JPH05305155A - 消費カロリー表示装置 - Google Patents

消費カロリー表示装置

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JPH05305155A
JPH05305155A JP16827892A JP16827892A JPH05305155A JP H05305155 A JPH05305155 A JP H05305155A JP 16827892 A JP16827892 A JP 16827892A JP 16827892 A JP16827892 A JP 16827892A JP H05305155 A JPH05305155 A JP H05305155A
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Hideki Ogawa
秀樹 小川
Takashi Kanzaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある程度の長期に亘る最近の消費カロリー動
向といったものをも容易に認識できる消費カロリー表示
装置の提供を目的とする。 【構成】 CPU1による制御により、スイッチ部18
の特定スイッチを操作して特定の運動の運動強度、使用
者の性別、年令を入力したときは、その運動によるその
者の1分間の消費カロリーを得てRAM17に記憶する
と共に、その運動の開始および終了時にスイッチ部18
の特定スイッチを操作したときは、その間の消費カロリ
ーを上記1分間の消費カロリーを用いて算出してRAM
17に記憶せしめ、更にこれを1週間に亘り記憶し、ス
イッチ部18の特定スイッチを操作したときは、これを
デジタル表示部20に表示すると共にその量的評価を小
秒針16により表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運動等によるカロリー
消費を表示する携帯可能な消費カロリー表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、運動等に際してのカロリーの消費
量を計測する機能を電子腕時計に付加したものが実用に
供されている。ところで、この種の装置には、記憶手段
を備え、計測した消費カロリーをこれに記憶しておき、
後に該消費エネルギーを表示して確認することができる
という機能すなわち、リコール機能を持っているものも
少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如きリ
コール機能付の装置では、1回の運動の消費エネルギー
を記憶しているだけであった。そのため、ある程度の長
期に亘る消費カロリー動向といったものは把握できず、
すなわち最近は運動不足なのかどうかといったことを調
べる際の判断材料となるものではなく、いま一歩という
感を免れないものであった。また、運動に際しての消費
カロリーを算出するときに利用すべく設定される運動強
度データも、せいぜい運動の種類を加味した程度のもの
で、その運動をどの程度に激しく行なうかといったこと
等を無視しているものが多い。本発明は、上述の如き事
情に鑑みてなされたもので、ある程度の長期に亘る最近
の消費カロリー動向といったものをも容易に認識でき、
かつ設定する運動強度データも一層、客観的かつ正確な
ものとすることができる消費カロリー表示装置の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、運動強度、運動時間等基づいて1日の消
費カロリーデータを得て、これを複数の日からなる所定
期間に亘って記憶していくと共に、上記所定期間の日々
の消費カロリーデータの合計を算出して記憶していき、
上記1日の消費カロリーデータと少なくても先の所定期
間の合計消費カロリーデータとを表示するようにし、更
に設定する運動強度データとしては運動種目およびその
運動を行なうときの激しさを考慮したRMR或いはそれ
に対応するものを用いるようにした。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本願発明
を具体的に説明する。図1は、第1の実施例の回路構成
を示すものである。すなわち、本実施例は、CPU1を
中心に他の回路がこれに接続する構成となっており、C
PU1は、各回路に信号を送って制御すると共に、送ら
れてきたデータを処理・加工して送出する回路である。
発振回路2は、常時、一定周波数の信号を送出している
回路であり、分周回路3は発振回路2からの上記信号を
分周して32Hz信号を得て、これをCPU1およびア
ンドゲート5に送出する回路である。RSフリップフロ
ップ4は、CPU1からの信号を受けてセット状態又は
リセット状態となり、セット状態のときに出力Qをアン
ドゲート5に送出する回路である。アンドゲート5は上
記出力Qにより開成し分周回路3からの32Hz信号を
タイマ6に与えるゲート回路である。タイマ6は、アン
ドゲート5を介して送られてくる上記32Hz信号を計
数してタイマ時間TMを得て、これをCPU1に与える
と共に、CPU1からのクリア信号を得て、計数したタ
イマ時間TMを消去する回路である。
【0006】モータ駆動回路7は、CPU1からの信号
を得てステップモータ8を駆動する回路である。ステッ
プモータ8はモータ駆動回路7に駆動されて回転力を発
生し、これを輪列機構9を介して分針10に与えると共
に輪列機構9および輪列機構11を介して時針12に与
え、これらの各指針を運針する回路部である。モータ駆
動回路13はCPU1からの信号を得てステップモータ
14を駆動する回路である。ステップモータ14は、モ
ータ駆動回路13に駆動されて回転力を発生し、これを
輪列機構15を介して小秒針16に与え、該小秒針16
の運針に供する回路である。
【0007】RAM17は、後述の構成となっており、
CPU1からの信号を得て、CPU1からのデータを記
憶すると共に、記憶しているデータをCPU1に送出す
る回路である。スイッチ部18は、後述のスイッチS1
〜S5を備え、それらのいずれかが操作されたときに対
応するキー入力信号をCPU1に送出する回路である。
表示駆動部19は、CPU1からのデータをデジタル表
示部20に表示せしめる回路であり、デジタル表示部2
0は、後述の液晶表示パネルを備え、各種データをデジ
タル表示する回路部である。
【0008】図2は、前記RAM17の構成を示すもの
である。時刻記憶レジスタBTは、32Hz信号が送ら
れてくる度に計時時刻に1/32秒を加算し、現在時刻
(日付、曜日を含む)を計数していくレジスタである。
運動強度レジスタUKは、各種運動をその激しさすなわ
ち運動強度に着目し31段階に分けたとき、各段階に与
えられる0〜30の運動強度ナンバー(大きい値ほど激
しい運動となっている)が設定されるレジスタである。
体重レジスタDP0は、当該実施例に係る消費カロリー
表示装置の使用者の体重が設定されるレジスタであり、
年令レジスタDP1は、上記使用者の年令が設定される
レジスタであり、性別レジスタDP2は、上記使用者の
性別コード(男性の場合は0、女性の場合は1)が設定
されるレジスタである。今週トータルカロリーメモリT
WCおよび先週トータルカロリーメモリLWCは、それ
ぞれ今週および先週のトータルの消費カロリーが記憶さ
れるメモリである。
【0009】日付メモリMD0〜MD6は、それぞれ消
費カロリーメモリMC0〜MC6に対応し、前者は今週
の各曜日の日付、後者は今週の各曜日における消費カロ
リーを記憶するメモリである。すなわち日付メモリMD
0、消費カロリーメモリMC0にはそれぞれ今週の月曜
日の日付、消費カロリーが記憶され、日付メモリMD
1、消費カロリーメモリMC1にはそれぞれ今週の火曜
日の日付、消費カロリーが記憶され、以下同様にしてい
き日付メモリMD6、消費カロリーメモリMC6にはそ
れぞれ今週の日曜日の日付、消費カロリーが記憶され
る。
【0010】モードレジスタMは、モードを指定するレ
ジスタであり、0がセットされているときは、指針によ
り現在時刻を表示する時計モードを指定し、1がセット
されているときは、消費カロリーを計測する際の計測モ
ードを指定し、2がセットされているときは、計測等に
より得られた消費カロリーに関するデータを読出す際の
読出モードを指定する。モードフラグNは、上記計測モ
ードにおいては、使用者の個人的なデータ(体重、年
令、性別等)を設定しておく際の設定モードのときに立
てられ、また、上記読出モードにおいては、各曜日の消
費カロリーデータ等を順次デジタル表示部20に表示し
ていく際の1日分カロリー表示モードのときに立てられ
るフラグである。
【0011】データ種指定レジスタIは、上記設定モー
ドにおいて、設定すべきデータ種等を指定するレジスタ
であり、その値が0のときは体重を体重レジスタDP0
に設定すること、1のときは年令を年令レジスタDP1
に設定すること、そして2のときは性別を性別レジスタ
DP2に設定することをそれぞれ指定する。曜日指定レ
ジスタJは上記1日分カロリー表示モードにおいて、い
ずれの曜日の消費カロリー等を表示するかについての曜
日を指定するレジスタで、0がセットされているときは
月曜日を指定し、1がセットされているときは火曜日を
指定し、以下同様にしていき6がセットされているとき
は日曜日を指定する。表示カロリーデータ種レジスタF
Tは、読出モードにおいて、先週又は今週のトータル消
費カロリーのいずれを表示せしめるかを指定するレジス
タであり、その値が0のときは今週のもの、1のときは
先週のものをそれぞれ指定する。表示データ種指定レジ
スタFDは、上記読出モードにおいて、順次、各曜日の
消費カロリーデータ等を表示していく際、日付・曜日を
表示するかその曜日に係る消費カロリーを表示するかを
指定するレジスタで、その値が0のときは、日付・曜
日、1のときは消費カロリーを指定する。
【0012】現在分針位置レジスタMTPは0〜179
の180ステップで表わされる分針10の現在位置を記
憶するレジスタである。現在時針位置レジスタHTP
は、0〜11の12ステップで表わされる時針12の現
在位置を記憶するレジスタである。現在秒針位置レジス
タSTPは0〜59の60ステップで表わされる小秒針
16の現在位置を記憶するレジスタである。分針位置指
示レジスタMNPは、分針10を移動せしめるときに、
移動位置を上記ステップ値(0〜179)で指示するレ
ジスタである。時針位置指示レジスタHNPは時針12
を移動せしめるときに、移動位置を上記ステップ値(0
〜11)で指示するレジスタである。秒針位置指示レジ
スタSNPは小秒針16を移動せしめるときに、移動位
置を上記ステップ値(0〜59)で指示するレジスタで
ある。
【0013】1/1000分計時レジスタTZは、計測モー
ドにおいて、運動(例えばランニング)を開始後、32
Hz信号を計数して1/1000分の時間経過を計測するレ
ジスタである。1分間消費カロリーレジスタLは、当該
消費カロリー表示装置の使用者の1分間の消費カロリー
が計算されたときに、その計算結果がセットされるレジ
スタである。トータル消費カロリーレジスタTLは、上
記使用者の当日の消費カロリーの総計を記憶するレジス
タである。
【0014】消費カロリー増分レジスタlは、上記消費
カロリーの計測に際して100/180kcal(180ステ
ップで位置が表わされる分針10の1回転で100kc
alを表示するとした場合の1ステップ当りのカロリー
数)の消費を計数するレジスタである。
【0015】計測日付メモリKDは、計測を行なってい
る当日の日付が記憶されるレジスタである。トータルカ
ロリー一時記憶メモリHDは、前記トータル消費カロリ
ーレジスタTLに記憶している当日の総消費カロリーを
一時的に記憶するレジスタである。先週分記憶メモリL
Dは、消費カロリーの計測中に、日曜日の午後12時が
すぎて月曜日に至ったときに、上記日曜日の午後12時
までの消費カロリーすなわち先週分の消費カロリーがセ
ットされるレジスタである。評価処理用レジスタQは、
読出モードで、記憶中の各種消費カロリーすなわち、運
動量が十分であるか或いは少ないかといった評価を行な
う際に用いられる作業用のレジスタである。
【0016】時針位置一時メモリYH、分針位置一時メ
モリYMは計測モードで時針12、分針10を利用して
計測中の消費カロリーを表示しているときに、現在時刻
を確認すべく一時的に時計モード等に切換えたときに、
上記カロリー表示のための時針12、分針10の位置を
一時的に記憶させておくレジスタである。また計測中フ
ラグFSは上記計測モードにおいて消費カロリーの計測
開始と共に立てられ、計測終了時に降ろされるフラグで
ある。
【0017】図3は、本実施例の正面外観を示すもので
ある。すなわち、時計ケース23の前面の時計ガラス2
4内には、時針12、分針10、小秒針16およびデジ
タル表示部20が配設され、また、小秒針16の周囲部
には該小秒針16により指し示される運動強度表示部2
5および評価表示部26の各種マークが印刷表示されて
いる。そして、デジタル表示部20には時刻、カロリー
数或いは性別等を表示するための各種セグメント表示体
が配設されている。また、運動強度表示部25には、左
側から右側に向って(すなわち45秒の位置から30秒
の位置を経て15秒の位置に向って)、順次、運動強度
の低い運動種目から高い運動種目の種目名が印刷表示さ
れている(すなわち左側から順次、WALK(歩行)、
BIKE(サイクリング)、JOG/RUN(ジョギン
グ/ランニング)、SWIM(水泳)の文字が表示され
ている)。評価表示部26は、45秒の位置から0秒の
位置を経て15秒の位置に至るまでの範囲からなり、該
範囲は三分化され、その中央部には、適量であることを
示すGOODの文字が印刷表示されており、左側部には
少ない旨を示すLITTEの文字が印刷表示されてお
り、更に右側部には多い旨を示すMUCHの文字が印刷
表示されている。また、時計ケース23の周囲部には、
後述のスイッチS1〜S5が取付けられている。
【0018】次に、以上の如く構成された上記第1の実
施例の動作について説明する。図4は、本実施例の動作
の概要を示すジェネラルフローチャートである。すなわ
ち、ステップS1では、分周回路3よりの32Hz信号
を待機し、該信号が送られてきたときは、ステップS2
に進みスイッチ入力信号が有ったかを調べ、無かったと
きは、直接、ステップS7に進むが、有ったときは、ス
ップS3に進み、モードレジスタMの値により、現在、
いずれのモードになっているかを調べ、モードレジスタ
Mの値が0で時計モードになっているときはステップS
4に進み、後述の時計モードスイッチ処理を実行し、モ
ードレジスタMの値が1で計測モードになっているとき
はステップS5に進み、後述の計測モードスイッチ処理
を実行し、モードレジスタMの値が2で読出モードにな
っているときはステップS6に進み、読出モードスイッ
チ処理を実行し、上記ステップS4〜S6のいずれか処
理を実行した後には、ステップS7に進む。
【0019】ステップS7では、RAM17の時刻記憶
レジスタBTの時刻を1/32秒だけ進める計時処理を
実行し、ステップS8では、上記計時処理において午後
12時を計時するに至り、すなわち日が替わり日の桁へ
の桁上げがあったかを調べ、日の桁への桁上げがあった
ときは、ステップS9で、新たな日が月曜日か、すなわ
ち、週が替ったかを調べ、週が替ったときは、ステップ
S10で後述の週始め処理を実行する。また、ステップ
S8で日の桁への桁上げはなかったと判断したとき、ス
テップS9で日の替りが月曜日へのものでないと判断し
たとき、およびステップS10の週始め処理を終了した
ときは、ステップS11に進み、モードレジスタMの値
が0又は2で、時計モード又は読出モードであるかを調
べる。そして、上記いずれのモードでもなく、計測モー
ドのときは、直接、ステップS13に進むが、上記いず
れかのモードのときは、時針12、分針10が指すべき
現在時刻の位置を指示する分針・時針現在時刻表示処理
を実行した後、ステップS13に進む。ステップS13
の分針・時針トータルカロリー表示処理は、計測モード
でかつ消費カロリーの計測開始後にのみ有効な処理を実
行するもので、1/1000分毎に、消費カロリーの増加分
を算出し、計測開示時からの消費カロリーを得て、これ
を時針12、分針10で表示すべく、この場合の時針1
2、分針10の位置を指示する処理である。そしてステ
ップS14の分針・時針駆動用モータ処理では、現在時
刻又は消費カロリーを時針12、分針10で表示すべ
く、既に指示されている位置に時針12、分針10を運
針すべくステップモータ8を駆動する。
【0020】ステップS15では、モードレジスタMの
値により、いずれのモードになっているかを判断し、時
計モードになっているときは、ステップS16に進み小
秒針16によって現在時刻の秒の桁を表示すべく、小秒
針16が指すべき位置を指示する小秒針秒表示処理を実
行し、計測モードになっているときは、ステップS17
に進み設定された運動強度を小秒針16によって表示す
べく、小秒針16が指すべき位置を指示する小秒針運動
強度表示処理を実行し、読出モードになっているとき
は、ステップS18に進み記憶している各種消費カロリ
ーに基づき、該消費カロリー表示装置の使用者の運動の
評価を行なうと共に、この評価結果を小秒針16により
表示すべく、小秒針16が指すべき位置を指示する小秒
針運動評価表示処理を実行する。また、上記ステップS
16〜S18までのいずれかの処理を終えた後には、ス
テップS19に進み、小秒針16がステップS16〜S
18の処理で指示されている位置を指すようにステップ
モータ14を駆動せしめる小秒針駆動用モータ処理を実
行する。然る後、ステップS19では各種データをデジ
タル表示部20に、デジタル表示するデジタル表示部表
示処理を実行し、その後ステップS1に戻る。
【0021】図5は上記ステップS4の時計モードスイ
ッチ処理を詳細に示すフローチャートであり、図6は上
記ステップS5の計測モードスイッチ処理を詳細に示す
フローチャートであり、図7は上記ステップS6の読出
モードスイッチ処理を詳細に示すフローチャートであ
り、図8は上記ステップS10の週始め処理を詳細に示
すフローチャートである。また、図9〜11はそれぞれ
上記ステップS12の分針・時針現在時刻表示処理、ス
テップS13の分針・時針トータルカロリー表示処理、
ステップS14の分針・時針駆動用モータ処理を詳細に
示すフローチャートである。図12〜14はそれぞれ上
記ステップS16の小秒針秒表示処理、ステップS17
の小秒針運動強度表示処理、ステップS18の小秒針運
動評価表示処理を詳細に示すフローチャートである。そ
して、図15、16はそれぞれ上記ステップS19の小
秒針駆動用モータ処理、ステップS20のデジタル表示
部表示処理を詳細に示すフローチャートであり、図17
はモード切換等に伴なう指針表示およびデジタル表示部
20のデジタル表示の変遷を示す図である。
【0022】以下、上記各図面を参照しながら各種状態
における動作を説明していく。 (1)時計モードでの動作 例えば、いまモードレジスタMに0がセットされてお
り、時計モードとなっており、図17のaに示すように
指針により現在時刻を表示し、デジタル表示部20に当
日の日付および曜日を表示しているものとする。この場
合、スイッチ入力がない限り、分周回路3からの32H
z信号がある度に、図4のステップS1からステップS
2を経てステップS7の計時処理に至り、時刻記憶レジ
スタBTの現在時刻を1/32秒だけ進んだものとす
る。次いで、ステップS8で日の桁への桁上げがあった
かすなわち日替りがあったかを判断し、あった場合に
は、更にステップS9で月曜への日替りかを調べるが、
日替りがあり、それが月曜への日替りであるときは、ス
テップS10すなわち図8の週始め処理へと進む。すな
わち、ステップS120では今週トータルカロリーメモ
リTWCにセットされている今週のトータル消費カロリ
ーデータを先週トータルカロリーメモリLWCに移して
記憶し、その上でステップS121では今週トータルカ
ロリーメモリTWCをクリアしておく。次いでステップ
S122では計測中フラグFSには1がセットされてお
らず消費カロリーの計測は行なわれていないことを判断
してステップS125に進み、日付メモリMD0〜MD
6にそれぞれ新たな週の月曜日〜日曜日までの日付をセ
ットし、そしてステップS126では、これまでの1週
間の各曜日の消費カロリーデータが記憶されている消費
カロリーメモリMC0〜MC6をクリアしておく。
【0023】図4のステップS10で上記の如き週始め
処理を実行した後、ステップS8で日の桁への桁上げが
なかったと判断した場合、又はステップS9で月曜日に
日が替ったのではないと判断した場合は、ステップS1
1に進み、モードレジスタMの値は0で時計モードにな
っていることを判断しステップS12に進む。そしてス
テップS12すなわち図9の分針・時針現在時刻表示処
理では、先ずステップS130でRAM17の時刻記憶
レジスタBTより現在時刻を得て、時針12が指すべき
位置に対応するステップ値を得て、これを時針位置指示
レジスタHNPにセットし、次いでステップS131に
進み、分針10が指すべき位置に対応するステップ値を
得て、これを分針位置指示レジスタMNPにセットす
る。上記分針・時針現在時刻表示処理を終えた後は図4
のステップS13すなわち図10の分針・時針トータル
カロリー表示処理に進むが、この場合、カロリー計測を
行なっていないので計測中フラグFSの値は1でなく0
であるのでステップS135を経て図4のステップS1
4すなわち図11の分針・時針駆動用モータ処理へと進
む。そして、図4のステップS12の分針・時針現在時
刻表示処理における分針位置指示レジスタMNPのステ
ップ値の更新により、このステップ値(分針10が指す
べき位置に対応)が、現在分針位置レジスタMTPのス
テップ値(分針10が現在、実際に指している位置に対
応)と一致していないかを判断し(ステップS16
5)、一致しているときはステップS173を経て当該
処理を終えるが、一致していないときは、ステップS1
66に進み、ステップモータ8を1ステップだけ回転駆
動せしめて分針10および時針12を運針し、ステップ
S167では、該駆動を記憶すべく現在分針位置レジス
タMTPのステップ値を1だけ大きいものとする。そし
て、ステップS168では、上記処理により現在分針位
置レジスタMTPのステップ値が180になったかを調
べ、180になっていないときは、当該処理を終了する
が180になっているときはステップS169に進んで
現在分針位置レジスタMTPの値を0に戻し、ステップ
S170で現在時針位置レジスタHTPのステップ値を
1だけ大きいものにしておく。また、ステップS171
では上記ステップS170の処理により現在時針位置レ
ジスタHTPのステップ値が12になったかを調べ、1
2になっていないときは、当該処理を終えるが、12に
なっているときは、ステップS173に進み現在時針位
置レジスタHTPの値を0に戻しておく。
【0024】上述の分針・時針駆動用モータ処理を終え
た後は、図4のステップS15に進みモードレジスタM
の値が0で時計モードになっていることを判断してステ
ップS16すなわち図12の小秒針秒表示処理に進み、
ステップS175で現在時刻の秒の位置に対応するステ
ップ値を求めて、これを秒針位置指示レジスタSNPに
セットする。次いで図4のステップS19すなわち図1
5の小秒針駆動用モータ処理に進み、ステップS200
では、現在秒針位置レジスタSTPのステップ値と上記
秒針位置指示レジスタSNPのステップ値が等しくない
かを調べ、等しいときは、当該処理を終えるが、等しく
ないときは、ステップS201でステップモータ14を
1ステップだけ回転駆動して、小秒針16を運針する。
然る後、ステップS202では、上記駆動を記憶すべく
現在秒針位置レジスタSTPの値を1だけ大きいものと
し、ステップS203で上記処理の結果現在秒針位置レ
ジスタSTPのステップ値が60に至ったかを判断し、
60に至っていないときは、当該処理を終えるが、60
に至っているときは、ステップS204で現在秒針位置
レジスタSTPの値を0に戻しておく。
【0025】上記分針・時針駆動用モータ処理を終えた
後は、図4のステップS20すなわち図16のデジタル
表示部表示処理に進む。そして、ステップS210では
モードレジスタMの値が0で時計モードになっているこ
とを判断してステップS211に進みデジタル表示部2
0のセグメント表示体を選択して点灯して当日の日付を
表示して、当該処理を終える。
【0026】上記デジタル表示部表示処理を終えた後
は、図4のステップS1に戻り、以下、上記同様の処理
を繰返すことになる。また、該時計モードにおいて、モ
ード切替のためのスイッチS3以外のスイッチの操作が
あったときは、前記32Hz信号を待って、ステップS
1〜S3を経てステップS4すなわち、図5の時計モー
ドスイッチ処理に進み、ステップS25でスイッチS3
以外のスイッチが操作されたことを判断し、ステップS
29で対応するスイッチ処理を実行する。
【0027】(2)計測モードでの動作 上記時計モードから計測モードにモードを切替えるに
は、図17に示すようにスイッチS3を操作する。この
場合も、上述同様に、32Hz信号を待って、図4のス
テップS1〜S3を経てステップS4すなわち図5の時
計モードスイッチ処理に進み、ステップS25でスイッ
チS3が操作されたことを検出し、ステップS26でモ
ードレジスタMに1をセットして、上記計測モードと
し、ステップS27で時針位置一時メモリYHのステッ
プ値を時針位置指示レジスタHNPにセットし、ステッ
プS28で分針位置一時メモリYMのステップ値を分針
位置指示レジスタMNPにセットする(なお、上記ステ
ップS27、S28の処理は、計測モードにおいてカロ
リー計測を行ない、その計測結果を時針12、分針10
で表示している際中に、一時的に他のモード、例えば時
計モードとして現在時刻を確認し、更にその後に計測モ
ードに戻ったときに時針位置一時メモリYH、分針位置
一時メモリYMに退避しておいた消費カロリーの表示に
係る指針位置のステップ値を時針位置指示レジスタHN
P、分針位置指示レジスタMNPに戻しておくための処
理であり、今回の如くカロリー計測を開始していない場
合は意味のない処理となっている)。
【0028】上記の如くして時計モードスイッチ処理を
終え計測モードとなった後には、図4のステップS7の
計時処理およびこれに続く一連の処理を実行し、同図ス
テップS11で、モードレジスタMの値は1で計測モー
ドになっていることを確認し、ステップS13〜S15
を経てステップS17すなわち図13の小秒針運動強度
表示処理に進み、ステップS179では45から運動強
度レジスタUKにセットされている値を引いたものを秒
針位置指示レジスタSNPにセットする。次いで図4の
ステップS19すなわち図15の小秒針駆動用モータ処
理に進み、前述同様にして、小秒針16を1ステップだ
け運針し、その旨を現在秒針位置レジスタSTPに記憶
しておく動作がなされる(ステップS200〜S20
4)。然る後、図4のステップS20すなわち図16の
処理に進み、ステップS210、S212を経てステッ
プS213でモードフラグNの値は0になっていること
を確認し、ステップS214に進みデジタル表示部20
にタイマ6からのタイマ時間TMを表示する(この場合
は未だタイマ6による計測を開始していないので0時間
00分00秒が表示される)。
【0029】以上の如くして、デジタル表示部表示処理
を終えた後は、図4のステップS1に戻り、ステップS
2、S7等の処理を実行し、ステップS19の小秒針駆
動用モータ処理に進み、未だ小秒針16が秒針位置指示
レジスタSNPによって指示されている位置を指すに至
っていないときは、更に1ステップだけステップモータ
14を回転駆動し、小秒針16を1ステップ分だけ運針
するという動作を小秒針16が運動強度レジスタの運動
強度ナンバーを示すまで繰返していく。
【0030】以上の如くして、計測モードとした後は、
これから行なう運動の運動強度が上記運動強度レジスタ
UKの値と異なるもので、運動強度レジスタUKの値を
更新しておく必要があるなら、小秒針16による運動強
度の表示を見ながら、これから行なう運動の強度を指針
表示するまで、スイッチS4の操作を繰返す。このと
き、上記操作がある度に、前記32Hz信号を待って、
図4のステップS5すなわち図6の計測モードスイッチ
処理に進み、ステップS35、S36、S40、S5
5、S70を経てステップS73に進み、ステップS7
3で運動強度レジスタUKの値を1だけ大きいものと
し、ステップS74では運動強度レジスタUKの値が3
0を越えるものになったかを判断し、30を越えている
ときはステップS75で運動強度レジスタUKの値を0
に戻す。そして、一連の動作の後には、図4のステップ
S17の小秒針運動強度表示処理で、上記運動強度レジ
スタUKの値に応じた小秒針16の位置を指示すべく秒
針位置指示レジスタSNPに新たなステップ値がセット
され、ステップS19の小秒針駆動用モータ処理で上記
ステップ値に応じた小秒針16の運針が実行される。
【0031】以上の如くして、運動強度を設定し、小秒
針16でそれを指針表示した後には、図17に示すよう
に、使用者の個人情報を入力するために前記設定モード
とすべくスイッチS2を操作する。このとき該操作を受
けて上記図6の計測モードスイッチ処理に進み、ステッ
プS35でモードフラグNの値は0であり、上記設定モ
ードになっていないことを確認し、ステップS36、S
40、S55を経てステップS70で上記スイッチS2
の操作を検出し、その上でステップS71でモードフラ
グNに1をセットして設定モードとし、次に行なわれる
データ設定の処理に備えてステップS72ではデータ種
指定レジスタIに0をセットしておく。そして、一連の
処理の後には、ステップS20すなわち図16のデジタ
ル表示部表示処理に進み、ステップS210を経てステ
ップS212で計測モードになっていることを判断し
て、ステップS213でモードフラグNの値は、既に0
でなく1となっており設定モードになっていることを判
断してステップS215に進み、前記のデータ種指定レ
ジスタIの値すなわち0によって指定されている体重レ
ジスタDP0に既に設定されている体重がデジタル表示
部20に表示される。例えば既に体重レジスタDP0に
設定されている体重が50kgのときは、デジタル表示部
20の表示は図17のd1に示す如きものになる。
【0032】以上の如くして、計測モードの設定モード
とした後には、上記の既に設定されている体重を変更す
る必要があるときは、スイッチS1又はS4を操作して
いく。このときは図6のステップS82からステップS
83又はS84に進み、体重レジスタDP0の体重を1
kgずつ大きいもの又は小さいものとしていく。
【0033】以上のようにして体重の設定等を終了した
後は、年令の設定又は修正を行なうが、このときは、年
令を設定する年令レジスタDP1を指定すべく図17に
示すようにスイッチS3を操作する。このとき該操作を
図6のステップS76で検出し、ステップS77でデー
タ種指定レジスタIの値を1だけ大きい1とし、一連の
処理の後、図4のステップS20すなわち図16のデジ
タル表示部表示処理に進み、ステップS210、S21
2、S213を経てステップS215に進み、データ種
指定レジスタIにより指定される年令レジスタDP1に
既に設定されている年令をデジタル表示部20に表示す
る(図17のd2参照)。この場合も設定されている年
令を変更する必要があるときはスイッチS1又はS4を
操作して行なう(図6ステップS82〜S84)。
【0034】以上の如くして年令の設定を終えた後は性
別の設定を行なうが、このときは性別を設定する性別レ
ジスタDP2を指定すべく図17に示すようにスイッチ
S3を操作する。このとき該操作を図6のステップS7
6で検出しステップS77に進み、データ種指定レジス
タIの値を1だけ大きい2とし、一連の処理の後、図1
6のデジタル表示部表示処理に進み、ステップS21
0、S212、S213を経てステップS215で、上
記データ種指定レジスタIにより指定される性別レジス
タDP2に既に設定されている性別をデジタル表示部2
0に表示する。例えば既に性別レジスタDP2に設定さ
れていた性別コードが1で女性であったときは、デジタ
ル表示部20の表示は、図17のd3に示す如きものに
なる。なおこの場合も設定性別を変更するときは、スイ
ッチS1又はS4を操作して行なう(図6ステップS8
2〜S84)。
【0035】以上の如くして、体重等の個人情報の設定
を終えた後には、図17に示すように、スイッチS2を
操作して設定モードから通常モードに戻しておくが、こ
のとき該操作を図6のステップS80で検出しステップ
S81でモードフラグNの値を0とし、上記通常モード
とする。
【0036】上記のようにして、計測モードの通常モー
ドとした後は該消費カロリー表示装置を携帯して、既に
設定した運動強度に係る運動を開始することになるが、
この場合、運動開始と共にスイッチS1を操作する。こ
のとき該操作を図6のステップS40で検出し、ステッ
プS41で未だ計測中フラグFSの値が0であることを
判断し、ステップS42ではタイマ時間TMの値が0で
あり、今日になって初めての計測であることを判断し
(タイマ時間TMは、一日の計測時間すなわち運動時間
を積算している)、ステップS43では時刻記憶レジス
タBTより当日の日付を読出して、これを計測日付メモ
リKDにセットし、然る後に、ステップS44では計測
中フラグFSに1をセットして計測動作が開始されてい
ることを記憶する。その後、ステップS45では、RS
フリップフロップ4にセット信号を送ってセット状態と
し、アンドゲート5を開成し、該アンドゲート5を介し
て分周回路3からの32Hz信号をタイマ6に送って、
該タイマ6にタイマ時間TMの計測を開始せしめ、次の
ステップS46に進む。ステップS46では、既に設定
されている運動強度ナンバー、体重、性別および年令を
用い、次式に従って1分間当りの消費カロリーを算出
し、その算出結果を1分間消費カロリーレジスタLにセ
ットする。 1分間当たりの消費カロリー=(各種運動のRMR値)
×(体重)×(性別・年令別基礎代謝基準値) ここで、RMR(relative metabolic rate)は、詳細
を後述するが、設定した運動強度ナンバーの0〜31の
値に対応して図18のような値となり、また性別・年令
別基礎代謝基準値は、設定した性別と年令とにより図1
9のような値となるものである。
【0037】以上の如くして消費カロリーの計測を開始
した後は、32Hz信号がある度に図4のステップS
1、S2を経て、ステップS7に進み前記計時処理を実
行する。そして一連の処理を行なった後にはステップS
13すなわち図10の分針・時針トータルカロリー表示
処理に進み、ステップS135で既に計測中フラグFS
の値が1になっていることを判断し、ステップS136
に進み1/1000分計時レジスタTZの時間を1/32秒
だけ長いものとしていき、ステップS137では上記1
/1000分計時レジスタTZの時間が0.001分以上になっ
たかを調べ、0.001分以上になっていないときは、この
分針・時針トータルカロリー表示処理を終えるが、0.00
1分以上になっているときは、ステップS138に進
む。そして、ステップS138では、1/1000分計時レ
ジスタTZの時間を0.001分だけ短いものにして、次の
ステップS139では、トータル消費カロリーレジスタ
TLのトータル消費カロリー値を0.001分当りの消費カ
ロリー(すなわち1分間消費カロリーレジスタLの1分
当りの消費カロリーを0.001倍したもの)だけ大きいも
のとし、更にステップS140では消費カロリー増分レ
ジスタlのカロリー値を上記0.001分当りの消費カロリ
ーだけ大きいものとする。然る後、ステップS145で
は、消費カロリー増分レジスタlのカロリー値が100
/180kcal(前述の如く、分針10の1回転すな
わち180ステップで100kcalを表示することと
したときの1ステップ当りのカロリー値)以上になって
いるかを判断し、100/180kcal以上になって
いないときはこの分針・時針トータルカロリー表示処理
を終えるが、100/180kcal以上になっている
ときは、ステップS146で消費カロリー増分レジスタ
lのカロリー値を100/180kcalだけ少ないも
のとする。次いでステップS147では、モードレジス
タMの値より現在、計測モードであることを確認し、ス
テップS148で分針10を1ステップだけ進めるべく
分針位置指示レジスタMNPの値を1だけ大きいものと
し、ステップS149では上記処理の結果分針位置指示
レジスタMNPの値が180になったかを調べ、180
になっていないときは、ステップS145を経て当該分
針・時針トータルカロリー表示処理を終える。他方、上
記ステップS149で分針位置指示レジスタMNPの値
が180になっていると判断したときは、ステップS1
50で分針位置指示レジスタMNPの値を0に戻し、そ
の上で、ステップS151に進み時針12を1ステップ
だけ進めるべく時針位置指示レジスタHNPの値を1だ
け大きいものにしておく。然る後、ステップS152に
進み、上記ステップS151の処理により時針位置指示
レジスタHNPの値が12になったかを調べ、12にな
っていないときは、ステップS145を経て、当該分針
・時針トータルカロリー表示処理を終えるが、12にな
っている場合は、ステップS153で時針位置指示レジ
スタHNPの値を0に戻し、ステップS145を経て当
該分針・時針トータルカロリー表示処理を終える。
【0038】以上の如くして、分針・時針トータルカロ
リー表示処理を終えた後は図4のステップS14すなわ
ち図11の分針・時針駆動用モータ処理に進み、前述同
様にして、分針位置指示レジスタMNP、時針位置指示
レジスタHNPと現在分針位置レジスタMTP、現在時
針位置レジスタHTPが等しくないかすなわち分針1
0、時針12が分針位置指示レジスタMNP、時針位置
指示レジスタHNPによって指示されている位置(すな
わち消費カロリーの表示位置)を指しているかを調べ、
指していないときは、ステップモータ8を1ステップだ
け回転せしめ上記指針を運針し、更に、現在分針位置レ
ジスタMTP、現在時針位置レジスタHTPに該運針を
記憶する(ステップS165〜S173)。なお、消費
カロリーの計測開始直後は、分針・時針トータルカロリ
ー表示処理により消費カロリー増分レジスタlの値が1
00/180kcal以上にならなくても、1/32秒
毎に上記分針・時針駆動用モータ処理が繰返されて分針
10、時針12は分針位置指示レジスタMNP、時針位
置指示レジスタHNPで指示される12時の位置まで早
送りで運針される。
【0039】また、上記分針・時針駆動用モータ処理を
終えた後は、図4のステップS15でモードレジスタM
の値は1で計測モードになっていることを確認し、ステ
ップS17すなわち図13の小秒針運動強度表示処理に
進み、前述と同様の処理を実行し、図4のステップS1
9すなわち図15の小秒針駆動用モータ処理では既に小
秒針16が今回の運動の運動強度を指していることを確
認し(ステップS200)、図4のステップS20すな
わち図16のデジタル表示部表示処理に進み、ステップ
S210、S212、S213を経てステップS214
に進みタイマ6からのタイマ時間TMをデジタル表示部
20に表示して図4のステップS1に戻る。
【0040】然して、例えば運動強度が比較的高い水泳
を開始して1分30秒後において、消費カロリーが約1
3kcalのときは、小秒針16、デジタル表示部2
0、分針10および時針12による表示は、図17のb
の如くになる。
【0041】なお、上記の如くして運動をして消費カロ
リーを計測している際中に、例えば、現在時刻を確認す
るために、読出モード(後述のように、分針10、時針
12は現在時刻を表示する)或いは前述の時計モードと
すべくスイッチS3を、2回或いは1回操作する。この
場合、1回目のスイッチS3の操作に際し、図4のステ
ップS5すなわち図6の計測モードスイッチ処理のステ
ップS35、S36を経てステップS37でモードレジ
スタMの値を2として読出しモードとし、次いでステッ
プS38、S39で消費カロリーを指針表示させるため
の時針位置指示レジスタHNP、分針位置指示レジスタ
MNPのステップ値を時針位置一時メモリYH、分針位
置一時メモリYMに退避せしめる。そして、図4のステ
ップS11では既に計測モードでなくなっていることを
判断して、次のステップS12では前述の如く時針位置
指示レジスタHNP、分針位置指示レジスタMNPに現
在時刻に対応するステップ値をセットし、更にステップ
S13すなわち上記図10の分針・時針トータルカロリ
ー表示処理に進み、一連の処理の後、ステップS147
で既にモードレジスタMの値は1でなく計測モードでな
くなっていることを確認し、ステップS155〜S16
0の処理に進み、分針位置指示レジスタMNP、時針位
置指示レジスタHNPへではなく、これらにセットされ
ていたセット値が退避している分針位置一時メモリY
M、時針位置一時メモリYHに消費カロリーを指針表示
する際のステップ値をセットしていく。その後図4のス
テップS14即ち図11の分針・時針駆動用モータ処理
では、現在時刻の指針表示のための早送りのモータ駆動
を開始する。
【0042】また、上記の如くして、計測モードで消費
カロリーの計測中に一時的に他のモードとし、更に当該
他のモードから上記計測モードに戻すべくスイッチS3
を操作したときは、図4のステップS4すなわち図5の
ステップS25で上記操作を検出し、ステップS26で
モードレジスタMの値を1として計測モードとし、ステ
ップS27、S28では時針位置一時メモリYH、分針
位置一時メモリYMの消費カロリー(ステップ値)を時
針位置指示レジスタHNP、分針位置指示レジスタMN
Pに戻されて、以後は前述の計測モードにおける動作が
継続される。
【0043】以上の如くして、計測モードにおける動作
すなわち消費カロリーの計測を継続していき、今回の運
動を終え該計測を停止するときは、スイッチS1を操作
する。このとき、該操作を図6のステップS40で検出
し、ステップS41で計測中フラグFSの値は0でない
ことを確認し、その上でステップS50では計測中フラ
グFSの値を0とする。そして続くステップS51で
は、RSフリップフロップ4にリセット信号を送ってリ
セット状態とし、アンドゲート5を閉成してタイマ6の
計数動作を停止せしめ、次のステップS52ではトータ
ル消費カロリーレジスタTLに記憶しておいた今回の運
動に際しての全消費カロリーをトータルカロリー一時記
憶メモリHDに転送して記憶せしめておく。また、上記
処理の後には、図4のステップS13の分針・時針トー
タルカロリー表示処理では、計測中フラグFSの値が0
となっているので有効な処理が行なわれなくなり(図1
0ステップS135参照)、更にステップS14の分針
・時針駆動用モータ処理においても、分針位置指示レジ
スタMNP、時針位置指示レジスタHNPの値に更新が
なくなるので分針10、時針12は停止する(図11参
照)。
【0044】以上の如くして、当日の第1回目の運動に
際しての消費カロリーの計測を終了した後、当日内に第
2、3、4、……回目の計測を行なう際は、その都度、
概ね上記同様の操作および処理が行なわれる。しかし、
計測開始に際してのスイッチS1の操作が図6のステッ
プS40で検出された後において、ステップS41を経
てステップS42に至ったときは、タイマ時間TMが既
に0ではないことを判断し、直接、ステップS44に進
み、ステップS43の処理すなわち当日の日付を計測日
付メモリKDにセットする動作は行なわない。更にステ
ップS45でのタイマ6によるタイマ時間TMの計測は
先の計測停止時にタイマ6をクリアしていないのでタイ
マ時間TMは積算されていく。また、ステップS46に
おける1分当りの消費カロリーの算出は、先の計測終了
後にスイッチS4を操作して運動強度レジスタUKの運
動強度を変更したときは(ステップS73〜S75)。
新たな値が算出され、その結果が1分間消費カロリーレ
ジスタLにセットされるが、その他の場合は先の回の計
測に際しての値と同一の値が算出されて、これが1分間
消費カロリーレジスタLにセットされる。そして、図4
のステップS13すなわち図10の分針・時針トータル
カロリー表示処理においては、1/1000分計時レジスタ
TZ、トータル消費カロリーレジスタTL、消費カロリ
ー増分レジスタl、分針位置指示レジスタMNP、時針
位置指示レジスタHNPに、先の回の計測値がクリアさ
れずに残っているので(図6のステップS40、S4
1、S50〜S52参照)、これらに新たにセットされ
ていくデータは先の回に継続して積算されていくことに
なる。例えばトータル消費カロリーレジスタTLの消費
カロリーは、1日を通しての消費カロリーとなり分針位
置指示レジスタMNP、時針位置指示レジスタHNPに
は、当該カロリーを表示する際の指針位置がセットされ
ることになる。また、続く図4のステップS14すなわ
ち図11の分針・時針駆動用モータ処理では、先の回の
計測値を指針表示したまま、停止している分針10、時
針12をその指針位置から継続して運針が行なわれてい
く。
【0045】以上の如くして、1日の間に複数回の運動
をして、各回に亘る消費カロリーを得て、当日はもはや
運動を行なわないことになったときは、スイッチS5を
操作してリセット処理を行なう。この場合、上記操作を
図6のステップS55で検出し、ステップS56で計測
中フラグFSに0がセットされているのを確認し、ステ
ップS57で分針位置指示レジスタMNPをクリアし、
ステップS58で時針位置指示レジスタHNPをクリア
し、ステップS59ではタイマ6、トータル消費カロリ
ーレジスタTL、消費カロリー増分レジスタlをクリア
する。次いでステップS60では、当日の1回目の運動
(計測)に先立って計測日付メモリKDにセットしてお
いた日付は、今週中の日付であることを確認し(後述の
如く、日曜日における運動の何回目かが午後12時後す
なわち翌週の月曜日にまで継続して行なわれる場合があ
るが、上記の場合は、当日中にスイッチS5を操作した
場合で、これに該当しない)、ステップS61に進み、
トータルカロリー一時記憶メモリHDに記憶されている
当日の全消費カロリーを計測日付メモリKDの日付(す
なわち当日)に対応する消費カロリーメモリ(消費カロ
リーメモリMC0〜MC6のいずれか)に記憶する。次
いでステップS62では今週トータルカロリーメモリT
WCに記憶されている今週の全消費カロリーをトータル
カロリー一時記憶メモリHDにセットしておいた当日の
全消費カロリーだけ大きいものとしておき、その上でス
テップS63ではトータルカロリー一時記憶メモリHD
をクリアしておく。
【0046】また、上記の如き、リセット処理の後に
は、一連の処理を経て図4のステップS14すなわち図
11の分針・時針駆動用モータ処理に進み、既に分針位
置指示レジスタMNP、時針位置指示レジスタHNPが
クリアされているので分針10、時針12を早送りで1
2時の位置に移動せしめる動作が開始される。
【0047】上記説明は、何回目かの運動(カロリー計
測)を開始し、それを停止したのが開始した当日内であ
り、スイッチS5を操作して行なうリセット処理もその
当日内に行なわれた場合についてのものである。原則と
して運動開始後に日が替わり、運動停止が翌日になった
場合も、概ね、上記の場合と同様であるが、この場合、
日が替った後の消費カロリーも前日の消費カロリーとし
て処理される(図6のステップS60、S61参照)。
しかし、運動中に日が替わると共に週も替る場合、すな
わち日曜日から月曜日に替わった場合は、以下のように
処理される。すなわち、該状態を図4のステップS10
すななわち図8の週始め処理のステップS122で検出
し、ステップS123に進んだときは、既に先週となっ
ている前々日(土曜日)までの消費カロリーがセットさ
れている先週トータルカロリーメモリLWCの消費カロ
リーにトータルカロリー一時記憶メモリHDにセットさ
れている消費カロリーすなわち前日(日曜日)の運動の
うち前日中に終了した運動についての全消費カロリーを
積算し、次のステップS124では上記トータルカロリ
ー一時記憶メモリHDの消費カロリーを先週分記憶メモ
リLDに記憶しておく。また、上記ステップS124の
処理を終了したときは、前述の如くステップS125で
日付メモリMD0〜MD6の日付を更新し、ステップS
126で消費カロリーメモリMC0〜MC6の先週の各
曜日の消費カロリーをクリアしておく。
【0048】上記の如くして、運動継続中に週が替った
運動に係る計測を停止し、その後に前述の如くスイッチ
S5を操作してリセット処理を行なったときは、以下の
如き動作が行なわれる。すなわち、スイッチS5の操作
を図6のステップS55で検出し、以下、前述同様の処
理がなされ(ステップS56〜S59)、ステップS6
0で計測日付メモリKDの日付(当該運動開始時の日
付)は、既に今週の日付ではなくなっていることを判断
し、更にステップS65で上記計測日付メモリKDの日
付は先週のものであることを判断し(2週以上に亘って
計測された場合は単なるスイッチ操作の忘却によるもの
とし有効な計測として扱わないことにしている)、次の
ステップS66に進む。ステップS66では、開始が先
週中である運動に係る消費カロリーは、運動停止終了が
今週であっても先週分とすべく、先週トータルカロリー
メモリLWCの全消費カロリーにトータルカロリー一時
記憶メモリHDの消費カロリー(日曜日分とされた全消
費カロリーで月曜日にまで及んだ運動分の消費カロリー
を含む)より先週分記憶メモリLDの消費カロリーを減
じたものを積算しておく(前述の週始め処理で、既に純
粋に日曜日内だけの全消費カロリーを先週の全消費カロ
リーに積算しているからである)。また、上記ステップ
S66の処理が終了した後は、前述の場合と同様にステ
ップS63でトータルカロリー一時記憶メモリHDをク
リアしておく。
【0049】(3)読出モードでの動作 上記計測モードにおいて得られた各種データを参照すべ
く、該計測モードから読出モードにするには、図17に
示すようにスイッチS3を操作する。このとき、該操作
を、図6のステップS36で検出し、次のステップS3
7でモードレジスタMの値を2として上記読出モードと
する。次いでステップS38、S39の処理を実行し、
更に一連の処理を実行した後、ステップS11では既に
モードレジスタMの値は2となっており、読出モードに
なっていることを判断してステップS12すなわち図9
の分針・時針現在時刻表時処理を実行し、分針10、時
針12により現在時刻を表示すべく指針位置に係るステ
ップ値を分針位置指示レジスタMNP、時針位置指示レ
ジスタHNPにセットする。然る後、図4のステップS
13を経て、ステップS14すなわち図11の分針・時
針駆動用モータ処理に進み、分針10、時針12と分針
位置指示レジスタMNP、時針位置指示レジスタHNP
で示される現在時刻表示の位置までの早送りする動作が
開始される。その後、図4のステップS15を経てステ
ップS18すなわち図14の小秒針運動評価表示処理へ
と進み、ステップS180でモードフラグNの値が0で
通常モードになっていることを確認し、ステップS18
1で表示カロリーデータ種レジスタFTの値が0になっ
ていることを判断し、次のステップS182へと進む。
ステップS182では、今週トータルカロリーメモリT
WCにセットされている今週におけるこれまでの全消費
カロリーをその計測を行なった日数(すなわち日付メモ
リMD0〜MD6のうち消費カロリーデータが記憶され
ているものの個数)で除した商すなわち今週における1
日当りの平均消費カロリを評価処理用レジスタQにセッ
トする。然る後、ステップS185では、性別レジスタ
DP2の値が0であるか、すなわち当該消費カロリー表
示処理の使用者が男性か女性かを判断し、男性であると
きは、上記評価処理用レジスタQのカロリー数が200
kcal未満か、300kcalを超えるものか、或い
は、その間のものかを判断し、200kcal未満のと
きは秒針位置指示レジスタSNPにステップ値52をセ
ットし、300kcalを超えるときは秒針位置指示レ
ジスタSNPにステップ値8をセットし、200〜30
0kcalの間のときは秒針位置指示レジスタSNPに
ステップ値0をセットする(ステップS186〜S19
0)。他方、使用者が女性の場合は、上記評価処理用レ
ジスタQのカロリー数が100kcal未満か、200
kcalを超えるものか、或いはその間のものかを判断
し、100kcal未満のときは秒針位置指示レジスタ
SNPにステップ値52をセットし、200kcalを
超えるときは秒針位置指示レジスタSNPにステップ値
8をセットし、100〜200kcalの間のときは秒
針位置指示レジスタSNPにステップ値0をセットする
(ステップS191〜S195)。なお、秒針位置指示
レジスタSNPのステップ値52、0、8は小秒針16
が指示位置として前記評価表示部26のLITTE、G
OOD、MUCHの文字が印刷されている位置を指示す
る。
【0050】上記小秒針運動評価表示処理を終了したと
きは図4のステップS19すなわち図15の小秒針駆動
用モータ処理に進み、小秒針16を上記秒針位置指示レ
ジスタSNPのステップ値で示される位置まで早送りす
る動作を開始する。然る後、図4のステップS20すな
わち図16のデジタル表示部表示処理に進み、ステップ
S210、S212を経てステップS216に進み、モ
ードフラグNの値は0で通常モードになっていることを
判断して、ステップS217で表示カロリーデータ種レ
ジスタFTの値は0で今週の全消費カロリーの表示が指
示されていることを判断し、ステップS218では今週
トータルカロリーメモリTWCにセットされている上記
カロリーをデジタル表示部20に表示する。然して、例
えば、今週における1日当りの消費カロリーが200〜
300kcalの間であり、秒針位置指示レジスタSN
Pには0がセットされ、現在時刻は10時10分で、か
つ今週トータルカロリーメモリTWCの今週の全消費カ
ロリーが1700kcalのときは、小秒針16、分針
10、時針12による表示およびデジタル表示部20の
表示は図17のcに示す如きものになる(なお、この場
合、小秒針16は0秒の位置を指すが、ここには前述の
如くGOODの文字が印刷表示されており、小秒針16
により今週の運動は、今のところ適切な量となっている
ことが示される)。
【0051】以上は、今週における運動評価を確認する
場合であるが、先週におけるものを調べんとするとき
は、図17に示すように上記状態においてスイッチS4
を操作する。この場合、該操作を図7のステップS93
で検出し、ステップS94で表示カロリーデータ種レジ
スタFTの値が0になっていることを判断し、ステップ
S95で該表示カロリーデータ種レジスタFTの値を1
とする。そして一連の処理の後、前記図14の小秒針運
動評価表示処理に進み、ステップS180を経てステッ
プS181で表示カロリーデータ種レジスタFTの値は
既に0ではなく1で先週の全消費カロリー等の表示が指
示されていることを判断し、ステップS183に進む。
ステップS183では先週トータルカロリーメモリLW
Cの先週の全消費カロリーを7で除し、その商すなわち
先週における1日当りの消費カロリーを評価処理用レジ
スタQにセットする。そしてステップS185以降にお
いては、前述同様の評価基準により、上記評価処理用レ
ジスタQの1日当りの消費カロリーを評価して、評価結
果を小秒針16により表示すべく秒針位置指示レジスタ
SNPに評価結果に対応したステップ値をセットする
(ステップS185〜S195)。そして、続く、図1
5の小秒針駆動用モータ処理では、上記評価結果を小秒
針16で表示すべく小秒針16の早送り動作が開始され
る。また、デジタル表示部表示処理(図16)では、ス
テップS210、S212、S216を経てステップS
217に至り表示カロリーデータ種レジスタFTの値は
0ではなく1になっており、先週の全消費カロリーの表
示が指示されていることを判断し、ステップS219に
おいて上記カロリーをデジタル表示部20に表示する。
例えば、先週における運動による全消費カロリーが31
00kcalのときは、デジタル表示部20の表示は、
図17のeに示す如きものになる。
【0052】なお、上記の如くして、先週の全消費カロ
リー等を確認した後、再度、今週の全消費カロリー等を
表示せしめるには、図17に示すようにスイッチS4を
操作する。この場合には、該操作を図7のステップS9
3で検出し、ステップS94を経てステップS96で表
示カロリーデータ種レジスタFTの値を0とし、前述の
表示状態に戻る(図4のステップS18〜S20)。
【0053】次に消費カロリーメモリMC0、MC1、
……に既に記憶されている今週の各曜日の消費カロリー
等をデジタル表示部20等に表示して確認する場合につ
いて説明する。この場合は、1日分カロリー表示モード
にすべく、図17に示す如く、読出モードの通常モード
においてスイッチS1を操作する。このとき該操作を図
7のステップS100で検出し、ステップS101でモ
ードフラグNの値を1として上記1日分カロリー表示モ
ードとし、次いでステップS102では曜日指定レジス
タJに0をセットし、先ず今週の月曜日を指定する。そ
の後、一連の処理を経て、小秒針運動評価表示処理(図
4のステップS18、すなわち図14)に進み、ステッ
プS180でモードフラグNの値は既に0でなく1とな
っており1日分カロリー表示モードになっていることを
確認してステップS184に進み、曜日指定レジスタJ
で指定される消費カロリーメモリすなわち、この場合は
消費カロリーメモリMC0の消費カロリーを評価処理用
レジスタQにセットする。そしてステップS185以降
の処理へと進むが、ここでは前述同様に、所定の評価基
準の下で評価処理用レジスタQの消費カロリーを評価
し、その結果を小秒針16で表示すべく秒針位置指示レ
ジスタSNPに評価結果に対応するステップ値をセット
する(ステップS185〜S195)。そして、該評価
結果は図15の小秒針駆動用モータ処理により小秒針1
6で表示される。
【0054】然る後、図4のステップS20すなわち図
16のデジタル表示部表示処理では、ステップS21
0、S212、S216を経てステップS220に至
り、表示データ種指定レジスタFDの値が0になってい
ることを確認し上記日付メモリMD0の日付・曜日(月
曜日)をデジタル表示部20に表示する。例えば今週の
月曜日の日付が6月11日であったときには、デジタル
表示部20の表示は図17のf1の如くになる。そし
て、当該6月11日すなわち今週の月曜日の消費カロリ
ーをデジタル表示部20に表示せしめるには、図17に
示すようにスイッチS4を操作する。このとき該操作を
図7のステップS110で検出し、ステップS111で
表示データ種指定レジスタFDの値は0になっているこ
とを確認し、次のステップS112で表示データ種指定
レジスタFDの値を1とし消費カロリー表示状態を指定
する。そして図16に示すデジタル表示部表示処理で
は、ステップS210、S212、S216を経てステ
ップS220で表示データ種指定レジスタFDの値は既
に0でなく1になっていることを確認し消費カロリーメ
モリMC0の消費カロリーをデジタル表示部20に表示
する。然して、前記6月11日月曜日の消費カロリーが
350kcalのときは、デジタル表示部20には図1
7のf2の如き表示がなされる。
【0055】また、上記の如くして、今週の月曜日の消
費カロリー等を確認した後、今週の火、水、……の各曜
日の消費カロリーをデジタル表示部20等に表示し確認
するときは、図17のfに示すようにスイッチS1を操
作して曜日指定レジスタJの値を1だけ大きいものとし
て翌日の曜日を指定し(図7のステップS105〜S1
07)、その日の運動評価を小秒針16で表示し(図1
4ステップS180、S184〜S195、図15)、
更にスイッチS4を操作して日付・曜日とその日の消費
カロリーとを交互にデジタル表示部20に表示せしめて
確認する(図7のステップS110〜S113、図16
のステップS220〜S222)。そして、上記の如く
して、スイッチS1を操作していき今週の全ての曜日に
ついての表示を終え、曜日指定レジスタJの値が6を越
えるものとなったときは、それを図7のステップS10
7で検出しモードフラグNの値を0に戻し(ステップS
108)、前記通常モードに戻し、今週の全消費カロリ
ー等を表示する図17のcの状態に戻す。
【0056】なお、消費カロリーメモリMC0〜MC6
に記憶されている消費カロリーのいずれかを消去する場
合は、上記1日分データ表示モード(モードフラグNの
値が1のとき)に対象とするメモリの曜日を、スイッチ
S1を操作して曜日指定レジスタJで指定した上でスイ
ッチS2を操作して行なう(ステップS105〜S10
7、ステップS114、S115)。また、消費カロリ
ーメモリMC0〜MC6の消費カロリーの全ておよび先
週トータルカロリーメモリLWC、今週トータルカロリ
ーメモリTWCの全消費カロリーを消去する場合は、通
常モード(モードフラグNの値が0のとき)にスイッチ
S2を操作して行なう(図7のステッブS97、S9
8)。
【0057】以上の如くして、各種カロリーデータ等を
確認した後は、図17に示すようにスイッチS3を操作
して時計モードに戻しておくことになるが、この場合の
該操作は、図7のステップS91で検出され、つぎのス
テップS92で、モードレジスタMの値を0に戻し、上
記時計モードとなる。これにより、図4のステップS1
2の分針・時針現在時刻表示処理では、現在時刻の指針
表示のために分針10、時針12が指すべき位置が指示
され、ステップS14の分針・時針駆動用モータ処理で
は、上記位置へ分針10、時針12を早送りする動作が
開始され、ステップS16の小秒針秒表示処理では小秒
針16が指すべき位置が指示され、ステップS19の小
秒針駆動用モータ処理では上記位置へ小秒針16を早送
りする動作が開始される。そして、ステップS20のデ
ジタル表示部表示処理ではデジタル表示部20に当日の
日付が表示される。然して、分針10、時針12、小秒
針16による表示およびデジタル表示部20の表示は、
図17のaの如きものに戻る。
【0058】次に本願発明の第2の実施例について説明
する。図20は、本実施例の回路構成を示すものであ
る。すなわち、当該図20は、前記第1の実施例の回路
構成を示す図1と概ね同様である(なお、図20におい
ては図1における回路と同一構成、同一機能を有する回
路には同一符号が付されている)。しかし、分針10、
時針12の駆動方式が異なっており、これに伴ない回路
構成も若干異なっている。すなわち、前記実施例ではC
PU1からの信号を受けたモータ駆動回路7がステップ
モータ8を駆動し、このステップモータ8の回転力が、
輪列機構9を介して分針10に与えられると共に輪列機
構9および11を介して時針12に与えられる構成とな
っており、分針10、時針12を別個独立に運針するこ
とはできないものであった。これに対し、本実施例で
は、CPU1からの信号を得てモータ駆動回路7aがス
テップモータ8aを駆動し、このステップモータ8aの
回転力が輪列機構9aを介して時針12に与えられてこ
の時針12の運針に供され、これらとは別個独立にCP
U1からの信号を得てモータ駆動回路7bがステップモ
ータ8bを駆動し、このステップモータ8bの回転力が
輪列機構9bを介して分針10に与えられてこの分針1
0の運針に供されるという構成になっている。すなわち
時針12の運針が分針10の運針と独立して行なえるよ
うになっている。これに伴ない時針12の移動位置も分
針10と同様に0〜179の180ステップとなってい
る(前記実施例では、分針10の移動位置は0〜179
の180ステップとなっていったが時針12の移動位置
は0〜11の12ステップとなっていた)。
【0059】また、RAM17の構成も、概ね前記実施
例と同様で図2で表わされる。ただし、上述の事情によ
り、現在時針位置レジスタHTP、時針位置指示レジス
タHNPは、時針12の移動位置を示す0〜179のス
テップ値がセットされレジスタになっている。
【0060】更に、本実施例の外観および動作の概要を
示すジェネラルフローチャート等も前記実施例と概ね同
様で前記実施例に係る図3、4で表わされる。図21
は、本実施例における分針・時針現在時刻表示処理を詳
細に示すフローチャートであり、前記実施例における図
9に対応するものである。上述の如く時針12の移動位
置は0〜179の180ステップで表わされるので、現
在時刻を指針表示する際の時針12の位置を指示すべく
時針位置指示レジスタHNPにセットされるステップ値
も0〜179のステップ値で行なわれる(ステップS2
50)。
【0061】図22は本実施例における分針・時針トー
タルカロリー表示処理を詳細に示すフローチャートであ
り、前記実施例における図10に対応するものである。
この分針・時針トータルカロリー表示処理においても時
針12の位置を180ステップで表わし、更に1周を1
000kcalとした関係で(このようにすることで1
周を180ステップで運針し、100kcalとした分
針10の読取目盛と時針12の読取目盛を一致せしめる
ことができ、例えば分針10の10、20、30、……
kcalの各目盛と時針12の100、200、30
0、……kcalの各目盛を一致せしめることができ
る)、分針10が1周し100kcalを表示するに至
ったときは、ステップS267に示すように時針12で
100kcalを表示すべく時針位置指示レジスタHN
Pのステップ値を18(すなわち180ステップ/10
00kcal×100kcal)だけ大きいものにして
いる。そして、ステップS268では、時針位置指示レ
ジスタHNPのステップ値が180になったときにステ
ップS269に進み時針位置指示レジスタHNPのステ
ップ値を0に戻すようにしている。また同様の趣旨か
ら、ステップS273では時針位置一時メモリYHのス
テップ値を18だけ大きいものにしていき、ステップS
274では時針位置一時メモリYHのステップ値が18
0に達したときにステップS275に進み時針位置一時
メモリYHのステップ値を0に戻すようにしている。
【0062】図23は本実施例における分針・時針駆動
用モータ処理を詳細に示すフローチャートであり、前記
実施例における図11に対応する。時針12が分針10
に機械的に連動して運針されず、独立に時針位置指示レ
ジスタHNPにより指示された位相に運針されるので、
ステップS283で現在分針位置レジスタMTPのステ
ップ値が180に至っても機械的に現在時針位置レジス
タHTPのステップ値を大きいものとせず、ステップS
285〜S287の処理により現在時針位置レジスタH
TPのステップ値が時針位置指示レジスタHNPのステ
ップ値に等しくなるまでステップモータ8aの駆動すな
わち時針12の運針が1ステップずつ行なわれていく
(ステップS285〜S287)。また、時針12の位
置が180ステップで表わされるので、ステップS28
8で現在時針位置レジスタHTPのステップ値が180
になったときに、該現在時針位置レジスタHTPのステ
ップ値を0に戻すようにしている。
【0063】本実施例の如く時針12の駆動を分針10
の駆動から独立して行なえるようにし、時針12の1周
を180ステップで表わしたときには、前述の如く分針
10、時針12の1周で表わすカロリー数を1桁違うも
のにすることにより、分針10用読取目盛と時針12用
読取目盛を一致せしめることが可能となり延いては読取
が容易な指針表示ができるという利点がある。
【0064】次に、第3の実施例について説明する。こ
の第3の実施例と第1の実施例とは、構成および動作に
おいて概ね同様であり、大きな相違点は、第1の実施例
では運動強度ナンバーは0〜30の値で31段階に設定
するようになってたが、第3実施例では運動強度ナンバ
ーをRMRの値に一致する0〜20の値で21段階に設
定できるようにした点である。また、0〜20の運動強
度ナンバーを、小秒針の45秒の位置から30秒の位置
を経て15秒の位置までの180°の範囲で指針表示で
きるようにするために、小秒針を120ステップで一周
するようにすると共に、ステップ値90の位置(運動強
度ナンバー0)からステップ値30の位置(運動強度ナ
ンバー20)の範囲で運動強度を表示するようにしてい
る。更に、第3の実施例では1日の目標カロリーをセッ
トしておくと、毎日、目標カロリーに到達すると報知す
るようにしている。
【0065】図24は第3の実施例の回路構成を示す図
であり、第1の実施例の回路構成を示す図1に報音装置
29と後述する基礎代謝基準値等を記憶しておくROM
28が追加されている。なお、図24においては、図1
における回路と概ね同一構成、同一機能を有する回路に
は同一符号が付されているが、目標とする1日当りの消
費カロリーがセットされる目標カロリー記憶レジスタD
P3およびこの目標とする1日当りの消費カロリーが当
日においては既に消費されてその旨を報知する報音が行
なわれたときに1がセットされる目標カロリー報知記憶
フラグFAが新たに追加されており、また、前記運動強
度ナンバーがセットされるレジスタは運動強度レジスタ
UKではなく運動強度レジスタAとなっている(この運
動強度レジスタAは第1の実施例における運動強度レジ
スタUKと本質的に異なるものでないが、運動強度ナン
バーを0〜30のものから0〜20のものに変えたこと
に伴なって名称を変えただけである)。
【0066】図25は第3の実施例の正面外観を示し、
第1の実施例における図3に対応するものである。本実
施例は第1の実施例と同様に小秒針16の周囲の下半分
には運動強度表示部25が、上半分には評価表示部26
が設けられている。運動強度表示部25には左側から右
側に向って(即ち45秒の位置から30秒の位置を経て
15秒の位置に向って)、運動強度の低い運動種目から
高い運動種目について、各運動種目の運動強度ナンバー
の範囲を示す円弧状のマークとその種目名が印刷表示さ
れている。評価表示部26は三分化されており、その中
央部には、消費カロリー量が平均で適量であることを示
す「AVERAGE」の文字が印刷表示され、左側部に
は少ない旨を示す「LOW」の文字が印刷表示され、更
に右側部には多い旨を示す「HIGH」の文字が印刷表
示されている(すなわち、第1の実施例と印刷表示文字
が異なっている)。
【0067】また、デジタル表示部20には計測中であ
ることを明示する「FITNESS」の文字表示体、読
出モードであることを示す「REC」の文字表示体、先
週のデータであることを明示する「LAST」の文字表
示体、1週間分の消費カロリーを表示していることを明
示する「WEEK」の文字表示体及び目標消費カロリー
セット状態であることを明示する「TARGET」の文
字表示体が設けられている(すなわち、第1の実施例に
おけるものに「FITNESS」および「TARGE
T」の文字表示体が追加されている)。
【0068】ここで、本願の消費カロリー算出方法につ
いて説明しておく。本願で算出するトータル消費カロリ
ーは、いわゆる付加運動によるエネルギー消費量に相当
し、運動による総エネルギー消費量から安静時代謝によ
るエネルギー消費量を差し引いたエネルギー消費量をさ
すもので、次式で計算している。 トータル消費カロリー[TL]=(ΣAT)WB
【0069】Aは運動強度ナンバーで本実施例では、実
施した各種運動のRMR(relativemetabolic rate)で
あり、エネルギー代謝率ともいわれ、上記RMRは運動
によって余分に消費された代謝量が基礎代謝量の何倍に
相当するかを示す値で次式により計算でき、各運動に応
じて図26のように値が設定されている。 RMR=(活動時総代謝量−安静時代謝量)/基礎代謝
量 活動時代謝量……運動によって消費された全代謝量 安静時代謝量……静かに座っている状態でのエネルギー
代謝 基礎代謝量………生命を維持するのに必要最小限のエネ
ルギー また、Tは運動に要した時間(分)で、Wは体重(k
g)で、Bは前述の性別・年令別基礎代謝基準値(kc
al/kg・分)であり、性別と体重に応じて前記図1
9のような値をとる。
【0070】そして、本願では上記トータル消費カロリ
ーを求めるに当っては、まず1分間の消費カロリーが、 1分間の消費カロリー[L]=AWB となることに着目し、この式に運動強度ナンバー、体重
及び性別・年令別基礎代謝基準値を代入することによ
り、1分間の消費カロリーを求めておき、0.001分
間運動する毎に、1分間の消費カロリーの1/1000
をトータル消費カロリーレジスタTLに加算していくよ
うになっている。そして、この第3の実施例では運動強
度ナンバー、即ちRMRを0(運動をしていない状態と
同じ)から20までの範囲の各整数値で設定が可能とな
っていて、その値に対応する位置を小秒針16で指すこ
とで表示できるようになっていて、小秒針16が45秒
を指しているときに0で、この位置から左に回転するに
従いその値は大きくなり、30秒の位置で10、15秒
の位置で20となる。
【0071】そして、運動強度表示部25には前述のよ
うに、各運動の運動強度の設定が容易なように、各運動
の強度、即ちRMRの値がわかる円弧状のマークが印刷
されている。すなわちこのマークはRMRの値との関係
が図27のようになっていることを示すべく、サイクリ
ング(BIKE)のマークは2.5〜7.0の範囲、歩
行(WALK)のマークは2.0〜5.5の範囲、エア
ロビックスダンス(AERO)のマークは3.0〜5.
0の範囲、ジョギング(JOG)のマークは5.0〜1
1.0の範囲、ランニング(RUN)のマークは11.
0〜17.0の範囲、水泳(SWIM)のマークは6.
0〜20.0の範囲に印刷されている。従って、例えば
ランニングをする場合には、ランニングのRMRは1
1.0〜17.0の範囲であるから、この範囲の中で自
分がどの程度の強さのランニングするのかを判断してそ
のRMR値すなわち運動強度ナンバーを設定すればよい
ことになる。そして、上記基礎代謝基準値はROM28
に記憶されていて、設定された性別及び年令に応じた基
礎代謝基準値がこのROM28から読み出され、この基
礎代謝基準値と運動強度ナンバーと体重とにより前述の
如くして1分間の消費カロリーが求められてセットされ
る。
【0072】以下、図28〜33のフローチャートおよ
び図34の表示変遷図を参照しながらこの第3の実施例
の動作を説明していく。本実施例の動作の概要を示すジ
ェネラルフローチャートは、第1の実施例におけるジェ
ネラルフローチャート(図4)と同様となっているが、
ジェネラルフローチャートに示されている幾つかの処理
は、上述の如き相違が反映され以下のように、若干、異
なっている。
【0073】図28は、本実施例における計測モードス
イッチ処理を詳細に示すフローチャートであり、第1の
実施例における図6に対応するものである(なお、図2
8において、図6におけるステップと同一内容の処理が
行なわれるステップは同一ステップナンバーが付されて
いる)。この図28においては、上記第1の実施例に係
る図6のステップS70〜S72、ステップS73〜S
75、ステップS76〜S79に対応する処理すなわち
ステップS70〜S72a、ステップS73a〜S75
a、ステップS76〜S79に変更が加えられている。
この部分は第1の実施例では、図17のbおよびdで示
される表示変遷等が行なわれる部分であり、上記変更が
加えられたことにより、本実施例では図34のbおよび
dに示す如き表示変遷等が行なわれる。
【0074】すなわち、計測モードとした後、設定モー
ドとすべくスイッチS2を操作したときは、該操作を上
記図28のステップS70で検出し、ステップS71で
モードフラグNの値を1とし、ステップS72aではデ
ータ種指定レジスタIに3をセットする。然る後、第1
の実施例のデジタル表示部表示処理(図16)と同様の
処理が行なわれる。すなわち同図のステップS212で
モードレジスタMの値が1で計測モードになっているこ
とを判断し、ステップS213でモードフラグNの値が
0でなく既に1になっていることを判断し、ステップS
215に進む。このステップS215では、上記データ
種指定レジスタIの値3によって指定されている目標カ
ロリー記憶レジスタDP3に設定されている目標カロリ
ーをデジタル表示部20に表示すると共に、デジタル表
示部20上部に配設されている「TARGET」なる文
字からなる文字表示体を点灯表示して表示中のデータが
目標カロリーである旨を示す。例えば目標カロリー記憶
レジスタDP3に既に設定されていた目標カロリーが3
00kcalのときは、上記デジタル表示部20の表示
は図34のd1の如きものになる。
【0075】上記の如くしてデジタル表示部20に表示
されている目標カロリー記憶レジスタDP3の目標カロ
リーを変更するときは、上記表示を見ながら、スイッチ
S1又はS4を操作していく。このとき該操作がある度
に図28のステップS82〜S84において目標カロリ
ー記憶レジスタDP3の目標カロリー値を1だけ大きい
もの又は小さいものとしていく。そしてデジタル表示部
表示処理において、上記同様にして目標カロリー記憶レ
ジスタDP3の新たな目標カロリーがデジタル表示部2
0に表示される。
【0076】上記のようにして、目標カロリーの設定を
終えた後、体重レジスタDP0の体重を変更等せんと
し、デジタル表示部20に体重レジスタDP0の体重を
表示する状態とするときは、図34に示すようにスイッ
チS3を操作する。この場合、該操作を図28のステッ
プS76で検出し、ステップS77ではデータ種指定レ
ジスタIの値を1だけ大きい4とし、ステップS78a
でデータ種指定レジスタIの値は4で3を超えているこ
とを判断し、ステップS79でデータ種指定レジスタI
の値を0とする。然る後のデジタル表示部表示処理で
は、前述同様にしてデータ種指定レジスタIの値0で指
定される体重レジスタDP0に既に記憶されている体重
をデジタル表示部20に表示する。例えば体重レジスタ
DP0に記憶されていた体重が50kgであったとき
は、デジタル表示部20の表示は図34のd2の如きも
のになる。また、この体重レジスタDP0の体重を変更
して新たな体重を設定するときは上述の目標カロリー記
憶レジスタDP3の目標カロリーの変更と同様にスイッ
チS1又はS3を操作していくが、この場合も、図28
のステップS82〜S84で体重レジスタDP0の体重
の増減が行なわれていく。
【0077】上述の如くして体重の設定を終えた後、年
令レジスタDP1の年令を変更等せんとするときは、図
34に示すようにスイッチS3を操作する。この場合も
該操作を図28のステップS76で検出し、ステップS
77でデータ種指定レジスタIの値を1だけ大きい1と
し、ステップS78aでデータ種指定レジスタIの値は
3を超えていないことを判断して、この計測モードスイ
ッチ処理を終える。そして前述同様にしてデジタル表示
部表示処理において、年令レジスタDP1に設定されて
いる年令がデジタル表示部20に表示される(図34の
d3参照)。また、この年令レジスタDP1に設定され
ている年令を変更して新たな年令を設定せんとするとき
も、前述の目標カロリーの変更の場合と同様にスイッチ
S1又はS3を操作していくが、この場合も図28のス
テップS82〜S84で年令レジスタDP1の年令の増
減が行なわれていく。
【0078】上記の如くして年令の設定を終えた後、性
別レジスタDP2に設定されている性別を確認あるいは
変更する場合は、図34に示すようにスイッチS3を操
作する。このとき該操作を図28のステップS76で検
出し、ステップS77でデータ種指定レジスタIの値を
1だけ大きい2とし、ステップS78aでデータ種指定
レジスタIの値は未だ3を超えていないことを判断し、
この計測モードスイッチ処理を終える。そして、前述同
様にしてデジタル表示部表示処理において性別レジスタ
DP2に設定されている性別がデジタル表示部20に表
示されることになる(図34のd4参照)。そして性別
レジスタDP2に設定されている性別を変更するとき
は、前述同様にスイッチS1又はS4を操作して行なう
が、この場合も前述同様に図28のステップS82〜S
84で性別レジスタDP2の性別コードが0から1また
は1から0に変更され設定性別の変更が行なわれる。
【0079】また、上述の如くして性別レジスタDP2
の性別の変更を行なった後、再度、目標カロリー記憶レ
ジスタDP3の目標カロリーを確認等せんとするとき
は、図34に示すようにスイッチS3を操作する。この
場合も該操作を受けてステップS76〜S78aの処理
が実行されてデータ種指定レジスタIの値が3となり、
その後のデジタル表示部表示処理で目標カロリー記憶レ
ジスタDP3に設定されている目標カロリーがデジタル
表示部20に表示されることになる。以上のようにし
て、設定されている目標カロリー、体重等を確認或いは
変更した後、この設定モードから計測モードに戻してお
くには、図34に示すようにスイッチS2を操作する。
これにより、図28のステップS80、S81の処理が
実行されてモードフラグNの値が0に戻り、上記計測モ
ードとなる。
【0080】また、前述のように、図28に示す計測モ
ードスイッチ処理のフローチャートは、第1の実施例に
おける対応するフローチャート(図6)とステップS7
0、S73a〜S75aの部分においても異なってい
る。この部分は上記計測モードにおいてスイッチS4を
操作して、運動強度レジスタAに運動強度ナンバーを設
定するときの処理を示している。すなわち運動強度レジ
スタAに新たな運動強度ナンバーを設定すべくスイッチ
S4を操作していったときは、その都度、図28のステ
ップS70からS73aに進み運動強度レジスタAに設
定されている運動強度ナンバーを1だけ大きいものにし
ていき、ステップS74aで上記運動強度ナンバーが最
大値である20を超えるものになったかを判断し、超え
るものになったときは、ステップS75aで0に戻す。
このようにして運動強度レジスタAに設定された運動強
度ナンバーは以後の小秒針運動強度表示処理すなわち図
31のフローチャート(第1の実施例における図13の
フローチャートに対応している)で示す処理により、小
秒針16での表示の準備が行なわれる。すなわち、図3
1のステップS179aでは、0〜20の範囲で変化す
る運動強度ナンバーを、小さい方を45秒の位置(ステ
ップ値90の位置)側としこの位置から左回りで15秒
の位置(ステップ値30の位置)までの間で、指針表示
すべく運動強度レジスタAの運動強度ナンバーを3倍し
たものを90より減じ、その差を秒針位置指示レジスタ
SNPにセットする。そしてこのようにして秒針位置指
示レジスタSNPにセットされた小秒針16の指示位置
に応じた運針は続く小秒針駆動用モータ処理すなわち図
33のフローチャート(第1の実施例における図15の
フローチャートに対応している。なお、図33において
は図15におけるステップと同一内容の処理を行なって
ステップには図15の対応するステップと同一ステップ
値を付している)の処理で実行される。図33のフロー
チャートは第1の実施例に係る図15のフローチャート
と概ね同じであるが、ステップS203aは図15にお
けるステップS203と異なり現在秒針位置レジスタS
TPのステップ値が120になったかを判断している
(図15のステップS203では60になったかを判断
している)。これは、本実施例では小秒針16の1回転
を120ステップとしているからである(第1の実施例
では小秒針16の1回転を60ステップとしている)。
【0081】また本実施例に係る前述の図28の計測モ
ードスイッチ処理においては、第1の実施例においてこ
れに対応する図6と違いスイッチS1を操作後に行なわ
れるステップS43とS44の間にステップS43bが
挿入されている。このステップは、運動を実行している
間に当日の消費カロリーが目標カロリー記憶レジスタD
P3に設定しておいた目標カロリーに達したときに行な
う後述の報音動作に際して1をセットする目標カロリー
報知記憶フラグFAに、当日の運動開始時すなわちスイ
ッチS1の操作によって行なわれる消費エネルギーの計
測開始時に、0をセットしておく初期設定にあたる。
【0082】上記の如くして0がセットされ目標カロリ
ー報知記憶フラグFAは、以後の分針・時針トータルカ
ロリー表示処理(図29で示され、これは第1の実施例
の図10に対応し図10のステップS140後にステッ
プS140b〜S140eが追加されている)で利用さ
れる。すなわち、運動を開始し、その運動による消費カ
ロリーの計測中は、1/32秒毎にこの分針・時針トー
タルカロリー表示処理が行なわれ、1/1000分計時レジ
スタTZが0.001分を計測する度に(ステップS136
〜S137)、一連の処理(ステップS138〜S14
0)を実行し、その後、ステップS140bでは上記目
標カロリー報知記憶フラグFAの値が0であるかを判断
し、0であるときは、次のステップS140cでトータ
ル消費カロリーレジスタTLのカロリー値が目標カロリ
ー記憶レジスタDP3の目標カロリーを超えるものにな
ったかを判断し、未だ超えていないときは、ステップS
145以降のステップへ進み、第1の実施例と同様の処
理が行なわれる。以上の如き動作が繰返されて、時間が
経過し、ステップS139の処理でトータル消費カロリ
ーレジスタTLのカロリー値が目標カロリー記憶レジス
タDP3の目標カロリーを超えたときは、ステップS1
40、S140bを経てステップS140cにおいて、
その旨を検出し、ステップS140dで目標カロリー報
知記憶フラグFAの値を1とし、次のステップS140
eでは、スイッチ部18に信号を送って一定時間だけ報
音を発生せしめる報音処理を実行し、ステップS145
以降の処理へと進む。そして、上記の如くして、目標カ
ロリー報知記憶フラグFAの値が1となった後の分針・
時針トータルカロリー表示処理においては、ステップS
140bで既に目標カロリー報知記憶フラグFAの値が
1となっていることを検出し、このステップS141b
から直接ステップS145以降へのステップと進み、ス
テップS140c〜S140eの処理は行なわれない。
本実施例では上記の如く、運動を行ないながらそれによ
る消費カロリーの計測中に当日の運動による消費カロリ
ーが当日の目標消費カロリーを超えたときに、その旨を
極めて容易に認識できるという利点がある。
【0083】また、図28のフローチャートのステップ
S61aは、第1の実施例における図6のステップS6
1と処理内容が若干、異なっている。すなわち、第1の
実施例においては、当日における複数回の運動を終え、
その後にスイッチS5を操作したときは、当日に行なっ
た各回の運動に際しての消費カロリーの和すなわちトー
タルカロリー一時記憶メモリHDの消費カロリーを当日
用の消費カロリーメモリ(すなわち消費カロリーメモリ
MC0〜MC6のうちのいずれか)に記憶するが、この
第3の実施例では上記スイッチS5の操作があったとき
は、上記トータルカロリー一時記憶メモリHDの消費カ
ロリーを当日用の上記消費カロリーメモリの消費カロリ
ーに積算する。従って、例えば当日の午前中に走行運動
と水泳を行ない、それぞれの運動に際してその運動にお
ける消費カロリーを計測し、その後、上記スイッチS5
を操作し、更に午後においても、サイクリングとジョギ
ングを行ない、それぞれの消費カロリーを計測し、その
後、上記スイッチS5を操作したものとすると、最終的
に当日用の消費カロリーメモリに記憶される消費カロリ
ーは、第1の実施例では後に記憶された午後の運動に係
るものだけになるが、第2の実施例では午前と午後の運
動に係るものの合計消費カロリーとなる。
【0084】また、前述のように本実施例は、第1の実
施例と異なり、小秒針16の回転を1周120ステップ
で行なっている(第1の実施例では60ステップで行な
っており、本実施例の場合、第1の実施例の場合の2倍
のステップ)。これが反映されて、小秒針16の運針制
御が以下のように第1の実施例におけるものと違ったも
のになっている。図30は小秒針16により現在時刻の
秒の単位を表示すべく、小秒針16の指す位置を指示す
る小秒針秒表示処理を示すものである。すなわち、本実
施例の場合、1周60秒の小秒針16を120ステップ
で駆動するものであるから指すべき秒の位置は図30の
ステップS175aに示す如く、0〜119のステップ
値のうち偶数のステップ値を秒針位置指示レジスタSN
Pにセットし、このステップ値をもって指示することに
なる。
【0085】図32は、読出モードにおいて、小秒針1
6により今週または先週の1日当りの平均消費カロリー
若しくは今週の特定の日の消費カロリーを表示すべく小
秒針16の指すべき位置を指示する小秒針運動評価表示
処理を示すもので、第1の実施例における図14に対応
するものである(なお、図32において、上記図14に
おけるステップと同一処理が行なわれるステップには図
14におけるものと同一ステップ値が付されている)。
この図32のステップS188a、S189a、S19
3a、S194aは、それぞれ対応する図14のステッ
プS188、S189、S193、S194と異なって
おり、小秒針16が指すべき位置を指示する秒針位置指
示レジスタSNPにセットするステップ値が第1の実施
例の場合の2倍になっている(すなわち52ステップは
104ステップ、8ステップは16ステップになってい
る)。これは前述のように、本実施例では小秒針16の
回転に際し1回転を第1の実施例の場合の2倍の120
ステップで行なっており、小秒針16で同一位置を指す
ようにする場合でも秒針位置指示レジスタSNPにセッ
トするステップ数は2倍となるからである。
【0086】図33は、各モードで小秒針16により各
種データを指針表示すべく、小秒針16を駆動する際の
小秒針駆動用モータ処理を示すもので、第1の実施例に
おける図15に対応する(なお、この図33において上
記図15におけるステップと同一処理が行なわれるステ
ップには図15におけるものと同一ステップ値が付され
ている)。この図33のステップS203aは対応する
図15のステップS203と異なり、小秒針16の現在
位置を記憶する現在秒針位置レジスタSTPのステップ
値が120ステップになったかを判断し、120ステッ
プになっているときにステップS204で現在秒針位置
レジスタSTPのステップ値を0とする。すなわち、第
1の実施例に係るステップS203では60ステップに
なったかを判断するが本実施例では、その2倍のステッ
プ値120になっているかを判断する。これも小秒針1
6の1回転を第1の実施例では60ステップで、本実施
例では120ステップで行なっているためである。
【0087】なお、本願では運動強度ナンバーとしてR
MR(relative metabolic rate)を用いたが、欧米で
広く使われているMETS(metabolic equivalents)
を用いてもよい。このMETSは運動によって消費され
た全代謝量が安静時代謝量の何倍であるかを示す値、即
ち METS=活動時総代謝量/安静時代謝量 であって、METSとRMRとの換算式は METS=0.83×RMR+1 RMR=1.20×(METS−1) となり、RMRとMETSの関係は図35のようにな
る。
【0088】また、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。例えば、第1、2および3の実施例はいず
れも運動中の消費カロリーの計測方法として、1/1000
分経過毎に、その使用者がその運動を1/1000分間だけ
行なった場合の消費エネルギーを積算していく方法を採
用しているが、本願発明はこの種のものに限定されるも
のではなく運動開始から終了までの時間すなわち運動時
間を計測し、その運動時間の間、その使用者がその運動
を行なったことによる消費エネルギーを運動終了後に上
記運動時間を用いて一度に算出する方法を採用してもよ
いことは勿論である。
【0089】また、上記各実施例は、今週の各日の1日
単位のエネルギー消費量データ以外に先週の合計エネル
ギー消費量データをも記憶して表示するものであるが、
本願発明はこれに限定されるものではなく、更に先々週
またその先の週といった具合に過去の複数の週の各合計
エネルギー消費量データをも記憶しそれらを表示するよ
うにしてもよいことは勿論である。
【0090】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、運動強
度、運動時間等に応じて1日の消費カロリーデータを得
て、これを複数の日からなる所定期間に亘って記憶して
いくと共に、上記所定期間の日々の消費カロリーデータ
の合計を算出して記憶していき、上記1日の消費カロリ
ーデータと少なくとも先の所定期間の合計消費カロリー
データとを表示するようにし、更に設定する運動強度デ
ータとしてはRMR或いはこれに対応するものを用いた
消費カロリー表示装置に係るものだから、ある程度の長
期に亘る最近の消費カロリー動向といったものをも容易
に認識でき、更には運動強度データの設定をも極めて適
切に行なえる消費カロリー表示装置の提供を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】図1におけるRAMの構成を示す図。
【図3】本実施例の外観を示す図。
【図4】本実施例の動作の概要を示すジェネラルフロー
チャート。
【図5】図4における時計モードスイッチ処理を詳細に
示すフローチャート。
【図6】図4における計測モードスイッチ処理を詳細に
示すフローチャート。
【図7】図4における読出モードスイッチ処理を詳細に
示すフローチャート。
【図8】図4における週始め処理を詳細に示すフローチ
ャート。
【図9】図4における分針・時針現在時刻表示処理を詳
細に示すフローチャート。
【図10】図4における分針・時針トータルカロリー表
示処理を詳細に示すフローチャート。
【図11】図4における分針・時針駆動用モータ処理を
詳細に示すフローチャート。
【図12】図4における小秒針秒表示処理を詳細に示す
フローチャート。
【図13】図4における小秒針秒運動強度表示処理を詳
細に示すフローチャート。
【図14】図4における小秒針運動評価表示処理を詳細
に示すフローチャート。
【図15】図4における小秒針駆動用モータ処理を詳細
に示すフローチャート。
【図16】図4におけるデジタル表示部表示処理を詳細
に示すフローチャート。
【図17】本実施例における表示の変遷を示す図。
【図18】RMRと運動強度ナンバーとの関係を示す
図。
【図19】年令および性別と年令別基礎代謝基準との関
係を示す図。
【図20】本発明の第2の実施例の回路構成を示す図。
【図21】上記第2の実施例における分針・時針現在時
刻表示処理を詳細に示すフローチャート。
【図22】上記第2の実施例における分針・時針トータ
ルカロリー表示処理を詳細に示すフローチャート。
【図23】上記第2の実施例における分針・時針駆動用
モータ処理を詳細に示すフローチャート。
【図24】本発明の第3の実施例の回路構成を示す図。
【図25】上記第3の実施例の外観を示す図。
【図26】運動種目とRMRの関係を示す図。
【図27】運動強度と目安マークとの関係を示す図。
【図28】上記第3の実施例における計測モードスイッ
チ処理を詳細に示すフローチャート。
【図29】上記第3の実施例における分針・時針トータ
ルカロリー表示処理を詳細に示すフローチャート。
【図30】上記第3の実施例における小秒針表示処理を
詳細に示すフローチャート。
【図31】上記第3の実施例における小秒針運動強度表
示処理を詳細に示すフローチャート。
【図32】上記第3の実施例における小秒針運動評価表
示処理を詳細に示すフローチャート。
【図33】上記第3の実施例における小秒針駆動用モー
タ処理を詳細に示すフローチャート。
【図34】上記第3の実施例における表示の変遷を示す
図。
【図35】RMRとMETSの関係を示す図。
【符号の説明】
10 分針 12 時針 16 小秒針 20 デジタル表示部 25 運動強度表示部 26 評価表示部 TM タイマ時間 BT 時刻記憶レジスタ UK、A 運動強度レジスタ DP0 体重レジスタ DP1 年令レジス DP2 性別レジスタ DP3 目標カロリー記憶レジスタ TWC 今週トータルカロリーメモリ LWC 先週トータルカロリーメモリ MD0〜MD6 日付メモリ MC0〜MC6 消費カロリーメモリ M モードレジスタ N モードフラグ I データ種指定レジスタ J 曜日指定レジスタ FT 表示カロリーデータ種レジスタ FD 表示データ種指定レジスタ MTP 現在分針位置レジスタ HTP 現在時針位置レジスタ STP 現在秒針位置レジスタ MNP 分針位置指示レジスタ HNP 時針位置指示レジスタ SNP 秒針位置指示レジスタ TZ 1/1000分計時レジスタ TL トータル消費カロリーレジスタ L 1分間消費カロリーレジスタ l 消費カロリー増分レジスタ KD 計測日付メモリ HD トータルカロリー一時記憶メモリ LD 先週分記憶メモリ Q 評価処理用レジスタ YH 時針位置一時メモリ YM 分針位置一時メモリ FS 計測中フラグ FA 目標カロリー報知記憶フラグ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動の強弱を示す運動強度データを記憶
    する運動強度データ記憶手段と、 使用者の個人データを記憶する個人データ記憶手段と、 運動開始から終了まで、時間経過データを計測する時間
    計測手段と、 前記運動強度データ記憶手段に記憶されている運動強度
    データ、前記個人データ記憶手段に記憶されている個人
    データ及び前記時間計測手段による時間経過データから
    前記運動開始から終了までの間に消費されるエネルギー
    を示すエネルギー消費量データを求めるエネルギー消費
    量データ算出手段と、 このエネルギー消費量データ算出手段で求められたエネ
    ルギー消費量データを複数記憶する記憶手段と、 この記憶手段の複数のエネルギー消費量データの合計で
    ある合計エネルギー消費量データを求める合計エネルギ
    ー消費量データ算出手段と、 この合計エネルギー消費量データ算出手段によって求め
    られた合計エネルギー消費量データを表示する表示手段
    とを具備したことを特徴とする消費カロリー表示装置。
  2. 【請求項2】 運動の強弱を示す運動強度データを記憶
    する運動強度データ記憶手段と、 使用者の個人データを記憶する個人データ記憶手段と、 前記運動強度データ記憶手段に記憶されている運動強度
    データ及び前記個人データ記憶手段に記憶されている個
    人データに応じて1日単位のエネルギー消費量データを
    求めるエネルギー消費量データ算出手段と、 このエネルギー消費量データ算出手段で求められた1日
    単位のエネルギー消費量データを複数日分記憶する記憶
    手段と、 この記憶手段の複数日分のエネルギー消費量データの合
    計エネルギー消費量データを求める合計エネルギー消費
    量データ算出手段と、 前記合計エネルギー消費量データ算出手段によって求め
    られた合計エネルギー消費量データを表示する表示手段
    とを具備したことを特徴とする消費カロリー表示装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段はエネルギー消費量データ
    算出手段で求められた1日単位のエネルギー消費データ
    を7日間分だけ記憶することを特徴とする請求項2記載
    の消費カロリー表示装置。
  4. 【請求項4】 前記運動強度データ記憶手段に記憶され
    る運動強度データは運動の種類及びその運動の仕方によ
    り決定される数値データであり、更に前記運動強度デー
    タ記憶手段に記憶されている運動強度データを表示する
    運動強度データ表示手段を備えることを特徴とする請求
    項1又は2記載の消費カロリー表示装置。
  5. 【請求項5】 前記運動強度データ記憶手段に記憶され
    る運動強度データは運動の種類及びその運動の仕方によ
    り決定される数値データであり、更に、指針と、この指
    針の回転中心と同心的に形成された運動の種類とそれら
    各種運動の強度の範囲とを示す円弧状のマークと、前記
    運動強度データに対応した位置に前記指針を移動する指
    針移動手段とを有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の消費カロリー表示装置。
  6. 【請求項6】 前記運動強度データ記憶手段に記憶され
    る運動強度データは運動によって余分に消費された代謝
    量が基礎代謝量の何倍かを示すRMR(relative metab
    olic rate)値であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の消費カロリー表示装置。
  7. 【請求項7】 前記個人データ記憶手段に記憶される個
    人データは、個人の体重データ、年令データ及び性別デ
    ータであることを特徴とする請求項1又は2記載の消費
    カロリー表示装置。
  8. 【請求項8】 前記時間計測手段は、計測の開始、停止
    を制御するスイッチを有することを特徴とする請求項1
    記載の消費カロリー表示装置。
  9. 【請求項9】 前記時間計測手段は、計測の開始、停止
    を制御するスイッチとこの時間計測手段をリセットする
    リセットスイッチとを有し、 更に、前記リセットスイッチが操作された際に前記エネ
    ルギー消費量データ算出手段で得られたエネルギー消費
    量データを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の消費カロリ
    ー表示装置。
  10. 【請求項10】 日付データを得る日付計時手段と、 前記運動の開始の日付データを記憶する日付記憶手段
    と、 この日付記憶手段に記憶されている日付と同じ日のエネ
    ルギー消費量データが前記記憶手段に既に記憶されてい
    る場合に、この記憶されているエネルギー消費量データ
    に前記エネルギー消費量データ算出手段で得られたエネ
    ルギー消費量データを加算する加算手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項2記載の消費カロリー表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006216016A (ja) * 2005-01-07 2006-08-17 Seiko Instruments Inc イベント量計測器及び歩数計
WO2007138822A1 (ja) * 2006-05-31 2007-12-06 Omron Healthcare Co., Ltd. 運動計画提案装置

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JP2006216016A (ja) * 2005-01-07 2006-08-17 Seiko Instruments Inc イベント量計測器及び歩数計
WO2007138822A1 (ja) * 2006-05-31 2007-12-06 Omron Healthcare Co., Ltd. 運動計画提案装置

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