JPH05312219A - 駆動軸 - Google Patents

駆動軸

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JPH05312219A
JPH05312219A JP11897792A JP11897792A JPH05312219A JP H05312219 A JPH05312219 A JP H05312219A JP 11897792 A JP11897792 A JP 11897792A JP 11897792 A JP11897792 A JP 11897792A JP H05312219 A JPH05312219 A JP H05312219A
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JP
Japan
Prior art keywords
circular tube
inner non
tube
drive shaft
circular
Prior art date
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Pending
Application number
JP11897792A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Yanada
良治 梁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
Matsui Walterscheid Ltd
Original Assignee
MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
Matsui Walterscheid Ltd
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Publication date
Application filed by MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK, Matsui Walterscheid Ltd filed Critical MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内側非円形チューブの内側に配置した給油導
管により内側から内側及び外側チューブ間のスライド面
に給油することによってスライド面の隅々までグリース
が行き渡るとともに、非円形チューブ組立体を完全に包
囲する安全カバーを設けることができるようにした駆動
軸を得る。 【構成】 内側非円形チューブ1のユニバーサルジョイ
ント3に近接する側の内側非円形チューブの端部の近傍
に設けたグリースニップル9と、少なくとも内側非円形
チューブ1の外側非円形チューブ2内に嵌合する端部の
近傍で内側非円形チューブ1の壁を貫通する排出口12を
有する排出手段と、内側非円形チューブ1内に配置し、
グリースニップル9と排出手段12とを互いに接続する導
管手段10とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに相対回転不能で
はあるが、所定ストローク範囲内で軸線方向摺動可能に
抜差嵌合する外側及び内側の非円形チューブと、この抜
差非円形チューブ組立体の両側の端部にそれぞれ設けた
ユニバーサルジョイントと、前記内側非円形チューブお
この内側非円形チューブに取り付けたユニバーサルジョ
イントを包囲する内側安全カバーと、前記外側非円形チ
ューブ及びこの外側非円形チューブに取り付けたユニバ
ーサルジョイントを包囲する外側安全カバーとを具え、
駆動側と被駆動側との間を回転駆動連結する駆動軸に関
するものである。このような駆動軸は、例えば、農業機
械のトラクタと作業機との間を駆動連結するのに使用す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような駆動軸において互いに
抜差嵌合する外側及び内側の非円形チューブ例えば、レ
モンチューブのスライド面に給油する方法としては、外
側のレモンチューブの中間部分にグリースニップルを設
け、このグリースニップルから外側と内側のレモンチュ
ーブとのスライド面に給油を行っていた。このため、安
全カバーを設けないか、又は安全カバーを設ける場合に
は、グリースニップルを摺動可能に露出させるための細
長い長孔をカバーに設ける必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、ス
ライド面の半径方向外部から給油を行う方法ではスライ
ド面全体にグリースが隅々まで行き渡りにくいという問
題、スライド部が露出する(安全カバーがあっても長孔
がある)ため、泥や、ほこりがスライド部に進入、付着
しやすく、従ってさび易く、非円形チューブの寿命を短
くし、またスラスト抵抗も増大し、破損し易くなるとい
った問題があった。更に、スライド部が露出されるた
め、このスライド部に巻き込みを生ずる恐れがあり、安
全性にも問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、内側非円形チュ
ーブの内側に配置した給油導管により内側から内側及び
外側チューブ間のスライド面に給油することによってグ
リースを隅々まで行き渡らせるようにし、また非円形チ
ューブ組立体を完全に包囲する安全カバーを設けること
ができるようにした駆動軸を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明駆動軸は、前記内側非円形チューブのユニバ
ーサルジョイントに近接する側の内側非円形チューブの
端部の近傍に設けたグリースニップルと、少なくとも前
記内側非円形チューブの外側非円形チューブ内に嵌合す
る端部の近傍で内側非円形チューブの壁を貫通する排出
口を有する排出口手段と、前記内側非円形チューブ内に
配置し、前記グリースニップルと前記排出口手段とを互
いに接続する導管手段とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、グリース又は潤滑油は、内側
非円形チューブの一方の端部のグリースニップルから内
側非円形チューブ内の導管手段の給油導管を経て、内側
非円形チューブの他方の端部の排出口手段により外側及
び内側非円形チューブ間のスライド面に給油され、外側
と内側のチューブの相対摺動によりグリースは隅々まで
行き渡るようになる。
【0007】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
【0008】図1は、本発明による駆動軸の実施例を示
し、内側及び外側の非円形チューブは、図1の(b)に
示すようにレモンチューブとする。内側レモンチューブ
1及び外側レモンチューブ2の互いに嵌合し合う端部と
は反対側の端部には、それぞれユニバーサルジョイント
3、4に連結し、それぞれ全体を内側安全カバー5及び
外側安全カバー6により包囲する。これら内側安全カバ
ー5と外側安全カバー6とを1対の互いに直径方向に対
向する1対の連結チェーン7により連結する。
【0009】ユニバーサルジョイント3に連結する側の
内側レモンチューブ1の端部は、このユニバーサルジョ
イント3のヨーク8に嵌挿固着する。このヨーク8によ
り内側安全カバー5を支持する。このヨーク8にグリー
スニップル9を設け、このグリースニップル9から内側
レモンチューブ1の壁を貫通して内側レモンチューブ1
の内面に至り、この内面に沿って内側レモンチューブ1
の反対側の端部の排出手段まで延びる導管手段即ち、給
油チューブ10を設ける。この給油チューブ10は内側レモ
ンチューブのこの反対端部で内側レモンチューブ1の壁
を貫通し、内側レモンチューブ1と外側レモンチューブ
2との間のスライド面に開口する排出手段11を設ける。
図1の実施例ではこの排出手段11は、単に内側レモンチ
ューブ1の壁に貫通する排出口12とする。
【0010】給油チューブ10は、図2の(a)に示すよ
うに、直接排出口12に挿入して取り付けるか、又は図2
の(b)のようにねじ込みエルボ13を介して排出口12に
接続する。
【0011】内側レモンチューブ1の内部には、給油チ
ューブ10を嵌挿保持する保持孔14を有する保持プレート
15を設ける。この保持プレート15は内側レモンチューブ
1の内面に対して、接着、溶接又は圧嵌により固着す
る。
【0012】給油チューブ10は、図1の(b)に示すよ
うに内側レモンチューブの一方の角部に配置するか、又
は内側レモンチューブの中心に配置することもできる。
保持プレート15に設ける保持孔14は、この配置に対応し
て設ける。
【0013】給油チューブ10を内側レモンチューブの中
心に配置するときは、図1及び図2の実施例のように排
出口に接続するのではなく、図3の(a)、(b)、
(c)に示すように、(左側には線図的縦断面図、右側
には線図的横断面図を示す)内側レモンチューブ1の外
側レモンチューブ2内の端部の近傍に設けたマニホルド
16(図3の(a)、(b))又は油だめ17(図3の
(c))としての排出手段に接続する。この場合、内側
レモンチューブ1の壁には周方向に互いに離れた複数個
の排出口を設ける。図3の(a)のようなT字状マニホ
ルド16、(b)のようなクロス形状のマニホルド16a、
(c)の油だめの隔壁部材18を設ける場合、内側レモン
チューブ1を補強する作用も行う。
【0014】図示の実施例では内側非円形チューブの先
端の近傍に排出口手段を設けたものを示したが、これに
限定されることなく、内側非円形チューブの軸線方向に
互いに離れた複数個の位置に排出口を設けることもでき
る。この場合給油チューブ10はこれら複数個の排出口に
接続するマニホルドとする。
【0015】内側及び外側の非円形チューブは、必ずし
も図1の実施例のようなレモンチューブにする必要はな
く、スライド面の形状が三角形、四角形、六角形、スタ
ー形状、又はスプライン形状のチューブとすることもで
きる。図4には、スライド面がスター形状の内側チュー
ブを示す。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように内側非円
形チューブと外側非円形チューブとの互いに摺動嵌合す
るスライド部に外部からではなく、内側非円形チューブ
の端部に設けたグリースニップルから内側非円形チュー
ブな内部を経て内側から内側と外側の非円形チューブの
スライド部に内部から給油する構成のため、内側および
外側のチューブの相対摺動によりグリースは隅々まで行
きわたる。更に、比較的設置に余裕のある安全カバーの
端部の拡大ブーツ部にグリースニップルを配置でき、従
って、抜差嵌合チューブ組立体全体を安全カバーにより
覆うことができ、泥やほこりの進入を遮蔽することがで
き、安全が確保でき、スライド部のスラスト抵抗を減少
させ、非円形チューブの寿命を延ばすことができる。
【0017】更に、本発明によれば、内側非円形チュー
ブ内に給油導管を配管できるため、内側非円形チューブ
の軸線方向に互いに離れた複数個の位置にマニホルドに
よって給油でき、従って潤滑効果を一層向上させること
ができるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明による駆動軸の一部断面とす
る側面図、(b)は(a)のb−b線上の断面図であ
る。
【図2】給油チューブと排出口との間の接続方法を示す
部分的説明線図であり、(a)は給油チューブを直接排
出口に取り付ける方法、(b)はねじ込みエルボを介し
て間接的に排出口に取り付ける方法を示す。
【図3】他の排出手段の実施例を示す部分的説明線図で
あり、(a)はT字型マニホルドとしての排出手段、
(b)はクロス形状マニホルドとしての排出手段、
(c)は油だめとしての排出手段を示す。
【図4】スライド面がスター形状の内側非円形チューブ
の断面図である。
【符号の説明】
1 内側レモンチューブ 2 外側レモンチューブ 3,4 ユニバーサルジョイント 5 内側安全カバー 6 外側安全カバー 7 連結チェーン 8 ヨーク 9 グリースニップル 10 給油チューブ 11 排出手段 12 排出口 13 ねじ込みエルボ 14 保持孔 15 保持プレート 16 マニホルド 17 油だめ 18 隔壁部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対回転不能ではあるが、所定ス
    トローク範囲内で軸線方向摺動可能に抜差嵌合する外側
    及び内側の非円形チューブと、この抜差非円形チューブ
    組立体の両側の端部にそれぞれ設けたユニバーサルジョ
    イントと、前記内側非円形チューブおこの内側非円形チ
    ューブに取り付けたユニバーサルジョイントを包囲する
    内側安全カバーと、前記外側非円形チューブ及びこの外
    側非円形チューブに取り付けたユニバーサルジョイント
    を包囲する外側安全カバーとを具え、駆動側と被駆動側
    との間を回転駆動連結する駆動軸において、前記内側非
    円形チューブのユニバーサルジョイントに近接する側の
    内側非円形チューブの端部の近傍に設けたグリースニッ
    プルと、少なくとも前記内側非円形チューブの外側非円
    形チューブ内に嵌合する端部の近傍で内側非円形チュー
    ブの壁を貫通する排出口を有する排出口手段と、前記内
    側非円形チューブ内に配置し、前記グリースニップルと
    前記排出口手段とを互いに接続する導管手段とを具えた
    ことを特徴とする駆動軸。
  2. 【請求項2】 前記導管手段は、給油チューブと、この
    給油チューブを前記内側非円形チューブ内に保持する保
    持手段とを有するものとして構成した請求項1記載の駆
    動軸。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記給油チューブが通
    過する保持孔を有し、周縁を前記内側非円形チューブの
    内面に取り付けるプレートとした請求項2記載の駆動
    軸。
  4. 【請求項4】 前記排出口手段は、前記給油チューブの
    出口端部を直接封鎖嵌合する排出口とした請求項1乃至
    3のうちのいずれか一項に記載の駆動軸。
  5. 【請求項5】 前記排出口手段は、前記内側非円形チュ
    ーブの周方向に互いに離れた複数個の位置で前記内側非
    円形チューブの壁に貫通する複数個の排出口とし、前記
    導管手段は前記複数個の排出口に接続するマニホルドと
    した請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の駆動
    軸。
  6. 【請求項6】 前記排出口手段は、前記内側非円形チュ
    ーブの端部に設けた油だめ部と、この油だめ部を包囲す
    る前記内側非円形チューブの周面に互いに離れた複数個
    の位置に開口する排出口とを有するものとして構成した
    請求項1乃至3のうちのいずれか一項とに載の駆動軸。
  7. 【請求項7】 前記排出口手段は、内側非円形チューブ
    の軸線方向に互いに離れた複数個の位置で内側非円形チ
    ューブの壁を貫通する複数個の排出口を有するものとし
    て構成し、前記導管手段は前記複数個の排出口に接続す
    るマニホルドとして構成した請求項1乃至6のうちのい
    ずれか一項に記載の駆動軸。
JP11897792A 1992-05-12 1992-05-12 駆動軸 Pending JPH05312219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07269578A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 液圧継手の液供給配管
EP0916856A2 (en) 1997-11-18 1999-05-19 Matsui Walterscheid Ltd. Driving shaft
NL1012964C2 (nl) * 1999-09-02 2001-03-05 Agritrans Bv Koppelingsas tussen een aandrijfmachine en een gedreven machine, voorzien van een bescherming.

Cited By (5)

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