JPH05306431A - 耐遅れ破壊特性に優れる高強度pc鋼線 - Google Patents

耐遅れ破壊特性に優れる高強度pc鋼線

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JPH05306431A
JPH05306431A JP4111991A JP11199192A JPH05306431A JP H05306431 A JPH05306431 A JP H05306431A JP 4111991 A JP4111991 A JP 4111991A JP 11199192 A JP11199192 A JP 11199192A JP H05306431 A JPH05306431 A JP H05306431A
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JP
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outer layer
steel
steel wire
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delayed fracture
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Shoichi Ohashi
章一 大橋
Toshihiko Takahashi
稔彦 高橋
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、耐遅れ破壊特性に優れるコンクリ
ート補強高強度鋼線及び鋼棒を提供することを目的にな
されたものである。 【構成】 コア部とそれを囲む外層部とからなり、横断
面外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範囲に
あり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
C鋼線。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート補強高強
度鋼線に関わり、特に耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
C鋼線及び鋼棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の高層化、大型化が進むな
かで、コンクリートを補強する鋼線に対して、高強度化
の要求が強く、より高い強度鋼線及び鋼棒の開発が必要
になってきている。しかし、PC鋼線、鋼棒の強度が上
がる一方、その使用環境が益々厳しくなり、遅れ破壊の
問題が顕在化してきた。そのため従来の焼入れ焼戻し処
理によるマルテンサイト組織を有する鋼線、鋼棒では1
500MPaクラス以上の材料を製造することは困難で
ある。耐遅れ破壊特性に優れる高強度のコンクリート補
強鋼線を得る方法としては、従来0.7〜0.9%Cを
含有する共析鋼及び過共析鋼の線材をパテンティング処
理して伸線による加工硬化で強度を付与したものが利用
されている。しかし、炭素を0.8%程度含有するため
に、溶接することができず、その使用範囲は非常に限定
されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐遅れ破壊
特性に優れるコンクリート補強高強度鋼線及び鋼棒を提
供することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨とす
るところは下記のとおりである。 (1) コア部とそれを囲む外層部とからなり、横断面
外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範囲にあ
り、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
C鋼線。
【0005】(2) コア部とそれを囲む外層部とから
なり、横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80
%の範囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
的不純物を含む鋼からなることを特徴とする耐遅れ破壊
特性に優れる高強度PC鋼線。
【0006】(3) コア部とそれを囲む外層部とから
なり、横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80
%の範囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
的不純物を含む鋼からなり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
なることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
C鋼線。
【0007】(4) コア部とそれを囲む外層部とから
なり、横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80
%の範囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3%〜1.5%、 Al:0.005%〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
的不純物を含む鋼からなり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
的不純物を含む鋼からなることを特徴とする耐遅れ破壊
特性に優れる高強度PC鋼線。
【0008】
【作用】図1は、本発明に関する鋼線の断面図の一態様
を示すものである。同図のコア部1は炭素量の高い、い
わゆるピアノ線に用いられる組成を有する領域であり、
また外層部2は炭素量の低い溶接可能な成分系を基本成
分とするものである。本発明の鋼線を図1のごときコア
部とそれを囲む外層部とからなる構成とするのは、次の
理由による。即ち、従来の共析及び過共析鋼をパテンテ
ィング処理した後、伸線して加工硬化して強度を確保
し、1500MPaクラス以上のコンクリート補強鋼線
を製造することも可能であるが、炭素を0.7%以上も
含有しているため、溶接することは不可能である。しか
し、図1のごときコア部とそれを囲む外層部とからなる
構成とすれば、表層は低炭素鋼なので、溶接可能なコン
クリート補強高強度鋼線となる。なおかつ、パーライト
鋼線は非常に遅れ破壊特性に優れるため、従来の低炭素
鋼の焼入れ、焼戻し処理により製造されたマルテンサイ
ト組織を有するコンクリート補強鋼線より高強度の鋼線
を提供することが可能となる。
【0009】外層部2の全面積に対する面積比を0.0
1〜0.80%とするのは、0.01%未満では低炭素
領域が小さ過ぎて溶接が不可能となるし、0.80%を
越すと高炭素領域が小さ過ぎて強度不足となり、高強度
の鋼線を得ることができず、またパーライト組織の領域
も小さくなり過ぎて、優れた遅れ破壊特性を得ることが
できないためである。
【0010】次に外層部の成分範囲の限定理由について
述べる。Cを0.01%未満とするのは既存の工業水準
からは現実的ではなく、一方0.4%越えると溶接が不
可能なるため、0.01〜0.4%とした。Siは鋼の
脱酸ならびに強化元素として添加するが、0.1%未満
では脱酸不足となるため、0.1%を下限とする。Si
が2.0%を越えると鋼が脆化するため、2.0%を上
限とする。
【0011】MnもSiと同様脱酸上必須の元素であ
り、0.3%以上添加する。また、Mnはパーライト変
態を遅延させる効果を有する。外周部全体を均質なパー
ライト組織とするためにはMn量は多い方が望ましい
が、1.5%を越えるとその効果が飽和するため1.5
%を上限とする。更に、Alは0.005%を切ると結
晶粒の粗大化を招き、0.10%を越すと介在物が増え
て加工性が劣化する。
【0012】以上が外層部の基本成分系であるが、これ
らの組成に加えて、更にCr、Ti、Ni、Nb、V、
Mo、Zrを添加することにより一層高強度化される。
Crはパーライトラメラ間隔の微細化を通じて鋼の強度
を上昇せしめるが、0.2%未満ではその効果が不足す
る。2%超ではパーライトの延性が低下し、伸線加工性
が劣化するため、2%を上限とする。
【0013】Niは、靱性及び耐食性を向上させる元素
であるが、0.005%未満ではその効果は不足する。
1.0%超では、Niは高価な元素であるため、製造コ
ストに見合った効果を得ることができないので、1.0
%以下とする。また、Ti、Nb、Mo、V、Zrはい
ずれも微細な炭窒化物として析出することによりオース
テナイト粒を微細化し、かつ鋼を強化する。これらの元
素は0.005%未満ではその効果が不十分であり、一
方0.3%超では、その効果が飽和するため、0.00
5〜0.3%とした。
【0014】次に、コア部の成分限定理由について述べ
る。Cは、鋼線の強度を確保する上で欠くことのできな
い成分であるため、0.6%以上とした。一方1.0%
を越えると網目状のセメンタイトが発生するため、上限
を1.0%とした。Siは鋼の脱酸ならびに強化元素と
して添加するが、0.1%未満では脱酸不足となるた
め、0.1%を下限とする。Siが2.0%を越えると
鋼が脆化するため、2.0%を上限とする。
【0015】MnもSiと同様脱酸上必須の元素であ
り、0.3%以上添加する。また、Mnはパーライト変
態を遅延させる効果を有する。外周部全体を均質なパー
ライト組織とするためにはMn量は多い方が望ましい
が、1.5%を越えるとその効果が飽和するため1.5
%を上限とする。更に、Alは0.005%を切ると結
晶粒の粗大化を招き、0.10%を越すと介在物が増え
て加工性が劣化する。
【0016】以上がコア部の基本成分系であるが、これ
らの組成に加えて、更にCr、Ti、Ni、Nb、V、
Mo、Zrを添加することにより一層高強度化される。
Crはパーライトラメラ間隔の微細化を通じて鋼の強度
を上昇せしめるが、0.2%未満ではその効果が不足す
る。2%超ではパーライトの延性が低下し、伸線加工性
が劣化するため、2%を上限とする。
【0017】Niは、靱性及び耐食性を向上させる元素
であるが、0.005%未満ではその効果は不足する。
1.0%超では、Niは高価な元素であるため、製造コ
ストに見合った効果を得ることができないので、1.0
%以下とする。また、Ti、Nb、V、Mo、Zrはい
ずれも微細な炭窒化物として析出することによりオース
テナイト粒を微細化し、かつ鋼を強化する。これらの元
素は0.005%未満ではその効果が不十分であり、一
方0.3%超では、その効果が飽和するため、0.00
5〜0.3%とした。
【0018】このような鋼線の製造手段としては、例え
ば鋳造時に異鋼種の複合鋳込みを行うとか、あるいは鋼
管に丸鋼を挿入して、溶接、焼きばめ、冷やしばめ、圧
入その他の手段で一体化した後圧延する等の手段を採
る。このようにして得た鋼線に所定の強度を付与するた
めには、パテンティングした後、伸線を施す従来の高張
力線製造工程を通せばよい。
【0019】以下に本発明の効果を実施例によりさらに
具体的に示す。
【0020】
【実施例】コア部、外層部の含有成分を表1、表2に示
す。同表においてA、B、C、D、E、F、G、H、I
は本発明例、J、K、L、M、N、O、Pは比較例であ
る。これらの鋼線は外径100mm、内径31.6〜9
1.3mmの各種鋼管を準備し、その内径より僅かに小
さい外径を持つ丸棒を酸洗・洗浄した後、前者に後者を
挿入して真空中で端部を電子ビーム溶接した素材を用
い、熱間圧延にてA〜Mは直径13mmに、N〜Pは線
径7mmにしたものである。
【0021】これらのA〜Mの鋼線は、線径13mmで
570℃にてパテンティング処理し、線径7mm迄伸線
した。N、O、Pの鋼線は線径7mmで950℃にて焼
入れ、400℃にて焼戻し処理を行い鋼材の組織をマル
テンサイトに調整した。以上の鋼線A〜Mを必要に応じ
て、350℃にてブレーイング処理を行い、強度を15
00MPaクラスに調整した後、それぞれの鋼線の遅れ
破壊評価試験を実施した。遅れ破壊評価試験は、図2に
示すノッチ付き試験片を製作し実施した。この試験片の
一端を固定し、他端に荷重をかけることにより引張応力
を加え、ノッチ部を酢酸ナトリウムと塩酸でPH=2に
調整した溶液に浸漬しつつ保持した。
【0022】荷重を変えて、引張応力と破断時間との関
係を調べ、遅れ破壊曲線を作成し、100時間以上破断
せずに維持できた荷重を下限界応力とし、100時間強
度(σB100Hr)/静的引張応力(σBS)の値、つまり1
00時間強度比で遅れ破壊特性を比較した。結果を表3
に示すが、本発明鋼線が優れた遅れ破壊特性を有するこ
とは明らかである。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、PC鋼線の
遅れ破壊の発生を防止する技術について研究を進めた結
果、外層を溶接可能な炭素量の鋼とし、コア部をパーラ
イト組織の複層構造とすることが、極めて効果的である
ことを見出した。この技術により一層の高張力で溶接可
能なPC鋼線を製造することが可能であり、産業上の価
値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鋼線の構成を示す断面図である。
【図2】遅れ破壊評価試験片形状を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア部とそれを囲む外層部とからなり、
    横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範
    囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
    なり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
    なることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
    C鋼線。
  2. 【請求項2】 コア部とそれを囲む外層部とからなり、
    横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範
    囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
    なり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
    的不純物を含む鋼からなることを特徴とする耐遅れ破壊
    特性に優れる高強度PC鋼線。
  3. 【請求項3】 コア部とそれを囲む外層部とからなり、
    横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範
    囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
    的不純物を含む鋼からなり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、その他Fe及び不可避的不純物を含む鋼から
    なることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れる高強度P
    C鋼線。
  4. 【請求項4】 コア部とそれを囲む外層部とからなり、
    横断面外層部の全断面積比が0.01〜0.80%の範
    囲にあり、該外層部は重量%で、 C :0.01〜0.4%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3%〜1.5%、 Al:0.005%〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
    的不純物を含む鋼からなり、コア部は重量%で、 C :0.6〜1.0%、 Si:0.1〜2.0%、 Mn:0.3〜1.5%、 Al:0.005〜0.10% を含有し、更に Cr:0.2〜2%、 Ti:0.005〜0.3%、 Ni:0.005〜1.0%、 Nb:0.005〜0.3%、 Mo:0.005〜0.3%、 V :0.005〜0.3%、 Zr:0.005〜0.3% の1種ないし2種以上を含有し、その他Fe及び不可避
    的不純物を含む鋼からなることを特徴とする耐遅れ破壊
    特性に優れる高強度PC鋼線。
JP4111991A 1992-04-30 1992-04-30 耐遅れ破壊特性に優れる高強度pc鋼線 Withdrawn JPH05306431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108118241A (zh) * 2017-11-24 2018-06-05 南阳汉冶特钢有限公司 一种低温压力容器用调质钢板07MnMoVR及其生产方法

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CN108118241A (zh) * 2017-11-24 2018-06-05 南阳汉冶特钢有限公司 一种低温压力容器用调质钢板07MnMoVR及其生产方法

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