JPH05308350A - クロック異常検出回路 - Google Patents

クロック異常検出回路

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JPH05308350A
JPH05308350A JP4112975A JP11297592A JPH05308350A JP H05308350 A JPH05308350 A JP H05308350A JP 4112975 A JP4112975 A JP 4112975A JP 11297592 A JP11297592 A JP 11297592A JP H05308350 A JPH05308350 A JP H05308350A
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JP
Japan
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clock
circuit
output
signal
discharging
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4112975A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Iwaoka
秀高 岩岡
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NEC Aerospace Systems Ltd
Original Assignee
NEC Aerospace Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロックの繰り返しが一定以上に長くなった
り、クロックの繰り返しが停止した場合の異常状態と、
クロック信号が正常かどうかの検出を簡単な回路で実現
する。 【構成】クロック発振回路部1から正常異常を検出すべ
きクロックを入力して2分岐した一方のクロックを反転
回路により極性反転した第1の出力信号と2分岐した他
方のクロックを2個の反転回路により極性を2回反転し
た第2の出力信号とを出力するバッファ2と、第1およ
び第2の出力信号をそれぞれ入力しダイオードを経由し
て接続されるR1,C1からなる第1および第2の充電
回路(3,4)と、C1の充電電圧を放電させるR2を
備えた第1および第2の放電回路(3,4)と、この第
1および第2の放電回路の出力信号を入力し論理積をと
るAND回路(IC1)を有し、R1,C1で形成され
る充電の時定数(1/R1・C1)をT1としC1,R
2で形成される放電の時定数(1/C1・R2)をT2
とすると、T1<T2となるように時定数を設定してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック異常検出回路に
関し、特にクロックの周期が異常になった状態を検出す
るクロック異常検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロック異常検出回路は、装置全
体の動作をモニタし、異常動作状態を判定するか、また
は作業者がオシロスコープなどで直接クロックをモニタ
し、波形の異常を人間が判断するという方式をとってい
た。
【0003】特に、人工衛星に搭載している装置のよう
に、直接その装置をモニタすることのできない場合に
は、テレメトリで送られてくる装置の状態を地上でモニ
タし、異常の場合にはコマンドを送り、現用、予備のク
ロック発振回路部を切り替える等の方式を取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
クロック異常検出回路は、作業者がクロック信号をオッ
シロスコープ等でモニタする方式等の人手によるクロッ
クの異常検出を行っているので、特に人工衛星のような
テレメトリを通じてしか装置の動作状態をモニタできな
いシステムでは、人工衛星の軌道運動などの要因で連続
してモニタすることが不可能なことが多い。又、モニタ
ができない時間帯にクロック異常が発生すると、次にモ
ニタできる状態になるまで、異常を検出して冗長系への
クロック切り替えを行うことができないという欠点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック異常検
出回路は、クロック発振回路部から正常異常を検出すべ
きクロックを入力して2分岐した一方のクロックを反転
回路により極性反転した第1の出力信号と2分岐した他
方のクロックを2個の反転回路により極性を2回反転し
た第2の出力信号とを出力するバッファと、前記第1お
よび第2の出力信号をそれぞれ入力しダイオードを経由
して接続されるR1,C1からなる第1および第2の充
電回路と、前記C1の充電電圧を放電させるR2を備え
た第1および第2の放電回路と、この第1および第2の
放電回路の出力信号を入力し論理積をとるAND回路と
を有し、前記R1,C1で形成される充電の時定数(1
/R1・C1)をT1とし前記C1,R2で形成される
放電の時定数(1/C1・R2)をT2とすると、T1
<T2となるように時定数を設定している。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例を適用した応用例の構成図、図3及び、図4は本実
施例の動作の説明図である。図1の実施例は正常異常を
検出すべきクロックを発生するクロック発振回路部1
と、本実施例のクロック異常検出回路本体10とから構
成される。この本体10はインバータI1と2個のイン
バータI2,I3の2系統の回路を有するバッファ2
と、コンデンサC1からの逆流防止用ダイオードD1、
充電回路を形成するR1,C1、放電回路を形成するC
1,R2からなる充放電回路部3と充放電回路部3と同
一の回路構成で部品定数も同じダイオードD2,R3,
R4,C2からなる充放電回路部4と、この充放電回路
部3,4の出力信号の論理積をとるAND回路IC1か
ら構成される。
【0007】次に、図1の実施例の動作を説明する。充
放電回路部3におけるD1,R1,C1の部分は、クロ
ック発振回路部1から出力されたクロック信号を入力す
ると、R1,C1の積は充電時定数であり、クロック信
号が“1”のとき、D1,R1,C1方向に電流が流れ
C1が充電される時間を規定し、R2,C1の積は放電
時定数であり、クロック信号が“0”のとき、C1,R
2方向に電流が流れ、C1が放電される時間を規定し、
放電時定数は充放電時定数より長く、かつクロック周期
より長く設定する。ダイオードD1はクロック信号が
“0”のとき、R1を通してC1の電荷が放電されるこ
とを防ぐ逆流防止ダイオードである。
【0008】クロック発振回路部1から出力された正常
なクロック信号を充放電回路部3に入力した場合に、R
2,C1の放電量よりR1,C1の充電量が多いため、
出力波形は図3に示すように充放電による若干のうねり
波形となるが、“1”を出力し続ける。クロック発振回
路部1の信号波形が、“1”状態で故障した場合には、
バッファ2のインバータI1により充放電回路部3の入
力信号は“0”となり、C1の電荷がC1からR2方向
へ放電してしまうため、出力波形は図4(a)に示すよ
うに“0”を出力し続ける。クロック発振器回路部1の
信号波形が、“0”状態で故障した場合には、バッファ
2のインバータI1により充放電回路部3の入力信号は
“1”となり、D1,R1,C1方向へ電流が流れてC
1が充電され、出力波形は図4(b)に示すように
“1”を出力し続ける。充放電回路部4におけるD2,
R3,R4,C2の場合も充放電回路部3におけるD
1,R1,R2,C1と同様の部品構成であり機能及び
動作は同一である。ただしバッファ2の2個のインバー
タI2,I3により入力信号の極性が反転しているの
で、充放電回路部4の出力は、クロック発振回路部1の
クロック信号出力が正常時に“1”となり、クロック信
号が“1”で故障した場合に“1”、クロック信号出力
が“0”で故障した場合に“0”となる。したがってA
ND回路IC1において、クロック信号が正常時には入
力が“1”・“1”となることにより出力は“1”、ク
ロック信号が“1”または“0”状態で故障したときに
は入力が“1”・“0”となることにより出力は“0”
となり、クロックの正常/異常の検出が可能となる。
【0009】次に図2により本実施例の応用例としての
クロック異常検出回路本体10と同じ2個の回路10
A,10Bを現用予備のクロック発振回路部1A,1B
の出力部に接続し、これらの出力部を切り替え回路部5
に接続して、現用故障時にクロック信号を予備から出力
させる回路を図2により説明する。主系の発振回路部1
Aのクロック出力が正常の場合に、アンド回路IC4
は、アンド回路IC1Aの出力端子7Aの“1”とクロ
ック発振回路部1Aからのクロックが入力され、クロッ
ク信号をそのまま出力する。アンド回路IC3について
は、端子7Aの出力“1”がノット回路IC2により反
転され、入力は“0”であることにより、冗長系のIC
1Bの出力端子7Bの論理状態に関わらず、アンド回路
IC3の出力は“0”となり、さらにアンド回路IC4
は、入力に“0”があることによりクロック発振回路部
1のクロック出力はIC4の出力に現れず“0”に維持
される。切り替え回路部5のオア回路IC5の最終出力
は、主系のIC4から出力されるクロックと、冗長系か
らの“0”をそれぞれ入力すると、主系からのクロック
波形をそのまま出力する。主系の発振回路部1Aのクロ
ック出力が停止した場合に、アンド回路IC1Aについ
ては、“1”/“0”のどちらの故障であっても充放電
回路部からの片方の出力が“0”であることにより出力
は“0”となり、アンド回路IC4の出力は“0”とな
る。ここで冗長系の発振回路部1Bのクロック出力が正
常である場合に、IC1A,IC1Bの出力はいずれも
“1”になることからIC3の出力は“1”となり、I
C6で冗長系のクロック信号が選択され、IC5に出力
される。切り替え回路部5のオア回路IC5の最終出力
は、主系からの論理レベル“0”と冗長系からIC5の
クロック発振回路部1Bからのクロックをそれぞれ入力
すると、冗長系に切り替わりクロック波形がそのまま出
力される。さらに、IC3の出力を下位冗長系の切り替
え信号とすることで、同様の回路の組み合わせにより2
個以上の冗長系接続をすることも可能である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、クロック
発振回路部に接続された、充放電回路部により充放電時
間を検知してクロックの周期が一定以上に長くなったり
クロックの繰り返しが停止した場合に簡単な回路で故障
を検出できる効果がある。さらにクロック発振回路部の
冗長系へ自動的に切り替える機能を実現できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例を適用した応用例の構成図である。
【図3】本実施例の動作説明図である。
【図4】本実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B クロック発振回路部 2 バッファ 3,4 充放電回路部 5 切り替え回路部 10,10A,10B クロック異常検出回路部 C1,C2 コンデンサ R1,〜R4 抵抗 D1,D2 ダイオード IC1,IC1A,IC1B,IC3,IC4 アン
ド回路 IC2,I1〜I3 ノット回路(インバータ) IC5 オア回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック発振回路部から正常異常を検出
    すべきクロックを入力して2分岐した一方のクロックを
    反転回路により極性反転した第1の出力信号と2分岐し
    た他方のクロックを2個の反転回路により極性を2回反
    転した第2の出力信号とを出力するバッファと、前記第
    1および第2の出力信号をそれぞれ入力しダイオードを
    経由して接続されるR1,C1からなる第1および第2
    の充電回路と、前記C1の充電電圧を放電させるR2を
    備えた第1および第2の放電回路と、この第1および第
    2の放電回路の出力信号を入力し論理積をとるAND回
    路とを有し、前記R1,C1で形成される充電の時定数
    (1/R1・C1)をT1とし前記C1,R2で形成さ
    れる放電の時定数(1/C1・R2)をT2とすると、
    T1<T2となるように時定数を設定していることを特
    徴とするクロック異常検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の放電回路の出力信
    号は、入力されるクロック信号が正常な周期の場合には
    “1”レベルを出力し、入力されるクロック信号が所定
    周期より長くなるか又はクロックの繰り返しが停止した
    場合には“0”レベルを出力することを特徴とする請求
    項1記載のクロック異常検出回路。
JP4112975A 1992-05-06 1992-05-06 クロック異常検出回路 Withdrawn JPH05308350A (ja)

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JP4112975A JPH05308350A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 クロック異常検出回路

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JPH05308350A true JPH05308350A (ja) 1993-11-19

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