JPH0531241U - Icトレイ - Google Patents

Icトレイ

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Publication number
JPH0531241U
JPH0531241U JP7909391U JP7909391U JPH0531241U JP H0531241 U JPH0531241 U JP H0531241U JP 7909391 U JP7909391 U JP 7909391U JP 7909391 U JP7909391 U JP 7909391U JP H0531241 U JPH0531241 U JP H0531241U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
side wall
bottom plate
finger
storage area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7909391U
Other languages
English (en)
Inventor
恵美子 奥田
澄夫 鏡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP7909391U priority Critical patent/JPH0531241U/ja
Publication of JPH0531241U publication Critical patent/JPH0531241U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICの指による搬出・搬入の作業性を向上
し、更にIC破損発生を抑制したICトレイを提供す
る。 【構成】 ICトレイ1の収納領域7の底板2に台8を
設け、更に側壁3にIC4を介し対向する位置に一対の
切り込み5を設け、IC4を指で掴み易く且つ確実にし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、集積回路の収納・運搬に用いられるICトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のICトレイを図面を用いて以下説明する。
【0003】 図2は従来のICトレイの斜視図、図3は図2中のa−a′線断面図であり、 同一部分には同一符号を付した。
【0004】 図のように、ICトレイ11は、平板状の底板12に側壁13を突出形成して いる。この側壁13は、その側面14が底板12に載置された集積回路(以下I C)15の周辺を囲むことで、そのIC15を位置固定している。また側壁13 は、そのIC15の高さより高く突出形成することで、ICトレイ11の積層を 可能にしている。更に側壁13は、格子状に形成され、各格子内に個々にIC1 5が収納される。
【0005】 ICトレイ11へのIC15の搬入・搬出は、製造組立ライン中はハンドラー 等ロボットにより、吸着把持されて行なわれるが、抜き取り検査時では、作業者 が磁力による吸着治具を用いたり、指によって行なわれる。
【0006】 しかし、ICによっては、表面に平坦面を有する電極を備えたCOB(Chi p on board)型ICのように、磁力では吸着できず、更に電極面にキ ズが発生するという点から、指によってのみ搬出・搬入できないものがあった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述したICトレイでは、指によるICの搬入・搬出時、側壁が ICの高さより高く、且つICの周囲に形成されているため、側壁と底板とで作 られるICの収納領域に指が入りにくく、したがって、搬出が煩わしいと共に、 搬入ではICを底板に落とし込む形となりICが破損するという課題があった。
【0008】 本考案は、上述した指による搬出の煩わしさや搬入時のIC破損という課題を 除去するため、側壁に切り込みを設け、指によるICの掴み具合を良好としたI Cトレイを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した目的を達成するために、ICトレイに於いてIC収納領域 の底板に台を設け、側壁にICを介し対向する位置に一対の切り込みを設けて、 ICの収納領域に指を入れ易くした。
【0010】
【作用】
本考案によればICトレイに於いて、ICの収納領域に指を入り易くするため 、IC収納領域の底板に台を設け、側壁に切り込みを設けたので、指によってI Cを掴み易くなる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面を用いて以下説明する。
【0012】 <実施例1>図1は本考案のICトレイの斜視図、図4は図1のb−b′線断面 図であり、同一部分には同一符号を付している。
【0013】 図のように、ICトレイ1は、平板状の底板2に側壁3を突出形成している。 底板2と側壁とは、共に樹脂材から成り同時に一体成形するか又は別々に成形し 夫々を接合して形成する。この側壁3は、底板2に載置されたIC4の高さより 高く突出形成することで、ICトレイ1の積層を可能にしている。更に、側壁3 はIC4を介し対向して一対の切り込み5で形成している。この切り込み5は、 IC4の高さより低い位置に底部6を有していればよく、本例ではその底部6は 底板2と同一平面上に有している。また、一対の切り込み5は、ほぼ対向位置に することで、指によるIC4の掴み具合を良くしており、この位置に限定されな い。本例では切り込み5を一方向の一対に設けているが、他方向にあっても又二 方向以上に夫々一対設けてもよい。
【0014】 また、ICトレイ1に複数個のIC4を収納可能に底板2と側壁3とで成る収 納領域7を複数個、格子状に配置している。
【0015】 その収納領域7の底板2には、IC4を側壁3の高さの範囲内に支持する台8 が突出形成しており、台8上にはIC4と接触し且つ支持部分となる支持面9を 有している。
【0016】 台8に載置されたIC4は、切り込み5からその側面が開放して露出されるた めに、指によるIC4の搬出・搬入が容易となる上、確実にIC4を掴むことが できる。特に、切り込み5の底部6が台8の支持面9より低い位置ならばIC4 はその側面から底面にかけて切り込み5から露出されるため、指によるIC4の 掴みが、その上面を決して触れること無しにできるので、例えばIC4がCOB (Chip on board)型ICのように上面に電極面を有しているもの の場合、電極面に触れずに掴めるので、電極面へのキズの発生や腐触発生の問題 が回避される。
【0017】 尚、台8の大きさは、IC4を載置支持の安定性と指による掴み所、即ちIC 4の底面端部とを考慮して適宜決定される。更に切り込み5の形状についても指 の入り具合や、ICトレイ1の強度、洗浄時の乾燥効率を考慮して適宜決定され る。
【0018】 <実施例2>図5は本考案の他実施例のICトレイの斜視図、図6は図5のc− c′線断面図であり、図1、図4と同一部分には同一符号を夫々付している。
【0019】 図のように、本実施例は上述した実施例1と異なる点として、台8の支持面9 が傾斜している。この傾斜は、対向する切り込み5間を結ぶ方向に対して形成し ており、隣接する収納領域7と同一の向きに形成することにより、ICトレイ1 の中央に配置する収納領域7からのIC4の指による掴み具合が良い。
【0020】 即ち傾斜している支持面9に載置されたIC4は、支持面9の傾斜の向きに傾 斜されるので、隣接するIC4との間には、一方のIC4の低い部分と他方のI C4の高い部分との間が広くなり、指が入り易くなるからである。
【0021】 この支持面9の傾斜は、IC4の載置安定性とIC4の傾斜による収納領域7 の高さ、広さ具合によるICトレイ1の大きさとを考慮して適宜決定される。
【0022】 <実施例3>図7は本考案の他実施例のICトレイの斜視図、図8は図7のd− d′線断面図であり、図1、図4〜6と同一部分には同一符号を夫々付している 。
【0023】 図のように、本実施例は上述した実施例2と異なる点として、側壁3の側面1 0が傾斜している。この傾斜は、傾斜している支持面9に載置されたIC4の側 面にほぼ平行となる様に形成され、IC4と側面10との間が面接触される。即 ち、上述した実施例2ではIC4と側面10との間が点或いは線接触となってお り、ICトレイ1の搬送による振動等により、IC4の破損が生じてしまうが、 本例は面接触のため破損発生が抑制される。
【0024】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、ICトレイの収納領域の底板 に台を設け、更に側壁にICを介し対向する位置に一対の切り込みを設けたので 、収納領域に指が入り易くなり、これによりICを指で掴み易く且つ確実となり 、指によるICの搬出・搬入では、作業性の向上、ICの破損抑制等の効果が期 待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すICトレイの斜視
図である。
【図2】従来のICトレイの斜視図である。
【図3】従来のICトレイのa−a′線での断面図であ
る。
【図4】本考案の第1の実施例を示すICトレイのb−
b′線での断面図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示すICトレイの斜視
図である。
【図6】本考案の第2の実施例を示すICトレイのc−
c′線での断面図である。
【図7】本考案の第3の実施例を示すICトレイの斜視
図である。
【図8】本考案の第3の実施例を示すICトレイのd−
d′線での断面図である。
【符号の説明】
1,11 ICトレイ 2,12 底板 3,13 側壁 4,15 IC(集積回路) 5 切り込み 6 底部 7 収納領域 8 台 9 支持面 10,14 側面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICが載置される平板状の底板と、 載置されるICの高さより高くその側面で該ICを囲み
    前記底板から突出形成される側壁とから成る収納領域を
    複数備えたICトレイであって、 前記側壁は載置されるICを介しほぼ対向する位置に該
    ICの高さより低い位置に底部を有する一対の切り込み
    を備え、 前記収納領域の夫々前記底板は、載置されるICを前記
    側壁の高さ範囲内に支持する支持面を有し突出形成され
    る台を備えたことを特徴とするICトレイ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の台の支持面が、載置され
    るICを切り込み間を結ぶ方向に傾斜していることを特
    徴とするICトレイ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の側壁の側面が、傾斜して
    いる支持面を有する台に載置されたICの側面とほぼ平
    行に設けられていることを特徴とするICトレイ。
JP7909391U 1991-09-30 1991-09-30 Icトレイ Pending JPH0531241U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7909391U JPH0531241U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Icトレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7909391U JPH0531241U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Icトレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531241U true JPH0531241U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13680269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7909391U Pending JPH0531241U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Icトレイ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0531241U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269853A (ja) * 2010-09-02 2010-12-02 Morioka Seiko Instruments Inc 収納トレー及び収納体
JP2011143960A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Ngk Insulators Ltd 収納トレー

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