JPH05304681A - ハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置 - Google Patents
ハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置Info
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- JPH05304681A JPH05304681A JP4108048A JP10804892A JPH05304681A JP H05304681 A JPH05304681 A JP H05304681A JP 4108048 A JP4108048 A JP 4108048A JP 10804892 A JP10804892 A JP 10804892A JP H05304681 A JPH05304681 A JP H05304681A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＭＵＳＥデコーダを備えるハイビジョン映像
信号用ＶＴＲにおいて、映像信号の劣化を回避する。 【構成】 ＭＵＳＥデコーダを備えるハイビジョン映像
信号用ＶＴＲにおいて、ＭＵＳＥデコーダよりのデジタ
ルベースバンド映像信号を、サンプリング周波数変換回
路に供給して、そのデジタルベースバンド映像信号のサ
ンプリング周波数をデジタル映像信号処理回路３４での
デジタル映像信号のサンプリング周波数に変換してか
ら、デジタル映像信号処理回路３４に供給する。
信号用ＶＴＲにおいて、映像信号の劣化を回避する。 【構成】 ＭＵＳＥデコーダを備えるハイビジョン映像
信号用ＶＴＲにおいて、ＭＵＳＥデコーダよりのデジタ
ルベースバンド映像信号を、サンプリング周波数変換回
路に供給して、そのデジタルベースバンド映像信号のサ
ンプリング周波数をデジタル映像信号処理回路３４での
デジタル映像信号のサンプリング周波数に変換してか
ら、デジタル映像信号処理回路３４に供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＭＵＳＥデコーダを備え
たハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置に
関する。
たハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示した如きＭＵＳＥ信号をデコー
ドするデコーダは、その信号処理をデジタル信号で行っ
た後、Ｄ／Ａ変換してアナログベースバンド信号（Ｙ，
ＰＢ、ＰＲ）で出力するようにしていた。
ドするデコーダは、その信号処理をデジタル信号で行っ
た後、Ｄ／Ａ変換してアナログベースバンド信号（Ｙ，
ＰＢ、ＰＲ）で出力するようにしていた。
【０００３】一方、ベースバンドハイビジョンＶＴＲで
は、信号処理はデジタル信号で行うが、記録しようとす
るベースバンド信号はアナログ信号でＶＴＲに入力する
ようにしている。
は、信号処理はデジタル信号で行うが、記録しようとす
るベースバンド信号はアナログ信号でＶＴＲに入力する
ようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このため、ＭＵＳＥデ
コーダを備えたベースバンドＶＴＲでは、ＭＵＳＥデコ
ーダでＤ／Ａ変換して得られたアナログベースバンド信
号（Ｙ，ＰＢ、ＰＲ）をＶＴＲ部の記録系に供給して再
びデジタル信号に変換してから、記録信号処理をするこ
とに成るので、映像信号が劣化して画質を損なうことに
成る。
コーダを備えたベースバンドＶＴＲでは、ＭＵＳＥデコ
ーダでＤ／Ａ変換して得られたアナログベースバンド信
号（Ｙ，ＰＢ、ＰＲ）をＶＴＲ部の記録系に供給して再
びデジタル信号に変換してから、記録信号処理をするこ
とに成るので、映像信号が劣化して画質を損なうことに
成る。
【０００５】かかる点に鑑み、本発明は、ＭＵＳＥデコ
ーダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再
生装置）において、映像信号の劣化を回避することので
きるものを提案しようとするものである。
ーダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再
生装置）において、映像信号の劣化を回避することので
きるものを提案しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＭＵＳＥデコ
ーダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再
生装置）において、ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベ
ースバンド映像信号を記録系のデジタル映像信号処理回
路３４にデジタル信号の形態で供給する。又、サンプリ
ング周波数変換回路１８、１９、２０を設けて、ＭＵＳ
Ｅデコーダよりのデジタルベースバンド映像信号を、そ
のサンプリング周波数をデジタル映像信号処理回路での
デジタル映像信号のサンプリング周波数に変換してか
ら、デジタル映像信号処理回路に供給する。
ーダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再
生装置）において、ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベ
ースバンド映像信号を記録系のデジタル映像信号処理回
路３４にデジタル信号の形態で供給する。又、サンプリ
ング周波数変換回路１８、１９、２０を設けて、ＭＵＳ
Ｅデコーダよりのデジタルベースバンド映像信号を、そ
のサンプリング周波数をデジタル映像信号処理回路での
デジタル映像信号のサンプリング周波数に変換してか
ら、デジタル映像信号処理回路に供給する。
【０００７】
【作用】かかる本発明によれば、ベースバンド映像信号
のＭＵＳＥデコーダでのＤ／Ａ変換及び記録系でのＡ／
Ｄ変換が省略される。
のＭＵＳＥデコーダでのＤ／Ａ変換及び記録系でのＡ／
Ｄ変換が省略される。
【０００８】
【実施例】以下に、図１及び図２を参照して、本発明の
実施例のＢＳチューナ及びＭＵＳＥデコーダ内蔵のハイ
ビジョンベースバンドＶＴＲを説明する。
実施例のＢＳチューナ及びＭＵＳＥデコーダ内蔵のハイ
ビジョンベースバンドＶＴＲを説明する。
【０００９】 〔受信部〕（図２）先ず、図２を参照して、そのＶＴＲ
の受信部を説明する。この受信部は、放送衛星による放
送を受信するＢＳチューナ（通信衛星による放送を受信
するＣＳチューナも可）及びＭＵＳＥデコーダを含んで
いる。パラボラアンテナ等のアンテナ１に接続されたＢ
Ｓチューナ２よりのＭＵＳＥ信号（ＭＵＳＥ映像信号）
をローパスフィルタ３を通じてＡ／Ｄ変換器４に供給し
て、入力端子５からの１６．２ＭＨｚのクロック信号を
用いてＡ／Ｄ変換した後、同期／音声／コントロール信
号分離回路６に供給する。
の受信部を説明する。この受信部は、放送衛星による放
送を受信するＢＳチューナ（通信衛星による放送を受信
するＣＳチューナも可）及びＭＵＳＥデコーダを含んで
いる。パラボラアンテナ等のアンテナ１に接続されたＢ
Ｓチューナ２よりのＭＵＳＥ信号（ＭＵＳＥ映像信号）
をローパスフィルタ３を通じてＡ／Ｄ変換器４に供給し
て、入力端子５からの１６．２ＭＨｚのクロック信号を
用いてＡ／Ｄ変換した後、同期／音声／コントロール信
号分離回路６に供給する。
【００１０】分離回路６では、デジタルＭＵＳＥ信号か
ら分離された水平及び垂直同期信号に基づいてクロック
信号を形成して、それを各部デジタル回路に供給する。
又、デジタルＭＵＳＥ信号から分離された音声信号（図
５に示す如く、ＭＵＳＥ信号の垂直部ランキング部分に
重畳されている）は、時間伸長回路７に供給されて時間
伸長された後デコードされて、出力端子８から図１のＶ
ＴＲ部の記録系の図示を省略した音声記録回路に供給さ
れる。
ら分離された水平及び垂直同期信号に基づいてクロック
信号を形成して、それを各部デジタル回路に供給する。
又、デジタルＭＵＳＥ信号から分離された音声信号（図
５に示す如く、ＭＵＳＥ信号の垂直部ランキング部分に
重畳されている）は、時間伸長回路７に供給されて時間
伸長された後デコードされて、出力端子８から図１のＶ
ＴＲ部の記録系の図示を省略した音声記録回路に供給さ
れる。
【００１１】Ａ／Ｄ変換器４からのデジタルＭＵＳＥ信
号はディエンファシス回路９に供給されてディエンファ
シス処理された後、動き部分検出回路１０、フレーム間
内挿回路１１及びフィールド内内挿回路１２に供給され
る。
号はディエンファシス回路９に供給されてディエンファ
シス処理された後、動き部分検出回路１０、フレーム間
内挿回路１１及びフィールド内内挿回路１２に供給され
る。
【００１２】ＭＵＳＥ信号は、輝度信号Ｙと、第１及び
第２の色信号ＰＢ、ＰＲ（赤及び青色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ
−Ｙ）の線順次信号の時間軸圧縮された信号とが時分割
多重されたＴＣＩ（又はＴＤＭ）信号である。
第２の色信号ＰＢ、ＰＲ（赤及び青色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ
−Ｙ）の線順次信号の時間軸圧縮された信号とが時分割
多重されたＴＣＩ（又はＴＤＭ）信号である。
【００１３】分離回路６から得られた動きベクトル信号
が動き部分検出回路１０に供給されて、デジタルＴＣＩ
信号が動き領域の信号であるとき、回路１０から動き部
分検出信号が出力される。デジタルＭＵＳＥ信号、即
ち、デジタルＴＣＩ信号の静止領域の信号（Ｓ）は、信
号分離６から動きベクトル信号が得られなかったとき、
フレーム間内挿回路１１によってフレーム間内挿処理が
行われると共に、そのサンプリング周波数が１６．２Ｍ
Ｈｚから３２．４ＭＨｚに変換され、その信号がサンプ
リング周波数変換回路１３に供給されてそのサンプリン
グ周波数が３２．４ＭＨｚから２４．３ＭＨｚに変換さ
れ、その信号がフィールド間内挿回路１５に供給され
て、信号分離回路６から動きベクトル信号が得られなか
ったとき、フィールド間内挿処理が行われると共に、サ
ンプリング周波数が２４．３ＭＨｚから４８．６ＭＨｚ
に変換される。
が動き部分検出回路１０に供給されて、デジタルＴＣＩ
信号が動き領域の信号であるとき、回路１０から動き部
分検出信号が出力される。デジタルＭＵＳＥ信号、即
ち、デジタルＴＣＩ信号の静止領域の信号（Ｓ）は、信
号分離６から動きベクトル信号が得られなかったとき、
フレーム間内挿回路１１によってフレーム間内挿処理が
行われると共に、そのサンプリング周波数が１６．２Ｍ
Ｈｚから３２．４ＭＨｚに変換され、その信号がサンプ
リング周波数変換回路１３に供給されてそのサンプリン
グ周波数が３２．４ＭＨｚから２４．３ＭＨｚに変換さ
れ、その信号がフィールド間内挿回路１５に供給され
て、信号分離回路６から動きベクトル信号が得られなか
ったとき、フィールド間内挿処理が行われると共に、サ
ンプリング周波数が２４．３ＭＨｚから４８．６ＭＨｚ
に変換される。
【００１４】デジタルＴＣＩ信号の動き領域の信号
（Ｍ）は、信号分離回路６から動きベクトル信号が得ら
れたとき、フィールド内内挿回路１２によってフィール
ド内内挿処理が行われると共に、そのサンプリング周波
数が１６．２ＭＨｚから３２．４ＭＨｚに変換され、そ
の信号がサンプリング周波数変換回路１４に供給され
て、そのサンプリング周波数が３２．４ＭＨｚから４
８．６ＭＨｚに変換される。
（Ｍ）は、信号分離回路６から動きベクトル信号が得ら
れたとき、フィールド内内挿回路１２によってフィール
ド内内挿処理が行われると共に、そのサンプリング周波
数が１６．２ＭＨｚから３２．４ＭＨｚに変換され、そ
の信号がサンプリング周波数変換回路１４に供給され
て、そのサンプリング周波数が３２．４ＭＨｚから４
８．６ＭＨｚに変換される。
【００１５】フィールド間内挿回路１５からの静止領域
の信号（Ｓ）及びサンプリング周波数変換回路１４から
の動き領域の信号（Ｍ）が混合器１６に供給されて、動
き部分検出回路１０からの動き部分検出信号に基づいて
混合された後、ＴＣＩデコーダ１７に供給されてデコー
ドされて、デジタルベースバンド信号Ｙ、ＰＲ、ＰＢに
変換される。ＴＣＩデコーダでは、デジタルＴＣＩ信号
を輝度信号Ｙ及び線順次色信号に分離して輝度信号Ｙを
得ると共に、分離された線順次色信号は時間軸伸長する
と共に同時化して、第１及び第２の色信号ＰＢ（Ｙ−
Ｂ）、ＰＲ（Ｙ−Ｒ）を得る。
の信号（Ｓ）及びサンプリング周波数変換回路１４から
の動き領域の信号（Ｍ）が混合器１６に供給されて、動
き部分検出回路１０からの動き部分検出信号に基づいて
混合された後、ＴＣＩデコーダ１７に供給されてデコー
ドされて、デジタルベースバンド信号Ｙ、ＰＲ、ＰＢに
変換される。ＴＣＩデコーダでは、デジタルＴＣＩ信号
を輝度信号Ｙ及び線順次色信号に分離して輝度信号Ｙを
得ると共に、分離された線順次色信号は時間軸伸長する
と共に同時化して、第１及び第２の色信号ＰＢ（Ｙ−
Ｂ）、ＰＲ（Ｙ−Ｒ）を得る。
【００１６】ＴＣＩデコーダ１７からの輝度信号Ｙは周
波数変換回路１８に供給されて、そのサンプリング周波
数が４８．６ＭＨｚから４４．５５ＭＨｚ（ＶＴＲ部の
記録系のＴＤＭエンコーダ３４でデジタル処理が行われ
るデジタル信号輝度信号のサンプリング周波数で、４
８．６ＭＨｚ×１１／１２）に変換されて、端子（イン
ターフェース）２１を通じて、図１のＶＴＲ部の記録系
に供給される。ＴＣＩデコーダ１７からの第１及び第２
の色信号ＰＢ、ＰＲはそれぞれ周波数変換回路１９、２
０に供給されて、そのサンプリング周波数が４８．６Ｍ
Ｈｚからそれぞれ１１．１３７５ＭＨｚ（ＶＴＲ部の記
録系のＴＤＭエンコーダ３４でデジタル処理が行われる
第１及び第２のデジタル色信号のサンプリング周波数
で、４８．６ＭＨｚ×１１／４８）に変換されて、それ
ぞれ端子（インターフェース）２２、２３を介して、図
１のＶＴＲ部の記録系に供給される。
波数変換回路１８に供給されて、そのサンプリング周波
数が４８．６ＭＨｚから４４．５５ＭＨｚ（ＶＴＲ部の
記録系のＴＤＭエンコーダ３４でデジタル処理が行われ
るデジタル信号輝度信号のサンプリング周波数で、４
８．６ＭＨｚ×１１／１２）に変換されて、端子（イン
ターフェース）２１を通じて、図１のＶＴＲ部の記録系
に供給される。ＴＣＩデコーダ１７からの第１及び第２
の色信号ＰＢ、ＰＲはそれぞれ周波数変換回路１９、２
０に供給されて、そのサンプリング周波数が４８．６Ｍ
Ｈｚからそれぞれ１１．１３７５ＭＨｚ（ＶＴＲ部の記
録系のＴＤＭエンコーダ３４でデジタル処理が行われる
第１及び第２のデジタル色信号のサンプリング周波数
で、４８．６ＭＨｚ×１１／４８）に変換されて、それ
ぞれ端子（インターフェース）２２、２３を介して、図
１のＶＴＲ部の記録系に供給される。
【００１７】尚、サンプリング周波数変換回路１８、１
９、２０での入力周波数及び出力周波数の比は、整数比
であれば上述に値に限られるものではない。
９、２０での入力周波数及び出力周波数の比は、整数比
であれば上述に値に限られるものではない。
【００１８】 〔ＶＴＲ部〕（図１、図３、図４）次に、図１を参照し
て、ＶＴＲ部を説明する。先ず、記録系を説明する。ラ
イン入力端子２４、２５、２６からの輝度信号Ｙ並びに
第１及び第２の色信号Ｐｂ、Ｐｒがローパスフィルタ２
７、２８、２９をそれぞれ通じてＡ／Ｄ変換器３０、３
１、３２に供給されてデジタル化されて、デジタル輝度
信号（サンプリング周波数は４４．５５ＭＨｚ）Ｙ並び
に第１及び第２のデジタル色信号（サンプリング周波数
はそれぞれ１１．１３７５ＭＨｚ）ＰＢ、ＰＲが得られ
る。そして、Ａ／Ｄ変換器３０、３１、３２からのデジ
タル輝度信号Ｙ並びに第１及び第２のデジタル色信号Ｐ
Ｒ、ＰＢ（図３）と、図２の受信部からのそれぞれ端子
（インターフェース）２１、２２、２３を介して供給さ
れるデジタル輝度信号Ｙ並びに第１及び第２のデジタル
色信号ＰＲ、ＰＢ（図３）とが切換え回路３３に供給さ
れて切換えられて、ＴＤＭ（時分割多重）エンコーダ
（デジタル映像信号処理回路）に供給されて、エンコー
ドされる。
て、ＶＴＲ部を説明する。先ず、記録系を説明する。ラ
イン入力端子２４、２５、２６からの輝度信号Ｙ並びに
第１及び第２の色信号Ｐｂ、Ｐｒがローパスフィルタ２
７、２８、２９をそれぞれ通じてＡ／Ｄ変換器３０、３
１、３２に供給されてデジタル化されて、デジタル輝度
信号（サンプリング周波数は４４．５５ＭＨｚ）Ｙ並び
に第１及び第２のデジタル色信号（サンプリング周波数
はそれぞれ１１．１３７５ＭＨｚ）ＰＢ、ＰＲが得られ
る。そして、Ａ／Ｄ変換器３０、３１、３２からのデジ
タル輝度信号Ｙ並びに第１及び第２のデジタル色信号Ｐ
Ｒ、ＰＢ（図３）と、図２の受信部からのそれぞれ端子
（インターフェース）２１、２２、２３を介して供給さ
れるデジタル輝度信号Ｙ並びに第１及び第２のデジタル
色信号ＰＲ、ＰＢ（図３）とが切換え回路３３に供給さ
れて切換えられて、ＴＤＭ（時分割多重）エンコーダ
（デジタル映像信号処理回路）に供給されて、エンコー
ドされる。
【００１９】ＴＤＭエンコーダ４では、デジタル輝度信
号Ｙは時間圧縮し、第１及び第２のデジタル色信号Ｐ
Ｒ、ＰＢは線順次化した後、時間圧縮し、それぞれ時間
圧縮されたデジタル輝度信号Ｙ及び時間軸圧縮された線
順次色信号を時分割多重し（図３）、更にこのＴＤＭ信
号を時間伸長して２チャンネル、即ち、Ａｃｈ、Ｂｃｈ
のＴＤＭ信号（図４）を得る。この２チャンネルのＴＤ
Ｍ信号は、図示を省略した加算器に供給されて、同期信
号ＳＹＮＣ及びバースト信号ＢＳＴが付加された後、そ
れぞれＤ／Ａ変換器３５、３６に供給されて、アナログ
ＴＤＭ信号に変換される。
号Ｙは時間圧縮し、第１及び第２のデジタル色信号Ｐ
Ｒ、ＰＢは線順次化した後、時間圧縮し、それぞれ時間
圧縮されたデジタル輝度信号Ｙ及び時間軸圧縮された線
順次色信号を時分割多重し（図３）、更にこのＴＤＭ信
号を時間伸長して２チャンネル、即ち、Ａｃｈ、Ｂｃｈ
のＴＤＭ信号（図４）を得る。この２チャンネルのＴＤ
Ｍ信号は、図示を省略した加算器に供給されて、同期信
号ＳＹＮＣ及びバースト信号ＢＳＴが付加された後、そ
れぞれＤ／Ａ変換器３５、３６に供給されて、アナログ
ＴＤＭ信号に変換される。
【００２０】この２チャンネルのＴＤＭ信号は、ローパ
スフィルタ３７、３８及びエンファシス処理等を行う信
号処理回路３９、４０を通じてＦＭ変調器４１、４２に
供給されて周波数変調される。２チャンネル（Ａ及びＢ
チャンネル）のＦＭ ＴＤＭ信号は、記録増幅器４３、
４４を通じて、ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッド
装置の回転ドラムＤＲに取り付けられた１８０度角度割
りの２対の回転磁気ヘッドＨＡ１、ＨＢ１；ＨＡ２、Ｈ
Ｂ２に供給されて、磁気テープに２チャンネルの傾斜ト
ラックを同時に形成する如く記録される。
スフィルタ３７、３８及びエンファシス処理等を行う信
号処理回路３９、４０を通じてＦＭ変調器４１、４２に
供給されて周波数変調される。２チャンネル（Ａ及びＢ
チャンネル）のＦＭ ＴＤＭ信号は、記録増幅器４３、
４４を通じて、ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッド
装置の回転ドラムＤＲに取り付けられた１８０度角度割
りの２対の回転磁気ヘッドＨＡ１、ＨＢ１；ＨＡ２、Ｈ
Ｂ２に供給されて、磁気テープに２チャンネルの傾斜ト
ラックを同時に形成する如く記録される。
【００２１】次に、再生系を説明する。磁気テープから
２対の回転磁気ヘッドＨＡ１、ＨＢ１：ＨＡ２、ＨＢ２
によって再生された２チャンネル（Ａ及びＢチャンネ
ル）のＦＭ ＴＤＭ信号は、再生増幅器４５、４６を通
じて、ＦＭ復調器４７、４８に供給されて２チャンネル
のＴＤＭ信号が得られる。その２チャンネルのＴＤＭ信
号はデエンファシス処理等を行う信号処理回路４９、５
０及びローパスフィルタ５１、５２を通じて、Ａ／Ｄ変
換器５３、５４に供給されて２チャンネルのデジタルＴ
ＤＭ信号に変換された後、ＴＤＭ（時分割多重）デコー
ダ（デジタル映像信号処理回路）５５に供給されて、デ
ジタル輝度信号並びに第１及び第２のデジタル色信号に
変換される。このデジタル輝度信号並びに第１及び第２
のデジタル色信号は、Ｄ／Ａ変換器５６、５７、５８に
供給されてアナログ化された後、ローパスフィルタ５
９、６０、６１に供給されて、出力端子６２、６３、６
４に輝度信号Ｙ、第１及び第２の色信号Ｐｂ、Ｐｒが出
力される。
２対の回転磁気ヘッドＨＡ１、ＨＢ１：ＨＡ２、ＨＢ２
によって再生された２チャンネル（Ａ及びＢチャンネ
ル）のＦＭ ＴＤＭ信号は、再生増幅器４５、４６を通
じて、ＦＭ復調器４７、４８に供給されて２チャンネル
のＴＤＭ信号が得られる。その２チャンネルのＴＤＭ信
号はデエンファシス処理等を行う信号処理回路４９、５
０及びローパスフィルタ５１、５２を通じて、Ａ／Ｄ変
換器５３、５４に供給されて２チャンネルのデジタルＴ
ＤＭ信号に変換された後、ＴＤＭ（時分割多重）デコー
ダ（デジタル映像信号処理回路）５５に供給されて、デ
ジタル輝度信号並びに第１及び第２のデジタル色信号に
変換される。このデジタル輝度信号並びに第１及び第２
のデジタル色信号は、Ｄ／Ａ変換器５６、５７、５８に
供給されてアナログ化された後、ローパスフィルタ５
９、６０、６１に供給されて、出力端子６２、６３、６
４に輝度信号Ｙ、第１及び第２の色信号Ｐｂ、Ｐｒが出
力される。
【００２２】上述の実施例では、ＢＳチューナ２からの
ＭＵＳＥ信号をＭＵＳＥデコーダでデコードする場合に
ついて述べたが、ＶＴＲ、レーザーディスク再生装置等
からのＭＵＳＥ信号をＭＵＳＥデコーダに供給するよう
にしても良い。
ＭＵＳＥ信号をＭＵＳＥデコーダでデコードする場合に
ついて述べたが、ＶＴＲ、レーザーディスク再生装置等
からのＭＵＳＥ信号をＭＵＳＥデコーダに供給するよう
にしても良い。
【００２３】
【発明の効果】かかる本発明によれば、ＭＵＳＥデコー
ダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再生
装置）において、ベースバンド映像信号のＭＵＳＥデコ
ーダのＤ／Ａ変換及び記録系でのＡ／Ｄ変換が省略され
るので、映像信号の劣化を回避することのできるものを
得ることができる。
ダを備えるハイビジョン映像信号の記録装置（記録再生
装置）において、ベースバンド映像信号のＭＵＳＥデコ
ーダのＤ／Ａ変換及び記録系でのＡ／Ｄ変換が省略され
るので、映像信号の劣化を回避することのできるものを
得ることができる。
【図１】本発明の実施例のＢＳチューナ及びＭＵＳＥデ
コーダ内蔵のハイビジョンベースバンドＶＴＲのＶＴＲ
部（記録系及び再生系）を示すブロック線図
コーダ内蔵のハイビジョンベースバンドＶＴＲのＶＴＲ
部（記録系及び再生系）を示すブロック線図
【図２】その実施例のＶＴＲの受信部（ＢＳチューナ及
びＭＵＳＥデコーダ）を示すブロック線図
びＭＵＳＥデコーダ）を示すブロック線図
【図３】実施例の各種信号のタイミングチャート
【図４】実施例の各種信号のタイミングチャート
【図５】ＭＵＳＥ信号の構成を示す線図
１８、１９、２０ サンプリング周波数変換回路 ３４ ＴＤＭエンコーダ（デジタル信号処理回路）
Claims (6)
- 【請求項１】 ＭＵＳＥデコーダを備えるハイビジョン
映像信号の記録装置において、 上記ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベースバンド映像
信号を記録系のデジタル映像信号処理回路にデジタル信
号の形態で供給することを特徴とするハイビジョン映像
信号の記録装置。 - 【請求項２】 上記ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベ
ースバンド映像信号を供給して、そのサンプリング周波
数を上記デジタル映像信号処理回路でのデジタル映像信
号のサンプリング周波数に変換して、上記デジタル映像
信号処理回路に供給するサンプリング周波数変換回路を
設けたことを特徴とする請求項１に記載のハイビジョン
映像信号の記録装置。 - 【請求項３】 ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッド
装置を有することを特徴とする請求項１又は２に記載の
ハイビジョン映像信号の記録装置。 - 【請求項４】 ＭＵＳＥデコーダを備えるハイビジョン
映像信号の記録再生装置において、 上記ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベースバンド映像
信号を記録系のデジタル映像信号処理回路にデジタル信
号の形態で供給することを特徴とするハイビジョン映像
信号の記録再生装置。 - 【請求項５】 上記ＭＵＳＥデコーダよりのデジタルベ
ースバンド映像信号を供給して、そのサンプリング周波
数を上記デジタル映像信号処理回路でのデジタル映像信
号のサンプリング周波数に変換して、上記デジタル映像
信号処理回路に供給するサンプリング周波数変換回路を
設けたことを特徴とする請求項４に記載のハイビジョン
映像信号の記録再生装置。 - 【請求項６】 ヘリカルスキャン方式の回転磁気ヘッド
装置を有することを特徴とする請求項４又は５に記載の
ハイビジョン映像信号の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108048A JPH05304681A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108048A JPH05304681A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304681A true JPH05304681A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14474614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108048A Pending JPH05304681A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | ハイビジョン映像信号の記録装置及び記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05304681A (ja) |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP4108048A patent/JPH05304681A/ja active Pending
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