JPH05308014A - ボンド磁石成型体 - Google Patents
ボンド磁石成型体Info
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- JPH05308014A JPH05308014A JP4112577A JP11257792A JPH05308014A JP H05308014 A JPH05308014 A JP H05308014A JP 4112577 A JP4112577 A JP 4112577A JP 11257792 A JP11257792 A JP 11257792A JP H05308014 A JPH05308014 A JP H05308014A
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- JP
- Japan
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- resin
- rare earth
- bonded magnet
- polymer layer
- polymers
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0253—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets
- H01F41/026—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets protecting methods against environmental influences, e.g. oxygen, by surface treatment
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/059—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and Va elements, e.g. Sm2Fe17N2
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- Environmental & Geological Engineering (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 表面に厚さ5μm以上のポリマ−層を有する
ことを特徴とする希土類窒化物ボンド磁石 【効果】 表面に印刷あるいは手書きで表示あるいは着
色を行う場合(細かな表示を行う場合は特に)、その表
示あるいは着色が鮮明で、滲まず判別が容易になり、さ
らに、耐食性の優れ、割れやカケの少ない希土類ボンド
磁石成型体を得ることができる。
ことを特徴とする希土類窒化物ボンド磁石 【効果】 表面に印刷あるいは手書きで表示あるいは着
色を行う場合(細かな表示を行う場合は特に)、その表
示あるいは着色が鮮明で、滲まず判別が容易になり、さ
らに、耐食性の優れ、割れやカケの少ない希土類ボンド
磁石成型体を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた磁気特性を有する
希土類ー鉄系窒化物ボンド磁石成型体に関する。該窒化
物ボンド磁石は優れた磁気特性を有するため、小型モー
ター、アクチエーター等として家庭電化製品、音響製
品、オフイス機器、自動車分野等に利用されていると同
時に医療機器用大型磁石として使用される等エレクトロ
ニクスの種々の分野で幅広い用途がある。
希土類ー鉄系窒化物ボンド磁石成型体に関する。該窒化
物ボンド磁石は優れた磁気特性を有するため、小型モー
ター、アクチエーター等として家庭電化製品、音響製
品、オフイス機器、自動車分野等に利用されていると同
時に医療機器用大型磁石として使用される等エレクトロ
ニクスの種々の分野で幅広い用途がある。
【0002】
【従来の技術】希土類ー鉄系窒化物ボンド磁石の表面に
印刷あるいは手書きで表示あるいは着色を行う場合(細
かな表示を行う場合は特に)、表示あるいは着色が滲ん
で判別しにくい場合が多く、磁石を製造あるいは使用す
る際、不都合が生じている。
印刷あるいは手書きで表示あるいは着色を行う場合(細
かな表示を行う場合は特に)、表示あるいは着色が滲ん
で判別しにくい場合が多く、磁石を製造あるいは使用す
る際、不都合が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題】本発明は、希土類ー鉄
系窒化物ボンド磁石の表面に印刷あるいは手書き表示を
行ったり、着色する際、表示あるいは着色が滲んで判別
しにくいのを防止する方法を鋭意検討した結果極めて効
果的な方法を提供するものである。
系窒化物ボンド磁石の表面に印刷あるいは手書き表示を
行ったり、着色する際、表示あるいは着色が滲んで判別
しにくいのを防止する方法を鋭意検討した結果極めて効
果的な方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、希土類ー鉄系
窒化物ボンド磁石の表面に印刷あるいは手書きで表示を
行ったり着色する際、表示あるいは着色が滲んで判別し
にくいのを防止する方法を検討した結果、従来のボンド
磁石成型体ではコンパウンド工程でカップリング剤、樹
脂及びまたは硬化剤と混合され該粒子表面はほぼ樹脂で
覆われた状態になっているが、樹脂量が少ないため、こ
のコンパウンドの成型体の表面は該磁粉程度の凹凸が生
じているので磁石表面に表示を行ったり、着色する際滲
み等の現象が起こり易い事を見いだした。すなわち本発
明は、表面にポリマー層を5μm以上の厚さで形成する
事を特徴とする希土類窒化希物ボンド磁石成型体であ
る。
窒化物ボンド磁石の表面に印刷あるいは手書きで表示を
行ったり着色する際、表示あるいは着色が滲んで判別し
にくいのを防止する方法を検討した結果、従来のボンド
磁石成型体ではコンパウンド工程でカップリング剤、樹
脂及びまたは硬化剤と混合され該粒子表面はほぼ樹脂で
覆われた状態になっているが、樹脂量が少ないため、こ
のコンパウンドの成型体の表面は該磁粉程度の凹凸が生
じているので磁石表面に表示を行ったり、着色する際滲
み等の現象が起こり易い事を見いだした。すなわち本発
明は、表面にポリマー層を5μm以上の厚さで形成する
事を特徴とする希土類窒化希物ボンド磁石成型体であ
る。
【0005】該希土類鉄系窒化物は一般的に元素の組み
合わせとしてR−Fe−N−X−Zで表される。Rとし
ては希土類(La、Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,G
d,Tb,Dy,Ho,Er,Lu)及びYの中から選
ばれた1種類以上の物をいうが、好ましくはSm,N
d,Pr,Ce,Dy,Laであり、さらに好ましくは
Sm,Nd,Prであり、その含有量は全体の5〜20
atm%以下である。XはB,Ti,Mo,V,Cr,
Coの中から選ばれた1種以上の物を言うが好ましくは
B,Cr、Coであり、その含有量は(Fe+X)で全
体の40〜90atm%好ましくは70〜90atm
%、X/(Fe+X)は0〜0.49である。ZはO、
H、Cの中から選ばれた1種以上の元素を差し、その含
有量は全体の0〜10atm%である。
合わせとしてR−Fe−N−X−Zで表される。Rとし
ては希土類(La、Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,G
d,Tb,Dy,Ho,Er,Lu)及びYの中から選
ばれた1種類以上の物をいうが、好ましくはSm,N
d,Pr,Ce,Dy,Laであり、さらに好ましくは
Sm,Nd,Prであり、その含有量は全体の5〜20
atm%以下である。XはB,Ti,Mo,V,Cr,
Coの中から選ばれた1種以上の物を言うが好ましくは
B,Cr、Coであり、その含有量は(Fe+X)で全
体の40〜90atm%好ましくは70〜90atm
%、X/(Fe+X)は0〜0.49である。ZはO、
H、Cの中から選ばれた1種以上の元素を差し、その含
有量は全体の0〜10atm%である。
【0006】好ましい元素の組み合わせ例としては、S
m−Fe−N,Sm−Nd−FeーN,Sm−Pr−F
e−N、Sm−Ce−Fe−N、Sm−Gd−Fe−
N、Sm−NdーPr−Fe−N、Nd−Fe−Bー
N、Pr−Fe−B−N,Ce−Fe−B−N,Nd−
Pr−Fe−B−NSm−Fe−C−N,Nd−Fe−
C−N,Pr−Fe−C−N,Sm−Ce−Fe−C−
N,Nd−FeーTiーN、Nd−FeーVーNNd−
Fe−MoーN,Pr−Fe−TiーN,Pr−Fe−
VーN,Pr−Fe−MoーN,Sm−Fe−Ti−
N、Sm−Fe−N−H,Sm−Nd−FeーNーH,
Sm−Pr−Fe−NーH、Sm−Ce−Fe−Nー
H、Sm−Gd−Fe−NーH、Sm−NdーPr−F
e−NーH、Sm−Fe−C−NーH,Nd−Fe−C
−NーH,Pr−Fe−C−NーH,Sm−Ce−Fe
−C−NーH,Nd−FeーTiーNーH、Nd−Fe
ーVーNーH、Nd−Fe−MoーNーH,Pr−Fe
−TiーNーH,Pr−Fe−VーNーH,Pr−Fe
−MoーNーH,Sm−Fe−Ti−NーH、Sm−F
e−N−H−O,Sm−Nd−FeーNーH−O,Sm
−Pr−Fe−NーH−O、Sm−Ce−Fe−NーH
ーO、Sm−Gd−Fe−NーHーO、Sm−NdーP
r−Fe−NーH−O、Sm−Fe−C−NーH−O,
Nd−Fe−C−NーHーO,Pr−Fe−C−NーH
−O、Sm−Ce−Fe−C−NーH−O,Nd−Fe
ーTiーNーH−O、Nd−FeーVーNーH−O、
Nd−Fe−MoーNーH−O,Pr−Fe−TiーN
ーH−O,Pr−Fe−VーNーH−O,Pr−Fe−
MoーNーHーO,Sm−Fe−Ti−NーH−Oが挙
げられる。 またこれらは結晶構造として六方晶系、菱
面体晶系、正方晶系のいずれかであることが好ましい。
該ボンド磁石成型体は、表面に樹脂層が形成されている
ので磁石の耐食性の向上にも大きな効果があり信頼性に
も大きな役割を果たしている。
m−Fe−N,Sm−Nd−FeーN,Sm−Pr−F
e−N、Sm−Ce−Fe−N、Sm−Gd−Fe−
N、Sm−NdーPr−Fe−N、Nd−Fe−Bー
N、Pr−Fe−B−N,Ce−Fe−B−N,Nd−
Pr−Fe−B−NSm−Fe−C−N,Nd−Fe−
C−N,Pr−Fe−C−N,Sm−Ce−Fe−C−
N,Nd−FeーTiーN、Nd−FeーVーNNd−
Fe−MoーN,Pr−Fe−TiーN,Pr−Fe−
VーN,Pr−Fe−MoーN,Sm−Fe−Ti−
N、Sm−Fe−N−H,Sm−Nd−FeーNーH,
Sm−Pr−Fe−NーH、Sm−Ce−Fe−Nー
H、Sm−Gd−Fe−NーH、Sm−NdーPr−F
e−NーH、Sm−Fe−C−NーH,Nd−Fe−C
−NーH,Pr−Fe−C−NーH,Sm−Ce−Fe
−C−NーH,Nd−FeーTiーNーH、Nd−Fe
ーVーNーH、Nd−Fe−MoーNーH,Pr−Fe
−TiーNーH,Pr−Fe−VーNーH,Pr−Fe
−MoーNーH,Sm−Fe−Ti−NーH、Sm−F
e−N−H−O,Sm−Nd−FeーNーH−O,Sm
−Pr−Fe−NーH−O、Sm−Ce−Fe−NーH
ーO、Sm−Gd−Fe−NーHーO、Sm−NdーP
r−Fe−NーH−O、Sm−Fe−C−NーH−O,
Nd−Fe−C−NーHーO,Pr−Fe−C−NーH
−O、Sm−Ce−Fe−C−NーH−O,Nd−Fe
ーTiーNーH−O、Nd−FeーVーNーH−O、
Nd−Fe−MoーNーH−O,Pr−Fe−TiーN
ーH−O,Pr−Fe−VーNーH−O,Pr−Fe−
MoーNーHーO,Sm−Fe−Ti−NーH−Oが挙
げられる。 またこれらは結晶構造として六方晶系、菱
面体晶系、正方晶系のいずれかであることが好ましい。
該ボンド磁石成型体は、表面に樹脂層が形成されている
ので磁石の耐食性の向上にも大きな効果があり信頼性に
も大きな役割を果たしている。
【0007】また該ボンド磁石成型体は、表面に樹脂層
が形成されているので成型体の割れやカケ防止にも大き
な効果を発揮する。本願のポリマーは、熱可塑性樹脂で
あっても熱硬化性樹脂でも良い。熱硬化性樹脂として具
体的には、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、キシレン樹脂ユリア樹脂、メラニン樹脂、シ
リコーン樹脂、アルキド樹脂、フラン樹脂、熱硬化性ア
クリル樹脂、熱硬化性弗素樹脂等が挙げられる。好まし
くは、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ変性フェノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、アルキド樹脂である。さ
らに好ましくはエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂であるがこれ
らは本発明を限定するものではない。
が形成されているので成型体の割れやカケ防止にも大き
な効果を発揮する。本願のポリマーは、熱可塑性樹脂で
あっても熱硬化性樹脂でも良い。熱硬化性樹脂として具
体的には、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、キシレン樹脂ユリア樹脂、メラニン樹脂、シ
リコーン樹脂、アルキド樹脂、フラン樹脂、熱硬化性ア
クリル樹脂、熱硬化性弗素樹脂等が挙げられる。好まし
くは、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ変性フェノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、アルキド樹脂である。さ
らに好ましくはエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ変性フェノール樹脂であるがこれ
らは本発明を限定するものではない。
【0008】熱可塑性高分子として具体的には、ポリ塩
化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリふっ化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピレン共
重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重
合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化
ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−スチ
レン−アクリロニトリル三元共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリテロラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロ
クロルエチレン、ポリふっ化ビニリデン等のハロゲン化
ビニル重合体または共重合体;ポリビニルアルコール、
ポリアリルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリアリ
ルエーテル等の不飽和アルコール若しくはエーテルの重
合体または共重合体;アクリル酸若しくはメタアクリル
酸等不飽和カルボン酸の重合体または共重合体;ポリ酢
酸ビニル等のポリビニルエステル、ポリフタル酸等のポ
リアリルエステル等のアルコール残基中に不飽和結合を
持つものの重合体または共重合体;ポリアクリル酸エス
テル、ポリメタクリル酸エステル、マレイン酸エステル
若しくはフマル酸エステルの重合体などの酸残基または
酸残基とアルコール残基中に不飽和結合を持つものの重
合体あるいは共重合体;アクリロニトリル若しくはメタ
アクリロニトリルの重合体または共重合体、ポリシアン
化ビニリデン、マロノニトリル若しくは)フマロニトリ
ルの重合体または共重合体等の不飽和ニトリル重合体あ
るいは共重合体;ポリスチレン、ポリα−メチルスチレ
ン、ポリp−メチルスチレン、スチレン−α−メチルス
チレン共重合体、ポリビニルベンゼン、ポリハロゲン化
スチレン等の芳香族ビニル化合物の重合体または共重合
体;ポリビニルピリジン、ポリ−N−ビニルピロリジ
ン、ポリ−N−ビニルピロリドン等の複素環式化合物の
重合体または共重合体;ポリカーボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル縮合物、ポリオキシ
メチレン、ナイロン6、ナイロン6,6等のポリアミド
縮合物;無水マレイン酸、無水フマール酸及びそのイミ
ド化合物を含む重合体または共重合体;ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンエーテル、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリスルホン、ポリエーテ
ルスルホンポリアリレート等の耐熱性有機高分子;スチ
レン−ブタジエンブロック重合体などのエラストマー;
ポリ[(エチレンテレフタレート)−co−1,4ベン
ゾエート]等の芳香族ポリエステル鎖、側鎖に液晶形成
基を有するいわゆる側鎖形液晶高分子等が挙げられるが
これらは本発明を限定するものではない。
化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリふっ化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピレン共
重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重
合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化
ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−スチ
レン−アクリロニトリル三元共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリテロラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロ
クロルエチレン、ポリふっ化ビニリデン等のハロゲン化
ビニル重合体または共重合体;ポリビニルアルコール、
ポリアリルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリアリ
ルエーテル等の不飽和アルコール若しくはエーテルの重
合体または共重合体;アクリル酸若しくはメタアクリル
酸等不飽和カルボン酸の重合体または共重合体;ポリ酢
酸ビニル等のポリビニルエステル、ポリフタル酸等のポ
リアリルエステル等のアルコール残基中に不飽和結合を
持つものの重合体または共重合体;ポリアクリル酸エス
テル、ポリメタクリル酸エステル、マレイン酸エステル
若しくはフマル酸エステルの重合体などの酸残基または
酸残基とアルコール残基中に不飽和結合を持つものの重
合体あるいは共重合体;アクリロニトリル若しくはメタ
アクリロニトリルの重合体または共重合体、ポリシアン
化ビニリデン、マロノニトリル若しくは)フマロニトリ
ルの重合体または共重合体等の不飽和ニトリル重合体あ
るいは共重合体;ポリスチレン、ポリα−メチルスチレ
ン、ポリp−メチルスチレン、スチレン−α−メチルス
チレン共重合体、ポリビニルベンゼン、ポリハロゲン化
スチレン等の芳香族ビニル化合物の重合体または共重合
体;ポリビニルピリジン、ポリ−N−ビニルピロリジ
ン、ポリ−N−ビニルピロリドン等の複素環式化合物の
重合体または共重合体;ポリカーボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル縮合物、ポリオキシ
メチレン、ナイロン6、ナイロン6,6等のポリアミド
縮合物;無水マレイン酸、無水フマール酸及びそのイミ
ド化合物を含む重合体または共重合体;ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンエーテル、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリスルホン、ポリエーテ
ルスルホンポリアリレート等の耐熱性有機高分子;スチ
レン−ブタジエンブロック重合体などのエラストマー;
ポリ[(エチレンテレフタレート)−co−1,4ベン
ゾエート]等の芳香族ポリエステル鎖、側鎖に液晶形成
基を有するいわゆる側鎖形液晶高分子等が挙げられるが
これらは本発明を限定するものではない。
【0009】またこれらポリマ−に充填剤を添加しても
良い。充填剤として特に制限はないが例えば酸化チタ
ン、酸化アルミニュ−ム、ベンガラ、カ−ボンブラッ
ク、有機系色素等がある。ポリマー層の形成方法は、特
に制限がないが、例えば熱可塑性樹脂は有機溶媒に溶か
し、噴霧法あるいは手塗り法あるいは浸せき法でポリマ
ー層を形成する方法や樹脂を粉末状にし流動層で流動化
させ粉末を付着させたり、静電塗装方法等により付着さ
せ、さらに熱を加え溶融させる事によりポリマー層を形
成することが出来る。熱硬化性樹脂の場合は硬化剤と混
合し、そのまま使用しても良いし、有機溶媒で希釈し
て、噴霧法あるいは手塗り法あるいは浸せき法でポリマ
ー層を形成する方法や、樹脂を粉末状にし流動層で流動
化させ粉末を付着させたり、静電塗装方法等により付着
させ、さらに熱を加え溶融させる事によりポリマー層を
形成することができる。ポリマー層の厚さは、成型され
る磁性粉の粒径および成型条件等で変化するが、成型体
表面の凹の部分がうまる状態が最低必要で、最低5μm
の膜厚は必要である。それ以上厚くても特に問題はない
があまり厚いとモ−タ−の場合はコイルあるいは磁気セ
ンサ−との距離が離れることになり、磁気特性に影響を
あたえるので、磁気特性が落ちない程度の厚さが好まし
い。例えば、200μm以下が好ましい。
良い。充填剤として特に制限はないが例えば酸化チタ
ン、酸化アルミニュ−ム、ベンガラ、カ−ボンブラッ
ク、有機系色素等がある。ポリマー層の形成方法は、特
に制限がないが、例えば熱可塑性樹脂は有機溶媒に溶か
し、噴霧法あるいは手塗り法あるいは浸せき法でポリマ
ー層を形成する方法や樹脂を粉末状にし流動層で流動化
させ粉末を付着させたり、静電塗装方法等により付着さ
せ、さらに熱を加え溶融させる事によりポリマー層を形
成することが出来る。熱硬化性樹脂の場合は硬化剤と混
合し、そのまま使用しても良いし、有機溶媒で希釈し
て、噴霧法あるいは手塗り法あるいは浸せき法でポリマ
ー層を形成する方法や、樹脂を粉末状にし流動層で流動
化させ粉末を付着させたり、静電塗装方法等により付着
させ、さらに熱を加え溶融させる事によりポリマー層を
形成することができる。ポリマー層の厚さは、成型され
る磁性粉の粒径および成型条件等で変化するが、成型体
表面の凹の部分がうまる状態が最低必要で、最低5μm
の膜厚は必要である。それ以上厚くても特に問題はない
があまり厚いとモ−タ−の場合はコイルあるいは磁気セ
ンサ−との距離が離れることになり、磁気特性に影響を
あたえるので、磁気特性が落ちない程度の厚さが好まし
い。例えば、200μm以下が好ましい。
【0010】本発明の希土類ボンド磁石成型体に着色ま
たは表示を行うインキに特に制限はないが、一般に油性
インキが用いられ、マジックインキのような簡易的な物
やグラビアインキ、フレキソインキ、アニリンインキお
よびヒ−トセットインキがある。以上のような該希土類
窒化物ボンド磁石成型体に樹脂となじみの良い材料で表
示あるいは着色を行うと滲む事もなく鮮明な判別が可能
になるだけでなく耐食性にも優れた特性を示した。以下
に実施例を示す。
たは表示を行うインキに特に制限はないが、一般に油性
インキが用いられ、マジックインキのような簡易的な物
やグラビアインキ、フレキソインキ、アニリンインキお
よびヒ−トセットインキがある。以上のような該希土類
窒化物ボンド磁石成型体に樹脂となじみの良い材料で表
示あるいは着色を行うと滲む事もなく鮮明な判別が可能
になるだけでなく耐食性にも優れた特性を示した。以下
に実施例を示す。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0012】
【実施例1】Sm8.4 Fe71.0N14.2H1.4 O5.0 の組
成のボンド磁石(外径30φ、厚さ3mm:10個)上
にメチルエチルケトンで希釈したエポキシ樹脂(AER
331)及び硬化剤(2E4MZ)溶液を30μの厚さ
にスプレーコートした。この上に油性のインクで印刷を
行った。印字は滲みはなく極めて鮮明であった。上記ボ
ンド磁石成型体を高温高湿テストに投入した、85℃/
85%/1000時間で磁力の低下は2%であった。こ
の磁石をモ−タ−に実装したが割れやカケは観察されな
かった。
成のボンド磁石(外径30φ、厚さ3mm:10個)上
にメチルエチルケトンで希釈したエポキシ樹脂(AER
331)及び硬化剤(2E4MZ)溶液を30μの厚さ
にスプレーコートした。この上に油性のインクで印刷を
行った。印字は滲みはなく極めて鮮明であった。上記ボ
ンド磁石成型体を高温高湿テストに投入した、85℃/
85%/1000時間で磁力の低下は2%であった。こ
の磁石をモ−タ−に実装したが割れやカケは観察されな
かった。
【0013】
【実施例2】Nd7.2 Fe78.6Mo7.1 N7.1 の組成の
ボンド磁石上にメチルエチルケトンで希釈したエポキシ
樹脂(AER331)及び硬化剤(2E4MZ)溶液を
100μの厚さに手塗りでコ−トした。この上にグラビ
アインクで印刷を行い印字には滲みはなく、極めて鮮明
であった。
ボンド磁石上にメチルエチルケトンで希釈したエポキシ
樹脂(AER331)及び硬化剤(2E4MZ)溶液を
100μの厚さに手塗りでコ−トした。この上にグラビ
アインクで印刷を行い印字には滲みはなく、極めて鮮明
であった。
【0014】耐侯性は、上記ボンド磁石成型体を高温放
置テストに投入した、85℃/85%/1000時間で
磁力の低下は2.5%であった。
置テストに投入した、85℃/85%/1000時間で
磁力の低下は2.5%であった。
【0015】
【発明の効果】磁石成型体表面にポリマ−層を形成させ
ることで表面が平滑になり、印刷及び着色時等に文字の
滲みがなくなり、鮮明な文字および模様等を磁石成型体
表面に精度良く表現することが可能となる。それと同時
に耐蝕性が改良され、又成型体の割れ、カケ等が少なく
なる。
ることで表面が平滑になり、印刷及び着色時等に文字の
滲みがなくなり、鮮明な文字および模様等を磁石成型体
表面に精度良く表現することが可能となる。それと同時
に耐蝕性が改良され、又成型体の割れ、カケ等が少なく
なる。
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に厚さ5μm以上のポリマー層を有
する希土類−鉄系窒化物ボンド磁石成型体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4112577A JPH05308014A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | ボンド磁石成型体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4112577A JPH05308014A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | ボンド磁石成型体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05308014A true JPH05308014A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14590207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4112577A Pending JPH05308014A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | ボンド磁石成型体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05308014A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1081671A2 (en) * | 1999-09-01 | 2001-03-07 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic display sheet |
US6436520B1 (en) | 1999-09-01 | 2002-08-20 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic display device |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP4112577A patent/JPH05308014A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1081671A2 (en) * | 1999-09-01 | 2001-03-07 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic display sheet |
EP1081671A3 (en) * | 1999-09-01 | 2001-07-18 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic display sheet |
US6436520B1 (en) | 1999-09-01 | 2002-08-20 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic display device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001128 |