JPH05308197A - 電子装置の冷却装置 - Google Patents

電子装置の冷却装置

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JPH05308197A
JPH05308197A JP4111378A JP11137892A JPH05308197A JP H05308197 A JPH05308197 A JP H05308197A JP 4111378 A JP4111378 A JP 4111378A JP 11137892 A JP11137892 A JP 11137892A JP H05308197 A JPH05308197 A JP H05308197A
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JP
Japan
Prior art keywords
refrigeration cycle
cooler
operated
air
refrigeration
Prior art date
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Pending
Application number
JP4111378A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Tada
加津美 多田
Akira Kawamoto
明 河本
Hiroshi Oike
浩 大池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05308197A publication Critical patent/JPH05308197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の冷凍サイクルのうち、いずれの冷凍サ
イクルが運転されても、冷却風を電子装置全体に均一に
供給する。 【構成】 筐体12の内部に電子装置を構成する電子部
品を搭載したプリント配線基板17を収納する収納部1
6を設ける。この収納部16の下側には、第1の冷凍サ
イクルの冷却器26と第2の冷凍サイクルの冷却器27
とを上下2段に配設する。そして、各冷却器26,27
で冷却された空気を循環させるためのファン装置28を
配設する。上記両冷凍サイクルのうちいずれの冷凍サイ
クルが運転されても、その冷却器26或いは27により
冷却された冷気は矢印Dで示すように上昇して収納部1
6内を流通するようになる。従って、いずれの冷凍サイ
クルが運転されても、冷却器側26或いは27から収納
部16側に向かう空気の流れ方向は常に同じになるか
ら、いずれの冷凍サイクルが運転されても、冷却風を電
子装置全体に均一に供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクルの冷却器
により冷却された空気をファン装置により電子装置に送
風して冷却する構成の電子装置の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子装置、例えば電子計算機の中央処理
装置(以下CPUと称する)は信頼性確保のため、或る
温度以下の雰囲気に置く必要がある。一方、最近では、
演算処理スピードを向上させるために、最近ではCPU
の集積度が高くなる傾向があり、これに伴い単位面積当
りの発熱量は増大してきているので、CPUの冷却装置
として高能力のものが要求されてきている。
【0003】そこで、近時、図5に示すように、断熱筐
体1内にCPUを搭載したプリント配線基板2を上下多
段に収納し、その収納部の上下両側に例えば2ユニット
設けられた冷凍サイクルの冷却器3,4を配置し、そし
て冷却器3,4により冷却された空気をファン装置5に
よりプリント配線基板2の収納部分に送風してCPUを
冷却することが考えられている。
【0004】この場合、冷凍サイクルを2ユニット設け
る理由は、常時は一方の冷凍サイクルを運転し、その冷
凍サイクルが故障した場合には、他方の冷凍サイクルを
運転してCPUの冷却が継続的に行われるようにするた
めである。そして、冷却器3,4が配置された空間の左
右両側にはダンパ6,6および7,7が設けられてい
て、運転側の冷凍サイクルの冷却器のダンパを開放し、
停止側の冷凍サイクルの冷却器のダンパは閉鎖するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、フ
ァン装置5はプリント配線基板2の収納側から空気を吸
引して冷却器3或いは4へと送風する。従って、運転側
が下側の冷却器4である場合には、該冷却器4により冷
却された空気は図5に実線の矢印Aで示すように下側か
ら上側に流れ、その過程で順次プリント配線基板2へと
流れて行く。逆に、運転側が上側の冷却器3である場合
には、該冷却器3により冷却された空気は図5に二点鎖
線の矢印Bで示すように下側から上側に流れ、その過程
で順次プリント配線基板2へと流れて行くようになる。
【0006】このとき、多段に配置されたプリント配線
基板2に均等に冷却風が流れるようにするため、筐体1
の左内側面には整流部8が突設されているが、該整流部
8は下側から流れてくる風および上側から流れてくる風
の双方に対応せねばならないため、その断面形状は上下
対称形に設定されている。しかしながら、例えば下側か
ら流れてくる風を各プリント配線基板2に均等に流すよ
うにするためには、整流部8は、図5に二点鎖線で示す
ように、プリント配線基板2の収納部に対向する部分の
うち上方寄りの部分に対向し、且つ該収納部分との間の
隙間が上方に行くに従って次第に狭くなるような形状に
することが好ましい。また、上側から流れてくる風を各
プリント配線基板2に均等に流すようにするためには、
整流部8は、逆に下方よりの部分に配置し、且つプリン
ト配線基板2の収納部分との間の隙間が下方に行くに従
って次第に狭くなるような形状にすることが好ましい。
【0007】このように、整流部8の形状は、下側から
流れてくる風に対しても、上側から流れてくる風に対し
ても、好ましい形状からは程遠く、このため冷却風を多
段配置されたプリント配線基板2のすべてに均一に供給
することが困難となり、冷却効果に差を生ずるという問
題がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、複数の冷凍サイクルのうち、いずれ
の冷凍サイクルが運転されても、冷却風を電子装置全体
に均一に供給することができる電子装置の冷却装置を提
供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子装置の冷却
装置は、内部に電子装置を収納する収納部を備えた筐体
と、それぞれ前記筐体内に設けられた冷却器を備え交代
運転のために複数設けられた冷凍サイクルと、これら冷
凍サイクルの前記冷却器により冷却された冷気を前記収
納部に送風するファン装置とを具備したものにおいて、
前記複数の冷凍サイクルの各冷却器を前記収納部の一方
側に配置したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】複数個の冷凍サイクルの各冷却器は電子装置の
収納部分の一方側に配置されているから、いずれの冷凍
サイクルが運転されても、冷却風の流れ方向は一定であ
る。このため、いずれの冷凍サイクルが運転されても、
冷却風を電子装置全体に均一に供給することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をCPUの冷却装置に適用した
一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。
【0012】図1および図2において、11は四角箱形
に構成されたフレームであり、このフレーム1の上部に
CPUを収納する筐体12が配設されている。この筐体
12は断熱箱として構成され、その前面は断熱扉13に
より開閉できるようになっている。
【0013】上記筐体12内の上半部には、左右に対向
する一対の保持板14および15が配置されている。こ
の一対の保持板14および15間の空間は収納部16と
され、この収納部16内には、図4にも示すように、電
子装置としてのCPUを構成する電子部品を搭載した多
数のプリント配線基板17が上下多段にして着脱可能に
収納されている。そして、保持板14および15には、
プリント配線基板17間に冷却風を通すために、多数の
長孔14aおよび15aが形成されいる。なお、一対の
保持板14および15にはレール14bおよび15bが
多数形成されており、プリント配線基板17はこのレー
ル14bおよび15bにより前後方向にスライド可能に
保持されている。
【0014】さて、筐体12内の下半部(収納分16の
下方部)には、上下2段に仕切壁18および19が配設
されており、この仕切壁18および19によって収納部
16の一方側、すなわち下側に第1の冷却器室20およ
び第2の冷却器室21が上下2段に形成されている。な
お、収納部16は左右両側の吸入側通風路22および吐
出側通風路23を介して両冷却器室20および21に連
通されている。
【0015】上記両冷却器室20および21内には、第
1および第2の冷凍サイクル24および25の冷却器2
6および27が配設されている。そして、冷却器26,
27により冷却された空気を強制循環させるために、収
納部16の右方側に4台のファン装置28が上下左右に
並べて配設されている。
【0016】上記ファン装置28は、冷却器26および
27により冷却された空気を収納部16および吸入側通
風路22を介して吸引するように構成されており、この
とき、冷却風が吸入側通風路22から収納部16に対し
上下一様に流れ込むようにするために、筐体12の左内
側面に整流部29が突設されている。この整流部29
は、収納部16と対向する部分の上方寄りに設けられ、
断面形状が不等辺三角形となるように形成されて収納部
16との間の隙間が上方に行くに従って次第に小さくな
るように構成されている。そして、このように整流部2
9の形状を設定することにより、後述のように吸入側通
風路22を上昇してくる冷気を案内して収納部16の冷
気流入側である左側の保持板14の上下方向全体に均一
に流すことができるようにしている。
【0017】ところで、本実施例では、2ユニットの冷
凍サイクル24,25を備えているが、通常は一方の冷
凍サイクルを運転し、その冷凍サイクルが故障した場合
には、該冷凍サイクルの運転を停止し、これに代えて他
方の冷凍サイクルを運転するように構成されている。そ
して、冷却器室20および21の左右両端の開口部には
電動式のダンパ30,30および31,31が配設され
ており、ファン装置28により生成される風を運転側の
冷凍サイクルの冷却器のみに通すために、それらダンパ
のうち、運転側の冷凍サイクルのダンパは開放し、停止
側の冷凍サイクルのダンパは閉鎖するようにしている。
【0018】一方、前記フレーム11内には、図3に示
すように、第1および第2の冷凍サイクル24および2
5のコンプレッサ32および33、コンデンサ34およ
び35、コンデンサ34および35に冷却風を送るファ
ン装置36および37などが配設されている。そして、
コンプレッサ32および33の冷媒吐出側はコンデンサ
34および35を介して冷却器26および27の入口側
に接続され、冷媒吸入側は冷却器26および27の出口
側に接続されている。
【0019】上記構成において、CPUの動作開始に伴
って第1および第2の冷凍サイクル24および25のう
ちの一方の冷凍サイクル、例えば第1の冷凍サイクル2
4の運転を開始すると共に、ファン装置28の運転を開
始する。この運転は、上述したように、運転側の第1の
冷凍サイクル24のダンパ30,30を図1に二点鎖線
で示すように開放し、停止側の第2の冷凍サイクル25
のダンパ31,31を閉鎖した状態で行うものである。
【0020】さて、第1の冷凍サイクル24およびファ
ン装置28が運転されると、ファン装置28が収納部1
6を介して吸入側通風路22の空気を吸引して吐出側通
風路23に吐出するようになる。このため、冷却器26
により冷却された冷却器室20内の空気が吸入側通風路
23を上昇し、この上昇過程で冷気は図1に矢印Cで示
すように整流部29に案内されて収納部16側に流れの
向きを変換し、保持板14の長孔14aからプリント配
線基板17相互間に流入する。
【0021】その後、冷気はプリント配線基板17相互
間を図1に矢印Dで示すように流通して保持板15の長
孔15aから吐出側通風路23へと流出し、そして図1
に矢印Eで示すように該吐出側通風路23から再び冷却
器室20内に流入し、冷却器26により冷却されるよう
になる。このような冷気の循環によりプリント配線基板
17に搭載されているCPUの電子部品などが冷却され
る。
【0022】さて、CPUの動作中、第1の冷凍サイク
ル24が故障することがある。すると、例えば冷却器室
20内に設けられた図示しない温度センサの検出温度が
上昇するため、冷凍サイクルの制御装置が第1の冷凍サ
イクル24が故障したと判断する。この故障判断によ
り、第1の冷凍サイクル24の運転は停止され、代って
第2の冷凍サイクル25の運転が開始される。また、冷
却器室20のダンパ30が閉じられ、冷却器室21のダ
ンパ31が開かれる。
【0023】すると、それまで図1に矢印Eで示すよう
に冷却器室20内に流入していた空気が同図に二点鎖線
の矢印Fで示すように冷却器室21内に流入するように
なる。そして、冷却器27により冷却された空気は、前
述したと同様にその後、整流部29に案内されて収納部
16側に流れの向きを変換し、保持板14の長孔14a
からプリント配線基板17相互間に流入し、そして長孔
15aから吐出側通風路23に流出する、というように
循環する。
【0024】このように本実施例によれば、第1および
第2の冷凍サイクル24および25の冷却器26および
27を双方共に収納部16の下方に配設したので、第1
および第2の冷凍サイクル14および25のいずれが運
転されても、各冷却器24および25により冷却された
空気は、吸入側通風路22内を上昇して整流部29によ
り収納部16側に流れの向きを変換されることとなる。
このため、いずれの冷凍サイクルが運転されても、常に
冷却器26或いは27により冷却された空気を収納部1
6の冷気流入側である左側の保持板14の上下方向全体
に均一に流すことができ、この結果、各プリント配線基
板17に冷気を一様に供給することができて各プリント
配線基板17を均一に冷却することができるものであ
る。
【0025】なお、上記実施例では第1および第2の冷
却器26および27を収納部16の下側に配置したが、
これは上側でも、左側或いは右側に配置するようにして
もよく、要は各冷凍サイクルの冷却器が収納部16に関
し一方側に配置されていれば良いものである。
【0026】また、上記実施例では、通常は第1の冷凍
サイクル24を運転し、第2の冷凍サイクル25は第1
の冷凍サイクル24の故障時に運転するようにしたが、
第1および第2の冷凍サイクル24および25を一定時
間毎に交互に運転するようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子装置を収納する収納部を備えた筐体内に複数の冷凍サ
イクルの冷却器を設け、これら冷凍サイクルの冷却器に
より冷却された冷気を収納部に送風するファン装置とを
具備した電子装置の冷却装置ものにおいて、複数の冷凍
サイクルの各冷却器を収納部の一方側に配置したことに
より、いずれの冷凍サイクルが運転されても、冷却器側
から収納部側に向かう空気の流れ方向は常に同じになる
から、いずれの冷凍サイクルが運転されても、冷却風を
電子装置全体に均一に供給することができるという優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図
【図2】縦断側面図
【図3】フレーム部分の冷凍サイクル構成品の配置を示
す平面図
【図4】主要部分の配置構成を示す斜視図
【図5】近時考えられている冷却装置を示す図1相当図
【符号の説明】
11はフレーム、12は筐体、14,15は保持板、1
6は収納部、17はプリント配線基板、20,21は冷
却器室、22は吸入側通風路、23は吐出側通風路、2
4,25は第1,第2の冷凍サイクル、26,27は冷
却器、28はファン装置、29は整流部、30,31は
ダンパ、32,33コンプレッサ、34,45はコンデ
ンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電子装置を収納する収納部を備え
    た筐体と、それぞれ前記筐体内に設けられた冷却器を備
    え交代運転のために複数設けられた冷凍サイクルと、こ
    れら冷凍サイクルの冷却器により冷却された冷気を前記
    収納部に送風するファン装置とを具備し、前記複数の冷
    凍サイクルの各冷却器を前記収納部の一方側に配置した
    ことを特徴とする電子装置の冷却装置。
JP4111378A 1992-04-30 1992-04-30 電子装置の冷却装置 Pending JPH05308197A (ja)

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JP4111378A JPH05308197A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 電子装置の冷却装置

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