JPH0530684Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0530684Y2
JPH0530684Y2 JP14360387U JP14360387U JPH0530684Y2 JP H0530684 Y2 JPH0530684 Y2 JP H0530684Y2 JP 14360387 U JP14360387 U JP 14360387U JP 14360387 U JP14360387 U JP 14360387U JP H0530684 Y2 JPH0530684 Y2 JP H0530684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
oil
filtration
oil storage
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14360387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6447341U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14360387U priority Critical patent/JPH0530684Y2/ja
Publication of JPS6447341U publication Critical patent/JPS6447341U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0530684Y2 publication Critical patent/JPH0530684Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、使用済みあるいは使用途上にある
汚濁した天ぷら油等の食用油を濾過して浄化する
浄油器に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種浄油器は、たとえば特開昭61−
259719号公報(B01D 39/14)に見られるよう
に、有底筒状の容器内上部に濾過装置を内装し、
容器上面より流入された食用油を濾過装置で濾過
して容器底部に収容する構成になつている。
また、容器の側壁に上下方向の膨出部を形設
し、食用油の再利用に際し、容器を傾斜させるこ
とにより、容器底部の食用油を膨出部を通してそ
の上端の注ぎ口より流出するようにしている。
ところが、前述の浄油器では、濾過部分とその
下方の貯油部分とが一体的に設けられているた
め、食用油の貯油量を容易に確認することができ
ず、しかも、食用油の再利用に際して一度に多量
の注油を行なうと、注ぎ口以外の容器上面より油
が流出してしまい、容器および該容器の蓋が汚れ
る等の欠点を有している。
一方、最近では、濾過部分と貯油部分とを分割
構成するものが出現し、貯油容器の上面開口部に
濾過装置を備えた濾過容器を着脱自在に載置する
構造になつている。
しかし、このものでは、注油時、濾過容器を外
してこれを仮置しなければならず、特に少量の油
を頻繁に使用する場合には非常に使い勝手が悪い
欠点を有している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、貯油量の確認を容易にするとともに、使
い勝手の良い注油を可能にし得る手段を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
つぎに、この考案の構成を、実施例に対応する
第1図を用いて説明する。
この考案による浄油器は、食用油を濾過する濾
過装置8を備えた濾過容器6と、上面開口部に前
記濾過容器6が着脱自在に載置され前記濾過装置
8より落下した食用油を収容する貯油容器1と、
該貯油容器1の開口部周縁の一部に形成された食
用油の注ぎ口2と、前記濾過容器6の上面を開閉
自在に閉塞した蓋20と、前記貯油容器1の側面
に固定され握り部4を有する下部把手3と、前記
濾過容器6の側面に固定され前記下部把手3の上
方に位置した上部把手13と、前記上部把手13
の下部および前記下部把手3の上部にそれぞれ形
成され互いに係合して前記濾過容器6を上下方向
に枢支した枢支軸17および溝18と、前記上部
把手13の先端部に形成された前記濾過容器6の
回動操作用押圧部19とを備えたものである。
〔作用〕
したがつて、貯油容器1に対して濾過容器6を
分離することが可能なうえ、貯油容器1の下部把
手3を握つた状態で濾過容器6の上部把手13に
おけ押圧部19を下方へ押圧することにより、濾
過容器6を枢支軸17を中心に上方へ回動し、貯
油容器1の上面を開放することが可能になる。
このため、貯油容器1内の食用油の貯油量を容
易に確認できるうえ、濾過容器6を別置すること
なく貯油容器1の注ぎ口2より食用油を注油する
ことが可能になる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した図
面とともに詳細に説明する。
図面において、1は有底円筒状の貯油容器、2
は貯油容器1の上面開口部周縁の一部に形成され
た食用油の注ぎ口、3は貯油容器1の側面に固定
され握り部4を有する下部把手であり、第2図に
示すように、貯油容器1の側面の注ぎ口2との反
対側に固着された取付板5にねじ止めされてい
る。
6は貯油容器1の上面開口部に着脱自在に載置
された有底円筒状の濾過容器、7は濾過容器6の
内装された紙フイルタであり、天ぷら油の揚げか
す等を捕獲する。8は濾過容器6の底板に着脱自
在に貫設され貯油容器1内に突出した濾過装置で
あり、第2図に示すように、上下面に通油孔を有
するケース9内に不織布フイルタ10、活性炭1
1および不織布フイルタ12を積層状態で収納し
て構成されており、紙フイルタ7で濾過された食
用油の微細なかすや着色、臭い等が濾過装置8に
おいて除去される。
13は濾過容器6の側面に固定された上部把手
であり、第2図に示すように、濾過容器6の側面
に固着された取付板14にねじ止めされている。
この上部把手13の基部には下方への膨出部1
5が形設され、前記下部把手3の上部に設けられ
た嵌合溝16に膨出部15が遊嵌し、下部把手3
に対する上部把手13の位置決めとともに貯油容
器1に対する濾過容器6の回り止めがなされてい
る。
17は前記膨出部15の両側面にそれぞれ突設
された枢支軸、18は前記嵌合溝16の両側内面
に凹設されそれぞれ上方に開口したほぼ半円状の
枢支溝であり、膨出部15の嵌合溝16への遊嵌
時、両枢支軸17がそれぞれ両枢支溝18に嵌合
し、上部把手13が枢支軸17を中心に回動自在
に支持され、上部把手13の先端部の押圧部19
を下方へ押圧することにより、濾過容器6が枢支
軸17を中心に上方へ回動する。
20は濾過容器6の上面開口を開閉自在に閉塞
した蓋であり、該蓋20の裏面に内径が濾過装置
8の外径とほぼ同一の円筒状受皿リブ21が形設
されるとともに、蓋20の側部に上部把手13に
冠装するつまみ22が形設されている。
そして、蓋20を取り外し、濾過容器6の上面
より使用済みあるいは使用途上の食用油を流入す
ると、紙フイルタ7および濾過装置8で濾過され
浄化された食用油が貯油容器1内に落下し、収容
される。
この貯油容器1内の食用油の貯油量は、濾過容
器6を分離することにより確認できる。
つぎに、この食用油を再使用する際、下部把手
3の握り部4を握り、その親指でつまみ22を介
して上部把手13の押圧部19を押すと、第4図
に示すように、濾過容器6が上部把手13を介し
て回動し、貯油容器1の上面を開放することがで
き、この状態で貯油容器1内の食用油を注ぎ口よ
り注油することができる。
したがつて、少量の食用油を頻繁に注油する場
合等には、これを片手で容易に行なうことができ
るため、使い勝手が良くなる。
また、多量の食用油を一度に使用するような場
合には、蓋20および濾過容器6をそれぞれ分離
し、第5図に示すように、裏返して設置した蓋2
0のリブ21に濾過装置8を乗せて濾過容器6を
仮置し、第6図に示すように、貯油容器1のみを
持つて注油することが可能である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の浄油器によると、貯
油容器の上面に濾過装置を備えた濾過容器を着脱
自在に載置し、貯油容器の下部把手と濾過容器の
上部把手とを係合して濾過容器を上部把手を介し
て枢支することができるため、貯油容器内の食用
油の貯油量を容易に確認できるうえ、濾過容器を
別置することなく貯油容器内の食用油を注油する
ことができ、使い勝手が良く、使用性を向上でき
るものであり、しかも、濾過容器を上方へ回動し
て注油できるばかでなく、これを別置し、貯油容
器のみを持つて注油することもでき、好みに応じ
てあるいは注油量に応じて注油方式を選択でき、
実使用上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の浄油器の1実施例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図は切断正面図、第3図
は各把手および蓋の分解斜視図、第4図は注油状
態の正面図、第5図および第6図はそれぞれ他の
注油状態を示す正面図である。 1……貯油容器、2……注ぎ口、3……下部把
手、4……握り部、6……濾過容器、8……濾過
装置、13……上部把手、17……枢支軸、18
……枢支溝、19……押圧部、20……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食用油を濾過する濾過装置を備えた濾過容器
    と、上面開口部に前記濾過容器が着脱自在に載置
    され前記濾過装置より落下した食用油を収容する
    貯油容器と、該貯油容器の開口部周縁の一部に形
    成された食用油の注ぎ口と、前記濾過容器の上面
    を開閉自在に閉塞した蓋と、前記貯油容器の側面
    に固定され握り部を有する下部把手と、前記濾過
    容器の側面に固定され前記下部把手の上方に位置
    した上部把手と、前記下部把手の上部と前記上部
    把手の下部との一方および他方に形成され互いに
    係合して前記濾過容器を上下方向に枢支した枢支
    軸および溝と、前記上部把手の先端部に形成され
    た前記濾過容器の回動操作用押圧部とを備えた浄
    油器。
JP14360387U 1987-09-19 1987-09-19 Expired - Lifetime JPH0530684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14360387U JPH0530684Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14360387U JPH0530684Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447341U JPS6447341U (ja) 1989-03-23
JPH0530684Y2 true JPH0530684Y2 (ja) 1993-08-05

Family

ID=31410570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14360387U Expired - Lifetime JPH0530684Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530684Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6447341U (ja) 1989-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5665224A (en) Filter jug
JPH0790129B2 (ja) 浄水器
US20140263020A1 (en) Refillable Liquid Filter Apparatus
JPH0530684Y2 (ja)
US6355168B1 (en) Cooking oil storage and filtering system
WO1994004245A1 (en) Filter jug
EP0349315A1 (en) Filter cartridges and filter assemblies
JPH0316577Y2 (ja)
JPH0346803Y2 (ja)
JPH0223213Y2 (ja)
JPH044672Y2 (ja)
JPS5841515A (ja) コ−ヒ−ポツト用装置ならびにコ−ヒ−ポツト
CN215016042U (zh) 一种旋转式滤水锅
JP3712714B2 (ja) 食品液体フィルタ装置
JPS5816346Y2 (ja) 携帯用濾過具
RU33329U1 (ru) Бытовой фильтр
JPH0350827Y2 (ja)
KR0127633Y1 (ko) 정수기의 물받이장치
JPH0128742Y2 (ja)
JPH0446700Y2 (ja)
JPS6338889Y2 (ja)
JPS6022966Y2 (ja) 油こし器
JPH056910Y2 (ja)
JP3097915U (ja) 比重の異なる液体を入れる容器の注ぎ口
JPS5924295Y2 (ja) 調理用油入れ濾し器