JPH05311586A - ゴム補強用スチールコード - Google Patents
ゴム補強用スチールコードInfo
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- JPH05311586A JPH05311586A JP4135681A JP13568192A JPH05311586A JP H05311586 A JPH05311586 A JP H05311586A JP 4135681 A JP4135681 A JP 4135681A JP 13568192 A JP13568192 A JP 13568192A JP H05311586 A JPH05311586 A JP H05311586A
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- Japan
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- twisting
- core
- steel cord
- outer layer
- core strand
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- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
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- D07B2401/20—Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
- D07B2401/208—Enabling filler penetration
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 素線間の隙間形成とともにコードの撚り精
度、保形性を高め、ゴム浸透性、即ち耐久性（耐腐食疲
労性）及びタイヤユニフオーム性（均一性、タイヤバラ
ンス）を向上したゴム補強用スチールコードを提供する
にある。 【構成】 ３本の芯素線１を撚り合わせて形成した芯ス
トランド１ａと、芯ストランド１ａの周囲に９本の側素
線２を撚り合わせて形成した外層２ａからなるスチール
コードにおいて、芯素線１と側素線２の線径比ｄ1 ／ｄ
2 を１．０５〜１．１５とし、芯ストランド１ａと外層
２ａの撚り方向を逆方向Ｚ，Ｓにするとともに撚りピツ
チ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４〜３／４にして撚り合わせて構
成したことに特徴を有する。
度、保形性を高め、ゴム浸透性、即ち耐久性（耐腐食疲
労性）及びタイヤユニフオーム性（均一性、タイヤバラ
ンス）を向上したゴム補強用スチールコードを提供する
にある。 【構成】 ３本の芯素線１を撚り合わせて形成した芯ス
トランド１ａと、芯ストランド１ａの周囲に９本の側素
線２を撚り合わせて形成した外層２ａからなるスチール
コードにおいて、芯素線１と側素線２の線径比ｄ1 ／ｄ
2 を１．０５〜１．１５とし、芯ストランド１ａと外層
２ａの撚り方向を逆方向Ｚ，Ｓにするとともに撚りピツ
チ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４〜３／４にして撚り合わせて構
成したことに特徴を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スチールラジアルタイ
ヤやコンベアベルト等に埋設して補強し、ゴム・スチー
ルコード複合体として適用されるゴム補強用スチールコ
ードに関するものである。
ヤやコンベアベルト等に埋設して補強し、ゴム・スチー
ルコード複合体として適用されるゴム補強用スチールコ
ードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のゴム補強用スチールコードは、図
２（Ａ）（Ｂ）に示すように３本の芯素線ａを撚り合わ
せて形成した芯ストランドａ1 と、芯ストランドａ1 の
周囲に同一径の側素線ａを９本同方向に撚り合わせて形
成した外層ａ2 からなる３＋９構造のスチールコードが
良く使用されている。しかし、このスチールコードは、
外素線が整然と平行撚りされてその素線間に隙間が殆ん
ど形成されず、ゴムの浸透性が悪く腐食し易くて耐久
性、タイヤ寿命の低下の原因となる。また、その対策と
して、図２（Ｃ）に示すように側素線ａに対し芯素線ｂ
の線径を太くして、３本の芯素線ｂを撚り合わせて形成
した芯ストランドｂ1 と、芯ストランドｂ1の周囲に側
素線ａを９本同方向に撚り合わせて形成した外層ｂ2 と
からなり、側素線ａ間に隙間を形成してオープンタイプ
に構成しゴム浸透性を高めた３＋９構造のスチールコー
ドが提案されている。
２（Ａ）（Ｂ）に示すように３本の芯素線ａを撚り合わ
せて形成した芯ストランドａ1 と、芯ストランドａ1 の
周囲に同一径の側素線ａを９本同方向に撚り合わせて形
成した外層ａ2 からなる３＋９構造のスチールコードが
良く使用されている。しかし、このスチールコードは、
外素線が整然と平行撚りされてその素線間に隙間が殆ん
ど形成されず、ゴムの浸透性が悪く腐食し易くて耐久
性、タイヤ寿命の低下の原因となる。また、その対策と
して、図２（Ｃ）に示すように側素線ａに対し芯素線ｂ
の線径を太くして、３本の芯素線ｂを撚り合わせて形成
した芯ストランドｂ1 と、芯ストランドｂ1の周囲に側
素線ａを９本同方向に撚り合わせて形成した外層ｂ2 と
からなり、側素線ａ間に隙間を形成してオープンタイプ
に構成しゴム浸透性を高めた３＋９構造のスチールコー
ドが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のゴム補強用スチ
ールコードにおいて、オープンタイプに構成された３＋
９構造の前記スチールコードは、芯ストランドの周囲に
外層を同方向に撚り合わせてその側素線間に隙間を形成
するため、部分的な側素線の落ち込みが生じ易く（図２
Ｃの矢示参照）、ゴム浸透性等が低下してタイヤ寿命が
低下されるなどの課題がある。
ールコードにおいて、オープンタイプに構成された３＋
９構造の前記スチールコードは、芯ストランドの周囲に
外層を同方向に撚り合わせてその側素線間に隙間を形成
するため、部分的な側素線の落ち込みが生じ易く（図２
Ｃの矢示参照）、ゴム浸透性等が低下してタイヤ寿命が
低下されるなどの課題がある。
【０００４】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、素
線間の隙間形成とともにコードの撚り精度、保形性を高
め、ゴム浸透性、即ち耐久性（耐腐食疲労性）及びタイ
ヤユニフオーム性（均一性、タイヤバランス）を向上し
たゴム補強用スチールコードを提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、素
線間の隙間形成とともにコードの撚り精度、保形性を高
め、ゴム浸透性、即ち耐久性（耐腐食疲労性）及びタイ
ヤユニフオーム性（均一性、タイヤバランス）を向上し
たゴム補強用スチールコードを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、３本の芯素線
を撚り合わせて形成した芯ストランドと、芯ストランド
の周囲に９本の側素線を撚り合わせて形成した外層から
なるスチールコードにおいて、芯素線と側素線の線径比
を１．０５〜１．１５とし、芯ストランドと外層の撚り
方向を逆方向にするとともに撚りピツチ比を１／４〜３
／４にして撚り合わせ、素線間に適度の隙間を形成する
とともに、コードの撚り精度及び保形性を高め、かつコ
ードの回転を防止して安定性を高めている。
を撚り合わせて形成した芯ストランドと、芯ストランド
の周囲に９本の側素線を撚り合わせて形成した外層から
なるスチールコードにおいて、芯素線と側素線の線径比
を１．０５〜１．１５とし、芯ストランドと外層の撚り
方向を逆方向にするとともに撚りピツチ比を１／４〜３
／４にして撚り合わせ、素線間に適度の隙間を形成する
とともに、コードの撚り精度及び保形性を高め、かつコ
ードの回転を防止して安定性を高めている。
【０００６】
【作用】オープンタイプに構成された３＋９構造のスチ
ールコードにおいて、芯素線と側素線の線径比を１．０
５〜１．１５として、側素線間に適度の隙間を形成する
とともに、芯ストランドと外層の撚り方向を逆方向にす
るとともに撚りピツチ比を１／４〜３／４にして撚り合
わせ、側素線の落ち込みを防止してコードの撚り精度及
び保形性を高め、かつコードの回転を防止して安定性を
高め、ゴム浸透性その信頼性、即ち耐久性（耐腐食疲労
性）を向上するとともにタイヤユニフーム性（均一性、
タイヤバランス）を向上している。
ールコードにおいて、芯素線と側素線の線径比を１．０
５〜１．１５として、側素線間に適度の隙間を形成する
とともに、芯ストランドと外層の撚り方向を逆方向にす
るとともに撚りピツチ比を１／４〜３／４にして撚り合
わせ、側素線の落ち込みを防止してコードの撚り精度及
び保形性を高め、かつコードの回転を防止して安定性を
高め、ゴム浸透性その信頼性、即ち耐久性（耐腐食疲労
性）を向上するとともにタイヤユニフーム性（均一性、
タイヤバランス）を向上している。
【０００７】
【実施例】図１（Ａ）（Ｂ）に本発明の一実施例を示
す。図中１は芯ストランドを形成する芯素線、１ａは芯
ストランド、２は外層を形成する側素線、２ａは外層、
ｄ1は芯素線１の線径、ｄ2 は側素線２の線径、Ｐ1 は
芯ストランド１ａの撚りピツチ、Ｐ2 は外層２ａの撚り
ピツチ、Ｓは側素線２間に形成された隙間であつて、図
１に示す本発明の実施例は、３本の芯素線１を撚り合わ
せて形成した芯ストランド１ａと、芯ストランド１ａの
周囲に９本の側素線２を撚り合わせて形成した外層２ａ
からなるスチールコードにおいて、芯素線１と側素線２
の線径比ｄ1 ／ｄ2 を１．０５〜１．１５とし、芯スト
ランド１ａと外層２ａの撚り方向を逆方向Ｚ，Ｓにする
とともに撚りピツチ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４〜３／４にし
て撚り合わせ、側素線２間に隙間を形成してオープンタ
イプに構成した３＋９構造のゴム補強用スチールコード
になつている。
す。図中１は芯ストランドを形成する芯素線、１ａは芯
ストランド、２は外層を形成する側素線、２ａは外層、
ｄ1は芯素線１の線径、ｄ2 は側素線２の線径、Ｐ1 は
芯ストランド１ａの撚りピツチ、Ｐ2 は外層２ａの撚り
ピツチ、Ｓは側素線２間に形成された隙間であつて、図
１に示す本発明の実施例は、３本の芯素線１を撚り合わ
せて形成した芯ストランド１ａと、芯ストランド１ａの
周囲に９本の側素線２を撚り合わせて形成した外層２ａ
からなるスチールコードにおいて、芯素線１と側素線２
の線径比ｄ1 ／ｄ2 を１．０５〜１．１５とし、芯スト
ランド１ａと外層２ａの撚り方向を逆方向Ｚ，Ｓにする
とともに撚りピツチ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４〜３／４にし
て撚り合わせ、側素線２間に隙間を形成してオープンタ
イプに構成した３＋９構造のゴム補強用スチールコード
になつている。
【０００８】前記のゴム補強用スチールコードは、芯ス
トランド１ａを形成する芯素線１の線径ｄ1 を、外層２
ａを形成する側素線２の線径ｄ2 に対し１．０５〜１．
１５倍程度太くして、側素線２間に適度の隙間Ｓを形成
し、芯ストランド１ａと外層２ａの撚り方向を逆方向
Ｚ，Ｓにするとともに撚りピツチ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４
〜３／４にして撚り合わせ、側素線２の落ち込みを防止
して撚り精度及びコードの保形性を高め、さらに、コー
ド回転を防止して安定性を高めたものであり、ゴム浸透
性及びその信頼性が高められるとともに、曲げ剛性、剪
断衝撃特性、耐カツト性等のコード特性、耐久性が効果
的に向上されている。なお、必要に応じ外層の外側にラ
ツピングワイヤを螺旋状に巻き付けた構成にして実施さ
れる。
トランド１ａを形成する芯素線１の線径ｄ1 を、外層２
ａを形成する側素線２の線径ｄ2 に対し１．０５〜１．
１５倍程度太くして、側素線２間に適度の隙間Ｓを形成
し、芯ストランド１ａと外層２ａの撚り方向を逆方向
Ｚ，Ｓにするとともに撚りピツチ比Ｐ1 ／Ｐ2 を１／４
〜３／４にして撚り合わせ、側素線２の落ち込みを防止
して撚り精度及びコードの保形性を高め、さらに、コー
ド回転を防止して安定性を高めたものであり、ゴム浸透
性及びその信頼性が高められるとともに、曲げ剛性、剪
断衝撃特性、耐カツト性等のコード特性、耐久性が効果
的に向上されている。なお、必要に応じ外層の外側にラ
ツピングワイヤを螺旋状に巻き付けた構成にして実施さ
れる。
【０００９】本発明のゴム補強用スチールコードは、例
えば、表１に示すように線径ｄ2 ０．２０mmの側素線に
対し、線径ｄ1 ０．２１mm、０．２２mm又は０．２３mm
の芯素線を使用して、３本の前記芯素線を撚り合わせて
形成した芯ストランドと、その芯ストランドの周囲に前
記側素線を９本撚り合わせて形成した外層とからなり、
芯素線と側素線の線径比を１．０５，１．１０，１．１
５とし、芯ストランドの撚り方向Ｚに対して外層の撚り
方向を逆方向Ｓにするとともに、芯ストランドと外層の
撚りピツチ比を１／４〜３／４に撚り合わせて構成した
３×０．２１＋９×０．２０構造のスチールコード（実
施例１）、３×０．２２＋９×０．２０構造のスチール
コード（実施例２）、３×０．２３＋９×０．２０構造
のスチールコード（実施例３）等に構成して実施され
る。また、比較例１は、芯素線の線径を０．２４mmとし
て前記実施例と同様に構成した３×０．２４＋９×０．
２０構造のスチールコード、比較例２は、線径０．２２
mmの芯素線と線径０．２０mmの側素線により図２（Ｃ）
のように構成した３×０．２２＋９×０．２０構造のス
チールコード、比較例３は、線径０．２２mmの芯素線と
線径０．２２mmの側素線により図２（Ａ）のように構成
した３×０．２２＋９×０．２２構造のスチールコード
であつて、実施例１〜３及び比較例１〜３の各スチール
コードを試料として空気透過率、腐食疲労性を測定して
表示のような総合評価が得られた。
えば、表１に示すように線径ｄ2 ０．２０mmの側素線に
対し、線径ｄ1 ０．２１mm、０．２２mm又は０．２３mm
の芯素線を使用して、３本の前記芯素線を撚り合わせて
形成した芯ストランドと、その芯ストランドの周囲に前
記側素線を９本撚り合わせて形成した外層とからなり、
芯素線と側素線の線径比を１．０５，１．１０，１．１
５とし、芯ストランドの撚り方向Ｚに対して外層の撚り
方向を逆方向Ｓにするとともに、芯ストランドと外層の
撚りピツチ比を１／４〜３／４に撚り合わせて構成した
３×０．２１＋９×０．２０構造のスチールコード（実
施例１）、３×０．２２＋９×０．２０構造のスチール
コード（実施例２）、３×０．２３＋９×０．２０構造
のスチールコード（実施例３）等に構成して実施され
る。また、比較例１は、芯素線の線径を０．２４mmとし
て前記実施例と同様に構成した３×０．２４＋９×０．
２０構造のスチールコード、比較例２は、線径０．２２
mmの芯素線と線径０．２０mmの側素線により図２（Ｃ）
のように構成した３×０．２２＋９×０．２０構造のス
チールコード、比較例３は、線径０．２２mmの芯素線と
線径０．２２mmの側素線により図２（Ａ）のように構成
した３×０．２２＋９×０．２２構造のスチールコード
であつて、実施例１〜３及び比較例１〜３の各スチール
コードを試料として空気透過率、腐食疲労性を測定して
表示のような総合評価が得られた。
【００１０】
【表１】
【００１１】空気透過率は、前記の各スチールコードを
ゴム中に埋め込み（埋め込み長さ２５．４ｍｍ）、それ
を水中に配置して一端よりエア（空気圧０．５kgf ／cm
2 ）を１分間流して、そのコード中を通過するエア量を
測定した結果の指数値であり、また、腐食疲労性は、デ
マッチャ疲労試験機に帯状のゴムを被覆した前記の各ス
チールコードをセツトして、そのコード端を５％食塩水
に浸漬させながら疲労試験し、一定時間経過後の残留強
度を比較して指数値としたものである。
ゴム中に埋め込み（埋め込み長さ２５．４ｍｍ）、それ
を水中に配置して一端よりエア（空気圧０．５kgf ／cm
2 ）を１分間流して、そのコード中を通過するエア量を
測定した結果の指数値であり、また、腐食疲労性は、デ
マッチャ疲労試験機に帯状のゴムを被覆した前記の各ス
チールコードをセツトして、そのコード端を５％食塩水
に浸漬させながら疲労試験し、一定時間経過後の残留強
度を比較して指数値としたものである。
【００１２】表１に示す評価から明らかなように、実施
例１〜３は、芯素線の線径を側素線に対し１．０５〜
１．１５倍に太くして構成したものであり、その空気透
過率は殆んど０となる。即ち素線間に適度の隙間が形成
されて優れたゴム浸透性を有し腐食疲労性が著しく改善
されている。比較例１から明らかなように線径比が１．
１５を越えると、空気透過率つまりゴム浸透性の低下は
ないが、素線間の隙間が過剰となつて撚り不良になり切
断荷重や剛性・剪断衝撃特性が低下する。また、比較例
２から明らかなように、芯ストランドと外層の撚り方向
を同方向にすると、空気透過率、腐食疲労性が低下し易
く、実施例１〜３において十分な総合評価が得られる。
例１〜３は、芯素線の線径を側素線に対し１．０５〜
１．１５倍に太くして構成したものであり、その空気透
過率は殆んど０となる。即ち素線間に適度の隙間が形成
されて優れたゴム浸透性を有し腐食疲労性が著しく改善
されている。比較例１から明らかなように線径比が１．
１５を越えると、空気透過率つまりゴム浸透性の低下は
ないが、素線間の隙間が過剰となつて撚り不良になり切
断荷重や剛性・剪断衝撃特性が低下する。また、比較例
２から明らかなように、芯ストランドと外層の撚り方向
を同方向にすると、空気透過率、腐食疲労性が低下し易
く、実施例１〜３において十分な総合評価が得られる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、前述のような構成からなり、
オープンタイプに構成された３＋９構造のスチールコー
ドにおいて、芯素線と側素線の線径比を１．０５〜１．
１５として、側素線間に適度の隙間を形成し、芯ストラ
ンドと外層の撚り方向を逆方向にするとともに撚りピツ
チ比を１／４〜３／４にして撚り合わせ、側素線の落ち
込み等の撚り不良を防止してコードの撚り精度及び保形
性を高めかつコードの回転を防止し、ゴム浸透性及びそ
の信頼性を高め耐久性（耐腐食疲労性）を向上し、ま
た、タイヤユニフーム性（均一性、タイヤバランス）を
向上している。
オープンタイプに構成された３＋９構造のスチールコー
ドにおいて、芯素線と側素線の線径比を１．０５〜１．
１５として、側素線間に適度の隙間を形成し、芯ストラ
ンドと外層の撚り方向を逆方向にするとともに撚りピツ
チ比を１／４〜３／４にして撚り合わせ、側素線の落ち
込み等の撚り不良を防止してコードの撚り精度及び保形
性を高めかつコードの回転を防止し、ゴム浸透性及びそ
の信頼性を高め耐久性（耐腐食疲労性）を向上し、ま
た、タイヤユニフーム性（均一性、タイヤバランス）を
向上している。
【図１】本発明の一実施例を示す横断面図（Ａ）と外層
を一部除去した斜視図（Ｂ）
を一部除去した斜視図（Ｂ）
【図２】従来例を示す各横断面図（Ａ）（Ｂ）と外層を
一部除去した斜視図（Ｃ）である。
一部除去した斜視図（Ｃ）である。
１ 芯素線 １ａ 芯ストランド ２ 側素線 ２ａ 外層 ｄ1 ／ｄ2 線径比 Ｐ1 ／Ｐ2 撚りピツチ比 Ｐ2 撚りピツチ（外層） Ｚ，Ｓ 撚り方向
Claims (1)
- 【請求項１】 ３本の芯素線を撚り合わせて形成した芯
ストランドと、芯ストランドの周囲に９本の側素線を撚
り合わせて形成した外層からなるスチールコードにおい
て、芯素線と側素線の線径比を１．０５〜１．１５と
し、芯ストランドと外層の撚り方向を逆方向にするとと
もに撚りピツチ比を１／４〜３／４にして撚り合わせて
構成したことを特徴とするゴム補強用スチールコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135681A JPH05311586A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ゴム補強用スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135681A JPH05311586A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ゴム補強用スチールコード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05311586A true JPH05311586A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15157440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4135681A Pending JPH05311586A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ゴム補強用スチールコード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05311586A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003017875A3 (en) * | 2001-08-28 | 2003-11-06 | Kumho Tire Co Inc | Steel cord structure in heavy duty tires |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4135681A patent/JPH05311586A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003017875A3 (en) * | 2001-08-28 | 2003-11-06 | Kumho Tire Co Inc | Steel cord structure in heavy duty tires |
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