JPH05304746A - Ｄｃモータのブラシ摩耗警報装置 - Google Patents
Ｄｃモータのブラシ摩耗警報装置Info
- Publication number
- JPH05304746A JPH05304746A JP10761692A JP10761692A JPH05304746A JP H05304746 A JPH05304746 A JP H05304746A JP 10761692 A JP10761692 A JP 10761692A JP 10761692 A JP10761692 A JP 10761692A JP H05304746 A JPH05304746 A JP H05304746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- contact
- motor
- alarm
- commutator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＤＣモータのブラシの摩耗を自動的に報知す
るブラシ摩耗警報装置を得る。 【構成】 ＤＣモータの整流子２７に接触するブラシ２
９に取付けられ、このブラシの摩耗量に応じて変位する
検知接点３２と、この検知接点が所定距離変位したとき
接点を閉じることによって警報を発する警報手段、受接
点３４、ブザー３６、電源３５を設ける。
るブラシ摩耗警報装置を得る。 【構成】 ＤＣモータの整流子２７に接触するブラシ２
９に取付けられ、このブラシの摩耗量に応じて変位する
検知接点３２と、この検知接点が所定距離変位したとき
接点を閉じることによって警報を発する警報手段、受接
点３４、ブザー３６、電源３５を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置等に適
用されるＤＣモータのブラシ摩耗警報装置に関する。
用されるＤＣモータのブラシ摩耗警報装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】バス等の車両に装備されるサブエンジン
式空調装置は、エンジンによって駆動されている。そし
て冷房運転時には、ファンによって送られる車内空気を
エバポレータで熱交換して冷却し、冷風を車内に吹出
す。また、暖房運転時には、上記ファンによって送られ
る車内空気を、エバポレータと併設されているヒータコ
イルで熱交換して加熱し、温風を車内に吹出す。
式空調装置は、エンジンによって駆動されている。そし
て冷房運転時には、ファンによって送られる車内空気を
エバポレータで熱交換して冷却し、冷風を車内に吹出
す。また、暖房運転時には、上記ファンによって送られ
る車内空気を、エバポレータと併設されているヒータコ
イルで熱交換して加熱し、温風を車内に吹出す。
【０００３】上記ファンは冷房運転時には、エンジンの
動力により駆動され、暖房運転時には、電動モータによ
って駆動される。この電動モータとして、ＤＣモータが
用いられている。
動力により駆動され、暖房運転時には、電動モータによ
って駆動される。この電動モータとして、ＤＣモータが
用いられている。
【０００４】ＤＣモータ２は図３に示すように電機子２
１と界磁２２を備える。電機子２１はケーシング２３内
を貫通する駆動軸２４に固定され、界磁２２はケーシン
グ２３の内面に固定されている。駆動軸２４は前部軸受
２５及び後部軸受２６によって回転自在に支えられてい
る。また、整流子２７が駆動軸２４に嵌挿されており、
ホルダ２８に保持されているブラシ２９がスプリング３
０で押されることによって、この整流子２７に接触摺動
するようになっている。
１と界磁２２を備える。電機子２１はケーシング２３内
を貫通する駆動軸２４に固定され、界磁２２はケーシン
グ２３の内面に固定されている。駆動軸２４は前部軸受
２５及び後部軸受２６によって回転自在に支えられてい
る。また、整流子２７が駆動軸２４に嵌挿されており、
ホルダ２８に保持されているブラシ２９がスプリング３
０で押されることによって、この整流子２７に接触摺動
するようになっている。
【０００５】以上において、ブラシ２９から整流子２７
を介して電機子２１に電流を流すと、電機子２１のつく
る磁界と界磁２２の磁界とによって、電機子２１と一体
となっている駆動軸２４が回転駆動する。
を介して電機子２１に電流を流すと、電機子２１のつく
る磁界と界磁２２の磁界とによって、電機子２１と一体
となっている駆動軸２４が回転駆動する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のＤＣモータ
においては、ブラシ２９は整流子２７と接触摺動してい
るため、摩耗してくる。したがって、主に定期点検時、
オーバホール時等にブラシ２９の摩耗程度を調べて、交
換を行なっているのが通常である。しかし、定期点検前
の稼働中にブラシ２９の摩耗がその極限まで進むと、Ｄ
Ｃモータ２が駆動しなくなり、予期しない空調装置の停
止トラブルを招く不具合があった。
においては、ブラシ２９は整流子２７と接触摺動してい
るため、摩耗してくる。したがって、主に定期点検時、
オーバホール時等にブラシ２９の摩耗程度を調べて、交
換を行なっているのが通常である。しかし、定期点検前
の稼働中にブラシ２９の摩耗がその極限まで進むと、Ｄ
Ｃモータ２が駆動しなくなり、予期しない空調装置の停
止トラブルを招く不具合があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【０００８】すなわち、ＤＣモータのブラシ摩耗警報装
置として、ＤＣモータの整流子に接触するブラシに取付
けられ、このブラシの摩耗量に応じて変位する検知部
と、この検知部が所定距離変位したとき接点を閉じるこ
とによって警報を発する警報手段とを備えた。
置として、ＤＣモータの整流子に接触するブラシに取付
けられ、このブラシの摩耗量に応じて変位する検知部
と、この検知部が所定距離変位したとき接点を閉じるこ
とによって警報を発する警報手段とを備えた。
【０００９】
【作用】上記手段において、ＤＣモータの駆動により整
流子に摺動するブラシが摩耗してゆくと、これに伴って
ブラシに取付けられている検知部が変位する。検知部が
所定距離変位すると、この検知部によって接点が閉じら
れ警報手段から警報が発せられる。
流子に摺動するブラシが摩耗してゆくと、これに伴って
ブラシに取付けられている検知部が変位する。検知部が
所定距離変位すると、この検知部によって接点が閉じら
れ警報手段から警報が発せられる。
【００１０】
【実施例】（１） 本発明の第１実施例を図１、図２に
より説明する。図１は図２のＡ−Ａ断面図である。
より説明する。図１は図２のＡ−Ａ断面図である。
【００１１】なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
【００１２】図１にて、ブラシ２９の先端には電気絶縁
性のカバー３１が冠装される。このカバー３１に、先端
部に検知接点３２を持つアーム４０が取付けられてい
る。またスプリング３０の端部はカバー３１に接触し、
カバー３１を介してブラシ２９を押え、その先端を整流
子２７に接触させている。さらに、検知接点３２に対向
する受接点３４が配置される。受接点３４は、基端部が
ケーシング２３に取付けられたスティ３３の先端部に取
付けられている。
性のカバー３１が冠装される。このカバー３１に、先端
部に検知接点３２を持つアーム４０が取付けられてい
る。またスプリング３０の端部はカバー３１に接触し、
カバー３１を介してブラシ２９を押え、その先端を整流
子２７に接触させている。さらに、検知接点３２に対向
する受接点３４が配置される。受接点３４は、基端部が
ケーシング２３に取付けられたスティ３３の先端部に取
付けられている。
【００１３】検知接点３２と受接点３４間はブザー３６
を介して電源３５につながれる。
を介して電源３５につながれる。
【００１４】なお、ブラシ２９は極数に対応して本例で
は４つ設置されており、他のブラシ２９にも図示しない
が同じ手段が施されている。
は４つ設置されており、他のブラシ２９にも図示しない
が同じ手段が施されている。
【００１５】以上において、ＤＣモータ２の駆動により
整流子２７に摺動するブラシ２９が摩耗してゆき、これ
に伴って検知接点３２が整流子方向へ変位する。ブラシ
２９が限界摩耗量に近い所定量だけ摩耗すると、検知接
点３２が受接点３４と接触して警報回路が閉じブザー３
６から警報が発せられる。
整流子２７に摺動するブラシ２９が摩耗してゆき、これ
に伴って検知接点３２が整流子方向へ変位する。ブラシ
２９が限界摩耗量に近い所定量だけ摩耗すると、検知接
点３２が受接点３４と接触して警報回路が閉じブザー３
６から警報が発せられる。
【００１６】このようにして、ブラシ２９の摩耗を知る
ことができ、予め必要な措置（ブラシ交換）を講ずるこ
とができる。 （２） 本発明の第２実施例を図３により説明する。
ことができ、予め必要な措置（ブラシ交換）を講ずるこ
とができる。 （２） 本発明の第２実施例を図３により説明する。
【００１７】ブラシ２９の基端部に検知アーム３２ａが
取付けられる。検知アーム３２ａの先端部に対向して、
リミットスイッチ３７が配置される。
取付けられる。検知アーム３２ａの先端部に対向して、
リミットスイッチ３７が配置される。
【００１８】リミットスイッチ３７は、ブザー３６を介
して電源３５につながれる。
して電源３５につながれる。
【００１９】以上にて、ブラシ２９が摩耗すると、検知
アーム３２ａの先端部が、整流子２７の方向へ変位す
る。摩耗が所定量に達すると、検知アームの先端部がリ
ミットスイッチ３７に接触し、リミットスイッチ３７が
オンする。
アーム３２ａの先端部が、整流子２７の方向へ変位す
る。摩耗が所定量に達すると、検知アームの先端部がリ
ミットスイッチ３７に接触し、リミットスイッチ３７が
オンする。
【００２０】このようにして警報が発せられる。
【００２１】
【効果】以上に説明したように、本発明によれば、整流
子と接触するブラシに、このブラシの摩耗量に応じて変
位する検知部を取付け、この検知部が所定距離変位した
とき接点を閉じることによって警報を発する警報手段を
備えたため、ブラシの摩耗を知ることができる。従っ
て、予め必要な措置を講ずることができ、ブラシの摩耗
を起因とする空調装置の停止トラブルを回避できる。
子と接触するブラシに、このブラシの摩耗量に応じて変
位する検知部を取付け、この検知部が所定距離変位した
とき接点を閉じることによって警報を発する警報手段を
備えたため、ブラシの摩耗を知ることができる。従っ
て、予め必要な措置を講ずることができ、ブラシの摩耗
を起因とする空調装置の停止トラブルを回避できる。
【図１】図１は本発明の第１実施例の横断面図である。
【図２】図２は同実施例の縦断面図である。
【図３】図３は本発明の第２実施例の構成図である。
【図４】図４は従来例のＤＣモータの縦断面図である。
２ ＤＣモータ ２７ 整流子 ２９ ブラシ ３２ 検知接点 ３２ａ アーム ３４ 受接点 ３６ ブザー ３７ リミットスイッチ ４０ アーム
Claims (1)
- 【請求項１】 ＤＣモータの整流子に接触するブラシに
取付けられ、このブラシの摩耗量に応じて変位する検知
部と、この検知部が所定距離変位したとき接点を閉じる
ことによって警報を発する警報手段とを備えたことを特
徴とするＤＣモータのブラシ摩耗警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10761692A JPH05304746A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | Ｄｃモータのブラシ摩耗警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10761692A JPH05304746A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | Ｄｃモータのブラシ摩耗警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304746A true JPH05304746A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14463694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10761692A Withdrawn JPH05304746A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | Ｄｃモータのブラシ摩耗警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05304746A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6838803B2 (en) | 2002-01-08 | 2005-01-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | System for detecting abrasion of brush of direct current motor |
| JP2008251232A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Daihen Corp | 集電装置 |
| WO2010053267A1 (ko) * | 2008-11-07 | 2010-05-14 | Jin Ki Ho | 자동차용 스타터교환 경고장치 |
| CN103368313A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-23 | 江苏王牌直流电机制造有限公司 | 刷盒内带限位开关装置的直流电机 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP10761692A patent/JPH05304746A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6838803B2 (en) | 2002-01-08 | 2005-01-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | System for detecting abrasion of brush of direct current motor |
| JP2008251232A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Daihen Corp | 集電装置 |
| WO2010053267A1 (ko) * | 2008-11-07 | 2010-05-14 | Jin Ki Ho | 자동차용 스타터교환 경고장치 |
| KR100970338B1 (ko) * | 2008-11-07 | 2010-07-15 | 진기호 | 자동차용 스타터교환 경고장치 |
| CN103368313A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-23 | 江苏王牌直流电机制造有限公司 | 刷盒内带限位开关装置的直流电机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |