JPH05312947A - 魚種判別装置 - Google Patents

魚種判別装置

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JPH05312947A
JPH05312947A JP4148200A JP14820092A JPH05312947A JP H05312947 A JPH05312947 A JP H05312947A JP 4148200 A JP4148200 A JP 4148200A JP 14820092 A JP14820092 A JP 14820092A JP H05312947 A JPH05312947 A JP H05312947A
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JP
Japan
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fish
distance
measuring means
display screen
focal length
Prior art date
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Pending
Application number
JP4148200A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yoshimori
久 吉森
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像として捕らえられた魚体の実際の大きさ
を知ることができ、魚種の特定が確実にできる魚種判別
装置を提供する。 【構成】 自動焦点調節機構2aとCCD等の結像部2
bとを備えた水中カメラ2と、該水中カメラ2による魚
影Fを写し出す表示画面5と、前記水中カメラ2と一体
化され同じ指向方向を有する送受波器4と、該送受波器
4で捕らえた魚までの距離を算出する距離測定手段24
とを備え、距離測定手段24による魚までの距離Lと焦
点距離測定手段22による水中カメラ2の焦点距離fと
に基づき、表示画面5に写し出された魚影Fの実際の大
きさに相当するグリッド12を表示する計測手段6を設
けた魚種判別装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻き網船やダムの魚道
のように比較的近距離(10m以内)に位置する魚の種
類をリアルタイムで判別できる魚種判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の魚群探知機は、超音波パルスを送
受波器より送波し、海底や魚群などからのエコーパルス
を受波して受波信号を表示画面にカラー表示するもので
ある。このような魚群探知機はエコーパルスの強弱をカ
ラーで区別すること等によりある程度の魚種の判別が可
能であるものの相当の熟練を必要とする。そこで、実公
昭47−5811で、送受波器と写真機との組合せによ
る魚種判別装置が提案されている。送受波器で魚群を探
知すると、写真機で魚群の写真を取り、送受波器による
魚群探知データと写真を突き合わせて魚種を判別するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、写真機
と組み合わせた魚種判別装置では、魚までの距離と魚の
写真が得られるが、写真の魚が大きいか又は小さいかと
いう大きさの情報が欠落しており、魚種判別が困難であ
るという問題点を有していた。比較的近距離であるとし
ても、水の汚れ等で写真に写る魚体はその輪郭が判る程
度の映像となっており、映像から魚の大きさを推定する
ことは実際上困難である。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、映像として捕らえられた魚体の実際の大きさを
知ることができ、魚種の特定が確実にできる魚種判別装
置を提供せんとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の魚種判別装置は、自動焦点調節機構とCC
D等の結像部とを備えた水中カメラと、該水中カメラに
よる魚影を写し出す表示画面と、前記水中カメラと一体
化され同じ指向方向を有する送受波器と、該送受波器で
捕らえた魚までの距離を算出する距離測定手段とを備
え、距離測定手段による魚までの距離と水中カメラでの
焦点距離とに基づき、表示画面に写し出された魚影の大
きさを直接又は間接に計測する計測手段を設けたこと特
徴とするものである。
【0006】
【作用】表示画面の魚影の情報と、計測手段による直接
又は間接の魚影の実際の大きさに関する情報を突き合わ
せることにより、魚種の判別ができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1より説明する。図1は
本発明の魚種判別装置の機器構成を示す図である。1は
水中部で、水中カメラ2、ストロボ3及び送受波器4と
からなり水中に設置される。5は表示画面、6は計測手
段である。
【0008】水中カメラ2は例えばCCDカラービデオ
カメラが用いられる。このような水中カメラ2には、位
相差検出方式でレンズのピントを自動的に合わせるた
め、レンズ又はCCD等の結像部をモータを駆動する自
動焦点調節機構2aと、ワンチップで赤・青・緑の信号
を取り出すことができる固体映像素子を二次元配列した
結像部2bとが内蔵されている。この水中カメラ2には
ストロボ3が設けられており、夜間の探知も可能となっ
ている。このストロボ3は次に述べる送受波器4が魚を
捕らえた時に光り、不連続な映像を得ることができるよ
うになっている。また、水中カメラ2からの映像信号は
メモリ21に入力され、必要な信号処理を経た後に、表
示画面5に結像部2bに於ける映像の大きさxを所定倍
率αで拡大した魚影Fが映し出される。さらに、自動焦
点調節機構2aからの信号が焦点距離測定手段22に入
力され、焦点距離fが算出される。
【0009】送受波器4は水中カメラ2の指向方向と同
じ指向方向を有するよう、水中カメラ2に一体的に固定
されている。この送受波器4の探知範囲は表示画面5の
符号化9で示される○印で表示されるようになってい
る。魚体検知手段23は超音波パルス発生器からの周期
的パルス11を送受波器4に送り、送受波器4で受波さ
れたエコーパルス11を再生・増幅して魚体を検知する
ものである。この魚体検知手段23で魚Fを検知する
と、距離測定手段24がパルスの往復時間から魚Fまで
の距離Lを測定する。
【0010】計測手段6はスケール算出手段25を有
し、距離測定手段24での魚Fまでの距離Lと、焦点距
離測定手段22での自動焦点調節機構2aの焦点距離f
とから、表示画面5に映し出される魚影Fの大きさと実
際の魚Fの大きさとの比を(L/f)×αで算出する。
ここで、αは表示画面5と結像部2bの倍率である。そ
して、グリッド生成手段26で、この(L/f)×αに
より単位魚体長に相当する例えば10cmの表示画面5
上でのグリッド12に相当する信号を生成する。このグ
リッド信号はメモリ21に入力され、水中カメラ1の映
像と合成され、表示画面5に図示の如きグリッド12を
表示する。また、グリッド12が表示されている間、暫
く画面を静止させ、オペレータによる観察が容易にでき
るようになっている。
【0011】次に、計測手段でのスケール算出手段25
の原理を図2により説明する。F(6)は魚の実像、F
(7)は結像部2b上の像、8は自動焦点機構に於ける
レンズである。送受波器4はその指向方向11が水中カ
メラの指向方向10と出来るだけ平行になるように固定
されている。そして、送受波器4は魚F(6)からレン
ズ8までの距離Lを測定する。fはレンズ8の焦点距離
である。まず、結像部2b上の像F(7)の大きさxと
焦点距離fから、像F(7)の上下端とレンズ8の集光
点とでつくられる角度θが、θ=x/fとして求められ
る。このθと超音波距離計4により測定されたLとで、
魚の実像6の大きさXは、X=L×θで表されるので、
結局、X=x×(L/f)の式で算出され、スケールは
L/fとなる。
【0012】なお、図1において、表示画面5に表示さ
れるものはグリッドに限らず、画面下方に表示された直
定規でもよい。このグリッドや直定規が表示している間
隔は映し出された魚影Fの実際の大きさに対応した例え
ば10cm間隔のものとなっており、オペレータが画面
を見ると、魚影の形と、その大きさが一目で分かり、熟
練を必要とすることなく、魚種の特定ができる。この
時、表示画面に送受波器が測定しているエリアが符号9
の○印で示されているので、どの部分の魚の大きさを表
示しているのか迷うことがないようになっている。ま
た、夜間であれば、送受波器4が魚群を捕らえられた時
にフラッシュをたき、表示画面5に静止画面の連続を写
し出すと夜間測定も可能である。さらに、グリッドに代
り画面上のカーソル移動により魚体長をマニュアル測定
するものでもよい。
【0013】つぎに、図3は他の魚種判別装置の機器構
成図である。図1のものと異なる点は、計測手段30の
構成であり、魚体長を直接表示画面5に表示できるよう
にしたものである。水中カメラ2の結像部2bに二次元
CCDを使うと、その画像処理により魚影を浮き出させ
て、その長さを算出することが可能である。そこで、メ
モリ31に蓄積されたデータを画像処理手段32で処理
し、結像部2bでの像の長さxを算出する。そして、こ
の長さxと距離測定手段24からの距離Lと焦点距離測
定手段22からの焦点距離fとを魚体長算出手段33に
入力し、x×(L/f)で魚体Fの実際の大きさXを算
出する。この大きさXは表示画面5の下の符号32の位
置に具体的数値を表示する。この場合でも、魚影の形
と、その大きさが一目で分かり、熟練を必要とすること
なく、魚種の特定ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の魚種判別装置は、送受波器と水
中カメラを一体化したものであり、魚群探知機だけでは
判別できなかった魚影及び魚体長が分かり、熟練したオ
ペレーターでなくても容易に魚種が判別できるようにな
った。特に、カメラの分解能が著しく低下しない近距離
(10m以内)で威力を発揮し、例えば巻き網船の網に
入った魚を判別し網上げ時期を適切なタイミイグに行え
るようになる。また、常にレンズの光軸を垂直に横切る
ように水中部を設置できるダムの魚道で、鮭・鱒等川を
逆上る魚の大きさや数を計測するのにも適している。ま
た、主要な構成機器として、既存のCCDカラービデオ
カメラや送受波器などを組み合わせたものであり、特別
の機器を必要とせず、低価格で確実な性能を発揮するも
のが製作可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の魚種判別装置の機器構成図である。
【図2】魚体長測定の原理を示す図である。
【図3】本発明の他の魚種判別装置の機器構成図であ
る。
【符号の説明】
2 水中カメラ 2a 自動焦点調節機構 2b 結像部 4 送受波器 5 表示画面 6 計測手段 12 グリッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動焦点調節機構とCCD等の結像部と
    を備えた水中カメラと、該水中カメラによる魚影を写し
    出す表示画面と、前記水中カメラと一体化され同じ指向
    方向を有する送受波器と、該送受波器で捕らえた魚まで
    の距離を算出する距離測定手段とを備え、距離測定手段
    による魚までの距離と水中カメラでの焦点距離とに基づ
    き、表示画面に写し出された魚影の大きさを直接又は間
    接に計測する計測手段を設けたことを特徴とする魚種判
    別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、計測手段
    は、前記送受波器で捕らえた魚までの距離Lとその時点
    の焦点距離fとの比(f/L)を元にして算出されたス
    ケールにより、表示画面にグリッドを表示するものであ
    る魚種判別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、計測手段
    は、CCDの画像処理で求めた結像部における魚の長さ
    xと、距離測定手段で求めた魚迄の距離Lと、自動焦点
    調節機構で求めた焦点距離fとから、実際の魚体長Xを
    x×(L/f)で自動算出するものである魚種判別装
    置。
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