている。また、US−A−4,74
5,559に記載されているように、金融情報を収集す
るための情報検索コミュニケーションネットワークにお
ける、伝送されたデータベースからの、局所的なレシー
バーデータベースの内容をダイナミックに制御するため
の方法およびその方法を実施するためのシステムが知ら
れているにもかかわらず、自動的なマッチング売買、お
よびビデオ対話形式でなされる売買のための、略式伝票
発生機能を備えたシステムは従来技術においては存在せ
ず、前記両方の形式の売買情報が共に、検索のために記
憶されるようなシステムは従来技術には存在しなかっ
た。
【0008】
【発明の目的】すなわち、単一のシステムにおいて、自
動的なマッチング売買およびビデオ対話形式でなされる
売買の両方の長所、高速性および信頼性を容易に結合
し、個々の加入者またはキーステーションに、最大限の
フレキシビリティーと最適の効果を与え、利用可能な時
間および状況によって要求される売買形式を達成するこ
とができるシステムは、従来技術には存在しなかった。
本発明は、かかるシステムを提供し、また、これらの従
来技術の欠点を解消する方法を提供するものである。
【0009】
【発明の構成および効果】本発明は、本願明細書の特許
請求の範囲に記載した種々の特徴を有している。
【0010】以下、本発明の実施例について、添付図面
を参照しながら説明する。
【0011】以下においてより詳細に説明するように、
統合されたトレーディングシステム200は、一定の規
準に基づいて互いに売買を行う買い手および売り手が、
これらの規準を満たすマッチングが生じたときに自動的
に売買を行い得る自動的なマッチング、および互いに売
買を行う買い手および売り手が、ビデオ対話形式のテキ
ストメッセージを交換することによって売買を行い得る
ビデオ対話形式でなされる売買の両方によってトレーデ
ィング処理を実行することができるものである。統合さ
れたキーステーション、例えば図1の実施例では、4つ
の統合されたキーステーション202、204、206
および208が存在するが、これらは、これら両方の売
買形式を達成し得る。加えて、以下にさらに詳細に説明
するように、これら2つの売買のうちの1つの売買のみ
を実行可能なキーステーションが、これと同様のタイプ
の別のキーステーション、または両方の売買形式を実行
することが可能な統合されたキーステーションと売買を
行い得る。この点に関し、2つのこのようなクライアン
トサイト210、212を有する統合されたターミナル
コントローラを、図1に例示した。例えば、図1では、
このような統合されたターミナルコントローラ214、
216を、それぞれクライアントサイト210、212
に示してある。
【0012】図1および図2に示したように、典型的な
統合されたターミナルコントローラ214は、例えば、
複数の統合されたキーステーション202、204を制
御可能であり、これらのキーステーション202、20
4に対する、システム200における別のキーステーシ
ョン206、208とのシステムインターフェイスを行
うことにより、異なる売買形式が、これらの統合された
キーステーション202、204、206、208によ
って達成される。例えば図1に示したように、それぞれ
の売買形式、すなわちビデオ対話形式でなされる売買お
よび自動マッチング売買が、それぞれ、それ自体に関係
する通信ネットワーク218、220を有している。な
ぜならば、加入者が自動的な売買に含まれるからであ
る。この点に関し、上述のヨーロッパ特許出願明細書に
より詳細に開示されているように、対話形式での売買の
ルーチンに関係するホストコンピュータ222が存在
し、また、マッチング通信ネットワーク220を介して
生じるマッチング売買に実際に関係する独立のマッチン
グホストコンピュータ224が存在する。自動マッチン
グ売買の制御およびオペレーションは、以下でより詳細
に説明する典型的なターミナルコントローラ214に関
し、統合されたターミナルコントローラ214、216
を有していること、並びに統合されたキーステーション
202、204、206および208を、以下でより詳
細に説明する典型的な統合されたキーステーション20
2のオペレーションとともに使用することを除いては、
ヨーロッパおよびイギリス特許出願明細書に記載された
ものと同様のものである。
【0013】略式伝票発生スキームおよび後方のオフィ
スコンピュータへの略式伝票出力フィードが、システム
200によって実行されるビデオ対話形式でなされる売
買、およびシステム200によって実行される自動的な
マッチング売買の両方に対して使用される。同様にし
て、システム200によって実行されるビデオ対話形式
でなされる売買に関し、これらの売買は、この売買形式
および自動マッチング売買の両方を、同一のシステム2
00内で統合されかつ共通のビデオディスプレイ238
上に表示可能であり、両方の売買形式に対して共通の略
式伝票発生スキームを与える、統合されたターミナルコ
ントローラ214、216、および統合されたキーステ
ーション202、204、206、208を有している
ことを除いては、GB−A−2,226,217および
GB−A−2,227,625に記載されたのと同様に
して実行されることが好ましい。共通の略式伝票発生ス
キームに関し、以下に説明する差異を除いて、システム
200における略式伝票発生は、後方のオフィスコンピ
ュータに対する略式伝票出力フィードを記述する。
【0014】図1に示したように、統合されたターミナ
ルコントローラ214、216は、それぞれ、その関係
する後方のオフィスコンピュータに対する、関係する略
式伝票プリンター226、228、および関係する対話
プリンター230、232、並びに略式伝票出力フィー
ド234、236を備えている。以下でより詳細に説明
する統合されたキーステーション202、204、20
6、208に関し、典型的な統合されたキーステーショ
ン202は、以下で図10〜14並びに図21〜24を
参照してより詳細に説明する統合されたスクリーンディ
スプレイ238、図15に示した典型的なキーボードの
ような統合されたキーボード240、および、例えば、
GB−A−2,227,625に記載され、GB−A−
2,227,625の図11〜図12に対応する、図3
5〜図36に示したような、迅速な対話形式の接続を達
成するために使用される対話形式のマウス242を備え
ている。
【0015】図2に示したように、統合されたターミナ
ルコントローラ214は、各キーステーションに関係す
るターミナルコンピュータ250を有している。ターミ
ナルコンピュータ250は、統合されたキーステーショ
ン毎に、80386インテル302コンピュータのよう
な、通常のコンピュータ構成であることが好ましい。さ
らに、統合されたターミナルコントローラ214は、ま
た、図3により詳細に示したように、別の80386イ
ンテル302コンピュータを有するもののような、対話
サーバーコンピュータ252を有していることが好まし
い。また、マッチング通信ネットワーク220を通じて
マッチングホストコンピュータ224と通信をするため
のコンセントレーターコンピュータ254は、マイクロ
バックス 2000(MICRO VAX 2000) コンピュータ
のようなものであることが好ましい。種々の統合された
キーステーション202,204に関係する対話サーバ
ー252、コンセントレーターコンピュータ254およ
びターミナルコンピュータ250は、例えば、エザーネ
ット・ネットワーク (Ethernet network) のような通常
のローカルエリアネットワーク256によって相互に接
続されていることが好ましい。また、コンセントレータ
ーコンピュータ254は、ローカルエリアネットワーク
256に接続されたキーステーションターミナルコンピ
ュータ250を介して、対話サーバー252と通信する
ことが好ましい。図2および図3に示したように、また
以下で詳細に説明するように、図6により詳細に示した
対話サーバー252は、ビデオ対話形式の売買を処理す
るだけでなく、統合されたシステム200内において、
統合されたターミナルコントローラ214に関係する統
合されたキーステーション202、204によって実行
される、自動的なマッチング売買およびビデオ対話形式
でなされる売買の両方に対するプリントアウトと略式伝
票発生とを結合し、実行される売買形式に無関係に、ク
ライアントサイト210で実行される売買に対する略式
伝票出力フィードに関する関係する後方のオフィスコン
ピュータとの接続を行う。
【0016】図3に示したように、対話サーバー252
は図2においてただ1つのブロックによって示してある
にもかかわらず、実際には、例えばGB−A−2,22
6,217により詳細に記載されているように、対話形
式の売買がなされる間に状況応答プロンプトを与えるこ
とができるラインサーバー264からなっている。すな
わち、対話サーバー252は、図6に示したように、本
発明のシステム200内において幾つかの異なる機能を
実行する。対話サーバー252は、ディーリングのよう
な、対話通信ネットワーク218との通信を行い、ディ
ーリング対話、売買ログおよび略式伝票に関するデータ
ベースを維持し、種々のプリンタ226、230を作動
させ、進行中の対話を分析し、そして一連の略式伝票出
力フィードを、パス234を通じて発生させ、このフィ
ードを後方のオフィスコンピュータに与える。例えば、
この動作を達成する際に、対話サーバーコンピュータ2
52は、例えば、少なくとも4メガバイトのメモリと、
40メガバイトのハードディスクと、高密度フロッピー
ディスクと、512キロバイトのメモリを有するエザー
ネットカードと、通常のRS232Cシリアル接続と、
TTL出力を発生するSTB VGA外部メモリビデオ
カードと、対話通信ネットワーク218と通信するため
の適当なソフトウェアとを有している。これらの構成要
素を、例えば図6に示した。関係するプリンタ226、
230に関し、対話プリンタ230は実行される対話を
プリントアウトするものであり、一方、略式伝票プリン
タ226は、それぞれの限定されたビデオ対話形式でな
される売買、並びにそれぞれのマッチング売買をに対す
る単一の略式伝票をプリントアウトするものであること
が好ましい。もちろん、必要な場合には、監査追跡プリ
ンタ280または他の代替プリンタ等の別のプリンタ
が、統合されたターミナルコントローラ214に接続さ
れる。典型的なターミナルコンピュータ250は、例え
ば図5により詳細に示してある。すなわち、例えば、イ
ンテル302PCのような、図6に示したような対話サ
ーバー252に対して使用可能なターミナルコンピュー
タ250は、シリアルキーボード240に対するRS2
32C入力と、シリアルマウス242と、512Kのエ
ザーネットカードと、アナログスクリーン238を作動
させるための通常の装置と、40メガバイトのハードデ
ィスクと、少なくとも3メガバイトのメモリとを有して
いる。図5に示したターミナルコンピュータ250は、
単に例示にすぎず、システム200と共に使用可能な別
の通常のコンピュータが、またターミナルコンピュータ
250の代わりに使用され、あるいはこれに接続される
ことに注意すべきである。
【0017】図2において、ただ1つの対話サーバー2
52がローカルエリアネットワーク256に接続された
ものとして説明してあるが、必要な場合には、複数の対
話サーバー252がエザーネット・ネットワーク256
の同一の部分に接続可能であるとともに、ローカルエリ
アネットワーク256に接続されたマッチングをサポー
トするための単一のコンセントレータコンピュータ25
4が存在することに注意されなければならない。例え
ば、各対話サーバー252は、例えば、前述のヨーロッ
パおよびイギリスの特許出願明細書に記載されているよ
うに、エザーネットインターフェイスと、ハードディス
クと、マッチング通信ネットワーク220に対する1対
の非同期的シリアルラインと、適当なソフトウェアとを
有するMicro VAX 2000コンピュータから
なるコンセントレータコンピュータとともに、通常の売
買およびマッチング売買に対して、12のキーステーシ
ョンまでをサポートすることができる。例えば、12の
キーステーションが、与えられた統合されたターミナル
コントローラ214に関係する場合には、12のキース
テーションが単一のコンセントレータコンピュータ25
4によってサポートされている限りは、これら12のキ
ーステーションのすべてがすべて、上述のように、同一
の対話サーバー252によってサポートされている必要
はない。
【0018】図10〜図14には、統合されたスクリー
ンディスプレイ238に対する異なるスクリーンレイア
ウトを示してある。図10には、12〜14インチスク
リーンのような大きなビデオスクリーンとともに使用す
るのが好ましいスモールフォントオプションを示し、ま
た、図13および図14は、10インチスクリーンのよ
うなより小さいビデオスクリーンとともに使用し、ある
いはユーザーが単純な表示を要求するときに使用するの
が好ましいラージフォントオプションを示してある。図
11および図12は、例えば、14行の一般表示領域
が、ディスプレイ中にマッチング売買および対話形式の
売買のウィンドウを重ね合わせることによって与えられ
る統合されたスクリーンディスプレイ238のレイアウ
トを示してあり、図11は、マッチングがキーステーシ
ョンでユーザーによって選択された場合の、統合された
スクリーンディスプレイを示したものであり、図12
は、対話形式での売買がキーステーションでユーザーに
よって選択された場合の、統合されたスクリーンディス
プレイ、並びに、選択されるオプションに応じて、図1
1のレイアウトと、図12のレイアウトとの間で切り替
わる統合されたスクリーンディスプレイ238を示した
ものである。図10〜図14に示したスクリーンレイア
ウトのいずれかが、望ましい統合されたスクリーンディ
スプレイ238を与えるためにキーステーションでユー
ザーによって選択され得ることが好ましい。これに関
し、キーステーションは、マイクロソフト ウィンドウ
386 バージョン2.1,DOS3.3 およびワ
ークステーション エンバイランメント (Workstation
Environment (WES))のウィンドウバージョン等の、市場
において入手可能なウィンドウソフトウェアのもとに作
動するものであることに注意されなければならない。図
10に示した統合されたスクリーンディスプレイ238
に対するスクリーンレイアウトにおいて、潜在的な自動
マッチング売買に対する市場における最新のエントリー
は、直ぐ下の領域262内に表示される特別のキーステ
ーションの最新の自動マッチング売買の結果とともに、
領域260内に表示されることが好ましい。図10に示
したように、その直ぐ下の領域264には、対話形式で
の売買状況、例えば、対話形式での売買に関する前述の
ヨーロッパおよびイギリス特許出願明細書に記載された
形式の独立な4つのこのような売買対話までを含むウィ
ンドウが存在する。その領域の直ぐ右の領域には、前述
のヨーロッパおよびイギリス特許出願明細書に記載され
たように、新たなコールおよび対話分析の要約、並びに
前述のGB−A−2,226,217に記載された対話
分析の要約を表示するための領域266がある。領域2
64における多重売買対話の表示に関しては、対話形式
による売買が、統合されたキーステーションによって与
えられた図10のスクリーンレイアウトによって選択さ
れたとき、ヘッディングと、カレント対話の少なくとも
7本のラインと、少なくともさらに3つまでの売買対話
に対するヘッディングおよびテキストの1本のラインが
存在していることが好ましい。領域264の直ぐ下に
は、領域268で示される、ディーリングまたは対話形
式による売買命令並びにその応答を表示するための領域
が存在する。その領域の直ぐ下には、ロイターモニタペ
ージのような、別の市場に関する情報が表示される一般
表示領域270が存在する。同一の領域が、図11およ
び図12のスクリーンレイアウトにおいて形成されるこ
とが好ましい。しかし、一般表示領域270の大きさ
は、統合されたスクリーンディスプレイ238における
スクリーンレイアウトの一般表示領域270に対してよ
り広い領域を与えるべく、より大きくなる。図10の実
施例における9列の場合に比べて、14列とより大きい
一般表示領域270を有するスクリーンレイアウトを示
す、図11および図12から明らかなように、一般表示
領域270をより広くすることは、マッチング売買領域
260および対話形式による売買領域264を重ね合わ
せることによって達成される。ここに図11は、マッチ
ング売買オプションが統合されたキーステーションによ
って選択された場合のスクリーンレイアウトを示したも
のであり、図12は、対話形式による売買オプションが
統合されたキーステーションによって選択された場合の
スクリーンレイアウトを示したものである。この点に関
し、図11に示したオプションにおいては、例えば、対
話形式による売買領域264が15列の高さであり、マ
ッチング売買領域260が7列の高さを有しており、一
方、図12に示したオプションにおいては、例えば、対
話形式による売買領域264が、マッチング売買領域2
60に対して既に使用されている7列に重なることによ
って22列の高さを有するように増加する。すなわち、
既に説明したように、統合されたキーステーションは、
統合されたキーステーションによって選択された売買オ
プションに応じて、図11のスクリーンレイアウトと図
12のスクリーンレイアウトとの間の切り換えを行う。
統合されたスクリーンディスプレイ238に関する図1
3および図14に示したスクリーンレイアウトに関して
は、これらのスクリーンレイアウトは、上述のスクリー
ンレイアウトと同様のウィンドウを有していることが好
ましい。しかし、ディスプレイ中により大きなキャラク
ターを表示するために、各領域内の列の数は減少する。
この点に関し、マッチングが選択された場合の、統合さ
れたスクリーンディスプレイ238のレイアウトを示す
図13において、新たなコールを表示する領域266
は、対話形式による売買を表示する領域264と同様に
その大きさが減少し、一般表示領域270は、図10の
オプションにおけるのと同じ大きさを有している。図1
4において、対話形式による売買のオプションが選択さ
れたとき、マッチング売買を表示する領域260は、例
えば図13の6列から図14の13列まで大きさが増大
した対話形式による売買を表示する領域264によって
オーバーライトされ、対話分析の要約に対して使用され
る新たなコールを表示する領域が、また大きさを増大さ
せる。統合されたスクリーンディスプレイ238は、高
解像度を有していること、例えば、通常、ウィンドウ
386 ドライバおよびSTBVGAカードによってタ
ーミナルコンピュータ250内に備えられるビデオと共
に、通常のVGA標準規格によるライン内に存在する水
平方向に640ピクセルおよび垂直方向に480ピクセ
ルの解像度を有していることがが好ましい。
【0019】図15において、システム200における
統合されたキーボード240は、ユーザーが、マッチン
グ売買および対話形式での売買の両方に参加することが
できるキーを含んでいる。例えば、このようなキーボー
ド240は、好ましくはこれと同様のタイプの特別な統
合されたターミナルコントローラ214上のすべての統
合されたキーボード240と共に、譲受人であるロイタ
ースから商品名DK101またはAK122/3として
入手可能である。システム200は、統合されたキーボ
ード240からのキープアライブ信号を利用して、キー
ボードの誤動作を迅速に検出する。なぜならば、このよ
うな誤動作によって、トレーダーまたはキーステーショ
ンは、機械的に、システム200の使用によるマッチン
グ売買および/または会話形式での売買に参加できなく
なるからである。キープアライブ信号は、例えば4秒ま
たは5秒毎という予め決定される周期で、キーステーシ
ョンのターミナルコンピュータに送られる特別なキャラ
クターであることが好ましい。この手続きを図27に示
した。ターミナルコンピュータ250は、これらの特殊
なキープアライブ信号を受け取ったとき、キープアライ
ブカウンタをインクリメントすることが好ましい。この
手続きを図28に示した。ターミナルコンピュータ25
0は、また例えば5秒毎という周期で、キープアライブ
信号がインクリメントされたかどうかをチェックするも
のであることが好ましい。もし、カウンタが前のカウン
トからインクリメントされていないならば、これは、タ
ーミナルコンピュータ250に対して、キープアライブ
信号または特別なキャラクターが受け取られていないこ
と、そしてその結果、統合されたキーボード240が誤
って操作されたことを知らせる。この手続きを図29に
示した。ターミナルコンピュータ250がキーボード2
40の誤動作を検出したとき、キーステーションは潜在
的な自動売買に関係してマッチング売買においておかれ
たすべてのエントリーを除去し、対話形式での売買に関
係するその現在の対話を自動的に終了し、そしてログオ
フする。必要な場合には、キーステーションにおいて、
キーボードが誤動作したことを表示するスクリーン上
に、アラームがまた発せられる。すなわち、統合された
キーボード240から周期的に与えられるキープアライ
ブ信号は、心拍を、キーボード240からターミナルコ
ンピュータ250に与える。ターミナルコンピュータ2
50は、図28〜図29に示した手続きによって一般に
プログラムされ、適当な心拍またはキープアライブ信号
がターミナルコンピュータ250に与えられないことに
よって、統合されたキーボード240が誤動作したこと
が検出された場合に、マッチングホストコンピュータ2
24から、当該キーステーションに関係する買値および
売値を自動的に削除する。上述のことを要約すると、キ
ープアライブ信号が与えられず、キープアライブカウン
タがインクリメントされないことにより、ターミナルコ
ンピュータ250が前記キープアライブ信号を受け取っ
ていないことを検出したとき、4つの作用が生じる。す
なわち、ユーザーは、キーボード240が誤動作したこ
とを知り、ユーザーはキーステーションをログオフし、
接続が、統合されたトレーディングシステムの対話形式
での売買部分において、その時点でなされていたすべて
の対話において終了し、統合されたシステム200の自
動的なマッチング売買部分に関係して、そのキーステー
ションによってマッチングホストコンピュータ224に
入力されていたすべての価格が、マッチングホストコン
ピュータ224のデータベースから自動的に削除され
る。図29に示したように、好ましくは、まず第1にキ
ープアライブ信号が検出されないならば、そのとき、タ
ーミナルコンピュータ250は再び作動する。もし、第
2のエントリーまたは第2のビートの後にキープアライ
ブ信号が検出されないならば、ターミナルコンピュータ
250は、キーボード240が誤動作したことを表示す
る。この点に関し、もしマウス242がキーステーショ
ンで与えられているならば、キーステーションは、統合
されたキーボード240が依然として機能している限
り、たとえマウス242が誤動作しても作動し続ける。
【0020】自動マッチング売買を達成するためのマッ
チング通信ネットワーク220、およびビデオ対話形式
での売買を達成するための対話通信ネットワーク218
に対するログオンの機能が、システム200において統
合される。図18は、システム200に対する統合され
たログオンおよびログオフに関する一連のオペレーショ
ンを示したものであり、図19および図20は、図18
に示した一連のオペレーションに関してシステム200
によって実行される論理演算のフロー図を示したもので
ある。ユーザーまたはキーステーションがシステム20
0をログオンするために、ユーザーパスワードのような
ユーザー識別子が要求されることが好ましい。好ましく
は、このユーザー識別子は、統合されたターミナルコン
トローラ214におけるセットアップデータの一部とな
っており、ユーザーに対するログオンに正確に入れられ
ねばならい。この情報が入れられたとき、サーバーデー
タベース262および統合されたターミナルコントロー
ラ214が、加入者名を得、かつユーザーI.D.をチ
ェックするためにアクセスされる。もしユーザーI.
D.がシステム200において知られているならば、そ
のとき、例えばターミナルまたはキーステーション20
2が、マッチングに対する許可がなされているかどうか
をみるためにチェックされる。もし、許可されているな
らば、例えば、統合されたキーステーション202は、
入力されたパスワード、加入者名およびユーザーI.
D.とともに、マッチング通信ネットワーク220に対
してログオンを試みる。もし、マッチング通信ネットワ
ーク220に対するログオンがなされれば、キーステー
ション202は、対話通信ネットワーク218およびマ
ッチング通信ネットワーク220の両方に対してログオ
ンされる。なぜならば、対話通信ネットワーク218に
対するログオンはまだなされていないからである。しか
しながら、もし、キーステーション202がマッチング
通信ネットワーク220に対してログオンしなければ、
キーステーション202は、マッチング通信ネットワー
ク220および対話通信ネットワーク218の両方から
切り離され、ログオン手続きが繰り返され、ユーザー
I.D.およびパスワードの入力から始められることが
好ましい。しかしながら、たとえキーステーション20
2に対するマッチング通信ができなくとも、ログオンの
試みおよびログオンの失敗とは対照的に、対話通信が、
依然として対話通信ネットワーク218を使用すること
によって可能である。
【0021】ログオフ手続きを参照して、マッチング通
信が不可能であるが、対話通信が、ログオフ要求がなさ
れた時点で対話通信ネットワーク218を通じて可能で
あると考えると、システム200は、対話が進行中であ
るかどうかをチェックする。もし対話が進行中であれ
ば、キーステーション202はログオフされない。しか
しながら、もし対話が進行中でなければ、キーステーシ
ョン202は対話通信ネットワーク218から切り離さ
れる。同様に、もしマッチング通信が可能であり、キー
ステーション202がマッチング通信ネットワーク22
0および対話通信ネットワーク218の両方に対してロ
グオンされていれば、キーステーション202は、たと
えそのキーステーション202によって対話が進行中で
あっても、ログオフできない。キーステーション202
は、最初、対話を終了させねばならない。さらに、図2
0に示したように、もしログオフ要求が通信ネットワー
ク220および対話通信ネットワーク218の両方に対
してログオンしている当該キーステーション202から
受け取られれば、システム200および特に関係する統
合されたターミナルコントローラ214は、最初、売買
対話またはマッチングが当該キーステーション202に
関係して進行中であるかどうかをチェックする。そし
て、進行中でなければ、ターミナルコントローラ214
は、既に終了しているがまだ略式伝票を発生していない
売買の結果として期待される未決定のマッチング略式伝
票が存在するかどうかをチェックする。もし期待された
未決定のマッチング略式伝票が存在しないならば、キー
ステーション202は、マッチング売買および対話形式
での売買の両方から切り離される。しかしながら、もし
期待される未解決のマッチング略式伝票が存在するなら
ば、ユーザーはログオフを確認し、またはログオフを取
消し、または略式伝票を待つためのオプションを与えら
れる。もしユーザーがログオフを確認し、または待機し
た後略式伝票を受け取ったならば、ユーザーは、マッチ
ング売買および対話形式による売買から切り離され得
る。ユーザーが単にログオフを取消した場合には、対話
形式による売買およびマッチング売買が依然として可能
である。これは、また、もし当該キーステーションに関
係する対話形式による売買およびマッチング売買が進行
中であれば、真実である。また、図19に示したよう
に、キーボード240が一連のオペレーションにおける
ある状態で誤動作し、あるいは一連のオペレーションに
おけるある状態の間に切り離される場合には、キーステ
ーション202は、キーボード240が切り離されま
で、マッチング売買および対話形式による売買の両方か
ら切り離される。上記のことから、キーステーション2
02は、もしそれがその能力または望まれた目的である
なら、単独で、対話形式による売買またはマッチング自
動売買に対してログオンし得ることに注意されなければ
ならない。統合されたログオンの目的は、単一のキース
テーション202が、異なる形式のトレーディングシス
テムに対して、もし、それが能力を有しているならば、
単一のログオン手続きによってログオンすることができ
るようにすることである。図18〜図20に示したログ
オンおよびログオフ手続きに関するソフトウェアの例
を、表1〜表10に示した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
【表7】
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】
【表10】
【0032】表1〜表10に示したソフトウェアは、こ
のソフトウェアが搭載される80386ターミナルコン
ピュータ250とともに使用すべくC言語によって書か
れている。
【0033】図21〜図24において、統合されたスク
リーンディスプレイ238に対する典型的なスクリーン
ディスプレイは、キーステーション202がマッチング
通信ネットワーク220および対話通信ネットワーク2
18に対してログオンした後、キーステーション202
によって売買されるマッチング売買およびビデオ対話形
式による売買の両方に関係する売買情報を含んでいる。
図21は、対話形式での売買データおよびマッチング売
買データが、統合されたスクリーンディスプレイ238
上に表示された状態を示したものである。図22は、図
15のキーボード240上のYOURSキーが押され、
YOURSダイアログボックスがまさに伝送されようと
するときの、同一の統合されたスクリーンディスプレイ
238を示したものである。図23は、マッチング売買
が自動的に実行され、マッチングの通知がマッチングホ
ストコンピュータ224からそのキーステーション20
2に関係する統合されたターミナルコントローラ214
に与えられるときの、同一の統合されたスクリーンディ
スプレイを示したものである。このようなマッチングの
通知に応答する統合されたターミナルコントローラ21
4のオペレーションを示すフロー図を、図25に示し
た。これについては後に詳細に説明する。図24は、ス
クリーン上の対話分析領域266に示されたものとし
て、終了した対話形式による売買情報を有する、同一の
統合されたスクリーンディスプレイ238を示したもの
である。
【0034】図25のフロー図は、統合されたターミナ
ルコントローラ214に対して通常のプログラムを組む
ことによって達成される。図9およびEP−A−903
05753を参照して詳細に説明されるマッチングの受
取通知が、マッチングホストコンピュータ224から受
け取られたとき、マッチングが、マッチング処理に対す
るパーティーとなる統合されたスクリーンディスプレイ
238上に表示される。さらに、監査追跡メッセージ
が、統合されたターミナルコントローラ214の対話サ
ーバー252部分の一部を形成するデータベースサーバ
ー262に送られた後、データベースサーバー262に
おいて記憶される。マッチング数での応答がキーステー
ションに送られ、マッチング数がキーステーション20
2によって受け取られたとき、MATCH ACKとよ
ばれるマッチング受取通知がマッチングホストコンピュ
ータ224に送られる。さらに、図25において、デー
タベースサーバー262は、監査追跡メッセージをプリ
ントアウトするための監査追跡プリンタ280に接続さ
れていることが好ましい。このような監査追跡メッセー
ジをプリントアウトする手続きを、また図25のフロー
図に示した。
【0035】図26は、それぞれ、自動マッチング売買
またはビデオ対話形式でなされる売買の終了時点で、マ
ッチング略式伝票または対話略式伝票の受領に応答する
統合されたターミナルコントローラ214のオペレーシ
ョンのフロー図を示したものであり、もちろん、統合さ
れたターミナルコントローラ214に関する通常のプロ
グラムによって与えられ得るものである。マッチング略
式伝票が、統合されたキーステーション202におい
て、マッチングホストコンピュータ224から受け取ら
れたとき、マッチング略式伝票は統合されたたーみなる
コントローラ214の対話サーバー252内に含まれる
データベースサーバー262へ、擬対話と呼ばれる形式
で、図16に示したかかる擬対話に対応する典型的なマ
ッチング略式伝票とともに送られる。その後、このマッ
チング略式伝票はデータベースサーバー262において
記憶され、ターミナルコンピュータ250を介して、統
合されたスクリーンディスプレイ238上の表示のチェ
ックをサポートし、または後方のオフィスコンピュータ
に対する略式伝票出力のフィード234にわたる略式伝
票の検索をサポートするためにアクセスされる。同様
に、対話略式伝票がビデオ対話形式でなされる売買の終
了時に確認されたとき、例えば図17に示した形式の対
話略式伝票が、対話とともに、統合されたターミナルコ
ントローラ214の対話サーバー252内に含まれるデ
ータベースサーバー262に送られる。その後、略式伝
票は対話とともに、データベースサーバー262で記憶
され、マッチング略式伝票のように、ターミナルコンピ
ュータ250を介して、統合されたスクリーンディスプ
レイ238上の表示のチェックをサポートし、そして略
式伝票出力フィード234にわたる略式伝票の検索をサ
ポートすべくアクセスされる。また、図26は、データ
ベースサーバー262で記憶された略式伝票データを使
用する略式伝票プリンタ226による、略式伝票、すな
わちマッチング略式伝票または対話略式伝票のプリント
アウトのオペレーションを示すものである。
【0036】自動マッチング売買およびビデオ対話形式
でなされる売買のシステム200における統合を可能と
するための統合されたターミナルコントローラ214、
および統合されたキーステーション202に関する上述
の相違は別として、対話通信ネットワーク218および
マッチング通信ネットワーク220に関係するシステム
200の種々の構成要素の機能および作動は、これらの
機能に関する上述の特許出願、ヨーロッパおよびイギリ
ス特許出願の明細書中に記載のものと同じものであるこ
とが好ましい。しかしながら、明瞭とするため、これら
の特許出願の一定の部分が、ビデオ対話形式でなされる
売買に関する図3および図4に対して繰り返される。自
動マッチング売買に関する図7〜図9および図30に対
して、またパス234、236を通じての略式伝票出力
フィードを与えるための略式伝票発生スキームに関する
図31〜図34に対しても繰り返される。
【0037】図3および図4において、前述したよう
に、統合されたトレーディングシステム200は、シス
テム200によって達成されるビデオ対話形式でなされ
る売買に対する対話分析を、統合されたスクリーンディ
スプレイ238の領域266において要約されるこの対
話分析と共に与える。この分析は、状況応答プロンプト
分析によって作動するプロンプトを作動させ、ユーザー
にリアルタイムで、外国為替のトレーディングのような
カウンターパーティー間において進行する対話のどこに
いるのかを知らせる対話分析ソフトウェアによって、前
述のGB−A−2,226,217に記載されているの
と同じ方法で達成され、その結果、適当なプロンプト選
択メニューが、対話がリアルタイムで進行しているとき
に、その対話のキーポイントの分析に基づいて使用され
るものであることが好ましい。このリアルタイムでの対
話分析は、GB−A−2,226,217に記載されて
いるように、また、リアルタイムでのディーリングまた
は対話略式伝票の準備を可能とする一方、その処理は、
人工知能の技術によって、対話を分析して略式伝票を発
生するようになされる。すなわち、GB−A−2,22
6,217に記載されているように、これはエキスパー
ト型のシステムにおいて達成される。状況応答プロンプ
トまたは分析によって作動するプロンプトは、本発明の
システム200におけるビデオ対話形式でなされる売買
に関係するディラー入力を高速化するために使用される
のが好ましい。なぜならば、外国為替のディーリング等
においては、時間は一般に重要な要素だからである。も
ちろん、システム200は、外国為替のディーリングの
場合にに限定される必要はなく、対話情報の迅速な入力
が望まれる任意のビデオ対話形式でなされる売買に関し
て使用可能である。もちろん、GB−A−2,226,
217に記載されているように、システムは、オフライ
ン処理のデータの捕捉に対しても同様に使用可能であ
る。この対話分析のために、システム200は、もしビ
デオ対話形式でなされる売買に関して分析される対話に
おいて矛盾が検出されたならば、例えば、もしデータ値
が正しくなくまたは価格の範囲が正しくないならば、ユ
ーザーに警告を与えるためのエラーメッセージを発生す
ることができる。GB−A−2,226,217に記載
されているように、対話分析によって作動するプロンプ
トおよびこれに関係する特徴は別として、システムは、
本出願の譲受人によって発展させられ、前述のGB−A
−2,227,625に記載された別の対話形式のビデ
オシステムと実質上同様である。この点に関し、対話通
信ネットワーク218は、例えば、US−A−4,52
5,779の図13Jに示されたような通信ネットワー
クと基本的に同じ形式のものであることが好ましい。そ
して、US−A−4,525,779の図13Jにおい
てホストコンピュータに対して付された番号38、図4
の実施例で番号205を付されている記憶装置以外は、
コンセントレータ48、110およびノード44、42
に対するもののように、同様の機能を有する構成要素に
対しては、US−A−4,525,779において使用
されているのと同一の番号を、図4で使用した。図4に
おけるロンドンの受取人は、クライアントサイト212
における統合されたターミナルコントローラ216であ
ると仮定され、ニューヨークのメーカーはクライアント
サイト210における統合されたターミナルコントロー
ラ214であると仮定される。もちろん、別のパケット
切り換え通信ネットワークが、図4に示したネットワー
クの代わりに対話通信ネットワーク218として使用可
能である。US−A−4,525,779の図13Jに
示されたターミナルコントローラは、図1のシステムに
おける統合されたターミナルコントローラ214または
216によって置き換えられる。さらに、この統合され
たターミナルコントローラは、例えば、クライアントサ
イト210におけるニューヨークのメーカーとクライア
ントサイト212におけるロンドンの受取人との間のビ
デオ対話のリアルタイムでの対話分析を可能とし、状況
応答分析によって作動するプロンプトを与えることがで
きる図3に示したような対話分析ターミナルコントロー
ラ部214aを含んでいる。この点に関し、前述のGB
−A−2,227,625に記載されているように、対
話略式伝票はこのリアルタイムでの対話分析に基づいて
プリントアウトされる。さらに、前述のように、統合さ
れたキーステーション202、204、206、208
は、またGB−A−2,227,625の図11〜図1
2に対応する図35〜図36に示した高速接続を達成す
るため等に使用される、前述のGB−A−2,227,
625に記載のマウス242を備えていることが好まし
い。もしこれらの特徴が要求されないならば、マウス2
42は省略される。さらに、対話を行う両方のパーティ
ーは、対話分析ターミナルコントローラ部214aを含
む統合されたターミナルコントローラ214、216を
有している必要はないことに注意されなければならな
い。しかしながら、分析サーバー264が省略される場
合には、パーティーは、このようなリアルタイムでの対
話分析に基づく、状況応答プロンプトまたは分析によっ
て作動するプロンプト、または自動略式伝票発生、また
は矛盾の通知を与えるためのリアルタイムでの対話分析
の利益を享受することができない。
【0038】図3に示した対話分析ターミナルコントロ
ーラ部214aに関し、ラインサーバー260、データ
ベースサーバー262および対話分析サーバー264は
すべて、COMPAQ80386に基づくコンピュータ
等の80386コンピュータからなっていることが好ま
しい。加えて、既に述べたように、ターミナルコンピュ
ータ250は、また80386に基づくコンピュータか
らなり、それぞれ、関係する統合されたスクリーンディ
スプレイ238、統合されたキーボード240およびマ
ウス242に対して出力を行うものであることが好まし
い。既に説明したローカルエリアネットワーク256
は、さらにコンピュータ260、262、252および
250のうちの適当なものの間の通信を可能とし、シス
テム200の対話分析、状況応答プロンプトおよび矛盾
の警告、並びに自動略式伝票発生機能を達成する。ライ
ンサーバー260は、対話通信ネットワーク218にお
けるターミナルコンピュータ250と適当なコンセント
レータ48または110との間のインターフェイスとし
て機能するものであることが好ましい。データベースサ
ーバー262の機能は、既に統合されたターミナルコン
トローラ214に関係して説明した。対話分析サーバー
264に関し、このサーバー264は、前述のGB−A
−2,227,625に詳細に記載されているソフトウ
ェア等の対話分析ソフトウェアを記憶し、対話をリアル
タイムで分析し、対話分析ターミナルコントローラ部2
14aがその時点で誰に関係しているのかに応じて、所
望の状況対応プロンプトまたは分析によって作動するプ
ロンプトをメーカーまたは受取人のスクリーン238に
表示し、対話略式伝票をそれに関係するデータベースサ
ーバー262に与え、統合されたスクリーンディスプレ
イ238に警告等を表示することによってユーザーに対
話の矛盾していることを警告するものであることが好ま
しい。もちろん、図3の実施例において、独立なサーバ
ー260、262および264が、統合されたターミナ
ルコントローラ214の対話サーバー252を有してい
るものとして示してあるにもかかわらず、必要ならば、
これらのサーバーは、専用のターミナルコンピュータ2
50によってサポートされるキーステーション202、
204、206および208、並びに、既に述べたよう
に、通常のローカルエリアネットワーク256によって
サーバー260、262、264に接続されたこれらの
キーステーションのターミナルコンピュータ250とと
もに、単一のコンピュータに統合され得る。このローカ
ルエリアネットワーク256にわたる通信は、MS−N
ET標準改訂版によって提供されるような仮想接続を使
用するものであることが好ましい。さらに、好ましく
は、例えば、与えられたターミナルコントローラ214
に対する24の対話までの、進行中のそれぞれの対話に
関するデータのすべてが、前述のGB−A−2,22
7,625に示されたソフトウェアに従って、CONV
DATA形式の構造体を指すグローバルアレイ中にこの
アレイの各エレメントと共に保持される。これは、対
話、対話に対するテキストバッファ等に関係する種々の
ネットワーク処理を保持する形式のものである。それ
は、また、対話分析の状態を記憶するために用いられ
る、ANALYSISDATA形式のSAVEDDAT
Aとして識別されるエレメントを含んでいることが好ま
しい。対話分析は、対話通信ネットワーク218の加入
者人口を構成するキーステーション202、204、2
06、208からのテキストパケットの受領によって作
動する。これらの連続したテキストは、環境によって訂
正手続きに向けられるANALYSE TEXT PA
CKETS内に到達する。そして、GB−A−2,22
7,625に記載のソフトウェアのセクションcase
rver.cにおけるOv−main手続きのNetR
egisterReplyに対する要求によって、入力
メッセージの目的を知らされる。テキストの新たなパケ
ットは、セクションcamesage.cにおけるRe
plyAnalysisMessageの手続きに向け
られる。ANALYSE TEXTパケットが対話のた
めに受け取られたとき、(Current Conv)
が、適当な対話に対するCONVDATA構造体を指す
ように設定され、そして、記憶された分析状態および略
式伝票が、グローバル(Ticket)および(Ana
lysis Data)を指す作業領域中にコピーされ
るものであることが好ましい。その後、GB−A−2,
227,625に記載のソフトウェアのセクションca
mesage.cにおける手続きReplyAnaly
zeTextが、要求をチェックするために呼び出され
る。適切な場合には、分析が初期化される。これは、テ
キストが、例えば割り込みによって消去された場合に生
じる。新たなテキストが対話に加えられ、前述のソフト
ウェアのCライブラリー手続きのsetjumpが、p
arsingからのlongjump returnに
対するカレントCコンテクストを記憶すべく呼び出され
る。setjumpに対する呼び出しはゼロに復帰し、
前述のソフトウェアのparsingルーチンのオペラ
ンド解析は、最新に記憶された状態から対話を分析する
ために呼び出されるのが好ましい。オペランド解析が最
新に保持されたテキストの終わりに達することによって
終了したとき、longjumpの呼び出しが、set
jumpがゼロでない応答によって呼び出されたポイン
トに復帰し、分析が、キーステーション202に、例え
ば分析の変化を通知することによってラップされる。好
ましくは、対話分析は、GB−A−2,227,625
に記載のソフトウェアによって例示されるように、常に
オペランド解析手続きを開始する。
【0039】GB−A−2,227,625に記載され
ているように、対話分析は、対話分析ソフトウェアのセ
クションread.cにおけるnextsymによって
引き出された単語あるいは記号の集合に関して実行され
る。すなわち、1段階の分析が終了するまで、見出され
た記号はバッファ内に記憶され、その結果、最新の仮説
が正しくないことが判明した場合には、バックトラック
を行い得る。もし再分析が進行中であり、このような引
き出された記号の待ち行列が存在するならば、next
symは、その待ち行列内の次の項目を選択することが
好ましい。さもなければ、nextsymは前記ソフト
ウェア中に記述されたルーチンreadsymを用いて
テキストから記号を読み出すものであることが好まし
い。そしてこの手続きによって、ルーチンreadch
を用いてテキストバッファからキャラクタが得られる。
この段階で、PLEASEおよびPLS等の完全に置き
換え可能なsynonymsが、単一の記号コードに結
合され、識別子(symbol)のもとに保持される。
別の単語がS通貨等の記号に割り当てられ、(symv
al)内に保持された数によって、個々に識別されるも
のであることが好ましい。通貨識別子の場合、対話が外
国為替に関してなされていると仮定すれば、これは実際
の通貨を識別する。さらに、既に述べたように、GB−
A−2,227,625に記載の好ましい対話分析ソフ
トウェアは、処理がリアルタイムで発生するとき、これ
をチェックするエラー検出手続きを含んでおり、対話の
分析に基づいてユーザーに誤ったまたは疑わしい条件
を、統合されたスクリーンディスプレイ238の挿入ラ
インの下に表示されるエラーメッセージ、および統合さ
れたスクリーンディスプレイ238上の分析の要約の表
示領域266に強調して表示される疑いのフラグデータ
と共に報告し、警告を与える。システム200における
対話分析機能を使用する場合に、統合されたスクリーン
ディスプレイ238の一般表示領域270が、通常ロイ
ターモニタディスプレイに代わる対話の分析とともに、
ロイターモニタページ、プロンプトメニュー、対話の分
析等の付加的な金融情報を表示するために使用され得る
ものであることが注意されなければならない。この領域
270は、また、プロンプトおよび増補された分析のた
めに使用され得る。統合されたシステム200における
対話の開始に関し、このような対話は、基本的に3つの
方法で開始され得る。すなわち、ユーザーが別のディー
ラーと接続し得るか、ユーザーが別のディーラーからの
コールを受け付けるか、あるいは、CAPTURE機能
を用いて、オフライン処理として全ての処理を入力し得
るかのいずれかである。表示される特別なメニューは、
通常マーケット受取人と呼ばれる接続を行う人と、通常
マーケットメーカーと呼ばれる接続を受け付ける人とに
よって、最初、対話がどうようにして開始されるのかに
依存していることが好ましい。対話略式伝票のプリント
アウトに関し、対話分析がシステム200内においてな
されるものと仮定すれば、システム200が対話の分析
によって情報を引き出すとき、対話略式伝票がシステム
200において、統合されたスクリーンディスプレイ2
38上に表示される対話の表示とともに生じるものであ
ることが好ましい。好ましくは、1つの対話には、ただ
1つの分析が関係し、ユーザーが最新の対話に関する分
析を確認した後、対話が次に終了しあるいはプリントア
ウトされるとき、それがマーケットメーカーであるかマ
ーケット受取人であるかに応じて、略式伝票が略式伝票
プリンタ226上にプリントアウトされ得る。好ましく
は、略式伝票プリンタ226は対話プリンタ230と同
じ特徴を有している。すなわち、このプリンタは、シリ
アルデータを受け付け、連続紙上にプリントアウトす
る。対話が開始されたとき、統合されたスクリーンディ
スプレイ238上の関係する対話分析領域は、必要な場
合には、一般表示領域270に表示された最新の分析の
完全な拡張版となり得る分析情報の要約を表示するもの
であることが好ましい。対話が終了し、セーブされたと
き、好ましくは分析がそれと共にセーブされる。対話お
よび分析はセーブされ、より多くのメモリが必要な場合
に消去されることが好ましい。しかしながら、対話分析
が確認され得る前に、それには、処理に関する少なくと
も次の情報が含まれなければならない。すなわち、処理
形式、処理方向、通貨、数量、レートおよび価格のデー
タである。その後、ユーザーは、キーボード240のC
ONFIRMキーを押すことによって対話分析の確認を
行い得る。一旦、分析が確認モードにセットされると、
次に、対話がディーラーのスクリーン238上において
終了し、好ましくは、略式伝票がプリントアウトされた
後、対話はもはや編集されることはない。分析が確認さ
れない場合には、実際のオフラインによる対話の間の任
意の時刻に、またはキーボード240のCANCELま
たはWRONGキーを押すことによって対話がラッピン
グアップされるとき、そのことが、削除されたまたは誤
ったものとしてマークされ得る。すなわち、ビデオ対話
形式でなされる売買に関係する略式伝票プリンタ226
上の略式伝票を発生させるために、分析された対話が分
析を終了させるCONFIRMING状態にセットされ
る。
【0040】さらに詳細な説明がヨーロッパおよびイギ
リス特許出願の明細書、特にEP−A−9030575
3中に記載されているが、自動マッチング売買コンポー
ネントを図7〜図9および図30において簡単に説明す
る。この点に関し、図7はEP−A−90305753
の図1に対応しており、同特許出願明細書の図21の番
号22に対応するマッチング通信ネットワーク220、
および同特許出願明細書の図1の番号20に対応する中
央マッチングホストコンピュータ224を示してある。
加えて、図7のクライアントサイトには、同特許出願明
細書の図1で使用された番号26aおよび26bとは異
なり、番号210および212を付してある。なぜなら
ば、これらのクライアントサイト210、212は、好
ましい統合されたターミナルコントローラ214、21
6を含んでいるからである。さらに、同特許出願明細書
の図1のキーステーション24a、24bは、好ましい
統合されたキーステーション202、204、206、
208によって置き換えられている。同様に、図8は、
これと同様の点を除いて同特許出願明細書の図2に対応
している。同様に、図9は、これと同様の点を除いて
は、同特許出願明細書の図3に対応している。同様に、
図30は、統合されたキーステーション202、206
が、キーステーション24a、24bに置き換えられ、
番号224が同特許出願明細書の図6で使用された中央
マッチングホストコンピュータ20に対して使用されて
いる点を除いて、同特許出願明細書の図6に対応してい
る。図8には、統合されたトレーディングシステム20
0において自動マッチング売買を実行するためのマッチ
ングコンポーネントを示してあり、ここで、トレーディ
ングは、前述のビデオ対話形式でなされる売買とは異な
って、匿名のマッチングを通じてなされる。すなわち、
システム200の割当られたマッチング通信ネットワー
ク220に従って、マッチングホストコンピュータ22
4は、その中心的な役割が、例えば価格、数量およびク
レジット等の特定の規準に基づいて互いに売買を行う売
り手および買い手を識別することにある、コンピュータ
化された取引の目的に適する。このようなマッチングイ
ベントが生じたとき、統合されたキーステーション20
2が、図18〜図20を参照して既に説明したやり方
で、マッチング通信ネットワーク220に対してログオ
ンする。好ましくは、売り手および買い手は、売買に関
して情報の提供を受け、そのとき、十分な情報がそれぞ
れの統合されたターミナルコントローラ214、216
を通じて彼らに与えられ、処理の物理的な明確化が達成
される。前述のヨーロッパおよびイギリス特許出願明細
書に記載のように、この中央機能をサポートするため
に、種々のサポート機能が要求される。その機能の1つ
は、クライアントサイト210、212における参加者
のキーステーションの統合されたディスプレイ238上
の要約されたマーケット情報のメインテナンスである。
好ましくは、マッチング通信ネットワーク220の一部
を構成するキーステーション202、204、206、
208は、常時、当該ネットワーク220を通じて売買
されるそれぞれのものに対する最適の内部価格を表示す
る。4つのキーステーション202、204、206、
208は、すべて、対話通信ネットワーク218の一部
であると同様に、マッチング通信ネットワーク220の
一部として表されているにもかかわらず、実際にはこう
である必要はない。最適の内部価格は、ネットワーク2
20において、最高の買値および最低の売値となるよう
に形成されるのが好ましい。これらの価格は、指定され
た価格で買値をつけられまたは売値をつけられた数量と
共に、統合されたスクリーンディスプレイ238上に表
示され、それぞれの統合されたキーステーション20
2、204、206、208におけるトレーダーは、マ
ーケットの進行状況を観測することが可能となっている
ことが好ましい。マーケットの進行状況を観測すること
によって、トレーダーは、対話通信ネットワーク218
を通じて自由裁量のメッセージを交換することによって
売買を公開的に行い、ビデオ対話形式でなされる売買を
達成するのとは異なり、マーケットに買値を入れるか売
値を入れるかどうかを決定して、マッチング処理を達成
することができる。すなわち、クライアントサイト21
0または212に関し、中央マッチングホストコンピュ
ータ224は、番号32によって示した1つまたは2つ
のメッセージを発生させ、かかるメッセージは、この実
施例では有向メッセージとしてクライアントサイト21
0に戻され、処理メッセージを初期化する。中央マッチ
ングホストコンピュータ224に送られる処理メッセー
ジの別の効果は、ある種の処理に対して、一斉送信メッ
セージ34が、マッチング通信ネットワーク222を介
して中央マッチングホストコンピュータ224に関係す
るすべてのクライアントサイト210、212に割り当
てられた中央マッチングホストコンピュータ224によ
って発生せしめられることである。すなわち、有向応答
または有向メッセージ32は、ただ特定のクライアント
サイト210および、特に、処理メッセージを初期化し
た当該クライアントサイト210における特定の統合さ
れたキーステーション202に返送されるのみである。
一方、一斉送信メッセージ34は、すべてのクライアン
トサイト210、212および、これらの、マッチング
通信ネットワーク220の一部を構成するクライアント
サイト210、212に関係するすべての統合されたキ
ーステーション202、204、206、208に伝送
される。既に説明したように、例えば図7において、1
つのクライアントサイトで使用可能なキーステーション
の数は、システムの能力および望まれる処理時間によっ
て制限されているにもかかわらず、典型的なクライアン
トサイト210が、キーステーション202、204を
有するものとして示してある。統合されたトレーディン
グシステム200のマッチング通信ネットワーク220
に関係する機能の割当てに関し、マッチング通信ネット
ワーク222は、実際には、処理情報に対して明白な役
割を演じるものではない。これは以下のことを意味す
る。すなわち、処理情報は、クライアントサイト210
から発生するとき、例えば、必要な場合に、中央マッチ
ングホストコンピュータ224であると理解され、また
ネットワークはメッセージをチェックしないので、マッ
チング通信ネットワーク222の機能に不適切な他のエ
ントリーのみがメッセージを処理することなく、ただこ
れらのメッセージをマッチング通信ネットワーク220
の適当な部分に伝送するように、暗号化されまたは曲解
されるとき、システム200は、本質的に、買値および
売値のブックを、例えばマッチングホストコンピュータ
224およびユーザーまたはキーステーション202内
に保持し、クライアントサイト210、212等のクラ
イアントサイトは、それぞれ、図8に示したような買
値、売値、指し値の一致および受取処理を提起すること
によって、ブックと相互作用する。オーダーエントリー
機能は、統合されたキーボード240、マウス242、
または他の通常のデータエントリーツールを使用するデ
ータエントリーを通じて達成されることが好ましい。マ
ッチングホストコンピュータ224は、マーケットの規
則に従って、処理要求を許可し、買値および売値、指し
値の一致または受取処理を行い、この新たなエントリー
とマッチング通信ネットワーク220のブックにおいて
公表された別の買値または売値との間のマッチングを探
すべく作動する。もしマッチングが見つかれば、そのと
き売買が自動的に実行され、売買への参加者に知らさ
れ、すべてのデータベースおよびトレーダースクリーン
238が、売買された数量および残りの数量に関して更
新される。さらに、必要な場合には、クリアリングエー
ジェンシーが、売買の詳細に関して知らされ、その結
果、支払いおよび交換が実行される。他方、もしマッチ
ングが見出されないならば、そのとき、好ましくは、マ
ッチング通信ネットワーク220は、ヒットに対するエ
ントリーを行うか、あるいは買値または売値に対するエ
ントリーが後に処理されるように維持するかのどちらか
である。好ましくは、すべての場合において、処理は、
一定の規則に従って競争に対して処理され、クライアン
トサイト210、212は、もしそれらがマッチング通
信ネットワーク220のメンバーであれば、売買対象物
の新たな状態のリアルタイムでの更新を受ける。すなわ
ち、図8に示したように、クライアントサイト210、
212は、その2つだけを図8に例示したが、関係する
キーステーション202、204、206、208がマ
ッチング売買オプションを選択したとき、マッチング通
信ネットワーク222を通じて中央マッチングホストコ
ンピュータ224に図7に番号30で示したような処理
を行うように指示する。
【0041】図30を参照して以下で詳細に説明するよ
うに、例えば、マッチングホストコンピュータ224に
対して処理を行うように指示がなされる。この点に関
し、ネットワーク220は、情報が交互に行き交う一対
のケーブルと同様の機能を有するものである。もちろ
ん、ネットワーク220は、しかしながら、統合された
システム200のマッチングコンポーネントを理解する
ためには、詳細に説明する必要はない別の通信機能を有
している。マッチング通信ネットワーク220は、1つ
のノードが、順次他のノードに伝送される多重ノードに
伝送される階層的なファンアウト (fan-out)と呼ばれる
プロトコルを使用すれば十分である。すなわち、マッチ
ング通信ネットワーク220は、メッセージ切り換えネ
ットワークに統合される補助的な一斉送信機能を補助
し、一斉送信の割り当てを許容する。マッチングが生じ
るとき、中央マッチングホストコンピュータ224は、
有向メッセージまたは応答を、当該マッチングに含まれ
るシステム200に存在するすべてのパーティーに伝送
し、その結果、例えば、2、3またはそれ以上のクライ
アントサイト210、212が、有向メッセージの受領
に含まれることが好ましいことに注意されなければなら
ない。しかしながら、これは、特定のマッチングに含ま
れることとは無関係なクライアントサイトのすべてに伝
送される一斉送信メッセージとは異なっている。
【0042】図8には、統合されたシステム200にお
ける、買値のエントリーまたは売値のエントリーに対す
る典型的なデータフローを、既に説明したように、処理
情報に対してトランスペアレントなマッチング通信ネッ
トワーク220とともに示したものである。例えば、統
合されたキーステーション202は、マッチング通信ネ
ットワーク220を通じて、ターミナルコンピュータ2
50およびコンセントレータコンピュータ254を経
て、中央マッチングホストコンピュータ224に対し
て、指し値処理を行うように指示する。この統合された
キーステーションが中央マッチングホストコンピュータ
224から再び受け取る有向メッセージまたは有向応答
32は、指し値受取通知またはBID−ACKと呼ばれ
る。この受取通知は、エントリーポジションメッセージ
に先行し、既に説明したようにコンセントレータコンピ
ュータ254、ローカルエリアネットワーク256およ
びターミナルコンピュータ250を経て、キーステーシ
ョン202に直接返送されるコマンド受領通知である。
さらに、図8に示したように、買値更新メッセージは、
中央マッチングホストコンピュータ224によって、シ
ステム200内のすべてのキーステーション202、2
04、206、208に一斉送信され、これらのキース
テーションは、図8の番号34aで示したように、マッ
チング通信ネットワーク220に対してログオンする。
もしこの新たな買値32aがマッチングコンポーネント
に関し、システム200における最適の買値であるなら
ば、またはマッチングコンポーネントに関し、システム
200における最適の価格で買い取られる付加的な量で
あれば、この一斉送信メッセージ34aが生じる。すな
わち、もしこの新たな買値32aが最高の価格またはよ
りよいあるいはより高い価格であれば、マッチング通信
ネットワーク220に対してログオンしているすべての
キーステーションに対して、システム200全体にわた
って送信される買値更新一斉送信メッセージが発生す
る。さらに、図8に例として示したように、もし外部の
相場表示機60の使用が希望されるならば、そのとき、
相場表示機情報60が最適の買値または最適の売値に関
して与えられる。好ましくは、メッセージ、この場合に
は、番号51で示した売値、番号32bで示した買値受
領通知、すなわちOFFER−ACK、および番号34
bで示した売値更新に対する一斉送信メッセージととも
に売値のエントリーをする場合にもこれと同様の手続き
がなされる。
【0043】図9には、統合されたシステム200が、
売買において指し値の一致が存在する状況に関して示し
てある。この状況は、既に図8において示した状況より
も実質上活動的である。すなわち、もし統合されたキー
ステーション206が、中央マッチングホストコンピュ
ータ224に対し、マッチング通信ネットワーク220
を通じて番号62によって表される指し値の一致と呼ば
れる処理を行わせるならば、番号64によって表される
ヒット受取通知またはHIT/ACKが有向メッセージ
としてキーステーション206に再び与えられる。この
点で、中央マッチングホストコンピュータ224は、指
し値一致のメッセージがキーステーション206が当該
指し値での売買を希望していることを示すため、マッチ
ングが可能であることを認識する。クレジットがOKで
あり、かつこの処理を越える役割を演じないものと仮定
すれば、中央マッチングホストコンピュータ224はマ
ッチングが可能であることを決定するが、それは、マッ
チングに付す前に、前述のヨーロッパおよびイギリス特
許出願明細書に記載されているように、売買が可能かど
うかを判断し、もし可能ならば、これを中央マッチング
ホストコンピュータ224に通知する処理デスク70を
用いてリスク制限プロトコル内に含まれるものであるこ
とが好ましい。売買が可能であれば、マッチングが発生
する。このとき、いくつかのメッセージが、中央マッチ
ングホストコンピュータ224からマッチング通信ネッ
トワーク220を通じて発生する。これらのメッセージ
のうちの1つは、番号65によって表されたマッチング
メッセージと呼ばれるものであり、この実施例ではキー
ステーション206である入札者、および本来指し値を
有しているキーステーション202に送られる有向メッ
セージである。すなわちこの実施例では、有向メッセー
ジは、マッチング通信ネットワーク220に対してログ
オンされた1つ以上の統合されたキーステーション20
2、206に送られる。各マッチングは、買い手および
売り手キーステーション202、206から送り返さ
れ、マッチングが承認されねばならず、そして、実際に
正確に受け取られ、かつ処理がその地点で完了したとみ
なされることを判断するために使用されるマッチング受
領通知、MATCH−ACKが存在する。統合されたタ
ーミナルコントローラ214、216のこのようなマッ
チング通知に対する応答は、既に図25を参照して説明
したとおりである。図25は、プログラミングの結果と
して、キーステーションに関係するターミナルコンピュ
ータ250、および統合されたターミナルコントローラ
214、216それら自体、並びに各データサーバー2
62内に存在するソフトウェアを示したものである。さ
らに、一斉送信メッセージが発生し、売買がなされ、番
号67によって示した売買更新メッセージが、新たな最
適の指し値を生じさせ、または数量に影響を与え、また
はブックの最上位置に値を付け得る。再び、もし売買お
よび最適の指し値が相場表示機20に入れば、そのと
き、この情報がまた相場表示機に与えられる。同様に、
もし消去情報が消去ハウスに与えられれば、これはまた
番号69として生じる。加えて、売買チケットがまた、
図26を参照して既に説明したように発生する。すなわ
ち、売買チケット情報がまた、上の例における参加中の
統合されたキーステーション202、206に与えら
れ、その結果、売買チケットがマッチング売買に関して
発生し得る。
【0044】マッチング通信ネットワーク220との接
続を行うコンセントレータコンピュータ254は、常
に、キーステーションターミナルコンピュータ250を
通じて、チケットの発生を制御するデータベースサーバ
ー262を含む関係する対話サーバー252と通信を行
うものであることが好ましいことに注意されなければな
らない。すなわち、コンセントレータコンピュータ25
4および対話サーバー252は、ローカルエリアネット
ワーク256および関係するキーステーションターミナ
ルコンピュータ250を介して、統合されたターミナル
コントローラ214、216に結合される。その結果、
通常のプログラミングによって達成される図26に示し
たチケット受取機能に関係するソフトウェアは、個々の
キーステーションに関係するターミナルコンピュータ2
50、および統合されたターミナルコントローラ21
4、216内の対話サーバー252のデータサーバー2
62部に存在する。
【0045】統合されたトレーディングシステム200
の割当てられたマッチングコンポーネントにおいて使用
される種々のブックの詳細に関しては、これらの詳細
は、前述のヨーロッパおよびイギリス特許出願明細書に
記載されている。中央マッチングホストコンピュータ2
24は、マッチング通信ネットワーク220に対してロ
グオンしたキーステーションによって与えられる統合さ
れたトレーディングシステム200において有効な買値
および売値のすべてからなるホストブックを維持し、マ
ッチング通信ネットワーク220に対してログオンした
それぞれの統合されたキーステーションが、ホストブッ
クのサブセットからなる関係する局所的なデータベース
キーステーションブックを、中央マッチングホストコン
ピュータ224によって制御され得る関係するディスプ
レイデップスレンジを有するとともに、マッチング通信
ネットワーク220を通じてマッチングホストコンピュ
ータ224から受け取られた処理更新一斉送信メッセー
ジによって更新され得る各キーステーションブックの内
容とともに有していれば十分である。この点に関し、図
30に、マッチング通信ネットワーク220に対してロ
グオンしたクライアントサイト210、212に保持さ
れている情報の2つの収集を示した。例えば図30にお
いて、これらの情報の収集のうちの1つは、上記の実施
例におけるキーステーションサイト202、206で保
持されており、それぞれ番号112および110によっ
て表されたそれぞれの装置に対するブックである。各サ
イトで保持された別のブックは、図30においてそれぞ
れ番号116、114で表された局所的エントリーデー
タベース、またはオーダーブックである。既に述べたよ
うに、図30において番号118を付された、中央マッ
チングホストコンピュータ224に関係するホストまた
はシステムブックデータベースがまた存在する。例え
ば、クライアントサイト210または212が、803
86コンピュータとともに使用するべくC言語によって
書かれ、統合されたキーステーションのターミナルコン
ピュータ250に存在する、図18〜図20並びに表1
〜表10に示したログオンソフトウェアおよび手続きを
使用することによって,マッチング通信ネットワーク2
20に対してログオンする統合されたキーステーション
として始動するたびごとに、システム200に対してロ
グオンする統合されたキーステーションは、最初エンプ
ティーであり、マッチングホストコンピュータ224か
らの最新に作動中のブックのダウンロードを要求するこ
とが好ましい。独立のブックが、各売買対象物に対して
保持され、これらのブックのそれぞれが、与えられたデ
ィスプレイ深度で保持されることが好ましい。この点に
関し、価格情報が、マッチングホストコンピュータ22
4によって割り当てられた割り当てられたディスプレイ
デップスレンジ内にあるとき、更新一斉送信メッセージ
は単に一斉送信であることが好ましいことに注意すべき
である。局所的エントリーデータベースまたはオーダー
ブック114、116に関し、これらのオーダーブック
114、116は、例えば、マッチングホストコンピュ
ータ224からの有向メッセージによって更新され、お
よび/またはマッチング通信ネットワーク220を通じ
てマッチングホストコンピュータ224に既に送られて
いる特定の統合されたキーステーション202、206
の命令を記録する。この点に関し、これらのオーダーブ
ック114、116は最新のものに保持される結果、例
えば、各統合されたキーステーション202または20
4から中央マッチングホストコンピュータ224内に示
される命令のリストのみが存在する。
【0046】このオーダーデータベース114、116
は、例えば、完全なマッチングが与えられたオーダーに
対して与えられ、かつエントリー除去メッセージが与え
られたとき、あるいはもしそれが、当該オーダーに対し
てなされたことを知らせるエントリーメッセージを受け
取ることができる部分的なマッチングである場合に、種
々のマッチングの発生により、例えばデータの除去を通
じて変更される。既に述べたマッチング通知は、オーダ
ーデータベース114または116に含まれ、オーダー
のどの数量またはどの部分がマッチングしたのかを表示
する特定のオーダーに属している。もし、すべてのオー
ダーがマッチングされたならば、そのとき、全オーダー
がそれぞれのオーダーデータベース114または116
から消去されることが好ましい。例えば、もし買値が1
27の価格で、10000000円にセットされてお
り、ディスプレイが可能とされる、すなわち、ディスプ
レイ深度が、それに等しいかまたはそれよりいくぶん高
くなるようにセットされていれば、そのとき、中央マッ
チングホストコンピュータ224は、前述した更新一斉
送信メッセージであり、ある対象物が売買された場合
に、すべてのクライアント210、212に、新たな買
値が円ブックに加えられたことを知らせる一斉送信メッ
セージを作成するものであることが好ましい。更新メッ
セージは、127で、それに10000000円を加え
るべく加えられるオペレーションブロックを形成する。
更新メッセージにおける別のパラメータに関し、追加イ
ンデックスは1に等しく、形式は買値に等しく、相場は
127に等しく、また数量は127で10000000
に等しい。更新メッセージにおける他のパラメータに関
し、追加インデックスは1に等しく、形式は買値に等し
く、相場は127に等しく、また数量は1000000
0に等しい。上記の実施例では、処理は2つの機能を達
成する。第1の機能において、買値が提起され、マッチ
ングホストコンピュータ224が、買値を提起する統合
されたキーステーション202に対して応答し、買値が
システム200内において明確である。システム20
0、すなわちマッチングホストコンピュータ224はそ
れを有しており、そして局所的なエントリーデータベー
ス116はそれを有している。もう一方の機能において
は、買値が、システム200のマッチング売買の世界の
残りがそれについて知っているべき特徴を有し、さら
に、このことが、マッチングネットワーク220に対し
てログオンしたすべてのクライアントサイト210、2
12に対して発生する一斉送信メッセージの結果として
達成される。そのとき、詳細な情報のすべてが与えられ
るのとは対照的に、これに関して要約されて述べられ
る。既に述べたように、機能的なオペレーションによっ
て、システムの買値のエントリーは、売値のエントリー
と同様であることに注意されなければならない。
【0047】売買が生じるような状況において、これは
以下のことを意味する。すなわち、マッチングする売値
がシステム内に存在し、マッチングホストコンピュータ
224が当該マッチングされる売値を許可し、受領通知
コマンドを送り返し、そして、上記の実施例では、事実
上円に関して存在するブックの検索を行い、ブック内の
127で10000000円が存在することを見出し、
127でその値段に新たにエントリーされた15000
000を加え、それが127で15000000をおい
ていることを認識すること。そのとき、マッチングホス
トコンピュータ224は、1000000を有するマッ
チングアップを行い、売買を行い、存在する買値を引き
出し、これを、売り手側において127で500000
0を残して127で0になるように減じる。この場合、
さらに図30を参照して説明されるように、少なくとも
2つの有向メエセージが送られ、実際には売買に含まれ
るクライアントサイト210、212に4つのメッセー
ジが送られる。売り手は、自分の円による売値がマッチ
ング通知によって売買されたことを知らされ、その後、
どのカウンターパーティーとのマッチングがなされたの
かを知らされる。そして、売買の精算および決算が加入
者の責任でなされることが好ましい。最初に買値、並び
に売値よりも高い円での買値をつけるとのエントリーポ
ジションメッセージを送ったカウンターパーティーは、
127で5000000でのエントリーされた買値を
得、さらにその買値に対して、最初の15000000
のうちの10000000が、そのとき識別されたパー
ティーと売買されたことを知らせる、マッチング通知を
得る。最後に、更新された一斉送信メッセージが作成さ
れた後、マッチングネットワーク220に対してログオ
ンしているすべてのクライアントサイト210、212
に一斉送信され、売買ブックを更新する。前記更新メッ
セージは、好ましくは、上記の例では、2つのオペレー
ションブロックを含んでいる。これらのブロックのうち
の一方は、売値情報をクライアントブックから除去し、
他方は、買い手側に残る新たな5000000の買値を
公表するとともに、売買ブックがおかれることを知らせ
る。さらに、既に説明したように、必要な場合には、相
場表示情報が、また売買されたものを知らせ、累積的な
ボリュームのトラック、正味の変化、変化数、上限、加
減等を保持する更新メッセージ中に与えられる。処理を
実行しあるいはその処理に含まれた統合されたキーステ
ーション、例えばキーステーション202のみが、それ
に関する有向メッセージを受け、また、同一のクライア
ントサイト210における、キーステーション204の
ような、他の統合されたキーステーションはこれを受け
ず、一方、一斉送信メッセージに関し、すべてのクライ
アントサイトで、マッチングネットワーク220に対し
てログオンしているすべての統合されたキーステーショ
ンは、これらのメッセージを受領することに注意されな
ければならない。必要な場合には、クレジットに関し
て、これは、クライアントサイト上で、キーステーショ
ンバイアスとは異なってクライアントサイトバイアスに
よって制御される。すなわち、システム200におい
て、マッチング通信ネットワーク220は、2つの機能
を有している。これらの機能のうち一方は、有向メッセ
ージの受け渡しであり、他方は、一斉送信メッセージの
受け渡しである。
【0048】図30において、マッチング通信ネットワ
ーク220は、既に説明したように、処理情報に対して
トランスペアレントであり、本発明の方法によるシステ
ムにおけるメッセージフローの説明のために省略されて
いる。図30において、統合されたキーステーション2
02は、処理を開始する任意のキーステーションを表
し、統合されたキーステーション206は、既に述べた
ように1つ以上の位置で1つ以上のキーステーションと
なり得る処理にカウンターパーティーとして含まれる任
意のキーステーションを表し得る。キーステーション2
02、206は、通常互いに離れて位置しており、例え
ば、キーステーション202はニューヨークのクライア
ントサイトにあり、キーステーション206はロンドン
のクライアントサイトにあって、ビデオ対話型式でなさ
れる売買の処理に関する図4の例で用いられたのと同一
の位置である。しかしながら、位置は同一である必要は
ない。
【0049】加えて、キーステーション202、206
は、中央マッチングホストコンピュータ224から離れ
て位置している。図30に示したメッセージフローを理
解するために、起動するキーステーション202がその
統合されたディスプレイ238上にキーステーション2
02に位置するキーステーションブックデータベースの
表示を受ける場合を仮定する。そのとき、統合されたキ
ーステーション202のオペレータは、買値または売値
を入力しようとする。そしてこれらのいずれかがオーダ
ーと呼ばれ、この情報は、例えば、統合されたキーボー
ド240またはマウス242のような通常の手段によっ
て、キーステーション202に入力される。そして、キ
ーステーション202は、そのオーダーを確認し、その
局所的オーダーデーダベースまたは局所的エントリーデ
ータベース116を保持する。オーダーは、買値または
売値となる代わりに、特定の売買対象物に対する売買の
一致または受取となり得る。なぜなら、これらの種々の
項目のすべてがオーダーのエントリーを構成するからで
ある。オーダーが入力され、確認され、そしてオーダー
データベース116が保持された後、処理メッセージが
作成され、有向メッセージとして、マッチング通信ネッ
トワーク220を通じて中央マッチングホストコンピュ
ータ224に送られる。これを、図30の番号120に
よって示した。この処理メッセージ120は、中央マッ
チングホストコンピュータ224によって受領され、処
理情報を含んでいる。この点で、中央マッチングホスト
コンピュータ224は、コマンド受領メッセージと呼ば
れる有向メッセージ122を送り返すことにより、統合
されたキーステーション202に、処理メッセージ12
0が受領されたことを知らせる。処理メッセージ120
は、このとき、中央マッチングホストコンピュータ22
4によって時間的な印を付される。好ましくは、キース
テーション202のディスプレイ238は、処理メッセ
ージ120が受領されるまで、「please wai
t」を表示する。好ましくは、このような受領は、例え
ば約2秒間と、相対的に迅速に生じる。中央マッチング
ホストコンピュータ224は、そのとき処理メッセージ
120を、ホストブックデータベース118内に含まれ
たシステムまたはホストブックのコピーを記憶した中央
マッチングホストコンピュータ224に対して処理す
る。このとき、中央マッチングホストコンピュータ22
4は、処理のエントリーまたは統合されたキーステーシ
ョン202からのオーダーをホストブックデータベース
118に加えるか、あるいはホストブックデーダベース
118に含まれる存在する買値および売値に対する当該
エントリーをマッチングさせるかのいずれかである。こ
のような処理が一旦完了すると、中央マッチングホスト
コンピュータ224は、起動するキーステーション20
2に対してだけでなく、カウンターパーティーキーステ
ーション206等の他のキーステーション、並びに更新
メッセージが要求される場合にはマッチング通信ネット
ワーク220に対してログオンしているすべてのキース
テーションに対して出力メッセージを発生する準備がで
きている。すなわち、マッチングホストコンピュータ2
24は、有向メッセージを、起動するキーステーション
202のようなマッチング処理に含まれる各キーステー
ション、および、マッチングが存在する場合にはカウン
ターパーティーキーステーションとしてのキーステーシ
ョン206に対して送り返し、マッチングネットワーク
220に対してログオンしたすべてのキーステーション
に対して更新一斉送信メッセージを発生する。既に述べ
たように、例えば、それが一致、または受取または買値
かどうかというキーステーション202からの単一の処
理メッセージ120は、多重マッチングを生じ得ること
に注意されなばならない。例えば、もしキーステーショ
ン202が20の数量に対して買値を一致させることを
望むならば、特に、キーステーション202のキーステ
ーションブックは単に買値または売値の蓄積された要約
を表示するにすぎないから、当該オーダーを満たすため
に、1つ以上のマッチングが例えば4つまたは5つの異
なるマッチングとして含まれ得る可能性がある。
【0050】もし多重マッチングが生じたならば、その
後、その多重マッチングに含まれるカウンターパーティ
ーのすべての識別が、決算のために、発信キーステーシ
ョン202の統合されたスクリーンディスプレイ238
上に表示される。すなわち、ある与えられた処理におい
て、処理発信者を含むみ、かつその売買または処理にお
ける1つまたはそれ以上のカウンターパーティーまたは
影響を受けるパーティーを含む有向メッセージが常に存
在する。もしマーケットがオークションマーケットであ
るならば、それは、価格デップスを有している結果、こ
れは、中央マッチングホストコンピュータ224が、オ
ークションマーケットで保持されるただ1つの価格のみ
によって、いくらの価格に保持され得るのかを判定す
る。新たな売値が入力され、オークションマーケットに
存在する売値をより改善する場合には、存在する売値
は、実際に除去され、ブック中において効果的に消去さ
れる。好ましくは、有向メッセージのすべてがカウンタ
ーパーティーに対して発生された後、例えば図30にお
いて番号124、126、128、130で示した、関
係する有向メッセージ受領通知が、マッチングネットワ
ーク220に対してログオンしているすべてのキーステ
ーションに対し、それらが特定のマッチング処理に含ま
れるか否かにかかわらず、送られる。中央マッチングコ
ンピュータ224に対して図30に示した最初の6つの
ステップが、すべて本質的に任意の外部取引に対して比
同期的であることに注意されなばならない。キーステー
ション202、206は、更新一斉送信メッセージを受
領したとき、局所的なキーステーションブックデータベ
ース110、112に対して処理され、そのブックの局
所的なコピーが保持される。既に説明したように、この
局所的なキーステーションブック110、112は、中
央システムブック118の正確なカーボンコピーではな
く、むしろ割り当てられたディスプレイデップスレンジ
における売値および買値の累積した要約からなる選択さ
れたサブセットにすぎないことに注意されるべきであ
る。こうして、図30には、マッチングネットワーク2
20に対してログオンしているキーステーションに割当
てられたシステムの機能を与えるための、本発明の方法
による統合されたトレーディングシステム200全体に
おける、メッセージ処理に対する包括的なテンプレート
を示した。
【0051】発信キーステーションおよびカウンターパ
ーティーキーステーションの概念は、各処理によって変
化することに注意されなければならない。すなわち、各
処理ごとに発信者が異なっていてもよく、また、同時に
生じる異なる処理に対して、ある場合には発信キーステ
ーションとなり、別の場合にはカウンターパーティーキ
ーステーションとなり得る。さらに、キーステーション
が傍観者にすぎず、特定の処理に全く含まれないような
場合も存在する。好ましくは、全体的に割当てられたマ
ッチングシステムの制御は、処理がどのようになされる
かを制御する1組の規則に従って作動する中央マッチン
グホストコンピュータ224によって維持される。好ま
しくは、中央マッチングホストコンピュータ224は、
システムへのエントリーのタイムオーダーにおいて、売
買される特定の対象物に対して処理を実行する。この点
に関し、それは、本質的にはオーダーのタイムエントリ
ーではなく、特定の売買されるブックまたは売買される
対象物に関するオーダーのタイムエントリーであること
に注意されなければならない。すなわち、もし、売買さ
れるものが、外国為替であるならば、円に割り当てられ
るタイムオーダーエントリー、およびドイツマルクに割
り当てられる異なるタイムオーダーエントリーの考察等
が存在する。
【0052】GB−A−2,224,141の図4〜図
6および図8に対応する図31〜図34において、売買
略式伝票出力を示した。統合されたキーボード240上
のTICKETキーを押すことによって、増補された分
析表示モードが、データベースサーバー262に入力さ
れまたは記憶される。既に述べたように、このモードに
おいては、最新の対話に対する増補された分析が、キー
ステーションが対話通信ネットワーク218に接続され
ているならば、スクリーン238上に表示される。増補
された分析は、好ましくは、必要な場合に支払い命令が
打ち切られることを除いて、分析中にあらわれ得るすべ
てのフィールドの完全な内容を示していることが好まし
い。前方への処理の場合に、好ましくは、両方の重要な
日付に対する情報が示され、4つの処理が要求される。
増補された分析表示モードにおいて、ディスプレイ上の
増補された分析は、対話を更新し続けることが好まし
い。2つの対話の交換は、2つの増補された分析の間で
自動的に交換し、その結果、最新の対話に対するものが
常に表示されている。増補された分析表示モードは、ス
クリーン238上のこの表示領域の異なる使用が要求さ
れるまで、有効である。好ましくは、もし対話分析のプ
リントアウトが要求されるならば、必要な場合に、支払
い命令が独立したラインに送られるにもかかわらず、対
話プリンタ230に関する出力が、常時されたウィンド
ウの出力と同じになる。対話略式伝票の略式伝票プリン
タ226によるプリントアウトに関し、略式伝票のフォ
ーマットは、図17に示した対話売買略式伝票のような
増補された分析に対するものと同様である。しかしなが
ら、情報のオーダーは、最初より重要な情報を表示すべ
く修正され得る。もちろん、略式伝票の作成および記憶
は、リアルタイムでの対話分析によって記述されている
にもかかわらず、そのようなシステムは、たとえこれら
の売買略式伝票がどのようにダイナミックに作成されよ
うとも、例えば、図16に示したように、擬対話として
記憶されたマッチング略式伝票とともに、対話売買略式
伝票およびマッチング略式伝票の両方に対する統合され
たターミナルコントローラ214、216において、こ
のような局所的なデータベース記憶を与えるデータベー
スサーバー262とともに、売買略式伝票の局所的なデ
ータベースの記憶を必要とするにすぎない略式伝票の発
生に対しては必ずしも必要ではない。
【0053】好ましい略式伝票出力フィード234、2
36をよりよく理解するために、好ましい略式伝票出力
プロトコルおよび処理が、局所的なデータベースサーバ
262および後方のオフィスコンピュータの間の売買略
式伝票情報の転送を処理するために記述される。ここ
で、参考文献として挙げる米国特許第4,745,55
9号を参照して、局所的なデータベースサーバー262
は、以下で詳細に説明するように、システム200にお
いて使用された略式伝票出力プロトコルおよび処理に関
係する場合の種々の相違を除いては、米国特許第4,7
45,559号に記載の局所的なデータベースに類似の
ものである。システム200において使用される略式伝
票出力プロトコルは、米国特許第4,745,559号
に記載のフィールド識別子に類似のフィールド識別子、
すなわちFIDを使用するものであることが好ましい
が、それに含まれる情報は、完全に異なっている。米国
特許第4,745,559号に記載のレコード識別子コ
ード、すなわちRICの代わりに、略式伝票出力プロト
コル処理が、プリントアウトされた処理略式伝票上の略
式伝票番号、並びにその記録を含む局所的なデータベー
スサーバー262を含む統合されたターミナルコントロ
ーラ214、216に対応する一義的な処理識別子を使
用するものであることが好ましい。すなわち、処理また
は売買略式伝票識別子は、ターミナルコントローラ識別
子、並びに略式伝票番号を、確認のために与えられたシ
ーケンス番号となる処理とともに含んでいる。例えば、
シーケンスは、各ターミナルコントローラ214、21
6に対し、1〜999999の範囲の数となっているこ
とが好ましい。処理識別子は、好ましくは、ターミナル
コントローラ識別子および#で開始され、シーケンス番
号がそれに続く。例えば、ターミナルコントローラAA
AA上の処理番号123456に対しては、AAAA#
123456となる。処理それ自体を検索することに加
えて、ターミナルコントローラシステムにおけるデータ
のステータスは、また、例えばターミナルコントローラ
識別子AAAA#INFOを使用することによって検索
されるものであることが好ましい。
【0054】好ましくは、以下でより詳細に説明するよ
うに、データベースサーバー262は、そのターミナル
コントローラ214、216に関係するキーステーショ
ンによって実行される処理について検索されるべき2つ
の種類のデータ、すなわち、処理に関する情報およびデ
ータベースに記憶されたものに関するステータス情報を
与え得る。以下においてより詳細に説明するように、タ
ーミナルコントローラ214、216の連続するポーリ
ングの必要なしに、売買略式伝票のような売買情報の迅
速な転送を可能とするのは、新たな売買に達したことを
表示するステータスの変化の有無を判定するために調べ
られるステータス記録からの更新である。各ターミナル
コントローラ214、216は、処理の一義的な記録を
保持し、1つ以上のターミナルコントローラがこれに関
係する場合には、後方のオフィスコンピュータに関係す
る別のターミナルコントローラ214、216とは無関
係な処理識別子の一義的な組を有していることに注意す
べきである。なぜならば、記録識別子の一部が、ターミ
ナルコントローラ214、216それ自体の一義的な識
別を行うものだからである。ターミナルコントローラ識
別子、すなわちTCIDに関係するデータ記録は、一義
的なフィールド識別子番号すなわちFIDに割り当てら
れる各データ項目のデータ項目の収集である。本発明の
方法によるシステム200において使用される略式伝票
出力プロトコルは、FID番号を用いてメッセージ中の
各データ項目を識別する。好ましくは、システムにおけ
る記録は、例えば、デポジット処理または交換処理、ま
たは単一処理に対するもの、あるいはスポットまたはア
ウトライト処理に対するもの等のクラスにグループ分け
される。そして、各クラスは、フィールドリストと呼ば
れる1組のFIDに関係する。フィールドリストは、デ
ィスプレイが、データ項目のどの収集がそのクラスの記
録に受け取られるのかを規定するフィールドリストを有
しているのとは対照的に、データ伝送のフォーマットに
関係している点を除いて、テンプレートに類似してい
る。このフィールドリストは、データベスサーバー26
2の、こんほうのオフィスコンピュータの売買略式伝票
情報に対する要求に対する記録応答内に含まれる。
【0055】スポットまたはアウトライト処理、交換処
理およびデポジット処理等の単一の処理は、互いに独自
の一定の特徴を有しているので、一義的なフィールド識
別子は、略式伝票出力プロトコル内のこれらの処理形式
を区別するために与えられねばならない。
【0056】好ましくは、特定のターミナルコントロー
ラ214、216の局所的なデータベースサーバー26
2内に含まれる処理のステータスまたは売買略式伝票デ
ータベースに対する要求は、後方のオフィスコンピュー
タに対し、局所的なデータベースサーバー262に記憶
された最初のおよび最新の処理識別子に関する情報を、
売買略式伝票の日付および時刻と共に与える。この情報
によって、後方のオフィスコンピュータは、検索に使用
できる売買略式伝票の範囲を決定することができる。
【0057】好ましくは、局所的なデータベースサーバ
ー262および後方のオフィスコンピュータの間を伝送
されるメッセージ中のすべてのフィールドは、それら
を、わずかな付加的なフォーマットによりあるいはその
ようなフォーマットなしに、ビデオターミナル上の表示
に適切なものとするアスキーキャラクターを有してい
る。こうして、このデータフィードは、例えば統合され
たスクリーンディスプレイ238を介して、データディ
スプレイシステム内の迅速な補足に対して理想的なもの
となる。
【0058】図31には、システム200の売買略式伝
票出力プロトコルに関係する売買略式伝票出力システム
の種々の部分を示した。すなわち、オペレーティングシ
ステムによって与えられる通常のシリアルラインハンド
ラーは、説明の便宜上、入力ハンドラー800および出
力ハンドラー802として別々に示した入力および出力
とともに使用される。入力処理804は、シリアルライ
ンから入力ハンドラー800を通じて入力バイトを引き
出し、そしてそれらを入力バッファ806におく。入力
バッファ806は、入力パケットおよびチェックサムに
対するチェックを実行し、また、フラグをセットして略
式伝票出力処理808に、出力ストリームにおける適当
な地点で制御キャラクターACKNOWLEDGEおよ
びNOACKNOWLEDGEを発生するように要求す
ることができる。入力処理804は、また入力ストリー
ムにおける適当な地点で、ACKNOWLEDGEおよ
びNO ACKNOWLEDGE等の、制御キャラクタ
ーを検出する。そして、これらの制御キャラクターの発
生は、略式伝票出力プロセス808がメッセージが送る
ときに、これによって調べられる。略式伝票出力処理8
08は、規則的に作成され、いくつかの独立したタスク
を有している。そのタスクの主要なものは、入力バッフ
ァ806から確認されたバイトを取り出し、それらをメ
ッセージバッファ810におき、メッセージ810を走
査して、もし利用可能ならば、次の完全なメッセージを
見出し、そして、それが見つかった場合には、そのメッ
セージをチェックする。もしメッセージが誤りであれ
ば、適当なエラー応答が出力メッセージバッファ812
に送られる。しかしながら、もしメッセージが正しけれ
ば、適当なフラグがセットされ、必要な作用が要求され
る。好ましくは、その後、作用が完了するまでは、いか
なるメッセージも略式伝票出力処理808によってさら
に処理されることはない。もし略式伝票またはステータ
スの報告が、入力メッセージによって要求されるなら
ば、そのとき略式伝票出力処理808は、略式伝票デー
タベース814からのデータを集めて、それを、フィー
ルドリストによって、規定されたフォーマットで出力メ
ッセージバッファ812中におく。メッセージが出力メ
ッセージバッファ812に集められたとき、略式伝票出
力処理808は、適当な制御バイトを付け加えた後、そ
れを出力ハンドラー802に伝送し、すべてのメッセー
ジが局所的なデータベースサーバー262から後方のオ
フィスコンピュータへ伝送されるまで、出力ハンドラー
802が一度に許容し得るだけのキャラクターをパスさ
せる。略式伝票データベース処理814は、略式伝票出
力プロトコルにおけるステータスデータの更新のサポー
トを行うべく修正されることが好ましい。データベース
が新たな売買略式伝票を加えることまたは古い略式伝票
を除去することによって修正されるとき、追加が要求さ
れる。この場合、略式伝票データベース処理816はフ
ラグをセットし、その結果、更新が略式伝票出力処理8
08によって実行され、適当な場合に、フラグが、略式
伝票出力処理808によってクリアされる。略式伝票デ
ータベース処理816は、略式伝票をデータベース81
4の最後に加え、必要な場合には、データベース814
の最初から最も古い略式伝票を除去することによってス
ペースを得るように構成されている。これらの修正のい
ずれかが、データベース814のステータスを変化させ
る結果、後方のオフィスコンピュータによるステータス
チェックガ存在するとき、後方のオフィスコンピュータ
はステータスの変化を検出することによって売買略式伝
票を加えるか否かの指示を受ける。これは、適当な場合
に、略式伝票出力処理808によってクリアされるフラ
グをセットアウトすることによって略式伝票出力処理8
08に示される。
【0059】図32には、さらに短い間隔で入力される
略式伝票出力処理808の好ましいオペレーションを示
してある。ロジックは、要求に対する応答に優先権を与
え、一度に1つの要求を処理するようになっている。要
求は、それに応答がなされるまで、入力メッセージおよ
び分析段階810内にとどまっている。あるメッセージ
が出力として発生したとき、略式伝票出力処理808
が、メッセージがACKNOWLEDGEDとなり、ま
たは受領通知なしに与えられた回数だけ伝送されるま
で、メッセージの出力を実行する。好ましくは、いかな
るメッセージも出力されないとき、略式伝票出力処理8
08は、入力メッセージが売買略式伝票を要求されたか
どうかをチェックする。もしそうであれば、売買略式伝
票が検索され、フィールドリストを用いることにより、
略式伝票の形式に従って発生し、その後、新たなメッセ
ージが、後方のオフィスコンピュータへの出力のために
マークされる。いかなる略式伝票も要求されない場合に
は、略式伝票出力処理808は、ステータス記録が要求
されたかどうかをチェックする。もしそうならば、ステ
ータスデータが得られ、ステータス記録が同様の方法で
売買略式伝票出力への出力のためにセットアップされ
る。しかしながら、もしいかなるステータスも要求され
ないならば、略式伝票出力処理808は、ステータス
が、略式伝票データベース処理816によって変化した
ものとしてマークされたかどうかをチェックする。もし
変化が検出されたならば、その変化を示すフラグがクリ
アされる。そのとき、ロジックは、ステータス記録が現
在、更新モードにおいて要求されているかどうかをチェ
ックする。もしこれが生じていれば、新たなステータス
がライン上に出力され、そして略式伝票出力処理808
が出力メッセージバッファ812内に新たなステータス
を発生した後、メッセージの出力を準備する。前述の方
法において、ステータス記録が、すべてのステータス記
録の再伝送によって更新される。もし、上記の条件が全
く存在しないならば、略式伝票出力処理808が、完全
な新しい入力メッセージを見つけようとする。もしこれ
がなされれば、略式伝票出力処理808は入力メッセー
ジを分析する。正当なメッセージは分析データの修正を
行う。データを要求する正当なメッセージの分析はフラ
グをセットし、このフラグによって、略式伝票出力処理
808は、繰り返し再び予定されるとき、要求された出
力を発生する。他の正当なメッセージが、分析データの
現在の状態を変化させる一方、正当でないメッセージ
は、略式伝票出力処理808に適当なエラー応答を生じ
させる。上述の手続きは、図32のフロー図に示してあ
る。
【0060】図33には、新たな売買略式伝票が発生し
たときの、ターミナルコントローラデータベースサーバ
ー262のオペレーションを示してある。すなわち、番
号850で示すような新たな処理が発生したとき、その
処理に対応する売買略式伝票が処理のリストに加えら
れ、処理または略式伝票の割当てが、既に述べたよう
に、番号852で示すように数値オーダーに存在する。
そして、ステータス記録が更新され、番号854で示す
ように最新の処理番号が与えられ、処理ステータスが番
号856で示すように、更新を伴って検索されるかどう
かに関して判断がなされる。もし処理ステータスが更新
を伴って検索されるならば、更新は後方のオフィスコン
ピュータに送られ、番号858で示すようなステータス
記録を更新し、もしそうでなければ、番号860で示す
ようにルーチンが終了する。図34には、局所的なデー
タベースサーバー262によって後方のオフィスコンピ
ュータから受け取られた略式伝票の要求に関する局所的
なデータベースサーバー262のオペレーションを示し
てある。すなわち、後方のオフィスコンピュータによっ
て要求される売買略式伝票は、処理識別子によって要求
される。この処理識別子は、既に述べたように、処理形
式を指定するものではない。これは番号900で示して
ある。示された表示形式は、番号902によって示す検
索される略式伝票記録において見出だされ、その後、略
式伝票出力メッセージが番号904で示した処理形式に
特有のフィールドリストを用いてフォーマットされる。
このフォーマットされた記録応答メッセージは、処理形
式に関する情報および種々のパラメータ並びにそれらに
関する値を含んでおり、検索された記録に含まれるフィ
ールドリストに基づいて、適当な処理フォーマットで後
方のオフィスコンピュータに送られ、そして、初めて後
方のオフィスコンピュータはどのような形式の処理が要
求に含まれているのかを見出だす。これは番号906で
示した。既に述べたように、後方のオフィスコンピュー
タによる要求および局所的なデータベースサーバー26
2からの後方のオフィスコンピュータに対する応答は、
実行されている特定の要求を識別するタグを含んでい
る。
【0061】こうして、本発明の統合されたトレーディ
ング法を使用することによって、自動マッチング売買お
よびビデオ対話形式でなされる売買の両方の売買の速度
および信頼性が、単一のシステム内に統合され、個々の
加入者に、達成すべき最大のフレキシビリティーおよび
最適の有効性を与え、そして利用可能な時間および環境
によって要求される売買形式を達成し、さらに処理され
る売買形式とは無関係に売買に対応する略式伝票を発生
するものである。
【0062】特許請求の範囲の請求項1に規定した本発
明の第1の特徴において、システムは、さらに、第2の
複数のキーステーション手段における少なくとも1つの
キーステーション手段と、前記第2の複数のキーステー
ション手段における前記少なくとも1つのキーステーシ
ョン手段を第1の通信手段に選択的に接続するための第
1の通信手段との間に接続可能に配置された第2のイン
ターフェイス手段を有し、前記第2の複数のキーステー
ション手段における前記少なくとも1つのキーステーシ
ョン手段が、売値および買値の両方を表示することがで
きるビデオディスプレイ手段を有している。共通のデー
タ入力手段が、さらに、前記第2の複数のキーステーシ
ョン手段における前記少なくとも1つのキーステーショ
ン手段を介してマッチング売買およびビデオ対話形式で
なされる売買を選択的に達成すべく、前記2つの売買の
切り換えを行うための手段を有している。前記第2の複
数のキーステーション手段における前記少なくとも1つ
のキーステーション手段は、さらに、前記共通のビデオ
ディスプレイ手段上の表示内容を選択的に変化させるた
めの手段を有している。
【0063】特許請求の範囲の請求項1に規定した本発
明の第1の特徴において、キーステーション手段はコン
ピュータ手段を有している。いずれにせよ、前記インタ
ーフェイス手段は、ビデオ対話テキストデータメッセー
ジを前記第1の通信手段に接続するための対話サーバー
手段を有している。いずれにせよ、前記インターフェイ
ス手段は、前記売値および買値を前記第1の通信手段に
結合するためのコンセントレータコンピュータ手段を有
している。前記キーステーション手段がコンピュータ手
段を有しているとき、データ入力手段は、キープアライ
ブ信号を前記キーステーションコンピュータ手段に周期
的に与えるための手段を有しており、前記キーステーシ
ョンコンピュータ手段は、前記周期的に与えられたキー
プアライブ信号に応答して、前記関係するデータ入力手
段から周期的に与えられる前記キープアライブ信号が与
えられないとき、与えられたデータ入力手段に関係する
前記キーステーション手段から選択的に与えられる前記
売値および買値を削除するための手段を有している。前
記周期的に与えられるキープアライブ信号に応答する手
段が、前記関係する与えられたデータ入力手段から周期
的に与えられるキープアライブ信号が与えられないと
き、前記与えられたデータ入力手段に関係する与えられ
たキーステーション手段に対して、前記システムにおけ
るすべての他のキーステーションとの接続を自動的に終
了させるための手段を有している。
【0064】特許請求の範囲の請求項1に規定した本発
明の第1の特徴において、インターフェイス手段は、前
記売買されるものに対する前記自動マッチング売買およ
び前記売買されるものに対するビデオ対話形式でなされ
る売買の両方に関する最初に収集される売買略式伝票情
報に対する一義的に識別可能な局所的なデータベース
と、前記収集された売買略式伝票情報を離れて位置する
後方のオフィスデータベースに通信するための手段とを
有していることにより、共通の略式伝票発生スキーム
が、売買形式に無関係に、前記売買されるものに対する
前記統合されたトレーディングシステムにおいて使用さ
れる。前記インターフェイス手段は、さらに前記キース
テーション手段の間に接続可能に配置された統合された
ターミナルコントローラ手段と、第1の通信手段と、前
記キーステーション手段を前記第1の通信手段に選択的
に接続するための一義的に識別可能な局所的なデータベ
ースとを有している。または、前記インターフェイス手
段は、さらに、前記売買に対応する前記売買略式伝票情
報を自己充足した完全な売買略式伝票記録として最初に
収集した後、前記自己充足した完全な記録を前記一義的
に識別可能な局所的なデータベースに記憶するための手
段を有している。前記収集しかつ記憶する手段は、さら
に、前記自己充足した完全な記録を前記一義的に識別可
能な局所的なデータベースの一義的な識別に記憶し、前
記各売買の確認のオーダーに対応するシーケンシャル番
号を前記局所的なデータベースに記憶する手段を有して
いる。システムは、さらに、それに含まれる売買形式と
は無関係に、前記売買略式伝票を前記離れて位置する後
方のオフィスデータベースに与えるために、前記局所的
なデータベースから売買略式伝票を検索的に要求する手
段を有している。
【0065】特許請求の範囲の請求項1に規定した本発
明の第1の特徴において、システムは、さらに、売買さ
れるものによって、システム内のマッチング処理に関係
する有効な売値および買値のすべてを含むホストブック
データベースを保持するためのホストコンピュータ手段
と、潜在的なマッチング処理を与えるべく、売買される
ものに関する買値を前記システムに与えるための処理発
信キーステーション手段を有する少なくとも1つの第1
の複数のキーステーション手段と、前記潜在的なマッチ
ング処理に含まれる前記売買されるものに関する売値を
与えるためのカウンターパーティーキーステーション手
段を有する少なくとも1つの第2の複数のキーステーシ
ョン手段と、前記ホストコンピュータ手段を相互接続す
る第1の通信手段とを有し、前記処理発信キーステーシ
ョン手段および前記カウンターパーティーキーステーシ
ョン手段が、前記自動マッチング処理を達成するため
に、統合されたシステム中において、互いにデータ通信
を行うことができる。前記ホストコンピュータ手段は、
前記システムに対するタイムオーダーエントリーにおい
て与えられた売買されるものに対する前記マッチング処
理を行うための手段を有している。または、前記処理発
信キーステーション手段および前記潜在的なマッチング
処理に対するカウンターパーティーキーステーション手
段は、それぞれ、前記ホストブックのサブセットを有す
る関係する局所的なデータベースキーステーションブッ
クを有している。前記潜在的なマッチング処理に関係す
るキーステーション手段は、前記関係するキーステーシ
ョンブックをビデオディスプレイ手段上に表示するため
の手段を有している。または、各キーステーションブッ
クの内容は、前記ホストコンピュータ手段によって制御
可能であり、かつ前記ホストコンピュータ手段から、前
記第1の通信手段を介して受け取られる処理更新一斉送
信メッセージによって 更新可能な関係するディスプレ
イデップスレンジを有している。前記処理発信キーステ
ーション手段および前記カウンターパーティーキーステ
ーション手段は、前記受領された処理更新一斉送信メッ
セージに応答して前記関係するキーステーションブック
を更新する手段と、前記買値および売値のそれぞれに対
応する有向メッセージを前記ホストコンピュータ手段に
与える手段とを有しており、前記有向メッセージは前記
ホストブックを更新する。前記ホストコンピュータ手段
は、更新条件の存在に応答して、それに関係する前記キ
ーステーション手段に、前記処理一斉送信更新メッセー
ジを連続的に与える手段を有しており、前記更新条件は
前記ホストブック、並びに、前記相対値のキーステーシ
ョンブックディスプレイデップスレンジの範囲内にある
前記ホストブック内の他の買値および売値と比較され
た、相対値を有する前記ホストブック内の受け取られた
買値および売値の更新を含んでいる。こうして、割り当
て可能なシステム売買ブックの制御可能なサブセット
は、前記自動マッチング売買に対する利用可能な売買マ
ーケットを制御可能にマスキングするために、ホストか
ら前記統合されたシステムにおいて売買を行っているキ
ーステーションに選択的に与えられる。
【0066】特許請求の範囲の請求項1に規定した本発
明の第1の特徴において、データ入力手段は、さらに、
キープアライブ信号を前記インターフェイス手段に周期
的に与える手段を有している。前記インターフェイス手
段は、前記周期的に与えられるキープアライブ信号に応
答して、前記関係するデータ入力手段から与えられるキ
ープアライブ信号が与えられないとき、前記データ入力
手段に関係する与えられたキーステーション手段に対し
て、前記システム内のすべての他のキーステーション手
段との接続を自動的に終了させるための手段を有してい
る。
【0067】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、共通のデータ入力手段は、さ
らに、前記マッチング売買および前記ビデオ対話形式で
なされる売買を、前記第1のキーステーション手段を通
じて達成すべく、前記2つの売買の間の切り換えをする
ための手段を有している。第1のキーステーション手段
は、さらに、前記データ入力手段の前記切り換えに応答
して、前記共通のビデオディスプレイ手段上の表示内容
を選択的に変更する手段を有している。前記ビデオディ
スプレイ手段上の表示内容を選択的に変更する手段は、
前記データ入力手段の前記切り換えに応答して、前記共
通のビデオディスプレイ手段上の前記表示のフォーマッ
トを変更する手段を有している。
【0068】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、システムは、さらに、少なく
とも1つの第2のキーステーション手段と前記第2のキ
ーステーション手段をデータ通信ネットワークに選択的
に接続するデータ通信ネットワークとの間に接続可能に
配置された第2の統合されたターミナルコントローラ手
段を有しており、前記第2のキーステーション手段は、
マッチング処理に関係する買値および売値と、交渉され
た売買に関係するビデオ対話形式のテイストデータメッ
セージの両方を表示可能な共通のビデオディスプレイ手
段を有している。さらに、システムは、前記ビデオ対話
形式のテキストデータメッセージを、前記ビデオ対話形
式でなされる売買を達成する第2の統合されたターミナ
ルコントローラ手段を通じてデータ通信ネットワークに
入力し、かつ前記買値および売値を自動マッチング処理
を達成するための前記第2の統合されたターミナルコン
トローラ手段を通じてデータ通信ネットワークに入力す
るための共通のデータ入力手段を有している。
【0069】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、統合されたターミナルコント
ローラ手段は、前記買値および売値を前記データ通信ネ
ットワークに結合するためのコンセントレータコンピュ
ータ手段を有している。または、前記統合されたターミ
ナルコントローラ手段は、前記ビデオ対話形式のテキス
トデータメッセージを前記データ通信ネットワークに結
合するための対話サーバー手段を有している。この場
合、対話サーバー手段は、さらに、前記買値および売
値、および前記ビデオ対話形式のテキストデータメッセ
ージの両方に関係する売買データを統合する共通のデー
タベース手段を有している。または、統合されたターミ
ナルコントローラ手段は、さらに、前記買値および売値
を前記データ通信ネットワークに結合させるコンセント
レータコンピュータ手段を有している。統合されたター
ミナルコントローラ手段は、さらに、前記対話サーバー
手段と前記コンセントレータコンピュータ手段とを接続
するローカルエリアネットワーク手段を有している。第
1のキーステーション手段は、ターミナルコンピュータ
手段を有し、前記ターミナルコンピュータ手段は前記ロ
ーカルエリアネットワーク手段に接続されている。
【0070】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、第1のキーステーション手段
は、コンピュータ手段を有している。データ入力手段
は、さらに、前記第1のキーステーションコンピュータ
手段にキープアライブ信号を周期的に与える手段を有し
ている。また、前記第1のキーステーションコンピュー
タ手段は、前記周期的に与えられるキープアライブ信号
に応答して、前記データ入力手段から周期的に与えられ
る前記キープアライブ信号が与えられないとき、前記デ
ータ入力手段に関係する前記第1おのキーステーション
手段から選択的に与えられる買値および売値を削除する
手段を有している。前記周期的に与えられるキープアラ
イブ信号に応答する手段が、前記関係するデータインプ
ット手段から周期的に与えられるキープアライブ信号が
与えられないとき、前記与えられたデータ入力手段に関
係する前記第1のキーステーション手段に対して、前記
システム中の他のすべてのキーステーション手段との接
続を自動的に終了させる手段を有している。
【0071】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、統合されたターミナルコント
ローラ手段は、最初、前記売買されるものに対する前記
自動マッチング売買および前記売買されるものに対する
ビデオ対話形式でなされる売買の両方に関する、売買略
式伝票情報を収集する一義的に識別可能な局所的なデー
タベースと、前記収集された売買略式伝票情報を離れて
位置する後方のオフィスコンピュータに送る手段とを有
している。その結果、共通の略式伝票発生スキームが、
売買形式とは無関係に、前記売買されるものに対して、
前記統合されたトレーディングシステムにおいて使用さ
れる。さらに、統合されたターミナルコントローラ手段
は、最初、前記売買に対応する前記売買略式伝票情報を
前記自己充足した完全な売買略式伝票の記録として収集
した後、前記自己充足した完全な記録を前記一義的に識
別可能な局所的なデータベースに記憶する手段を有して
いる。または、統合されたターミナルコントローラ手段
は、前記ビデオ対話形式のテキストデータメッセージを
前記通信ネットワークに結合するための対話サーバー手
段を有している。対話サーバー手段は、前記収集された
売買略式伝票情報を前記離れて位置する後方のオフィス
コンピュータに送る手段を有している。
【0072】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、少なくとも前記第1のキース
テーション手段は、さらに、前記ビデオディスプレイ手
段上のウィンドウテキストビデオ表示中に、データ表示
領域をおくためのポインタ手段と、前記データ通信手段
を介して前記少なくとも1つの他のキーステーション手
段との対話を初期化することができる複数の一義的なキ
ーステーション接続信号を検索的に記憶するメモリ手段
とを有しており、前記他のキーステーション手段のそれ
ぞれが、一義的に関係する識別コードを有し、前記キー
ステーション接続信号が前記一義的に関係する識別コー
ドに対応し、前記ウィンドウテキストビデオ表示が、少
なくとも1つの前記一義的に関係する識別コードのウィ
ンドウ表示を含み、前記ポインタ手段が、前記一義的に
関係する識別コードのウィンドウ表示を前記ウィンドウ
テキストビデオ表示中におき、対話接続メッセージ信号
を前記キーステーションメモリ手段に与えるための手段
を有し、前記キーステーションメモリ手段が、それに応
答して前記一義的に関係する識別コードに対応する前記
一義的なキーステーション接続信号を検索し、コール信
号を前記データ通信ネットワークを通じて前記対応する
キーステーション手段に与える。
【0073】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、システムは、さらに、前記統
合されたターミナルコントローラ手段を含むインターフ
ェイス手段と、前記売買されるものに対する前記自動マ
ッチング売買および前記売買されるものに対するビデオ
対話形式でなされる売買の両方に関する売買略式伝票情
報を最初に収集する一義的に識別可能な局所的なデータ
ベースと、前記収集された売買略式伝票情報を、離れて
位置する後方のオフィスデータベースに結合させる手段
とを有している。こうして、共通の略式伝票発生スキー
ムが、売買形式に無関係に、前記売買対象に対し、前記
統合されたトレーディングシステムにおいて使用され
る。
【0074】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、システムは、さらに、売買に
よってシステムにおける前記マッチング処理に関係する
有効な買値および売値のすべてを含むホストブックデー
タベースを保持するホストコンピュータ手段を有してお
り、少なくとも前記第1のキーステーション手段は、潜
在的なマッチング処理を与えるために、前記システムに
対して与えられた売買処理に関する買値を与える処理発
信キーステーション手段を有し、前記他のキーステーシ
ョン手段のうち少なくとも1つは、前記潜在的なマッチ
ング処理に含まれる前記与えられた売買処理に関する売
値を与えるカウンターパーティーキーステーション手段
を有し、前記データ通信ネットワークは前記ホストコン
ピュータと相互接続し、前記統合されたシステムにおけ
る前記処理発信キーステーション手段および前記カウン
ターパーティーキーステーション手段は、前記自動マッ
チング処理を達成すべく互いにデータ通信可能である。
前記潜在的なマッチング処理に対する前記処理発信キー
ステーション手段および前記カウンターパーティーキー
ステーション手段は、それぞれ、前記ホストブックのサ
ブセットを有する関係する局所的なデータベースキース
テーションブックを有している。または、あるいは加え
て、前記潜在的なマッチング処理に対する前記処理発信
キーステーション手段および前記カウンターパーティー
キーステーション手段は、それぞれ、前記ホストブック
のサブセットを含む関係する局所的なデータベースキー
ステーションブックを有している。
【0075】特許請求の範囲の請求項8に規定した本発
明の第2の特徴において、データ入力手段は、さらに、
前記統合されたターミナルコントローラ手段に対してキ
ープアライブ信号を周期的に与える手段を有しており、
前記統合されたターミナルコントローラ手段は、前記周
期的に与えられるキープアライブ信号に応答して、前記
関係するデータ入力手段から周期的に与えられる前記キ
ープアライブ信号が与えられないとき、前記データ入力
手段に関係する前記第1のキーステーション手段に対し
て、前記システム内の他のすべてのキーステーション手
段との接続を自動的に終了させる手段を有している。
【0076】特許請求の範囲の請求項9に規定した本発
明の第3の特徴において、方法は、さらに、前記マッチ
ング処理に関係する前記買値および前記売値、および前
記ビデオ対話形式でなされる売買に関係する前記ビデオ
対話形式のテキストデータメッセージを入力するため
に、前記与えられたキーステーション手段における前記
データ入力手段の使用を割り当てるステップを有してい
る。いずれにせよ、前記方法は、さらに、前記独立なネ
ットワークにおける、前記マッチング売買および前記ビ
デオ対話形式でなされる売買への最初のアクセスを統合
するステップを有している。独立なネットワークは、与
えられたキーステーションに対し、前記与えられたキー
ステーション手段が、前記独立なネットワークを介して
前記マッチング売買および前記ビデオ対話形式でなされ
る売買を選択的に実行可能とするものである。
【0077】特許請求の範囲の請求項9に規定した本発
明の第3の特徴において、方法は、さらに、前記システ
ムに対し、前記自動マッチング売買および前記ビデオ対
話形式でなされる売買に関する処理データを選択的に与
えるために、与えられたキーステーション手段に対する
前記データ入力手段の使用を割り当てるステップを有し
ている。特許請求の範囲の請求項9および請求項10に
それぞれ規定した本発明の第3および第4の特徴におい
て、方法は、さらに、前記自動マッチング売買および前
記ビデオ対話形式でなされる売買からの完全な売買を一
緒に検索的に記憶するステップを有している。
【0078】特許請求の範囲の請求項10に規定した本
発明の第4の特徴において、方法は、さらに、前記売買
対象物に対する自動マッチング売買に関する売買略式伝
票情報は前記第1のデータ通信ネットワークを通じて、
前記売買対象物に対する前記ビデオ対話形式でなされる
売買に関する売買略式伝票情報は前記第2のデータ通信
ネットワークを通じて共通に収集するステップを有して
いる。さらに、前記共通に収集された売買略式伝票情報
を、達成された売買形式とは無関係に、前記統合された
ターミナルコントローラを通じて、離れて位置する後方
のオフィスコンピュータに伝送するステップが存在す
る。前記伝送ステップは、さらに、前記収集された売買
略式伝票情報を、自己充足した完全な売買略式伝票記録
として伝送するステップを有している。
【0079】特許請求の範囲の請求項10に規定した本
発明の第4の特徴において、方法は、さらに、売買によ
って前記マッチング処理に関係する有効な買値および売
値を有するホストブックデータベースを保持し、前記与
えられたキーステーション手段を前記統合されたターミ
ナルコントローラ手段を介して前記ホストブックデータ
ベースに接続し、前記自動マッチング売買を達成するス
テップを有している。いずれにせよ、方法は、さらに、
前記第1のデータ通信ネットワークに対するタイムオー
ダーエントリーにおいて、与えられた売買対象物に対す
る前記マッチング処理を行うステップを有している。前
記方法が、ホストブックデータベースを保持するステッ
プを有している場合には、方法はさらに、前記潜在的な
マッチング処理に関係する前記与えられたキーステーシ
ョン手段において前記ホストブックデータベースのサブ
セットを局所的に記憶するステップを有している。そし
て、前記方法は、前記自動マッチング処理に関する前記
処理データに従って、前記局所的に記憶されたサブセッ
トを更新するために、処理更新一斉送信メッセージを、
前記第1のデータ通信ネットワーク、および前記統合さ
れたターミナルコントローラを通じて前記与えられたキ
ーステーション手段に与えるステップを有している。前
記処理更新一斉送信メッセージを与えるステップは、さ
らに、予め決定される条件に応答して前記更新メッセー
ジを選択的に与えるステップを有している。前記更新メ
ッセージを選択的に与えるステップは、前記与えられた
キーステーション手段において前記自動マッチング売買
に対する利用可能な売買マーケットを制御可能にマスキ
ングするステップを有している。
【0080】特許請求の範囲の請求項10に規定した本
発明の第4の特徴において、与えられたキーステーショ
ン手段は、コンピュータ手段を有しており、前記方法が
さらに、前記与えられたキーステーションデータ入力手
段から前記与えられたキーステーションコンピュータ手
段へキープアライブ信号を周期的に与え、前記キープア
ライブ信号が前記与えられたキーステーションデータ入
力手段から周期的に与えられないとき、前記与えられた
キーステーション手段から与えられた買値および売値を
削除するステップを有している。さらに、前記方法は、
前記キープアライブ信号が前記与えられたキーステーシ
ョンデータ入力手段から周期的に与えられないとき、前
記与えられたキーステーション手段に対して、前記シス
テムにおける他のすべてのキーステーション手段との接
続を自動的に終了させるステップを有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による統合されたトレーディング法を実
行することが可能なシステムの全体的な機能ブロック図
である。
【図2】図1に示したシステムの典型的なクライアント
サイトの機能ブロック図であって、典型的な統合された
ターミナルコントローラを示した図である。
【図3】ビデオ対話形式でなされる売買の達成に関係す
る、好ましい統合されたターミナルコントローラ部を示
した機能ブロック図である。
【図4】ビデオ対話形式でなされる売買を達成するため
の典型的な通信ネットワークを示す図である。
【図5】図1に示したシステムの典型的なキーステーシ
ョンに関する典型的なターミナルコンピュータを示す図
である。
【図6】図2に示した典型的な統合されたターミナルコ
ントローラの典型的な対話サーバー部を示す図である。
【図7】図1に示したシステムの自動マッチング売買の
達成に関係するネットワークを示す機能ブロック図であ
る。
【図8】図1に示したシステムの潜在的なカウンターパ
ーティー間の自動マッチング売買の達成に関係する、買
値および売値のエントリーに関する情報のフローを示
す、図7のネットワークの機能ブロック図である。
【図9】図1に示したシステムの潜在的なカウンターパ
ーティー間の自動マッチング売買の達成に関係する、買
値および売値に関する図7のネットワークにおける情報
のフローを示す機能ブロック図である。
【図10】スモールフォントオプションが選択された場
合の、図1に示したシステムにおける典型的な統合され
たキーステーションに対する典型的な統合されたビデオ
スクリーンディスプレイを示す図である。
【図11】図1において、統合されたキーステーション
によってマッチングが選択された場合の、典型的な統合
されたビデオディスプレイスクリーンレイアウトを示す
図である。
【図12】ビデオ対話形式でなされる売買オプション
が、図11のディスプレイとともに図12のディスプレ
イによって選択された場合の、図11に示したビデオス
クリーンレイアウトを示す図である。
【図13】ラージフォントオプションが選択され、かつ
マッチング売買オプションが選択された場合の、図1の
システムの典型的な統合されたキーステーションに対す
る典型的な統合されたビデオスクリーンディスプレイを
示す図である。
【図14】ビデオ対話形式でなされる売買オプション
が、図13のスクリーンとともに図14のスクリーンに
よって選択された場合の、図1のシステムの典型的な統
合されたキーステーションの典型的な統合されたビデオ
スクリーンディスプレイに対するラージフォントオプシ
ョンを示す図である。
【図15】図1のシステムの典型的な統合されたキース
テーションに関係する典型的な統合されたキーボードを
示す図である。
【図16】図1のシステムのマッチング売買の結果とし
て生じた典型的なマッチング略式伝票を示す図である。
【図17】図1のシステムのビデオ対話形式でなされる
売買の競合に応答して生じた典型的な対話略式伝票を示
す図である。
【図18】図1のシステムの典型的な統合されたキース
テーションのログオンおよびログオフに関係するオペレ
ーションシーケンスを示す状態図である。
【図19】図18の状態図に示したオペレーションのロ
グオンシーケンスを示すフロー図である。
【図20】図18の状態図に示したオペレーションのロ
グオフシーケンスを示すフロー図である。
【図21】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションに対する典型的な統合されたビデオス
クリーンディスプレイを示す図であって、自動マッチン
グ売買に関する情報およびビデオ対話形式でなされる売
買に関する情報の両方が、スクリーン上に存在するが、
いかなる売買も当該キーステーションではなされない場
合の典型的な統合されたビデオスクリーンディスプレイ
を示す図である。
【図22】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションに対する典型的な統合されたビデオス
クリーンディスプレイを示す図であって、マッチング処
理の競合
【図23】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションに対する典型的な統合されたビデオス
クリーンディスプレイを示す図であって、図21に遂行
されたものとして表された自動マッチング売買、および
キーステーションによって受領されたマッチング通知を
示す図である。
【図24】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションに対する典型的な統合されたスクリー
ンディスプレイを示す図であって、ビデオ対話形式でな
される売買が終了した時点での、図21の統合されたデ
ィスプレイスクリーンを示す図である。
【図25】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションのマッチング通知信号に応答したオペ
レーションのフロー図である。
【図26】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションの、マッチング略式伝票または対話略
式伝票に応答したオペレーションのフロー図である。
【図27】キープアライブフィーチャーに関する図1の
システムにおける典型的な統合されたキーステーション
のオペレーションを示す図であって、統合されたキーボ
ードのオペレーションを示す図である。
【図28】キープアライブフィーチャーに関する図1の
システムにおける典型的な統合されたキーステーション
のオペレーションを示す図であって、統合されたキース
テーションのターミナルコンピュータ部のオペレーショ
ンを示す図である。
【図29】キープアライブフィーチャーに関する図1の
システムにおける典型的な統合されたキーステーション
のオペレーションを示す図であって、統合されたキース
テーションのターミナルコンピュータ部のオペレーショ
ンを示す図である。
【図30】典型的なマッチング処理に関する情報のフロ
ーを示す機能ブロック図である。
【図31】略式伝票出力プロトコルに関する図1のシス
テムにおいて使用可能な売買略式伝票出力処理の一部を
示す図である。
【図32】略式伝票出力処理のフロー図である。
【図33】新たな売買略式伝票が、図32の売買略式伝
票出力処理にしたげって発生した場合の、統合されたタ
ーミナルコントローラのオペレーションのフロー図であ
る。
【図34】データベースサーバーによって後方のオフィ
スコンピュータから受け取られた略式伝票要求に関す
る、図1のシステムの統合されたターミナルコントロー
ラのデータベースサーバー部のオペレーションを示すフ
ロー図である。
【図35】図1のシステムにおける典型的な統合された
キーステーションのスクリーンポインタを用いる拘束対
話形式による接続メッセージを初期化するためのデータ
ディスプレイアプリケーションのフロー図である。
【図36】図1のシステムにおける接続メッセージを増
補し、対話形式による接続を確立するための、図35に
よって初期化された拘束対話形式での接続メッセージに
対する対話形式のアプリケーション処理を示すフロー図
である。
【符号の説明】
200 システム 202、204、206、208 キーステーション 210、212 クライアントサイト 214、216 ターミナルコントローラ 218 対話通信ネットワーク 220 マッチング通信ネットワーク 224 マッチングホストコンピュータ 238 スクリーンディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エム、リチャーズ イギリス国、オックスフォードシャー オ ーエックス11 9オーエイ、ブルーベリ ー、ディドゥコット、ウエストブルック ストリート、ブルックサイド(番地なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる位置での潜在的なカウンターパー
    ティー間における売買対象物に対する自動マッチング売
    買、および異なる位置での潜在的なカウンターパーティ
    ー間における売買対象物のビデオ対話形式でなされる売
    買を第1の通信手段を通じて達成することができる統合
    されたトレーディングシステムであって、 前記自動マッチング売買は、前記売買対象物に対する前
    記自動的なマッチング売買を実行するためにマッチング
    処理を自動的に与えるべく、潜在的なカウンターパーテ
    ィーからの買値が、売買対象物に対する潜在的なカウン
    ターパーティーからの売値に対して自動的にマッチング
    される売買からなり、前記ビデオ対話形式でなされる売
    買は、前記ビデオ対話形式でなされる売買を交渉可能に
    実行するために自由裁量による対話メッセージが前記潜
    在的なカウンターパーティー間において交換され得るよ
    うにすべく、ビデオ対話形式のテキストデータメッセー
    ジが与えられた売買対象物に対する買値および売値に関
    し、潜在的なカウンターパーティー間において選択的に
    送信される売買からなっているものにおいて、 第1の複数のキーステーション手段と、第2の通信手段
    とを有し、 前記第1の複数のキーステーション手段は、前記マッチ
    ング売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買を実
    行すべく、前記第1の複数のキーステーション手段を前
    記異なる位置にある第2の複数のキーステーション手段
    と選択的に通信可能とする前記第2の通信手段を介し
    て、前記第1の通信手段と選択的に接続され、前記第1
    の複数のキーステーション手段における少なくとも第1
    のキーステーション手段が,少なくとも前記ビデオ対話
    形式でなされる売買を実行可能であり、前記第1の複数
    のキーステーション手段における少なくとも第2のキー
    ステーション手段が、少なくとも前記ビデオ対話形式で
    なされる売買を実行可能であり、前記第1の複数のキー
    ステーション手段における前記第1のキーステーション
    手段は、前記マッチング処理に関係する少なくとも前記
    買値および売値を表示可能なビデオディスプレイ手段
    と、前記自動マッチング売買を実行すべく、前記第2の
    通信手段を通じて前記第1の通信手段に前記買値および
    売値を選択的に入力するためのデータ入力手段とを有
    し、前記第1の複数のキーステーション手段における第
    2のキーステーション手段は、前記ビデオ対話形式でな
    される売買に関係する前記ビデオ対話形式のテキストデ
    ータメッセージを表示可能なビデオディスプレイと、前
    記ビデオ対話形式でなされる売買を実行すべく、前記第
    2の通信手段を通じて前記第1の通信手段に前記ビデオ
    対話形式でのテキストデータメッセージを選択的に入力
    するためのデータ入力手段とを有し、前記第2の通信手
    段は、前記第1の複数のキーステーション手段における
    第1のキーステーション手段および前記第1の通信手段
    と、前記第1の複数のキーステション手段における前記
    第2のキーステーション手段および前記第1の通信手段
    との間に接続可能に配置されたインターフェイス手段を
    有し、前記インターフェイス手段は、前記第1の複数の
    キーステーション手段における前記第1のキーステーシ
    ョン手段および前記第1の複数のキーステーション手段
    における前記第2キーステーション手段を、前記インタ
    ーフェイス手段および前記第1の通信手段を介して、前
    記第2の複数のキーステーション手段における前記キー
    ステーション手段に接続することにより、前記売買対象
    物に対する自動マッチング売買および前記売買対象物に
    対するビデオ対話形式でなされる売買の両方が実行され
    得るものあることを特徴とする統合されたトレーディン
    グシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信手段が、前記マッチング
    売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買に対する
    独立な通信パスを有していることを特徴とする請求項1
    に記載の統合されたトレーディングシステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の通信手段が、前記マッチング
    売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買に対する
    共通の通信パスを有していることを特徴とする請求項1
    に記載の統合されたトレーディングシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2の通信手段が、ローカルエリア
    ネットワーク手段に対する共通の通信パスを有している
    ことを特徴とする請求項3に記載の統合されたトレーデ
    ィングシステム。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記第1の複数のキーステー
    ション手段における前記第1のキーステーション手段に
    対する前記ビデオディスプレイ手段が、前記マッチング
    売買を実行すべく、前記ビデオ対話形式でなされる売買
    に関係する前記ビデオ対話形式でのテキストデータメッ
    セージを表示可能な手段を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の統合されたトレーディングシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1の通信手段が、前記マッチング
    売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買に対する
    独立なパスを有していることを特徴とする請求項5に記
    載の統合されたトレーディングシステム。
  7. 【請求項7】 前記第1の複数のキーステーション手段
    における前記第1のキーステーション手段に対する少な
    くとも前記データ入力手段が、前記ビデオ対話形式でな
    される売買を実行すべく、前記ビデオ対話形式のテキス
    トデータメッセージを、前記第2の通信手段を通じて前
    記第1の通信手段に、前記自動マッチング売買を実行す
    べく、前記買値および売値を前記第2の通信手段を通じ
    て前記第1の手段に選択的に入力するための共通のデー
    タ入力手段を有していることを特徴とする請求項5に記
    載の統合されたトレーディングシステム。
  8. 【請求項8】 異なる位置での潜在的なカウンターパー
    ティー間における売買対象物に対する自動マッチング売
    買、および異なる位置での潜在的なカウンターパーティ
    ー間における売買対象物のビデオ対話形式でなされる売
    買をデータ通信ネットワークを通じて達成することがで
    きる統合されたトレーディングシステムであって、 前記自動マッチング売買は、前記売買対象物に対する前
    記自動的なマッチング売買を実行するためにマッチング
    処理を自動的に与えるべく、潜在的なカウンターパーテ
    ィーからの買値が、売買対象物に対する潜在的なカウン
    ターパーティーからの売値に対して自動的にマッチング
    される売買からなり、前記ビデオ対話形式でなされる売
    買は、前記ビデオ対話形式でなされる売買を交渉可能に
    実行するために自由裁量による対話メッセージが前記潜
    在的なカウンターパーティー間において交換され得るよ
    うにすべく、ビデオ対話形式のテキストデータメッセー
    ジが与えられた売買対象物に対する買値および売値に関
    し、潜在的なカウンターパーティー間において選択的に
    送信される売買からなっているものにおいて、 複数の他のキーステーション手段と前記データ通信ネッ
    トワークを介して選択的に接続可能な第1のキーステー
    ション手段を有し、前記データ通信ネットワークは、前
    記マッチング売買および前記ビデオ対話形式でなされる
    売買を実行すべく、前記第1のキーステーション手段を
    前記他のキーステーション手段と選択的に通信可能と
    し、さらに前記第1のキーステーション手段および前記
    データ通信ネットワークの間に接続可能に配置された、
    前記第1のキーステーション手段を前記データ通信ネッ
    トワークに選択的に接続する統合されたターミナルコン
    トローラ手段を有し、前記第1のキーステーション手段
    は、前記マッチング処理に関係する前記買値および売値
    と、前記ビデオ対話形式でなされる売買に関係するビデ
    オ対話形式のテキストデータメッセージの両方を表示可
    能な共通のビデオディスプレイ手段と、前記ビデオ対話
    形式でなされる売買を実行すべく、前記ビデオ対話形式
    のテキストデータメッセージを前記統合されたターミナ
    ルコントローラ手段を通じて前記データ通信ネットワー
    クに、前記マッチング売買を実行すべく、前記買値およ
    び売値を前記統合されたターミナルコントローラ手段を
    通じて前記データ通信ットワークに選択的に入力するた
    めの共通のデータ入力手段とを有していることにより、
    前記売買対象物に対するマッチング売買および前記売買
    対象物に対するビデオ対話形式でなされる売買の両方が
    選択的に実行され得るものであることを特徴とする統合
    されたトレーディングシステム。
  9. 【請求項9】 潜在的なカウンターパーティー間におけ
    る売買対象物に対する自動マッチング売買および潜在的
    なカウンターパーティー間における売買対象物に対する
    ビデオ対話形式でなされる売買の両方を、前記自動マッ
    チング売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買に
    関する独立なネットワークを通じて実行するための統合
    されたトレーディングシステム法であって、 前記ネットワークがそれぞれ、前記独立のネットワーク
    を通じて互いに選択的に接続可能な複数のキーステーシ
    ョン手段を有し、前記キーステーション手段が、データ
    入力手段およびビデオディスプレイ手段を有しているも
    のにおいて、 与えられたキーステーション手段に対して前記ビデオデ
    ィスプレイ手段を使用して、前記与えられたキーステー
    ション手段が、前記売買対象物に対する前記自動マッチ
    ング売買を実行するためにマッチング処理を自動的に行
    うべく、前記与えられたキーステーション手段が、前記
    売買対象物に対して前記潜在的なカウンターパーティー
    からの買値を、前記潜在的なカウンターパーティーから
    の売値に対して自動的にマッチングされる前記自動マッ
    チング売買と、前記ビデオ対話形式でなされる売買を交
    渉可能に実行するため前記潜在的なカウンターパーティ
    ー間における自由裁量による対話メッセージを交換すべ
    く、ビデオ対話形式のテキストデータメッセージが、買
    値および売値に関し潜在的なカウンターパーティー間に
    おいて選択的に送信される前記ビデオ対話形式でなされ
    る売買とを処理することができるようにするステップ
    と、前記与えられたキーステーション手段を前記独立の
    ネットワーク手段の両方に選択的に接続して、前記与え
    られたキーステーション手段を前記独立のネットワーク
    の両方におけるキーステーション手段と選択的に接続
    し、前記与えられたキーステーション手段が前記独立の
    ネットワークを通じて前記自動マッチング売買および前
    記ビデオ対話形式でなされる売買を選択的に処理するこ
    とができるようにするステップとを有していることによ
    り、前記自動マッチング売買および前記ビデオ対話形式
    でなされる売買が、売買形式とは無関係に望まれる売買
    対象物を売買するため、前記与えられたキーステーショ
    ン手段において実行され得ることを特徴とする統合され
    たトレーディングシステム法。
  10. 【請求項10】 第1のデータ通信ネットワークを通じ
    て、前記第1の通信ネットワークを介して互いに選択的
    に接続可能な複数のキーステーション手段において、潜
    在的なカウンターパーティー間における売買を実行する
    自動マッチング売買と、第2のデータ通信ネットワーク
    を通じて、前記第2のデータ通信ネットワークを介して
    互いに選択的に接続可能な複数のキーステーション手段
    において、潜在的なカウンターパーティー間における売
    買を実行するビデオ対話形式でなされる売買とを実行す
    るための統合されたトレーディングシステム法であっ
    て、 前記キーステーション手段が、データ入力手段およびビ
    デオディスプレイ手段を有し、前記キーステーション手
    段が、前記キーステーション手段を前記第1および第2
    のデータ通信ネットワークを通じて互いに選択的に接続
    するインターフェイス手段によって、前記第1および第
    2のデータ通信ネットワークに選択的に接続可能とされ
    たものにおいて、 与えられたキーステーション手段が、前記自動マッチン
    グ売買および前記ビデオ対話形式でなされる売買を、共
    通の統合されたターミナルコントローラ手段を通じて選
    択的に実行可能とすべく、前記自動マッチング売買およ
    び前記ビデオ対話形式でなされる売買の両方に関係する
    前記キーステーションおよび前記潜在的なカウンターパ
    ーティー間における処理データを、前記共通の統合され
    たターミナルコントローラ手段を通じて、前記第1およ
    び前記第2のデータ通信ネットワークにそれぞれ与える
    ステップを有していることを特徴とする統合されたトレ
    ーディングシステム法。
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