JPH05308665A - テストパターン - Google Patents

テストパターン

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Publication number
JPH05308665A
JPH05308665A JP11042692A JP11042692A JPH05308665A JP H05308665 A JPH05308665 A JP H05308665A JP 11042692 A JP11042692 A JP 11042692A JP 11042692 A JP11042692 A JP 11042692A JP H05308665 A JPH05308665 A JP H05308665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightness
reproducibility
test pattern
scale
concentric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11042692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitoshi Sato
公俊 佐藤
Koichi Harada
浩一 原田
Yoshio Sawara
良夫 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP11042692A priority Critical patent/JPH05308665A/ja
Publication of JPH05308665A publication Critical patent/JPH05308665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射光による光学特性の再現性を広範囲に確
認できるテストパターンを提供する。 【構成】 シート10上に、同心状に明度を段階的に変
化させた円形の明度変化スケール15a,・・・,15
eを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテストパターンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、TV、カメラ、電子写真のよ
うな分野で各種のテストパターンが使用されている。テ
ストパターンには所定の間隔に細線が描かれたパターン
の再現性をみることにより解像度を調べる解像度パター
ン、肌色などの色再現性を調べる色パターン等が知られ
ている。また、明度を段階的に変化させた帯状の明度変
化パターンも良く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
明度変化パターンは明度を段階的に変化させた帯状のグ
レースケールが一部にあるものしかない。この場合、帯
状ゆえに極めて局部的な再現性の確認にとどまる。例え
ば、カメラ等による画像検出の時、一般に周囲光の影響
を受けるので、広範囲にわたる再現性の確認が必要にな
る場合があり、帯状のグレースケールではこの要請を満
たすことができなかった。
【0004】また、電子写真装置の感光体などにおいて
も、感光体上の位置において広がりを持って光感度特性
(分光感度、γ特性)が均一であるか否かを簡単に確認
できるテストチャートがなかった。
【0005】
【発明の目的】この発明は画像を形成する場合におい
て、光学特性の広範囲にわたる再現性を確認できるテス
トパターンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1のテストパターンは、明度を同心状に段
階的あるいは連続的に変化させた同心状明度変化領域を
有している。請求項2のテストパターンは、同心状明度
変化領域が複数箇所に配置されている。
【0007】なお、必要に応じて上記テストパターンに
線図が描かれた線図領域を設けることもできる。
【0008】
【作用】請求項1のテストパターンであれば、同心点を
中心にした広範囲の方向において光学特性(照度、感
度、色再現性)の再現性の確認を行なうことができる。
請求項2のテストパターンであれば、同心状明度変化領
域がテストパターンの複数箇所に配置されていることに
より、テストパターンの全範囲の光学特性の再現性を高
精度で検出することが可能になる。
【0009】また、線図領域を設けることにより、画像
歪み、ピント合わせなどの調整も同時に行なうことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明のテストパターンの一実施例
を示す平面図である。このテストパターンは、四角形の
紙などのシート10上の4隅および中央部に設けられた
正方形の明度変化スケール11a,・・・,11eと、
シート10のほぼ全面に所定間隔で升目状に設けられた
線図12と、シート10の所定位置に設けられた文字や
マークなどの線図13とを有している。
【0011】図2(A),(B)は正方形の明度変化ス
ケール11を説明するための図であり、図2(A)は正
方形の明度変化スケール11の平面図、図2(B)は、
正方形の明度変化スケール11の位置を横軸、明度を縦
軸に取ったグラフである。正方形の明度変化スケール1
1は図2(B)に示すように、同心点Pを中心にして明
度を段階的に変化させたスケールであり、この正方形の
明度変化スケール11を反射した光は、対応する位置の
明度に従って、光の性質(光の強度、波長など)が変化
するので、同心点Pから広範囲にわたって明度変化スケ
ールの再現性を調べることができ、従来の帯状の明度変
化スケールに比べて再現性を調べることのできる範囲お
よび方向が広がる利点がある。
【0012】このようなテストパターンを、例えば、テ
ストパターンの反射像を画像として表示できるような形
の電気信号に変換する撮像デバイスにより取り込み、可
視画像化する装置(CCDカメラ等の画像検出装置な
ど)に使用すれば、正方形の明度変化スケール11a,
・・・,11eの画像再現に違いがあるか否かを調べる
ことにより、明度変化スケール11a,・・・,11e
が存在する位置の相互間において、照明の強さの違いな
どを、同心点Pを中心として広範囲に検出することがで
きる。特に、テストパターンの中心部と4隅などの周辺
部においては、照明の明るさの違いなどが起こりやすい
が、この実施例においては明度変化スケール11a,・
・・,11eが中心部と周辺部に配置されているので、
その違いを簡単に確認することができる。
【0013】また、テストパターン上に升目状に設けら
れた線図12は画像歪み確認用の直交座標軸として使用
でき、所定位置に設けられた文字、記号、模様などから
なる線図13はテストパターンへのピント合わせに使用
できる。このようなテストパターンの再現性の不均一さ
は目で確認するのが簡単であるが、特定の装置を用いて
テストパターンの確認を自動化することも可能である。
【0014】図3は確認の自動化の一例を示すものであ
り、画像検出装置によって取り込まれたテストパターン
の画像を所定の閾値で2値化した画像を概略的に示す図
であり、照明にばらつきがある場合を示したものであ
る。このようにテストパターンの画像を同じ条件で2値
化処理をしても、正方形明度変化スケール11a,・・
・,11eの2値化画像14a,・・・,14eの中央
部に位置する2値化画像14aが他の2値化画像14
b,14c,14d,14eと大きさが異なることを検
出することにより、例えば、中心の照明の明るさが隅の
明るさと異なることを認識できる。
【0015】
【実施例2】図4はこの発明のテストパターンの他の構
成を示す平面図であり、図1の実施例と異なるのは、正
方形の明度変化スケール11a,・・・,11eを円形
の明度変化スケール15a,・・・,15eにした点の
みである。明度変化スケールによる広範囲にわたる再現
性を調べるのに、3角形、4角形などの多角形の同心明
度変化スケールを採用することもできるが、図4に示す
ような円形の明度変化スケールを採用すれば、円の中心
周りにおいて、同じ半径距離の位置の明度はすべて一定
なので、再現性の確認および調整が行ないやすいという
利点がある。
【0016】
【実施例3】また、図2に示すように明度が位置により
段階的に変化した明度変化スケールではなく、図5
(A),(B)に示すように明度が連続的に変化した連
続変化型スケール16も採用することができる。この明
度連続変化型スケール16の再現された画像が360度
の全方向において違いがあるか否かを目で確認すること
により、広範囲にわたる再現性を調べることができる。
また、再現された画像を所定の閾値で2値化すれば、明
度連続変化型スケール16の2値化画像が完全な円形状
になるか否かによって、例えば、テストパターンが置か
れた位置が均一に照明されているか否かを確認すること
ができる。また、2値化画像が完全な円形にならず歪ん
だ円形状になるときは、その歪み方向を調べることによ
り再現性の不均一の方向をより高精度に知ることができ
る利点もある。
【0017】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の要旨を変更しない範囲内にお
いて種々の設計変形を施すことが可能である。例えば、
前記実施例では正方形あるいは円形の明度変化スケール
をシート10の中心部に1つ、周辺部に4つ設けた場合
を示したが、明度を同心状に段階的あるいは連続的に変
化させた明度変化スケールをシート10の全面にちりば
めて配置しても良い。
【0018】また、シート10の中心部に同心点Pを持
ち、1つの明度変化スケールだけがシート10の全面に
広がっている構成も採用することができる。さらに、こ
の発明のテストパターンは、照明を十分均一に調整して
おけば、感光体、固体撮像素子などの画像生成手段自体
の光学特性(感度、γ値、色再現性など)の再現性を広
範囲にわたり確認する用途にも使用できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、同心
点を中心にした広範囲の方向において光学特性(照度、
感度、色再現性など)の再現性の確認を行なうことがで
きるという特有の効果を奏する。請求項2の発明は、同
心状明度変化領域がテストパターンの複数箇所に配置さ
れていることにより、テストパターンの全範囲の光学特
性の再現性を高精度で検出することが可能になるという
特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテストパターンの一実施例の平面図
である。
【図2】正方形の明度変化スケールの平面図と、位置を
横軸,明度を縦軸に取ったグラフとを示した図である。
【図3】この発明のテストパターンにおいて所定の閾値
で2値化された正方形明度変化スケールの取り込み画像
を概略的に示す図である。
【図4】この発明のテストパターンにおいて円形明度変
化スケールを採用した実施例の平面図である。
【図5】明度連続変化型スケールの平面図と、位置を横
軸,明度を縦軸に取ったグラフとを示した図である。
【符号の説明】
11a,・・・,11e 正方形の明度変化スケール 15a,・・・,15e 円形の明度変化スケール 16 明度連続変化型スケール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明度を同心状に段階的あるいは連続的に
    変化させた同心状明度変化領域(11a,・・・,11
    e)(15a,・・・,15e)(16)を有している
    ことを特徴とするテストパターン。
  2. 【請求項2】 同心状明度変化領域(11a,・・・,
    11e)(15a,・・・,15e)(16)が複数箇
    所に配置されている請求項1に記載のテストパターン。
JP11042692A 1992-04-28 1992-04-28 テストパターン Pending JPH05308665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11042692A JPH05308665A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 テストパターン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11042692A JPH05308665A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 テストパターン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05308665A true JPH05308665A (ja) 1993-11-19

Family

ID=14535458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11042692A Pending JPH05308665A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 テストパターン

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JP (1) JPH05308665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834887A3 (en) * 1996-10-04 2000-08-30 Taiyo Yuden Co., Ltd. Chip component
JP2021027498A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 日本放送協会 空間周波数比測定装置およびそのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0834887A3 (en) * 1996-10-04 2000-08-30 Taiyo Yuden Co., Ltd. Chip component
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