JPH0530951U - プログラム暴走検出回路 - Google Patents

プログラム暴走検出回路

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JPH0530951U
JPH0530951U JP7856591U JP7856591U JPH0530951U JP H0530951 U JPH0530951 U JP H0530951U JP 7856591 U JP7856591 U JP 7856591U JP 7856591 U JP7856591 U JP 7856591U JP H0530951 U JPH0530951 U JP H0530951U
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JP
Japan
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watchdog timer
program
circuit
access
signal
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Withdrawn
Application number
JP7856591U
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English (en)
Inventor
隆司 深田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、ウォッチドッグタイマでプログ
ラム暴走を検出し再起動を実行するコンピュータシステ
ムにおいて、簡単な回路を付加することにより、プログ
ラムが暴走した後のウォッチドッグタイマへの誤アクセ
スによるプログラム暴走検出率低下を回避するプログラ
ム暴走検出回路を提供することを目的とする。 【構成】 ウォッチドッグタイマ1にてプログラム暴走
を検出し、再起動を実行するコンピュータシステムにお
いて、ウォッチドッグタイマ1へのアクセスを制御する
回路2を付加し、その制御回路2にCPUが2回アクセ
スするとウオッチドッグタイマ1が間接的にアクセスさ
れる構成(アンド回路3)を採用したもので、このこと
により、プログラム暴走の検出率向上を実現する。これ
に伴うシステムの再起動がより高い確率で実現でき、高
信頼性のコンピュータシステムを構築できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、マイクロプロセッサシステムに用いて好適なプログラム暴走検出 回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体技術の進歩により、マイクロプロセッサ、メモリLSI、周辺制御用L SIが非常に安価に供給されるようになり、これらコンポーネントを適宜組み合 わせることにより比較的高性能なコンピュータシステムを構築できるようになっ た。特にマイクロプロセッサ(CPU)の発展は目覚ましく、最近では32ビッ ト処理は勿論のこと、64ビット処理まで扱えるものも出現してきている。
【0003】 ところで、上述したCPUを用いたコンピュータシステムにおいて、何らかの 原因によりプログラムが暴走した場合でも、自動的にシステムが再起動できるよ うに、ウォッチドッグタイマが一般的に使用されている。通常プログラム動作等 は、ある時間間隔をおいて定期的にCPUがウォッチドッグタイマをアクセスし 、もし、ある時間が経過してもウォッチドッグタイマにCPUのアクセスが無か った場合は、何等かの異常が発生したと判断し、強制的にシステムリセット信号 を生成出力する等の処理を実行し、システムの再起動を行なう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来例に従えば、プログラムが暴走した場合に、メモリ上のあるコー ド列がウオッチドッグタイマアクセス命令と誤ってデコードされてしまい、これ がある間隔で定期的に発生すると、再起動がかからなくなる。
【0005】 この考案は上記事情に基づいてなされたものであり、ウォッチドッグタイマで プログラム暴走を検出し再起動を実行するコンピュータシステムにおいて、簡単 な回路を付加することにより、プログラムが暴走した後のウォッチドッグタイマ への誤アクセスによるプログラム暴走検出率低下を回避するプログラム暴走検出 回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のプログラム暴走検出回路は、CPUから定時間アクセスがなかったこ とによりシステムリセット信号を生成し、プログラムの暴走を検出するウォッチ ドッグタイマと、ウォッチドッグタイマに対するアクセス信号をゲート回路出力 により制御するウォッチドッグタイスマアクセス制御回路と、前記アクセス信号 と連続して発せられるアクセス信号を前記ウォッチドッグタイマアクセス制御回 路出力によりゲートするゲート回路とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案は、ウォッチドッグタイマにてプログラム暴走を検出し、再起動を実行 するコンピュータシステムにおいて、ウォッチドッグタイマへのアクセスを制御 する回路を付加し、その制御回路にCPUが2回アクセスするとウオッチドッグ タイマが間接的にアクセスされる構成(アンド回路)を採用したもので、このこ とにより、プログラム暴走の検出率向上を実現する。これに伴うシステムの再起 動がより高い確率で実現でき、高信頼性のコンピュータシステム構築できる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を使用して本発明実施例について詳細に説明する。
【0009】 図1は本発明の実施例を示すブロック図である。図において、符号1はウォッチ ドッグタイマであり、ある時間アクセスがなかった場合にシステムリセット信号 を生成し出力する。符号2はウォッチドッグタイマアクセス制御回路であり、入 力信号(アクセス信号ならびにアンド回路3出力)の状態に従い“1”または “0”をゲート信号としてライン6を介しアンド回路3の一方の入力端子に出力 する。アンド回路3は、ウォッチドッグタイマアクセス制御回路2出力、ライン 5を介して連続供給されるアクセス信号を入力とし、ここでゲートされた信号が ウォッチドッグタイマ1に供給される。符号4は制御回路2に対するアクセス信 号であり、この信号がウォッチドッグタイマアクセス制御回路2に供給されると 、出力ライン6を“1”レベルに設定する。符号5はアクセス信号が転送される ラインであり、図示せぬCPUによってライン4に転送される信号と連続して出 力される。符号6はゲート信号が転送されるラインであり、“1”レベルの時、 ライン5を流れる信号をライン7に出力する。符号7を流れる信号はウォッチド ッグタイマ1へのアクセス信号、及び制御回路2の出力制御信号となる。符号8 は、システムリセット信号が転送されるラインである。
【0010】 図2、図3は本発明実施例の動作を説明するために引用した図であり、それぞ れ、プログラム正常動作時、プログラム暴走時の動作を示すタイミングチャート である。図中、図1と同一番号の付された信号は図1のそれと同じとする。
【0011】 以下、図1に示す本発明実施例の動作について図2、図3を参照しながら詳細 に説明する。まず、プログラム正常動作時におけるウォッチドッグタイマアクセ スの動作から説明すると、ライン4を流れる信号によって制御回路2がアクセス され、このことにより、制御回路2の出力(ライン6)が“1”となり、次にラ イン5を流れる信号がアンド回路3を経由してライン7に出力される。ライン7 を流れる信号はウォッチドッグタイマ1に入力されると共に制御回路2にも入力 され、それによってライン6を流れる信号が“0”レベルとなる。以上の動作が 図2に示すように、間隔t(<T:異常検出時間)で定期的に繰り返されること により、正常状態ではリセット信号が出力されないようにしている。
【0012】 次にプログラム暴走時の動作を説明する。図3のA点で何らかの原因によって プログラムが暴走し、それによってメモリ上のコード列がウオッチドッグアクセ ス命令とデコードされた場合を例示する。A点以降でライン5を流れる信号がT より短い間隔で連続して出力されてしまった場合においてもライン6を流れる信 号が“0”となる。従って、ライン7には信号が出力されず、T時間後にシステ ムリセット信号がライン8を介して出力され、それによってシステムの再起動が 実行される。これに対し、従来方式ではライン5を流れる信号がウォッチドッグ タイマ1に直接入力されており、従って上述したようなプログラムの暴走が発生 した場合にウォッチドッグタイマ1がプログラムの暴走を検出できず、システム の再起動が実行されない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明のように本考案によれば、プログラムの暴走検出ができ、それに伴う システムの再起動がより高い確率で実現可能となり、信頼性の高いコンピュータ システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すブロック図。
【図2】本考案実施例の動作(正常動作時)を示すタイ
ミングチャート。
【図3】本考案実施例の動作(プログラム暴走時)を示
すタイミングチャート。
【符号の説明】
1………ウォッチドッグタイマ 2………ウォッチドッグタイマアクセス制御回路 3………アンド回路 4、5…アクセス信号ライン 6………ゲート信号ライン 7………出力制御信号ライン 8………システムリセット信号ライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUから定時間アクセスがなかったこ
    とによりシステムリセット信号を生成し、プログラムの
    暴走を検出するウォッチドッグタイマと、ウォッチドッ
    グタイマに対するアクセス信号をゲート回路出力により
    制御するウォッチドッグタイスマアクセス制御回路と、
    前記アクセス信号と連続して発せられるアクセス信号を
    前記ウォッチドッグタイマアクセス制御回路出力により
    ゲートするゲート回路とを具備することを特徴とするプ
    ログラム暴走検出回路。
JP7856591U 1991-09-27 1991-09-27 プログラム暴走検出回路 Withdrawn JPH0530951U (ja)

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JP7856591U JPH0530951U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 プログラム暴走検出回路

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JP7856591U JPH0530951U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 プログラム暴走検出回路

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JPH0530951U true JPH0530951U (ja) 1993-04-23

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ID=13665423

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JP7856591U Withdrawn JPH0530951U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 プログラム暴走検出回路

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