JPH05305148A - 遠赤外線ローラ健康器 - Google Patents

遠赤外線ローラ健康器

Info

Publication number
JPH05305148A
JPH05305148A JP11487592A JP11487592A JPH05305148A JP H05305148 A JPH05305148 A JP H05305148A JP 11487592 A JP11487592 A JP 11487592A JP 11487592 A JP11487592 A JP 11487592A JP H05305148 A JPH05305148 A JP H05305148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
main body
far infrared
air
nichrome wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11487592A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Toyama
山 明 子 遠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11487592A priority Critical patent/JPH05305148A/ja
Publication of JPH05305148A publication Critical patent/JPH05305148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 患部の深部組織に短時間で無理なく効果的な
刺激を与えることのできる、遠赤外線ローラ健康器を提
供する。 【構成】 1はパイプ2の外周に円筒形状のスリーブ3
を嵌合したローラである。スリーブ3の素材は加熱時に
おける遠赤外線の放射量の多い山口石の原石である。ロ
ーラ1は、本体4の先端部に形成された上下一対の支持
プレート5にピン6を介して支持されており、このピン
6を中心に自由に回動する。本体4には、その後端上部
に複数個のスリット9が形成される一方、導風部7の先
端にローラ1に対向する矩形の吹出口10が開口してい
る。また、本体4内の後部にはモータ11およびインペ
ラ12からなる送風ファン13が配設されており、導風
部7内にはスパイラル状のニクロム線ヒータ14が配設
されている。送風ファン13とニクロム線ヒータ14と
には、本体4の側面に取り付けられたスイッチ15を介
して電流が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筋肉の凝り等を緩和する
ローラ健康器に係り、特に遠赤外線による患部組織への
温熱効果を利用したものに関する。
【0002】
【従来の技術】肩凝りや筋肉痛等の緩和を図るために、
従来より種々の健康器具が用いられている。これらの健
康器具のうち、あるものは患部に機械的刺激を与え、ま
たあるものは患部に物理的刺激を与える。その結果、患
部における血液やリンパ液の循環等が改善され、酸素や
栄養物の供給と老廃物の搬出とが促進される。
【0003】機械的刺激を与える健康器具には、ローラ
状や半球状の押圧部を患部に押し当てて圧迫を加えるも
の(以下、圧迫健康器と称する)やモータ等のアクチュ
エータに接続する振動部により患部に振動を与えるもの
(以下、振動健康器と称する)等が知られている。ま
た、物理的刺激を与える健康器具には、ヒータ等により
加熱した温熱部を当てて患部を温めるもの(以下、温熱
健康器と称する)や導電部を患部に当てて低周波電流を
パルス状に印加するもの(以下、低周波健康器と称す
る)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の各健康
器具では、患部の深部組織に刺激を与える場合や患部全
体に強い刺激を与える場合に、それぞれ次に述べる欠点
があった。
【0005】例えば、圧迫健康器によって深部組織に刺
激を与えるには、押圧部を患部に強く押し当てて、かつ
その状態でしばらく保持しなければならない。そのた
め、皮膚に痛みや圧痕が生じることが多い他、患部の範
囲が比較的広いような場合には、刺激の付与に長時間を
要する問題があった。また、振動健康器では、同様に、
深部組織に到達するような強い振動を患部に与える必要
がある。ところが、振動は生体内を伝播する際に急速に
減衰するため、上述の強い振動は浅部組織に対しては過
大なものとなり、皮膚等に鬱血等を引き起こしたり、白
臘病の遠因になることもあった。
【0006】一方、温熱健康器では、深部組織に刺激を
与えるべく温熱部の温度を高くしても、熱は浅部組織に
止まって深部組織には伝播し難い。したがって、徒に皮
膚表層を加熱することになり、低温火傷等の原因となっ
ていた。また、低周波健康器によって患部全体に強い刺
激を与えるには、電圧を高くしたりあるいはパルスの印
加頻度を高くする等の必要がある。ところが、低周波電
流は筋肉を強く緊張させるため、このような方法を採る
と筋肉疲労や筋肉痛を引き起こすことがあった。
【0007】そこで、本発明は、上記従来技術の有する
問題点を解消し、患部の深部組織に短時間で無理なく効
果的な刺激を与えることのできる、遠赤外線ローラ健康
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遠赤外線ローラ健康器は、少なくともその
外周面がセラミックスあるいは火成岩の層で形成された
ローラと、このローラを回動自在に保持する本体と、こ
の本体に内蔵され上記ローラに向けて空気を送る送風フ
ァンと、この送風ファンと上記ローラとの間に配設され
上記空気を加熱するヒータとを具えたことを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】本発明の遠赤外線ローラ健康器によれば、温風
により加熱されたローラからは多量の遠赤外線が放射さ
れる。したがって、ローラを患部に押し当てて転動させ
ると深部組織の温度が上昇し、マッサージ効果等と相俟
って血液やリンパ液の循環等が改善される。
【0010】
【実施例】以下、本発明による遠赤外線ローラ健康器の
一実施例について添付の図面を参照して説明する。
【0011】図1,図2において、1はパイプ2の外周
に円筒形状のスリーブ3を嵌合したローラである。本実
施例の場合、スリーブ3の素材は加熱時における遠赤外
線放射量の多い山口石(火成岩)の原石であり、ダイヤ
モンド砥石等により研削成形されている。ローラ1は、
合成樹脂射出成形品の本体4の先端部に形成された上下
一対の支持プレート5にピン6を介して支持されてお
り、このピン6を中心に自由に回動する。本体4の形状
は導風部7とグリップ部8とからなる中空の略L字形
で、その後端上部に複数個のスリット9が形成される一
方、導風部7の先端にはローラ1に対向する矩形の吹出
口10が開口している。また、本体4内の後部にはモー
タ11およびインペラ12からなる送風ファン13が配
設されており、導風部7内にはスパイラル状のニクロム
線ヒータ14が配設されている。送風ファン13とニク
ロム線ヒータ14とには、本体4の側面に取り付けられ
たスイッチ15を介して電流が供給される。図中、16
は電源コードであり、17は家庭用電気コンセントに接
続するプラグである。
【0012】肩凝りや筋肉痛等を緩和する場合、本実施
例では先ず施術者が本体4のグリップ部8を握ってスイ
ッチ15をON状態にし、送風ファン13を起動させる
と共にニクロム線ヒータ14にも通電して発熱させる。
すると、空気がスリット9から導風部7内に吸い込まれ
て加熱され、温風となって吹出口10からローラ1に吹
き付けられる。そのため、ローラ1の吹出口10側の温
度は次第に上昇し、表面から遠赤外線を放射するように
なる。その状態で、施術者はローラ1を被術者の患部に
押し当てて、皮膚上を転動させる。すると、ローラ1は
回転によりその全体が均一に加熱され、遠赤外線の放射
が全周面から行われるようになる。
【0013】周知のように、遠赤外線はその波長が可視
光線に比べて長いため、生体の浅部組織のみならず深部
組織にもよく吸収される。したがって、ローラ1に接す
る患部は短時間で一様に加熱され、その刺激により血液
やリンパ液の循環等が改善される。また、本実施例では
ローラ1の転動によるマッサージ効果やローラ1の周囲
からの温風による温熱効果もあり、患部の凝りや筋肉痛
が速やかに緩和されるのである。そして、本実施例の健
康器では、患部にローラ1を強く押し付けたりローラ1
の温度を高くすることなく、深部組織に良好な刺激を与
えることができるため、皮膚や浅部組織を不用意に傷め
る虞はない。
【0014】以上で具体的実施例の説明を終えるが、本
発明の態様はこの実施例に限るものではない。例えば、
上記実施例ではスリーブ3の素材を山口石の原石とした
が、その人造石(テラゾ)としてもよいし、褐簾石やタ
ンタル石等、他種の火成岩を用いてもよい。また、スリ
ーブ3をジルコンやアルミナ、シリカ等を原料とたセラ
ミックスの焼結成形品としてもよいし、ローラ1を火成
岩やセラミックスの無垢材としたり、逆に金属製のロー
ラ1の表面にセラミックスをコーティングするようにし
てもよい。更に、本体4内に吹出口10から吹き出る温
風の温度を制御するコントローラを設けたり、設定時間
が経過したら電源を遮断するタイマー等を設けるように
してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、温風によりローラを加熱して遠赤外線を放射
させるようにしたため、ローラを患部に押し当てて転動
させることにより深部組織の温度が上昇し、マッサージ
効果等や温風による温熱効果と相俟って血液やリンパ液
の循環等が改善される。したがって、患部の深部組織に
も短時間で無理なく効果的な刺激を与えることができ、
筋肉の凝りや筋肉痛を速やかに緩和できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠赤外線ローラ健康器の一実施例
を示した斜視図。
【図2】同縦断面図。
【符号の説明】
1 ローラ 2 パイプ 3 スリーブ 4 本体 5 支持プレート 6 ピン 7 導風部 8 グリップ部 9 スリット 10 吹出口 11 モータ 12 インペラ 13 送風ファン 14 ニクロム線ヒータ 15 スイッチ 16 電源コード 17 プラグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともその外周面がセラミックスある
    いは火成岩の層で形成されたローラと、このローラを回
    動自在に保持する本体と、この本体に内蔵され上記ロー
    ラに向けて空気を送る送風ファンと、この送風ファンと
    上記ローラとの間に配設され上記空気を加熱するヒータ
    とを具えたことを特徴とする遠赤外線ローラ健康器。
JP11487592A 1992-05-07 1992-05-07 遠赤外線ローラ健康器 Pending JPH05305148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11487592A JPH05305148A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 遠赤外線ローラ健康器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11487592A JPH05305148A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 遠赤外線ローラ健康器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05305148A true JPH05305148A (ja) 1993-11-19

Family

ID=14648875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11487592A Pending JPH05305148A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 遠赤外線ローラ健康器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05305148A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63180051A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 ダイキン工業株式会社 空気調和機の湿り運転保護装置
JPH01113078A (ja) * 1987-10-28 1989-05-01 Sukairaito Kogyo Kk 遠赤外線照射エレメント
JPH0215131B2 (ja) * 1982-12-27 1990-04-11 Murata Manufacturing Co

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215131B2 (ja) * 1982-12-27 1990-04-11 Murata Manufacturing Co
JPS63180051A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 ダイキン工業株式会社 空気調和機の湿り運転保護装置
JPH01113078A (ja) * 1987-10-28 1989-05-01 Sukairaito Kogyo Kk 遠赤外線照射エレメント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0533903B1 (en) Universal thermotherapy applicator
US5190031A (en) Universal thermotherapy applicator
KR101096600B1 (ko) 미안용 마스크
JP2000225141A (ja) 電池温熱式アイマスク
KR200357817Y1 (ko) 온열기능이 구비된 저주파 마사지기
JPH05305148A (ja) 遠赤外線ローラ健康器
JP2003079751A (ja) 温熱物理治療機の機能をもつ遠赤外線ランプ付き扇風機
KR102417728B1 (ko) 휴대용 온열 치료기
KR20190043910A (ko) 온열 및 저주파 괄사장치
KR100461469B1 (ko) 발열수단이 구비된 온열 부항기
JP3146429U (ja) 電気温灸器
JP3146429U7 (ja)
US20110084054A1 (en) Massage stone warming apparatus
KR20210088266A (ko) 온열감압기
KR200267471Y1 (ko) 원적외선 방사형 헤어 아이론
CN207590938U (zh) 一种按摩枕
JPH079361U (ja) 遠赤外線放射装置・磁気治療器
CN209847804U (zh) 一种带温热脉冲的熏蒸仪
CN106901960A (zh) 一种按摩枕
JPH02121678A (ja) 遠赤外線放射用理学器
JPH0345742Y2 (ja)
JP2003250860A (ja) 電気温灸器
JPH0215499Y2 (ja)
JP3065457U (ja) 温熱治療器用ゴムパット
KR200236587Y1 (ko) 척추치료보조기용 전기매트