JPH05304429A - 並列運転増幅器とその異常検出回路 - Google Patents

並列運転増幅器とその異常検出回路

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JPH05304429A
JPH05304429A JP4131474A JP13147492A JPH05304429A JP H05304429 A JPH05304429 A JP H05304429A JP 4131474 A JP4131474 A JP 4131474A JP 13147492 A JP13147492 A JP 13147492A JP H05304429 A JPH05304429 A JP H05304429A
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high frequency
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parallel operation
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Hideki Kiyono
秀木 清野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ホットスタンバイ形マイクロ波無線
装置などで使用される並列運転増幅器とその異常検出回
路に関するものであり、並列運転増幅器を構成する高周
波増幅器の異常を的確に検出することができる小規模な
回路構成の異常検出回路を提供すること、また、高周波
増幅器の障害の有無にかかわらずシステム利得を一定に
できる並列運転増幅器を提供することを目的とするもの
である。 【構成】 2台並列運転された高周波増幅器50、51
の異常を検出する並列運転増幅器の異常検出回路であっ
て、二つの高周波増幅器50、51の出力信号の一部を
それぞれ分岐し検波してモニタ信号を生成する二つのモ
ニタ信号生成回路52、53と、この二つのモニタ信号
生成回路52、53からのモニタ信号が差動入力信号と
して入力される差動増幅器54と、この差動増幅器54
の出力信号に基づいて高周波増幅器50、51の利得障
害を判定する判定回路55とを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットスタンバイ形マ
イクロ波無線装置などで使用される並列運転増幅器とそ
の異常検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7にはマイクロ波無線装置の構成例が
示される。図中、20、21は送信回路、22はマイク
ロ波用の送信切替え器、23は送信側帯域フィルタ、2
4はサーキュレータ、25はアンテナ、26は受信側帯
域フィルタ、27、28は前置RF(高周波)増幅器、
29は電力分配用のマジックT(ハイブリッドと同
等)、30、31は受信回路、32はパルス信号用の受
信切替え器である。
【0003】この無線装置は信頼性を上げるために送信
回路20、21と受信回路30、31が二重化構成とな
っている。また無線装置のマイクロ波受信部には、シス
テム利得の増大を図る目的で前置RF増幅器27、28
が設けられているが、この前置RF増幅器27、28も
二重化されて2台が並列運転されており、片方が故障し
ても回線障害とならないようになっている。
【0004】この前置RF増幅器27、28の片側が故
障した場合、受信回路30、31への受信レベルは最大
6dB低下する。しかし、この前置RF増幅器以降の受
信回路では、この故障による受信レベル低下を回線損失
の変動と区別することができないため、受信レベル低下
だけによって前置RF増幅器27、28の故障発生を検
出することは困難である。このため各前置RF増幅器2
7、28の段階でそれらの異常を検出できるようにする
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この前置RF増幅器の
異常検出方法としては、増幅器内で使用されるFET等
の半導体に流れる電流の変化を監視し、それら半導体の
故障を判定する方法がある。図8はこの方法を説明する
図であり、前置RF増幅器27、28内の半導体を流れ
る駆動電流をそれぞれa1、a2とすると、これらの駆
動電流a1、a2が基準値に対して過大になったり、過
小になったときには、前置RF増幅器に故障が発生した
と判定するものである。
【0006】しかしながら、この方法では半導体以外に
よる故障、例えばコンデンサや抵抗の劣化により利得が
低下するなどの故障に対しては、駆動電流が過大/過小
とならないため、障害検出ができないという問題があ
る。
【0007】また他の異常検出方法としては、各前置R
F増幅器27、28の入力と出力の電流をモニタし、前
置RF増幅器の利得が低下したときにはその差が変化す
ることで故障を判定する方法が考えられる。すなわち、
図9に示されるように、各前置RF増幅器27、28の
前段に入力信号を検波し増幅する検波増幅回路33、3
4をそれぞれ設け、また後段に出力信号を検波する検波
回路35、36をそれぞれ設け、それら入力と出力の電
力比を比較回路37、38でそれぞれ監視するものであ
る。
【0008】この方法では、回線損失の変動など回線状
態により入力レベルが非常に低下する場合もあるので、
入力側にモニタ用の高周波増幅器を必要とするなど、コ
スト上昇、回路規模増大という面で問題があり、またこ
の高周波増幅器が故障する可能性もある。
【0009】また上述の並列運転増幅器では、高周波増
幅器の一方に故障が起きたときには、最終的な合成出力
レベルが故障高周波増幅器の出力レベル低下分だけ低下
することは免れないが、システム運用上は障害の有無に
かかわらず常に一定のシステム利得が得られることが望
ましい。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、並列運転増幅器を構成する高周波増幅器の異
常を的確に検出することができる小規模な回路構成の異
常検出回路を提供することを目的とするものである。ま
た、高周波増幅器の障害の有無にかかわらずシステム利
得を一定にできる並列運転増幅器を提供することも目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明にかかる原
理説明図である。本発明の並列運転増幅器の異常検出回
路は、2台並列運転された高周波増幅器50、51の異
常を検出する並列運転増幅器の異常検出回路であって、
二つの高周波増幅器50、51の出力信号の一部をそれ
ぞれ分岐し検波してモニタ信号を生成する二つのモニタ
信号生成回路52、53と、この二つのモニタ信号生成
回路52、53からのモニタ信号が差動入力信号として
入力される差動増幅器54と、この差動増幅器54の出
力信号に基づいて高周波増幅器50、51の利得障害を
判定する判定回路55とを具備したものである。
【0012】上記二つのモニタ信号生成回路、例えばモ
ニタ信号生成回路52は、高周波増幅器50の出力信号
の一部を分岐する分岐器521と、分岐器521で分岐
した分岐信号を検波する検波器522と、検波器522
の検波信号を直流増幅する直流増幅器523とを含み構
成することができる。
【0013】また本発明の並列運転増幅器は、上記の異
常検出回路を備え、上記2台の高周波増幅器50、51
の出力信号をそれぞれについて設けられた可変減衰器を
それぞれ通した後に合成するように構成され、上記異常
検出回路によって高周波増幅器50、51の一方の異常
が検出されたときには、異常でない高周波増幅器側の可
変減衰器の減衰量を、異常側の高周波増幅器の出力が低
下する分減少させるように構成したものである。
【0014】また本発明の並列運転増幅器は、上記並列
運転増幅器において、上記異常検出回路によって高周波
増幅器の一方の異常が検出されたときには、その異常側
の高周波増幅器の動作を停止するように構成してもよ
い。
【0015】
【作用】本発明の異常検出回路では、モニタ信号生成回
路52、53によって、二つの高周波増幅器50、51
の出力信号の一部をそれぞれ分岐し検波してモニタ信号
を生成する。さらにこれらのモニタ信号を差動増幅器5
4に差動入力として入力する。これにより、高周波増幅
器50、51への入力が共に低下する回線損失などの場
合には差動入力値は小さいので差動増幅器54の出力は
小であり、一方、高周波増幅器50、51のいずれかが
利得低下障害等を起こした場合には差動入力値が大きく
なって差動増幅器54の出力信号が正側または負側に増
大する。判定回路55はこの差動増幅器54の出力信号
の変化に基づいて高周波増幅器50、51の利得障害を
判定する。
【0016】モニタ信号生成回路52、53の動作とし
ては、例えばモニタ信号生成回路52の場合、高周波増
幅器50の出力信号の一部を分岐器521で分岐し、そ
の分岐信号を検波器522で検波して高周波信号から直
流信号に変換し、その検波信号を直流増幅器で増幅して
所望の大きさのモニタ電圧を生成するものである。
【0017】また本発明の並列運転増幅器においては、
上記異常検出回路によって高周波増幅器50、51の一
方の異常が検出されたときには、異常でない高周波増幅
器側の可変減衰器の減衰量を、異常側の高周波増幅器の
出力が低下する分減少させるように動作する。これによ
り、障害を起こした高周波増幅器の出力レベルの低下分
を、障害を起こしていない側の高周波増幅器の出力信号
レベルをその可変減衰器の減衰量を小さくして増大させ
ることで補償して、最終的に合成される合成信号の大き
さを一定にすることにより、全体の利得を障害の有無に
かかわらず一定にすることができる。
【0018】また本発明の並列運転増幅器では、上記異
常検出回路によって高周波増幅器の一方の異常が検出さ
れたときには、その異常側の高周波増幅器の動作を停止
させて正常側の高周波増幅器の動作に悪影響を及ぼさな
いようにしてもよい。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての異常検出回路
を用いた並列運転増幅器が示される。この実施例回路は
前述したマイクロ波無線装置の受信回路の前置増幅器と
して使用されている。
【0020】図2において、1はアンテナからの受信信
号を二分岐するハイブリッド回路であり、このハイブリ
ッド回路1で分岐された受信信号はそれぞれ前置RF増
幅器2、3に入力される。この二つの前置RF増幅器
2、3の高周波出力信号はハイブリッド回路11で合成
され、後段の受信回路に供給される。
【0021】各前置RF増幅器2、3の出力信号はまた
方向性結合器からなるカップラ4、5で一部が分岐さ
れ、その分岐出力信号は検波器6、7をそれぞれ通って
直流増幅器8、9にそれぞれ入力されて直流のモニタ電
圧が得られる。この二つのモニタ電圧は差動増幅器10
に差動入力されて比較され、その比較結果に基づいてア
ラーム表示回路12が表示される。差動増幅器10は例
えば図3の(1)に示されるような演算増幅器と抵抗器
R1〜R4で構成される。ここでR1=R3、R2=R
4である。また上記モニタ電圧と前置RF増幅器の出力
電力の関係は例えば図3の(2)に示すようなものにな
る。
【0022】この実施例回路の動作を以下に説明する。
前置RF増幅器2、3の出力信号はそれぞれカップラ
4、5で一部分岐され、検波器6、7で検波された後に
直流増幅器8、9で増幅されてモニタ電圧となる。これ
により前置RF増幅器2、3の高周波出力信号は直流電
圧のモニタ電圧に変換される。この二つのモニタ電圧は
差動増幅器10に差動入力される。
【0023】いま、前置RF増幅器2、3の利得が等し
い場合、図4の(1)に示されるように、直流増幅器
8、9から出力される二つのモニタ電圧(検波直流電圧
で例えばAボルト)は等しくなり、したがって差動増幅
器10の出力はほぼ零となる。このように差分値で判定
すると、マイクロ波のように入力レベルが大気条件で変
化しても故障検出にならない。
【0024】一方、例えば前置RF増幅器2側のモニタ
電圧を基準電圧とした場合、この前置RF増幅器2側の
モニタ電圧に比べて前置RF増幅器3側のモニタ電圧が
低下すると、図4の(2)に示されるように、差動増幅
器10の出力は負側(−側)になる。反対に、前置RF
増幅器2のモニタ電圧が低下すると、図4の(3)に示
されるように、差動増幅器10の出力は正側(+側)に
なる。そこで例えば前置RF増幅器2(または3)の出
力信号が6dB低下すると差動増幅器10の出力信号は−
1V(または+1V)になるように差動増幅器10の利
得を調整しておき、この−1V以下になった場合には、
前置RF増幅器2が故障で6dB以上利得低下したと判断
し、一方、+1V以上になった場合には前置RF増幅器
3が故障で6dB以上利得低下したと判断する。
【0025】アラーム表示回路12は前置RF増幅器
2、3にそれぞれ対応する異常表示用の発光ダイオード
を二つ備えており、この差動増幅器10の出力電圧に応
じて前置RF増幅器2、3の何れに故障があったかを判
定し、その判定結果に従ってこれらの発光ダイオードを
発光させてアラーム表示を行っている。
【0026】図5には本発明の他の実施例が示される。
図中、図2の実施例と同じ参照番号が付された回路は同
じ機能の回路を示す。すなわち、ハイブリッド回路1、
11、前置RF増幅器2、3、カップラ4、5、検波器
6、7、直流増幅器8、9、差動増幅器10、アラーム
表示回路12などは前述の実施例と同一の構成となって
いる。
【0027】相違点として、前置RF増幅器2、3の高
周波出力信号はカップラ4、5を通った後、さらに可変
減衰器13、14をそれぞれ通ってハイブリッド回路1
1に入力されて合成されるようになっている。可変減衰
器13、14は電圧制御形の可変減衰器であり、差動増
幅器10の出力信号に基づいて図6に示されるような制
御回路によりその減衰量が制御される。
【0028】この図6の制御回路は、二つのリレーRL
1とRL2からなる。リレーRL1は、差動増幅器10
の出力電圧が0または+電圧のときに、接点rc1-1 を通
じて前置RF増幅器2へその駆動電圧を印加し、接点rc
1-2 を通じて可変減衰器14に制御電圧Aを印加し、い
っぽう、差動増幅器10の出力電圧が−電圧のときに、
接点rc1-1 を開いて前置RF増幅器2への駆動電圧印加
を停止し、接点rc1-2を通じて可変減衰器14に制御電
圧Bを印加するように構成される。リレーRL2につい
ても同様であり、差動増幅器10の出力電圧が0または
−電圧のときに、接点rc2-1 を通じて前置RF増幅器3
へその駆動電圧を印加し、接点rc2-2 を通じて可変減衰
器13に制御電圧Aを印加し、いっぽう、差動増幅器1
0の出力電圧が+電圧のときに、接点rc2-1 を開いて前
置RF増幅器3への駆動電圧印加を停止し、接点rc2-2
を通じて可変減衰器13に制御電圧Bを印加するように
構成される。
【0029】このように可変減衰器13、14はその制
御電圧として電圧Aまたは電圧Bが印加されるようにな
っており、その制御電圧AまたはBに応じて通過信号の
減衰量が変化する。すなわち電圧Bが印加されたときに
対して電圧Aが印加されているときには入力信号を6dB
減衰するよう設定されており、どちらかの前置RF増幅
器が故障したときには、故障していない側の可変減衰器
は制御電圧Bとなって減衰量が6dB分少なくなる(すな
わち出力レベルが6dB分増加する)ようになっている。
【0030】この実施例回路の動作を説明すると、定常
時には可変減衰器13、14には制御電圧Aが印加され
ており、よって前置RF増幅器2、3からの出力信号は
この可変減衰器13、14でそれぞれ6dB分減衰された
後にハイブリッド回路11で合成される。
【0031】ここで前置RF増幅器2、3の一方が故障
して利得低下異常が生じた場合、この利得低下異常は、
前述の実施例で説明したと同様にして、差動増幅器10
の出力電圧が規定値から−側または+側に増大すること
によって検出される。すなわち、差動増幅器10の出力
電圧は正常時にはほぼ0Vであり、前置RF増幅器2の
故障時には−電圧となり、前置RF増幅器3の故障時に
は+電圧となる。
【0032】この差動増幅器10の出力電圧により故障
を起こした前置RF増幅器側のリレーが作動される。こ
こでは例えば前置RF増幅器2が故障を起こしてリレー
RL1が作動したものとする。このリレーRL1の作動
により、故障側の前置RF増幅器2への駆動電圧が断と
なって障害側前置RF増幅器の出力信号を断とすると共
に、故障していない側の前置RF増幅器3の可変減衰器
14への制御電圧がBに変化する。これにより、その可
変減衰器14は減衰量が6dBだけ少なくなる。この結
果、本来は前置RF増幅器2が故障したためにハイブリ
ッド回路11の合成出力信号は6dBほどレベルが低下す
るところを、故障を起こしていない側の可変減衰器14
のロスを6dBほど減らす(つまり可変減衰器14の出力
レベルを6dBほど増やす)ことによってハイブリッド回
路11の合成出力信号を障害時と正常時で等しくなるよ
うにして、障害の有無にかかわらずシステム利得を同一
に保っている。
【0033】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施例では、本発明をマイ
クロ波無線通信装置に適用した場合について述べたが、
もちろん本発明はこれに限られるものではなく、増幅器
を並列運転して使用する各種用途に適用できるものであ
ることは明白である。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、小規模な回路構成の異常検出回路によって、並列運
転増幅器を構成する高周波増幅器の異常を、半導体故障
かその他の部品故障かなどを問わず、その利得低下によ
り個別に的確に検出できる。また可変減衰器を加えた本
発明の並列運転増幅器では、高周波増幅器の故障の有無
にかかわらず並列運転増幅器の最終的な利得を常に一定
に保つことができる。よってシステム運用保守の信頼度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての異常検出回路を用い
た並列運転増幅器を示す図である。
【図3】実施例回路における差動増幅器の構成等を示す
図である。
【図4】実施例回路の動作説明をするための図である。
【図5】本発明の他の実施例としての並列運転増幅器を
示す図である。
【図6】他の実施例における可変減衰器の制御回路を示
す図である。
【図7】受信用前置RF増幅器を用いた無線装置の構成
例を示す図である。
【図8】電流変化監視により異常検出を行う従来例を示
す図である。
【図9】入力・出力電力比較により異常検出を行う従来
例を示す図である。
【符号の説明】
1、11 ハイブリッド回路 2、3 前置RF増幅器 4、5 カップラ(方向性結合器) 6、7 検波器 8、9 直流増幅器 10 差動増幅器 12 アラーム表示回路 13、14 可変減衰器 20、21 送信回路 22 送信切替え器 23、26 帯域フィルタ 24 サーキュレータ 25 アンテナ 27、28 前置RF増幅器 29 マジックT 30、31 受信回路 32 受信切替え器 33、34 検波増幅回路 35、36 検波回路 37、38 比較回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台並列運転された高周波増幅器(5
    0、51)の異常を検出する並列運転増幅器の異常検出
    回路であって、 該二つの高周波増幅器の出力信号の一部をそれぞれ分岐
    し検波してモニタ信号を生成する二つのモニタ信号生成
    回路(52、53)と、 該二つのモニタ信号生成回路からのモニタ信号が差動入
    力信号として入力される差動増幅器(54)と、 この差動増幅器の出力信号に基づいて高周波増幅器の利
    得障害を判定する判定回路(55)とを具備した並列運
    転増幅器の異常検出回路。
  2. 【請求項2】 該モニタ信号生成回路(52)は、 高周波増幅器の出力信号の一部を分岐する分岐器(52
    1)と、 該分岐器で分岐した分岐信号を検波する検波器(52
    2)と、 該検波器の検波信号を直流増幅する直流増幅器(52
    3)とを含み構成される請求項1記載の並列運転増幅器
    の異常検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の異常検出回路を
    備えた並列運転増幅器であって、 上記2台の高周波増幅器の出力信号をそれぞれについて
    設けられた可変減衰器をそれぞれ通した後に合成するよ
    うに構成され、 該異常検出回路によって該高周波増幅器の一方の異常が
    検出されたときには、異常でない高周波増幅器側の可変
    減衰器の減衰量を、異常側の高周波増幅器の出力が低下
    する分減少させるように構成した並列運転増幅器。
  4. 【請求項4】 上記異常検出回路によって該高周波増幅
    器の一方の異常が検出されたときには、その異常側の高
    周波増幅器の動作を停止するように構成した請求項3記
    載の並列運転増幅器。
JP4131474A 1992-04-24 1992-04-24 並列運転増幅器とその異常検出回路 Withdrawn JPH05304429A (ja)

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