JPH05307576A - データベース・システム - Google Patents

データベース・システム

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JPH05307576A
JPH05307576A JP4185559A JP18555992A JPH05307576A JP H05307576 A JPH05307576 A JP H05307576A JP 4185559 A JP4185559 A JP 4185559A JP 18555992 A JP18555992 A JP 18555992A JP H05307576 A JPH05307576 A JP H05307576A
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log
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直輝 赤星
Katsumi Hayashi
克己 林
Seigo Hirosue
清悟 弘末
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基幹系処理と情報系処理のような2種類以上
の処理を同時に行なうためのデータベースに関し、情報
系処理中遅延更新と処理B(検索処理)を並行可能と
す。 【構成】 トランザクション処理310を行う基幹系処
理部301と作成されたデータベースに対して検索処理
308等を行う情報系処理部302とを含む。A領域3
03は基幹系処理部301のトランザクション処理によ
り作成され、更新されるデータを格納。ログ領域304
はA領域303に対して作成・更新データを格納。情報
系処理部302内のB1領域305とB2領域306は
基幹系内のA領域と同一データベースを格納。遅延更新
処理部307はログ領域304から読出しB1領域また
はB2領域のいずれかの領域のデータを該ログ内容で更
新する。情報系内の切り替え制御部309は、ある時間
間隔ごとにB1とB2領域と遅延更新部307の格納領
域とで交互に切替え。2時間毎のログでデータを更新。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基幹系処理と情報系処
理のような2種類以上の処理を同時に行なうためのデー
タベースシステムに関する。さらに詳しくは、基幹系処
理用の領域と情報系処理用の領域を別に持ち、それらの
領域の内容を適当な時間間隔でログを用いて遅延更新を
行なう機能と、情報処理系の検索処理を行なう機能を有
するデータベース・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データベースの利用分野では、OLTP
(日常業務)に代表されるような即時性を重視しながら
1回当たり比較的軽い処理を同時に多数行なう処理(以
下基幹系処理と呼ぶ)と、基幹系処理で集められたデー
タに対して統計処理等を行なって意思決定支援を行なう
ような非常に重い処理(以下情報系処理と呼ぶ)の二つ
に、処理を大きく分類することができる。
【0003】銀行業務を例にとると、顧客毎の現金払い
出し等によるデータベース・アクセス処理が基幹系処理
にあたり、金融商品当たりの資金の流れの解析といった
ような処理が情報系処理にあたる。
【0004】従来、日常業務中は基幹系処理を行ない、
情報系処理は日常業務の終了した夜間などに行なわれる
のが普通であった。これは、一つの情報系処理を行なう
ことにより、排他制御等のために多くの基幹系処理がそ
の間実行不可能になり、基幹系処理の即時性が損なわれ
てしまうことを避けるための方策であった。
【0005】従って、情報系処理によって得られるデー
タについては、多少の時間的遅れは仕方がないと諦めら
れていた。しかし、近年、戦略的情報システム(SI
S)等の必要性から、日常業務を行ないながら、即時性
の高いデータを抽出する情報系処理の要求が高まってき
た。
【0006】基幹系処理と情報系処理を同時に行なおう
とする場合、基幹系処理と情報系処理でそれぞれ別の領
域を持ち、それぞれのデータ領域の内容をできるだけ等
価に保つようにする方法を採ることができる。このよう
な方法として、基幹系処理で生じたデータベース更新の
ログを情報系のデータ領域にある時間間隔遅らせて適用
する方法がある。
【0007】以下では、基幹系処理(処理A)のデータ
領域をA領域、情報系処理のデータ領域をB領域と呼ぶ
ことにする。従来の方式では、基幹系処理でA領域を更
新した内容をログとして、ある時間間隔でログの内容を
B領域に適用し、B領域を遅延更新した後で、B領域内
のデータを使って情報系処理(処理B)を行なうことに
なる。ここで、遅延更新とは、A領域を更新する内容を
B領域にコピーすることである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図19は、従来システ
ムの構成図である。従来技術では、処理Aによって生じ
たA領域のデータベースに関するログの内容を一旦ログ
用二次記憶装置に格納し(S1)、ある時間間隔でその
ログ内容をログ用二次記憶から再度読み直して、B領域
のデータを更新するために渡し(S2)、遅延更新処理
によってB領域を更新した(S3)のち、処理BをB領
域のデータについて行なっていた(S4)。
【0009】図20は、図19の従来システムの処理の
流れを示す図である。この方法では、処理A(基幹系処
理)に割り当てる時間間隔と遅延更新にかかる時間の差
を処理B(情報系処理)に割り当てることになる。
【0010】上述の如く、基幹系処理の時間間隔と遅延
処理にかかる時間の差を情報系処理に割り当てる方式で
は、遅延更新の遅れを小さくするために処理A(基幹系
処理)に割り当てる時間間隔を小さくすればするほど、
処理Bに割り当てる時間は短くなるという問題があっ
た。
【0011】さらに、各情報系処理(処理B)の検索に
対する応答時間も遅延更新の時間にずれ込むこともあり
得るので、応答時間が悪くなるという問題もあった。こ
の発明は上述した背景のもとになされたものであり、情
報系処理のなかで、遅延更新と処理B(検索処理)を並
行して行なうことを可能とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、日常業務に代
表されるようなトランザクション処理を実行する基幹系
処理部と、基幹系処理部で作成されたデータベースに対
して検索処理等を実行する情報系処理部とを含むデータ
ベース・システムを前提とする。
【0013】まず、基幹系処理部は、基幹系処理により
作成されたデータを格納するA領域を有する。また、基
幹系処理部は、A領域に対して作成あるいは更新された
データ内容を格納するログ領域を有する。
【0014】一方、情報系処理部は、二つのデータ格納
領域、B1領域とB2領域を有する。さらに、情報系処
理部は、ある時間間隔に生じたログ内容を基幹系処理部
のログ領域から読み出し、二つのデータ格納領域B1領
域あるいはB2領域のいずれかの領域のデータを該ログ
内容で更新する遅延更新処理部を有する。
【0015】最後に、情報系処理部は、該時間間隔ごと
に、遅延更新処理部に接続するデータ格納領域と、検索
処理部に接続するデータ格納領域とをB1領域とB2領
域で交互に切り替える切り替え制御部を有する。
【0016】
【作用】以上の本発明の構成において、切り替え制御部
の制御によって、ある時間間隔では遅延更新処理部にB
1領域が接続され、検索処理部にB2領域が接続され
る。この場合、遅延更新処理部は、B1領域のデータに
対して、基幹系処理部のログ領域に前とさらに前の時間
間隔に蓄えられた(時間間隔2つ分の)ログ内容を適用
して更新する処理を行なう。一方、検索処理部は、B2
領域のデータに対して検索処理を行なう。
【0017】さらに、次の時間間隔には、切り替え制御
部の制御によって、遅延更新処理部にB2領域が、検索
処理部にB1領域が接続される。そして、遅延更新処理
部は、基幹系処理部のログ領域に前とさらに前の時間間
隔に蓄えられた(時間間隔2つ分)のログ内容を適用し
て更新処理を行なう。一方、検索処理部は、前の時間間
隔に更新したB1領域のデータに対して検索処理を行な
う。
【0018】以上のように2つの領域(B1領域とB2
領域)の切り替え処理を行ない、その前の2時間間隔に
生じたログでデータを更新する遅延更新処理を行なうこ
とで、二つの領域、B1領域とB2領域のデータ内容は
該時間間隔遅れで等価に保たれることになる。
【0019】
【実施例】原理説明 図1は、本発明の第1の原理ブロック図である。
【0020】本発明は、トランザクション処理310を
実行する基幹系処理部301と、基幹系処理部301で
作成されたデータベースに対して検索処理308等を実
行する情報系処理部302とを含むデータベース・シス
テムを前提とする。
【0021】そして、まず、基幹系処理部301内に設
けられるA領域303は、基幹系処理部301のトラン
ザクション処理により作成され、更新されるデータを格
納し、データベースを形成する。
【0022】また、基幹系処理部301内に設けられる
ログ領域304は、A領域303に対して作成あるいは
更新されたデータ内容を格納する。一方、情報系処理部
302内に設けられる二つのデータ格納領域、B1領域
305とB2領域306は、両格納領域とも、基幹系処
理部301内のA領域と同一のデータベースを格納す
る。
【0023】また、情報系処理部302内に設けられる
遅延更新処理部307は、ある時間間隔に生じたログ内
容を基幹系処理部301のログ領域304から読み出
し、二つのデータ格納領域B1領域305あるいはB2
領域306のいずれかの領域のデータを該ログ内容で更
新する。
【0024】最後に、情報系処理部302内に設けられ
る切り替え制御部309は、ある時間間隔ごとに、遅延
更新処理部307に接続するデータ格納領域と、検索処
理部308に接続するデータ格納領域とをB1領域30
5とB2領域306で交互に切り替える。
【0025】切り替え制御部309の制御によって、該
時間間隔では遅延更新処理部307にB1領域305が
接続され、検索処理部308にB2領域306が接続さ
れる。この場合、遅延更新処理部307は、B1領域3
05のデータに対して、基幹系処理部301のログ領域
304に前とさらに前の時間間隔に蓄えられた(時間間
隔2つ分の)ログ内容を適用して更新する処理を行な
う。一方、検索処理部308は、B2領域306のデー
タに対して検索処理を行なう。
【0026】さらに、次の時間間隔には、切り替え制御
部309の制御によって、遅延更新処理部307にB2
領域306が、検索処理部308にB1領域305が接
続される。そして、遅延更新処理部307は、基幹系処
理部301のログ領域304に前とさらに前の時間間隔
に蓄えられた(時間間隔2つ分)のログ内容を適用して
更新処理を行なう。一方、検索処理部308は、前の時
間間隔に遅延更新処理部307が更新したB1領域30
5のデータに対して検索処理を行なう。
【0027】以上のように2つの領域(B1領域305
とB2領域306)の切り替え処理を行ない、その前の
2時間間隔に生じたログでデータを更新する遅延更新処
理を行なうことで、二つの領域、B1領域305とB2
領域306のデータ内容は該時間間隔遅れで等価に保た
れることになる。
【0028】図2は、本発明の動作説明図である。基幹
系処理部301は、ある時間間隔(T1 、T2 、・・
・)ごとにA領域303のデータベースに対してトラン
ザクション処理(OLTP)を実行する。以下、時間間
隔Ti (i=1,2,3,・・・)とは時刻Ti で始ま
る1サイクルを言うものとする。また、時間Ti 〜T
i+1 は1サイクルを時間間隔Ti 〜Ti+ 1 は2サイクル
を表す。一方、各時間間隔のOLTPで生じたログはロ
グ領域304に逐次蓄えられる。
【0029】情報系処理部302の遅延更新処理部30
7は、例えば、時間T3 〜T4 すなわち時間間隔T3
ときは、時間T1 〜T3 に生じたログをログ領域304
から読み出し、B2領域306のデータを更新する。一
方、検索処理部308は、時間T2 の前に取得したログ
で、時間T2 〜T3 に更新されているログをB1領域3
05に対して検索処理を行なう。
【0030】また、時間T4 〜T5 のときは、遅延更新
処理部307は、時間T2 〜T4 に生じたログをログ領
域304から読み出し、B1領域305のデータを更新
する。一方、検索処理部308は、時間T3 〜T4 に遅
延更新されたB2領域306のデータに対して検索処理
を行なう。
【0031】以上の動作により、時間T2 〜T3 に生じ
たログは、B1領域305とB2領域306にオーバラ
ップしてコピーされる。そして、B1領域305とB2
領域306の内容は、1時間間隔遅れで等価に保たれ
る。また、同時間間隔内で遅延更新処理と検索処理が同
時に実行できる。
【0032】このように、B領域を二重化することによ
り、検索処理が遅延更新処理の完了を待つ必要がなく、
十分な時間を検索処理に割り当てることができる。この
とき、条件となるのは、時間間隔を基幹系処理より遅延
更新が短時間で終了するように取るだけで十分であり、
B領域を二重化しない場合のように、遅延更新処理と基
幹系処理の時間差を考慮する必要がない。
【0033】さらに、図2から分かるように、検索処理
は常に可能となり、応答時間は遅延更新の時間を含ま
ず、本来の情報系処理にかかった時間だけになる。ま
た、検索処理に長時間を要するような場合も、時間間隔
を調節することにより対応できる。
【0034】図3及び図4は、本発明の動作を示すフロ
ーチャートである。図3は全体の動作フローチャートで
あり、図4はログを適用しB領域を更新する部分の動作
フローチャートを示す。
【0035】時間がTi になったとき(S1)、iの値
を2で割り、余りXを求める(S2)。そして、Xの値
(1あるいは0)によって、異なる処理を実行する(S
3、S4)。
【0036】まず、Xの値が1のときは(S3のX=
1)、遅延更新処理部307がB2領域306に対して
i-2 からTi までのログを適用して遅延更新処理を行
ない(S4−1)、検索処理部308がB1領域305
に対して検索処理を行なう(S4−2)。
【0037】一方、Xの値が0のときは(S3のX=
0)、遅延更新処理部307がB1領域305に対して
i-2 からTi までのログを適用して遅延更新処理を行
ない(S5−1)、検索処理部308がB2領域306
に対して検索処理を行なう(S5−2)。
【0038】S4あるいはS5の処理を実行後、時間i
にi+1を代入し(S6)、S1の処理、すなわち、時
間Ti になるのを待機した後、S1からの処理を実行す
る。図4は、ログ適用の動作フローチャートである。図
3のフローチャートのなかの、S4−1およびS5−1
の内容を詳細に説明したフローチャートに相当する。
【0039】すなわち、ログ領域304のなかの時刻T
i-2 以降に最初に書かれたログをポイントする(S1
0)。そして、ポインタの指したログが時刻Ti 以前の
ものであるか否かを判定する(S11)。該ログが時刻
i 以降のものであれば(no)処理を終わる。一方、
該ログが時刻Ti 以前のものであれば(yes)、ログ
を遅延更新処理部307に読み込む処理を行なう(S1
2)。そして、該ログの内容を使ってB領域(B1領域
305あるいはB2領域306であり、B1領域かB2
領域かは図3及び図4のフローチャートによって決まっ
ている)の内容を更新する(S13)。そして、ポイン
タを1つ進めてS11の処理に戻る。
【0040】以上の処理により、時刻Ti-2 〜Ti にロ
グ領域304に書き込まれたログがB領域に適用され、
B領域のデータベースが更新される。次に、本発明の第
2の原理ブロック図を説明する。図5は、本発明の原理
ブロック図(その2)である。
【0041】原理(その1)と同様に、トランザクショ
ン処理(処理A)610を実行する基幹系処理部601
と、基幹系処理部601で作成されたデータベースに対
して検索処理608等(処理B)を実行する情報系処理
部602とを含むデータベース・システムを前提とす
る。
【0042】そして、まず、基幹系処理部601内に設
けられるA領域603は、基幹系処理部601のトラン
ザクション処理により作成され、更新されるデータを格
納し、データベースを形成する。
【0043】また、基幹系処理部601内に設けられる
ログ領域604は、A領域603に対して作成あるいは
更新されたデータ内容を格納する。さらに、基幹系処理
部601内に設けられた高速ログ適用装置620は、あ
る時間間隔内に生じるログを一時的に蓄える。
【0044】高速ログ適用装置620は、キャッシュ・
メモリのような半導体記憶621で構成され、生じたロ
グをこの半導体記憶上に置いておく。つまり、ある程度
の半導体記憶を用意しておくことにより、ログを用いて
遅延更新を行う前に、二次記憶装置であるログ領域60
4に一旦格納する必要はなくなる。但し、ログが半導体
記憶621をオーバフローしない程度に、ログを一時的
に蓄える時間間隔を設定する必要がある。
【0045】ログはデータベース・システムに障害が発
生した場合には、障害復旧のためにも利用されるので、
二次記憶上のログ領域604にも蓄えておく必要があ
る。そこで、高速ログ適用装置620を、ライト・スル
ー(write-through)のキャッシュ・メモリのように、ロ
グ領域604への書き込む。
【0046】このようにすることにより、従来方式のよ
うに、時間間隔毎に二次記憶装置上のログ領域604か
らログの内容を読み出す必要がなくなる。一方、情報系
処理部602内に設けられるB領域605は、基幹系処
理部601内のA領域603と同一のデータベースを含
むようにして、データを格納する。
【0047】また、情報系処理部602内の遅延更新処
理部607は、ある一定の時間間隔のログを基幹系処理
部601内の高速ログ適用装置620から受け取り、B
領域605のデータを更新する。
【0048】さらに、情報系処理部602内の検索処理
部608は、B領域605のデータを用いて情報系の処
理(処理B)を行なう。以上の原理構成(その2)の動
作を次に説明する。
【0049】通常、OLTP(日常業務)のような基幹
系処理によってデータベースが逐次更新されていく。す
なわち、基幹系処理部601の処理A610によってデ
ータベースのA領域603のデータが更新されていく。
また、この更新に伴って、処理A610は更新ログを高
速ログ適用装置620の半導体記憶621上に置く。そ
して、高速ログ適用装置620では、半導体記憶621
上のログを二次記憶装置上のログ領域604に書き込
む。
【0050】高速ログ適用装置620では、ログを半導
体記憶621上に蓄える時間間隔をある間隔に設定し、
該時間間隔ごとに、蓄積したログを情報系処理部602
の遅延更新部607に転送する。遅延更新部607は、
受け取ったログをB領域605のデータに反映し、デー
タベースを更新する。これによって、A領域603のデ
ータベースとB領域605のデータベースが、ある時間
間隔の遅延後に等価になる。
【0051】以上の作用においては、遅延更新部607
がログ領域604からログを読み出す必要がなく、半導
体記憶621からの転送ですむので、遅延更新にかかる
時間が1桁以上高速化される。これによって、検索処理
部608による処理Bに割り当てられる時間が長くな
る。すなわち、検索時間のうらに遅延更新時間を隠すこ
とができる。また、ログ領域604は書き込み専用とな
るので、ログ領域604への書き込み時間も1桁以上高
速化される。
【0052】原理構成(その1)で説明したようにB領
域605を二重化する方式を採る場合には、高速ログ適
用装置620を置くことにより、遅延更新においてログ
をログ領域604から二度にわたって読みだす必要がな
くなり、処理A610がログ領域604への書き込みを
待たされることがなくなる。好適実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の好適実施例につき説
明する。
【0053】図6は、本発明の第1の好適実施例の構成
図である。本実施例は、第1の原理構成の実施例であ
り、基幹系処理部および情報系処理部のデータベース・
システム全体を1マシンで実現する場合の構成図を示し
ている。
【0054】本実施例は、基幹系処理部および情報系処
理部からなる全データベース・システムを、汎用コンピ
ュータのようなコンピュータ・システム1マシン701
で構成する。
【0055】マシン701には、トランザクション処理
で作成、更新するデータベース領域となるA領域703
と、A領域703のデータベースの更新情報であるログ
を蓄えるログ領域704、情報系処理で使用するデータ
ベースとなる二重化した記憶領域B1領域705、B2
領域706が接続される。各記憶領域A領域703、ロ
グ領域704、B1領域705、B2領域706は、ア
クセス競合が起こらないように、それぞれ別のディスク
装置上に置くことが望ましい。ログ領域704は不揮発
性のメモリ上に置いてもよい。
【0056】基幹系のトランザクション処理、情報系の
遅延更新処理、検索処理は、それぞれ1つのマシン内お
プロセスとして実行される。すなわち、該マシン内のデ
ータベース・システムとして、トランザクション処理プ
ロセス710、遅延更新プロセス707、検索処理プロ
セス708が稼働する。各プロセスは、マシンのオペレ
ーティング・システムによって、同時に実行される。
【0057】遅延更新プロセス707と検索処理プロセ
ス708は、それぞれ、B1領域705あるいはB2領
域706のいずれかに対して、遅延更新処理あるいは検
索処理を実行する。どちらの領域のデータに各処理を加
えるかを切り替え制御プロセス709が制御する。
【0058】切り替え制御プロセス709は、ある時間
間隔ごとに同期を取りながら、B1領域705とB2領
域706の接続先を、遅延更新プロセス707と検索処
理プロセス708の交互に入れ替え、遅延更新プロセス
707と検索処理プロセス708を実行させる(図3及
び図4に示したような処理を切り替え制御プロセス70
9が実行し、遅延更新プロセス707と検索処理プロセ
ス708を起動する)。
【0059】すなわち、切り替え制御プロセス709
は、遅延更新プロセス707をB1領域705に接続す
ると検索処理プロセス708をB2領域706に接続
し、次の時間間隔においては、遅延更新プロセス707
をB2領域706に、検索処理プロセス708をB1領
域705に接続する。
【0060】これにより、基幹系処理のトランザクショ
ン処理プロセス710でデータベース(A領域703)
を更新した内容がログ領域704に格納され、遅延更新
プロセス707によって、B1/B2領域705/70
6に1時間間隔だけ遅れて適用されることになる。ま
た、B1/B2に対する情報系の検索処理プロセス70
8が常に可能になる。
【0061】図7は、第2の好適実施例の構成図であ
る。原理構成(その1)の実施例であり、基幹系処理と
情報系処理を別のマシン、例えば2台の汎用コンピュー
タで構成したものである。
【0062】A領域803とログ領域804は基幹系処
理用マシン801に、B1領域805とB2領域806
は情報系処理用マシン802に接続される。トランザク
ション処理810によるA領域の更新とその内容のログ
領域804への格納は基幹系処理マシン801で、ログ
によるB領域の遅延更新処理とB領域の検索処理は情報
系処理マシン802で行なう。二つのマシン間は、大量
のデータが転送されることになるので、大きな転送幅を
持たせることが望ましい。
【0063】情報系処理マシン802では、遅延更新処
理と検索処理は、それぞれ遅延更新プロセス807と検
索処理プロセス808で実行される。情報系処理マシン
802には、第1の実施例と同様に切り替え制御プロセ
ス809が稼働され、時間間隔に同期して、遅延更新プ
ロセス807に接続するB領域と、検索処理プロセス8
08に接続するB領域とを、B1領域805/B2領域
806間で切り替える。
【0064】各プロセスの動作は、第1の実施例と同様
である。ただし、遅延更新プロセス807は、基幹系処
理マシン801−情報系処理マシン802間の通信パス
を介してログを受け取ることになる。
【0065】図8は、第3の好適実施例の構成図であ
る。原理構成(その1)の実施例であり、基幹系処理
と、情報系処理のなかの遅延更新処理、検索処理のそれ
ぞれに対してマシンを割り当てた、3マシンで構成す
る。
【0066】A領域903とログ領域904は、第2の
実施例と同様に、基幹系処理901のトランザクション
処理マシン910に接続される。一方、B1領域905
とB2領域906は、遅延更新マシン907と検索処理
マシン908の双方に接続され、双方から交互にアクセ
スされる。
【0067】B1領域905とB2領域906の切り替
えは、遅延更新マシン907と検索処理マシン908の
双方が有する切り替え制御装置(それぞれ920と93
0)が、ある時間間隔ごとに交互に接続されるように制
御する。
【0068】遅延更新マシン907による遅延更新処理
では、トランザクション処理マシン910のログ領域9
04から該時間間隔ごとにログを取り出してB領域の遅
延更新処理を行なう。このとき、トランザクション処理
マシン901−遅延更新マシン907間は、第2の実施
例と同様に、通信パスによるデータ転送でログを受け渡
す。図9は、本発明の第4の好適実施例の構成図であ
る。本実施例は、原理構成(その2)の実施例であり、
基幹系処理部内に高速ログ適用装置を持たせ、さらに、
B領域を二重化した構成である。
【0069】情報系処理部1002では、B領域が二重
化してあり、B1領域1005、B2領域1006が接
続されている。そして、情報系処理部1002は、ある
時間間隔においてB1領域1005が遅延更新処理を受
けていれば、もう一方のB2領域1006は検索処理に
使用され、反対に、B1領域1005が検索処理に使用
されているときには、もう一方のB2領域1006は遅
延更新処理を受けるという切り換え制御部1009をも
つ。
【0070】基幹系処理部1001には、高速ログ適用
装置1020を置き、トランザクション処理1010で
行なわれる更新処理のログは、随時高速ログ適用装置1
020に送られる。この更新の内容は、高速ログ適用装
置1020内の半導体記憶1030に格納されると同時
に、ログ保存用の二次記憶装置1004にも書き込まれ
る。半導体記憶1030は、例えば、write-through の
キャッシュ・メモリで実現する。
【0071】半導体記憶1030に格納されたログの内
容は、ある時間間隔で遅延更新処理1007に渡され
る。B領域が二重化してあるので、半導体記憶1030
を3面(X、Y、Z)用意しておく。ある時間間隔にお
いて、そのうちの1面にその間に生じたログを格納し、
ライト・スルーでログ用二次記憶1004にも同一のロ
グを書き込む。同じ時間間隔に、他の2面に格納されて
いるログ(一方の面には前の時間間隔に生じたログ、も
う一方にはさらに一つ前の時間間隔に生じたログが格納
してある)の内容を遅延更新処理1007に渡す。本実
施例で必要となる半導体記憶1030の容量は、最低、
時間間隔3つ分のログを格納できる容量にする必要があ
る。
【0072】図10は、半導体記憶1030に格納され
たログの内容を遅延更新処理1007に渡すタイミング
を示すタイムテーブルである。図10において、処理A
(トランザクション処理)は、一定の時間間隔(T1〜
T2、T2〜T3、・・・)毎にOLTP処理を実行す
る。このOLTP処理によってデータベースを更新する
ログが発生する。今、時間T1〜T2で生じたログを高
速ログ適用装置内の3面の半導体記憶のうちのY面に格
納する。また、時間T2〜T3で生じたログはX面に、
時間T3〜T4で生じたログはZ面に、さらに、時間T
4〜T5で生じたログは再びY面に格納する。以上のよ
うに、処理Aのトランザクション処理(OLTP)は、
半導体メモリの3面の領域を時間間隔毎に次々に切り換
えてログを格納する。
【0073】一方、情報系処理1002の遅延更新処理
1007は、各時間間隔ごとに、該時間間隔にログが格
納中でない2面の半導体記憶からログの内容を受け取
る。すなわち、時間間隔T1〜T2ではY面にログを格
納中であるから、それ以外の面であるT-1〜T0 に関す
るXおよびT0 〜T1 に関するZ面(図示していないが
Z面は一つ前の時間間隔のログが、X面にはもう一つ前
の時間間隔のログが格納されている)がそれぞれ遅延更
新処理1007に送られる。そして、遅延更新処理10
07は、二重化したB領域のデータのどちらか一方、B
1領域1005かB2領域1006のデータを送られた
ログの内容によって更新する。
【0074】すなわち、図10のタイムテーブルに示す
ように、遅延更新処理1007は、時間間隔T1では、
受け取ったX面、ログ内容によってB2領域1006の
データを更新し、その間に、検索処理1008がB1領
域1005のデータを使用して検索処理を実行する。ま
た、次の時間間隔T2には、受け取ったZ面(Z面には
時間間隔T0〜T1で発生したログが格納されている)
のログ内容によって遅延更新処理1007はB1領域1
005のデータの更新処理を行ない、検索処理1008
はB2領域1006のデータを使用して検索を行なう。
【0075】以上のように、情報系処理部1002が有
する切り換え制御部1009により、時間間隔毎に、遅
延更新処理1007と検索処理1008が処理するデー
タ領域(B1とB2)を切り換え、各領域に交互に遅延
更新処理と検索処理を施す。各領域のデータは、交互
に、それ以前の二つの時間間隔に生じたログを受け取っ
て遅延更新処理が施されることになる。
【0076】一般的に示すと、時間間隔Ti-2 からT
i-1 ,Ti-1 からTi ,Ti からTi+ 1 を一つずつの半
導体記憶面(Y,Z,X面のいずれか)に対応させ、T
i の時点で時間間隔Ti-2 からTi-1 に対応する面(i
=3のときY)とTi+1 の時点で、時間間隔Ti-1 から
i までに対応する面(i=3のときX)の内容を遅延
更新処理1007に渡すと同時に、Ti+2 の時点で時間
間隔Ti-3 からTi-2 までに対応する面(i=3のとき
Z)の内容をそのままにして、その面(i=3のときZ
面)にTi からTi+1 までのログを上書きして蓄える。
このとき、その面の内容をログ用二次記憶1004にも
書き込む。
【0077】図9は、図10のT3 ,T4 の時点での切
り替えの内容を示している。すなわち、Y面とX面のロ
グ内容が遅延更新処理1007に送られ、T3 ではB2
領域1006のデータを更新するとともに、検索処理1
008はB1領域1005のデータによって検索処理を
行なう。そして、T4 ではT3 の時点の内容に対してB
2領域1006によって検索を行う。
【0078】また、図10のT4 〜T5 の時点での切り
替えの内容を図11に示す。すなわち、この時点では、
4 〜T5 で生じるログがY面に蓄えられると同時に、
X面とZ面のログ内容が遅延更新処理1007に送ら
れ、T4 ではB1領域1005のデータが更新され、ま
た、B2領域1006のデータを使用して検索処理が行
なわれる。
【0079】図12は、本実施例の動作フローチャート
である。まず、切り替え制御部1009が時間Ti (i
=1,2,・・・)を検出する(S50)。そして、i
を3で割り余りをmとし、また、iを2で割り余りをn
とする(S51)。次に、mの値によって、その時間
(Ti 〜Ti+1 )のログ内容を高速ログ適用装置102
0内にある3面の半導体記憶1030のどの面に記憶し
たらよいかを決定する(S52〜S54)。
【0080】すなわち、m=0のとき(例えば、時間が
3 、T6 、T9 、・・)、発生するログ内容をZ面に
格納することとし、ログ格納面識別子Buf1をZとし
ておく。また、その他の面を示す識別子Buf2、Bu
f3をそれぞれX、Yとする(S52)。また、m=1
のとき(例えば、時間がT1 、T4 、T7 、・・)、発
生するログ内容をY面に格納することとし、ログ格納面
識別子Buf1をYとし、その他の面を示す識別子Bu
f2、Buf3をそれぞれZ、Xとする(S53)。さ
らに、m=2のとき(例えば、時間がT2 、T5
8 、・・)、発生するログ内容をX面に格納すること
とし、ログ格納面識別子Buf1をXとし、その他の面
を示す識別子Buf2、Buf3をそれぞれY、Zとす
る(S54)。
【0081】次に、nの値によって、二重化されたBデ
ータ領域のうち、その時間(Ti 〜Ti+1 )に遅延更新
処理の対象となるデータ領域と検索処理の対象となるデ
ータ領域を決定する(S55、S56)。すなわち、n
=0のとき(例えば、T2 、T4 、T6 、・・・)のと
きは、B1領域1005を遅延更新処理1007の対象
とし(UPD=B1)、B2領域1006を検索処理1
008の対象とする(RET=B2)(S55)。一
方、n=1のとき(例えば、T1 、T3 、T5 、・・
・)のときは、B2領域1006を遅延更新処理100
7の対象とし(UPD=B2)、B1領域1005を検
索処理1008の対象とする(RET=B1)(S5
6)。
【0082】以上のようにログ内容の格納面の選択と、
遅延更新処理と検索処理の対象データ領域を選択したの
ち、トランザクション処理1010(S57)および遅
延更新処理(S58)1007、検索処理(S59)1
008をTi 〜Ti+1 の時間内に実行する。
【0083】まず、トランザクション処理(S57)で
は、例えば、銀行における顧客の現金払い出し処理のよ
うな処理が実行される。このトランザクション処理のな
かで、データベースの更新要求が起こる(S57−
1)。更新要求では、更新するデータベースのリレーシ
ョン名やタプルID、更新内容が更新情報となる。次
に、更新情報内のリレーション名やタプルIDを検索情
報としてA領域の更新部分を読み出し(S57−2)、
更新し(S57−3)、A領域1003に書き込む(S
57−4)。また、情報処理用のデータベースB領域を
更新するために、高速ログ適用装置1020内の半導体
記憶1030の1面(Buf1の面)にログ内容を格納
する。すなわち、更新するリレーション名やタプルI
D、更新内容を格納する(S57−5)。さらに、半導
体記憶1030はwrite-through のキャッシュ・メモリ
等で実現されているので、S57−5で半導体記憶10
30に格納したログ内容をそのままログ用二次記憶装置
1004に書き込む(S57−6)。
【0084】切り替え制御部1009が時間Ti+1 を検
出するまで、同様のトランザクション処理が繰り返され
る。一方、情報系処理1002内の遅延更新処理(S5
8)1007では、まず、基幹系処理部1001内の高
速ログ適用装置1020の半導体記憶1030でログの
格納が行なわれていない2面(Buf2、Buf3の
面)のログ内容を遅延更新処理1007に転送させ、そ
のログ内容をLとする(S58−1)。このログ内容は
時間Ti-2 〜Ti に生じたログに対応する。次に、この
ログ内容LによってUPDに示した領域(B1領域ある
いはB2領域)のデータを更新する(S58−2)。以
上の処理によって、遅延更新処理が実行される。
【0085】また、検索処理(S59)では、RETに
示した領域(B1領域あるいはB2領域)のデータを使
って検索処理を実行する(S59−1)。以上の動作フ
ローチャートに沿って、各時間間隔Ti 〜Ti+1 間にト
ランザクション処理、および遅延更新処理、検索処理が
実行される。
【0086】図13は、切り替え制御部1009の制御
構成図である。図12の動作フローチャートのS50〜
S56の部分の説明図である。切り替え制御部1009
は、切り替え時刻(Ti 、Ti+1 、・・・)とごにタイ
マから時刻制御信号を受ける。切り替え制御部1009
はこの時刻制御信号をトリガとして切り替え制御処理を
行ない、高速ログ適用装置1020、および、遅延更新
制御部、検索データベース制御部に切り替え信号を発す
る。遅延更新制御部と検索データベース制御部は、それ
ぞれ、遅延更新部1007と検索処理部1008内部に
存在し、それぞれの処理を制御する部分である。高速ロ
グ適用装置1020、遅延更新制御部、検索データベー
ス制御部は、それぞれ、切り替え制御部1009から切
り替え信号を受け、切り替えに伴う処理を実行する。
【0087】図14は、切り替え制御部1009の動作
フローチャートである。まず、タイマから時刻制御信号
が来ているか否か、そして、遅延更新制御部から終了信
号が来ているか否かを判定する(S1500)。すなわち、
時刻制御信号の有無は、時刻Ti になっているか否かの
判定であり、遅延更新制御部からの終了信号の有無は、
前回の遅延更新処理が完了しているか否かを示す信号の
有無の判定を意味する。そして、タイマからの時刻制御
信号が来ており、かつ、遅延更新制御部から終了信号が
来ている場合(yes)に次の処理(S1511、S1512以
降の処理)を実行する。それ以外の場合(no、タイマ
からの時刻制御信号が来ていない、あるいは、遅延更新
制御部からの終了信号が来ていない)は、S1500の判定
を繰り返し、両条件が揃うまで繰り返す。
【0088】S1500がyesの場合、遅延更新制御部か
らの終了信号をクリアし(S1511)、時刻制御信号もク
リアする(S1512)。次に、検索データベース制御部に
切り替え信号を送り(S1521)、さらに、ログ適用装置
に切り替え信号を送る(S1522)。切り替え信号を受け
取ったときの検索データベース制御部およびログ適用装
置の動作についてはそれぞれ図15,図16の説明で後
述する。
【0089】S1521およびS1522の切り替え信号送信
後、検索データベース制御部およびログ適用装置から切
り替え処理完了を示す信号が来たか否かを判定し、切り
替え処理完了を待機する(S1530)。切り替え完了信号
が来ないならば(no)、S1530の判定を繰り返す。切
り替え完了信号が両者から来た場合には(yes)、次
の処理を実行する。
【0090】すなわち、検索データベース制御部からの
切り替え完了信号をクリアし(S1541)、ログ適用装置
からの切り替え信号もクリアする(S1542)。そして、
遅延更新制御部に切り替え信号を送る(S1550)。切り
替え信号を受けた遅延更新制御部の動作については図1
7の説明で後述する。
【0091】以上の処理を終了したら、再びS1501に戻
り、以上の処理を繰り返す。図15は、検索データベー
ス制御部の切り替え処理の動作フローチャートである。
【0092】まず、切り替え制御部から切り替え信号が
来ているか否かを判定する(S1600)。切り替え信号が
来ない間は(no)、この判定処理を繰り返す。切り替
え信号が来たら(yes)、この切り替え信号をクリア
する(S1610)。
【0093】そして、新たな検索処理の受け付けを拒絶
し、現在実行中の検索処理を強制終了する(S1620)。
すなわち、現在つながっているディスク装置(B領域の
いずれか)への新たな検索処理を行なえないようにし、
現在行なっている検索処理も強制的に終了させる。
【0094】そのうえでディスク装置を切り替える(S
1630)。すなわち、今までB1領域1005が接続され
ていた場合には、B1領域を切り、B2領域を接続す
る。同様に、今までB2領域1006が接続されていた
場合には、B2領域1006を切り、B1領域1005
を接続する。
【0095】その後、切り替えたディスク装置に対して
強制終了した検索処理の最初からの実行を開始し、さら
に、新規の検索処理の受け付けを開始する(S1640)。
以上の処理を実行後、切り替え制御部1009に切り替
え完了信号を送る(S1650)。
【0096】以上が検索データベース制御部の動作であ
り、全処理を実行したら再びS1600の処理に戻り、以上
の処理を繰り返す。図16は、高速ログ適用装置102
0の切り替え処理の動作フローチャートである。
【0097】まず、切り替え制御部から切り替え信号が
来ているか否かを判定する(S1700)。切り替え信号が
来ない間は(no)、この判定処理を繰り返す。切り替
え信号が来たら(yes)、この切り替え信号をクリア
する(S1710)。
【0098】次に、ログの書き込みを行なっている高速
ログ適用装置1020の半導体記憶面1030への書き
込みを禁止する(S1720)。X、Y、Zのどの面にログ
書き込みを行なっているかは前回のBuf1の値により
分かる。Buf1の値は、図12のS52〜S54の処
理で決定される。
【0099】そして、S52〜S54で今回決定された
Buf1、Buf2、Buf3の値に設定し(S173
0)、そのうえで、今回のBuf1の値の面へのログの
書き込みを許可する(S1740)。この処理を終了後、切
り替え制御部1009に切り替え処理完了を示す信号を
送る(S1750)。
【0100】以上が高速ログ適用装置1020の切り替
え制御処理であり、全処理を終了後、S1700に戻り、同
じ処理を繰り返す。図17は、遅延更新制御部の切り替
え処理の動作フローチャートである。
【0101】まず、切り替え制御部1009に遅延更新
終了信号を送る(S1800)。そして、切り替え制御部1
009から切り替え信号が来ているか否かを判定する
(S1810)。切り替え信号が来ない間は(no)、この
判定処理を繰り返す。切り替え信号が来たら(ye
s)、この切り替え信号をクリアする(S1820)。
【0102】その後、今まで接続されていたディスク装
置(B1領域1005あるいはB2領域1006)を切
り替える(S1830)。すなわち、今までB1領域が接続
されていた場合にはB2領域に切り替え、今までB2領
域が接続されていた場合にはB1領域に切り替える。
【0103】切り替え処理後、今回接続したディスク装
置に対して遅延更新処理を開始する(S1840)。以上の
処理が遅延更新制御部の動作であり、以上の処理後、S
1800に戻り、同じ処理を繰り返す。すなわち、遅延更新
処理が完了したのちに遅延更新終了信号を送る(S180
0)ことになる。
【0104】以上に説明した実施例では、トランザクシ
ョン処理、遅延更新処理、検索処理を並行して実行でき
るように、B領域を二重化し、高速ログ適用装置の半導
体記憶を3面もつように構築したが、必ずしもB領域を
二重化する必要はない。
【0105】図18は第5の好適実施例のシステム構成
図である。本実施例では原理構成(その2)の実施例で
あり、情報系処理に用いるデータベース領域B領域は二
重化しない構成をとる。
【0106】この場合、基幹系処理部1401の高速ロ
グ適用装置内1420の半導体記憶1430は2面あれ
ばよい。今、X面とY面とする。ある時間Ti 〜Ti+1
内には全時間領域においてトランザクション処理141
0が行なわれ、高速ログ適用装置1420の半導体記憶
1430のどちらか一方の面(今、X面に格納するもの
とする)に、データベース更新に伴うログ内容が格納さ
れる。
【0107】また、Ti 〜Ti+1 の時間間隔には、トラ
ンザクション処理1410と並行して遅延更新処理14
07が実行される。すなわち、この時間間隔内に格納処
理が行なわれていない半導体記憶1430の面(Y面)
のログ内容(一つ前の時間間隔Ti-1 〜Ti に生じたロ
グ)が情報系処理1402の遅延更新処理1407に受
け渡され、遅延更新処理がこのログ内容に従ってB領域
1405のデータベースを更新する。
【0108】遅延更新処理1407がTi 〜Ti+1 内に
終了するようになっており、その残りの時間が検索処理
1408に割り当てられる。このためには、時間間隔は
遅延更新処理がこの時間内に十分終わるような時間間隔
に設定しておく必要がある。遅延更新処理終了後、T
i+1 までの時間に、検索処理が更新済みのB領域のデー
タを使用して検索処理を実行することになる。すなわ
ち、この実施例では半導体記憶1430を用いたので1
時間間隔のうちの遅延更新の時間を短くし、検索処理の
時間を長くとることができる。
【0109】
【発明の効果】以上に示されるような本発明の構成によ
れば、遅延更新処理と検索処理を並行して行なうことが
可能となり、検索処理が遅延更新処理の終わるのを待つ
必要がなくなり、十分な時間を検索処理に割り当てるこ
とが可能となる。
【0110】また、検索処理に長時間を要するような場
合も、時間間隔を調節することにより、対応可能とな
る。本発明では、以上の構成に加えて、基幹系処理部内
に、A領域に対して作成あるいは更新されたデータ内容
を前記ログ領域(二次記憶装置)と同様に格納し、読み
出し/書き込みを高速に実行する高速ログ適用部を、更
に含むように構成することができる。
【0111】高速ログ適用部は、半導体記憶で構成し、
読み出し/書き込みを高速化する。そして、前記ログ領
域を書き込み専用とし、遅延更新処理において、ログ領
域からログ内容を読み出す時間を短縮する役目をする。
この場合、情報系処理部に接続されるB領域(B1領域
とB2領域)は必ずしも二重化しなくてもよい。
【0112】以上に示されるような本発明の構成によれ
ば、ログを二次記憶に格納すると同時に半導体記憶上に
保存しておくことにより、遅延更新のためにログを二次
記憶から読み出す必要がなくなり、ログを二次記憶へ出
す処理および遅延更新処理の高速化が可能になる。すな
わち、二次記憶からの読み出し時間がなくなるので、遅
延更新処理におけるログの読み出し処理において1桁以
上の高速化が図れる。
【0113】この結果、従来のデータベース・システム
では基幹系の処理と同時に実行できなかったような複雑
な情報系処理が実行可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図(その1)である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作フローチャートである。
【図4】本発明の動作フローチャートである。
【図5】本発明の原理ブロック図(その2)である。
【図6】本発明の第1の好適実施例の構成図(1つのマ
シンで実現した場合)である。
【図7】本発明の第2の好適実施例の構成図(2つのマ
シンで実現した場合)である。
【図8】本発明の第3の好適実施例の構成図(3つのマ
シンで実現した場合)である。
【図9】本発明の第4の好適実施例の構成図(高速ログ
適用装置を使用する場合)である。
【図10】本発明の第4の好適実施例のタイムテーブル
である。
【図11】本発明の第4の好適実施例のT4 時点での切
り換え説明図である。
【図12】本発明の第4の好適実施例の動作フローチャ
ートである。
【図13】切り替え制御の構成図である。
【図14】切り替え制御部の動作フローチャートであ
る。
【図15】検索データベース制御部の切り替え制御フロ
ーチャートである。
【図16】ログ適用装置の切り替え制御フローチャート
である。
【図17】遅延更新制御部の切り替え制御フローチャー
トである。
【図18】本発明の第5の好適実施例の構成図(B領域
を二重化しない場合)である。
【図19】従来システムの構成図である。
【図20】従来システムの処理の流れの説明図である。
【符号の説明】
301 基幹系処理部 302 情報系処理部 303 A領域 304 ログ領域 305 B1領域 306 B2領域 307 遅延更新処理部 308 検索処理部 309 切り替え制御部 310 トランザクション処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 克己 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 弘末 清悟 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション処理のような基幹系の
    処理を実行する基幹系処理部と、検索処理のような情報
    系の処理を実行する情報系処理部を有するデータベース
    ・システムであって、 前記基幹系処理部内に、基幹系の処理で作成更新するデ
    ータベースを格納する基幹系データベース格納手段と、 前記情報系処理部内に、情報系の処理で使用するデータ
    ベースを格納する二重化した情報系データベース格納手
    段と、 前記情報系処理部内に、前記基幹系処理部内のデータベ
    ース格納手段に対してある時間間隔内に生じたログを情
    報系処理部内に取り込み、二重化した前記情報系データ
    ベース格納手段のうちのいずれかのデータベースを該ロ
    グを用いて更新する遅延更新手段と、 前記情報系処理部内に、二重化した前記情報系データベ
    ース格納手段のうち、前記遅延更新手段によって更新処
    理を行なっていない方のデータベースを用いて検索処理
    等の情報系処理を実行する検索処理手段とを含む、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータベース・システ
    ムであって、 前記情報系処理部内に、二重化した前記情報系データベ
    ース格納手段の2つのデータベースに、前記遅延更新手
    段と前記検索処理手段のいずれかを稼働する切り替え制
    御を行なう切り替え制御手段を、更に含む、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2に記載のデータ
    ベース・システムであって、 前記基幹系処理部と前記情報系処理部を一つのマシン上
    で実現する、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  4. 【請求項4】 請求項1および請求項2に記載のデータ
    ベース・システムであって、 前記基幹系処理部と前記情報系処理部を、それぞれ別の
    マシン上で実現する、ことを特徴とするデータベース・
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1および請求項2に記載のデータ
    ベース・システムであって、 前記基幹系処理部と、前記情報系処理部内の前記遅延更
    新手段と検索処理手段とを、それぞれ別の3つのマシン
    上で実現する、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  6. 【請求項6】 トランザクション処理のような基幹系の
    処理を実行する基幹系処理部と、検索処理のような情報
    系の処理を実行する情報系処理部を有するデータベース
    ・システムであって、 前記基幹系処理部内に、基幹系の処理で作成更新するデ
    ータベースを格納する基幹系データベース格納手段と、 前記情報系処理部内に、情報系の処理で使用するデータ
    ベースを格納する二重化した情報系データベース格納手
    段と、 前記情報系処理部内に、前記基幹系処理部内のデータベ
    ース格納手段に対してある時間間隔内に生じたログを情
    報系処理部内に取り込み、二重化した前記情報系データ
    ベース格納手段のうちのいずれかのデータベースを該ロ
    グを用いて更新する遅延更新手段と、 前記基幹系処理部内に、基幹系データベース格納手段に
    対して生じたログを二次記憶装置に格納すると同時に半
    導体記憶上に保存しておき、前記遅延更新手段によって
    前記情報系データベース格納手段を更新する場合に、保
    存した該ログを高速で前記遅延更新手段に受け渡す高速
    ログ適用手段と、 前記情報系処理部内に、二重化した前記情報系データベ
    ース格納手段のうち、前記遅延更新手段によって更新処
    理を行なっていない方のデータベースを用いて検索処理
    等の情報系処理を実行する検索処理手段とを含む、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータベース・システ
    ムであって、 前記高速ログ適用手段内に半導体記憶を2面持ち、時間
    間隔毎に1面を二次記憶と同時のログ書き込み用に、も
    う一方の面は既に格納済みのログ内容を前記遅延更新手
    段用に渡すために用い、時間間隔ごとに、その面を切り
    替える、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデータベース・システ
    ムであって、 前記高速ログ適用装置内に半導体記憶を3面持ち、時間
    間隔毎に1面を二次記憶と同時のログ書き込み用に、他
    の2面は既に格納済みのログ内容を前記遅延更新手段に
    渡すために用い、時間間隔ごとに、その面を切り替え
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のデータベース・システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6、請求項7および請求項8に記
    載のデータベース・システムであって、 前記情報系データベース格納手段は二重化したデータベ
    ースを有し、 前記情報系処理部内に、二重化した前記情報系データベ
    ース格納手段の2つのデータベースに、前記遅延更新手
    段と前記検索処理手段のいずれかを稼働する切り替え制
    御を行なう切り替え制御手段を、更に含み、 前記遅延更新手段が、前記情報系データベース格納手段
    の二重化した一方のデータベースに対して前記高速ログ
    適用手段から得たログを使用して更新処理を行なうと同
    時に、前記検索手段が、二重化したもう一方のデータベ
    ースに対して検索処理を行ない、遅延更新手段と検索処
    理手段とを同時に実行する、 ことを特徴とするデータベース・システム。
  10. 【請求項10】 トランザクション処理のような基幹系の
    処理を実行する基幹系処理部と、検索処理のような情報
    系の処理を実行する情報系処理部を有するデータベース
    ・システムであって、 前記基幹系処理部内に、基幹系の処理で作成更新するデ
    ータベースを格納する基幹系データベース格納手段と、 前記情報系処理部内に、情報系の処理で使用するデータ
    ベースを格納する情報系データベース格納手段と、 前記情報系処理部内に、前記基幹系処理部内のデータベ
    ース格納手段に対してある時間間隔内に生じたログを情
    報系処理部内に取り込み、前記情報系データベース格納
    手段を該ログを用いて更新する遅延更新手段と、 前記基幹系処理部内に、基幹系データベース格納手段に
    対して生じたログを二次記憶装置に格納すると同時に半
    導体記憶上に保存しておき、前記遅延更新手段によって
    前記情報系データベース格納手段を更新する場合に、保
    存した該ログを高速で前記遅延更新手段に受け渡す高速
    ログ適用手段と、 前記情報系処理部内に、ある時間間隔のうちで前記遅延
    更新手段に使用された残り時間に、前記情報系データベ
    ース格納手段を使用して検索処理等の情報系処理を実行
    する検索処理手段とを含む、 ことを特徴とするデータベース・システム。
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