JPH0531390Y2 - - Google Patents

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JPH0531390Y2
JPH0531390Y2 JP6880789U JP6880789U JPH0531390Y2 JP H0531390 Y2 JPH0531390 Y2 JP H0531390Y2 JP 6880789 U JP6880789 U JP 6880789U JP 6880789 U JP6880789 U JP 6880789U JP H0531390 Y2 JPH0531390 Y2 JP H0531390Y2
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JP
Japan
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conveyor
tires
storage hopper
incinerator
combustion chamber
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JP6880789U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数の古タイヤを連続して自動で焼
却処理する連続タイヤ焼却装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、古タイヤを焼却するには、コンベア等に
よりタイヤを焼却炉に投入していたが、従来の方
法は作業員がタイヤを一本宛コンベアに乗せてい
た。従つて膨大な数のタイヤを処理するには多く
の労力を必要とした。また人力のためその処理量
及び処理時間には多くの制約を受けていた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、自動的にタイヤを一本宛整然
と焼却炉に送り込むことが可能なタイヤ焼却装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の手段は、焼却する多数のタイヤをトラ
ツクの荷台等からばらばらのまま落下させたもの
を受入れる貯芥ホツパーと、焼却炉の上方投入口
の間に搬送コンベアを装備し、貯芥ホツパーの下
底には前記搬送コンベアにタイヤを送り込む案内
搬送コンベアを設け、案内搬送コンベアの先端部
上方に、タイヤを整列させ、前記2つのコンベア
に対して逆転する除圧コンベアを上下調整可能に
設けたことである。
[実施例] 図示の実施例は、タイヤの貯芥投入系・焼却
系・排煙処理系・残渣処理系の4系統で構成さ
れ、各系統は互いの状態を相互に連絡監視しあつ
ている。
貯芥投入系では、タイヤを外界より貯芥ホツパ
ー1に投入し、案内搬送コンベア2によつて搬送
コンベア3へ送る。タイヤの貯芥ホツパー1から
案内コンベア2への移動においては、貯芥ホツパ
ー1、出口部における圧縮づまりを除くため、除
圧コンベア4によつて案内搬送コンベア2上に一
段ずつ平らにして搬出することが可能と成る。
搬送コンベア3によつて運ばれたタイヤは、投
入機5の上部室6へ貯められる。上部室6の上方
には上部室ビームセンサー7を設け上部室6内に
タイヤが一定量入ると上部室ビームセンサー7の
信号により、搬送コンベア3及び案内搬送コンベ
ア2の運転を自動制御する。上部室6内のタイヤ
は、上部扉8の開により下部室9へ落下させ上部
扉8は閉となる。下部室9の下面をなす下部扉1
0は燃焼室11内のレーザーセンサー12又は熱
電対13の信号により開となり、タイヤは燃焼室
11へ投入される。上部扉8と下部扉10は同時
に開となることはなく、燃焼室11は密閉状態を
保つので外気の侵入により燃焼状態が不安定とな
ることはない。
焼却系では、燃焼室11内へ投入されたタイヤ
を完全燃焼させ焼却処理する。
焼却炉14は、鉄板製の方形外壁15とその内
側に円筒形の水冷ジヤケツト16で構成され、給
気送風機17からの給気は、方形外壁15と水冷
ジヤケツト16の間を通り、水冷ジヤケツト16
下方外周の給気噴気口18から方向付けをして燃
焼室11内に強制給気し、燃焼物から出る燃焼ガ
スとの混合を完全な状態とし、煤煙の発生を抑制
する。燃焼室11内の上方にスプレーノズル19
を設け、焼却物の急激な燃焼による温度上昇をお
さえ安定した燃焼状態を維持するため、燃焼室1
1内へ散水する。焼却炉14中央部には、レーザ
ーセンサー12及び熱電対13を設け、その信号
により投入機5の下部扉10の開閉を制御し、タ
イヤの燃焼室11への投入量を安定させ、排ガス
量と給気量のアンバランスを防止し完全燃焼を可
能にする。
燃焼室11の最下面には火格子20があり、火
格子20は下部に灰ピツト21を有す一体構造を
なしている。
焼却炉14に付設する点火バーナー22は点火
及び助燃用とし燃焼室11の温度が低下すると、
熱電対13の指令により助燃用として燃焼を制御
される。
排煙処理系は、燃焼室11からの排ガスを煙導
23を経てクーリングサイクロン24に導き、上
部に位置する散水器25による散水で煤塵を洗滌
除去し、冷却され排風機26によつて大気へ放出
する。排ガスは冷却により体積が小さくなり、排
風機26の能力を小さくすることができ、同時に
温度の低下で排風機26の耐久性も著しく向上す
る。
クーリングサイクロン24の下部に水槽27を
設け、散水機25からの煤塵を含んだ水を一時貯
め、クーリングサイクロン24を水封しサイクロ
ン効果を発揮すると共に、水槽27には中和剤を
混入し水素イオン濃度〔PH〕を調整して、以下に
続く沈澱槽28、濾過槽29、曝気槽30におい
て排水の各規制値をクリアーして外部へ排水され
る。尚31は灰搬送コンベア、32は火格子開閉
装置、33は灰貯めを示す。
[作用] 案内搬送コンベア2と搬送コンベア3の作動に
伴つて、除圧コンベア4が逆方向に動くため、貯
芥ホツパーに運ばれた多数のタイヤは除圧コンベ
アの作動と前進する案内搬送コンベアの動きと相
俟つて姿勢を平らに矯正され、一本宛整然と搬送
コンベア3に送られ投入機を経て焼却炉内に送り
込まれる。
[考案の効果] 本考案によれば、作業員が一々手でタイヤを一
本宛コンベアに乗せる必要がなく、しかも貯芥ホ
ツパーにはばらばらの状態で送り込んでも何等支
障なく焼却炉に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る連続タイヤ焼却装置の一実
施里例を示したもので、第1図は正面図、第2図
は平面図である。 1……貯芥ホツパー、2……案内搬送コンベ
ア、3……搬送コンベア、4……除圧コンベア、
5……投入機、11……燃焼室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記(a),(b),(c)3要素の結合から成り立つ連続
    タイヤ焼却装置。 (a) 焼却する多数のタイヤをトラツクの荷台等か
    らばらばらのまま落下させたものを受入れる貯
    芥ホツパーと、焼却炉の上方投入口の間に搬送
    コンベアを装備したこと、 (b) 貯芥ホツパーの下底には前記搬送コンベアに
    タイヤを送り込む案内搬送コンベアを設けたこ
    と、 (c) 案内搬送コンベアの先端部上方に、タイヤを
    整列させ、前記2つのコンベアに対して逆転す
    る除圧コンベアを上下調整可能に設けたこと。
JP6880789U 1989-06-13 1989-06-13 Expired - Lifetime JPH0531390Y2 (ja)

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JP6880789U JPH0531390Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

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JPH0314546U JPH0314546U (ja) 1991-02-14
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