JPH0530578A - 遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器

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JPH0530578A
JPH0530578A JP3180775A JP18077591A JPH0530578A JP H0530578 A JPH0530578 A JP H0530578A JP 3180775 A JP3180775 A JP 3180775A JP 18077591 A JP18077591 A JP 18077591A JP H0530578 A JPH0530578 A JP H0530578A
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肇 藪
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】突入電流を短絡電流と誤判断することがない遠
隔監視制御システムのラインモニタ端末器を提供するに
ある。 【構成】コンパレータ回路22は突入電流が流れた場合
に信号電圧が最大低下したときの電圧を想定して抵抗R
a、Rbで分圧した電圧を基準電圧として、この基準電
圧と信号電圧を抵抗Rc、Rdで分圧した電圧とを比較
する。その比較出力は演算処理回路11に突入電流検出
ポートに入力するようになっており、演算処理回路11
はコンパレータ回路22が突入電流を検出している間は
短絡検出の動作を遅らせ、電流トランス14の出力のみ
で短絡と判断することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御データおよび監視
データを時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御シ
ステムのラインモニタ端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、制御データおよび監視データを時
分割多重伝送するようにしたこの種の遠隔監視制御シス
テムとして、図2に示すようなものがあった。すなわ
ち、中央制御装置1と、固有アドレスが設定されスイッ
チS1 〜S4 を監視する複数の監視用端末器2、負荷L
1 〜L4 を制御する制御用端末器3、ワイヤレス中継用
端末器7、外部インターフェース端末器8およびパター
ン設定用端末器9とが一対の信号線4にて接続されてお
り、中央制御装置1から信号線4に送出される伝送信号
Vsは、図3(a)に示すように、信号送出開始を示すスタ
ートパルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信
号MD、端末器2,3,7〜9を呼び出す8ビットのアド
レスデータを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L
1 〜L4 を制御する制御データを伝送する制御データ信
号CD、チェックサムデータ信号CSおよび端末器2、
3、7〜9からの返送期間を設定する返送待機信号WT
よりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、パル
ス幅変調によってデータが伝送されるようになってい
る。各端末器2,3,7〜9では、信号線4を介して受信
された伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有アド
レスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御デ
ータを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号
WTに同期して監視データ信号を、信号線4間に適当な
低抵抗を接続して得られる電流モードの返送信号にて中
央制御装置1に返送するようになっている。なお、中央
制御装置1には、いずれかの監視用端末器2あるいはワ
イヤレス中継端末器7、外部インターフェース端末器
8、パターン設定用端末器9から返送された図3(b)に
示すような割り込み信号Viが受信されたとき、割り込
み発生端末器2,7〜9を検出して該端末器2,7〜9を
アクセスして監視データを返送させる割り込み処理手段
が設けられている。また、中央制御装置1では、上述の
ようにして監視用端末器2あるいはワイヤレス中継端末
器7、外部インターフェース端末器8、パターン設定用
端末器9をアクセスし、中央制御装置1に返送された監
視データに基いて対応する負荷L1 〜L4 を制御する制
御用端末器3に伝送する制御データを作成するととも
に、その制御データを信号線4を介して当該制御用端末
器3に時分割多重伝送して負荷L1 〜L4 を制御するよ
うになっている。
【0003】ワイヤレス中継端末器7は、光ワイヤレス
発信器Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス用信
号線4aよりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を
行う端末器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信され
た光信号を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信され
たデータをワイヤレス用信号線4aを介して受信すると
ともに、このデータを中央制御装置1に転送するように
なっている。また、外部インターフェース端末器8は、
外部制御装置8aとの間でデータ伝送を行う端末器であ
り、パターン設定用端末器9は、データ入力部9aから
入力されるパターン制御データを中央制御装置1に転送
する端末器である。なお、メイン盤6あるいは分電盤6
a内に配設される監視用端末器2および制御用端末器3
は、分電盤協約寸法となっており、その制御出力によっ
て負荷制御用のリモコンリレー(手元スイッチによって
もオン、オフできるようにしたラッチングリレー)5が
制御されるようになっている。
【0004】図4は配設例を示すもので、例えば、メイ
ン盤6内に配置されている中央制御装置1から建物の各
フロアに配置されている分電盤6a内の監視用、制御用
端末器2,3に主信号線4から分岐された分岐信号線
4’を配線し、各フロアに配設されている操作スイッチ
1 〜S4 の監視、負荷L1 〜L4 の制御を両端末器
2,3および中央制御装置1を介して行うようにしたも
のである。
【0005】しかしながら、上述の従来例にあっては、
多数の端末器2,3が広い範囲(例えば、各フロアの分
電盤6a内)に分散配置されているにも拘らず、中央制
御装置1側でアドレス重複、信号線短絡などのシステム
異常を検出していたので、システム異常が生じた場合に
おける復旧作業が面倒になるとともに、システム異常の
復旧に時間がかかるという問題があった。すなわち、シ
ステム異常が発生した場合において、アドレス重複して
いる端末器の検出、あるいは信号線4の短絡箇所の検出
を行うには、各フロアに配置されているどの分電盤6a
でシステム異常が生じているかをそれぞれチェック(分
電盤6aに配置されている端末器2,3を取り外してチ
ェック)する必要があり、システム異常発生箇所の検出
に手間がかかり、信号線短絡の場合には、システム全体
がダウンする時間が長くなってしまうという問題があっ
た。
【0006】そこで本発明者らは図5に示すようなモニ
タ端末器を提案した。このモニタ端末器は中央制御装置
1と、固有アドレスが設定された複数の監視用、制御用
端末器2,3とを一対の主信号線4および分岐信号線
4’で接続し、各端末器2,3をアクセスして制御デー
タを時分割多重伝送する伝送信号Vsを中央制御装置1
から送出するとともに、信号線4,4’に低抵抗を接続
して得られる電流モードの返送信号にて監視データを各
端末器2,3から中央制御装置1に返送させるようにし
た遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器10であ
って、回路例では分岐信号線4’の分岐点にラインモニ
タ端末器10を挿入する。
【0007】ここにラインモニタ端末器10は、分岐信
号線4’に流れる電流を検出する電流トランス14と、
アドレス重複あるいは信号線短絡などのシステム異常を
電流トランス14出力に基づいて検出する重複検出回路
15aおよび短絡検出回路15bよりなる異常検出手段
と、異常検出時に異常状態を表示する動作表示部17a
および重複アドレス表示部17bよりなる動作表示手段
と、信号線4’に直列挿入され信号線短絡検出時にオフ
されるリレー接点19aを有する切り離しリレー19よ
りなるスイッチ手段とを設けたものである。
【0008】また、図示例では、信号線短絡状態が解消
され、伝送信号Vsが受信されて回路電源が供給された
ときにスイッチ手段を自動的にオンさせる自動復帰手段
(ソフト的)が設けられている。ここに、伝送信号受信
回路12は、伝送信号VsをダイオードD1 にて整流
し、ツエナーダイオードZD1 にてTTLレベルの信号
に変換して出力する。電源回路13は、伝送信号Vsを
ダイオードブリッジDBにて整流してコンデンサC 1
て平滑し、ツエナーダイオードZD2 およびトランジス
タQ1 にて安定化して得られる定電圧を回路電源として
供給する。重複検出回路15aおよび短絡検出回路15
bは、コンパレータCP1 ,CP2 にて形成され、信号
線4’に流れる電流を検出する電流トランス14出力が
予め設定された基準電圧以上になったときに、それぞれ
重複検出信号、短絡検出信号を出力する。動作表示部1
7aは伝送信号Vsが受信されていることを表示する発
光ダイオードLDaと、アドレス重複を表示する発光ダ
イオードLDbと、信号線短絡を表示する発光ダイオー
ドLDcとで形成され、トランジスタQ4 〜Q6 よりな
るドライブ回路16によって点灯制御される。重複アド
レス表示部17bは2桁の数字表示LEDにて形成さ
れ、ドライブICよりなるドライブ回路16bによって
ドライブされる。ラッチングリレー19はセット巻線L
S およびリセット巻線LR を具備した2巻線ラッチング
リレーにて形成され、トランジスタQ2 ,Q3 よりなる
ドライブ回路18にて駆動される。演算処理回路11は
マイクロコンピュータを用いて形成されており、受信さ
れた伝送信号Vs、重複検出回路15a、短絡検出回路
15bから出力される各検出信号に基づいて動作表示お
よび重複アドレス表示の制御を行うとともに、切り離し
リレー19の制御を行うようになっている。スイッチ回
路20は、リセットスイッチSWb、復旧スイッチSW
c、表示スイッチSWdにて形成されている。また、1
1aは演算処理回路11のマイクロコンピュータが暴走
したときに自動的にリセットをかけるウオッチドッグタ
イマである。
【0009】以下、図5の回路例の動作について説明す
る。いま、中央制御装置1から信号線4,4’を介して
伝送される伝送信号Vsによって各端末器2,3が順次
サイクリックにアクセスされており、各端末器2,3か
ら監視データ(スイッチ状態監視データ、負荷動作確認
データ)を電流モード信号よりなる返送信号にて返送し
ている。この電流モード信号は、返送待機信号WTにて
設定される返送期間に信号線4’間に低抵抗を接続して
得られる信号であり、低抵抗を接続されたときに信号線
4,4’を流れる電流が増加する。したがって、中央制
御装置1では、信号線4に流れる電流の返送期間におけ
る電流増加を検出して返送信号を受信するようになって
いる。
【0010】ここに、複数の端末器2,3に同一の固有
アドレスが設定されたアドレス重複が生じると、複数の
端末器2,3が同時にアクセスされることになって、同
一の返送期間に複数の端末器2,3にて低抵抗が接続さ
れるので、分岐信号線4’に流れる電流の増加量が複数
倍(例えば、2個の端末器2,3の固有アドレスが同一
の場合には2倍)になる。したがって、ラインモニタ端
末器10の重複検出回路15aでは、返送期間の分岐信
号線4’に流れる電流が、通常の電流モード信号の2倍
以上かどうかによってアドレス重複を検出している。
【0011】一方、分岐信号線4’に短絡が生じた場合
には、その分岐信号線4’に流れる電流が通常の電流よ
りも大幅に増加するので、短絡検出回路15bでは、分
岐信号線4’を流れる電流を検出する電流トランス14
出力が予め設定された短絡検出用基準電圧以上になった
かどうかによって短絡検出を行っている。ここで、図示
例にあっては、図6に示すような処理フローによって信
号線短絡を確実に判定でき、しかも、マイクロコンピュ
ータからなる演算処理回路11に負担をかけないように
している。すなわち、短絡検出を確実に行うには、短絡
検出があるかどうかを常にチェックしておく必要がある
が、この場合、演算処理回路11は他の演算処理を行え
なくなってしまうので、定期的にチェックしている。し
かしながら、応答スピードが問題になる場合やノイズに
よる誤動作を防止したい場合には適当でない。
【0012】そこで図示例においては、信号線短絡が発
生していない通常の場合、信号線4’を介して伝送され
る伝送信号Vsの符号反転が常に行われているかどうか
をチェックするとともに、短絡電流をチェックして信号
線短絡を確実に判定するようにしている。なお、図7
(a)に示すような短絡電流が流れた場合、短絡検出回
路15bから出力される検出信号として、図7(b)に
示すようなパルス信号(パルス幅t)が出力される。
【0013】ここに、演算処理回路11は、伝送信号V
sの信号停止がないかどうかをチェックし、信号停止が
ない場合には、短絡検出以外の他の演算処理を行ってい
る。一方、信号線短絡が発生すると、伝送信号Vsが検
出できなくなるので、まず、10msタイマをセット
し、カウンタに「3」をセットする。次に、短絡検出回
路15bから出力される短絡検出信号が10ms以上停
止されているかどうかをタイマによりチェックし、短絡
と判定された場合には、カウンタ値から「1」を減算
し、上記短絡チェックを繰り返して行うことによりカウ
ンタ値が「0」になった時点で、短絡発生と判断するよ
うになっている。次に、信号線短絡が判断されると、切
り離しリレー19が駆動されてリレー接点19aがオフ
し、ラインモニタ端末器10よりも遠くの分岐信号線
4’が主信号線4から切り離される。したがって、切り
離された分岐信号線4’に接続されている端末器2,3
は動作しなくなるものの、他の分岐信号線4’に接続さ
れている端末器2,3は正常に動作することになり、シ
ステム全体がダウンすることがない。
【0014】なお、中央制御装置1における信号線短絡
の判定は、短絡電流が100ms以上連続して得られる
かどうかによって行っているので、ラインモニタ端末器
10における信号線短絡の判定を60msで行うように
し、中央制御装置1の短絡検出処理が行われる前にライ
ンモニタ端末器10で以遠の分岐信号線4’を切り離す
ことによりシステム全体がダウンすることがないように
している。
【0015】また信号線短絡処理(リレー接点19aが
オフ)が行われた状態において、一旦、中央制御装置1
の電源をオフし、信号線短絡を解除した後、再度電源を
投入すると、ラインモニタ端末器10では伝送信号Vs
が受信されて回路電源が供給されることになり、この電
源オン時に切り離し用リレー19がリセットされてリレ
ー接点19aがオンされ、分岐信号線4’が主信号線4
に自動的に接続されてシステム全体が正常動作状態に復
帰する。したがって、信号線短絡発生時におけるリセッ
ト動作が不要になって操作が容易になる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、システム構
築時において、活線状態で工事して複数の端末器を接続
した場合には、大きな突入電流が流れることがある。こ
の突入電流により、上記のラインモニタ端末器10で
は、短絡電流と誤って判断する恐れがあった。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みて為され
たもので、その目的とするところは突入電流を短絡電流
と誤判断することがない遠隔監視制御システムのライン
モニタ端末器を提供するにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために中央制御装置と、固有アドレスが設定さ
れた複数の監視用、制御用端末器とを一対の信号線で接
続し、各端末器をアクセスして制御データを時分割多重
伝送する伝送信号を中央制御装置から送出するととも
に、信号線に低抵抗を接続して得られる電流モードの返
送信号にて監視データを各端末器から中央制御装置に返
送させるようにした遠隔監視制御システムのラインモニ
タ端末器であって、信号線に流れる電流を検出する電流
トランスと、信号線短絡を電流トランス出力に基づいて
検出する短絡検出手段と、短絡検出時に短絡状態を表示
する動作表示手段と、信号線に直列挿入され信号線短絡
検出時にオフされるスイッチ手段とを設けるとともに、
予め突入電流によって信号電圧が降下する最大値を基準
電圧として設定し、この基準電圧以下に信号電圧が低下
しない状態であれば、短絡検出手段の検出開始を遅延さ
せる突入電流監視手段を備えたものである。
【0019】
【作用】活線状態で施工工事したときに突入電流が流れ
た場合、短絡事故のように信号線の信号電圧が低下しな
いため、本発明遠隔監視制御システムのラインモニタ端
末器によれば、この信号電圧低下が予め定めた基準電圧
以下にならないときには突入電流監視手段により短絡検
出手段の検出開始を遅延させる。従って突入電流によっ
て短絡検出手段が短絡として誤検出することが無くな
る。
【0020】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明のラインモニタ端末器10の回路を示しており、
図5回路の回路及び素子と同一番号、記号を付した回路
及び素子は同様な構成と動作を担うもので、図5のライ
ンモニタ端末器10と異なる主な点は次の点である。
【0021】まず重複検出時の表示を2色発光ダイオー
ドLEDb1 、LEDb2 で点灯させるようにした点で
相違し、Q51、Q52はその駆動用のトランジスタであ
る。また短絡検出を電流トランス14の出力以外に、信
号電圧が略零になったかどうかを監視して、いずれの検
出も有る場合に短絡と判断するようにした点で相違し、
この信号電圧検出を行うのが、コンパレータ回路21で
ある。
【0022】更に本発明の主要な構成である突入電流を
監視する手段を加えた点で相違し、この突入電流監視手
段であるコンパレータ回路22は突入電流が流れた場合
に信号電圧が最大低下したときの電圧を想定して抵抗R
a、Rbで分圧した電圧を基準電圧として、この基準電
圧と信号電圧を抵抗Rc、Rdで分圧した電圧とを比較
し、その比較出力を演算処理回路11に突入電流検出ポ
ートに入力するようになっており、演算処理回路11は
コンパレータ回路22が突入電流を検出している間は短
絡検出の動作を遅らせる。
【0023】従って電流トランス14の出力のみで短絡
と判断することがなく、結果突入電流が流れているとき
において誤って短絡と判断し、短絡処理が為されるのが
防止できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したライン
モニタ端末器において、予め突入電流によって信号電圧
が降下する最大値を基準電圧として設定し、この基準電
圧以下に信号電圧が低下しない状態であれば、短絡検出
手段の検出開始を遅延させる突入電流監視手段を備えた
ものであるから、活線状態で施工工事したときに突入電
流が流れた場合でも突入電流監視手段により短絡検出手
段の検出開始を遅延させ、突入電流を短絡検出手段が短
絡として誤検出することを無くすことができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明にかかる遠隔監視制御システムの概略構
成図である。
【図3】図2のシステムの動作説明図である。
【図4】図2のシステムの配設説明図である。
【図5】従来のラインモニタ端末器である。
【図6】図5の動作説明用フローチャートである。
【図7】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
11 演算処理回路 14 電流トランス 22 コンパレータ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
    た複数の監視用、制御用端末器とを一対の信号線で接続
    し、各端末器をアクセスして制御データを時分割多重伝
    送する伝送信号を中央制御装置から送出するとともに、
    信号線に低抵抗を接続して得られる電流モードの返送信
    号にて監視データを各端末器から中央制御装置に返送さ
    せるようにした遠隔監視制御システムのラインモニタ端
    末器であって、信号線に流れる電流を検出する電流トラ
    ンスと、信号線短絡を電流トランス出力に基づいて検出
    する短絡検出手段と、短絡検出時に短絡状態を表示する
    動作表示手段と、信号線に直列挿入され信号線短絡検出
    時にオフされるスイッチ手段とを設けるとともに、予め
    突入電流によって信号電圧が降下する最大値を基準電圧
    として設定し、この基準電圧以下に信号電圧が低下しな
    い状態であれば、短絡検出手段の検出開始を遅延させる
    突入電流監視手段を備えたことを特徴とする遠隔監視制
    御システムのラインモニタ端末器。
JP18077591A 1991-07-22 1991-07-22 遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器 Expired - Lifetime JP3201623B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103701221A (zh) * 2014-01-03 2014-04-02 常州帕斯菲克自动化技术股份有限公司 箱式变压器智能测控单元
CN109038517A (zh) * 2018-08-07 2018-12-18 西安华瑞网电科技股份有限公司 一种单相绝缘式电气火灾在线防控装置及方法

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