JP3052162B2 - 屋外受信装置の異常監視装置 - Google Patents
屋外受信装置の異常監視装置Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/76—Pilot transmitters or receivers for control of transmission or for equalising
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/20—Monitoring; Testing of receivers
- H04B17/29—Performance testing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
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- Electromagnetism (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主システムの設置場所
から離れた場所に設置し動作させる屋外受信装置を監視
する装置に関するものである。
から離れた場所に設置し動作させる屋外受信装置を監視
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の屋外受信装置の異常監視装置とし
て、受信信号のレベルの低下で異常を検出するものがあ
る。この従来の屋外受信装置の異常監視装置は、例え
ば、送受信設備の設置場所が移動しない固定回線では、
受信信号のレベルが一定であるので受信信号のレベルの
低下を検出することにより、異常を監視することが可能
である。しかし、この従来の屋外受信装置の異常監視装
置においては、自動車電話等の移動体通信の基地局では
通信相手が常に移動しているため受信電界が大きく変化
するので受信信号のレベルの低下による異常の検出はで
きない。
て、受信信号のレベルの低下で異常を検出するものがあ
る。この従来の屋外受信装置の異常監視装置は、例え
ば、送受信設備の設置場所が移動しない固定回線では、
受信信号のレベルが一定であるので受信信号のレベルの
低下を検出することにより、異常を監視することが可能
である。しかし、この従来の屋外受信装置の異常監視装
置においては、自動車電話等の移動体通信の基地局では
通信相手が常に移動しているため受信電界が大きく変化
するので受信信号のレベルの低下による異常の検出はで
きない。
【0003】このように受信電界が変動する場合の屋外
受信装置の異常監視装置として、受信増幅器の消費電流
を監視して異常を検出するものが用いられる。この種の
屋外受信装置の異常監視装置においては、図2に示すよ
うに受信増幅器20が多段に縦続接続されている複数の
増幅素子21,22,23,24で構成される場合が一
般的であり、これらの増幅素子21,22,23,24
で消費される消費電流をi1,i2,i3,i4とする
と、通常i1<i2<i3<i4となる。
受信装置の異常監視装置として、受信増幅器の消費電流
を監視して異常を検出するものが用いられる。この種の
屋外受信装置の異常監視装置においては、図2に示すよ
うに受信増幅器20が多段に縦続接続されている複数の
増幅素子21,22,23,24で構成される場合が一
般的であり、これらの増幅素子21,22,23,24
で消費される消費電流をi1,i2,i3,i4とする
と、通常i1<i2<i3<i4となる。
【0004】この種の屋外受信装置は、図3に示すよう
にアンテナ25と、このアンナテ25で受信した受信信
号の所定帯域のみを通過させる受信フィルタ26と、こ
の受信フィルタ26を通過した受信信号を増幅する受信
増幅器20と、この受信増幅器20の出力信号を出力す
る伝送線路27および受信信号出力端子28と、前記受
信増幅器20に接続されている電源線路29とからな
る。この屋外受信装置に用いられる異常監視装置は、前
記受信増幅器20に接続されている電源線路29に接続
された電流検出抵抗30と、前記受信増幅器20の消費
電流に比例する電流検出抵抗30の両端の電圧と基準電
圧を比較する比較器31とからなり、前記受信増幅器2
0の消費電流の変化により故障を判別する。
にアンテナ25と、このアンナテ25で受信した受信信
号の所定帯域のみを通過させる受信フィルタ26と、こ
の受信フィルタ26を通過した受信信号を増幅する受信
増幅器20と、この受信増幅器20の出力信号を出力す
る伝送線路27および受信信号出力端子28と、前記受
信増幅器20に接続されている電源線路29とからな
る。この屋外受信装置に用いられる異常監視装置は、前
記受信増幅器20に接続されている電源線路29に接続
された電流検出抵抗30と、前記受信増幅器20の消費
電流に比例する電流検出抵抗30の両端の電圧と基準電
圧を比較する比較器31とからなり、前記受信増幅器2
0の消費電流の変化により故障を判別する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の屋
外受信装置の異常監視装置においては、前段の増幅素子
が破損し故障したときには、正常時の消費電流に対する
故障時の消費電流の変化の割合が小さいので、故障を判
別するためには消費電流の検出精度を上げなければなら
ないため、安定かつ確実に故障を判別するのは非常に困
難である。
外受信装置の異常監視装置においては、前段の増幅素子
が破損し故障したときには、正常時の消費電流に対する
故障時の消費電流の変化の割合が小さいので、故障を判
別するためには消費電流の検出精度を上げなければなら
ないため、安定かつ確実に故障を判別するのは非常に困
難である。
【0006】また、従来の屋外受信装置の異常監視装置
においては、故障しても消費電流が変化しない場合、特
性が劣化した場合または伝送線路27が断線した場合は
故障と判別できないという問題があり、かつ、正常動作
時に消費電流が変化するような受信増幅器に対しては故
障を判別できないという問題がある。
においては、故障しても消費電流が変化しない場合、特
性が劣化した場合または伝送線路27が断線した場合は
故障と判別できないという問題があり、かつ、正常動作
時に消費電流が変化するような受信増幅器に対しては故
障を判別できないという問題がある。
【0007】本発明の課題は、屋外受信装置の本来の動
作に全く影響を与えずに常に動作状態を監視し、受信増
幅器が故障した時や伝送線路に異常が生じた時または受
信増幅器および伝送線路の劣化による障害が発生した時
に直ちに、かつ、確実に故障として検出することができ
る屋外受信装置の異常監視装置を提供することにある。
作に全く影響を与えずに常に動作状態を監視し、受信増
幅器が故障した時や伝送線路に異常が生じた時または受
信増幅器および伝送線路の劣化による障害が発生した時
に直ちに、かつ、確実に故障として検出することができ
る屋外受信装置の異常監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アンテ
ナと、このアンテナで受信した受信信号の所定帯域のみ
を通過させる受信フィルタと、この受信フィルタを通過
した受信信号を増幅する受信増幅器と、受信信号出力端
子と、この受信信号出力端子に前記受信増幅器の出力信
号を送出する伝送線路とを有する屋外受信装置の異常監
視装置であって、周波数が前記受信フィルタの減衰帯域
の範囲内であるパイロット信号を発振するパイロット発
振器と、このパイロット発振器と前記受信フィルタと前
記受信増幅器とに接続され前記受信信号と前記パイロッ
ト信号とを加算して前記受信増幅器に与える加算器と、
前記伝送線路と前記受信信号出力端子との間に接続さ
れ、前記伝送線路を介して受けた前記受信増幅器からの
出力信号を前記受信信号とパイロット信号とに分岐し、
前記受信信号を前記受信信号出力端子に出力する分波器
と、この分波器に接続され前記パイロット信号を検波す
るパイロット検波器と、このパイロット検波器からの検
波電圧と基準電圧とを比較して故障信号を出力する比較
器と、前記分波器と前記パイロット検波器との間に接続
され前記分波器と前記パイロット検波器との間の前記パ
イロット信号のレベルを可変とする手段とを具備するこ
とを特徴とする屋外受信装置の異常監視装置が得られ
る。
ナと、このアンテナで受信した受信信号の所定帯域のみ
を通過させる受信フィルタと、この受信フィルタを通過
した受信信号を増幅する受信増幅器と、受信信号出力端
子と、この受信信号出力端子に前記受信増幅器の出力信
号を送出する伝送線路とを有する屋外受信装置の異常監
視装置であって、周波数が前記受信フィルタの減衰帯域
の範囲内であるパイロット信号を発振するパイロット発
振器と、このパイロット発振器と前記受信フィルタと前
記受信増幅器とに接続され前記受信信号と前記パイロッ
ト信号とを加算して前記受信増幅器に与える加算器と、
前記伝送線路と前記受信信号出力端子との間に接続さ
れ、前記伝送線路を介して受けた前記受信増幅器からの
出力信号を前記受信信号とパイロット信号とに分岐し、
前記受信信号を前記受信信号出力端子に出力する分波器
と、この分波器に接続され前記パイロット信号を検波す
るパイロット検波器と、このパイロット検波器からの検
波電圧と基準電圧とを比較して故障信号を出力する比較
器と、前記分波器と前記パイロット検波器との間に接続
され前記分波器と前記パイロット検波器との間の前記パ
イロット信号のレベルを可変とする手段とを具備するこ
とを特徴とする屋外受信装置の異常監視装置が得られ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面に基いて説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の1実施例を示すブロック図
である。屋外受信装置は、アンテナ1と、このアンナテ
1で受信した受信信号の所定帯域のみを通過させる受信
フィルタ2と、この受信フィルタ2を通過した受信信号
を増幅する受信増幅器3と、この受信増幅器3の出力信
号を出力する伝送線路4および受信信号出力端子5と、
前記受信増幅器3に接続されている電源線路6とからな
る。
である。屋外受信装置は、アンテナ1と、このアンナテ
1で受信した受信信号の所定帯域のみを通過させる受信
フィルタ2と、この受信フィルタ2を通過した受信信号
を増幅する受信増幅器3と、この受信増幅器3の出力信
号を出力する伝送線路4および受信信号出力端子5と、
前記受信増幅器3に接続されている電源線路6とからな
る。
【0011】この屋外受信装置に用いられる異常監視装
置は、前記電源線路6に接続され周波数が前記受信フィ
ルタ2の減衰帯域の範囲内であるパイロット信号を発振
するパイロット発振器7と、このパイロット発振器7と
前記受信フィルタ2および前記受信増幅器3に接続され
前記受信信号と前記パイロット信号とを加算して前記受
信増幅器3に与える加算器8と、前記受信増幅器3と前
記受信信号出力端子5との間に接続され前記受信増幅器
3からの出力信号を前記受信信号とパイロット信号とに
分岐する分波器9と、この分波器9に可変減衰器10を
介して接続され前記パイロット信号を検波するパイロッ
ト検波器11と、このパイロット検波器11からの検波
電圧と基準電圧とを比較して故障信号を出力する比較器
12とからなる。前記比較器12には、直流電源13に
より前記基準電圧が与えられる。
置は、前記電源線路6に接続され周波数が前記受信フィ
ルタ2の減衰帯域の範囲内であるパイロット信号を発振
するパイロット発振器7と、このパイロット発振器7と
前記受信フィルタ2および前記受信増幅器3に接続され
前記受信信号と前記パイロット信号とを加算して前記受
信増幅器3に与える加算器8と、前記受信増幅器3と前
記受信信号出力端子5との間に接続され前記受信増幅器
3からの出力信号を前記受信信号とパイロット信号とに
分岐する分波器9と、この分波器9に可変減衰器10を
介して接続され前記パイロット信号を検波するパイロッ
ト検波器11と、このパイロット検波器11からの検波
電圧と基準電圧とを比較して故障信号を出力する比較器
12とからなる。前記比較器12には、直流電源13に
より前記基準電圧が与えられる。
【0012】前記アンテナ1で受信された受信信号は受
信フィルタ2により必要な帯域に制限されて、受信増幅
器3に入力される。その際、パイロット発振器7で生成
されたパイロット信号が加算器8で加算される。この
時、パイロット信号は受信フィルタ2で全反射され受信
増幅器3に入力されるので、パイロット信号はアンテナ
1から放射されることがなく、他のシステムおよび通信
に妨害を与えることがない。パイロット信号を含んだ受
信信号は受信増幅器3により増幅され、伝送線路4を通
って分波器9に入力される。分波器9によって受信信号
とパイロット信号が分離され、受信信号は受信出力とな
り、かつ、受信信号の成分が除かれたパイロット信号は
可変減衰器10を介してパイロット検波器11に入力さ
れる。このパイロット検波器11ではパイロット信号を
検波して直流電圧に変換する。
信フィルタ2により必要な帯域に制限されて、受信増幅
器3に入力される。その際、パイロット発振器7で生成
されたパイロット信号が加算器8で加算される。この
時、パイロット信号は受信フィルタ2で全反射され受信
増幅器3に入力されるので、パイロット信号はアンテナ
1から放射されることがなく、他のシステムおよび通信
に妨害を与えることがない。パイロット信号を含んだ受
信信号は受信増幅器3により増幅され、伝送線路4を通
って分波器9に入力される。分波器9によって受信信号
とパイロット信号が分離され、受信信号は受信出力とな
り、かつ、受信信号の成分が除かれたパイロット信号は
可変減衰器10を介してパイロット検波器11に入力さ
れる。このパイロット検波器11ではパイロット信号を
検波して直流電圧に変換する。
【0013】直流電圧に変換されたパイロット信号は比
較器12に入力され、基準電圧と比較される。パイロッ
ト検波器11の出力端子aのパイロット信号の検波電圧
を直流電源13の基準電圧より高くなるように可変減衰
器10の大きさを調整する。パイロット検波器11の出
力端子aのパイロット信号の検波電圧は、直流に変換さ
れているのでバルボル等の特殊な測定器を使用して高周
波電圧を測定する必要がなく、一般的な直流電圧計で簡
便に測定することができる。比較器12はパイロット信
号の検波電圧が基準電圧より低くなったときに故障信号
を送出する。このように設定すると、正常時には基準電
圧よりパイロット信号を検波した電圧の方が高いので比
較器12は故障信号を送出しない。
較器12に入力され、基準電圧と比較される。パイロッ
ト検波器11の出力端子aのパイロット信号の検波電圧
を直流電源13の基準電圧より高くなるように可変減衰
器10の大きさを調整する。パイロット検波器11の出
力端子aのパイロット信号の検波電圧は、直流に変換さ
れているのでバルボル等の特殊な測定器を使用して高周
波電圧を測定する必要がなく、一般的な直流電圧計で簡
便に測定することができる。比較器12はパイロット信
号の検波電圧が基準電圧より低くなったときに故障信号
を送出する。このように設定すると、正常時には基準電
圧よりパイロット信号を検波した電圧の方が高いので比
較器12は故障信号を送出しない。
【0014】しかし、受信増幅器3または伝送線路4に
異常または劣化が発生し、受信出力における受信信号レ
ベルが低下すると、パイロット信号のレベルも受信信号
レベルと同様に低下するので、パイロット信号を検波し
た検波電圧の方が基準電圧より低くなり比較器12は故
障信号を送出する。
異常または劣化が発生し、受信出力における受信信号レ
ベルが低下すると、パイロット信号のレベルも受信信号
レベルと同様に低下するので、パイロット信号を検波し
た検波電圧の方が基準電圧より低くなり比較器12は故
障信号を送出する。
【0015】パイロット発振器7で発振するパイロット
周波数を受信フィルタ2の減衰帯域で、しかも受信信号
に接近した周波数を選択すると、加算器8によってパイ
ロット信号と受信信号が加算された際、受信フィルタ2
でパイロット信号が反射されるため、パイロット信号は
アンテナ1側に漏洩することがなく、他の通信、システ
ムの妨害や障害とはならない。また、分波器9において
も受信出力側にパイロット信号が漏洩しないので、異常
監視装置を設置したシステム自体にも影響を与えず、常
時監視できる。よって、被監視システムが故障となった
ときに直ちに、かつ、確実に故障信号を出力することが
できる。
周波数を受信フィルタ2の減衰帯域で、しかも受信信号
に接近した周波数を選択すると、加算器8によってパイ
ロット信号と受信信号が加算された際、受信フィルタ2
でパイロット信号が反射されるため、パイロット信号は
アンテナ1側に漏洩することがなく、他の通信、システ
ムの妨害や障害とはならない。また、分波器9において
も受信出力側にパイロット信号が漏洩しないので、異常
監視装置を設置したシステム自体にも影響を与えず、常
時監視できる。よって、被監視システムが故障となった
ときに直ちに、かつ、確実に故障信号を出力することが
できる。
【0016】前記可変減衰器10は、パイロット信号の
レベルを調整するものであるので、可変減衰器10の代
わりに可変利得の増幅器を使用して、増幅器の増幅度を
変化させパイロット信号レベルを変化させることも可能
である。
レベルを調整するものであるので、可変減衰器10の代
わりに可変利得の増幅器を使用して、増幅器の増幅度を
変化させパイロット信号レベルを変化させることも可能
である。
【0017】また、パイロット信号の検波電圧の設定は
前述の通り一般的な直流電圧計によって行える。よって
特殊な測定器を必要としないため、簡便に設定すること
ができる。さらに、パイロット信号の検波電圧が自由に
設定できるため、伝送線路4でのパイロット信号の減衰
による影響を吸収することができるので伝送距離が長く
ても問題がなく、しかも故障信号を送出するしきい値も
自由に設定できるので、被監視システムの必要性能に応
じて警報を送出するレベルを簡便に設定することができ
る利点がある。また、電源線路6を使って電源を供給し
ているが、直流重畳回路または直流分離回路を使用して
伝送線路6に電源を重畳してもよい。
前述の通り一般的な直流電圧計によって行える。よって
特殊な測定器を必要としないため、簡便に設定すること
ができる。さらに、パイロット信号の検波電圧が自由に
設定できるため、伝送線路4でのパイロット信号の減衰
による影響を吸収することができるので伝送距離が長く
ても問題がなく、しかも故障信号を送出するしきい値も
自由に設定できるので、被監視システムの必要性能に応
じて警報を送出するレベルを簡便に設定することができ
る利点がある。また、電源線路6を使って電源を供給し
ているが、直流重畳回路または直流分離回路を使用して
伝送線路6に電源を重畳してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の屋外受信装置の異常監視装置
は、屋外受信装置の本来の動作に全く影響を与えずに常
に監視し、受信増幅器が故障した時や伝送線路に異常が
生じた時または受信増幅器および伝送線路の劣化による
障害が発生した時に直ちに、かつ、確実に故障として検
出することができる。
は、屋外受信装置の本来の動作に全く影響を与えずに常
に監視し、受信増幅器が故障した時や伝送線路に異常が
生じた時または受信増幅器および伝送線路の劣化による
障害が発生した時に直ちに、かつ、確実に故障として検
出することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の屋外受信装置の受信増幅器を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】従来の屋外受信装置の異常監視装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 アンテナ 2 受信フィルタ 3 受信増幅器 7 パイロット発振器 8 加算器 9 分波器 11 パイロット検波器 12 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 智 東京都三鷹市下連雀5丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (72)発明者 野島 俊雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 楢橋 祥一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 前田 誠 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−82432(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナと、このアンテナで受信した受
信信号の所定帯域のみを通過させる受信フィルタと、こ
の受信フィルタを通過した受信信号を増幅する受信増幅
器と、受信信号出力端子と、この受信信号出力端子に前
記受信増幅器の出力信号を送出する伝送線路とを有する
屋外受信装置の異常監視装置であって、周波数が前記受
信フィルタの減衰帯域の範囲内であるパイロット信号を
発振するパイロット発振器と、このパイロット発振器と
前記受信フィルタと前記受信増幅器とに接続され前記受
信信号と前記パイロット信号とを加算して前記受信増幅
器に与える加算器と、前記伝送線路と前記受信信号出力
端子との間に接続され、前記伝送線路を介して受けた前
記受信増幅器からの出力信号を前記受信信号とパイロッ
ト信号とに分岐し、前記受信信号を前記受信信号出力端
子に出力する分波器と、この分波器に接続され前記パイ
ロット信号を検波するパイロット検波器と、このパイロ
ット検波器からの検波電圧と基準電圧とを比較して故障
信号を出力する比較器と、前記分波器と前記パイロット
検波器との間に接続され前記分波器と前記パイロット検
波器との間の前記パイロット信号のレベルを可変とする
手段とを具備することを特徴とする屋外受信装置の異常
監視装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277595A JP3052162B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 屋外受信装置の異常監視装置 |
US07/964,669 US5313657A (en) | 1991-10-24 | 1992-10-22 | Receiver capable of reliably detecting a failure |
DE69232372T DE69232372T2 (de) | 1991-10-24 | 1992-10-23 | Erkennung eines Verstärkerausfalls |
EP92309741A EP0539224B8 (en) | 1991-10-24 | 1992-10-23 | Detection of amplifier failure |
CA002081287A CA2081287C (en) | 1991-10-24 | 1992-10-23 | Receiver capable of reliably detecting a failure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3277595A JP3052162B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 屋外受信装置の異常監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122170A JPH05122170A (ja) | 1993-05-18 |
JP3052162B2 true JP3052162B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=17585640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3277595A Expired - Fee Related JP3052162B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 屋外受信装置の異常監視装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5313657A (ja) |
EP (1) | EP0539224B8 (ja) |
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