JPH05310400A - マニピュレータ装置 - Google Patents
マニピュレータ装置Info
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- JPH05310400A JPH05310400A JP4144872A JP14487292A JPH05310400A JP H05310400 A JPH05310400 A JP H05310400A JP 4144872 A JP4144872 A JP 4144872A JP 14487292 A JP14487292 A JP 14487292A JP H05310400 A JPH05310400 A JP H05310400A
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 241000282412 Homo Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マニピュレータ装置に係わり、特には、バラ
ンス型のマニピュレータ装置を搭載した車両の水平装置
に関する。 【構成】 先端操作型のマニピュレータ装置において、
マニピュレータを搭載した走行可能な台車と、台車に搭
載された台座と、台座の水平を検出するX軸方向および
Y軸方向の傾斜を検出する角度センサーと、角度センサ
ーで検出した信号により台座を平行にする演算を行う制
御装置と、角度センサーで検出した信号により台座の平
行を出すアクチュエータと、からなる。 【効果】 荷物の昇降作業あるいは移動作業を行いたい
所にマニュピレータ装置を移動することができ、先端操
作型のマニピュレータを操作することにより、容易に、
安全に作業ができる。
ンス型のマニピュレータ装置を搭載した車両の水平装置
に関する。 【構成】 先端操作型のマニピュレータ装置において、
マニピュレータを搭載した走行可能な台車と、台車に搭
載された台座と、台座の水平を検出するX軸方向および
Y軸方向の傾斜を検出する角度センサーと、角度センサ
ーで検出した信号により台座を平行にする演算を行う制
御装置と、角度センサーで検出した信号により台座の平
行を出すアクチュエータと、からなる。 【効果】 荷物の昇降作業あるいは移動作業を行いたい
所にマニュピレータ装置を移動することができ、先端操
作型のマニピュレータを操作することにより、容易に、
安全に作業ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニピュレータ装置に
係わり、特には、バランス型のマニピュレータを水平バ
ランス保持させることができるようにしたマニピュレー
タ装置の改良に関する。
係わり、特には、バランス型のマニピュレータを水平バ
ランス保持させることができるようにしたマニピュレー
タ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、重量物をハンドリン
グするマニピュレータアームには様々なリンク形式があ
るが、図5に示す代表的なものがある。平行リンクで形
成されていて、ジョイント部A、B、Cは一直線を成す
リンク比になっている。姿勢一定用リンクDa、Dbと
連結リンクDcとにより腕先端の操作箱Eは常に地面に
対して一定の姿勢を保持している。上下用シリンダFを
作動させるとB点が上下することにより、C点もリンク
比によって上下し荷物101は昇降する。また、B点が
スライド上を水平方向に自由に移動するため、人間の力
でC点を水平方向に動かすことができる。さらに、操作
箱Eを水平方向に手で押すと旋回ベアリングG上を本体
が旋回する。腕先端の操作箱Eの動きが上下方向、水平
方向、旋回方向が独立して制御できる。このことによ
り、人間が操作する腕部として人間の感覚に合った簡便
なリンク形式である。
グするマニピュレータアームには様々なリンク形式があ
るが、図5に示す代表的なものがある。平行リンクで形
成されていて、ジョイント部A、B、Cは一直線を成す
リンク比になっている。姿勢一定用リンクDa、Dbと
連結リンクDcとにより腕先端の操作箱Eは常に地面に
対して一定の姿勢を保持している。上下用シリンダFを
作動させるとB点が上下することにより、C点もリンク
比によって上下し荷物101は昇降する。また、B点が
スライド上を水平方向に自由に移動するため、人間の力
でC点を水平方向に動かすことができる。さらに、操作
箱Eを水平方向に手で押すと旋回ベアリングG上を本体
が旋回する。腕先端の操作箱Eの動きが上下方向、水平
方向、旋回方向が独立して制御できる。このことによ
り、人間が操作する腕部として人間の感覚に合った簡便
なリンク形式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマニピュレータ装置を車載すると、手で動かせる自
由度(水平方向、旋回方向)が存在するだけに本体が傾
けば、即ち、車体の台座が傾けば腕部が下方向に流れる
と言う問題がある。このために本体を絶対垂直に維持で
きない車両には、車両が傾いたときにマニピュレータ本
体も傾き、腕部が下方に流れるため搭載ができないとい
う問題もある。
来のマニピュレータ装置を車載すると、手で動かせる自
由度(水平方向、旋回方向)が存在するだけに本体が傾
けば、即ち、車体の台座が傾けば腕部が下方向に流れる
と言う問題がある。このために本体を絶対垂直に維持で
きない車両には、車両が傾いたときにマニピュレータ本
体も傾き、腕部が下方に流れるため搭載ができないとい
う問題もある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目し、マニ
ピュレータ本体が設置される箇所が傾斜しているような
場合でも、マニピュレータの水平保持を簡単に行わせ、
もって作業に支障を生じるような腕部の流れが生じない
ようにしたマニピュレータ装置を提供することを目的と
するものである。
ピュレータ本体が設置される箇所が傾斜しているような
場合でも、マニピュレータの水平保持を簡単に行わせ、
もって作業に支障を生じるような腕部の流れが生じない
ようにしたマニピュレータ装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、先端操作型のマニピュレータ装置にお
いて、マニピュレータを搭載した走行可能な台車と、台
車に搭載された台座部と、台座の水平を検出するX軸方
向およびY軸方向の傾斜を検出する角度センサー部と、
角度センサーで検出した信号により台座を平行にする演
算を行う制御装置と、角度センサーで検出した信号によ
り台座の平行を出すアクチュエータ部と、からなる。
に、本発明では、先端操作型のマニピュレータ装置にお
いて、マニピュレータを搭載した走行可能な台車と、台
車に搭載された台座部と、台座の水平を検出するX軸方
向およびY軸方向の傾斜を検出する角度センサー部と、
角度センサーで検出した信号により台座を平行にする演
算を行う制御装置と、角度センサーで検出した信号によ
り台座の平行を出すアクチュエータ部と、からなる。
【0006】
【作用】上記構成によれば、マニピュレータを搭載した
走行台車を人手、あるいは、動力により荷物の昇降作業
あるいは移動作業を行いたい所にマニュピレータ装置を
移動し、マニピュレータ本体に傾きがないことを確認し
て昇降作業あるいは移動作業等の作業を行う。先端操作
型のマニピュレータが昇降作業あるいは移動作業を移動
することにより容易に、安全に作業ができる。
走行台車を人手、あるいは、動力により荷物の昇降作業
あるいは移動作業を行いたい所にマニュピレータ装置を
移動し、マニピュレータ本体に傾きがないことを確認し
て昇降作業あるいは移動作業等の作業を行う。先端操作
型のマニピュレータが昇降作業あるいは移動作業を移動
することにより容易に、安全に作業ができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係わるマニピュレータ装置
の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。図1
はマニピュレータ装置1において、先端操作型のマニピ
ュレータ10を搭載して走行を行う台車30(走行台車
30という。)と、走行台車30に搭載された台座部3
5と、台座の水平を検出するX軸方向およびY軸方向の
傾斜を検出する角度センサー部50と、角度センサーで
検出した信号により台座を平行にする演算を行う制御装
置60(図2に示す。)と、角度センサー部で検出した
信号により台座の平行を出すアクチュエータ部70と、
からなる。
の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。図1
はマニピュレータ装置1において、先端操作型のマニピ
ュレータ10を搭載して走行を行う台車30(走行台車
30という。)と、走行台車30に搭載された台座部3
5と、台座の水平を検出するX軸方向およびY軸方向の
傾斜を検出する角度センサー部50と、角度センサーで
検出した信号により台座を平行にする演算を行う制御装
置60(図2に示す。)と、角度センサー部で検出した
信号により台座の平行を出すアクチュエータ部70と、
からなる。
【0008】先端操作型のマニピュレータ10は、主に
3つの平行リンク11、12、13と、先端操作部20
と、アーム支持部25と、からなる。平行リンクの内の
姿勢一定用のリンク11は、固定台14にピン14a、
14bで取り付けられるロッド11a、11bと、連結
リンク15とからなる。また、同様に姿勢一定用のリン
ク12は、連結リンク15に取り付けられる12a、1
2bと、先端操作部20の操作箱21と、からなる。ま
た、リンク11とリンク12は連結リンク15に連結さ
れ、荷物は常に地面に対して姿勢を一定に保つ。
3つの平行リンク11、12、13と、先端操作部20
と、アーム支持部25と、からなる。平行リンクの内の
姿勢一定用のリンク11は、固定台14にピン14a、
14bで取り付けられるロッド11a、11bと、連結
リンク15とからなる。また、同様に姿勢一定用のリン
ク12は、連結リンク15に取り付けられる12a、1
2bと、先端操作部20の操作箱21と、からなる。ま
た、リンク11とリンク12は連結リンク15に連結さ
れ、荷物は常に地面に対して姿勢を一定に保つ。
【0009】残りのリンク13は、リンク11のロッド
11aに接合されるロッド13aと、リンク12のロッ
ド12aに接合されるピン13bと、アーム支持部25
に支持される固定台14に固設されている上下用シリン
ダ26連結されるピン13cと、からなる。平行リンク
11、12、13のリンクおよび先端操作部20の重量
はアーム重量補償用バネ23にて釣り合いが取られてい
る。アーム支持部25は台座部35に固設されているア
ーム支持棒25aと、アーム支持棒25aより一段小径
の固定台14に固設されている支持棒25bとからな
る。
11aに接合されるロッド13aと、リンク12のロッ
ド12aに接合されるピン13bと、アーム支持部25
に支持される固定台14に固設されている上下用シリン
ダ26連結されるピン13cと、からなる。平行リンク
11、12、13のリンクおよび先端操作部20の重量
はアーム重量補償用バネ23にて釣り合いが取られてい
る。アーム支持部25は台座部35に固設されているア
ーム支持棒25aと、アーム支持棒25aより一段小径
の固定台14に固設されている支持棒25bとからな
る。
【0010】アーム支持部25はピン13cを図示のZ
方向に慴動自在に収納するリング26aを配設する上下
用シリンダ26と、図2に示す上下用シリンダ26への
圧油を切り替えるアームと水平出しとに用いる電磁切換
弁27と、圧油を供給するポンプ28と、アームの昇降
用のON−OFFの電磁切換弁29と、からなる。先端
操作型のマニピュレータ10を搭載する走行台車30
は、車輪等からなる車体部31と、水平出し台座部35
とからなる。車体部31は図示しない電動機あるいはエ
ンジン等からなる通常の駆動装置により駆動される図示
しない走行装置からなる。
方向に慴動自在に収納するリング26aを配設する上下
用シリンダ26と、図2に示す上下用シリンダ26への
圧油を切り替えるアームと水平出しとに用いる電磁切換
弁27と、圧油を供給するポンプ28と、アームの昇降
用のON−OFFの電磁切換弁29と、からなる。先端
操作型のマニピュレータ10を搭載する走行台車30
は、車輪等からなる車体部31と、水平出し台座部35
とからなる。車体部31は図示しない電動機あるいはエ
ンジン等からなる通常の駆動装置により駆動される図示
しない走行装置からなる。
【0011】水平出し台座部35は、ピン31aで車体
部31に図示のX軸方向に回動自在に装着されたブラケ
ット36と、一端を車体部31に他端をブラケット36
に連結されたX軸水平出しシリンダ37と、ピン36a
でブラケット36に対してY軸方向に回動自在に装着さ
れたブラケット38と、一端をブラケット36に他端を
ブラケット38に連結されたY軸水平出しシリンダ39
と、水平出しシリンダへの圧油の切り替えを行うX軸用
で、図2に示すアーム操作(昇降用)と水平出し操作
(台座の水平用)とに用いる電磁切換弁27と、水平出
し(台座の水平用)シリンダへの圧油の切り替えを行う
Y軸用の電磁切換弁41と、水平出しシリンダと電磁切
換弁27、41との間に配設されたON−OFFの電磁
弁42と、からなる。アクチュエータ部70はX軸水平
出しシリンダ37とY軸水平出しシリンダ39とからな
る。マニピュレータ10はブラケット35に立設して固
設されている。台座部35の水平を検出するX軸方向お
よびY軸方向の傾斜を検出する角度センサー部50は、
ブラケット38に取り付けられ、X軸上にX軸方向の角
度センサー51が、Y軸上にY軸方向の角度センサー5
2が配設されている。
部31に図示のX軸方向に回動自在に装着されたブラケ
ット36と、一端を車体部31に他端をブラケット36
に連結されたX軸水平出しシリンダ37と、ピン36a
でブラケット36に対してY軸方向に回動自在に装着さ
れたブラケット38と、一端をブラケット36に他端を
ブラケット38に連結されたY軸水平出しシリンダ39
と、水平出しシリンダへの圧油の切り替えを行うX軸用
で、図2に示すアーム操作(昇降用)と水平出し操作
(台座の水平用)とに用いる電磁切換弁27と、水平出
し(台座の水平用)シリンダへの圧油の切り替えを行う
Y軸用の電磁切換弁41と、水平出しシリンダと電磁切
換弁27、41との間に配設されたON−OFFの電磁
弁42と、からなる。アクチュエータ部70はX軸水平
出しシリンダ37とY軸水平出しシリンダ39とからな
る。マニピュレータ10はブラケット35に立設して固
設されている。台座部35の水平を検出するX軸方向お
よびY軸方向の傾斜を検出する角度センサー部50は、
ブラケット38に取り付けられ、X軸上にX軸方向の角
度センサー51が、Y軸上にY軸方向の角度センサー5
2が配設されている。
【0012】図2に示すように、制御装置60には、水
平出しとアーム操作の切換の操作レバー71からの水平
だしの信号72およびアーム操作の信号73と、あるい
は、荷物の昇降の操作レバー74からの上昇の信号75
および下降の信号76との入力信号と、角度センサーで
検出した信号51、52と、目標設定の入力信号80が
入力されている。制御装置60からは、入力信号にした
がって、電磁切換弁27に信号27a、27bを、電磁
切換弁41に信号41a、41bを、、あるいは、ON
−OFFの電磁切換弁29に指令信号29aを、電磁弁
42に信号42aを、出力している。制御装置60は操
作箱21に収納され、また、操作箱21には操作レバー
71、74が配設されている。
平出しとアーム操作の切換の操作レバー71からの水平
だしの信号72およびアーム操作の信号73と、あるい
は、荷物の昇降の操作レバー74からの上昇の信号75
および下降の信号76との入力信号と、角度センサーで
検出した信号51、52と、目標設定の入力信号80が
入力されている。制御装置60からは、入力信号にした
がって、電磁切換弁27に信号27a、27bを、電磁
切換弁41に信号41a、41bを、、あるいは、ON
−OFFの電磁切換弁29に指令信号29aを、電磁弁
42に信号42aを、出力している。制御装置60は操
作箱21に収納され、また、操作箱21には操作レバー
71、74が配設されている。
【0013】上記実施例において、次に作動について説
明する。荷物等の昇降、移動等を行いたい所にマニュピ
レータ装置1を移動する。このときに、切換用の操作レ
バー71を水平出し(矢印P方向、a接点)に操作し、
制御装置60の切換指令により電磁切換弁42を連通し
た位置に(イ)、およびアーム操作用の電磁切換弁29
を遮断の位置(イ)、にしておくとともに、電気サーボ
弁27、41にもスイッチが入り作動可能の状態にして
いる。これにより、台車30が移動中に、例えば、傾斜
地を通過しても台座35の水平を検出するX軸方向およ
びY軸方向の角度センサー51、52が作動し、制御装
置60により補正角度を求めて電気サーボ弁27、41
に切換指令を出し、所定方向に切り替えX軸、あるいは
Y軸のシリンダ37、39に圧油を供給して台座部35
を平行にしてマニピュレータ10を垂直に立設するよ
う、制御装置60の指令により自動的に電気サーボ弁2
7、41が作動する。
明する。荷物等の昇降、移動等を行いたい所にマニュピ
レータ装置1を移動する。このときに、切換用の操作レ
バー71を水平出し(矢印P方向、a接点)に操作し、
制御装置60の切換指令により電磁切換弁42を連通し
た位置に(イ)、およびアーム操作用の電磁切換弁29
を遮断の位置(イ)、にしておくとともに、電気サーボ
弁27、41にもスイッチが入り作動可能の状態にして
いる。これにより、台車30が移動中に、例えば、傾斜
地を通過しても台座35の水平を検出するX軸方向およ
びY軸方向の角度センサー51、52が作動し、制御装
置60により補正角度を求めて電気サーボ弁27、41
に切換指令を出し、所定方向に切り替えX軸、あるいは
Y軸のシリンダ37、39に圧油を供給して台座部35
を平行にしてマニピュレータ10を垂直に立設するよ
う、制御装置60の指令により自動的に電気サーボ弁2
7、41が作動する。
【0014】荷物等の昇降、移動等を行いたい所にマニ
ュピレータ装置1が移動したら、操作レバー71をその
位置(矢印P方向、a接点)のままにしておき(若干の
時間を置く。)、マニピュレータ10が垂直に立設して
いるか、否かを確認して水平出しの操作レバー71をア
ーム操作(矢印Q方向、b接点)に切り替えて、制御装
置60の切換指令により電磁切換弁42を遮断の位置
(ロ)に戻す。また、制御装置60の切換指令により電
磁切換弁29も連通の位置(ロ)に戻り、水平出し用シ
リンダ37、39の回路は遮断され、そのシリンダ3
7、39のストローク位置に固定され、かつ、マニピュ
レータ10は垂直に立設するので安全が保たれる。さら
に、アーム操作用の電磁切換弁27も中立位置(ロ)に
戻っており、アーム操作用操作レバー74の上(c接
点)、あるいは、下(d接点)の切換により、制御装置
60の切換指令が出され、電気サーボ弁27が指示方向
に作動して荷物等の昇降ができる。
ュピレータ装置1が移動したら、操作レバー71をその
位置(矢印P方向、a接点)のままにしておき(若干の
時間を置く。)、マニピュレータ10が垂直に立設して
いるか、否かを確認して水平出しの操作レバー71をア
ーム操作(矢印Q方向、b接点)に切り替えて、制御装
置60の切換指令により電磁切換弁42を遮断の位置
(ロ)に戻す。また、制御装置60の切換指令により電
磁切換弁29も連通の位置(ロ)に戻り、水平出し用シ
リンダ37、39の回路は遮断され、そのシリンダ3
7、39のストローク位置に固定され、かつ、マニピュ
レータ10は垂直に立設するので安全が保たれる。さら
に、アーム操作用の電磁切換弁27も中立位置(ロ)に
戻っており、アーム操作用操作レバー74の上(c接
点)、あるいは、下(d接点)の切換により、制御装置
60の切換指令が出され、電気サーボ弁27が指示方向
に作動して荷物等の昇降ができる。
【0015】上記実施例において、マニュピレータ装置
1を移動するときに、昇降用のアームシリンダ26の電
磁切換弁29を位置(イ)に切り替えて昇降作業を停止
させていたが、位置(ロ)に保ちアームシリンダ26を
必要により作動させるようにしても良い。また、上記実
施例では、マニュピレータ装置1を移動するときに、水
平出しを行ったが、所定の位置に移動後に水平出しの操
作レバー71を操作し電磁切換弁42を位置に(イ)に
切り替えて所定の位置で水平出しを行っても良い。
1を移動するときに、昇降用のアームシリンダ26の電
磁切換弁29を位置(イ)に切り替えて昇降作業を停止
させていたが、位置(ロ)に保ちアームシリンダ26を
必要により作動させるようにしても良い。また、上記実
施例では、マニュピレータ装置1を移動するときに、水
平出しを行ったが、所定の位置に移動後に水平出しの操
作レバー71を操作し電磁切換弁42を位置に(イ)に
切り替えて所定の位置で水平出しを行っても良い。
【0016】図3は本発明の第2実施例を示す。なお、
第1実施例と同一部品には同一符号を付し説明は省略す
る。第1実施例の荷物昇降用の上下用シリンダ26の外
に、荷物を前、うしろに移動する推力を補助する水平方
向に作動する水平用シリンダ90が付加されている。こ
のために、図4に示すように、電気サーボ弁41と電磁
切換弁42との間の配管より配管81、82を分岐して
電磁切換弁29に接続している。電磁切換弁29は従来
は2位置4ポートであったが、これを4位置4ポートに
している。また、このための水平用シリンダ80の電磁
切換弁29を切り替える操作レバー85を操作箱21に
付設している。
第1実施例と同一部品には同一符号を付し説明は省略す
る。第1実施例の荷物昇降用の上下用シリンダ26の外
に、荷物を前、うしろに移動する推力を補助する水平方
向に作動する水平用シリンダ90が付加されている。こ
のために、図4に示すように、電気サーボ弁41と電磁
切換弁42との間の配管より配管81、82を分岐して
電磁切換弁29に接続している。電磁切換弁29は従来
は2位置4ポートであったが、これを4位置4ポートに
している。また、このための水平用シリンダ80の電磁
切換弁29を切り替える操作レバー85を操作箱21に
付設している。
【0017】上記実施例において、次に作動について説
明する。第1実施例と同様に、荷物等の昇降、移動等を
行いたい所にマニュピレータ装置1が移動し、マニピュ
レータ10が垂直に立設しているか、否かを確認して水
平出しの操作レバー71を切り替える。また、アーム操
作用の電磁切換弁29も位置(ロ)に戻る。荷物を昇降
させたいときには、アーム操作用操作レバー74の上、
下の切換により制御装置60の指令により電気サーボ弁
27が指示方向の位置(イ)、(ロ)に移動し、荷物等
の昇降ができる。
明する。第1実施例と同様に、荷物等の昇降、移動等を
行いたい所にマニュピレータ装置1が移動し、マニピュ
レータ10が垂直に立設しているか、否かを確認して水
平出しの操作レバー71を切り替える。また、アーム操
作用の電磁切換弁29も位置(ロ)に戻る。荷物を昇降
させたいときには、アーム操作用操作レバー74の上、
下の切換により制御装置60の指令により電気サーボ弁
27が指示方向の位置(イ)、(ロ)に移動し、荷物等
の昇降ができる。
【0018】図3に示すように、荷物101を図示のW
方向に移動させたいときには、アーム操作用操作レバー
85の前(接点e)、うしろ(接点f)の切換により、
電気サーボ弁41が前のときには位置(ハ)に切り替わ
り、配管82を介して水平用シリンダ80に作動し荷物
101を前方向に移動する。また、電気サーボ弁41が
うしろのときには位置(イ)に切り替わり、配管81を
介して水平用シリンダ80に作動し荷物101をうしろ
方向に移動する。水平装置のパワーアシストにより荷物
の移動が容易に行われる。
方向に移動させたいときには、アーム操作用操作レバー
85の前(接点e)、うしろ(接点f)の切換により、
電気サーボ弁41が前のときには位置(ハ)に切り替わ
り、配管82を介して水平用シリンダ80に作動し荷物
101を前方向に移動する。また、電気サーボ弁41が
うしろのときには位置(イ)に切り替わり、配管81を
介して水平用シリンダ80に作動し荷物101をうしろ
方向に移動する。水平装置のパワーアシストにより荷物
の移動が容易に行われる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
荷物の昇降作業あるいは移動作業を行いたい所にマニュ
ピレータ装置を移動することができ、先端操作型のマニ
ピュレータを操作することにより、容易に、安全に作業
ができる。
荷物の昇降作業あるいは移動作業を行いたい所にマニュ
ピレータ装置を移動することができ、先端操作型のマニ
ピュレータを操作することにより、容易に、安全に作業
ができる。
【図1】本発明のマニピュレータ装置の全体斜視図、
【図2】本発明の第1実施例の構成図、
【図3】本発明の第2実施例の一部を示す概略構成図、
【図4】本発明の第2実施例の構成図、
【図5】従来の実施例の構成図、
1 マニピュレータ装置、 10 マニピュレータ、 27、41 電気サーボ弁、 29、42 電磁切換弁、 30 台車、 35 台座部、 50 角度センサー部、 60 制御装置、 70 アクチュエータ部、
Claims (1)
- 【請求項1】 先端操作型のマニピュレータ装置におい
て、マニピュレータを搭載した走行可能な台車と、台車
に搭載された台座と、台座の水平を検出するX軸方向お
よびY軸方向の傾斜を検出する角度センサーと、角度セ
ンサーで検出した信号により台座を平行にする演算を行
う制御装置と、角度センサーで検出した信号により台座
の平行を出すアクチュエータと、からなることを特徴と
するマニピュレータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144872A JPH05310400A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | マニピュレータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144872A JPH05310400A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | マニピュレータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310400A true JPH05310400A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15372352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4144872A Pending JPH05310400A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | マニピュレータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05310400A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247541A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Motoda Giken Kk | 負荷部を擬似無慣性制御により水平面内で移動可能にしたバランサー形の荷重取扱装置 |
JP2007091387A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Bridgestone Corp | 物品搬送方法および装置 |
JP2007245263A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Motoda Giken Kk | 無慣性タイプの荷重取扱装置 |
JP2015124022A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 川崎重工業株式会社 | クレーン装置 |
US10513039B2 (en) | 2016-12-16 | 2019-12-24 | Fanuc Corporation | Teach pendant and robot system provided with the same |
JP2020111418A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | 大成建設株式会社 | 移動式揚重装置 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP4144872A patent/JPH05310400A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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